JPH0545064Y2 - - Google Patents
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- JPH0545064Y2 JPH0545064Y2 JP1985047263U JP4726385U JPH0545064Y2 JP H0545064 Y2 JPH0545064 Y2 JP H0545064Y2 JP 1985047263 U JP1985047263 U JP 1985047263U JP 4726385 U JP4726385 U JP 4726385U JP H0545064 Y2 JPH0545064 Y2 JP H0545064Y2
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- support
- hanging rod
- cable
- rod member
- support member
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Links
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Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はケーブル支持装置に係り、主として
ビル、工場その他の建築構造物においての、いわ
ゆる二重天井の懐内で実施される電力用、制御用
の各種ケーブルの配線支持に好適なるようにした
ケーブル支持装置に関するものである。
ビル、工場その他の建築構造物においての、いわ
ゆる二重天井の懐内で実施される電力用、制御用
の各種ケーブルの配線支持に好適なるようにした
ケーブル支持装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、建築構造物の二重天井懐内で各種のケー
ブルを配線支持させる保持具として、例えば、特
開昭60−96123号公報に示されるように、ケーブ
ル保持具を壁面等に取り付けるための支柱部と支
柱部に連設されたケーブルを保持するための腕部
とよりなるケーブル保持具において、腕部の先端
に回動可能なストツパーを設けたものが存在し
た。
ブルを配線支持させる保持具として、例えば、特
開昭60−96123号公報に示されるように、ケーブ
ル保持具を壁面等に取り付けるための支柱部と支
柱部に連設されたケーブルを保持するための腕部
とよりなるケーブル保持具において、腕部の先端
に回動可能なストツパーを設けたものが存在し
た。
また、上記開放の略溝形を呈し、その載置部で
は下方が、支持側部では側方が開放している断面
略溝形状である部材をもつてケーブルを支持する
ものは、例えば、実公昭41−20928号公報、実公
昭42−305号公報、実公昭43−29901号公報、実開
昭52−51097号公報に示されている。
は下方が、支持側部では側方が開放している断面
略溝形状である部材をもつてケーブルを支持する
ものは、例えば、実公昭41−20928号公報、実公
昭42−305号公報、実公昭43−29901号公報、実開
昭52−51097号公報に示されている。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、特開昭60−96123号公報に示さ
れるケーブル保持具は、両腕部の連結する腕部の
略中心位置に支柱部が設けられており、この支柱
部のボルト孔に吊りボルトの先端をねじこんで保
持具を所定位置に固定していたことから、腕部に
ケーブルを配線支持させるときに支柱部がじやま
となり、ケーブルの配線作業の妨げとなることが
あつた。また、支柱部のボルト孔に吊りがボルト
の先端をねじこんで保持具を固定する作業も非常
に面倒である。更に、保持具の腕部には補強板が
取り付けられており、腕部全体で内部が中空とな
つた四角柱状を呈していることから、保持具の重
量が増して保持具の持ち運びや保持具を用いた配
線作業に労力を要していた。加えて、腕部の構造
も複数であり、その製造が極めて繁雑となつて保
持具を安価に提供することもできなかつた。
れるケーブル保持具は、両腕部の連結する腕部の
略中心位置に支柱部が設けられており、この支柱
部のボルト孔に吊りボルトの先端をねじこんで保
持具を所定位置に固定していたことから、腕部に
ケーブルを配線支持させるときに支柱部がじやま
となり、ケーブルの配線作業の妨げとなることが
あつた。また、支柱部のボルト孔に吊りがボルト
の先端をねじこんで保持具を固定する作業も非常
に面倒である。更に、保持具の腕部には補強板が
取り付けられており、腕部全体で内部が中空とな
つた四角柱状を呈していることから、保持具の重
量が増して保持具の持ち運びや保持具を用いた配
線作業に労力を要していた。加えて、腕部の構造
も複数であり、その製造が極めて繁雑となつて保
持具を安価に提供することもできなかつた。
一方、断面略溝形状である部材をもつてケーブ
ルを支持する、実公昭41−20928号公報以下4件
であつては、例えば、実公昭42−305号公報に示
される保持具では、天井に設けたブラケツトの2
箇所の取付穴に所定の固定具により支持具本体を
固定しなければならず、その作業が非常に面倒で
あつた。
ルを支持する、実公昭41−20928号公報以下4件
であつては、例えば、実公昭42−305号公報に示
される保持具では、天井に設けたブラケツトの2
箇所の取付穴に所定の固定具により支持具本体を
固定しなければならず、その作業が非常に面倒で
あつた。
そこで、この考案は叙上の点に鑑み案出された
ものであり、複数のケーブルを束ねることなく並
列状態で配線支持でき、配線状況に応じての中央
支持あるいは片持ち支持の選択を可能とし、場合
によつては電力用、制御用の区分けを行ない得る
と共に、その取り付けが極めて簡単なケーブル支
持装置を提供せんとするものである。
ものであり、複数のケーブルを束ねることなく並
列状態で配線支持でき、配線状況に応じての中央
支持あるいは片持ち支持の選択を可能とし、場合
によつては電力用、制御用の区分けを行ない得る
と共に、その取り付けが極めて簡単なケーブル支
持装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
そのため、この考案にあつては、水平状の載置
部と、立ち上り状にして載置部両端に対峙させた
支持側部とから、正面からみて上部開放の略溝形
を呈し、その載置部では下方が、支持側部では側
方が開放している断面略溝形状である支持部材を
形成し、支持部材は、支持部材自体の中央、端部
にて連結させる固定手段を介して吊杆部材に連結
固定でき、この固定手段は、吊杆部材側面に嵌合
する嵌合溝を上下片開口縁に有し、かつ載置部前
後面のいずれかに開口縁が対向する側面からみて
略溝形状の固定具と、この固定具奥底片外方から
貫挿され、載置部前後面のいずれかにねじ込まれ
る一対のねじ止め具を有していることに存し、こ
うすることで、上述した目的を達成することに成
功したものである。
部と、立ち上り状にして載置部両端に対峙させた
支持側部とから、正面からみて上部開放の略溝形
を呈し、その載置部では下方が、支持側部では側
方が開放している断面略溝形状である支持部材を
形成し、支持部材は、支持部材自体の中央、端部
にて連結させる固定手段を介して吊杆部材に連結
固定でき、この固定手段は、吊杆部材側面に嵌合
する嵌合溝を上下片開口縁に有し、かつ載置部前
後面のいずれかに開口縁が対向する側面からみて
略溝形状の固定具と、この固定具奥底片外方から
貫挿され、載置部前後面のいずれかにねじ込まれ
る一対のねじ止め具を有していることに存し、こ
うすることで、上述した目的を達成することに成
功したものである。
(実施例)
以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
すると次の通りである。
すると次の通りである。
図において示される符号1は、所定太さの電力
用、制御用の各種ケーブルCを収納支持させるた
めの支持部材であり、水平状の載置部2と、立ち
上り状にして載置部2両端に対峙させた支持側部
3とから、正面からみて上部開放の略溝形を呈す
るように形成されている。
用、制御用の各種ケーブルCを収納支持させるた
めの支持部材であり、水平状の載置部2と、立ち
上り状にして載置部2両端に対峙させた支持側部
3とから、正面からみて上部開放の略溝形を呈す
るように形成されている。
この支持部材1自体は、鈑材あるいは線材を折
曲したり、合成樹脂によつて成型されたりして形
成されるものであり、これの具体例を以下、説明
するに、第1図乃至第6図に示されたそれは、載
置部2では下方が、支持側部3では側方が開放し
ている断面略溝形状に構成されたものであり、適
宜肉厚の帯状鈑材の折曲形成によつて得られる。
曲したり、合成樹脂によつて成型されたりして形
成されるものであり、これの具体例を以下、説明
するに、第1図乃至第6図に示されたそれは、載
置部2では下方が、支持側部3では側方が開放し
ている断面略溝形状に構成されたものであり、適
宜肉厚の帯状鈑材の折曲形成によつて得られる。
また、この支持部材1自体を鈑材、線材等の金
属性のものとする場合、第6図に示すように、載
置部2上面、支持側部3内面に合成樹脂製絶縁材
5を、例えば溶融状態にある塩化ビニル樹脂中へ
の浸漬処理によつて被着するとよく、こうするこ
とで、支持部材1にて支持されるケーブルCの絶
縁及び被覆損傷防止を図ることができる。
属性のものとする場合、第6図に示すように、載
置部2上面、支持側部3内面に合成樹脂製絶縁材
5を、例えば溶融状態にある塩化ビニル樹脂中へ
の浸漬処理によつて被着するとよく、こうするこ
とで、支持部材1にて支持されるケーブルCの絶
縁及び被覆損傷防止を図ることができる。
このようにして構成された支持部材1は、支持
部材1自体の中央、端部にて連結させる固定手段
6を介して、天井スラブその他から懸吊支持され
ている吊ボルトの如き吊杆部材Bに連結固定でき
るようにしてあり、この固定手段6は、吊杆部材
Bに対して支持部材1を直接にねじ止めさせる
か、あるいは間接にねじ止めさせるかする。
部材1自体の中央、端部にて連結させる固定手段
6を介して、天井スラブその他から懸吊支持され
ている吊ボルトの如き吊杆部材Bに連結固定でき
るようにしてあり、この固定手段6は、吊杆部材
Bに対して支持部材1を直接にねじ止めさせる
か、あるいは間接にねじ止めさせるかする。
第1図乃至第4図にあつての固定手段6は、吊
杆部材B側面に嵌合する嵌合溝8を上下片開口縁
に有し、かつ載置部2前後面のいずれかに開口縁
が対向する側面からみて略溝形状の固定具7と、
この固定具7奥底片外方から貫挿され、載置部2
前後面のいずれかにねじ込まれる一対のねじ止め
具9とを有して成るものである。嵌合溝8は、平
面からみて略三角形、矩形、台形、円形その他の
形状を任意に選択でき、その深さは吊杆部材Bが
完全には収嵌されないようにして、ねじ止め具9
によるねじ止め作用が吊杆部材Bを載置部2前後
面に強く密接させるようにする。図示のねじ止め
具9は、雄ネジ状で、固定具7奥底片に開穿した
左右一対の小透孔に貫挿されて、載置部2前後
面、すなわち、断面略溝形に形成された場合はそ
の側部に(第1図乃至第6図参照)形成されたメ
ネジ孔あるいはタツプ孔にねじ込まれるものと
し、場合によつては別に用意したナツトにねじ込
まれる(図示せず)。
杆部材B側面に嵌合する嵌合溝8を上下片開口縁
に有し、かつ載置部2前後面のいずれかに開口縁
が対向する側面からみて略溝形状の固定具7と、
この固定具7奥底片外方から貫挿され、載置部2
前後面のいずれかにねじ込まれる一対のねじ止め
具9とを有して成るものである。嵌合溝8は、平
面からみて略三角形、矩形、台形、円形その他の
形状を任意に選択でき、その深さは吊杆部材Bが
完全には収嵌されないようにして、ねじ止め具9
によるねじ止め作用が吊杆部材Bを載置部2前後
面に強く密接させるようにする。図示のねじ止め
具9は、雄ネジ状で、固定具7奥底片に開穿した
左右一対の小透孔に貫挿されて、載置部2前後
面、すなわち、断面略溝形に形成された場合はそ
の側部に(第1図乃至第6図参照)形成されたメ
ネジ孔あるいはタツプ孔にねじ込まれるものと
し、場合によつては別に用意したナツトにねじ込
まれる(図示せず)。
固定手段6による固定具7の支持部材1に対し
ての連結位置は、載置部2の中央と端部夫々とに
計3ケ所と成してあり、中央で連結することで中
央支持とし(特に第3図参照)、いずれかの端部
で連結することで片持ち支持とし(特に第4図参
照)、これらの支持形態は配線状況に応じ任意に
選択できるようにしてある。
ての連結位置は、載置部2の中央と端部夫々とに
計3ケ所と成してあり、中央で連結することで中
央支持とし(特に第3図参照)、いずれかの端部
で連結することで片持ち支持とし(特に第4図参
照)、これらの支持形態は配線状況に応じ任意に
選択できるようにしてある。
また、第1図乃至第6図に示すように、載置部
2面に開穿された貫挿孔10に吊杆部材Bを貫挿
し、ナツト11止めするもよく、ただ、この場合
は、吊杆部材B下端に何らの被支持物がないとき
に好適であり、簡単な構成で連結固定ができる。
2面に開穿された貫挿孔10に吊杆部材Bを貫挿
し、ナツト11止めするもよく、ただ、この場合
は、吊杆部材B下端に何らの被支持物がないとき
に好適であり、簡単な構成で連結固定ができる。
第3図においての符号13は合成樹脂製のケー
ブル保護筒であり、断面略C字形にして吊杆部材
Bに強制的に套嵌されるようにしてある。このケ
ーブル保護筒13によつて配線支持されるケーブ
ルCが吊杆部材Bの雄ネジ面に接触することがな
く、ケーブルC被覆の損傷防止を図ることができ
る。
ブル保護筒であり、断面略C字形にして吊杆部材
Bに強制的に套嵌されるようにしてある。このケ
ーブル保護筒13によつて配線支持されるケーブ
ルCが吊杆部材Bの雄ネジ面に接触することがな
く、ケーブルC被覆の損傷防止を図ることができ
る。
また、符号14は、載置部2上に配置されたケ
ーブルCを結束する結束用バンド15を貫挿させ
るため、載置部2に開穿された貫挿長孔であり、
必要に応じ設けられる。
ーブルCを結束する結束用バンド15を貫挿させ
るため、載置部2に開穿された貫挿長孔であり、
必要に応じ設けられる。
この考案は以上のように構成されており、これ
が使用に際しては、第3図、第5図に示されるよ
うな中央支持、第4図に示されるような右あるい
は左での片持ち支持によつて吊杆部材Bに支持部
材1を連結固定することで、第1図に示されるよ
うな配線路を構成し、支持部材1における支持側
部3深さでの多数のケーブルCを載置部2上に載
置収納し、配線すればよいものである。
が使用に際しては、第3図、第5図に示されるよ
うな中央支持、第4図に示されるような右あるい
は左での片持ち支持によつて吊杆部材Bに支持部
材1を連結固定することで、第1図に示されるよ
うな配線路を構成し、支持部材1における支持側
部3深さでの多数のケーブルCを載置部2上に載
置収納し、配線すればよいものである。
また、第7図に示すように、壁面Wに固定支持
させて使用することもでき、この場合は、支持側
部3に穿設してある透孔にて壁面Wのアンカーボ
ルトUに固定することで支持部材1自体を連結支
持し、その載置部2にケーブルCを収納支持させ
ればよいものである。
させて使用することもでき、この場合は、支持側
部3に穿設してある透孔にて壁面Wのアンカーボ
ルトUに固定することで支持部材1自体を連結支
持し、その載置部2にケーブルCを収納支持させ
ればよいものである。
(考案の効果)
したがつて、この考案によれば、天井スラブそ
の他から吊下されている吊ボルトの如き吊杆部材
Bに固定手段6を介して支持部材1を連結固定す
ることで、ケーブルCを支持するための支持面を
構成でき、しかも、その支持は多数のケーブルC
を並列状態と成して行なえるもので、電気的損失
がないものである。
の他から吊下されている吊ボルトの如き吊杆部材
Bに固定手段6を介して支持部材1を連結固定す
ることで、ケーブルCを支持するための支持面を
構成でき、しかも、その支持は多数のケーブルC
を並列状態と成して行なえるもので、電気的損失
がないものである。
すなわち、これは、支持部材1自体が、水平状
の載置部2と、立ち上り状にして載置部2両端に
対峙させた支持側部3とから、正面からみて上部
開放の略溝形を呈しており、それがため、支持部
材1内の空間を利用してケーブルCを収納支持で
きるからであり、また、単に装入するだけでよい
から極めて簡単でもある。加えて、支持部材1
は、その載置部2では下方が、支持側部3では側
方が開放している断面略溝形状に形成されている
ため、支持荷重によつて歪形されるおそれはな
く、より一層の大量のケーブルCの支持にも好適
である。更に、支持部材1が断面略溝形状に形成
されていることから、強度を維持しつつ軽量化を
図ることができ、支持部材1の持ち運びやこの支
持部材1を用いた配線作業を極めて容易に行なう
ことができる。また、支持部材1の形状も簡単な
ものであるため、大量の支持部材1を短時間のう
ちに製造して製品を安価に提供することができ
る。
の載置部2と、立ち上り状にして載置部2両端に
対峙させた支持側部3とから、正面からみて上部
開放の略溝形を呈しており、それがため、支持部
材1内の空間を利用してケーブルCを収納支持で
きるからであり、また、単に装入するだけでよい
から極めて簡単でもある。加えて、支持部材1
は、その載置部2では下方が、支持側部3では側
方が開放している断面略溝形状に形成されている
ため、支持荷重によつて歪形されるおそれはな
く、より一層の大量のケーブルCの支持にも好適
である。更に、支持部材1が断面略溝形状に形成
されていることから、強度を維持しつつ軽量化を
図ることができ、支持部材1の持ち運びやこの支
持部材1を用いた配線作業を極めて容易に行なう
ことができる。また、支持部材1の形状も簡単な
ものであるため、大量の支持部材1を短時間のう
ちに製造して製品を安価に提供することができ
る。
一方、支持部材1を吊杆部材Bに連結固定させ
固定手段6は、吊杆部材B側面に嵌合する嵌合溝
8を上下片開口縁に有し、かつ載置部2前後面の
いずれかに開口縁が対向する側面からみて略溝形
状の固定具7と、この固定具7奥底片外方から貫
挿され、載置部2前後面のいずれかにねじ込まれ
る一対のねじ止め具9を有していることから、吊
杆部材Bに固定具7の嵌合溝8を当接してねじ止
めするという極めて簡単な作業により支持部材1
を吊杆部材Bに連結固定することができる。この
際、固定具7の上下嵌合溝8に吊杆部材Bが嵌ま
り込むため、支持部材1を吊杆部材Bにしつかり
と固定でき、複数のケーブルCを確実に支持する
ことができる。また、このような固定具7及びね
じ止め具9から成る固定手段6によると、吊杆部
材Bに既設の被支持物があつても、吊杆部材Bの
いずれの位置にも簡単に連結固定でき、取付適応
性に優れる。更に、固定手段6は、支持部材1自
体の中央、端部にて配置させるから、配線状況そ
の他に応じ、中央支持、片持ち支持の選択を可能
とする。よつて、ケーブルCを配線するときに吊
杆部材Bが作業の妨げとなることがなく、ケーブ
ルCの配線作業を極めて短時間のうちに終了する
ことができる。加えて、吊杆部材B自体を、ケー
ブルCの種別によつて区分させる仕切代用部材と
しても利用できる等の実用上極めて優れた効果を
奏する。
固定手段6は、吊杆部材B側面に嵌合する嵌合溝
8を上下片開口縁に有し、かつ載置部2前後面の
いずれかに開口縁が対向する側面からみて略溝形
状の固定具7と、この固定具7奥底片外方から貫
挿され、載置部2前後面のいずれかにねじ込まれ
る一対のねじ止め具9を有していることから、吊
杆部材Bに固定具7の嵌合溝8を当接してねじ止
めするという極めて簡単な作業により支持部材1
を吊杆部材Bに連結固定することができる。この
際、固定具7の上下嵌合溝8に吊杆部材Bが嵌ま
り込むため、支持部材1を吊杆部材Bにしつかり
と固定でき、複数のケーブルCを確実に支持する
ことができる。また、このような固定具7及びね
じ止め具9から成る固定手段6によると、吊杆部
材Bに既設の被支持物があつても、吊杆部材Bの
いずれの位置にも簡単に連結固定でき、取付適応
性に優れる。更に、固定手段6は、支持部材1自
体の中央、端部にて配置させるから、配線状況そ
の他に応じ、中央支持、片持ち支持の選択を可能
とする。よつて、ケーブルCを配線するときに吊
杆部材Bが作業の妨げとなることがなく、ケーブ
ルCの配線作業を極めて短時間のうちに終了する
ことができる。加えて、吊杆部材B自体を、ケー
ブルCの種別によつて区分させる仕切代用部材と
しても利用できる等の実用上極めて優れた効果を
奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態での概略斜視図、第2図は分解斜視
図、第3図は中央支持による場合の斜視図、第4
図は片持ち支持による場合の斜視図、第5図は他
の方法での中央支持による場合の斜視図、第6図
は他の実施例における一部切欠斜視図、第7図は
他の使用例を表わす正面図である。 B……吊杆部材、C……ケーブル、W……壁
面、U……アンカーボルト、1……支持部材、2
……載置部、3……支持側部、4……連結片、5
……絶縁材、6……固定手段、7……固定具、8
……嵌合溝、9……ねじ止め具、10……貫挿
孔、11……ナツト、12……挿通溝、13……
ケーブル保護筒、14……貫挿長孔、15……結
束用バンド。
は使用状態での概略斜視図、第2図は分解斜視
図、第3図は中央支持による場合の斜視図、第4
図は片持ち支持による場合の斜視図、第5図は他
の方法での中央支持による場合の斜視図、第6図
は他の実施例における一部切欠斜視図、第7図は
他の使用例を表わす正面図である。 B……吊杆部材、C……ケーブル、W……壁
面、U……アンカーボルト、1……支持部材、2
……載置部、3……支持側部、4……連結片、5
……絶縁材、6……固定手段、7……固定具、8
……嵌合溝、9……ねじ止め具、10……貫挿
孔、11……ナツト、12……挿通溝、13……
ケーブル保護筒、14……貫挿長孔、15……結
束用バンド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 水平状の載置部と、立ち上り状にして載置部
両端に対峙させた支持側部とから、正面からみ
て上部開放の略溝形を呈し、その載置部では下
方が、支持側部では側方が開放している断面略
溝形状である支持部材を形成し、支持部材は、
支持部材自体の中央、端部にて連結させる固定
手段を介して吊杆部材に連結固定でき、この固
定手段は、吊杆部材側面に嵌合する嵌合溝を上
下片開口縁に有し、かつ載置部前後面のいずれ
かに開口縁が対向する側面からみて略溝形状の
固定具と、この固定具奥底片外方から貫挿さ
れ、載置部前後面のいずれかにねじ込まれる一
対のねじ止め具を有していることを特徴とする
ケーブル支持装置。 2 支持部材を金属製のものとし、載置部上面、
支持側部内面に合成樹脂製絶縁材を被着してあ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のケーブ
ル支持装置。 3 支持部材は合成樹脂製である実用新案登録請
求の範囲第1項記載のケーブル支持装置。 4 吊杆部材は、支持部材自体の前後面のいずれ
かに上下方向に沿つて設けられた挿通溝内に挿
通される実用新案登録請求の範囲第1項または
第3項記載のケーブル支持装置。 5 吊杆部材には、断面略C字形のケーブル保護
筒が套嵌される実用新案登録請求の範囲第1項
乃至第4項のいずれかに記載のケーブル支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985047263U JPH0545064Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985047263U JPH0545064Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162687U JPS61162687U (ja) | 1986-10-08 |
JPH0545064Y2 true JPH0545064Y2 (ja) | 1993-11-17 |
Family
ID=30562423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985047263U Expired - Lifetime JPH0545064Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545064Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6416317B1 (ja) * | 2017-05-02 | 2018-10-31 | 株式会社ブレスト工業研究所 | 吊りボルト用取付機構および吊りボルト取付用ケーブル支持具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6096123A (ja) * | 1983-10-29 | 1985-05-29 | 未来工業株式会社 | ケ−ブル保持具 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP1985047263U patent/JPH0545064Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6096123A (ja) * | 1983-10-29 | 1985-05-29 | 未来工業株式会社 | ケ−ブル保持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61162687U (ja) | 1986-10-08 |
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