JPH0544979Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544979Y2
JPH0544979Y2 JP1987043909U JP4390987U JPH0544979Y2 JP H0544979 Y2 JPH0544979 Y2 JP H0544979Y2 JP 1987043909 U JP1987043909 U JP 1987043909U JP 4390987 U JP4390987 U JP 4390987U JP H0544979 Y2 JPH0544979 Y2 JP H0544979Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
insulating sheet
fixed side
spacer
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987043909U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63152120U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987043909U priority Critical patent/JPH0544979Y2/ja
Publication of JPS63152120U publication Critical patent/JPS63152120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0544979Y2 publication Critical patent/JPH0544979Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野) この考案は、各種タツチパネル等に使用される
ドツトスペーサスイツチの構造に関する。 (技術的背景と解決すべき問題点) 第4図は、米国エログラフイツク社特許
(USP3911215)によるドツトスペーサスイツチ
10の上視図を示し、第5図は、そのX−X′方
向断面を示している。ドツトスペーサスイツチ1
0には、上面に透明な可動側絶縁シート11が設
けられており、可動側絶縁シート11の裏面に
は、透明な可動側接点12Aが形成されている。
可動側接点12Aの対向面には、透明な固定側接
点12Bが表面に形成された固定側絶縁シート1
3が設けられている。更に、固定側絶縁シート1
3の所定の位置には、直径0.025〜0.38mmφ、高
さ約13〜381μ、ドツトピツチD1=0.635〜1.905mm
の条件で形成された絶縁性ドツトスペーサ14が
設けられている。絶縁性ドツトスペーサ14は、
固定側接点12B上にも任意のピツチで形成され
るようになつている。 しかし、このような構成のドツトスペーサスイ
ツチ10では、使用者は可動側絶縁シート11の
上面を見ながら入力動作を行なうので、接点パタ
ーン部上に設けられた数字、文字、キー等が絶縁
性ドツトスペーサ14が有るため見づらく、誤動
作の原因となつていた。又、固定側接点12B及
び可動側接点12Aと、絶縁性ドツトスペーサ1
4との密着性は構造上非常に弱いので、スペーサ
の打鍵寿命が低かつた。そこで、このドツトスペ
ーサスイツチ10の改良案として実公昭61−
192335号に記載のドツトスペーサスイツチ20が
考案されている。 第6図はドツトスペーサスイツチ20の断面を
示しており、ドツトスペーサスイツチ20は上述
のドツトスペーサスイツチ10と同様に可動側絶
縁シート21と可動側接点22Aと、固定側接点
22Bと、固定側絶縁シート23とを有し、ここ
では絶縁ドツトスペーサ24が可動側接点22A
及び固定側接点22Bの接点部分以外の固定側絶
縁シート23上に設けられている。 しかし、このような構成のドツトスペーサスイ
ツチ20では、可動側接点22A又は固定側接点
22B間の長さが第7図に示すように長くなつた
場合、上記形成された絶縁ドツトスペーサ24の
高さH1では、上部の可動側絶縁シート21を支
持できなくなり、撓みD2を生じ、誤動作や、シ
ヨートの原因になるといつた問題点があつた。 (考案の目的) この考案は上述のような事情からなされたもの
であり、この考案の目的は、絶縁シート上に形成
された接点パターンの各コーナ及び接点パターン
の対角線の中心に絶縁性のスペーサを設けること
により、打鍵強度に優れ、信頼性の高いドツトス
ペーサスイツチを提供することにある。 (問題点を解決するための手段) この考案は可動側絶縁シートと固定側シート上
に互いに対向するように形成された電極接点パタ
ーンを有するドツトスペーサスイツチに関するも
ので、上記考案の目的は、前記絶縁シート間に設
けられたスペーサが、絶縁性のドツト形状から成
ると共に、前記固定側絶縁シート面の前記接点パ
ターンの各コーナ外側及び前記接点パターンの対
角線の交点に設けたパターン抜部において、前記
固定側絶縁シートに直接接着されていることで達
成される。 (考案の作用) この考案のドツトスペーサスイツチは、1対の
絶縁シート上に形成された可動側接点又は固定側
接点の回路パターンの各コーナ部分及び回路パタ
ーンの対角線の交点の絶縁部分にドツト形状の絶
縁性スペーサを設けるようにしている。 (考案の実施例) 第1図は、この考案の一実施例であるドツトス
ペーサスイツチ1の上面を示し、第2図はそのX
−X′方向断面を示している。ドツトスペーサス
イツチ1の上面には、厚み50〜300μの程度で表
面抵抗値が1012Ω以上のポリエステルフイルム、
ポリカーボネート、ポリイミド等のプラスチツク
フイルムで成る可動側絶縁シート2が設けられて
いる。可動側絶縁シート2の裏面には、銀ペース
ト、カーボンペースト等の導電インキを印刷形成
したり、ITO等の透明な導電被膜をレジストパタ
ーンでマスクし、エツチングした後、レジストを
剥膜して透明導電接点パターンを形成した可動側
接点3Aが設けられている。可動側接点3Aの対
向面には、上記可動側絶縁シート2及び可動側接
点3Aと同様な固定側接点3B及び固定側絶縁シ
ート4が設けられている。また、第3図に示すよ
うに、可動側接点3A及び固定側接点3B間の接
点パターンの各コーナ外側には、シリコン、ウレ
タン、アクリル、ポリエステル系の樹脂を直径20
〜100μ、5〜15mmピツチでシルクスクリーン印
刷により形成した絶縁スペーサ5A,5C,5
D,5Eが設けられている。ここにおいて、絶縁
スペーサ5A,5C,5D,5E間のドツトの間
隙D3が12.7mmを超える場合には、各コーナ部に
形成された絶縁スペーサ5A,5C,5D,5E
の対角線の交点上に絶縁スペーサ5Bを形成する
ようにしている。この場合、絶縁スペーサ5Bの
インキ密着性を向上するために、予じめ絶縁スペ
ーサ5Bを形成する部分の導電接点パターン部を
抜部6として除去しておく。又、絶縁スペーサ5
Bの直径D4に対して0.2mm程度広げた直径D5
の抜部6としている。 このような構成において、ドツトスペーサスイ
ツチ1の製造方法を説明する。 まず、可動側絶縁シート2及び固定側絶縁シー
ト4として、厚さ125μのポリエステルフイルム
(例えば東レ製ルミラーS)を160℃、30分の条件
でアニール処理し、この表面に銀ペースト(例え
ば藤倉化成製FA312)及びカーボンペースト(例
えば藤倉化成製FC404)を使用して、可動側接点
3A及び固定側接点3Bを形成する。固定側接点
3Bの長さが12.7mm各以上あつた場合には、固定
側接点3Bの接点パターンの対角線の交点に対
し、予め0.6mmφの抜部6を設けておく。そして、
固定側絶縁シート4に形成された固定側接点3B
の各コーナ部及び上記抜部6の中心に0.4mmφの
ドツトで絶縁スペーサ5A〜5Eをスペーサイン
キ(例えばセイコーアドバンス製UVA9051−S)
で形成する。可動側接点3Aと固定側接点3Bと
が対向するように位置合せをした後、組合せてド
ツトスペーサスイツチ1を製造する。 又、他の製造方法は、まず可動側絶縁シート2
及び固定側絶縁シート4として、厚さ125μのポ
リエステルフイルムの片面に酸化インジウムスズ
膜を形成させたITOフイルム(例えば三菱化成製
IP−001(300Ω/□))にレジストインキ(例えば
東洋紡製ER110N)を使用して可動側接点3A、
固定側接点3Bを印刷形成する。この時に、固定
側接点3Bの対角線の交点に予じめ0.6mmφの抜
穴を設けておく。又、固定側接点3Bの長さが
12.7mm角以上あれば上述のように抜部6を設けて
おく。このように処理された可動側絶縁シート2
及び固定側絶縁シート4の表面に、40ボーメ
FeCl3溶液で不要な部分をエツチングして除去
し、水洗後、3%NaOH溶液でレジストインキ
を剥膜し、得られた可動側接点3A、固定側接点
3Bにリードパターンを銀ペースト(例えばえば
藤倉化成製FA301)、カーボンペースト(例えば
藤倉化成製FC404)を使用して形成する。その
後、上記と同様にスペーサインキ(例えばセイコ
ーアドバンス製UV9051−S)により絶縁性スペ
ーサ5A〜5Eを形成し、上述と同様にしてドツ
トスペーサスイツチ1を製造する。 上記の製造方法により製造されたドツトスペー
サスイツチと、従来のドツトスペーサスイツチ
(エログラフイツク社特許USP3911215仕様)と
を荷重200g、ストローク2回/秒、直径11.5mmの
ゴムによる打鍵条件で寿命を測定したところ、
【表】
【表】 表1の如き結果が得られ、この考案のドツトス
ペーサスイツチが非常に打鍵性の高いことがわか
つた。 (考案の効果) この考案のドツトスペーサスイツチによれば、
ドツト形状の絶縁性スペーサが接点パターンの各
コーナ部分及び接点パターンの対角線の交点に形
成されているので、下部に設けられる文字、キー
等が一層見やすくなり誤動作がなくなる。又可動
側絶縁シートの支持強度が大幅に改善されるの
で、打鍵強度が向上し信頼性が一段と高まるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるドツトスペ
ーサスイツチの上面図、第2図はそのX−X′方
向断面図、第3図は接点パターンの詳細図、第4
図は米国エログラフイツク社特許によるドツトス
ペーサスイツチの上視図、第5図はそのX−
X′方向断面図、第6図は実公昭61−192335号の
ドツトスペーサスイツチの断面図、第7図はその
可動側接点及び固定側接点の詳細図である。 1……ドツトスペーサスイツチ、2……可動側
絶縁シート、3A……可動側接点、3B……固定
側接点、4……固定側絶縁シート、5A〜5E…
…絶縁スペーサ、6……抜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動側絶縁シートと固定側絶縁シート上に互に
    対向するように形成された電極接点パターンを有
    するメンブレンタツチスイツチにおいて、前記絶
    縁シート間に設けられたスペーサが、絶縁性のド
    ツト形状から成ると共に、前記固定側絶縁シート
    面の前記接点パターンの各コーナ外側及び前記接
    点パターンの対角線の交点に設けたパターン抜部
    において、前記固定側絶縁シートに直接接着され
    ていることを特徴とするドツトスペーサースイツ
    チ。
JP1987043909U 1987-03-25 1987-03-25 Expired - Lifetime JPH0544979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987043909U JPH0544979Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987043909U JPH0544979Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63152120U JPS63152120U (ja) 1988-10-06
JPH0544979Y2 true JPH0544979Y2 (ja) 1993-11-16

Family

ID=30861216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987043909U Expired - Lifetime JPH0544979Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544979Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5993541B2 (ja) * 2009-06-29 2016-09-14 大日本印刷株式会社 タッチパネル用耐湿熱性透明導電積層体及び耐湿熱透明積層プラスチックタッチパネル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62200623A (ja) * 1986-02-26 1987-09-04 日本写真印刷株式会社 透明スイツチ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62200623A (ja) * 1986-02-26 1987-09-04 日本写真印刷株式会社 透明スイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63152120U (ja) 1988-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59135536A (ja) キ−入力装置
JPH0544979Y2 (ja)
JPH06203698A (ja) 回路基板用スイッチ
JPS60175326A (ja) キ−入力装置
JPH0465038A (ja) タッチパネル
JPH083943Y2 (ja) 透明タッチパネル
JP3020243B2 (ja) タッチスイッチ用基材
JPH0421229Y2 (ja)
JPH10149737A (ja) メンブレンスイッチ
JPS6224896Y2 (ja)
CN216673397U (zh) 基于动态安全码的智能标签用fpc
JPS6026414Y2 (ja) 多接点スイツチ
JPS61181020A (ja) 透明メンブレン式タッチパネル
JPH0129954Y2 (ja)
JPS6127027A (ja) キ−ボ−ド
JPS5942732A (ja) タツチ式入力装置
JP2880194B2 (ja) タッチスイッチの製造方法
JPS5844622A (ja) キ−ボ−ドスイツチ
JPH0635323Y2 (ja) 基板対向型メンブレンスイッチ
JPS60193637U (ja) スイツチ用可動接点シ−ト
JPS5916029U (ja) キ−ボ−ドスイツチ
JPH0648903Y2 (ja) コンデンサキーボード用印刷回路基板
JPH06342339A (ja) タッチパネル
JPS5850429Y2 (ja) キ−ボ−ドスイツチ
JPS5836463U (ja) タツチ入力パネル