JPH0544948Y2 - - Google Patents

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JPH0544948Y2
JPH0544948Y2 JP1987139536U JP13953687U JPH0544948Y2 JP H0544948 Y2 JPH0544948 Y2 JP H0544948Y2 JP 1987139536 U JP1987139536 U JP 1987139536U JP 13953687 U JP13953687 U JP 13953687U JP H0544948 Y2 JPH0544948 Y2 JP H0544948Y2
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ハブ回り止め用のハブロツク板を
備え、このハブロツク板が前蓋の開き動作に連動
してハブの回転ロツクを解除するようにしたテー
プカートリツジに係り、ハブロツク板の変形防止
対策を講じたものである。
〔従来の技術〕 この種のテープカートリツジとして、例えば第
10図ないし第14図に示す形態が公知である。
そこにはデイジタル記録再生方式のオーデイオ
用テープカートリツジが例示されている。これの
本体ケース1はプラスチツク製の上下ケース1
a,1bを突き合わせてなり、本体ケース内にテ
ープ2が巻かれる左右一対のハブ3,3が回転自
在に配置されている。
本体ケース1の前面側には左右にテープ引出口
4,4が、テープ引出口4,4間にテープローデ
イング用のポケツト5がそれぞれ形成されてい
る。テープ2は一方のハブ3からこれの前方のテ
ープ引出口4を経てポケツト5に導出され、他方
のテープ引出口4を介してこれの後方に位置する
他方のハブ3に巻き取られる。
本体ケース1の前面側にテープ保護用の前蓋6
を備えている。この前蓋6は本体ケース1の前面
を覆う主板6aと、これの左右端からそれぞれ後
方へ連設した側片6b,6bとを有するプラスチ
ツク成形品であり、ポケツト5およびテープ引出
口4の開口前面を閉じる姿勢(不使用時)と、上
向きの開き姿勢(使用時)とにわたつて横軸7ま
わりに回転自在に枢着されている。
第11図において、本体ケース1の内部には不
使用時に左右の各ハブ3の回り止めを図るハブロ
ツク板8を有する。このハブロツク板8は、ハブ
3の上端軸は周面に接当係合する後方ロツク位置
と、ハブ3の前記周面から外れる前方アンロツク
位置とにわたつて前後方向に移動自在に配置さ
れ、常にばね部材9でロツク位置方向へ移動付勢
されている。レコーダ側の操作部材で前蓋6を上
開き回動すると、これに連動してハブロツク板8
が前方のアンロツク位置にまで牽引移動される。
ハブロツク板8は第4図に示すごとくこれ全体
がプラスチツク成形されており、ハブ3に係脱自
在なロツク爪10,10を有する左右横長の主板
8aと、該主板8aの左右端から下方へ略直角に
連設された側板8b,8bと、該側板8b,8b
の各下端から前方へ延設された腕部8c,8cと
を有する。
各腕部8cの先端は本体ケース1の側壁14の
外面に沿つて前端部14aの位置にまで延びてい
る。該腕部8cの先端に外向きに突設した受動突
起11を有する。前蓋6の各側片6bの内面に
は、第13図に示すごとく横軸7より後ろ側に係
合突起12を有し、前蓋6の閉じ姿勢では係合突
起12が受動突起11から外れているが、前蓋6
が開くに伴い係合突起12が受動突起11に接当
係合してハブロツク板8を前方のアンロツク位置
の方向へ牽引移動する(第14図参照)。
なお、係合突起12に代えて、第14図に示す
ごとく前蓋6の側片6bの横軸7より後方の下端
縁6cをハブロツク板8の受動突起11に係合さ
せる場合もある。
本体ケース1の底壁外面にスライド板13を備
えている。このスライド板13は前記ポケツト5
の開口下面を閉じる前方閉じ位置と、開ける後方
開き位置とにわたつてスライド自在である。スラ
イド板13は本体ケース1の左右側壁14,14
の各下半部の外側を覆う側片13a,13aを有
する。スライド板13が第10図に示す閉じ状態
にあるとき、該側片13aの前部が前蓋6の側片
6bの下方位置にまで達して前蓋6を開き阻止状
態とする。一方、スライド板13が開かれた状態
では、該側片13aが第13図に示すように前蓋
6の側片6bより後方位置に後退移動するため、
前蓋6が上開き回動可能となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕 問題はプラスチツク製のハブロツク板8の腕部
8cが主板8aから前方へ長く延出されている点
である。そのため、特に高温環境下に置かれた場
合に、その腕部8cの先端がケース外方へ反るよ
うな熱変形を起こしやすい。
このように腕部8cが反り変形すると、スライ
ド板13の開閉時に該スライド板13に腕部8c
の受動突起11が引つ掛かり、スライド板13の
開閉動作に支障を来たす。また該腕部8cと前蓋
6の側片6bとの係合が困難ないし不可能になる
などの不具合が生じていた。
この考案は、前蓋6の開き動作に連動してハブ
ロツク板8によるハブ3の回転ロツクが解除され
るようにしたテープカートリツジにおいて、従来
の不具合を解消するにある。特に高温環境下にお
けるハブロツク板8の腕部8cの変形防止を図
り、以て前蓋6とハブロツク板8の連けい動作の
安定性および確実性を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、本体ケース1の側壁14の外面
と、ハブロツク板8の腕部8cとの摺動面間にお
いて、前記側壁14に設けた係合部15に対し、
前記腕部8cに設けた被係合部16が前後方向に
摺動自在に係合しており、この係合で腕部8cが
ケース外方に変形するのを規制するものである。
〔考案の効果〕
かかる本考案によれば、本体ケース1の側壁1
4の外面側に設けた係合部15に、ハブロツク板
8の腕部8cに設けた被係合部16を前後方向に
摺動自在に係合させてあるので、腕部8cが高温
環境下でケース外方へ反り変形するのを有効確実
に防止できる。従つて、この反り変形による該腕
部8cと前蓋6との係合不良が無くなる。またス
ライド板13が装着される場合も、該スライド板
13のスライド動作に支障を来すようなことがな
くて信頼性に優れる利点を有する。
〔第1実施例〕 第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
す。
テープカートリツジの全体構成および前蓋6に
よるハブロツク板8の解除機構については、前述
した従来のものと実質的に同様であるので、同一
符号を付してその説明を省略し、従来例と相違す
る点を中心に説明する。
第1図および第3図において、本体ケース1の
側壁14には前端部14aの外面側に蟻溝形状の
係合部15を前後方向に形成する。
一方、第4図においてハブロツク板8の腕部8
cの先端の受動突起11の内面側には、前記蟻溝
形状に対応する断面形状をもつ凸形状の被係合部
16を設ける。そして、前記係合部15に被係合
部16を前後方向に摺動自在に係合してなる。
かかる係合部15と被係合部16の蟻差し係合
状態によれば、テープカートリツジが高温環境下
に放置された場合も、前記腕部8cがケース外方
へ反り変形するのを有効確実に接当規制できるこ
とになる。
〔第2実施例〕 第5図は本考案の第2実施例を示しており、前
述の係合部15および被係合部16の断面形状が
上記実施例のものと異なる。ここで示す係合部1
5は上ケース1aの側壁14の下端の切欠部とこ
れに突き合わせた下ケース1bとの間に設けた孔
形状に形成してあり、被係合部16は腕部8cの
先端に断面L形の凸形状に形成されてなり、この
被係合部16を前記孔形状の係合部15内に抜け
止め状に係合させた。
〔第3実施例〕 第6図ないし第9図は本考案の第3実施例を示
す。ここで本体ケース1の側壁14の前端部14
aの外面に蟻溝形状の係合部15を設け、これに
ハブロツク板8の腕部8cの先端に設けた凸形状
の被係合部16を蟻差し係合する点は第1実施例
と同様である。ただし、前蓋6の側片6bの後端
に解除片17を設け、前蓋6を開くと該解除片1
7が腕部8cと側壁14との間に進入して前記被
係合部16と係合し、これでハブロツク板8を前
方へ牽引移動させるようにした。
これによれば、高温環境下でレコーダ内におい
て前蓋6が開放状態に放置された場合も(第7図
参照)、その側片6bがケース外方へ熱変形する
ことまでもよく防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るテープカー
トリツジの第1実施例を示しており、第1図は第
3図におけるA−A線断面図、第2図は前蓋を閉
じた状態で示す要部の側面図、第3図は前蓋を開
いた状態で示す要部の側面図、第4図はハブロツ
ク板の斜視図である。第5図は本考案の第2実施
例を示す要部の縦断正面図である。第6図ないし
第9図は本考案の第3実施例を示しており、第6
図は前蓋を閉じた状態で示す要部の側面図、第7
図は前蓋を開いた状態で示す要部の側面図、第8
図は第7図におけるB−B線断面図、第9図は第
7図におけるC−C線断面図である。第10図な
いし第14図は従来のテープカートリツジを示し
ており、第10図は全体の外観斜視図、第11図
は一部切欠き状態で示すケース下方から見た内部
の平面図、第12図は第14図におけるD矢視
図、第13図は前蓋を閉じた状態で示す要部の側
面図、第14図は前蓋を開いた状態で示す要部の
側面図である。 1……本体ケース、2……テープ、3……ハ
ブ、6……前蓋、6b……前蓋の側片、7……横
軸、8……ハブロツク板、8c……ハブロツク板
の腕部、14……本体ケースの側壁、15……係
合部、16……被係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面側に前蓋6が開閉自在に枢着された本体ケ
    ース1内に、ハブ3の回り止めを図るハブロツク
    板8をロツク位置とアンロツク位置とにわたつて
    前後方向に移動自在に装着してあり、 ハブロツク板8は、先端が本体ケース1の側壁
    14の前方外面にまで延びる腕部8cを有し、 前蓋6の開き動作に伴い、前蓋6が該腕部8c
    の先端に係合してハブロツク板8をロツク位置か
    らアンロツク位置に牽引移動させる関係にあり、 前記腕部8cと前記側壁14との摺動面間にお
    いて、該側壁14に設けた係合部15に対し、該
    腕部8cに設けた被係合部16が前後方向に摺動
    自在に係合し、この係合により該腕部8cのケー
    ス外方への変形を規制したことを特徴とするテー
    プカートリツジ。
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