JPH0544701U - 車載用電子機器のミユート回路 - Google Patents

車載用電子機器のミユート回路

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JPH0544701U
JPH0544701U JP10477391U JP10477391U JPH0544701U JP H0544701 U JPH0544701 U JP H0544701U JP 10477391 U JP10477391 U JP 10477391U JP 10477391 U JP10477391 U JP 10477391U JP H0544701 U JPH0544701 U JP H0544701U
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康夫 島拔
秀明 勝田
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株式会社ケンウツド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の加減速度時の振動を検知する加速度セ
ンサ(Gセンサ)で音響出力信号を自動的にミュートす
るものである。 【構成】 車両走行中の加減速度を検知するセンサ部
と、このセンサ部出力で制御されるソフトミュート回路
で構成したミュート回路部とを設け、上記センサ部筺体
と上記ミュート回路部筺体とが別筺体構造にして組立を
容易にし、車載用電子機器の音声出力信号を上記センサ
部出力でミュートするよう構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車載用電子機器の音声出力信号のミュート回路に係り、特に、車両 走行中の急激な加減速度によってミュート動作させるのに好適な車載用電子機器 のミュート回路に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、車載用電子機器の音声出力信号のミュート回路は図3に示す電子機 器のパネル図のアッテネータ((以下、単に ATTという)操作器によるものが多 く提供されていた。
【0003】 図において、20は電子機器のパネルであり、このパネル20の電子機器は、例え ば車載用カーオーディオシステムのソース源となる機器であり、このパネル20に は多くの調節器等が装着されている。この装着された調節器の中に図のように A TT操作器21が、一般には操作し易い場所に装着され、このカーオーディオシステ ムの音声出力信号を ATT制御する場合に操作していた。
【0004】 上記、 ATT操作器21を押圧操作すると、現在聴取していた音声信号の音量レベ ルが予め決められた低レベル出力に調節され、例えば車両の外部からの何らかの 緊急情報等を聴き取ることができた。
【0005】 即ち、前記 ATT操作器21は音声出力信号などを完全に遮断するミュート回路を 構成したものでは無いが、音声出力信号の音量を低減させる目的においては同様 の機能であった。また、別に上記 ATT操作器21が手動型ミュート操作器であり、 電子機器内部の音声出力回路をミュート動作させるようにしても同じである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の車載用電子機器のミュート回路は車両走行中に外部緊 急情報を聴取するため自分の車両を急減速させながら、又は何らかの原因で車両 を急加速させながら、上記パネル20の ATT操作器21を操作することは運転者が緊 張状態にある状況下では困難であり、操作することは不可能であった。
【0007】 即ち、前記のように緊急で緊張状態での運転では車載用カーオーディオシステ ムの音響出力を減衰又はミュートすることができず、外部情報の音声信号を聞き 取ることができず不利な状況下になり、車両走行に対しても危険な状態になるこ ともあるという欠点があった。
【0008】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、車両の加減速度時の振動を検知する加速度センサ(Gセ ンサ)を設け、このセンサ検知によって音響出力信号を自動的にミュートするこ とができる車載用電子機器のミュート回路を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の車載用電子機器のミュート回路は車両内部に装着して車両使用時に 任意の情報や音楽を観視及び聴取することができる車載用電子機器において、車 両走行中の加減速度を検知するセンサ部と、このセンサ部出力で制御されるミュ ート回路部とを設け、車載用電子機器の音声出力信号をミュートするよう構成し たものである。
【0010】 また、上記ミュート回路部にソフトミュート回路を設けて構成しても良い。更 に、上記センサ部筺体と、上記ミュート回路部筺体とが別々な筺体構造になって いて、しかも車載用電子機器の筺体とも別筺体構造に構成しても良い。
【0011】
【作用】
この考案によれば、車両に装着したセンサ部によって車両走行中の加減速度を 検知することができ、このセンサ部は、例えばホール素子と組み合わせた扇形振 子センサのGセンサによって車両の急激な加速又は減速及び横方向の加速度Gを 検知し、このGセンサの出力信号をカウントして加速度Gの強度を検出するカウ ンタ回路とより構成されている。
【0012】 このセンサ部によって予め決められた強度の加速度Gを検出した検出信号出力 が車載用電子機器の音声出力回路に設けたミュート回路部を制御し、車両の急激 な加減速度時に音声出力信号をミュートすることができ、車両走行中の緊急状態 で音響出力を無くして外部緊急情報などを明確に聴取することができる。
【0013】 また、上記ミュート回路部にソフトミュート回路を設け、上記センサ部からの ミュート動作を徐々にソフトに動作させるようにしても良い。
【0014】 更に、上記センサ部筺体と、上記ミュート回路部筺体とを別々な筺体構造に構 成し、しかも車載用電子機器の本体筺体とも別筺体構造に構成することにより、 上記、センサ部筺体及びミュート回路部筺体を小型化することができ、どんな車 両の任意の場所に容易に固定して取り付けることができ、このセンサ部及びミュ ート回路部とを RCAケーブル又は DINコードなどで簡単に接続して構成すること が可能である。
【0015】 この様に、車両走行中の緊急状態で音声出力信号を自動的にミュート動作する ので、車両使用者は外部緊急情報を明確に聴き取ることができ車両走行の危険防 止を図ることができる。
【0016】
【実施例】
この考案に係る車載用電子機器のミュート回路の実施例を図1及び図2に基づ いて説明する。図1は実施例を示したブロック図、図2は加速度Gセンサを示し た斜視図であり、図2(A) は扇形振子センサの斜視図、図2(B) は釣鐘形の球状 振子センサの斜視図である。
【0017】 図において、1は音声入力信号の入力端子、2はミュート回路部であり、この ミュート回路部2は入力端子1に印加された音声信号をバッファ回路3と抵抗器 R1を介して出力端子8に供給する。4はミュート回路部2のミュート用トランジ スタQ1を制御するソフトミュート回路である。5はセンサ部であり、このセンサ 部5はGセンサ6とカウンタ回路7で構成されている。
【0018】 この様に構成した車載用電子機器のミュート回路はセンサ部5及びミュート回 路部2を、例えば別々な筺体構造で構成することにより小型に作ることができ車 両の任意の場所に取り付けることができる。このセンサ部5の取り付けは車両走 行方向に対して車両の加減速度や横方向の振動を検知するよう設置方向及び水平 取付位置出しを行うよう限定され、例えば車両シャーシ底部に両面テープやマジ ックテープ、又はビス止めなどで固定される。
【0019】 一方、ミュート回路部2は車載用電子機器の近傍に上記同様に取り付け、この ミュート回路部2は RCAケーブル(図示せず)又は DINコード(図示せず)など で上記センサ部5と接続され、センサ部5からの出力信号がミュート回路部2に に供給される。
【0020】 上記、センサ部5のGセンサ6は図2(A) で示したような扇形振子センサ10又 は図2(B) の釣鐘形の球状振子センサ14などが用いられる。扇形振子センサ10は 複数の検知用穴を図のように設け、この検知用穴に相対してランプ11と受光素子 であるホール素子12によって扇形振子センサ10の振動による傾斜を検知し、この ホール素子12の出力パルスをカウンタ回路7でカウントすることにより車両の振 動強度を検知することができる。
【0021】 また、Gセンサ6が釣鐘形部材13と、この釣鐘形部材13の中に設けた球状振子 センサ14で構成し、この釣鐘形部材13及び球状振子センサ14に設けた電極から接 続線路が接触検出器15に供給され、車両の振動によって球状振子センサ14が釣鐘 形部材13に接触することを検出して振動強度を検出することができる。
【0022】 この様に、Gセンサ6は扇形振子センサ10又は釣鐘形部材13の球状振子センサ 14のどちらでも良く、このGセンサ6によって緊急状態の時の車両が急激な動作 で加速又は減速することによる振動強度、及び何らかの衝撃による横方向の振動 強度を検出し、予め決められた振動強度に対してセンサ部5のセンサ出力がミュ ート回路部2に供給される。
【0023】 ミュート回路部2は音声入力信号線路のバッファ回路3を介して抵抗器R1の出 力側にミュートトランジスタQ1を接地間に設けたミュート回路を構成し、このミ ュートトランジスタQ1のベースに上記センサ部5の出力信号をソフトミュート回 路4を介して供給し、前記センサ部5が車両の振動強度を検知するとミュートト ランジスタQ1をONにして音声信号出力を遮断することができる。実際は抵抗器R1 とミュートトランジスタQ1のON抵抗による減衰動作を行うものである。
【0024】 上記、ソフトミュート回路4はセンサ部5の出力信号の立ち上り、又は立ち下 り回路に時定数を設けてソフトに、時間を掛けてゆるやかにミュートトランジス タQ1のON/OFF 動作を行うようにしたものである。
【0025】 この様に、予め決められた車両の急加減速度などによる振動強度を検知して音 声信号をミュートすることができるので、車両走行の緊急時、自動的に車両内部 で聴取していた任意の情報や音楽がミュートされて外部緊急情報を的確に確認す ることができる。
【0026】 以上、車載用電子機器の音声信号出力のミュート動作について説明したが、こ の考案のミュート回路にスイッチリレーなどを用いてエアコンをON/OFF動作させ るよう構成することにより、電力消費量の大きいエアコンの使用状態を車両走行 に合わせて有効に制御することも可能になる。
【0027】
【考案の効果】
この考案に係る車載用電子機器のミュート回路は前述のように、車両走行中の 緊急状態に対して車両の強加速又は急減速などによる振動を検知して自動的に音 声信号をミュートすることができるので、車両運転者が急ブレーキ操作などの緊 張状態下で従来例のようにミュート回路を操作して音声信号出力を減衰させる必 要が無く、確実に外部緊急情報などを聴き取ることができ、車両走行の危険を未 然に防止することができるという効果がある。
【0028】 また、この考案のセンサ部及びミュート回路部を別筺体構造に小型化して構成 することにより、上記センサ部を車両内に水平に固定するよう考慮しさえすれば 、どのような車両にも、また車両内部のどの位置にでも容易に取り付けることが でき、このセンサ部とミュート回路部及び車載用電子機器とを RCAケーブル又は DIN 接続コードで簡単に配線することができるという効果もある。
【0029】 しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成することができるため実施も 容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る車載用電子機器のミュート回路
の実施例を示したブロック図である。
【図2】この考案のGセンサを示した斜視図であり、図
2(A) は扇形振子センサの斜視図、図2(B) は釣鐘形の
球状振子センサを示した斜視図である。
【図3】従来例を示した車載用電子機器のパネル図であ
る。
【符号の説明】
1 音声信号の入力端子 2 ミュート回路部 3 ミュート回路部のバッファ回路 4 ソフトミュート回路 5 センサ部 6 Gセンサ 7 カウンタ回路 8 音声信号の出力端子 10 扇形振子センサ 11 センサ用ランプ 12 センサ用ホール素子 13 釣鐘形部材 14 球状振子センサ 15 球状振子センサの接触検出器 Q1 ミュートトランジスタ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部に装着して車両使用時に任意の
    情報や音楽を観視及び聴取することができる車載用電子
    機器において、 車両走行中の加減速度を検知するセンサ部と、このセン
    サ部出力で制御されるミュート回路部とを設け、車載用
    電子機器の音声出力信号をミュートするよう構成したこ
    とを特徴とする車載用電子機器のミュート回路。
  2. 【請求項2】 上記ミュート回路部にソフトミュート回
    路を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載の車
    載用電子機器のミュート回路。
  3. 【請求項3】 上記センサ部筺体と、上記ミュート回路
    部筺体とが別々な筺体構造になっていて、しかも車載用
    電子機器の筺体とも別筺体構造に構成したことを特徴と
    する請求項1又は2記載の車載用電子機器のミュート回
    路。
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