JPH0349959Y2 - - Google Patents

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JPH0349959Y2
JPH0349959Y2 JP15442985U JP15442985U JPH0349959Y2 JP H0349959 Y2 JPH0349959 Y2 JP H0349959Y2 JP 15442985 U JP15442985 U JP 15442985U JP 15442985 U JP15442985 U JP 15442985U JP H0349959 Y2 JPH0349959 Y2 JP H0349959Y2
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JP
Japan
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microphone
front pillar
microphones
driver
car
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JP15442985U
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JPS6262554U (ja
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Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車電話のマイクロホンに関し、特
に、当該マイクロホンの設置場所に関する。
(従来の技術) 自動車電話は、自動車に搭載された走行中の自
動車と会社、住宅内の一般電話加入者或いは他の
自動車電話加入者と相互に通話が可能であり、特
にビジネス用として普及しつつある。自動車電話
のマイクロホンは運転者と対向させて配置し、運
転者がマイクロホンを手持しない所謂ハンドフリ
ー型にして運転に支障のないようにすること、及
び前方の視界を妨げないようにすることが必要で
ある。そこで、これらの条件を満たすべく普通第
1図に示すように、マイクロホンはダツシユボー
ド1の運転席近傍のインスツールメントパネル1
aの上部位置に点線3又は3′で示すように配置
されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記ダツシユボードの上部にマ
イクロホンを配置した場合には、空調装置用ダク
トからの吐出風がマイクロホンに当り易いばかり
でなく、音響装置のハイ−フアイ(Hi−Fi)ス
ピーカから発生される音も入り易く、送話時に大
きなノイズとして混入され、音声信号のS/Nが
低下し、音質の低下を来すという問題がある。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、空調装置のダクトからの吐出風、音響装
置のスピーカの発生音等によるノイズの混入を除
去し、音声のS/Nの向上を図るようにした自動
車電話用マイクロホンを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案に依れば、自
動車電話のハンドフリー型マイクロホンを運転席
側のフロントピラーの内側の上部位置に当該フロ
ントピラーの長手方向に沿い且つ各検出部を上方
に向けて2つのマイクロホンを所定の間隔で配設
し、これらの2つのマイクロホンにより前記フロ
ントピラーに沿つて上方に指向性を得るように構
成したものである。
(作用) かくして、マイクロホンは運転者の音声に対し
て指向性を有し、他の音の声音への混入を防止す
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図乃至第3図において、マイクロホンユニ
ツト5は運転席側のフロントピラー2aに装着さ
れる内装用フロントピラートリム4の上部天井近
傍位置に配設され、ケース6、2つのマイクロホ
ン9,10、プリント基板13上に配設されたマ
イクロホン回路20及び保護カバ15等により構
成される。ケース6は細長い短形状をなし、端面
6aには長手方向に沿つて所定の間隔で2つの孔
6b,6cが穿設され、開口端の長手方向両端に
はフランジ6d,6dが形成されている。マイク
ロホン9,10は夫々ウレタン等の防振部材1
1,12を介してマイクロホンケース7,8内に
収納され、これらの各マイクロホンケース7,8
はケース6内に収納され、各マイクロホン9,1
0の検出部を孔6b,6cに臨ませ、且つこれら
の各検出部をケース6の長手方向に沿つて上方向
を向けて配置されて当該ケース6の端面6aの内
面に固定される。
プリント基板13には後述するマイクロホン回
路20(第4図)が組込まれており、ケース6の
開口端に嵌装収納される。各マイクロホン9,1
0の各端子はマイクロホン回路20に接続され
る。ケース6の端面6aの外側にはサランネツト
等で形成された保護カバー15が脱着可能に装着
されている。このケース6は、フロントピラー2
aのトリム4の上部位置に、当該トリム4の長手
方向に沿つて、且つ各マイクロホン9,10の検
出部を上方に向け、更に端面6aに装着せる保護
カバー15を運転者と対向させて、ボルト16,
16により当該ケース6の各フランジ6d,6d
をトリム4に螺着する。この配設状態において、
マイクロホンユニツト5は第2図に1点鎖線25
で示すようにフロントピラー2aの長手方向に沿
い上方(天井方向)に指向性を有する。
フロントピラー2aは通常の乗用車ではその構
造上第2図に示すように後方に傾斜しており、し
かも、2つのマイクロホンユニツト9と10とは
上下方向に離隔して配置してあるために、この間
隔とフロントピラー2aの後方への傾斜角とによ
り、下側のマイクロホン10は上側のマイクロホ
ン9に対して車体の前側に離れて位置する。しか
も、マイクロホンユニツト5は運転者の顔の近く
に位置するために2つのマイクロホン9と10と
は運転者に対しては前後方向に距離差をもつて対
向することとなる。一方、該マイクロホンユニツ
ト5は音響装置の前記ハイ−フアイスピーカ(図
示せず)からは離れて位置すると共に該スピーカ
の設置位置が運転者の顔の位置よりも可成り低い
等の理由により2つのマイクロホン9,10と前
記スピーカとの距離差が極めて小さく略同距離に
ある。この結果、マイクロホンユニツト5は第3
図に矢印Aで示す運転者の音声に対して矢印Bで
示す前記スピーカから発生される音よりも高い指
向性を有することとなる。
第4図はマイクロホン回路を示し、マイクロホ
ン9,10の各一方の端子は接地され、各他方の
端子はマイクロホン回路20の入力端子20a,
20bに接続される。これらのマイクロホン9,
10は例えば特性の良好な小型の無指向性コンデ
ンサ型マイクロホンが使用される。入力端子20
aはコンデンサC1、抵抗R1を介して増幅器2
1の非反転入力端子に接続されると共に抵抗R2
を介して電源+Vに接続される。増幅器21の反
転入力端子は抵抗R3を介して出力端子に接続さ
れると共に、抵抗R4及びコンデンサC2を介し
て、接地される。入力端子20bはコンデンサC
3、抵抗R5を介して増幅器22の非反転入力端
子に接続されると共に抵抗R6を介して電源+V
に接続される。該増幅器22の反転入力端子は抵
抗R7を介して出力端子に接続されると共に抵抗
R8及びコンデンサC4を介して接地される。
これらの各増幅器21,22の各出力端子は
夫々抵抗R9,R10を介して差動増幅器23の
反転、非反転入力端子に接続される。該増幅器2
3の反転入力端子は抵抗R11を介して出力端子
に接続され、非反転入力端子は抵抗R12を介し
て接地され、出力端子は端子20cに接続され
る。この端子20cは図示しない電話機に接続さ
れる。
以下作用を説明する。
2つのマイクロホン9,10は夫々運転者から
の距離に応じて当該運転者の音声を検出し対応す
る音声信号を出力する。これらの各音声信号は
夫々増幅器21,22で増幅された後差動増幅器
23に加えられる。該差動増幅器23は入力信号
の差即ち、マイクロホン9,10との音声信号の
差を増幅出力し、前述した電話機に加える。マイ
クロホン9,10は前述したように音声装置のス
ピーカからは略同距離にあるために当該スピーカ
の検出音は同レベルとなり、従つて、差動増幅器
23への入力信号も同じレベルとなる。この結
果、前記スピーカから発生される音は差動増幅器
23で相殺されて出力されず、前記音声信号への
混入が防止され、これに伴いハウリングの発生が
抑制される。
また、マイクロホンユニツト5はフロントピラ
ー2aに沿つて上方(天井)方向に指向性を持た
せてあるために、エンジン音、走行ノイズ或いは
電装品の作動音等の各種のノイズの音声信号への
混入が低減される。
更に、弾性支持部材11,12により夫々各マ
イクロホン9,10を支持することにより、フロ
ントピラー2a,トリム4を介してケース6に伝
達される各種の車体振動例えばエンジン回転、走
行時の路面からの振動等に起因する車体振動が吸
収され、マイクロホン9,10への振動ノイズが
大幅に減少する。この結果、通話時の音声の品質
が向上する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、自動車電
話のハンドフリー型マイクロホンを運転席側のフ
ロントピラーの内側の上部位置に当該フロントピ
ラーの長手方向に沿い且つ各検出部を上方に向け
て2つのマイクロホンを所定の間隔で配設し、こ
れらの2つのマイクロホンにより前記フロントピ
ラーに沿つて上方に指向性を得るようにしたの
で、音響装置のスピーカから発生される音の音声
信号への混入を大幅に低減させることが可能とな
り、更に、空調装置のブロワからの吐出風の影響
或はエンジン回転、走行、電装品の作動等に起因
するノイズの前記音声信号への混入を低減させる
ことが可能となり、この結果、音声信号のS/N
が向上すると共に音質も向上する等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した自動車の車内のダツ
シユボードを示す図、第2図は第1図のフロント
ピラーの拡大図、第3図は第2図の矢線−断
面図、第4図は本考案に係る自動車電話用マイク
ロホンのマイクロホン回路の一実施例を示すブロ
ツク図である。 2…フロントピラーウインド、2a…フロント
ピラー、4…フロントピラートリム、5…マイク
ロホンユニツト、6,7,8…ケース、9,10
…マイクロホン、20…マイクロホン回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車電話のハンドフリー型マイクロホンを運
    転席側のフロントピラーの内側の上部位置に当該
    フロントピラーの長手方向に沿い且つ各検出部を
    上方に向けて2つのマイクロホンを所定の間隔で
    配設し、これらの2つのマイクロホンにより前記
    フロントピラーに沿つて上方に指向性を得るよう
    にしたことを特徴とする自動車電話用マイクロホ
    ン。
JP15442985U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0349959Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15442985U JPH0349959Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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JP15442985U JPH0349959Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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Publication Number Publication Date
JPS6262554U JPS6262554U (ja) 1987-04-18
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