JPH054460Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH054460Y2 JPH054460Y2 JP1986157239U JP15723986U JPH054460Y2 JP H054460 Y2 JPH054460 Y2 JP H054460Y2 JP 1986157239 U JP1986157239 U JP 1986157239U JP 15723986 U JP15723986 U JP 15723986U JP H054460 Y2 JPH054460 Y2 JP H054460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing plate
- plate
- panel
- attached
- outer body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のボデー外板に面剛性を高める
ために取付けられるボデー外板用補強板に関する
ものである。
ために取付けられるボデー外板用補強板に関する
ものである。
(従来の技術)
自動車のボデー外板は、軽量化、コストダウン
の観点から薄肉化が図られてきているが、そのた
めボデー外板の面剛性が不足する場合が生じる。
そしてボデー外板に面剛性を不足する部分が生じ
ると、振動が発生し易く、又これに基づき騒音が
生ずる。この対策として、第3図に示すように、
ボデー外板aに面剛性を高めるための補強板bを
取付けることが従来より行われている。
の観点から薄肉化が図られてきているが、そのた
めボデー外板の面剛性が不足する場合が生じる。
そしてボデー外板に面剛性を不足する部分が生じ
ると、振動が発生し易く、又これに基づき騒音が
生ずる。この対策として、第3図に示すように、
ボデー外板aに面剛性を高めるための補強板bを
取付けることが従来より行われている。
そして前記補強板bはエポキシ系樹脂などの熱
硬化性樹脂で構成され、且つ第3図に示すように
矩形状に形成されているのが一般である。
硬化性樹脂で構成され、且つ第3図に示すように
矩形状に形成されているのが一般である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところでボデー塗装工程において、塗装、乾
燥、冷却は前記補強板bがボデー外板aに取付け
られた状態で行われるのであるが、補強板bが乾
燥炉で熱せられて膨張し、冷却時に冷却炉で冷却
されるとき、鋼板からなるボデー外板aとの収縮
率の相違によつて、補強板bのコーナ部近傍に応
力集中が生じる。そしてこの応力集中によつて、
ボデー外板aの前記コーナ部周辺部に歪みcが発
生して、その補修が必要となる。
燥、冷却は前記補強板bがボデー外板aに取付け
られた状態で行われるのであるが、補強板bが乾
燥炉で熱せられて膨張し、冷却時に冷却炉で冷却
されるとき、鋼板からなるボデー外板aとの収縮
率の相違によつて、補強板bのコーナ部近傍に応
力集中が生じる。そしてこの応力集中によつて、
ボデー外板aの前記コーナ部周辺部に歪みcが発
生して、その補修が必要となる。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するため、ボデー外
板にその面剛性を高めるために取付けられる自動
車におけるボデー外板用補強板において、両端部
が円弧状に彎曲する形状に形成されると共に、ほ
ぼ全面にわたつて厚み方向に多数の孔が開設され
ていることを特徴とする。
板にその面剛性を高めるために取付けられる自動
車におけるボデー外板用補強板において、両端部
が円弧状に彎曲する形状に形成されると共に、ほ
ぼ全面にわたつて厚み方向に多数の孔が開設され
ていることを特徴とする。
(作用)
本考案のボデー外板用補強板はその両端部が円
弧状に彎曲する形状に形成されているので、コー
ナ部での応力集中が生じにくいようになつてお
り、又厚み方向に多数の孔をほぼ前面にわたつて
開設して補強板全体にフレキシビリテイを与えて
いるので、熱膨張後の熱収縮時に生ずる応力集中
を緩和することができる。従つて従来塗装時の乾
燥・冷却工程の際に補強板コーナ部周辺におい
て、ボデー外板に生じた歪の発生を、本考案によ
れば防止できる。
弧状に彎曲する形状に形成されているので、コー
ナ部での応力集中が生じにくいようになつてお
り、又厚み方向に多数の孔をほぼ前面にわたつて
開設して補強板全体にフレキシビリテイを与えて
いるので、熱膨張後の熱収縮時に生ずる応力集中
を緩和することができる。従つて従来塗装時の乾
燥・冷却工程の際に補強板コーナ部周辺におい
て、ボデー外板に生じた歪の発生を、本考案によ
れば防止できる。
(実施例)
第1図及び第2図に示す本考案の実施例は、ク
オータアウタパネル(ボデー外板)1に取付けら
れ、その面剛性を高めるボデー外板用補強板Aに
本考案を適用したものである。
オータアウタパネル(ボデー外板)1に取付けら
れ、その面剛性を高めるボデー外板用補強板Aに
本考案を適用したものである。
前記補強板Aはエポキシ系樹脂などの熱硬化性
樹脂からなり、両端部が円弧状に彎曲する形状に
形成され、全体として楕円形状に形成されてい
る。又前記補強板Aには厚み方向にそのほぼ前面
にわたつて多数の孔2が開設されて、フレキシビ
リテイを与えられている。
樹脂からなり、両端部が円弧状に彎曲する形状に
形成され、全体として楕円形状に形成されてい
る。又前記補強板Aには厚み方向にそのほぼ前面
にわたつて多数の孔2が開設されて、フレキシビ
リテイを与えられている。
前記補強板Aは、接着剤を用いて、クオータア
ウタパネル1の裏面に取付けられている。尚、第
2図において3はクオータインナロアパネル、4
はルーフサイドインナパネルである。
ウタパネル1の裏面に取付けられている。尚、第
2図において3はクオータインナロアパネル、4
はルーフサイドインナパネルである。
上記実施例はクオータアウタパネル1に取付け
られた補強板に関するものであるが、他のボデー
外板に取付けられた補強板に本考案を適用できる
ことは云うまでもない。
られた補強板に関するものであるが、他のボデー
外板に取付けられた補強板に本考案を適用できる
ことは云うまでもない。
(考案の効果)
本考案は上記構成、作用を有するので、塗装時
の乾燥・冷却工程の際にボデー外板用補強板が取
付けられたボデー外板に歪が発生することを補強
硬化を損なわずに防止できる。
の乾燥・冷却工程の際にボデー外板用補強板が取
付けられたボデー外板に歪が発生することを補強
硬化を損なわずに防止できる。
第1図は本考案の実施例の要部の正面図、第2
図はその横断面図、第3図は従来例の要部の正面
図である。 1……ボデー外板、2……孔、A……ボデー外
板用補強板。
図はその横断面図、第3図は従来例の要部の正面
図である。 1……ボデー外板、2……孔、A……ボデー外
板用補強板。
Claims (1)
- ボデー外板にその面剛性を高めるために取付け
られる自動車におけるボデー外板用補強板におい
て、両端部が円弧状に彎曲する形状に形成される
と共に、ほぼ全面にわたつて厚み方向に多数の孔
が開設されていることを特徴とする自動車におけ
るボデー外板用補強板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986157239U JPH054460Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986157239U JPH054460Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361381U JPS6361381U (ja) | 1988-04-23 |
JPH054460Y2 true JPH054460Y2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=31079602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986157239U Expired - Lifetime JPH054460Y2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054460Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8479395B2 (en) * | 2009-04-08 | 2013-07-09 | Zephyros, Inc. | Method for improved reinforcement baffling and sealing |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959774A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | 補強用接着性シ−ト |
JPS6047767A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-15 | Toyota Motor Corp | 鋼板補強用プリプレグシ−ト |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP1986157239U patent/JPH054460Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959774A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | 補強用接着性シ−ト |
JPS6047767A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-15 | Toyota Motor Corp | 鋼板補強用プリプレグシ−ト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6361381U (ja) | 1988-04-23 |
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