JPH0544578A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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Publication number
JPH0544578A
JPH0544578A JP20778991A JP20778991A JPH0544578A JP H0544578 A JPH0544578 A JP H0544578A JP 20778991 A JP20778991 A JP 20778991A JP 20778991 A JP20778991 A JP 20778991A JP H0544578 A JPH0544578 A JP H0544578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
control
control lever
choke
governor
Prior art date
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Pending
Application number
JP20778991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kasai
洋 笠井
Hiroshi Umeno
洋 梅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0544578A publication Critical patent/JPH0544578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速運転位置を越えてチョーク全閉位置へ制
御レバーを回動したとき、ガバナスプリングの張力の増
加を極力抑えるようにしつゝ、装置の小型化を図る。 【構成】 固定の基板7に軸支される制御レバー8の中
間部に中間レバー16を軸支すると共に、この中間レバ
ー16にガバナスプリング20を接続し、制御レバー8
及び中間レバー16には、これらをガバナスプリングの
張力に抗して相互に弾発的に連結するロストモーション
ばね18を張設し、制御レバー8が高速運転位置Hを越
えてチョーク全閉位置C側へ回動するときは、ロストモ
ーションばね18を伸ばして中間レバー16の制御レバ
ー8との一体回動を阻止するストッパボルト19を基板
7に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンに装着される
気化器のスロットル弁に連結されるガバナレバーと、該
レバーにスロットル弁の開き方向への制御力を与えるガ
バナスプリングと、低速運転位置、高速運転位置、チョ
ーク全閉位置へと順次回動し得るよう基板に軸支され、
低速運転位置から高速運転位置に向って回動するに伴い
ガバナスプリングの制御力を増大させる制御レバーと、
エンジンの回転数の上昇に応じて増大する制御力をガバ
ナレバーにスロットル弁の閉じ方向へ与える遠心ガバナ
と、基板に軸支されて気化器のチョーク弁に連結され、
且つ該弁の開き方向へばね付勢されるチョーク作動レバ
ーとを備え、制御レバーが高速運転位置を越えてチョー
ク全閉位置側へ回動すると、該レバーがチョーク弁を閉
じるべくチョーク作動レバーを駆動するようにしたエン
ジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるエンジン制御装置において、冷機
時のエンジン始動に際してチョーク弁を閉じるべく制御
レバーを高速運転位置を越えてチョーク全閉位置側へ回
動するとき、ガバナスプリングの制御力を必要以上に増
大させないことが望ましい。若し、ガバナスプリングの
制御力が必要以上に増大すると、エンジンの暖機運転中
にエンジン回転数が必要以上に上昇して、騒音や燃料消
費量が悪化するという不都合を招くことになる。
【0003】そこで、従来のエンジン制御装置には、例
えば特公平2−48738号公報に開示されているよう
に、ばねにより互いに弾発的に連結した制御レバー及び
中間レバーを固定の基板にそれぞれ軸支すると共に、そ
の中間レバーにガバナスプリングを接続して、制御レバ
ーが中間レバーを介してガバナスプリングの制御力を調
節し得るようにし、更に制御レバーが高速運転位置を越
えてチョーク全閉位置に向って回動するとき、中間レバ
ーのみを高速運転位置に留めてガバナスプリングの制御
力のそれ以上の増大を抑えるストッパを前記基板に設け
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなエン
ジン制御装置では、制御レバー及び中間レバーをそれぞ
れ個別に基板に軸支しているので、基板にこれら両レバ
ーのための設置スペースを広く必要とし、装置が大型化
するという欠点がある。
【0005】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、制御レバーのチョーク全閉位置への回動時にはガ
バナスプリングの制御力の無用な増大を極力防止でき、
しかもコンパクトな前記エンジン制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ガバナスプリングを接続した中間レバー
を制御レバーに軸支し、この中間レバーを介してガバナ
スプリングの制御力を調節し得るよう、ガバナスプリン
グの制御力より強力なロストモーションばねを介して制
御レバー及び中間レバー間を弾発的に連結し、制御レバ
ーが高速運転位置を越えて回動したとき、中間レバーの
制御レバーとの一体回動を阻止するストッパを基板に設
けたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0008】先ず、図1において、エンジンの吸気系に
装着される気化器1の吸気道2には、中央のベンチュリ
部2aを挟んで上流側にチョーク弁3、下流側にスロッ
トル弁4が設けられる。これらチョーク弁3及びスロッ
トル弁4は、いずれもバタフライ型であって、吸気道2
の管壁に支承された各弁軸の外端にはチョークレバー5
及びスロットルレバー6がそれそれ固着されている。
【0009】一方、図示しないエンジン本体に固着され
る基板7には制御レバー8及びチョーク作動レバー9の
各基端が共通の枢軸10により回動可能に取付けられ
る。
【0010】制御レバー8は、U字状屈曲部8aを中間
部に有し、この屈曲部8aには、エンジン操作盤11に
摺動自在に支持される操作ノブ12がワイヤ13を介し
て接続される。而して、制御レバー8は操作ノブ12の
引き操作により、エンジン停止位置S、低速運転位置
L、高速運転位置H、チョーク全閉位置Cへと図1で反
時計方向へ回動されるもので、そのエンジン停止位置S
は、基板7に切起されたストッパ14に制御レバー8が
当接することにより規制される。この制御レバー8に
は、これを上記エンジン停止位置Sに向って付勢する戻
しばね15が接続される。
【0011】制御レバー8の中間部には中間レバー16
が枢軸17により回動可能に取付けられる。この中間レ
バー16は、制御レバー8の前記屈曲部8aに離間可能
に当接する起立片16aを有し、その当接により中間レ
バー16の制御レバー8に対する反時計方向(図1にお
いて)への回動が阻止される。そして、上記当接状態で
制御レバー8及び中間レバー16を相互に弾発的に連結
する引張コイルばねからなるロストモーションばね18
が中間レバー16の起立片16aと、制御レバー8基端
部の起立片8bとの間に張設される。このロストモーシ
ョンばね18には、後述するガバナスプリング20の最
大張力よりも大きなセット荷重が付与される。
【0012】基板7には、中間レバー16のチョーク全
閉位置C側側面に当接するストッパボルト19が螺着さ
れており、中間レバー16、起立片16aが制御レバー
8の屈曲部8aに当接した状態で中間レバー16がスト
ッパボルト19に当接することにより、制御レバー8の
前記高速運転位置Hが規制される。
【0013】また図示しないエンジン本体には、3本の
腕21a,21b,21cからなるガバナレバー21を
支持する枢軸22が支承される。ガバナレバー21の第
1腕21aにはリンク23を介して前記スロットルレバ
ー6が連結され、第2腕21bと中間レバー16との間
にガバナスプリング20が張設される。このガバナスプ
リング20は、その張力によりガバナレバー21にスロ
ットル弁4の開き方向へのトルクTS を与える。第3腕
21cは、エンジンの回転軸(図示せず)により駆動さ
れる公知の遠心ガバナ24に連結され、この遠心ガバナ
24からエンジン回転数の上昇に応じて増大するトルク
G をスロットル弁4の閉じ方向へ与えるようになって
いる。
【0014】前記チョーク作動レバー9は、図2に示す
ように、基板7及び制御レバー8間に挟まれて配置さ
れ、中間部に形成された鈎形の屈曲部9aを制御レバー
8のチョーク全閉位置C側側面に対向させている。この
チョーク作動レバー9の先端部には、リンク25を介し
て前記チョークレバー5が連結されると共に、このチョ
ーク作動レバー9をチョーク全閉位置Cへ付勢する戻し
ばね26が接続される。チョーク作動レバー9のチョー
ク全閉位置Cは、該作動レバー9が基板7上のストッパ
27に当接して規制される。而して、チョーク作動レバ
ー9の屈曲部9aは、制御レバー8がエンジン停止位置
Sないし高速運転位置H間を回動する間、制御レバー8
と係合せず、制御レバー8が高速運転位置Hを少しでも
越えると制御レバー8に係合してチョーク全閉位置C側
へ押圧されるようになっている。
【0015】次にこの実施例の作用について説明する。
【0016】操作ノブ12の押し引き操作により、制御
レバー8をエンジン停止位置Sないし高速運転位置Hの
範囲で回動する限り、強力なロストモーションばね18
により制御レバー8に連結された中間レバー16も制御
レバー8と共に回動してガバナスプリング20を伸縮さ
せるので、このガバナスプリング20には、制御レバー
8のエンジン停止位置Sからの回動角に比例した張力を
与えることができる。
【0017】例えば図3に示すように、制御レバー8を
高速運転位置Hまで回動すると、その位置に対応した大
なる張力をガバナスプリング20に与えることになる。
その状態でエンジンを運転すれば、遠心ガバナ24がエ
ンジン回転数に応じたトルクTG をガバナレバー21に
与えるので、該レバー21は上記トルクTG と、ガバナ
スプリング20の大なる張力によるトルクTS とが釣合
うように回動し、これによりスロットル弁4の開度が比
較的高開度域で制御され、エンジンは高速運転を継続す
る。
【0018】次に、冷機状態でのエンジン始動に際し、
操作ノブ12を充分に引いて図4に示すように制御レバ
ー8をチョーク全閉位置Cまで回動すると、その間、制
御レバー8は高速運転位置Hを過ぎたところからチョー
ク作動レバー9の屈曲部9aに係合してこれをチョーク
弁3の閉じ方向へ回動させる。そして、制御レバー8が
チョーク全閉位置Cに達したとき、チョーク弁3は全閉
状態となる。
【0019】ところで、制御レバー8が高速運転位置H
に達すると、中間レバー16はストッパボルト19に当
接してそれ以上の制御レバー8との一体回動を阻止され
る。したがって、制御レバー8が高速運転位置Hを越え
て回動すると、ロストモーションばね18を伸ばしつゝ
制御レバー8の屈曲部8aが中間レバー16の起立片1
6aから離間していく。しかしながら、中間レバー16
の枢軸17は制御レバー8と共に移動するが、この枢軸
17の移動に伴う中間レバー16の回動量は制御レバー
8のそれに比べ僅少であるから、中間レバー16に接続
したガバナスプリング20の張力は、制御レバー8が高
速運転位置Hを過ぎてからは殆ど変化しない。
【0020】したがって、チョーク弁3を閉じた後、エ
ンジンをクランキングすれば、気化器1からエンジンへ
へ濃厚混合気が供給され、冷機始動が容易に行われると
共に、暖機運転中のエンジン回転数の過度の上昇を抑え
ることができる。
【0021】また、中間レバー16は、制御レバー8の
中間部に軸支されるので、基板7に中間レバー16のた
めの取付スペースを設ける必要がなく、それだけ装置の
コンパクト化を図ることができ、のみならず制御レバー
8、中間レバー16及びロストモーションばね18の組
立体を構成して基板7への組付けを容易に行うことがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガバナス
プリングを接続した中間レバーを制御レバーに軸支し、
この中間レバーを介してガバナスプリングの制御力を調
節し得るよう、ガバナスプリングの制御力より強力なロ
ストモーションばねを介して制御レバー及び中間レバー
間を弾発的に連結し、制御レバーが高速運転位置を越え
て回動したとき、中間レバーの制御レバーとの一体回動
を阻止するストッパを基板に設けたので、高速運転位置
を越えて制御レバーを回動するとき、ロストモーション
ばねの伸びによりガバナスプリングの制御力の増加を極
力抑えて、暖気運転中のエンジン回転数の過度の上昇を
防ぐことができるのみならず、基板に中間レバーのため
の取付スペースを設ける必要がないことから装置のコン
パクト化を図ることができ、また制御レバー、中間レバ
ー及びロストモーションばねの組立体を構成して装置の
組立性を向上させることができる等の効果を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、エンジン停止状態で
示したエンジン制御装置の平面図
【図2】図4の2−2線断面図
【図3】上記エンジン制御装置の高速運転状態説明図
【図4】上記エンジン制御装置のチョーク全閉状態説明
【符号の説明】
1 気化器 3 チョーク弁 4 スロットル弁 5 チョークレバー 6 スロットルレバー 7 基板 8 制御レバー 9 チョーク作動レバー 10 枢軸 12 操作ノブ 16 中間レバー 19 ストッパ 20 ガバナスプリング 21 ガバナレバー 24 遠心ガバナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに装着される気化器(1)のス
    ロットル弁(4)に連結されるガバナレバー(21)
    と、該レバー(21)にスロットル弁(4)の開き方向
    への制御力を与えるガバナスプリング(20)と、低速
    運転位置(L)、高速運転位置(H)、チョーク全閉位
    置(C)へと順次回動し得るよう基板(7)に軸支さ
    れ、低速運転位置(L)から高速運転位置(H)に向っ
    て回動するに伴いガバナスプリング(20)の制御力を
    増大させる制御レバー(8)と、エンジンの回転数の上
    昇に応じて増大する制御力をガバナレバー(21)にス
    ロットル弁(4)の閉じ方向へ与える遠心ガバナ(2
    4)と、基板(7)に軸支されて気化器(1)のチョー
    ク弁(3)に連結され、且つ該弁(3)の開き方向へば
    ね付勢されるチョーク作動レバー(9)とを備え、制御
    レバー(8)が高速運転位置(H)を越えてチョーク全
    閉位置(C)側へ回動すると、該レバー(8)がチョー
    ク弁(3)を閉じるべくチョーク作動レバー(9)を駆
    動するようにしたエンジン制御装置において、 ガバナスプリング(20)を接続した中間レバー(1
    6)を制御レバー(8)に軸支し、この中間レバー(1
    6)を介してガバナスプリング(20)の制御力を調節
    し得るよう、ガバナスプリング(20)の制御力より強
    力なロストモーションばね(18)を介して制御レバー
    (8)及び中間レバー(16)間を弾発的に連結し、制
    御レバー(8)が高速運転位置(H)を越えて回動した
    とき、中間レバー(16)の制御レバー(8)との一体
    回動を阻止するストッパ(19)を基板(7)に設けた
    ことを特徴とする、エンジン制御装置。
JP20778991A 1991-08-20 1991-08-20 エンジン制御装置 Pending JPH0544578A (ja)

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JP20778991A JPH0544578A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 エンジン制御装置

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JP20778991A JPH0544578A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 エンジン制御装置

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JPH0544578A true JPH0544578A (ja) 1993-02-23

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ID=16545529

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JP20778991A Pending JPH0544578A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 エンジン制御装置

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