JPH0544574U - 記憶媒体 - Google Patents

記憶媒体

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Publication number
JPH0544574U
JPH0544574U JP9659591U JP9659591U JPH0544574U JP H0544574 U JPH0544574 U JP H0544574U JP 9659591 U JP9659591 U JP 9659591U JP 9659591 U JP9659591 U JP 9659591U JP H0544574 U JPH0544574 U JP H0544574U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
body case
storage medium
memory
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP9659591U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP9659591U priority Critical patent/JPH0544574U/ja
Publication of JPH0544574U publication Critical patent/JPH0544574U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな記憶容量を必要とする画像情報用のI
Cメモリカードはデータ保持電流も大きいため、従来の
ボタン型電池ではデータ保存期間が短いと言う欠点を解
決し、かつ外観的にも用途に適した記憶媒体を提供す
る。 【構成】 メモリICのバックアップ用として円筒型電
池を用い、この円筒型電池のケース(5)を、メモリI
Cを内蔵する本体ケース(4)の対向する両短辺の少な
くとも一辺に、その短辺に平行でかつこの本体ケースに
対して上下対称になる位置に取り付けたことを特徴とす
る。 【効果】 記憶容量の大きい記憶媒体で、電池寿命が大
幅に向上し、データ保存期間も長くなると共に、従来の
感光性フィルムに代って使用でき、外観的にも違和感の
ない新規な記憶媒体となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メモリICを用いた大容量記憶媒体の、バックアップ用電池の種類 ならびにその収納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、画像情報を記憶、保持する用途にICメモリカードが使用されはじめて いる。図6は、このような用途に使用される従来のICメモリカードの構造の代 表的な例であり、(a)は内部の上面図で、(b)は側断面図である。これらの 図に示されているように、メモリICをはじめとする電子部品群1が搭載された 回路基板2は、ボタン型のバックアップ用電池3とともにケース4の内部に収納 されていた。
【0003】 一般に、画像データは情報量が膨大であり、ICメモリカードの記憶容量は相 当に大きいものが必要とされる。また、画像情報記憶の典型的な例として、例え ばカメラのような用途に於いては、記憶用であるICメモリカードを、システム であるカメラ本体から抜去して保持することもあるため、記憶データの保存機能 もまた必要である。
【0004】 このような観点から、従来のICメモリカードは、主にSRAMないしは擬似 SRAMをメモリ素子として用いていた。仮に4Mバイトの記憶容量を確保しよ うとすれば、前者では1チップ当り1MビットのICを32個搭載しなければな らないため、カードとしての厚さのサイズにこだわる限り、そのイメージからは るかにはずれてしまうだけでなく、データ保持電流も大きくなり、通常用いられ ているボタン型電池ではデータ保持期間も短くなってしまうと言う欠点があった 。また後者では、前者に比較して1チップ当りの容量が大きいために搭載チップ 数が少なく、このためサイズ的な問題はないものの、バックアップのためのリフ レッシュ動作が必要となるため、やはり通常用いられているボタン型電池では電 流容量が不足してしまう。
【0005】 このように、従来のICメモリカードの構造にこだわる限り、いずれの場合も データ保持期間の観点から実用に供せられるものではなく、外観あるいは使用す る電池の種類、いずれの観点をも考慮した、新規な記憶媒体が望まれていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の写真画像を主とした記憶用ICメモリカードのかかる欠点に 鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、記憶容量が大きく、且 つ使用するバックアップ用の電池寿命が長く、また、カメラ等の用途に適した形 状、外観を有する記憶媒体を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、メモリICを主体とした電子部品群が搭載された回路基板 を内蔵した本体ケースと、該メモリICの記憶データを保持する円筒型電池を内 蔵した電池ケースとよりなり、該電池ケースは前記本体ケースの対向する両短辺 の少なくとも一辺に、該短辺に平行で且つ本体ケースに対して上下対称になる位 置に取り付けられたことを特徴とする記憶媒体である。
【0008】 以下、本考案を図をもとに詳細に説明する。図1(a)および(b)は、本考 案による記憶媒体の構造の一例で擬似SRAMを用いた例を示す図である。
【0009】 メモリICを主体とする電子部品群1が回路基板2に搭載され、本体ケース4 の内部に収納されるとともに、バックアップ用の円筒型電池3が収納された電池 ケース5が、本体ケース4の対向する2つの短辺の一辺に、その短辺に平行でか つ本体ケース4の短辺面の上下方向に対して対称になる位置に取り付けられてい る。電池3の両極の端子は、この図には示されていないが、回路基板2のバック アップ用電源ラインと電気的に接続されている。
【0010】 また、本体ケース4の残る短辺側の側面には、システムであるカメラ等本体と の電気的接点であるコネクタ6が設けられている。なおこのコネクタ6は、必ず しもこの図に示すように本体ケースの短辺側に設けられる必要はなく、本体ケー スの長辺側に設けられていても一向に差し支えない。さらに電池ケース5は、図 2のように本体ケース4の両側の短辺に取り付けられてもよく、この場合コネク タ6は、本体ケース4の長辺側の側面に設けられることになる。
【0011】 図3は、メモリICとしてSRAMを用いた例を表わしているが、擬似SRA Mに比較して1チップ当りのメモリ容量が小さい分チップ数は多数個必要となる ため、これらを搭載する回路基板2も複数枚が必要になり、各基板が接続ピン7 にて電気的に接続されるように多段化されて本体ケース4に収納されるとともに 、バックアップ用円筒型電池3が収納された電池ケース5は、図1に示された例 と同じく、本体ケース4の短辺側に、その短辺に平行でかつ本体ケースの短辺面 の上下方向に対して対称になる位置に取り付けられるとともに、コネクタ6は残 る短辺側の側面に設けられている。なお、この場合も電池ケース5は、図2に示 すように本体ケース4の両側の短辺に設けられていてもかわまわない。
【0012】 本考案に用いるバックアップ用電池は、本考案で対象とする記憶媒体の外観上 の観点、ならびに従来よりICメモリカード用に供せられているボタン型電池で はその電流容量が不足と言う観点から、電流容量の大きい円筒型電池を用いるこ とが、本考案での効果を具現する主要な要件であるが、とりわけ一定負荷のもと で放電特性の安定したリチウム系のものがより望ましい。
【0013】 図4は、本考案による記憶媒体をカメラ用として用いた場合の接続の方法を表 わしており、(a)ではコネクタ6が本体ケース4の短辺側に設けられた記憶媒 体8を、カメラ9の側面のスロット10から挿入し、図には示されていないが、 コネクタ6はスロット10の内部に設けられているピンソケットと嵌合する。ま た図4(b)は、コネクタ6が本体ケース4の長辺側に設けられた記憶媒体8を 、カメラの下面より挿入する例を表わし、この場合は当然ながらスロット10は カメラ9の底面に設けられている。
【0014】 さらに図5は、電池ケース5が本体ケース4の両側の短辺に設けられた記憶媒 体8をカメラ9に装着する例をあらわしている。図4(a)、(b)および図5 のいずれの場合も、電池ケース5はカメラ9のグリップ部11の位置にはめ込ま れる構造が、外観的にも調和し都合がよい。
【0015】 本考案の検証として、1Mビットの擬似SRAMチップを8個用い、図2に示 した構造の総記憶容量1Mバイトの記憶媒体を模擬的に作製したところ、バック アップ時の消費電流は840μAであった。ついでバックアップ用電池として、 従来の代表例であるボタン型リチウム電池(松下電池工業(株)製、BR202 0、定格3V、電流容量100mAH)、および円筒型リチウム電池(松下電池 工業(株)製、BR−C、定格3V、電流容量5000mAH)を用いてテスト した結果、電池の寿命はそれぞれ約1週間および約8ヶ月と、記憶データ保持の 有効期間に於いても大幅な差異が認められた。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案による記憶媒体は記憶容量が大きいと ともに電池寿命が長く、特にカメラ用として使用すれば、従来の感光フィルムに 代わり外観的にも違和感のない新規な記憶媒体として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による記憶媒体の構造の一例を示す図
で、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す側断面図である。
【図4】本考案による記憶媒体をカメラ用として使用す
る状況を示す図である。
【図5】本考案による他の記憶媒体をカメラ用として使
用する状況を示す図である。
【図6】従来のICメモリカードの構造の例を示す図
で、(a)は上面図、(b)は側断面図である。
【符号の説明】
1 電子部品群 2 回路基板 3 電池 4 本体ケース 5 電池ケース 6 コネクタ 8 記憶媒体 9 カメラ 10 スロット 11 グリップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01M 2/10 F 7356−4K

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリICを主体とした電子部品群が搭
    載された回路基板を内蔵した本体ケースと、該メモリI
    Cの記憶データを保持する円筒型電池を内蔵した電池ケ
    ースとよりなり、該電池ケースは前記本体ケースの対向
    する両短辺の少なくとも一辺に、該短辺に平行で且つ本
    体ケースに対して上下対称になる位置に取り付けられた
    ことを特徴とする記憶媒体。
JP9659591U 1991-11-26 1991-11-26 記憶媒体 Pending JPH0544574U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9659591U JPH0544574U (ja) 1991-11-26 1991-11-26 記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9659591U JPH0544574U (ja) 1991-11-26 1991-11-26 記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544574U true JPH0544574U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14169249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9659591U Pending JPH0544574U (ja) 1991-11-26 1991-11-26 記憶媒体

Country Status (1)

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JP (1) JPH0544574U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002028662A1 (fr) * 2000-10-02 2002-04-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Support d'enregistrement de type carte et procede de fabrication dudit support
KR100394145B1 (ko) * 2001-07-04 2003-08-14 황인택 메모리 및 배터리 수납겸용 더블 박스

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