JPH0544446Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544446Y2 JPH0544446Y2 JP1987147353U JP14735387U JPH0544446Y2 JP H0544446 Y2 JPH0544446 Y2 JP H0544446Y2 JP 1987147353 U JP1987147353 U JP 1987147353U JP 14735387 U JP14735387 U JP 14735387U JP H0544446 Y2 JPH0544446 Y2 JP H0544446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- boom
- crushing head
- mounting bracket
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、コンクリート壁等の破砕物を破砕す
る破砕機に関する。
る破砕機に関する。
(従来の技術)
この種の破砕機は、例えば実開昭56−155052号
公報に示されているように、一対の破砕アームを
回動自在に支持するとともに、この両破砕アーム
を油圧シリンダによつて開閉する破砕ヘツドを備
えており、この破砕ヘツドには、例えばパワーシ
ヤベル等の建設車両のブームに取付けるためのブ
ーム取付ブラケツトが直接取付けられている。
公報に示されているように、一対の破砕アームを
回動自在に支持するとともに、この両破砕アーム
を油圧シリンダによつて開閉する破砕ヘツドを備
えており、この破砕ヘツドには、例えばパワーシ
ヤベル等の建設車両のブームに取付けるためのブ
ーム取付ブラケツトが直接取付けられている。
また、特開昭60−3365号公報に記載されている
ように、破砕ヘツドとブーム取付ブラケツトとの
間に回動部を設け、この回動部により、破砕アー
ムで破砕物を噛み込む際にその破砕アームが破砕
物に垂直方向から噛み込むように破砕ヘツドの回
動を許容するようにした構造もある。
ように、破砕ヘツドとブーム取付ブラケツトとの
間に回動部を設け、この回動部により、破砕アー
ムで破砕物を噛み込む際にその破砕アームが破砕
物に垂直方向から噛み込むように破砕ヘツドの回
動を許容するようにした構造もある。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、破砕物に対して破砕アームの破砕刃
のいずれか一方が接近し他方が離れて位置する片
寄り状態で噛み込んだ場合、閉合回動する破砕ア
ームの一方が破砕物に当接した後に破砕アームの
他方が破砕物に当接するまでの間は破砕ヘツド自
体が回動し、ブームに対して破砕ヘツドが揺動す
るような状態となるため、ブームに曲がるような
無理な外力が加わるとともにその状態で破砕時に
コンクリートが一気に破砕される際に発生する大
きな衝撃力が伝わる。
のいずれか一方が接近し他方が離れて位置する片
寄り状態で噛み込んだ場合、閉合回動する破砕ア
ームの一方が破砕物に当接した後に破砕アームの
他方が破砕物に当接するまでの間は破砕ヘツド自
体が回動し、ブームに対して破砕ヘツドが揺動す
るような状態となるため、ブームに曲がるような
無理な外力が加わるとともにその状態で破砕時に
コンクリートが一気に破砕される際に発生する大
きな衝撃力が伝わる。
しかし、従来の破砕機は、破砕ヘツドとブーム
取付ブラケツトとが直接取付けられているか、回
動部を設けても破砕ヘツドの回動を許容するのみ
であり、すなわち、前記破砕ヘツドが揺動するよ
うな外力や衝撃力に対する緩衝構造がない。その
ため、無理な外力や衝撃力が破砕ヘツドやブーム
に直接伝わり、特にブームおよび建設車両本体の
耐久性が低下する問題がある。
取付ブラケツトとが直接取付けられているか、回
動部を設けても破砕ヘツドの回動を許容するのみ
であり、すなわち、前記破砕ヘツドが揺動するよ
うな外力や衝撃力に対する緩衝構造がない。その
ため、無理な外力や衝撃力が破砕ヘツドやブーム
に直接伝わり、特にブームおよび建設車両本体の
耐久性が低下する問題がある。
本考案は、上述のような点に鑑みなされたもの
で、破砕物の片寄り状態での噛み込み等によつて
破砕ヘツドがブーム取付ブラケツトに対して揺動
するような外力を吸収するとともに破砕時に破砕
ヘツドからブームに伝わる衝撃力を緩衝する緩衝
構造を備えることにより、破砕ヘツドやブーム等
の耐久性の向上を図れる破砕機を提供することを
目的とするものである。
で、破砕物の片寄り状態での噛み込み等によつて
破砕ヘツドがブーム取付ブラケツトに対して揺動
するような外力を吸収するとともに破砕時に破砕
ヘツドからブームに伝わる衝撃力を緩衝する緩衝
構造を備えることにより、破砕ヘツドやブーム等
の耐久性の向上を図れる破砕機を提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、ブームに装着するブーム取付ブラケ
ツト3と、一対の破砕アーム8a,8bを回動可
能に支持するとともにシリンダ22によつて開閉
する破砕ヘツド2と、前記ブーム取付ブラケツト
3と破砕ヘツド2との間に設けられ、ブーム取付
ブラケツト3に対して破砕ヘツド2の連設方向を
中心軸としてその破砕ヘツド2を回動可能に支持
する回動部36と、前記ブーム取付ブラケツト3
と破砕ヘツド2との間に設けられ、破砕ヘツド2
およびブーム取付ブラケツト3の一方から他方に
突出して前記連設方向に移動可能および連設方向
に対して傾斜可能に挿通し破砕ヘツド2をブーム
取付ブラケツト3に対して支持する複数の支持部
材42を有するとともに、破砕ヘツド2をブーム
取付ブラケツト3に対して前記連設方向の中心軸
上に沿つた定位置に付勢するスプリング45を有
する緩衝装置41とを備えたものである。
ツト3と、一対の破砕アーム8a,8bを回動可
能に支持するとともにシリンダ22によつて開閉
する破砕ヘツド2と、前記ブーム取付ブラケツト
3と破砕ヘツド2との間に設けられ、ブーム取付
ブラケツト3に対して破砕ヘツド2の連設方向を
中心軸としてその破砕ヘツド2を回動可能に支持
する回動部36と、前記ブーム取付ブラケツト3
と破砕ヘツド2との間に設けられ、破砕ヘツド2
およびブーム取付ブラケツト3の一方から他方に
突出して前記連設方向に移動可能および連設方向
に対して傾斜可能に挿通し破砕ヘツド2をブーム
取付ブラケツト3に対して支持する複数の支持部
材42を有するとともに、破砕ヘツド2をブーム
取付ブラケツト3に対して前記連設方向の中心軸
上に沿つた定位置に付勢するスプリング45を有
する緩衝装置41とを備えたものである。
(作用)
本考案は、緩衝装置41により、破砕物の片寄
り状態での噛み込み等によつて破砕ヘツド2がブ
ーム取付ブラケツト3に対して揺動するような外
力を吸収するとともに、破砕時に破砕ヘツド2か
らブームに伝わる衝撃力を緩衝してブームに大き
な衝撃力が伝わるのを防止する。
り状態での噛み込み等によつて破砕ヘツド2がブ
ーム取付ブラケツト3に対して揺動するような外
力を吸収するとともに、破砕時に破砕ヘツド2か
らブームに伝わる衝撃力を緩衝してブームに大き
な衝撃力が伝わるのを防止する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
図において、破砕機1は、コンクリート等の破
砕物を破砕する破砕ヘツド2と、この破砕ヘツド
2を例えばパワーシヤベル等の建設車両のブーム
の先端に取付けるブーム取付ブラケツト3とを備
えている。
砕物を破砕する破砕ヘツド2と、この破砕ヘツド
2を例えばパワーシヤベル等の建設車両のブーム
の先端に取付けるブーム取付ブラケツト3とを備
えている。
前記破砕ヘツド2は、支持基板4から一対の支
持アーム板5を平行に突設したアーム支持体6を
有し、このアーム支持体6の支持アーム板5の先
端部間に、支軸7によつて一対の破砕アーム8
a,8bが回動自在に支持されている。
持アーム板5を平行に突設したアーム支持体6を
有し、このアーム支持体6の支持アーム板5の先
端部間に、支軸7によつて一対の破砕アーム8
a,8bが回動自在に支持されている。
この各破砕アーム8a,8bは、平板状のアー
ム板9の外側縁部に沿つてフランジ10を設け、
先端の内側に破砕刃11を設けるとともに、後端
に略コ字状のシリンダ結合部12を設けており、
そして、中間部が前記支軸7の外周に軸受部材1
3を介して回動可能に嵌合し、両破砕アーム8
a,8bの破砕刃11,11が互いに開閉可能に
なつている。
ム板9の外側縁部に沿つてフランジ10を設け、
先端の内側に破砕刃11を設けるとともに、後端
に略コ字状のシリンダ結合部12を設けており、
そして、中間部が前記支軸7の外周に軸受部材1
3を介して回動可能に嵌合し、両破砕アーム8
a,8bの破砕刃11,11が互いに開閉可能に
なつている。
なお、前記支軸7は、アーム支持体6の各支持
アーム板5の外側に貫通する両端面に円板状の端
板14をボルト等によつて取付けて抜け止めする
とともに、一方の端板14の側部に設けたキー溝
14aを支持アーム板5の外側に突設した回動規
制板15に嵌合して回り止めしている。
アーム板5の外側に貫通する両端面に円板状の端
板14をボルト等によつて取付けて抜け止めする
とともに、一方の端板14の側部に設けたキー溝
14aを支持アーム板5の外側に突設した回動規
制板15に嵌合して回り止めしている。
また、前記破砕アーム8a,8bには同期回動
機構16が設けられ、この同期回動機構16は、
一方の破砕アーム8aの中間部の両側面部から一
対のレバー17を突設するとともに、このレバー
17の先端間にローラ18を回転自在に軸架し、
一方、他方の破砕アーム8bの中間部内縁にロー
ラ18が嵌合するガイド溝19を有したガイド突
片20を一体に突設し、そして、ローラ18がガ
イド溝19内を嵌合移動することにより、両破砕
アーム8a,8bを同期回動させる。
機構16が設けられ、この同期回動機構16は、
一方の破砕アーム8aの中間部の両側面部から一
対のレバー17を突設するとともに、このレバー
17の先端間にローラ18を回転自在に軸架し、
一方、他方の破砕アーム8bの中間部内縁にロー
ラ18が嵌合するガイド溝19を有したガイド突
片20を一体に突設し、そして、ローラ18がガ
イド溝19内を嵌合移動することにより、両破砕
アーム8a,8bを同期回動させる。
また、前記破砕アーム8aおよび8bの破砕刃
11の後端基部位置の一側および他側に、鉄筋等
を切断する各切断刃21が取付けられている。
11の後端基部位置の一側および他側に、鉄筋等
を切断する各切断刃21が取付けられている。
前記破砕アーム8a,8bを開閉回動するシリ
ンダ22は、シリンダ本体23を一方の破砕アー
ム8aのシリンダ結合部12に嵌合して回動軸2
4により回動自在に軸着し、また、ピストンロツ
ド25の先端部を他方の破砕アーム8bのシリン
ダ結合部12に嵌合して回動軸26により回動自
在に軸着し、そして、ピストンロツド25の進退
により、破砕アーム8a,8bが同期回動する。
ンダ22は、シリンダ本体23を一方の破砕アー
ム8aのシリンダ結合部12に嵌合して回動軸2
4により回動自在に軸着し、また、ピストンロツ
ド25の先端部を他方の破砕アーム8bのシリン
ダ結合部12に嵌合して回動軸26により回動自
在に軸着し、そして、ピストンロツド25の進退
により、破砕アーム8a,8bが同期回動する。
前記ブーム取付ブラケツト3は、ブーム取付枠
31とヘツド取付枠32とを有し、このブーム取
付枠31は、基板33から一対の取付板34を突
設し、この取付板34にブームに軸着するための
複数の取付孔35を設け、一方、ヘツド取付枠3
2は、矩形枠状に設けられており、そして、ブー
ム取付枠31の基板33とヘツド取付枠32と
は、破砕ヘツド2の連設方向を中心軸としてその
破砕ヘツド2を回動可能に支持する回動部として
の環状のスライド部材36を介して回動自在に連
結され、油圧によつて作動する油圧回動モータ3
7によつてヘツド取付枠32を回動駆動すること
ができる。
31とヘツド取付枠32とを有し、このブーム取
付枠31は、基板33から一対の取付板34を突
設し、この取付板34にブームに軸着するための
複数の取付孔35を設け、一方、ヘツド取付枠3
2は、矩形枠状に設けられており、そして、ブー
ム取付枠31の基板33とヘツド取付枠32と
は、破砕ヘツド2の連設方向を中心軸としてその
破砕ヘツド2を回動可能に支持する回動部として
の環状のスライド部材36を介して回動自在に連
結され、油圧によつて作動する油圧回動モータ3
7によつてヘツド取付枠32を回動駆動すること
ができる。
前記破砕ヘツド2とブーム取付ブラケツト3と
の間には、緩衝装置41が設けられている。この
緩衝装置41は、破砕ヘツド2のアーム支持体6
の取付基板4から突設した支持部材としての複数
のガイド軸42を有し、このガイド軸42の先端
がガイド軸孔43を通じてヘツド取付枠32の内
部に移動可能に挿通するとともに、ヘツド取付枠
32の内部においてガイド軸42の先端に一対の
ナツト44を共締して抜け止めされている。ま
た、ガイド軸42の外周にはスプリング45が圧
縮状態で装着され、このスプリング45は、両端
でガイド軸42に嵌合された各スプリング受46
を押圧して、破砕ヘツド2とブーム取付ブラケツ
ト3とを離反方向に付勢し、すなわち、破砕ヘツ
ド2をブーム取付ブラケツト3に対して前記連設
方向の中心軸上に沿つた定位置に付勢している。
一方、アーム支持体6の支持基板4から前記支軸
7と平行に規制板47が突設されているととも
に、ヘツド取付枠32から規制板47が進入する
規制溝48を有した複数の規制板49が規制板4
7とは直交して突設されている。
の間には、緩衝装置41が設けられている。この
緩衝装置41は、破砕ヘツド2のアーム支持体6
の取付基板4から突設した支持部材としての複数
のガイド軸42を有し、このガイド軸42の先端
がガイド軸孔43を通じてヘツド取付枠32の内
部に移動可能に挿通するとともに、ヘツド取付枠
32の内部においてガイド軸42の先端に一対の
ナツト44を共締して抜け止めされている。ま
た、ガイド軸42の外周にはスプリング45が圧
縮状態で装着され、このスプリング45は、両端
でガイド軸42に嵌合された各スプリング受46
を押圧して、破砕ヘツド2とブーム取付ブラケツ
ト3とを離反方向に付勢し、すなわち、破砕ヘツ
ド2をブーム取付ブラケツト3に対して前記連設
方向の中心軸上に沿つた定位置に付勢している。
一方、アーム支持体6の支持基板4から前記支軸
7と平行に規制板47が突設されているととも
に、ヘツド取付枠32から規制板47が進入する
規制溝48を有した複数の規制板49が規制板4
7とは直交して突設されている。
なお、前記ガイド軸42の直径に対してガイド
軸孔43の内径は大きく、ガイド軸42がガイド
軸孔43内で前記連設方向に対して傾斜可能と
し、すなわちヘツド取付枠32に対して破砕ヘツ
ド2がいずれの方向にも揺動傾斜可能になつてお
り、また、その破砕ヘツド2の揺動傾斜は、破砕
ヘツド8a,8bの噛み込み方向と平行な方向に
は、規制板47の側面が規制板49の規制溝48
の縁部に当接することにより規制し、一方、破砕
アーム8a,8bの噛み込み方向と直交する方向
には、規制板47の先端縁が規制板49の規制溝
48の底部に当接することにより規制する。
軸孔43の内径は大きく、ガイド軸42がガイド
軸孔43内で前記連設方向に対して傾斜可能と
し、すなわちヘツド取付枠32に対して破砕ヘツ
ド2がいずれの方向にも揺動傾斜可能になつてお
り、また、その破砕ヘツド2の揺動傾斜は、破砕
ヘツド8a,8bの噛み込み方向と平行な方向に
は、規制板47の側面が規制板49の規制溝48
の縁部に当接することにより規制し、一方、破砕
アーム8a,8bの噛み込み方向と直交する方向
には、規制板47の先端縁が規制板49の規制溝
48の底部に当接することにより規制する。
次に、本実施例の作用を説明する。
シリンダ22を作動させてピストンロツド25
を後退させることにより、第1図に想像線によつ
て示すように、両破砕アーム8a,8bの破砕刃
11を拡開させる。
を後退させることにより、第1図に想像線によつ
て示すように、両破砕アーム8a,8bの破砕刃
11を拡開させる。
そして、両破砕アーム8a,8bの破砕刃11
をコンクリート壁等の破砕物の両側に位置させ、
前記シリンダ22を前記とは逆に作動させてピス
トンロツド25を進出させることにより、両破砕
アーム8a,8bを破砕刃11が閉合するように
回動させ、この両破砕アーム8a,8bの破砕刃
11間で破砕物を噛み込み加圧して破砕する。
をコンクリート壁等の破砕物の両側に位置させ、
前記シリンダ22を前記とは逆に作動させてピス
トンロツド25を進出させることにより、両破砕
アーム8a,8bを破砕刃11が閉合するように
回動させ、この両破砕アーム8a,8bの破砕刃
11間で破砕物を噛み込み加圧して破砕する。
前記破砕アーム8a,8bによつて破砕物を破
砕する際に、破砕による衝撃力が生じるが、この
衝撃力は破砕ヘツド2とブーム取付ブラケツト3
との間の緩衝装置41によつて緩衝されるため、
ブーム取付ブラケツト3が装着されているブーム
には大きな衝撃力としては伝わらない。
砕する際に、破砕による衝撃力が生じるが、この
衝撃力は破砕ヘツド2とブーム取付ブラケツト3
との間の緩衝装置41によつて緩衝されるため、
ブーム取付ブラケツト3が装着されているブーム
には大きな衝撃力としては伝わらない。
なお、破砕物を破砕する際に、破砕物に対して
破砕アーム8a,8bの破砕刃11のいずれか一
方が接近し他方が離れて位置する片寄り状態で噛
み込んだ場合、同期回動機構16によつて同期し
て閉合回動する破砕アーム8a,8bの一方が破
砕物に当接した後に、破砕アーム8a,8bの他
方が破砕物に当接するまでの間は破砕ヘツド2自
体が回動することになるが、破砕ヘツド2とブー
ム取付ブラケツト3との間の緩衝装置41によつ
て、破砕ヘツド2が揺動可能であるため、多少の
片寄り状態での噛み込みではブームに対して無理
な力が加わるのを防止できる。
破砕アーム8a,8bの破砕刃11のいずれか一
方が接近し他方が離れて位置する片寄り状態で噛
み込んだ場合、同期回動機構16によつて同期し
て閉合回動する破砕アーム8a,8bの一方が破
砕物に当接した後に、破砕アーム8a,8bの他
方が破砕物に当接するまでの間は破砕ヘツド2自
体が回動することになるが、破砕ヘツド2とブー
ム取付ブラケツト3との間の緩衝装置41によつ
て、破砕ヘツド2が揺動可能であるため、多少の
片寄り状態での噛み込みではブームに対して無理
な力が加わるのを防止できる。
一方、破砕物の噛み込み状態によつては、破砕
ヘツド2に対して前記破砕アーム8a,8bの噛
み込み方向の他にも、いろいろな方向から力が加
わるが、そのいずれの方向に力が加わつても緩衝
装置41が働いてブームに対して無理な力が作用
するのを防止できる。
ヘツド2に対して前記破砕アーム8a,8bの噛
み込み方向の他にも、いろいろな方向から力が加
わるが、そのいずれの方向に力が加わつても緩衝
装置41が働いてブームに対して無理な力が作用
するのを防止できる。
また、破砕ヘツド2によつて破砕作業をする
際、ブーム取付ブラケツト3の油圧回動モータ3
7を作動させることによつて、破砕ヘツド2の向
きを変えることができる。
際、ブーム取付ブラケツト3の油圧回動モータ3
7を作動させることによつて、破砕ヘツド2の向
きを変えることができる。
本考案によれば、破砕ヘツドとブーム取付ブラ
ケツトとの間に緩衝装置を設けたので、破砕物の
片寄り状態での噛み込み等によつて破砕ヘツドが
ブーム取付ブラケツトに対して揺動するように作
用する外力を吸収できるとともに、破砕時に破砕
ヘツドからブームに伝わる衝撃力を緩衝してブー
ムに大きな衝撃力を伝えるのを防止でき、破砕ヘ
ツドやブーム等の耐久性を向上させることができ
る。
ケツトとの間に緩衝装置を設けたので、破砕物の
片寄り状態での噛み込み等によつて破砕ヘツドが
ブーム取付ブラケツトに対して揺動するように作
用する外力を吸収できるとともに、破砕時に破砕
ヘツドからブームに伝わる衝撃力を緩衝してブー
ムに大きな衝撃力を伝えるのを防止でき、破砕ヘ
ツドやブーム等の耐久性を向上させることができ
る。
第1図は本考案の破砕機の一実施例を示す一部
を切り欠いた側面図、第2図はその一部を切り欠
いた平面図である。 2……破砕ヘツド、3……ブーム取付ブラケツ
ト、8a,8b……破砕アーム、22……シリン
ダ、36……回動部としてのスライド部材、41
……緩衝装置、42……支持部材としてのガイド
軸、45……スプリング。
を切り欠いた側面図、第2図はその一部を切り欠
いた平面図である。 2……破砕ヘツド、3……ブーム取付ブラケツ
ト、8a,8b……破砕アーム、22……シリン
ダ、36……回動部としてのスライド部材、41
……緩衝装置、42……支持部材としてのガイド
軸、45……スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ブームに装着するブーム取付ブラケツトと、 一対の破砕アームを回動可能に支持し、この破
砕アームをシリンダによつて開閉する破砕ヘツド
と、 前記ブーム取付ブラケツトと破砕ヘツドとの間
に設けられ、ブーム取付ブラケツトに対して破砕
ヘツドの連設方向を中心軸としてその破砕ヘツド
を回動可能に支持する回動部と、 前記ブーム取付ブラケツトと破砕ヘツドとの間
に設けられ、破砕ヘツドおよびブーム取付ブラケ
ツトの一方から他方に突出して前記連設方向に移
動可能および連設方向に対して傾斜可能に挿通し
破砕ヘツドをブーム取付ブラケツトに対して支持
する複数の支持部材を有するとともに、破砕ヘツ
ドをブーム取付ブラケツトに対して前記連設方向
の中心軸上に沿つた定位置に付勢する複数のスプ
リングを有する緩衝装置と を備えたことを特徴とする破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987147353U JPH0544446Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987147353U JPH0544446Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450556U JPS6450556U (ja) | 1989-03-29 |
JPH0544446Y2 true JPH0544446Y2 (ja) | 1993-11-11 |
Family
ID=31417670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987147353U Expired - Lifetime JPH0544446Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0544446Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2002354449A1 (en) | 2001-12-21 | 2003-07-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light receiving element and light receiving device incorporating circuit and optical disc drive |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603365A (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-09 | 大淀ヂ−ゼル株式会社 | 作業機械の作業機 |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP1987147353U patent/JPH0544446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603365A (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-09 | 大淀ヂ−ゼル株式会社 | 作業機械の作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6450556U (ja) | 1989-03-29 |
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