JPH0544276Y2 - - Google Patents

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JPH0544276Y2
JPH0544276Y2 JP2091388U JP2091388U JPH0544276Y2 JP H0544276 Y2 JPH0544276 Y2 JP H0544276Y2 JP 2091388 U JP2091388 U JP 2091388U JP 2091388 U JP2091388 U JP 2091388U JP H0544276 Y2 JPH0544276 Y2 JP H0544276Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品の移載装置等を用いて、収納さ
れている物品を移載することができる移載容器に
関するものであり、特に開閉自在な側面部を有す
る移載容器に関する。
〔従来の技術〕
移載容器に関する従来の技術としては、実公昭
56−34594号公報、実公昭58−41141号公報に記載
のもの等が知られている。
上記公報に記載されている従来の技術について
説明すると、実公昭56−34594号公報には箱型の
枠本体の下部に蝶番により開閉自在に結合された
底板の両側面の中央部にバケツト吊上用の吊り金
具をピンにより回動自在に取付け、枠本体の上部
に吊り金具を自由に上下できるように案内金具を
固着し、吊り金具に底板の開く角度を制御するた
めのストツパを設け、枠本体の上部両側面に、前
記吊り金具よりも高さの高い2個の底部開放用の
吊り金具を固着した底板自在開閉式バケツトが記
載されている。
また、実公昭58−41141号公報には、容器本体
の正面を上下2枚の扉を互いに蝶番付けし、下側
側板を本体の傾斜により開閉自在に形成し、該本
体の下面に偏倚される鎖錠レバーを枢支してその
先端の鉤状部で扉の下縁に係止するようにした容
器扉開閉装置を備える搬送容器が記載されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のよう
な問題点を有していた。
即ち、実公昭56−34594号公報に記載の底板自
在開閉式バケツト(移載容器)は、側面部でなく
底板(底面部)が開閉されるようになしてあるの
で、損傷を与えることなく、傷みやすい物品を移
載容器から取出すことはできない。また、内部に
物品を入れて運ぶ場合にはバケツト吊上用の吊り
金具を使用して持ち上げることが必要となるた
め、搬送手段としてフオークリフト、クレーン等
を用いねばならず、任意の搬送手段を選択するこ
とはできない。
また、実公昭58−41141号公報に記載の搬送容
器は、鎖錠レバーの係止を離脱し扉を開放するよ
うになしてあるが、鎖錠レバーの係止を離脱し扉
を開放することに係わる具体的記載はなく、何ら
の示唆もない。
従つて、本考案の目的は、側面部を開閉自在と
し物品を側面部から取出し得るようにすることに
よつて、損傷を与えることなく物品を移載できる
ようにすると共に、ローラコンベヤ等の任意の搬
送手段であつても搬送をなし得、また移載容器に
収納されている物品を取出す場合には、容易且つ
確実に側面部を開放なし得る移載容器を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、開閉自在の側面部を有する移載容器
において、上記側面部に該側面部と一体的に形成
された延設部を具備すると共に、該側面部が該側
面部の上縁部における支軸を介して容器本体に対
して揺動可能に支持されていることを特徴とする
移載容器を提供することによつて上記の目的を達
成したものである。
尚、延設部が側面部と略同一平面上に設けられ
ていることが好ましい。
〔実施例〕
以下、本考案の移載容器の一実施例について説
明する。
第1図は本考案の移載容器をコンテナに適用し
た場合の一実施例を示す斜視図、第2図はその側
面部(一部断面化されている)で、これらの図面
において、1はコンテナで、コンテナ1はコンテ
ナ本体11に開閉自在の側面部12を有すると共
に、上記側面部12はその上縁部における支軸1
3を介しコンテナ本体11に対して揺動可能に支
持されており、更に側面部12には該側面部12
と一体的に延設部12aが形成されている。
次に本実施例であるコンテナ1における各部に
ついて更に詳述すると、上記コンテナ1はコンテ
ナ本体11、開閉自在の側面部12、支軸13、
該支軸13に巻回されたスプリング14を備えて
構成されており、コンテナ本体11は底面部15
と該底面部15に固定設置されている側面部16
とを備え、該側面部16の上方両端部の近傍には
支軸13を支持するための穴とスプリング14の
一端を引つ掛けるための穴17とが隣接して設け
られている。また、開閉自在の側面部12は支軸
13を介してコンテナ本体11に対して揺動可能
に支持されており、支軸13の外周にはスプリン
グ14が巻回して取り付けられ、スプリング14
により側面部12が常時閉じる方向に付勢されて
いる。つまり、スプリング14の一端は側面部1
6の穴17に、他端は側面部12のリブに設けら
れた切欠12bにそれぞれ引つ掛けられ側面部1
2に付勢力を付与するよう構成されている。ま
た、側面部12と一体的に形成されている延設部
12aは、側面部12と略同一平面上に延設され
ている。更に、側面部12の下端部両側には1対
のストツパ18,18が設けられており、側面部
12が閉じたとき底面部15によつて係止される
ようなされている。
次に、本考案の移載容器、即ち上記実施例のコ
ンテナ1から物品を取出すのに適する、第3図〜
第4図に示された物品の移載装置について詳述す
る。各図中、2は搬送されてきたコンテナ1を傾
斜する傾斜装置、3はコンテナ1の側面部12と
一体的に形成された延設部12aを押圧する押さ
え装置であり、押さえ装置3は傾斜装置2に載置
されている。上記物品の移載装置はコンテナ1に
収納されている物品を取出し、該物品の移載装置
に並設された物品搬送装置5上に移載するように
構成されており、特に適宜の前工程においてコン
テナ1内にピツキングされた物品を別のコンテナ
に移載するために、物品搬送装置5上に移載する
のに適している。傾斜装置2は、コンテナ1を物
品搬送装置5方向に傾斜させるためのものであ
り、メインフレーム21、揺動フレーム22、支
軸23、エアーシリンダ24等を備えて構成され
ている。而して揺動フレーム22は支軸23とエ
アーシリンダ24とを介してメインフレーム21
に取付けられている。尚、揺動フレーム22の上
部は正面視において略コ字形を呈している。ま
た、揺動フレーム22は物品搬送装置5に対向す
る側縁に取付けられたシユート25と、該シユー
ト25に対向する側縁に取付けられた規制板26
を具備しており、該シユート25及び規制板26
をコンテナ1の底面部15に沿う溝に嵌入させて
コンテナ1の下端部を規制することによつて、コ
ンテナ1が揺動フレーム22と一体的に傾斜する
ようになされている。また、揺動フレーム22は
上部のコ字形部背面に振動装置(バイブレータ)
27を具備している。尚、流動性の良い物品を移
載する場合には振動装置27を設けなくても良
い。
また、押さえ装置3は、揺動フレーム22の傾
斜と共にコンテナ1の側面部12を開くためのも
のであり、支軸31を介して揺動するアーム3
2、アーム32の先端部に取付けられている押さ
えローラ33、アーム32を揺動するためのブレ
ーキ付モータ34、ブレーキ付モータ34と支軸
31間に掛け回されているチエーン35等を備え
て構成されている。尚、36は押さえローラ33
がコンテナ1の延設部12aを押圧する際にコン
テナ1を支持するための固定ガイドであり、揺動
フレーム22に取付けられている。尚、押さえ装
置3としては上記ブレーキ付モータ34に変えて
エアーシリンダ等を用いることもできる。又、押
さえ装置3はメインフレーム21に取付けられて
いても良い。
而して、4はコンテナ搬送コンベヤで、物品を
収納したコンテナ1を上記物品の移載装置に搬入
すると共に、物品が取出された空のコンテナ1を
搬出するものであり、ローラコンベヤによつて構
成されている。コンテナ搬送コベンヤ4は搬入さ
れたコンテナ1を収容し得る間隔に1対のストツ
パ41,42を上流側から順次備えている。ま
た、コンテナ搬送コンベヤ4は上流側のストツパ
41までと、該上流側のストツパ41と下流側の
ストツパ42の間と、下流側のストツパ42以降
との3個所の部分4a,4b,4cからなつてお
り、夫々独立した駆動部を備えており、物品の移
載装置内に位置するコンテナ搬送コンベヤ4bの
速度は他のコンテナ搬送コンベヤ4a,4cより
高速に駆動する構成になつている。
また、物品搬送装置5はベルトコンベヤによつ
て構成されており、上記物品の移載装置を介して
コンテナ1から取出された物品を所望の位置まで
搬送するものであり、該物品搬送装置5は、上述
の如くコンテナ搬送コンベヤ4と略平行に配設さ
れている。
次に、前述の構成からなる本実施例の移載容器
からの物品の移載態様について上述の物品の移載
装置を用いた場合について第3図に基づいて説明
する。尚、コンテナ1に収納されている物品は適
宜の前工程において、夫々の出荷先(小売店等)
からのオーダに応じて所望の種類、所望の数量が
ピツキングされ、ポリエチレン袋等に詰められて
いる。
袋詰めされた物品(以下単に「物品」とも云
う)が収納されているコンテナ1はコンテナ搬送
コンベヤ4によつて図外の前工程から退没した上
流側のストツパ41上を通る物品の移載装置に搬
入され、コンテナ搬送コンベヤ4b,4c間に上
昇して突出したストツパ42に到着し、ストツパ
42によつてコンテナ1は停止する。図外のセン
サによりコンテナ1の到着が検出されると、コン
テナ搬送コンベヤ4bが停止すると共に、傾斜装
置2が作動し、コンテナ1が物品搬送装置5方向
に傾斜する。即ち、エアーシリンダ24の作動に
よつて揺動フレーム22が支軸23を介して、第
3図において反時計方向にコンテナ1を載置した
状態で揺動する。尚、このときコンテナ搬送コン
ベヤ4a,4cは常に運転されている。また、コ
ンテナ1の到着が上述の如く検出されると、退没
したストツパ41が上昇して突出し、後続のコン
テナ1を物品の移載装置内に搬入しないよう停止
させる。
次いで、エアーシリンダ24が作動を開始して
コンテナ1を傾斜させると共に、アーム32が支
軸31を介して揺動し、コンテナ1の延設部12
aを押さえローラ33により押圧することによつ
て、コンテナ1の側面部12は支軸13を介して
揺動して、側面部12が開く。この際、コンテナ
1の傾斜によつて底面部15が傾斜するとともに
振動装置27によつて揺動フレーム22、コンテ
ナ1に振動を加えることによつてコンテナ1内に
収納されている物品をシユート25を経て物品搬
送装置5上に確実に移載する。また、押さえ装置
3のアーム32によつて側面部12が全開する
と、物品搬送装置5が駆動するようになしてある
ため、コンテナ1内に残つている物品を物品搬送
装置5のコンベヤの移動によつて引張り出しコン
テナ1内から確実に取出すことができる。物品が
取出されたことが図外のセンサと制御装置とによ
り確認される(センサが物品の通過を検出した
後、一定時間経過する)と、揺動フレーム22、
アーム32が元の状態に戻ると共に、振動装置2
7、物品搬送装置5が停止する。そして、ストツ
パ42が下降して退没すると共に、コンテナ搬送
コンベヤ4bが駆動して空になつたコンテナ1を
物品の移載装置からコンテナ搬送コンベヤ4cに
搬出する。尚、上述の如くして物品の移載装置が
コンテナ1に収納されている物品を移載している
間に後続のコンテナ1がストツパ41に到着し、
待機している場合には、空になつたコンテナ1を
搬出した後、ストツパ41が下降し、後続のコン
テナ1はストツパ42まで前進し、ストツパ42
によつて停止し、上記と同様にして、次のコンテ
ナ1に対する物品の移載態様が繰返される。尚、
アーム32は、揺動フレーム22が時計方向に揺
動して下降した後、元の状態に戻るようにしても
良い。
以上、本考案の移載容器の実施例、その実施例
の移載容器から物品を取出すのに適する物品の移
載装置及びこれらを用いて実施する物品の移載態
様について説明したが、本考案はこれらに制限さ
れるものではない。例えば、コンテナ1は本実施
例では2個の側面部12が揺動可能になされてい
るが、少なくとも1個の側面部12が揺動なし得
るようになつていれば良い。また延設部12aは
1個の側面部に対して複数個設けても良く、棒状
でなく板状であつても良く、側面部12と同一平
面上になくても良い。また、物品を袋詰めしない
でコンテナ1に直接収納しても良い。物品を袋詰
めしてない場合には揺動フレーム22が傾斜端に
達した後、アーム32を揺動させてコンテナ1の
側面部12を開くようにすることが物品の損傷防
止のうえでより好ましい。
〔考案の効果〕
本考案の移載装置は、上述の如く、側面部と一
体的に形成された延設部を具備すると共に、上記
側面部が該側面部の上縁物品において支軸を介し
て容器本体に対して揺動可能に支持されているの
で、損傷を与えることなく物品を移載することが
できると共に、種々の搬送手段によつて移載容器
を搬送なし得る。また、物品の移載装置等によつ
て移載容器に収納されている物品を取出す場合に
は容器且つ確実に側面部を開放することができる
ので、物品を迅速に移載することができる。
そして、延設部が、側面部と略同一平面上に設
けられていることにより、物品の移載装置によつ
て側面部を充分広く開放することができ、確実に
物品を移載することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその側面図(一部断面化されている)、第3
図はその実施例の容器から物品を取出すのに適す
る物品の移載装置の正面図、第4図はその側面図
である。 1……移載容器(コンテナ)、11……容器本
体(コンテナ本体)、12……側面部、12a…
…延設部、13……支軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開閉自在の側面部を有する移載容器におい
    て、上記側面部に該側面部と一体的に形成され
    た延設部を具備すると共に、上記側面部が該側
    面部の上縁部における支軸を介して容器本体に
    対して揺動可能に支持されていることを特徴と
    する移載容器。 (2) 上記延設部が、側面部と略同一平面上に設け
    られている、請求項(1)記載の移載容器。
JP2091388U 1988-02-19 1988-02-19 Expired - Lifetime JPH0544276Y2 (ja)

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JP2091388U JPH0544276Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19

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JPH01132518U JPH01132518U (ja) 1989-09-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007276870A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Sanko Co Ltd 箱型容器

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JP2007276870A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Sanko Co Ltd 箱型容器

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