JPH0544138U - 調剤装置 - Google Patents

調剤装置

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JPH0544138U
JPH0544138U JP875591U JP875591U JPH0544138U JP H0544138 U JPH0544138 U JP H0544138U JP 875591 U JP875591 U JP 875591U JP 875591 U JP875591 U JP 875591U JP H0544138 U JPH0544138 U JP H0544138U
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gripping
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JP875591U
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Inventor
浩 田中
広志 矢内
和弘 佐藤
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株式会社コパル
株式会社エム・シー・エー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】錠剤シート耳部を上下1対の爪体によつても把
持できるようにして、カツター装置による打ち抜きがで
きるようにする。 【構成】押圧機構435により取り出された錠剤シート
の端部を把持する把持装置と;把持装置を搭載したZキ
ヤリツジ456と;把持装置の把持解除により落下され
る錠剤シートを一時的に収容する箱と;箱の上蓋をなし
開閉機構を有する蓋体と;錠剤シ−トの縦刃と横刃を備
えるカツター装置と;端数打ち抜き後にカツター装置上
から払い出しを行なう払い出し手段とを具備してなる錠
剤装置であつて;把持装置を少なくとも1対の把持部位
を有する下爪体401で形成してZキヤリツジ456に
設け、蓋体の間を移動するとともに、下爪体401に対
して当接離間する上爪体411を駆動する駆動手段42
1、422をZキヤリツジ456に搭載する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は調剤装置に係り、特にPTP(パス スルー パツケージ)剤錠シー トと呼ばれるブリスター包装された錠剤シートを、予め設定したプログラムに基 づいて所定の錠剤の所定個数分を錠剤シートの端数分を含めて自動的に調剤する 調剤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年になり、病院等の薬局における調剤作業は薬剤師等に人手によつて行なわ れており、これらの薬剤の内カプセルを含む種々の錠剤を調剤する頻度が高まり つつある。 この錠剤はPTP剤錠シートと呼ばれて、錠剤側を押圧することで底のアルミ シート部分を破ることで錠剤を取り出すようにした包装形式であり、一般には錠 剤の10個以上を1枚のシート状にして供給される。
【0003】 薬剤師はこのPTP剤錠シートを医師の処方箋に基づいて、患者に調剤するも のであるが、特に診療分野が広い総合病院等にあつては、常時取り出し可能にし ておく錠剤の種類が600種以上にもなり、保管場所を必要とするばかりか、処 方箋に基づいて調剤する作業は非常に精神的、肉体的に負担を強いられるもので あつた。
【0004】 そこで、本願共同出願人の一方は、「ブリスター包装体の取り出し装置」を出 願して調剤の自動化案を提供している。本提案を本願の文語に合致させて整理す ると、縦横多段に区画形成されたケース棚と、該ケース棚に収容されるとともに 、錠剤シートの端数分を収容する残数収納部を有する錠剤ケースと、前記ケース 棚の側面に配設される排出箱と、前記ケース棚の前面で上下左右に移動するため のXYキヤリツジと、該XYキヤリツジに設けられるヘツド装置とからなり、a )ヘツド装置をケース棚に対して位置決めする位置決め機構と、b)錠剤シート の端数分を切り放すための縦横刃を有するカツター装置と、c)切断時に錠剤シ ートが動かないようにする真空ポンプの保持装置と、d)錠剤シート端部を把持 する把持装置と、e)把持装置により把持してZ方向に移動して錠剤シートを前 記錠剤ケースから外部に取り出し端数切断後に前記残数収納部に戻すためのZキ ヤリツジと、f)前記取り出された錠剤シートを落下または保持するための開閉 機構を有する箱部とを、ヘツド装置に搭載してなる調剤装置であつて、制御装置 からの指令に基づいて錠剤ケースから錠剤シートを取り出し、端数分をヘツド装 置のカツター装置で切り放し、端数切断後に前記残数収納部に戻してから、ヘツ ド装置の箱部に一時的に収容して、ヘツド装置をケース棚の側面に配設される排 出箱上に移動して、開閉機構を作用させて調剤後の錠剤シートを排出箱内に落す ようにした調剤装置である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の調剤装置によれば、ヘツド装置に搭載される把持装置は把持部位を有す る3本の下爪体で形成してZキヤリツジに設ける一方、これらの下爪体に対して 当接離間する上爪体を一体的に駆動する駆動手段をZキヤリツジに搭載するよう にしている。このように構成することで、幅寸法の夫々異なる錠剤シートの把持 を行なうようにして、ヘツド装置に搭載されている上述のa)からf)の機能に より端数分を切断したり、残数分を錠剤ケースに戻す作業を行なうようにしてい る。
【0006】 そこで、ヘツド装置にa)からf)の機能を全て搭載するのでは、ヘツド装置 の重量増加が著しく高速移動できない不具合点に鑑みて、特に重量物のカツター 装置をフレーム本体側に設けて、ヘツド装置の軽量化を図ることが考えられる。 すなわち、1)ヘツド装置の把持装置によつて、錠剤ケースに収容されている 錠剤シートの耳部を把持し、2)把持状態を保持したままZキヤリツジの移動に より箱部の蓋体上に錠剤シートを移動し、端数の打ち抜きの必要のある場合には 、3)把持状態を保持したままヘツド装置をカツター装置の打ち抜き部位に移動 し、4)耳部の反対側から順次打ち抜きを行ない、5)ヘツド装置を錠剤ケース に移動し、打ち抜き後の錠剤シート残数部を錠剤ケースの残数部に戻す一方、端 数の打ち抜きの必要のない場合には、6)把持状態を解除して、蓋体を開き錠剤 シートを下方に落下させる動作させれば良い。
【0007】 しかしながら、1)から5)のように動作させる場合において、特に錠剤シー ト1枚中の残数が少なくなり、耳部にかかる部分を2個の上下爪体により把持し て上下爪体の中心部位を縦刃により打ち抜いた後に、2個の上下爪体の把持状態 を保持したままZキヤリツジが移動すると、カツター装置上に打ち抜き後の錠剤 シートを残すことができず、払い出し手段による払い出しができなくなる。
【0008】 また、錠剤シートの把持状態を検出を行なわないと、把持しない状態で後続の 動作に進行する事態が生じる。 したがつて、本考案の錠剤装置は上述の事情に鑑みてなされたものであり、そ の目的は耳部を上下1対の爪体によつても把持できるようにして、カツター装置 による打ち抜き(切り取り)ができるにすることにある。
【0009】 また、錠剤シートの把持状態を検出して後続の動作を行なうようにすることに ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
この課題を解決するため、本考案の調剤装置は、フレーム本体に設けられてな り縦横多段に区画形成されたケース棚と;該ケース棚の所定位置に取付られる錠 剤ケースと、錠剤シートの端数分を収容する残数収納部と、錠剤シートを外部に 取り出す取り出し機構部とを有してなる錠剤ケースと;前記フレーム本体に設け られるXキヤリツジ装置と;該Xキヤリツジ装置に設けられるYキヤリツジ装置 と;該Yキヤリツジ装置の上下長手方向に駆動されるように設けられて、前記ケ ース棚の前面側面に対して沿うように移動されるヘツド装置と;該ヘツド装置に 搭載されて、前記取り出し機構を押圧する押圧機構と;該押圧機構により取り出 された錠剤シート端部を把持する把持装置と;該把持装置により錠剤シート縁部 を把持し、Z方向に移動して錠剤シートを前記錠剤ケースから外部に取り出すた めに前記把持装置を搭載したZキヤリツジと;前記把持装置の把持解除により落 下される錠剤シートを一時的に収容する箱と;該箱の上蓋をなし前記Z方向の移 動の案内部となる開閉機構を有する蓋体と;錠剤シ−トの長手方向に沿う縦刃と 錠剤シ−トの長手方向に直交する横刃を備えてなり、前記フレーム本体に設けら れるカツター装置と;該カツター装置に設けられてなり端数打ち抜き後にカツタ ー装置上から払い出しを行なう払い出し手段と、を具備してなる錠剤装置であつ て;前記把持装置を少なくとも1対の把持部位を有する下爪体で形成して前記Z キヤリツジに設け、前記蓋体の間を移動するとともに、前記下爪体に対して当接 離間する上爪体を独立して駆動する駆動手段を前記Zキヤリツジに搭載する構成 であり、錠剤シート1枚中の残数が少なくなり、耳部にかかる部分を2個の上下 爪体により把持して上下爪体の中心部位を縦刃により打ち抜いた後に、1個の上 下爪体の把持状態を保持したままZキヤリツジを移動し、カツター装置上に打ち 抜き後の錠剤シートを残し、払い出し手段による払い出しを行なうように働く。 また、好ましくは、前記把持部位に錠剤シートの把持状態を検出する検出手段を 設けることで把持状態の検出を行ない後続の処理を確実に行なうように働く。
【0011】
【実施例】
以下に調剤装置の好適な実施例について、図面参照の上で構成別に詳細に説明 する。 (全体構成) 図1は実施例の調剤装置に係る外観斜視図であり、紙面の制約から装置前方左 側の一部を破断して示している。
【0012】 図1において、調剤装置全体は略「コ」の字形状の平面上投影形状を有してお り、以降説明する各構成要素は、アングル部材等を溶接ネジ止め等して構成され るフレーム100に夫々設けられるとともに、フレーム100に対して不図示の カバー部材を外側から着脱自在に取り付ることで、外形寸法が高さ1.8m、幅 1.8m、奥行1.2mにされて占有床面積を小さくして構成されている。
【0013】 この「コ」の字形状のフレーム100の対向する辺において、図示のように夫 々設けられるケース棚105上には、錠剤ケース200が合計で140個(ただ し、標準仕様の場合)が着脱自在に設けられている。これらの錠剤ケース200 内に上述の各PTP錠剤が多数上下方向に積載されて収容されている。 このケース棚105は図示のように上下に5段分が配設されているが、これら のケース棚105上には錠剤ケース200を所定位置に挿入セツトして誤挿入の 防止を図るためのバイナリー値を構成するピンが設けられており、錠剤ケース2 00に設けられている溝との合致を図ることで、誤挿入防止を確実に可能にして いる。
【0014】 また、これらの錠剤ケース200は装置の外側からケース棚105の所定位置 に挿入固定されるものであるが、固定後には錠剤ケース200に対して着脱自在 にされる後述のケース部のみを取り外すことができるようにすることで、所定の PTP錠剤シートを補給可能にしている。この錠剤ケース200の構成についは 後述する。
【0015】 以上の構成の錠剤ケース200は、フレーム100の外側において横開き自在 にされているスライドドア101を開閉することで、使用者が全ての錠剤ケース 200を着脱にできる一方、錠剤ケース200は図示のように隙間なく隣合うよ うに設けられており、最大限の錠剤の収容を可能にしている。 また、スライドドア101の下方縁部にはドアスイツチ119が設けられてお り、スライドドアの開閉状態をモニターして開状態における装置の動作を防止し ている。
【0016】 次に、上述のケース棚105の互いに対向する側面上には、側面に沿うように 図中のX、Y矢印方向に駆動されるヘツド400が夫々設けられている。このよ うにヘツド400を縦横に移動可能にするためにヘツド400はXYキヤリツジ 300から下方に設けられるYレール303に沿うように上下方向に移動可能に される一方、XYキヤリツジ300はフレーム100の天井部に設けられるXレ ール302により案内される。
【0017】 したがつて、ヘツド400を上下方向に駆動するYキヤリツジモータ301は XYキヤリツジ300に搭載される一方、XYキヤリツジ300をX矢印方向に 駆動するXキヤリツジモータ305はフレーム100の右側端部に固定されてい る。 このようにケース棚105に沿うように縦横に移動されるヘツド400には、 後述するチヤツキング用の爪が設けられており、ヘツド400が所定の錠剤ケー ス200に対向する位置に移動した後に、ヘツド400内の爪が図中のZ矢印方 向に移動して錠剤ケース200から上述したPTP錠剤を取り出してヘツド40 0下方に設けた収納部に格納する。
【0018】 この状態を保持したままヘツド400が図中の右側に配設されている排出箱6 01の直上に移動され、排出箱601内にPTP錠剤を落下させる。この排出箱 601の底部には、後述する第3落し蓋602が設けられており、この第3落し 蓋602のスライド移動によつてPTP錠剤をコンベア300上に落下させる。 このコンベア300は図中の前後方向にPTP錠剤を搬送可能にしており、前 方の第1錠剤取出箱603もしくは後方の第2錠剤取出箱605にPTP錠剤を 搬送し落下させる。
【0019】 以上の構成動作によつて、錠剤ケース200内の選択されたPTP錠剤が第1 錠剤取出箱603に搬送されるので、これを患者に渡す一方、後方の第2錠剤取 出箱605に搬送されたPTP錠剤は処方箋との対応ができていない不良扱いさ れて患者には渡されず事故防止を図ることができるようにしている。 次に、錠剤ケース200から取出されるPTP錠剤は、例えば10個分の錠剤 を1枚単位としたものが複数枚数分重ね合わされて収容されており、爪によりP TP錠剤を上述のように取出すものであるが、例えば1日に3個のPTP錠剤を 1週間分調剤する場合には3×7=21個の取出しが必要となり、10個分の錠 剤シ−トから1個分を切り取る必要性が発生する。
【0020】 図中、フレーム100の右側において中間高さ位置に設けられているカツター 500は、PTP錠剤シ−トから上述した必要個数を切り取るために設けられる ものであり、構成については後述するが図示のように5段のケース棚105で形 成される側面に沿う位置に夫々1基が配設されている。 このカツター500の下方には上述の排出箱601が位置しており、カツター 500によつて切断された端数分の錠剤が排出箱601内に落下される構成とな つている。
【0021】 また、端数分が切り取られたPTP錠剤シ−トの残り部分は調剤ケース200 の底部に設けられた残数収納部に戻されるとともに、この残数はPTP錠剤の種 類、配置位置、個数の情報とともに、後述する制御端末装置の記憶部に格納記憶 される。 フレーム100のケース棚105の下方には引き出し式にされたコントローラ 700が設けられており、制御端末装置からの制御指令に基づいて後述の各構成 要素の駆動制御を行なうようにしている。
【0022】 ここで、図1に基づく上述の調剤装置の説明は、ケース棚105が平行して2 列分配設されており、これにともないヘツド400及びXYキヤリツジ300も 2基分が設けられた構成例を述べたが、装置全体の倒れ防止を考慮することによ り必ずしもケース棚105を2列分設ける必要は無く1列分でも良い。 ちなみに、ケース棚105を平行して2列分設ける構成は、従来の調剤士によ る人手による調剤ケース棚の構成を踏襲したものであり、従来の調剤ケース棚に 慣れた調剤士に違和感無く使用される点と設置面積を考慮したものである。ここ で、ケース棚105は2列に限定されることなく、これ以上を並列に配設して、 コンベア600によつて互いに連絡する構成にすることでより多くの錠剤を扱う ことができることは勿論である。 (PTP錠剤シ−トのタイプ別説明) 図2はPTP錠剤シ−トのタイプ別の平面図であり、10個分の錠剤部5を設 けるとともに縦ミシン目部4と横ミシン目部3と耳部2を有したPTP錠剤シ− トAと、20個分の錠剤部5を設けるとともに縦ミシン目部3と横ミシン目部4 と有したPTP錠剤シ−トBと、21個分の錠剤部5を設けるとともに縦ミシン 目部4と横ミシン目部3と有しているPTP錠剤シ−トCの様子を夫々示してい る。
【0023】 これらのPTP錠剤シ−トA、B、Cは上述のヘツド400に設けられている チヤツキング用の爪である下爪体401と右上爪体410並びに左上爪体412 によつて長手方向に沿う中心位置が夫々把持される。PTP錠剤シ−トAは耳部 2が丁度把持されるので都合が良いが、PTP錠剤シ−トBは耳部が無いので図 示のようにシート部1の縁部の僅かな部分を爪体によつて把持しなければならな いが図示のようにわずかの縁部を把持するようにしている。
【0024】 また、PTP錠剤シ−トCは一般に耳部2が大きくけられていて、多くの場合 はこの部分に錠剤名および製造会社名等が印刷されるが、このPTP錠剤シ−ト Cも同様に中心部位が図示のように爪体により把持される。 このように爪体により把持されたPTP錠剤シ−トは端数分の切り取りが不要 の場合には、上述のように排出箱601を介して第1錠剤取出箱603他に搬送 される。
【0025】 一方、PTP錠剤シ−トAから例えば錠剤部5を1個分のみ切り離す場合には 、図示のように縦ミシン目部4に沿うように縦切部7を打ち抜いた後に、横ミシ ン目部3に沿うように横切部8を打ち抜くようにしている。この縦切部7と横切 部8は図示のように互いの交叉部において、余分に打ち抜くようにして確実に打 ち抜きが行なわれるようにしている。
【0026】 また、PTP錠剤シ−トBから錠剤部5を4個分を切り離す場合には、図示の ように横ミシン目部3に沿うように横切部8を1回で打ち抜くために横切部8は 十分な全長を有している。 そして、打ち抜き前のPTP錠剤シ−トCから錠剤部5を図示のように7個分 切り離す場合には、図示のように縦ミシン目部4に沿うように縦切部7を打ち抜 いた後に、横ミシン目部3に沿うように2回分を横切部8を打ち抜くようにして 把持状態を保持できるように配慮している。
【0027】 さらに、このPTP錠剤シ−トCから錠剤部5を1個のみ残して図示のように 切り離す場合には、実線図示のように下爪体401と右上爪体410並びに左上 爪体412とで把持して、縦ミシン目部4に沿うように後述のカツターにより縦 切部7を打ち抜いた後に、横ミシン目部3に沿うように横切部8を打ち抜く。こ の後に、下爪体401から右上爪体410のみを独立して離間させて下爪体40 1と左上爪体412のみで把持して図中のZ方向に移動して、1個の錠剤部5だ けを把持する一方、カツター上に残留した錠剤部5を後述のカツターのスイーパ により払い出す。続いて、下爪体401と右上爪体410並びに左上爪体412 を破線図示の位置に移動して再把持する。
【0028】 以上のように打ち抜き順序は、PTP錠剤シ−トから錠剤部5が脱落しないよ うにするとともに、PTP錠剤シ−トから錠剤部5の残数が少なくなり爪体がカ ツター500の打ち抜き部に干渉する位置になつても打ち抜くことができる配慮 がされている。 (上下爪体の構成) 図3中の(a)は上下爪体とPTP錠剤シ−トの外観斜視図であつて、上述の ヘツド400に設けられているチヤツキング用の下爪体401と右上爪体410 並びに左上爪体412は、図中のZ矢印方向に移動されてPTP錠剤シ−トAの 耳部2を上下から把持するようにしている。
【0029】 ここで、PTP錠剤シ−トAはヒートパツキング時において錠剤5側に反る傾 向があることから、この矯正のために下爪体401の下爪部403、405とを 「ハ」の字状に外側に向かつて下がるように、図(b)の側面図に示すようにや や傾斜させると良い。そして、この下爪体401に対して独立駆動される右上爪 体410と、左上爪体412であつて把持の相手側になる右上爪体410の爪部 411と、左上爪体412の爪部413もやや「ハ」の字状に傾斜して形成され ている。
【0030】 以上説明の下爪体401の下爪部403、405の間には開口部402が形成 されており、上述の縦切部7をカツター500で打ち抜く際にPTP錠剤シ−ト をカツター500内に十分に潜入可能にする一方、錠剤ケース200に残部を戻 す際にも十分に潜入可能にしている。 このように構成される下爪体401の下爪部405には穴部406が穿設され ており、内部に受光発光センサ407を内蔵しており、把持状態の検出を可能に している。
【0031】 以上の構成の上下爪体により、錠剤部5側に反り癖のついたPTP錠剤シ−ト を平に矯正し、かつ把持状態の検出を行なうとともに、上爪を独立駆動すること で、錠剤シ−トから端数分を打ち抜いた後に、両方の爪によつて掴むことができ ない場合に掴めるようにしている。 (錠剤ケースの構成) 図4は錠剤ケースの斜視図であり、フレーム100のケース棚105に多数固 定される錠剤ケース200の内の1台を、上記の右上爪体410、左上爪体41 2、下爪体401とともに表して相互位置関係が分かるようにした図である。
【0032】 本図において、錠剤ケース200はケース棚105上に固定される取付基部2 01と、この取付基部201の長手方向に摺動されて着脱自在にされるケース部 202とから構成されており、ケース部202内に図2において説明したPTP 錠剤シ−トA、B、C、…が重ねられて収容される。また、取付基部201の内 部には、上述のPTP錠剤シ−トの残数分を戻して収容しておくための残数収納 部203が図示のように爪体に対して開口して設けられている。
【0033】 図1に基づいて説明したように錠剤ケース200は、隙間無く隣合うようにケ ース棚105上に取付けられる関係から、錠剤ケース200の側面となる取付基 部201とケース部202の側面は図示のように同一面にされる。 また、このように隙間無く隣合うように取付られることから、取付基部201 の一端をケース棚105に対して固定するために設けらる円形フランジ部を有し たストツパー106は、図示のように1個で2台分用に使用できるように半円部 で掛止している。この取付基部201の他端となり、上述のスライドドア101 を開閉して操作できる部位にはローレツトネジ209が左右に一対設けられてお り、このローレツトネジ209をケース棚105に固定されている補強を兼ねた 固定棒材107の破線図示のメスネジ部108に螺合することで取付基部201 の両端をケース棚105に対して固定している。
【0034】 このように取付基部201を固定するケース棚105は、上述のように上下に 5段分が配設されているが、これらのケース棚105上には錠剤ケース200を 所定位置に取付可能にするするためのバイナリー値を構成する破線図示のピン1 06の8本の内の所定組み合わせ分が設けられており、取付基部201の残数収 納部203の底面部材223に形成されている溝215との合致を図ることで誤 取付防止を確実に図つている。
【0035】 また、残数収納部203の底面部材223上にはPTP錠剤シ−トの幅寸法に 合致させて調整可能後に固定される一対の幅規制部材204が設けられる一方、 PTP錠剤シ−トの錠剤部5を上から軽い力で押圧保持するための弾性バネ20 7が残数収納部203の天井部から設けられている。 次に、図2において説明したようにPTP錠剤シ−トA、B、C、…は、高さ を含む外形寸法が夫々異なつているが、錠剤ケース200の外形寸法は全て同一 にされて射出成形等により大量に製造される関係から、PTP錠剤シ−トを図4 中において矢印D2の上部から収容する部分となるケース部202はPTP錠剤 シ−トの外形寸法に合わせて調整可能であり、かつ上述の取付基部201に対し て着脱自在に構造となつている。
【0036】 すなわち、図4に図示のようにケース部202の基部材210には溝230が 形成されており、これらが取付基部201上に固定されている不図示のピンに対 して合致することで、上述したケース棚105と取付基部201との合致を図る 方法と同様に誤挿入を防止している。 このケース部202の基部材210の底面には取付基部201上に設けられて いる不図示の摺動掛止部材に掛止する被掛止部が固定される一方、図示のストツ パー部211が基部材210に固定されているロツク208によつて掛止されて 図示の位置に固定されるようにしている。
【0037】 次に、図2において説明したPTP錠剤シ−トA、B、C、…は、高さを含む 外形寸法が夫々異なつているが、これらの外形を規制して収容するために基部体 210を基部にしてなる図示の外壁体212の内側には、一対の幅規制部材21 3が設けられている。これらの幅規制部材213は前壁体214に穿設されてい る長穴に挿通しているネジ216によつて固定されており、これらのネジ216 を緩めてから幅規制部材212をPTP錠剤シ−トの幅寸法に隙間分を設けて固 定することで、全てのPTP錠剤シ−トの幅方向を規制できるようにしている。 また、PTP錠剤シ−トの長手方向を規制するために、前壁体214によつてP TP錠剤シ−トの耳部2を含む先端部分を規制する一方、後端を基部材210上 において長手方向に移動自在にされている棒体224と棒体ベース225の一体 物によつて規制している。
【0038】 この一体物は図中のネジ216の締めつけにより調整可能にされており、全て のPTP錠剤シ−トの長手方向を規制できるようにしている。また、棒体ベース 225の中心には後述の取出部材205の取出部206が潜入する凹部233が 形成されており、最下段に載置されているPTP錠剤シ−トを前壁体214の下 方に開口されている開口部220から外部に取り出せるようにしている。一方、 前壁体214の開口部220の上には舌体218がネジ216により上下方向に 調整自在に設けられており、PTP錠剤シ−トの錠剤部5の高さ規制を行なつて 一度に2枚のPTP錠剤シ−トが排出されないようにしている。
【0039】 また、基部材210の前壁体214に対向する側には後壁体226が図示のよ うに一体的に垂設されており、この後壁体226に固定されている取手227を 矢印D1方向に引つ張ることで、ロツク208の解除を行ない手前にケース部2 02を取り出す。その後、ケース部202にPTP錠剤シ−トを矢印D2方向か ら所定枚数分を収容する。
【0040】 次に、最下段に位置しているPTP錠剤シ−トを開口部220から上下爪体に 向かつて押し出すために、取出部材205は残数収納部203から一部が突出し て設けられており、この取り出し部材205を上述のヘツド400に設けられて いるプツシヤー435のピン436により押圧することにより行なうようにして いる。
【0041】 この取り出し部材205は残数収納部203の長手方向に移動自在にされ、か つリターンバネ229の引つ張り作用によつて、図示の位置に残数収納部203 から一部が突出するとともに、図示しないストツパーによつて位置規制されてい る。 この取り出し部材205の後端部に一体形成されている取出部206は取り出 し部材205の長手方向に調節自在に設けられており、PTP錠剤シ−トの長手 方向に対して調整できるようにされている。
【0042】 以上説明の取り出し部材205には上述のヘツド400に搭載されているプツ シヤー435により押圧されると、取出部206が凹部233内に退避する結果 、最下段に位置しているPTP錠剤シ−トが自重で落下して、後端が取出部20 6を掛止する状態になる。 この後に、プツシヤー435を取り出し部材205から退避させると、取り出 し部材205に設けられているリターンバネ229の作用により、取り出し部材 205は元の位置に戻るが、この際に取り出し部材205の取り出し部206は PTP錠剤シ−トの後端を掛止しているので、PTP錠剤シ−トの上述の耳部2 が今度は開口部220から出されることになる。
【0043】 以上のようにして、最下段に位置しているPTP錠剤シ−トが順次開口部22 0から順次送り出されるので、上下爪体によつて耳部2等を把持して次工程に進 む。 前壁体214の上方には正方形のマーカー222と直角三角形のマーカー22 1が塗装または印刷されているが、これらはヘツド400に搭載されている位置 検出センサにより検出されて、錠剤ケース200に対するヘツド400の相対位 置決めを行なうものである。 (XYキヤリツジの構成) 次に、図5は図1において概略説明したXYキヤリツジ310の側面図であつ て、錠剤ケース200とヘツド400の相対位置関係を図示するとともに、セン サ類も同様に示した図である。
【0044】 図5において、上述のフレーム100の天井部にはXレール302が設けられ る一方、フレーム100の下部にはレール360が設けられている。これらのレ ールによつて、紙面の表裏方向にXYキヤリツジ310を摺動案内するためにX Yキヤリツジ310の下方からは、アーム350が固定されるとともに、このア ーム350の長手方向には破線図示のYレール303が設けられている。
【0045】 アーム350の下端には回動自在のローラ352が設けられており、このロー ラ352が上記のレール360に対して案内される結果、XYキヤリツジ310 とアーム350の一体物が紙面の表裏方向に案内されることになる。 次に、ヘツド400はレール303により上下方向に案内されるとともに、図 示のように1本のベルト320が張設されて、ヘツド400はXYキヤリツジ3 01に搭載されているYキヤリツジモータ301によつて駆動される構成を取つ ている。このためにYキヤリツジモータ301の出力軸にはプーリ306が固定 される一方、プーリ311との間においてベルト307が張設されている。
【0046】 プーリ312にはプーリ311が一体的に固定されており、このプーリ311 とプーリ313の間にはベルト308が張設されており、このプーリ313に対 してヘツド400の駆動用のベルト320が図示のようにストツパー321によ つて両端を固定された後に、ヘツド400の側面において回動自在にされている プーリ315、316によつて方向転換されて、テンシヨンプーリ323により たるみ防止して張設されている。
【0047】 そして、アーム350の上下部位にはセンサ330とセンサ333が設けられ る一方、中間部位にもセンサ332が設けられており、ヘツド400に設けられ ているアクチエータ331によりヘツド400の上下位置検出を行なう構成を有 している。センサ330とセンサ333により上下リミツト位置検出を行ない、 センアー332によりヘツド400の初期化位置検出を行なう。
【0048】 また、錠剤ケース200は、図示のように上下方向に配設されており、内部に PTP錠剤シートA、B、C、…を載置するとともに、下方に設けられている残 数収納部203に端数打ち抜き後のPTP錠剤シートA、B、C、…を収納して いる。これらの錠剤ケース200に対してヘツド400の上下爪401、410 、412が移動して、図4における把持を行なう。
【0049】 以上の説明から分かるように、錠剤ケース200にはセンサ類を一切設けてい ないことから、錠剤ケース200と後述の制御部間の電気的結合は無い。 図6は図5のXYキヤリツジ310の正面図であつて、センサ類も同様に示し た図である。本図において、上述のフレーム100の天井部にはXレール302 が設けられており、左右方向にXYキヤリツジ310を摺動案内されている。 このXYキヤリツジ310には上述のアーム350が固定されており、ヘツド4 00がレール303により上下方向に案内されるとともに、上下駆動される。 XYキヤリツジ310には図示のように1本のベルト376が張設されており、 フレーム100に設けられているXキヤリツジモータ305によつて駆動される 。このためにXYキヤリツジ310には回動自在のプーリ377、378が設け られているが、ベルト376の張設方法は図5における方法と略同様なので図示 のみして説明は省く。
【0050】 次に、XYキヤリツジ310の位置検出のために、フレームの左右部位にはセ ンサ391とセンサ393とセンサ392が設けられており、XYキヤリツジ3 10に設けられているアクチエータ390により左右位置検出を行なう構成を有 している。センサ391とセンサ393により左右リミツト位置検出を行ない、 センサ392によりヘツド400の初期化位置検出を行なう。 (ヘツドの構成) 図7はヘツドの一部破断斜視図であつて、本図において、上述のPTP錠剤シ ート把持用の上下爪体の内の下爪体401は図中の破線図示の位置と実線図示の 位置を往復移動される。この下爪体401の両側には、一旦把持されたPTP錠 剤シートの落下を防止して端数カツトをするための、第1右落し蓋468と第1 左落し蓋469が夫々シヤフト465回りに回動駆動されるように設けられてい る。
【0051】 下爪体401によつて一旦第1右落し蓋468と第1左落し蓋469上に錠剤 ケース200から引き込まれたPTP錠剤シートであつて、図2おける上述の端 数打ち抜きの必要が無い場合には、第1右落し蓋468と第1左落し蓋469が 下方に開いて爪の把持を解除してPTP錠剤シートをボツクス477内に落下さ せる。
【0052】 この第1右落し蓋468と第1左落し蓋469とを略90度分回動させてシー トを落下させる構成について述べると、各シヤフト465の一端に固定されてい るベベルギア464にはベベルギア463が同時に歯合している。これらベベル ギア463を一体的に連結している軸にはレバー462が固定されており、ヘツ ド400の下方に設けられているロータリソレノイドのレバー461の駆動力を レバー462に伝達しており、シヤフト465の一方にはロツク467が固定さ れており、第1右落し蓋468と第1左落し蓋469の位置決めをする。
【0053】 ボツクス477の底部には図中の破線と実線で示した第2落し蓋470が一端 を回動支持されて配設されており、第2落し蓋470に一体的に設けられている ブラケツト473とヘツド400の間において張設されているバネ471によつ て実線図示の位置にされており、通常はボツクス477の底蓋を成している。 この第2落し蓋470は図1におけるカツター500の下方に設けられている ロータリソレノイド475のアーム479の回動動作がブラケツト473に伝達 されて破線図示の位置に移動される。この結果、ボツクス477内に落下された PTP錠剤シートA、B、Cは図示のように下方に落下される。
【0054】 続いて、上下爪体を図中の実線と破線図示の間におけるZ矢印方向に駆動させ るためのキヤシツジ機構は、Zキヤリツジ456がZレール457の長手方向に 案内される一方、Zレール457の両端上方部位にはプーリ455とプーリ45 3が設けられており、エンドレスベルト454がこれら間に張設されている。 エンドレスベルト454の一部は、Zキヤリツジ456に対して固定される一 方、プーリ453には一端にプーリ451を固定したシャフト452が固定され ている。
【0055】 一方、ヘツド400の底部にはステツピングモータ等のZキヤリツジモータ4 48が設けられており、その出力軸に固定されているプーリ449とプーリ45 1の間においてベルト450を張設することで、Zキヤリツジモータ448の回 転駆動力をZキヤリツジ456に伝達する。 以上説明のヘツド400は、図示のように上述のYレール303とベルト32 0が片側に設けられているが、このように構成することで邪魔な部材がなくなり 各部に対して容易に近ずくことができるようにしている。
【0056】 図8はヘツドの外観斜視図であつて、上部の爪体を下爪体401に対して独立 駆動する構成を示したものである。図8と図3において、下爪体401に対して 独立駆動される右上爪体410と左上爪体412は、プランジヤーガイド429 により夫々独立して上下方向に案内されるプランジヤー428の下端に固定され ている。
【0057】 これらのプランジヤーガイド429は上述のZキヤリツジ456上に搭載固定 されているが、これらに並列に配設されてプランジヤー428を下方に駆動する 右ソレノイド420と左ソレノイド421が図示のようにさらに搭載固定されて いる。 これらのソレノイドのプランジヤー421の上端部にはコイルバネ423が固 定される一方、コイルバネ423の他端はZキヤリツジ上に固定されているブラ ケツト425によつて一端が回動軸支されているアーム424のピンに掛止して いる。このアーム424の回動先端部にはピン426が固定されており、このピ ン426が上述のプランジヤー428に固定されているブラケツト427を下方 に押圧移動する構成である。
【0058】 以上の構成により、下爪体401に対して右上爪体410と左上爪体412と を適宜独立駆動して、PTP錠剤シートを把持する。 次に、錠剤ケース200の開口部220からPTP錠剤シートを取り出すため に、上述の取出部材205を押すために設けられるプツシヤー435はヘツド4 00の底部においてヘツド400の長手方向に移動される構成を有している。こ のためにプツシヤー435の両端にはシヤフト437が垂設されており、これら がガイド438によつて摺動案内され、かつシヤフト437の途中にはフツク部 材434が固定されている。
【0059】 このフツク部材434にはロータリソレノイド440のアーム434が掛止し ており、ロータリソレノイド440への通電によつてアーム439を図中の矢印 D3方向に回動駆動して、プツシヤー435の中心に固定されているピン436 を破線図示の位置まで移動させる。また、このプツシヤー435の上部には上爪 体が潜入する切欠を形成した爪のの保護板432が設けられており、指等が入る ことを防いでいる。
【0060】 次に、ヘツド400の上部面上には上述の錠剤ケース200のマーク221、 222を検出するレーザー光センサ444と、センサ442が設けられており、 ヘツド400の錠剤ケース200に対する相対位置決めを行なうようにしている 。 図9はヘツド400のセンサ類の配置図である。本図において、Zキヤリツジ 456にはアクチエータ480が固定されている。またヘツド側にはセンサ48 2、481、487、483が図示のように設けられており、Zキヤリツジ45 6の位置検出をアクチエータ480によつて行なうようにしている。
【0061】 以上のセンサ482、483によつて移動リミツト位置検出を行なう一方、セ ンサ487によつて初期化時にZキヤリツジ456の移動検出を行ない減速を開 始し、センサ481によつて停止させる。 一方、上述の第1右落し蓋468の回動状態を検出するアクチエータ484と センサ485並びに、第2落し蓋470の開閉状態を検出するアクチエータ48 8とセンサ487も図示のように設けられている。
【0062】 また、ボツクス477内にPTP錠剤シートが有るか否かの検出をする有無セ ンサ486はボツクス477の壁部位に設けられている。また、ボツクス477 内に落下されるPTP錠剤シートが万杯になると作用するセンサ476は有無サ ンサ486の上部に設けられている。 次に、図10はヘツド400のセンサ類の配置図であつて、図8において説明 した部分のセンサ類を説明したものである。本図において、Zキヤリツジ456 のソレノイド420、421の駆動制御するために爪を一体的に設けたプランジ ヤーにはアクチエータ494、496が夫々固定されている。センサ444の内 部には発光部489とCCDなどの受光素子490が内蔵されており、距離検出 できるようにしている。また、センサ442にもレーザー光発振部491が内蔵 されており、錠剤ケース200のマーカーを検出するようにしている。 (カツターの構成) 次に、図11に基づいてカツター500の構成を説明する。図11はカツター の一部破断斜視図であり、図1のフレーム100に対してブラケツト530等に より固定されており、ヘツド400の上下爪体により把持されて移動された錠剤 シートの縦切部7と横切部8(図2)を打ち抜く打ち抜く機能と、打ち抜きの際 に動かないように押える機能と、打ち抜き後の端数分を排出箱にシユータ535 を介して落下させる3機能を備えている。
【0063】 これらの機能を設けるために、カツター500は図示のように基部板533と 上板の各縁部に横板527を介して「ロ」の字状に形成されている。この上板5 09上には打ち抜きのための駆動源であるカツターモータ515と、ベルト51 7によつてカツターモータ515の回動力が動力伝達されてベルトテンシヨナー 518によつて張力を得て、装置運転中は常時一方向に回転されるフライホイー ル516が上板509に上に固定されている軸受体520により軸支されて設け られている。
【0064】 このフライホイール516の回動軸にはドククラツチ519が設けられており フライホイール516が1回転する間にドククラツチ519に対して掛止するよ うにしたソレノイド521が軸受体520の側面に設けられている。 一方、フライホイール516の回動軸のドククラツチ519の反対側には図示 のように、偏心体512が固定されており、フライホイール516の回動軸の1 回転分の回転量を上下往復移動量に変換している。
【0065】 この偏心体512にはブラケツト513を介して軸ブラケツト514が固定さ れている。この軸ブラケツト514は上板509に固定されているシヤフトブツ シユ508に対して一対のシヤフト511を介して上下移動自在に支持されてい る移動基台507が固定されていることから、フライホイール516の1回転分 の回転量を移動基台507が図中の矢印D5方向に移動するように変換させる機 構を構成している。
【0066】 この移動基台507の底面には図2における縦切部7を打ち抜くための縦刃5 01と、横切部8を打ち抜くための横刃503が図示のように各刃部を水平面に 対してやや傾けて夫々着脱自在に取り付けられている。 これらの縦刃501と横刃503の下方には相対位置決めが正確に設定されて おり、縦刃501が縦ダイス穴502に対して潜入でき、かつ横刃503が横ダ イス穴504に対して潜入できるようにされているダイス505がカツターの基 部となる基部板533上に調整固定されている。
【0067】 移動基台507とダイス505で挟まれる空間部分にはPTP錠剤シートの端 数分を打ち抜く際に、動かない様に押えるためのリテイナー506が移動基台5 07と同じく図中の矢印D5方向に移動自在にされて後述の機構により設けられ ている。また、ダイス505の下方には図7において説明したヘツド400の第 2落し蓋470を開くように駆動するロータリーソレノイド475がフレーム1 00に対してブラケツトを介して設けられており、第2落し蓋470をアーム4 79が開くように上述のように作用して、打ち抜き不要のPTP錠剤シートを下 方の排出箱内に落下させる。
【0068】 一方、図中の移動基台507とダイス505で挟まれる空間部分の左端には打 ち抜き後にダイス505上に残つている端数分の錠剤を、ダイス505上から図 中の右前方に移動させて、シユータ535に落下させるためのスイーパー510 が設けられている。 上板509上の右端にはこのスイーパー510の駆動用のために正逆回転がで きて、かつギアヘツドを介して減速されたスイーパーモータ525が固定されて いる。このスイーパーモータ525の出力軸に固定されているプーリ526と、 横板527によつて回動自在に設けられている破線図示のプーリ536の間には ベルト539が張設されており、スイーパーモータ525の駆動力をプーリ53 6に動力伝達させる。
【0069】 次に、図12はカツター500の一部破断斜視図であつて、図11のリテイナ ー506とスイーパー510の駆動構成を示したものである。図12において、 左右の横板527の間には一対のシヤフト531が掛け渡すように設けられてお り、これらによつて図中の矢印D7の長手方向にスイーパーキヤリツジ550が 摺動自在に支持されている。スイーパーキヤリツジ550は左右の横板527の 間において上述のプーリ536とプーリ547間において張設されているベルト 548の一部が固定されているので、スイーパーモータ525の駆動によつて往 復駆動可能にされている。
【0070】 このスイーパーキヤリツジ550には図示のようにL字ブラケツト523が固 定されており、ダイス505上の錠剤をスイーパーキヤリツジ550の移動に伴 いシユータ535に落下する構成にしている。 一方、錠剤をダイス505側に押えつけるリテイナー506には一対のブツシ ユ546を介してガイドシヤフト553が固定されており、リターンバネ554 によつて上方に移動する付勢力を得るようにされて、上板509に穿設されてい る穴部に挿通支持されている。
【0071】 この上板509の裏面上においてガイドシヤフト553に挟まれる部位にはロ ータリソレノイド552が固定されており、このロータリソレノイド552に固 定されている図示のアーム551が、リテイナー506上において設けられてい るブロツク555を押圧してリテイナー506を下方に移動させる。このブロツ ク555はリテイナー506上において固定されている一対の軸によつて上下移 動自在に支持される一方、図示のリターンバネ556を介して設けられているの で、ロータリソレノイド552の回動駆動力はリターンバネ556の圧縮力を介 してリテイナー506に図中の矢印D8方向に伝達されることから、錠剤の高さ 寸法の変動を吸収しながら錠剤を押えることができる。
【0072】 このリテイナー506には上述のダイス505の縦ダイス穴502と横ダイス 穴504に対向する位置に、開口部542、543が図示のように形成されてお り、錠剤シートの打ち抜き時においてリテイナー506が邪魔にならないように されている。 次に、図13はカツターの外観斜視図であつて、センサ関係の取付図を示して いる。図13において縦歯501と横刃503を設けた移動基台507の後端部 位にはアクチエータ537が設けられており、上述した上板509に設けられて いるセンサ538によつてアクチエータ537を検出することで移動基台507 の移動位置検出を行なうようにしている。
【0073】 一方、ダイス505の縦ダイス穴502と横ダイス穴504の下方には、打ち 抜き後のシートカスとなる縦ゴミ4aと横ゴミ3aを貯蔵するためのゴミ箱54 0が、図中の破線図示の位置に移動した後に取り外し自在にされて設けられてお り、シートカスを一定期間毎に処置できるようにしている。 図14は、カツター500に設けられる上述のリテイナー506とスイーパー キヤリツジ550の位置検出他のセンサ類の取付状態斜視図である。本図におい て、リテイナー506の上下駆動用のブロツク555には、アクチエータ563 が設けられており、上板509に設けられているセンサ564、565によつて アクチエータ563の通過状態を検出することによつて、リテイナー506の上 下駆動位置の検出を行なうようにしている。
【0074】 一方、スイーパーキヤリツジ550の移動位置の検出のためにアクチエータ5 67が図示のように設けられており、上板509に設けられているセンサ567 、569によつてアクチエータ567の通過状態を検出することによつて、スイ ーパーキヤリツジ550の移動位置の検出を行なうようにしている。 以上のセンサに加えて、ダイス505の縦ダイス穴502の近傍部位に検出光 が到達するようにされたレーザ光位置検出器等の位置センサ560、561が上 板509とフレームに固定されている。
【0075】 上述の上下爪体によつて把持されたPTP錠剤シートA、Bの側縁部を、この 位置センサ560によつて検出する一方、PTP錠剤シートAの挿入の先端部を 位置センサ561よつて検出することで、PTP錠剤シートの打ち抜き動作時の 原点位置出しを行なうことで、各種の異なる形状のPTP錠剤シートの端数分の 打ち抜きを可能にしている。 (コンベアの構成) 続いて、図15は図1において説明したコンベア600の斜視図である。既に 説明済みの構成部分については、番号のみを付して説明を割愛し、詳細な構成部 分の説明をする。第1錠剤取出箱603と第2錠剤取出箱605の間には、両端 がローラ611、612によつて、図示のように内側両端部位が移動自在に支持 されているエンドレスベルトからなるベルト610が張設されている。
【0076】 このベルト610はリバーシブルモータからなる図中の破線図示のベルトモー タ613から動力を得るようにする一方、ベルト610の上面の両側においてフ レーム100に固定される側壁618、608を設けており、錠剤シート搬送時 の落下防止を図るようにしている。 これらの側壁618、608のさらに上部の所定位置において、上述のカツタ ー500のシユータ535と、上述のヘツド400の第2落し蓋470の下方に は相当する位置には、図示の排出箱601が夫々設けられている。この排出箱6 01は図示のように上下面が開口された4側面のみを形成しており、錠剤を上面 を介して排出箱601内に落しいれる。
【0077】 排出箱601の底面には図中の破線矢印D10方向に摺動駆動される第3落し 蓋602がスライド駆動自在にされており、第3落し蓋602の開口部606が 排出箱601の底面位置に移動することで、排出箱601内の錠剤を開口部60 6を介してベルト610上に落下させる。 この第3落し蓋602のスライドのための構成は、ベルト310の長手方向に 沿うように設けられた不図示のガイドによつて第3落し蓋602が移動自在にさ れる一方、第3落し蓋602の側面にはベルト616の一部が固定されており、 このベルト616の一端をローラ617により支持し、他端をモータ615のプ ーリにより支持張設する構成である。
【0078】 以上の構成により、排出箱601内の錠剤を第1錠剤取出箱603と第2錠剤 取出箱605のいづれかに落下させる。 次に、図16はコンベア600のセンサ類の取付図であり、本図において、セ ンサ631がベルトの両側に相当するフレーム100上に設けられており、第1 錠剤取出箱603と第2錠剤取出箱605が所定位置にセツトされているかどう かの検出をする。
【0079】 一方、第3落し蓋602の側面にはアクチエータ622が夫々設けられており 、センサ624とセンサ625によつてアクチエータ622を検出して、第3落 し蓋602の移動位置の検出を行なうようにしている。 次に、ベルトの両端の上部には物品の有無検出用の有無センサ630が設けら れており、落下直前の錠剤を検出する一方、排出箱601にも物品の有無検出用 の有無センサ630が設けられている。 (制御装置の説明) 図17は、図1の調剤装置のブロツク図であり、図1のコントローラ700に 内蔵されているCPU装置710に接続される上述のセンサ類他の接続状態を示 している。
【0080】 図17において、破線図示の制御端末装置800は図1の調剤装置に対して別 構成されて図示のようにパソコン等を流用して接続されており、制御端末装置8 00を調剤師が操作することで上述した錠剤ケース200に収容される錠剤の登 録、調剤他を行なうものである。 この制御端末装置800は入力キーボード801とデイスプレー802と記憶 部803が内蔵されており、パソコン等を流用しても良いが専用設計して図1の 空間部分に設けるようにしても良い。
【0081】 このCPU装置710には、図示のように上述した位置センサ560、561 が接続されており、カツト位置決めを行なう駆動制御を行なわせる。また、CP U装置710には、さらに上述したリミツト検出などを検出するセンサ109他 が全て接続されている。また、物品の有無検出をする有無センサ630他も接続 されている。
【0082】 次に、CPU装置710の出力部には上述したYキヤリツジモータ301他の モータを駆動させるために電源部720からの電源増幅他を行なうモータドライ バ730が図示のように接続されている。 また、上述のロータリソレノイド420他を駆動させるために電源部720か らの電源増幅他を行なうモータドライバ730が図示のようにCPU装置710 の出力部には接続されている。さらにCPU装置710の出力部には動作の異常 を知らせるアラームランプ701が接続されている。 (動作例の説明) 図4と図17において、所定の錠剤ケース200に対して例えば錠剤シートA を収容できるように錠剤シートAの外形寸法に合致させて錠剤ケースを調整した 後に、錠剤シートAを複数枚収容する。この錠剤ケース200に関する錠剤シー トの種類、収容位置他の情報を、制御端末装置800を介して入力して、記憶部 803に蓄積する。
【0083】 以降同様の作業を行ないフレーム100に対して縦横多段に区画形成されたケ ース棚105の所定位置に錠剤ケース200を最大万杯にするまで行なう。 ケース棚105の所定位置に取付られる錠剤ケース基部201は溝215がバ イナリー値を形成するピン109により1対1に対応しており所定位置に固定さ れる。
【0084】 この錠剤ケース基部201に対して脱着自在にされるケース部202も、同様 に溝がバイナリー値をなすピンにより1対1に対応しており所定位置に固定され る。錠剤ケース200の残数収納部203には錠剤シートの端数分が収容されて いる。また、錠剤シートを外部に取り出す取り出し部材205は最下位置の錠剤 シートを取り出し可能にして下準備が完了する。
【0085】 以上の準備の後に、処方箋に基づいて調剤が開始されると装置の初期化が行な われ、フレーム100に設けられるXキヤリツジと、このXキヤリツジに設けら れるYキヤリツジの一体物のXYキヤリツジ300の上下長手方向に駆動される ように設けられており、ケース棚105の前面側面に対して沿うように移動され るヘツド400と、ヘツド400のZキヤリツジ456が夫々ホームポジシヨン に移動される。(図5〜7) 次に、処方箋に基づいて所定の錠剤シートを錠剤ケース200から所定枚数分 取り出すために制御端末装置800からの入力がされると、ヘツド400がXY キヤリツジ300の移動により所定の錠剤ケース位置に移動される。この後に、 ヘツド400に搭載されているプツシユヤー435(押圧機構)が作用して、取 り出し部材205を押圧する結果、最下位置に載置されている錠剤シートの耳部 2が外部に出される。
【0086】 続いて、ヘツド400のZキヤリツジ456に搭載された把持装置の上下爪体 により耳部2が把持され、Zキヤリツジ456が後方に移動されて錠剤シートを 落下または保持する開閉機構を有する第1落し蓋468、469上に移動する。 処方箋からの指示が端数打ち抜き無しの場合には、第1落し蓋が開かれ把持装置 の把持解除により錠剤シートを一時的に収容する箱477に落下させる。その後 、コンベア600の上方に設けられている排出箱601の上にヘツド400が移 動され、箱477の第2落し蓋470が開かれ錠剤シートを排出箱601内に落 下させる。(図1) 一方、処方箋からの指示が端数打ち抜き有りの場合には、把持装置により錠剤 シートを把持した状態を保持して、ヘツド400が移動し、フレーム100に設 けられおり、錠剤シートの端数分を打ち抜くカツター500により端数分が打ち 抜かれ、端数分を排出箱601内に落下させる。(図12) この後に、コンベア600が作用して調剤後の錠剤シートが取り出し箱に落下 されて調剤を終了する。
【0087】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば錠剤シート耳部を上下1対の爪体によつ ても把持できるようにして、特に耳部にかかる錠剤部をカツター装置を用いて打 ち抜きができるようになる。 また、錠剤シートの把持状態を検出して、後続の動作を確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体外観斜視図である。
【図2】錠剤のタイプ別平面図である。
【図3】上下爪体と錠剤の外観斜視図である。
【図4】錠剤ケースと上下爪体の関係を示した外観斜視
図である。
【図5】XYキヤリツジの側面図である。
【図6】XYキヤリツジの正面図である。
【図7】ヘツドの外観斜視図である。
【図8】ヘツドの外観斜視図である。
【図9】ヘツドの外観斜視図であり、センサー取付図で
ある。
【図10】ヘツドの外観斜視図であり、センサー取付図
である。
【図11】カツターの外観斜視図である。
【図12】カツターの要部破断外観斜視図である。
【図13】カツターの外観斜視図であり、センサー取付
図である。
【図14】カツターの要部破断外観斜視図であリ、セン
サー取付図である。
【図15】コンベアの外観斜視図である。
【図16】コンベアの外観斜視図であり、センサー取付
図である。
【図17】ブロツク図である。
【符号の説明】
100 フレーム 200 錠剤ケース 300 XYキヤリツジ 400 ヘツド 401 下爪体 410 右上爪体 412 左上爪体 500 カツター装置 501 縦刃 503 横刃 C 錠剤シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 和弘 長野県塩尻市大門六番町3−48 株式会社 コパル塩尻事業所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム本体に設けられてなり縦横多段に
    区画形成されたケース棚と;該ケース棚の所定位置に取
    付られる錠剤ケースと、錠剤シートの端数分を収容する
    残数収納部と、錠剤シートを外部に取り出す取り出し機
    構部とを有してなる錠剤ケースと;前記フレーム本体に
    設けられるXキヤリツジ装置と;該Xキヤリツジ装置に
    設けられるYキヤリツジ装置と;該Yキヤリツジ装置の
    上下長手方向に駆動されるように設けられて、前記ケー
    ス棚の前面側面に対して沿うように移動されるヘツド装
    置と;該ヘツド装置に搭載されて、前記取り出し機構を
    押圧する押圧機構と;該押圧機構により取り出された錠
    剤シート端部を把持する把持装置と;該把持装置により
    錠剤シート縁部を把持し、Z方向に移動して錠剤シート
    を前記錠剤ケースから外部に取り出すために前記把持装
    置を搭載したZキヤリツジと;前記把持装置の把持解除
    により落下される錠剤シートを一時的に収容する箱と;
    該箱の上蓋をなし前記Z方向の移動の案内部となる開閉
    機構を有する蓋体と;錠剤シ−トの長手方向に沿う縦刃
    と錠剤シ−トの長手方向に直交する横刃を備えてなり、
    前記フレーム本体に設けられるカツター装置と;該カツ
    ター装置に設けられてなり端数打ち抜き後にカツター装
    置上から払い出しを行なう払い出し手段と、を具備して
    なる錠剤装置であつて;前記把持装置を少なくとも1対
    の把持部位を有する下爪体で形成して前記Zキヤリツジ
    に設け、前記蓋体の間を移動するとともに、前記下爪体
    に対して当接離間する上爪体を独立して駆動する駆動手
    段を前記Zキヤリツジに搭載することを特徴とする調剤
    装置。
  2. 【請求項2】前記把持部位に錠剤シートの把持状態を検
    出する検出手段を設けることを特徴とする請求項1の調
    剤装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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