JPH04108540U - 調剤装置の把持体 - Google Patents

調剤装置の把持体

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JPH04108540U
JPH04108540U JP875691U JP875691U JPH04108540U JP H04108540 U JPH04108540 U JP H04108540U JP 875691 U JP875691 U JP 875691U JP 875691 U JP875691 U JP 875691U JP H04108540 U JPH04108540 U JP H04108540U
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gripping
carriage
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claw body
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浩 田中
広志 矢内
和弘 佐藤
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株式会社コパル
株式会社エム・シー・エー
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Abstract

(57)【要約】 [目的]把持後に錠剤シートの湾曲状態を矯正して次工
程の支障を防止する。 [構成]フレーム本体に設けられるXキヤリツジ装置
と;Xキヤリツジ装置に設けられるYキヤリツジ装置
と;Yキヤリツジ装置の上下長手方向に駆動されるよう
に設けらるヘツド装置と;ヘツド装置に搭載されてな
り、錠剤シートを取り出すための押圧機構と、押圧機構
により取り出された錠剤シート端部を把持する把持装置
と、把持装置により把持し、Z方向に移動して錠剤シー
トを錠剤ケースから外部に取り出すために把持装置を搭
載したZキヤリツジと;フレーム本体に設けられて縦横
多段に区画形成されて、錠剤ケースを配置したケース棚
と;フレーム本体に設けられて錠剤シートの端数分を打
ち抜くカツター装置と;を具備する調剤装置において、
把持装置を、Zキヤリツジに設けられる下爪体401
と、下爪体に対して当接離間する上爪体411,412
とで形成し、下爪体と上爪体の把持部において錠剤シー
ト端部の反りを矯正する矯正部位411、413を形成
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は調剤装置に係り、特にPTP(パス スルー パツケージ)剤錠シー トと呼ばれるブリスター包装された錠剤シートの端部を把持する調剤装置の把持 体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年になり、病院等の薬局における調剤作業は薬剤師等に人手によつて行なわ れており、これらの薬剤の内カプセルを含む種々の錠剤を調剤する頻度が高まり つつある。 この錠剤はPTP剤錠シートと呼ばれて、錠剤側を押圧することで底のアルミ シート部分を破ることで錠剤を取り出すようにした包装形式であり、一般には錠 剤の10個以上を1枚のシート状にして供給される。
【0003】 薬剤師はこのPTP剤錠シートを医師の処方箋に基づいて、患者に調剤するも のであるが、特に診療分野が広い総合病院等にあつては、常時取り出し可能にし ておく錠剤の種類が600種以上にもなり、保管場所を必要とするばかりか、処 方箋に基づいて調剤する作業は非常に精神的、肉体的に負担を強いられるもので あつた。
【0004】 そこで、本願共同出願人の一方は、「ブリスター包装体の取り出し装置」を出 願して調剤の自動化案を提供している。本提案によれば、錠剤シートを複数分載 置したカセツトはケース棚に収容されており、ヘツド装置に搭載されている把持 装置の把持爪部が、カセツト前面に形成されている溝部に直接潜入して、相対位 置合わせを行なうとともに、カセツト内の最下位置に位置している錠剤シートを 把持して外部に取り出すようにしている。
【0005】 一方、PTP剤錠シートは主としてその製法工程に起因して、錠剤側の長手方 向に沿う中心部位近くを谷部にして、湾曲して変形することが知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の把持方法によれば把持後にも湾曲状態が残つてしまうこ とがあるが、この把持状態で後続の工程に移行すると、錠剤シートの打ち抜き精 度を確保が困難となる等、支障を来すことが判明した。 したがつて、本考案の錠剤装置の把持体は上述の事情に鑑みてなされたもので あり、その目的は把持後に錠剤シートの湾曲状態を矯正して、次工程の支障を防 止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
この課題を解決するため、本考案の調剤装置の把持体は、フレーム本体に設け られるXキヤリツジ装置と;該Xキヤリツジ装置に設けられるYキヤリツジ装置 と;該Yキヤリツジ装置の上下長手方向に駆動されるように設けらるヘツド装置 と;該ヘツド装置に搭載されてなり、錠剤シートを取り出すための押圧機構と、 該押圧機構により取り出された錠剤シート端部を把持する把持装置と、該把持装 置により把持し、Z方向に移動して錠剤シートを錠剤ケースから外部に取り出す ために前記把持装置を搭載したZキヤリツジと;前記フレーム本体に設けられて 縦横多段に区画形成されて、前記錠剤ケースを配置したケース棚と;前記フレー ム本体に設けられて錠剤シートの端数分を打ち抜くカツター装置と;を具備する 調剤装置において、前記把持装置を、前記Zキヤリツジに設けられる下爪体と、 該下爪体に対して当接離間する上爪体とで形成し、前記下爪体と前記上爪体の把 持部において錠剤シート端部の反りを矯正する矯正部位を形成した構成であり、 把持動作後に上下爪体の矯正部位が錠剤シートを平に矯正するようにして、後続 の工程における支障を防止する。
【0008】
【実施例】
以下に調剤装置の把持体にかかる好適な実施例について、図面参照の上で構成 別に詳細に説明する。 (全体構成) 図1は調剤装置に係る外観斜視図であり、紙面の制約から装置前方左側の一部 を破断して示している。
【0009】 図1において、調剤装置全体は略「コ」の字形状の平面上投影形状を有してお り、以降説明する各構成要素は、アングル部材等を溶接ネジ止め等して構成され るフレーム100に夫々設けられるとともに、フレーム100に対して不図示の カバー部材を外側から着脱自在に取り付ることで、外形寸法が高さ1.8m、幅 1.8m、奥行1.2mにされて占有床面積を小さくして構成されている。
【0010】 この「コ」の字形状のフレーム100の対向する辺において、図示のように夫 々設けられるケース棚105上には、錠剤ケース200が合計で140個(ただ し、標準仕様の場合)が着脱自在に設けられている。これらの錠剤ケース200 内に上述の各PTP錠剤が多数上下方向に積載されて収容されている。 このケース棚105は図示のように上下に5段分が配設されているが、これら のケース棚105上には錠剤ケース200を所定位置に挿入セツトして誤挿入の 防止を図るためのバイナリー値を構成するピンが設けられており、錠剤ケース2 00に設けられている溝との合致を図ることで、誤挿入防止を確実に可能にして いる。
【0011】 また、これらの錠剤ケース200は装置の外側からケース棚105の所定位置 に挿入固定されるものであるが、固定後には錠剤ケース200に対して着脱自在 にされる後述のケース部のみを取り外すことができるようにすることで、所定の PTP錠剤シートを補給可能にしている。この錠剤ケース200の構成についは 後述する。
【0012】 以上の構成の錠剤ケース200は、フレーム100の外側において横開き自在 にされているスライドドア101を開閉することで、使用者が全ての錠剤ケース 200を着脱にできる一方、錠剤ケース200は図示のように隙間なく隣合うよ うに設けられており、最大限の錠剤の収容を可能にしている。 また、スライドドア101の下方縁部にはドアスイツチ119が設けられてお り、スライドドアの開閉状態をモニターして開状態における装置の動作を防止し ている。
【0013】 次に、上述のケース棚105の互いに対向する側面上には、側面に沿うように 図中のX、Y矢印方向に駆動されるヘツド400が夫々設けられている。このよ うにヘツド400を縦横に移動可能にするためにヘツド400はXYキヤリツジ 300から下方に設けられるYレール303に沿うように上下方向に移動可能に される一方、XYキヤリツジ300はフレーム100の天井部に設けられるXレ ール302により案内される。
【0014】 したがつて、ヘツド400を上下方向に駆動するYキヤリツジモータ301は XYキヤリツジ300に搭載される一方、XYキヤリツジ300をX矢印方向に 駆動するXキヤリツジモータ305はフレーム100の右側端部に固定されてい る。 このようにケース棚105に沿うように縦横に移動されるヘツド400には、 後述するチヤツキング用の爪が設けられており、ヘツド400が所定の錠剤ケー ス200に対向する位置に移動した後に、ヘツド400内の爪が図中のZ矢印方 向に移動して錠剤ケース200から上述したPTP錠剤を取り出してヘツド40 0下方に設けた収納部に格納するようにしている。
【0015】 この状態を保持したままヘツド400が、図中の右側に配設されている排出箱 601の直上に移動され、排出箱601内にPTP錠剤を落下させる。この排出 箱601の底部には、第3落し蓋602が設けられており、この第3落し蓋60 2のスライド移動によつてPTP錠剤をコンベア300上に落下させる。 この コンベア300は図中の斜め前後方向にPTP錠剤を搬送可能にしており、前方 の第1錠剤取出箱603もしくは後方の第2錠剤取出箱605にPTP錠剤を搬 送し落下させる。
【0016】 以上の構成動作によつて、錠剤ケース200内の選択されたPTP錠剤が第1 錠剤取出箱603に搬送されるので、これを患者に渡一方、後方の第2錠剤取出 箱605に搬送されたPTP錠剤は処方箋との対応ができていない不良扱いされ て患者には渡されず事故防止を図ることができるようにしている。 次に、錠剤ケース200から取出されるPTP錠剤は、例えば10個分の錠剤 を1枚単位としたものが複数枚数分重ね合わされて収容されており、爪によりP TP錠剤を上述のように取出すものである。ここで、例えば1日に3個のPTP 錠剤を1週間分調剤する場合には3×7=21個の取出しが必要となり、10個 分の錠剤シ−トから1個分を切り取る必要性が発生する。
【0017】 図中、フレーム100の右側において中間高さ位置手前に設けられているカツ ター500は、PTP錠剤シ−トから上述した必要個数を切り取るために設けら れるものである。このカツター500は図示のように5段のケース棚105で形 成される側面に沿う位置に夫々1基が配設されている。 このカツター500の下方には上述した排出箱601が位置しており、カツタ ー500によつて切断された端数分の錠剤が排出箱601内に落下される構成と なつている。
【0018】 また、端数分が切り取られたPTP錠剤シ−トの残り部分は調剤ケース200 の底部に設けられた残数収納部に戻されるとともに、この残数はPTP錠剤の種 類、配置位置、個数の情報とともに、後述する制御端末装置の記憶部に格納記憶 される。 フレーム100のケース棚105の下方には引き出し式にされたコントローラ 700が設けられており、制御端末装置からの制御指令に基づいて後述の各構成 要素の駆動制御を行なうようにしている。
【0019】 ここで、図1に基づく調剤装置の説明は、ケース棚105が平行して2列分配 設されており、これにともないヘツド400及びXYキヤリツジ300も2基分 が設けられた構成例を述べたが、装置全体の倒れ防止を考慮することにより必ず しもケース棚105を2列分設ける必要は無く1列分でも良い。 一方、ケース棚105を平行して2列分設ける構成は、従来の調剤士による人 手による調剤ケース棚の構成を踏襲したものであり、従来の調剤ケース棚に慣れ た調剤士に違和感無く使用される点と設置面積を考慮したものである。このケー ス棚105は2列に限定されることなく、これ以上を並列に配設して、コンベア 600によつて互いに連絡する構成にすることで、より多くの錠剤を扱うことが できることは勿論である。 (PTP錠剤シ−トのタイプ別説明) 図2はPTP錠剤シ−トのタイプ別の平面図であり、10個分の錠剤部5を設 けるとともに縦ミシン目部4と横ミシン目部3と耳部2を有したPTP錠剤シ− トAと、20個分の錠剤部5を設けるとともに縦ミシン目部3と横ミシン目部4 と有したPTP錠剤シ−トBと、21個分の錠剤部5を設けるとともに縦ミシン 目部4と横ミシン目部3と有しているPTP錠剤シ−トCの様子を夫々示してい る。
【0020】 これらのPTP錠剤シ−トA、B、Cは上述のヘツド400に設けられている チヤツキング用の爪である下爪体401と右上爪体410並びに左上爪体412 によつて長手方向に沿う中心位置が夫々把持される。PTP錠剤シ−トAは耳部 2が丁度把持されるので都合が良いが、PTP錠剤シ−トBは耳部が無いので図 示のようにシート部1の縁部の僅かな部分を爪体によつて把持しなければならな いが図示のようにわずかの縁部を把持するようにしている。
【0021】 また、PTP錠剤シ−トCは図示のように耳部2を大きく設けて錠剤名および 製造会社名等を印刷するものであるが、このPTP錠剤シ−トCも同様に中心部 位が爪体により把持される。 このように爪体により把持されたPTP錠剤シ−トは端数分の切り取りが不要 の場合には、上述のように排出箱601を介して第1錠剤取出箱603他に搬送 される。
【0022】 一方、PTP錠剤シ−トAから例えば錠剤部5を1個分のみ切り離す場合には 、図示のように縦ミシン目部4に沿うように縦切部7を打ち抜いた後に、横ミシ ン目部3に沿うように横切部8を打ち抜くようにしている。この縦切部7と横切 部8は図示のように互いの交叉部において、余分に打ち抜くようにして確実に打 ち抜きが行なわれるようにしている。
【0023】 また、PTP錠剤シ−トBから錠剤部5を4個分を切り離す場合には、図示の ように横ミシン目部3に沿うように横切部8を1回で打ち抜くために横切部8は 十分な全長を有している。 そして、打ち抜き前のPTP錠剤シ−トCから錠剤部5を図示のように7個分 切り離す場合には、図示のように縦ミシン目部4に沿うように縦切部7を打ち抜 いた後に、横ミシン目部3に沿うように2回分を横切部8を打ち抜くようにして 把持状態を保持できるように配慮している。
【0024】 さらに、このPTP錠剤シ−トCから錠剤部5を1個のみ残して図示のように 切り離す場合には、実線図示のように下爪体401と右上爪体410並びに左上 爪体412とで把持して、縦ミシン目部4に沿うようにカツターにより縦切部7 を打ち抜いた後に、横ミシン目部3に沿うように横切部8を打ち抜く。この後に 、下爪体401から右上爪体410のみを独立して離間させて下爪体401と左 上爪体412のみで把持して図中のZ方向に移動して、1個の錠剤部5だけを把 持する一方、カツター上に残留した錠剤部5を後述のカツターのスイーパにより 払い出す。続いて、下爪体401と右上爪体410並びに左上爪体412を破線 図示の位置に移動して再把持する。
【0025】 以上のように打ち抜き順序は、PTP錠剤シ−トから錠剤部5が脱落しないよ うにするとともに、PTP錠剤シ−トから錠剤部5の残数が少なくなり爪体がカ ツター500の打ち抜き部に干渉する位置になつても打ち抜くことができる配慮 がされている。 (上下爪体の構成) 図3中の(a)は上下爪体とPTP錠剤シ−トの外観斜視図であつて、上述の ヘツド400に設けられているチヤツキング用の下爪体401と右上爪体410 並びに左上爪体412は、図中のZ矢印方向に移動されてPTP錠剤シ−トAの 耳部2を上下から把持するようにしている。
【0026】 ここで、PTP錠剤シ−トAはヒートパツキング時において錠剤5側に反る傾 向があることから、この矯正のために下爪体401の下爪部403、405とを 「ハ」の字状に外側に向かつて下がるように、図(b)の側面図に示すようにや や傾斜させると良い。そして、この下爪体401に対して独立駆動される右上爪 体410と、左上爪体412であつて把持の相手側になる右上爪体410の爪部 411と、左上爪体412の爪部413もやや「ハ」の字状に傾斜して形成され ている。
【0027】 以上説明の下爪体401の下爪部403、405の間には開口部402が形成 されており、上述の縦切部7をカツター500で打ち抜く際にPTP錠剤シ−ト をカツター500内に十分に潜入可能にする一方、錠剤ケース200に残部を戻 す際にも十分に潜入可能にしている。 このように構成される下爪体401の下爪部405には穴部406が穿設され ており、内部に受光発光センサ407を内蔵しており、把持状態の検出を可能に して把持不良の場合には後続の処理を中止するようにしている。
【0028】 以上の構成の上下爪体により、錠剤部5側に反り癖のついたPTP錠剤シ−ト を平に矯正し、かつ把持状態の検出を行なうとともに、上爪を独立駆動すること で、錠剤シ−トから端数分を打ち抜いた後に、両方の爪によつて掴むことができ ない場合に掴めるようにしている。 次に、図4は錠剤シートを収容する錠剤ケースの外観斜視図であつて、PTP 錠剤シ−トを収容するとともに、ヘツド装置に搭載されている押圧機構(プツシ ヤー435)の押圧動作により作用する取り出し機構を図示している。
【0029】 本図において、最下段に位置しているPTP錠剤シ−トを、図中の開口部22 0から上下爪体401、410、412により向かつて押し出す取り出し機構の 構成は、取出部材205が残数収納部203から一部が突出して設けられており 、この取り出し部材205を上述のヘツド400に設けられているプツシヤー4 35のピン436により押圧することにより行なうようにしている。
【0030】 この取り出し部材205は残数収納部203の長手方向に移動自在にされ、か つリターンバネ229の引つ張り作用によつて、図示の位置に残数収納部203 から一部が突出するとともに、図示しないストツパーによつて位置規制されてい る。 この取り出し部材205の後端部に一体形成されている取出部206は取り出 し部材205の長手方向に調節自在に設けられており、PTP錠剤シ−トの長手 方向に対して調整できるようにされている。
【0031】 以上説明の取り出し部材205は、上述のヘツド400に搭載されているプツ シヤー435により押圧されると、取出部206が凹部233内に退避する結果 、最下段に位置しているPTP錠剤シ−トが自重で落下して、後端が取出部20 6を掛止する状態になる。 この後に、プツシヤー435を取り出し部材205から退避させると、取り出 し部材205に設けられているリターンバネ229の作用により、取り出し部材 205は元の位置に戻るが、この際に取り出し部材205の取り出し部206は PTP錠剤シ−トの後端を掛止しているので、PTP錠剤シ−トの上述の耳部2 が今度は開口部220から出されることになる。
【0032】 以上のようにして、最下段に位置しているPTP錠剤シ−トが順次開口部22 0から順次送り出されるので、上下爪体によつて耳部2等を把持して次工程に進 む。 また、前壁体214の上方には正方形のマーカー222と直角三角形のマーカ ー221が塗装または印刷されているが、これらはヘツド400に搭載されてい る位置検出センサにより検出されて、錠剤ケース200に対するヘツド400の 相対位置決めを行なうものである。
【0033】 以上説明の構成の錠剤ケース200から取り出し部材205を押圧して、錠剤 シートを開口部220を介して、外部に取り出した後に、図3に示すように把持 装置の上下爪体は錠剤シートのソリを矯正して把持する。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、把持後に錠剤シートの湾曲状態を矯正 して、次工程の支障を防止できる錠剤装置の把持体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体外観斜視図である。
【図2】錠剤のタイプ別平面図である。
【図3】上下爪体と錠剤の外観斜視図である。
【図4】錠剤ケースと上下爪体の関係を示した外観斜視
図である。
【符号の説明】
100 フレーム 200 錠剤ケース 401 下爪体 410 右上爪体 411 爪部 412 左上爪体 413 爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 和弘 長野県塩尻市大門六番町3−48 株式会社 コパル塩尻事業所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム本体に設けられるXキヤリツジ
    装置と;該Xキヤリツジ装置に設けられるYキヤリツジ
    装置と;該Yキヤリツジ装置の上下長手方向に駆動され
    るように設けらるヘツド装置と;該ヘツド装置に搭載さ
    れてなり、錠剤シートを取り出すための押圧機構と、該
    押圧機構により取り出された錠剤シート端部を把持する
    把持装置と、該把持装置により把持し、Z方向に移動し
    て錠剤シートを錠剤ケースから外部に取り出すために前
    記把持装置を搭載したZキヤリツジと;前記フレーム本
    体に設けられて縦横多段に区画形成されて、前記錠剤ケ
    ースを配置したケース棚と;前記フレーム本体に設けら
    れて錠剤シートの端数分を打ち抜くカツター装置と;を
    具備する調剤装置において、前記把持装置を、前記Zキ
    ヤリツジに設けられる下爪体と、該下爪体に対して当接
    離間する上爪体とで形成し、前記下爪体と前記上爪体の
    把持部において錠剤シート端部の反りを矯正する矯正部
    位を形成したことを特徴とする調剤装置の把持体。
JP875691U 1991-02-25 1991-02-25 調剤装置の把持体 Withdrawn JPH04108540U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155011A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Takazono Sangyo Co Ltd 調剤装置のシート取り出し機構
WO2021245962A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09 株式会社トーショー Ptpカセット、ptp払出装置及び薬品類収納装置

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