JPH0544063Y2 - - Google Patents

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JPH0544063Y2
JPH0544063Y2 JP1561988U JP1561988U JPH0544063Y2 JP H0544063 Y2 JPH0544063 Y2 JP H0544063Y2 JP 1561988 U JP1561988 U JP 1561988U JP 1561988 U JP1561988 U JP 1561988U JP H0544063 Y2 JPH0544063 Y2 JP H0544063Y2
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は釘打機のノーズ部に連結釘を供給する
釘供給装置に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、連結釘の送り通路の端部を釘打機のノ
ーズ部の側部に開口して、上記連結釘を順次ノー
ズ部に形成された釘射出孔に供給する釘打機の釘
供給装置において、第5図に示されるように、上
記送り通路30の開口端の一側には釘ガイド板3
1が形成され、他側には上記釘ガイド板31に対
応させてノーズ部32に開閉可能に軸支されたド
ア33が設けられている。このドア33の軸支端
側は釘射出孔34の内壁の一部を構成するので、
上記軸支端側部分にはノーズ部32内で打ち込ま
れる釘の頭部を釘供給用開口からノーズ部32の
釘射出孔34へ案内する傾斜面35が形成されて
いた。
このため、ドアには強度が要求されるため、従
来のドアはほとんど鉄製である。したがつて釘打
機全体の重量が大きくなり、作業性が悪いという
欠点があつた。
ところで、連結釘にはワイヤを介して釘を連結
するものと、コ字状に折曲された合成樹脂製シー
ト状連結帯に複数の釘を間隔をおいて挿通保持さ
せてなるものとがあり、前者用の釘送り通路は釘
の頭部が通過できる程度の幅に形成されているの
で、打撃部材によつて打ち込まれた釘をすぐに釘
射出孔に案内できるように案内傾斜面もドアの上
部に形成されているが、これに対してシート状連
結帯の幅は釘の頭部径よりも大きいので、後者用
の釘送り通路は幅広に形成され、したがつて釘の
案内傾斜面もドアの下部に形成されている。
(考案の技術的課題) 本考案は上記事情に鑑みて成立したものであつ
てシート状連結帯によつて連結された連結釘を供
給する釘供給装置においては、強度が要求される
釘案内傾斜面は下部にのみ形成すればよい点に着
目し、強度が要求されない部分を合成樹脂から構
成することにより、釘打機の重量の軽減をはか
り、しかも部品数の増加に伴う組み付け工程を簡
単にすることができる釘打機の釘供給装置を提案
することをその技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案に係る釘打機
の釘供給装置は、コ字状に折曲された合成樹脂製
連結帯に間隔をおいて複数の釘を挿通保持させて
なる連結釘を送る連結釘送り通路の端部を釘射出
孔を備えた釘打機のノーズ部の側面開口部に開口
するとともに、上記釘送り通路の開口端部の一側
には上記連結釘の一側を案内する釘ガイド板を設
け、他側には上記釘ガイド板に対応させてノーズ
部に開閉可能に軸支されたドアを設けた釘打機の
釘供給装置であつて、上記ドアを、上記連結帯を
案内支持する上方部材と釘の先端部を釘射出孔に
誘導するとともに金属から構成される下方部材と
から二分割形成するとともに、上記上方部材及び
下方部材にはそれぞれ共通の回転軸に回転自在に
支持される軸受部を形成するとともに、上記上方
部材及び下方部材には上記回転軸と平行な方向に
互いに嵌合する嵌合部を形成したことを特徴とす
る。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、ドアは連結帯
を案内支持する上方部材と釘の先端部を誘導する
下方部材とから二分割形成されている。上方部材
は単に連結帯を案内するだけであり、強度を要求
されないから、合成樹脂から構成することがで
き、しかも、釘の案内部の面積は小さいので、下
方部材は小さくて済む。このため、ドアの大部分
を合成樹脂製とすることができ、全体を軽量化す
ることが可能となる。
釘の打撃に伴う損傷や摩耗は主に下方部材に発
生するから、ドアを交換するときは下方部材のみ
を交換すればよい。したがつて、交換部品のコス
トが低減できる。
また、ドアは上方部材と下方部材の軸受部に回
転軸を軸受けさせるとともに、上記回転軸と平行
な方向に互いの嵌合部を嵌合することにより一体
に構成されるが、軸受部に支持軸を軸受けさせる
方向と両嵌合部の嵌合方向とは平行であるから、
両軸受部に共通の回転軸を軸受けさせるときに、
同時に両嵌合部が嵌合するので、ドアの一体化組
み立て作業が非常に楽である。
したがつて、本考案による実用的効果は非常に
大である。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
第1図及び第2図において符号Aは釘打機Aを
示す。この釘打機Aは先端に釘射出孔1を有する
ノーズ部2を備えるとともに、該ノーズ部2に釘
供給装置3を連結して成るもので、該釘供給装置
3は、連結釘をコイル状に収容する収容部5と上
記ノーズ部2との間に連結釘送り通路6を設け、
上記ノーズ部2の側面開口部11側に開口する釘
送り通路6の開口端部の一側には連結釘を案内す
る釘ガイド板7を設け、他側には上記釘ガイド板
7に対応させてノーズ部2にドア8を設けたもの
である。
ガイド板7には横長の透孔9が形成され、該透
孔9からはシリンダ装置により釘送り方向に往復
動する送り爪10が釘送り通路6内に突出して設
けられている。この送り爪10は釘送り通路6内
の連結釘の軸部に係合するように設けられてい
る。
上記ドア8はノーズ部2の側面開口部11の側
部に形成されたドアヒンジ部12に取付けられた
回転軸13に軸支され、回転によつて上記釘送り
通路6を開閉するもので、上方部材8aと下方部
材8bとを二分割形成することにより構成されて
いる。
第3図a,bに示すように、上方部材8aは連
結釘送り通路6の一部を形成して連結釘の連結帯
14を案内支持するもので、合成樹脂から成り、
一側端は屈曲し、屈曲端部には軸受部15aが屈
曲形成され、また下部には、上記軸受部15aに
軸受けされる回転軸13と平行な方向に突出する
嵌合凸部16が垂下形成されている。さらに、内
側面には逆止爪17が突出形成され、その下部に
は連結釘の案内段部18が形成されている。
下方部材8bは鉄製で、釘射出孔1内の釘の先
端部を釘射出孔1に誘導するもので、一側端は屈
曲し、屈曲端部には軸受部15bが屈曲形成さ
れ、また上面には、上記軸受部15bに軸受けさ
れる回転軸13と平行な方向に凹陥する嵌合凹部
19が形成されている。さらに、上記屈曲部20
の内側面には釘先端の案内傾斜面21が形成され
ている。
上方部材8aの嵌合凸部16と下方部材8bの
嵌合凹部19とを嵌合させることにより、上方部
材8aと下方部材8bの各軸受部15a,15b
が共通の回転軸13に回転自在に支持されるよう
に係合し、一体のドア8が構成される。
なお、上方部材及び下方部材にはそれぞれ共通
の回転軸と平行な方向に互いに嵌合する嵌合部が
形成されているものであればよく、例えば、上方
部材に嵌合凹部、下方部材に嵌合凸部を形成する
構成であつてもよい。
連結釘はコ字状に折曲された合成樹脂製連結帯
14の両側張出し縁に一定の間隔をおいて切り込
みを形成することにより支持片22,22……を
分離形成し、各支持片22,22……に釘23,
23……を挿通保持させ、中央に同じ間隔で係合
孔24,24……を形成したものである。
次に、上記構成の釘打機Aの釘供給装置3の使
用態様について説明する。
まず、ドア8を開けて連結釘収容部5から釘送
り通路6内に送り出された連結釘の端部をノーズ
部2の釘射出孔1内に導いた後、第4図に示すよ
うにドア8を閉じる。閉じられたドア8の内側面
の案内段部18には連結帯14が案内支持される
とともに、連結帯14の係合孔24には逆止爪1
7が係合する。そこで、釘打機Aを作動させる
と、ドライバ部材25が駆動され、釘射出孔1内
の先頭釘23を打撃する。このとき、上記釘23
の先端部は上記ドア8の案内傾斜面21によつて
ノーズ部2の釘射出孔1内に案内され、ノーズ部
2の前方に打ち出される。
釘射出後にはシリンダ装置が作動し、送り爪1
0が釘23の軸部に係合して釘一本分だけ移動す
る。これによつて連結帯14はドア8の上方部材
8aの案内段部18によつて案内支持されてノー
ズ部2側に送られ、次の先頭釘は釘送り通路6に
沿つてノーズ部2の釘射出孔1に進入する。その
後、釘打機Aを作動させると、上述の要領で釘が
打ち出される。以下、同様にして釘打ちが行なわ
れる。
上述のように、ドア8は釘打機Aのノーズ部2
を開閉するとともに、閉鎖時には案内段部18に
よつて連結帯14を支持して釘ガイド板7ととも
に、案内傾斜面21によつて釘送り通路6内の連
結釘をノーズ部2の側面開口部11から釘射出孔
1内に誘導案内することができる。
このように、ドア8は連結帯14を案内支持す
る上方部材8aと釘23の先端部を誘導する下方
部材8bとから二分割形成されている。上方部材
8aは単に連結帯14を案内するだけであり、強
度を要求されないから、合成樹脂から構成するこ
とができ、下方部材8bのみを鉄製として構成す
ることができる。しかも、釘23の案内傾斜面2
1の面積は小さいので、下方部材8bは小さくて
済む。このため、ドア8の大部分を合成樹脂製と
することができ、全体を軽量化することが可能と
なる。
また、上記上方部材8a及び下方部材8bには
それぞれ共通の回転軸13を軸受けする軸受部1
5a,15bと、上記回転軸13と平行な方向に
互いに嵌合する嵌合凸部16と嵌合凹部19とが
形成されているから、両軸受部15a,15bに
共通回転軸13を軸受けさせるときに、同時に嵌
合凸部16と嵌合凹部19とが嵌合するので、ド
ア8の一体化作業が非常に楽である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る釘打機の釘供給装置の全
体図、第2図は上記釘打機の釘供給装置の要部の
斜視図、第3図a,bはそれぞれ釘供給装置のド
ア部の分解図及び組み付け状態の斜視図、第4図
は上記ドア閉鎖時における釘送り通路の断面説明
図であり、第5図は従来の釘打機におけるドア部
分の斜視図である。 符号A……釘打機、1……釘射出口、2……ノ
ーズ部、4……連結釘、6……釘送り通路、7…
…ガイド板、8……ドア、8a……上方部材、8
b……下方部材、13……回転軸、14……連結
帯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コ字状に折曲された合成樹脂製連結帯に間隔を
    おいて複数の釘を挿通保持させてなる連結釘を送
    る連結釘送り通路の端部を釘射出孔を備えた釘打
    機のノーズ部の側面開口部に開口するとともに、
    上記釘送り通路の開口端部の一側には上記連結釘
    の一側を案内する釘ガイド板を設け、他側には上
    記釘ガイド板に対応させてノーズ部に開閉可能に
    軸支されたドアを設けた釘打機の釘供給装置であ
    つて、 上記ドアを、上記連結帯を案内支持する上方部
    材と釘の先端部を釘射出孔に誘導するとともに金
    属から構成される下方部材とにより二分割形成す
    るとともに、上記上方部材及び下方部材にはそれ
    ぞれ共通の回転軸に回転自在に支持される軸受部
    を形成するとともに、上記上方部材及び下方部材
    には上記回転軸と平行な方向に互いに嵌合する嵌
    合部を形成したことを特徴とする釘打機の釘供給
    装置。
JP1561988U 1988-02-08 1988-02-08 Expired - Lifetime JPH0544063Y2 (ja)

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JP1561988U JPH0544063Y2 (ja) 1988-02-08 1988-02-08

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JP1561988U JPH0544063Y2 (ja) 1988-02-08 1988-02-08

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JPH01121672U JPH01121672U (ja) 1989-08-17
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