JPH07259419A - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JPH07259419A
JPH07259419A JP4697394A JP4697394A JPH07259419A JP H07259419 A JPH07259419 A JP H07259419A JP 4697394 A JP4697394 A JP 4697394A JP 4697394 A JP4697394 A JP 4697394A JP H07259419 A JPH07259419 A JP H07259419A
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Tsugunaka Koyama
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TAKAHASHI KANAMONO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抜差タイプの蝶番を使用した場合の扉の取付作
業の容易化並びに労力の軽減を図るとともに、部品製造
精度を向上させて組付作業の容易化並びにガタツキや摩
耗による早期劣化を抑制する。 【構成】 蝶番6,8には、図1及び図2に示すよう
に、扉枠2と扉4にそれぞれ固定される羽根板12,1
4と、羽根板12,14にそれぞれカーリング加工等の
手段で一体に形成される軸筒部16,18と、これらの
軸筒部16,18間に抜き差し可能に挿入される合成樹
脂製の軸ピン20と、扉枠2側の軸筒部16内下方に設
けられるバネ部材としてのコイルバネ22と、軸ピン2
0を略埋没位置で係止させるための係止部材24並びに
ガイド孔26とが備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、扉枠と扉に個別に羽
根板を取付けた後、扉を持ち上げて吊り込むことがで
き、あるいは、扉枠に扉を回動自在に取付けた後、扉側
の軸筒部を軸ピンから引き抜いて扉を取り外すことがで
きるいわゆる抜差タイプの蝶番に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の蝶番では、従来、扉枠と扉に固
定される一対の羽根板と、羽根板にカーリング加工等の
手段で一体に形成される軸筒部と、両軸筒部に抜き差し
可能に挿通される軸ピンとからなる構造のものが知られ
ている。
【0003】一般的に、扉の上下方向に間隔をおいて複
数の蝶番が取付けられ、扉枠側の軸筒部に軸ピンを保持
する使用形態となっているが、扉を持ち上げて吊り込む
場合、略同一垂直線上に位置する複数の軸ピンに扉側の
軸筒部をそれぞれ対応させて嵌めることは困難であり、
とりわけ蝶番が3個以上の場合には作業が著しく困難と
なっていた。
【0004】このため、上方向に向かってピンの長さを
段階的に短くして各軸ピンに対する扉側の各軸筒部の同
時接触を回避し、下端の軸ピンに対する浅目の嵌め込み
による位置決めをした後、順次嵌め合わせていく方法が
講じられている。
【0005】しかしながら、上述のような軸ピンの長さ
に段階的に差を設けて嵌め込む方式の場合、複数の軸ピ
ンに対する同時嵌め合わせの困難さは回避できるもの
の、下端の軸ピンに対する位置決めをした後も略同一垂
直線上に位置する残りの複数の軸ピンに対する位置合わ
せ精度が要求されるため、依然としてある程度の作業の
困難さを伴い、また、嵌め込み完了まで扉の全重量を支
えなければならない面倒さを避けられなかった。
【0006】このような状況に鑑み、本出願人は、実願
平5−69663号にて、嵌め込み時ワンタッチ操作で
軸ピンを全く支障のない状態に埋没させることができ、
扉の仮止め後ワンタッチ操作で、且つ、個々に軸ピンを
突出させて蝶番の使用状態を得ることができる構成のも
のを提案した。
【0007】これを具体的に説明すると、図9に示すよ
うに、金属製の軸ピン70の下端部にバネ収容孔70a
が形成されており、このバネ収容孔70aと扉枠側の羽
根板72の軸筒部74の下端との間には軸ピン70を使
用位置に突出させるコイルバネ76が挿着されている。
また、軸ピン70には略径方向をもってねじ孔70bが
形成されており、このねじ孔70bには、雄ねじ部78
aを有するレバー78が螺合されている。レバー78は
軸筒部74の側面に形成された略L字形のガイド孔80
に係合されており、レバー78を引き下ろして略径方向
に回動すると、軸ピン70は略埋没位置で係止されるも
のである。符号72aは扉枠への固定用孔を示す。な
お、扉側の羽根板等は省略してある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な軸ピン突出をワンタッチ操作で行える構造の蝶番によ
れば、従来に比べて扉の吊り込み時の作業が極めて簡単
で労力の軽減を図れる利点があるが、更なる改善の余地
があることが明らかになってきた。
【0009】すなわち、軸ピンは一般的に金属製である
が、バネ収容孔70aやねじ孔70bの加工精度にバラ
ツキが生じ易く、このため、組付作業が円滑にいかずに
作業能率の低下を来す懸念があった。また、組付状態に
おいてガタツキを生じ易く、長期使用の観点から、蝶番
の繰り返し回動に伴う摩耗による早期劣化等の懸念を否
めなかった。さらにまた、ガイド孔80の露出による軸
筒部74内への異物侵入による蝶番機能の阻害も予想さ
れるものであった。
【0010】そこでこの発明は、部品の製造精度を向上
させることができ、よって組付作業の能率向上を図れる
とともに、長寿命化を図れるこの種の蝶番の提供をその
目的とする。
【0011】また、この発明の他の目的は、軸筒部内へ
の異物侵入の懸念を排し、よって長期的に良好な使用状
態を得ることができるこの種の蝶番の提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成すべく創案されたもので、その特徴は、下端部にバ
ネ収容孔を有する軸ピンが合成樹脂で一体成形されてい
るとともに扉枠側の軸筒部が軸ピンを出没可能な深さに
形成され、上記バネ収容孔と扉枠側の軸筒部との間には
軸ピンを突出させるバネ部材が設けられ、軸ピンには略
径方向をもって扉枠側の軸筒部の外方に突出する係止部
材が取付けられ、扉枠側の軸筒部の側面には上記係止部
材を軸方向に案内可能で且つ軸ピンの埋没位置で係止可
能なガイド孔が形成されている構成にある。
【0013】また、この発明によれば、上記軸ピンの略
上半部に金属製の補強芯材が埋設されている構成とする
ことができる。
【0014】また、この発明によれば、上記軸ピンに略
径方向をもって係止部材が取付けられている構成とする
ことができる。
【0015】また、この発明によれば、上記係止部材
が、軸筒部の外面に沿う形状を有するとともに上記ガイ
ド孔を覆う大きさの操作片を有してなる構成とすること
ができる。
【0016】
【作用】この発明によれば、扉の取付作業に先立って軸
ピンがバネ力に抗して押し込められ、係止部材で軸ピン
は埋没位置に係止させられる。軸ピンが埋没状態にある
ので、いずれか一つの蝶番の突出した軸ピンに扉側の軸
筒部を完全に嵌め込むことができ、これによって扉は所
定の取付位置に仮支持される。この状態で係止部材の係
止が解除されると、バネ部材の付勢力で軸ピンが突出
し、対応する軸筒部に進入する。
【0017】軸ピンの合成樹脂による一体成形によっ
て、取付用孔やバネ収容孔の精度が向上するとともに均
一化され、組付時の寸法ずれが抑制される。
【0018】また、軸ピンの略上半部に金属製の補強芯
材が埋設される構成では、合成樹脂製の軸ピンの軸強度
が補われ、係止部材がガイド孔を覆う大きさの操作片有
する構成では、ガイド孔からの異物侵入が防止されると
ともに、操作片が広い面積を有することによって軸ピン
の係止・解除操作が容易となる。
【0019】
【実施例】図1乃至図8はこの発明の一実施例を示す。
図5に示すように、扉枠2に対し、扉4が3個の蝶番
6,8,10で回動自在に取付けられている。蝶番6,
8はこの発明の一実施例に係る蝶番であり、最下方の蝶
番10は、上下調整機能を備えた従来の抜差タイプの蝶
番である。
【0020】蝶番6,8には、図1及び図2に示すよう
に、扉枠2と扉4にそれぞれ固定される羽根板12,1
4と、羽根板12,14にそれぞれカーリング加工等の
手段で一体に形成される軸筒部16,18と、これらの
軸筒部16,18間に抜き差し可能に挿入される合成樹
脂製の軸ピン20と、扉枠2側の軸筒部16内下方に設
けられるバネ部材としてのコイルバネ22と、軸ピン2
0を略埋没位置で係止させるための係止部材24並びに
ガイド孔26とが備えられている。
【0021】また、軸筒部16,18間には、スリット
28aを有するカラー部材28が上下方向にスライド可
能に設けられて軸筒部16,18間の空隙を覆うように
なっており、扉4側の軸筒部18の上端には儀星30が
圧入されている。羽根板12は皿穴12aを介して木ね
じ32で扉枠2に固定されており、羽根板14は皿穴1
4aを介して木ねじ32で扉4に固定されている。ま
た、軸筒部16の下端には、コイルバネ22を受けるた
めの底面16aが形成されている。
【0022】軸ピン20は、例えばナイロン6,ナイロ
ン66あるいはポリアセタール等の合成樹脂で一体成形
されるもので、その下端部には軸方向に延びるバネ収容
孔20aが形成され、中央部からやや下方側の位置には
略径方向に延びる取付用孔20bが形成されている。ま
た、軸ピン20の略上半部には軸方向に延びる軸孔20
cが形成されており、この軸孔20cには、軸ピン20
の軸強度を補強するための鋼製又はばね鋼の補強芯材3
4が埋設されている。補強芯材34は必ずしも必要では
ないが、これを埋設することにより、軸ピン20を合成
樹脂で成形したことによる軸強度の低下を補えるととも
に、長期使用における軸強度の安定を図ることができ
る。補強芯材34としては、パイプ材を用いることがで
き、平型を曲げ加工した割り型であっても良い。
【0023】係止部材24は、図3に示すように、ロー
レット加工やセレーション加工等の起伏面36aを有す
る金属製の係止軸36と、この係止軸36の鍔付頭部3
6bに一体に固着された合成樹脂製の操作片38とから
構成されている。係止部材24は、係止軸36をガイド
孔26に挿通して軸ピン20の取付用孔20bに圧入し
て取付けられる。操作片38は、軸筒部16の外面にフ
ィットする湾曲面を有する形状に形成されているととも
に、図4に示すように、ガイド孔26全体を覆う大きさ
に形成されている。また、操作片38の上部には実質的
な操作部としての隆起部38aが形成されており、この
隆起部38aには、取付用孔20bに対する係止軸36
の打ち込みを容易にするための透孔38bが形成されて
いる。
【0024】ガイド孔26は、係止軸36を上下方向に
案内する縦孔26aと、この縦孔26aに連通され軸ピ
ン20の略埋没位置で係止軸36を水平方向に案内する
横孔26bとから構成されている。なお、横孔26bは
係止を確実にできるように、若干上方へ傾斜する状態に
形成されている。
【0025】最下方の蝶番10には、図6に示すよう
に、扉枠2と扉4にそれぞれ固定される羽根板40,4
2と、羽根板40,42にそれぞれ一体に形成される軸
筒部44,46と、これらの軸筒部44,46間に抜き
差し可能に挿入される軸ピン48と、扉枠2側の軸筒部
44の下端に螺合される上下調整用ねじ50とが備えら
れている。符号52はカラー部材を示し、符号54は儀
星を示す。また、符号40a,42aは皿孔を示し、4
8aは扉4を押し上げるためのフランジ部を示す。
【0026】次に蝶番6,8の使用動作を説明する。図
7に示すように、扉4の取付作業に先立って、係止部材
24ををコイルバネ22のバネ力に抗して引下げ、係止
軸36をガイド孔26の横孔26bに係合する。これに
よって軸ピン20は扉4側の軸筒部18に対してまった
く支障を来さない略埋没位置に保持される。
【0027】図8に示すように、かかる状態で扉4を持
ち上げ、軸ピン48が使用位置に突出している蝶番10
を完全に嵌め込む。すなわち、扉4を扉枠2に対して全
ての蝶番6,8,10が嵌め込まれた状態の所定の取付
位置に位置付ける。この状態で各蝶番6,8の係止部材
24を横孔26bから外すと、軸ピン20はコイルバネ
22の付勢力で突出し、図1に示すように軸筒部18へ
進入する。係止部材24の係止軸36がガイド孔26の
上端に当接することによって、軸ピン20の使用位置が
自動的に得られる。また、軸ピン20の使用位置におい
てガイド孔26が操作片38で覆われるので、ガイド孔
26を形成したことによる外観の見劣りが抑制されると
ともに、軸筒部16内への異物侵入が防止される。
【0028】これによって蝶番6,8の使用状態が得ら
れ、扉4は扉枠2に対して回動自在に支持される。軸ピ
ン20が軸筒部18へスムーズに進入しない場合でも、
扉4を僅かにずらすことによって付勢された軸ピン20
が自動的に進入するので、極めて容易な作業となる。軸
ピン20の嵌め込み操作は、蝶番6,8において同時に
する必要はなく、全く別個に行えるものである。従っ
て、略同一垂直線上に位置する軸ピン20の数が多くて
も位置合わせを気にすることなく容易に取付けることが
できる。
【0029】また、蝶番10を完全に嵌め込んだ時点で
扉4の重量のほとんどが扉枠2によって支持されること
になるので、蝶番6,8の嵌め込み作業は、扉4の重み
の影響をほとんど受けることなく行うことができる。従
って、扉4の取付作業の労力を大幅に軽減することがで
きる。なお、最下方を従来の抜差タイプの蝶番10で取
付ける例を示したが、無論、全てを蝶番6,8と同じに
してもよい。この場合、最下方のものに限らず任意の一
つの蝶番を嵌め込みのための最初の位置決め蝶番として
定めることができる。
【0030】また、軸ピン20を合成樹脂で一体成形し
たので、径の大きさに拘わらず製造が容易であるととも
に、バネ収容孔20aや取付用孔20bの精度を向上さ
せることができ、よって組付作業の容易化を図ることが
できるとともに蝶番使用時のガタツキ並びに摩耗による
早期劣化を抑制することができる。また、軸ピン20が
合成樹脂であるので、摩擦抵抗の少ない滑らかな回動が
得られる利点がある。
【0031】また、この例では係止部材24がガイド孔
26を覆う大きさの操作片38を有する構成であるの
で、操作がし易い利点がある。なお、操作片38は合成
樹脂製に限らず金属製としてもよい。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、略同一垂直線上に位
置する複数の軸ピンに対して扉側の軸筒部を正確に合わ
せながら嵌め込む必要がなく、扉の重量を扉枠に支持さ
せた状態で個々に容易に嵌め込むことができるので、扉
の取付作業の能率向上を図ることができるとともに、労
力の軽減を図ることができる。
【0033】また、軸ピンを合成樹脂で一体成形したの
で、径の大きさに拘わらず製造が容易であるとともに、
バネ収容孔や取付用孔の精度を向上させることができ、
よって組付作業の容易化を図ることができるとともに蝶
番使用時のガタツキ並びに摩耗による早期劣化を抑制す
ることができる。また、合成樹脂と金属との擦り合わせ
になるので蝶番の滑らかな回動状態を得ることができ
る。
【0034】また、係止部材がガイド孔を覆う大きさの
操作片を有する構成では、操作性の向上を図ることがで
きるとともに、蝶番使用時の軸筒部内への異物侵入を防
止することができ、よって長期的使用性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る蝶番の一実施例を示す使用状態
の概要断面図である。
【図2】図1で示した蝶番の分解斜視図である。
【図3】係止部材の概要断面図である。
【図4】係止部材の概要側面図である。
【図5】扉の取付状態を示す概要側面図である。
【図6】この発明に係る蝶番との同時使用に係る従来の
蝶番を示す概要断面図である。
【図7】軸ピンを略埋没位置で係止した状態の要部断面
図である。
【図8】扉の取付状態を示す概要側面図である。
【符号の説明】
2 扉枠 4 扉 12 羽根板 14 羽根板 16 軸筒部 18 軸筒部 20 軸ピン 20a バネ収容孔 20b 取付用孔 22 コイルバネ(バネ部材) 24 係止部材 26 ガイド孔 34 補強芯材 38 操作片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 これを具体的に説明すると、金属製の軸
ピンの下端部にバネ収容孔が形成されており、このバネ
収容孔と扉枠側の羽根板の軸筒部の下端との間には軸ピ
ンを使用位置に突出させるコイルバネが挿着されてい
る。また、軸ピンには略径方向をもってねじ孔が形成さ
れており、このねじ孔には、雄ねじ部を有するレバーが
螺合されている。レバーは上記軸筒部の側面に形成され
た略L字形のガイド孔に係合されており、レバーを引き
下ろして略径方向に回動すると、軸ピンは略埋没位置で
係止されるものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 すなわち、軸ピンは一般的に金属製であ
るが、バネ収容孔やねじ孔の加工精度にバラツキが生じ
易く、このため、組付作業が円滑にいかずに作業能率の
低下を来す懸念があった。また、組付状態においてガタ
ツキを生じ易く、長期使用の観点から、蝶番の繰り返し
回動に伴う摩耗による早期劣化等の懸念を否めなかっ
た。さらにまた、ガイド孔の露出による軸筒部内への異
物侵入による蝶番機能の阻害も予想されるものであっ
た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠と扉に固定される一対の羽根板の軸筒
    部に軸ピンが抜き差し可能に挿通される抜差型の蝶番に
    おいて、 下端部にバネ収容孔を有する軸ピンが合成樹脂で一体成
    形されているとともに扉枠側の軸筒部が軸ピンを出没可
    能な深さに形成され、上記バネ収容孔と扉枠側の軸筒部
    との間には軸ピンを突出させるバネ部材が設けられ、軸
    ピンには略径方向をもって扉枠側の軸筒部の外方に突出
    する係止部材が取付けられ、扉枠側の軸筒部の側面には
    上記係止部材を軸方向に案内可能で且つ軸ピンの埋没位
    置で係止可能なガイド孔が形成されていることを特徴と
    する蝶番。
  2. 【請求項2】上記軸ピンの略上半部に金属製の補強芯材
    が埋設されている請求項1記載の蝶番。
  3. 【請求項3】上記軸ピンに略径方向をもって係止部材が
    取付けられている請求項1又は2記載の蝶番。
  4. 【請求項4】上記係止部材が、軸筒部の外面に沿う形状
    を有するとともに上記ガイド孔を覆う大きさの操作片を
    有してなる請求項1,2又は3記載の蝶番。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241857A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Miwa Lock Co Ltd 防犯蝶番
JP2008243524A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Sanki Eng Co Ltd 天井面物品取付器具
JP2009275477A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Hitoshi Nishitani 非常脱出機構付き丁番。
KR20160006971A (ko) * 2014-07-10 2016-01-20 안창희 도어 힌지 어셈블리
CN109113474A (zh) * 2018-08-21 2019-01-01 中车南京浦镇车辆有限公司 一种装饰板安装用折页

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