JPH0543956Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543956Y2 JPH0543956Y2 JP1987138797U JP13879787U JPH0543956Y2 JP H0543956 Y2 JPH0543956 Y2 JP H0543956Y2 JP 1987138797 U JP1987138797 U JP 1987138797U JP 13879787 U JP13879787 U JP 13879787U JP H0543956 Y2 JPH0543956 Y2 JP H0543956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid material
- pinion
- tool
- teeth
- shaped tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011343 solid material Substances 0.000 claims description 39
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
本考案は歯車転造装置に関するもので、無垢の
素材から歯車、スプライン又はセレーシヨン等の
転造に利用されるものである。
素材から歯車、スプライン又はセレーシヨン等の
転造に利用されるものである。
（従来の技術）
歯車転造装置としては無垢の丸棒素材にピニオ
ン形工具を押付ける歯車転造装置により歯車等を
成形している。
ン形工具を押付ける歯車転造装置により歯車等を
成形している。
（考案が解決しようとする問題点）
然し前記歯車転造装置に於いて、特に素材或い
は工具の一方だけを駆動し他方を従動させる自由
駆動方式の転造においては、素材の円周を所定の
歯数に分割することは非常に困難で工具を連続的
に押し込んでいくと工具と素材の初期の喰い込み
時にスリツプキズが発生し易い。
は工具の一方だけを駆動し他方を従動させる自由
駆動方式の転造においては、素材の円周を所定の
歯数に分割することは非常に困難で工具を連続的
に押し込んでいくと工具と素材の初期の喰い込み
時にスリツプキズが発生し易い。
従来は0.2〜0.5mm程度、丸棒素材の表面に工具
を押し付け工具を一端止めて割切りを行つている
が生産性が悪く又、素材のクランプ機構を有する
堅型転造盤に於いては、ユニバーサルジヨイント
等により素材側、工具側を同期させる強制駆動装
置を組み込むと装置の高さが高くなり装置全体の
機構が複雑になると共に作業性が著しく悪くなる
という問題点がある。
を押し付け工具を一端止めて割切りを行つている
が生産性が悪く又、素材のクランプ機構を有する
堅型転造盤に於いては、ユニバーサルジヨイント
等により素材側、工具側を同期させる強制駆動装
置を組み込むと装置の高さが高くなり装置全体の
機構が複雑になると共に作業性が著しく悪くなる
という問題点がある。
本発明は丸棒素材にピニオン形工具を押付けて
転造する装置に於いて簡単な機構により割切りが
出来る歯車転造装置を技術的課題とするものであ
る。
転造する装置に於いて簡単な機構により割切りが
出来る歯車転造装置を技術的課題とするものであ
る。
（問題点を解決するための手段）
前記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、無垢素材にピニオン形工具を押付けて歯
車を形成する歯車転造装置に於いて、無垢素材を
回転駆動するための駆動装置と、無垢素材の割切
り時に（ピニオン形工具の回転速度）×（ピニオン
形工具の歯数）が（無垢素材の回転速度）×（無垢
素材に形成すべき歯数）と等しくなるようにピニ
オン形工具を回転駆動するスピードコントロール
モータとを有したことである。
手段は、無垢素材にピニオン形工具を押付けて歯
車を形成する歯車転造装置に於いて、無垢素材を
回転駆動するための駆動装置と、無垢素材の割切
り時に（ピニオン形工具の回転速度）×（ピニオン
形工具の歯数）が（無垢素材の回転速度）×（無垢
素材に形成すべき歯数）と等しくなるようにピニ
オン形工具を回転駆動するスピードコントロール
モータとを有したことである。
（作用）
前記技術的手段によれば、無垢素材の割切り時
（即ち、無垢素材の円周に所定の間隔をおいて分
割溝を形成する時）には、駆動装置により無垢素
材が回転駆動されると共に、スピードコントロー
ルモータにより（Ａ ピニオン形工具の回転速
度）×（Ｂ ピニオン形工具の歯数）が（Ｃ 無垢
素材の回転速度）×（Ｄ 無垢素材に形成すべき歯
数）と等しくなるようにピニオン形工具が回転駆
動されるので、ピニオン形工具の周速が無垢素材
の周速と等しくなり、無垢素材の割切りを正確に
行うことができ、特に、ピニオン工具の無垢素材
への初期の喰い込み時にスリツプキズ等が発生す
ることがなくなる。
（即ち、無垢素材の円周に所定の間隔をおいて分
割溝を形成する時）には、駆動装置により無垢素
材が回転駆動されると共に、スピードコントロー
ルモータにより（Ａ ピニオン形工具の回転速
度）×（Ｂ ピニオン形工具の歯数）が（Ｃ 無垢
素材の回転速度）×（Ｄ 無垢素材に形成すべき歯
数）と等しくなるようにピニオン形工具が回転駆
動されるので、ピニオン形工具の周速が無垢素材
の周速と等しくなり、無垢素材の割切りを正確に
行うことができ、特に、ピニオン工具の無垢素材
への初期の喰い込み時にスリツプキズ等が発生す
ることがなくなる。
（実施例）
以下実施例について説明する。
図に示す歯車転造装置１は、無垢素材４にピニ
オン形工具２を押付けて無垢素材４の外周部に歯
形を形成するためのものである。駆動装置５は、
無垢素材４を回転駆動するものである。ピニオン
形工具２は、その外周部が無垢素材４の外周部と
対向するように配設され、回転軸３を中心として
回転可能になつている。
オン形工具２を押付けて無垢素材４の外周部に歯
形を形成するためのものである。駆動装置５は、
無垢素材４を回転駆動するものである。ピニオン
形工具２は、その外周部が無垢素材４の外周部と
対向するように配設され、回転軸３を中心として
回転可能になつている。
回転軸３は、プーリ８及びタイミングベルト７
を介してスピードコントロールモータ６に連結さ
れ、無垢素材４の割切り時にピニオン形工具２が
スピードコントロール６により回転駆動されるよ
うになつている。スピードコントロールモータ６
は、無垢素材４の割切り時に（ピニオン形工具２
の回転速度）×（ピニオン形工具２の歯数）が（無
垢素材４の回転速度）×（無垢素材４に形成すべき
歯数）と等しくなるようにピニオン形工具２の回
転速度を調整するものである。
を介してスピードコントロールモータ６に連結さ
れ、無垢素材４の割切り時にピニオン形工具２が
スピードコントロール６により回転駆動されるよ
うになつている。スピードコントロールモータ６
は、無垢素材４の割切り時に（ピニオン形工具２
の回転速度）×（ピニオン形工具２の歯数）が（無
垢素材４の回転速度）×（無垢素材４に形成すべき
歯数）と等しくなるようにピニオン形工具２の回
転速度を調整するものである。
上記の如く構成された歯車転造装置１の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
無垢素材４の割切り時（即ち、無垢素材４の円
周に所定の間隔をおいて分割溝を形成する時）に
は、駆動装置５により無垢素材４が回転駆動され
る。これと同時に、スピードコントロールモータ
６により（ピニオン形工具２の回転速度）×（ピニ
オン形工具２の歯数）が（無垢素材４の回転速
度）×（無垢素材４に形成すべき歯数）と等しくな
るようにピニオン形工具２が回転駆動される。そ
の結果、ピニオン形工具２の周速が無垢素材２の
周速と等しくなり、無垢素材４の割切りを正確に
行うことができ、特に、ピニオン工具２の無垢素
材４への初期の喰い込み時にスリツプキズ等が発
生することがなくなる。
周に所定の間隔をおいて分割溝を形成する時）に
は、駆動装置５により無垢素材４が回転駆動され
る。これと同時に、スピードコントロールモータ
６により（ピニオン形工具２の回転速度）×（ピニ
オン形工具２の歯数）が（無垢素材４の回転速
度）×（無垢素材４に形成すべき歯数）と等しくな
るようにピニオン形工具２が回転駆動される。そ
の結果、ピニオン形工具２の周速が無垢素材２の
周速と等しくなり、無垢素材４の割切りを正確に
行うことができ、特に、ピニオン工具２の無垢素
材４への初期の喰い込み時にスリツプキズ等が発
生することがなくなる。
無垢素材４の割切りが終了すると、スピードコ
ントロールモータ６が停止され、ピニオン形工具
２が無垢素材４により従動されながら無垢素材４
の外周部に押し付けられて無垢素材４の外周部に
歯車が形成される。
ントロールモータ６が停止され、ピニオン形工具
２が無垢素材４により従動されながら無垢素材４
の外周部に押し付けられて無垢素材４の外周部に
歯車が形成される。
本考案は次の効果を有する。すなわち、素材外
径の振れが0.3mm以下程度なれば良好な割切りが
可能であり、複雑な機構を設けることなく低コス
トな装置により実施でき、然も喰い込み初期のス
リツプキズも無く良好な割切りが可能となるもの
である。
径の振れが0.3mm以下程度なれば良好な割切りが
可能であり、複雑な機構を設けることなく低コス
トな装置により実施でき、然も喰い込み初期のス
リツプキズも無く良好な割切りが可能となるもの
である。
図は本実施例の要部の説明図である。
１……歯車転造装置、２……ピニオン形工具、
４……無垢素材、５……駆動装置、６……スピー
ドコントロールモータ。
４……無垢素材、５……駆動装置、６……スピー
ドコントロールモータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 無垢素材にピニオン形工具を押付けて歯車を形
成する歯車転造装置に於いて、 前記無垢素材を回転駆動するための駆動装置
と、 前記無垢素材の割切り時に（前記ピニオン形工
具の回転速度）×（前記ピニオン形工具の歯数）が
（前記無垢素材の回転速度）×（前記無垢素材に形
成すべき歯数）と等しくなるように前記ピニオン
形工具を回転駆動するスピードコントロールモー
タとを有することを特徴とする歯車転造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987138797U JPH0543956Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987138797U JPH0543956Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6442741U JPS6442741U (ja) | 1989-03-14 |
| JPH0543956Y2 true JPH0543956Y2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=31401470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987138797U Expired - Lifetime JPH0543956Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543956Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51132154A (en) * | 1975-02-07 | 1976-11-17 | Runoo Ind Ekitsupuman E Tech A | Machine for shaving or rolling teeth of gear |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP1987138797U patent/JPH0543956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51132154A (en) * | 1975-02-07 | 1976-11-17 | Runoo Ind Ekitsupuman E Tech A | Machine for shaving or rolling teeth of gear |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6442741U (ja) | 1989-03-14 |
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