JPH0543709B2 - - Google Patents

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JPH0543709B2
JPH0543709B2 JP23485089A JP23485089A JPH0543709B2 JP H0543709 B2 JPH0543709 B2 JP H0543709B2 JP 23485089 A JP23485089 A JP 23485089A JP 23485089 A JP23485089 A JP 23485089A JP H0543709 B2 JPH0543709 B2 JP H0543709B2
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malonamide
benzene
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ベンゼン、トルエン、キシレン、ピ
リジン等の芳香族有機化合物を有する有機液体か
らこれらの有機化合物を選択的に分離するのに有
用なマロンアミド誘導体金属錯体及び芳香族化合
物用分離剤に関するものである。
[従来技術] 例えば、ベンゼンの沸点は80〜81℃で、シクロ
ヘキサンとほぼ等しく、又エタノールの沸点とも
近似しており、ベンゼンをこれらの混合物から蒸
留によつて分離することは極めて困難である。ま
た、o−,m−,p−キシレンの構造異性体から
の蒸留法による分離も容易ではない。
以上の例のように、従来技術では、共沸混合物
や近沸点混合物、さらに構造異性体含有混合物か
らある特定の化合物を選択的に分離するのに困難
を伴つてきた。
[目的] 本発明はベンゼン、トルエン、キシレン、ピリ
ジン等の芳香族有機化合物単独又は混合有機液体
からこれらの有機化合物を選択的に分離するため
の新しい分離剤を提供することを目的とする。
[構成] 本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究
を重ねた結果、マロンアミド誘導体の金属錯体が
芳香族化合物と高選択的に反応して包接組成物を
形成することを見出すとともに、この原理を用い
ることにより、芳香族化合物そのものの分離精製
を達成し得るばかりでなく、繰返し該マロンアミ
ド誘導体の金属錯体を用いることができることを
見出し、本発明を完成するに至つた。
即ち、本発明によれば、一般式 (式中、R1,R2は水素原子、アルキル基、ベ
ンジル基、2−フエニルエチル基、3−フエニル
プロピル基、フエニル基、又はp−メチルフエニ
ル基、M2+はCu2+,Ni2+の二価重金属イオンを
示す) で表されるマロンアミド誘導体の金属錯体及びそ
の金属錯体からなる芳香族化合物用分離剤が提供
される。
前記マロンアミド誘導体の金属錯体にベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ビリジン等の芳香族有
機化合物が包接され、包接組成物を形成すること
は従来全く知られておらず、本発明は、この現象
を利用することにより、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、ピリジン等の芳香族有機化合物単独、又
は混合液体から一旦これらの包接組成物を単離
し、分離しようとするものである。
以下、本発明について詳述する。
R1,R2として種々の置換基をもつマロンアミ
ドは既に特許出願中(特願昭63−25043)である
ジブチルN,N′−ビス(8−キノリル)マロン
アミド製造方法に準じて製造した。
本発明のマロンアミド誘導体の金属錯体は前記
一般式(1)で表されるマロンアミド誘導体と二価重
金属イオンの1:1錯体であり、種々の製造法に
よつて得ることができる。最も一般的にはマロン
アミド誘導体と金属イオンのハロゲン化物や酢酸
塩とを反応させることにより容易に高収率で得る
ことができる。
この反応を行う場合、反応温度は0℃〜100℃、
好ましくは20〜80℃であり、反応媒体としては上
記マロンアミド誘導体と金属塩をわずかでも溶解
し、それらに不活性な溶媒であれば、任意の溶媒
が使用可能であり、このようなものには例えば、
エタノール、メタノール、クロロホルム、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ドなどがあるが、特に、エタノール等のアルコー
ル類が好適である。得られた反応生成物は溶媒留
去後クロロホルムやベンゼンで抽出し再結晶法に
より精製できる。
本発明において、前記一般式(1)のマロンアミド
誘導体の金属錯体と芳香族化合物との包接組成物
を得るには、種々の方法が適用される。例えば有
機化合物中に前記マロンアミド誘導体の金属錯体
を添加しても良いし、また包接化を完全に行わし
めるために上記のようにマロンアミド誘導体の金
属錯体を添加して得られる混合物を加熱し、完全
に溶解した溶液とし、これを冷却して生じた結晶
を分離することによつても得られる。いずれの方
法によつても容易にマロンアミド誘導体の金属錯
体にベンゼン等の芳香族化合物が包接した包接組
成物を得ることができる。被包接成分/マロンア
ミド誘導体のモル比は金属イオンや置換基の種類
により整数比で変化する。
前記一般式(1)のマロンアミド誘導体の金属錯体
の使用量は、有機液体中の被包接成分1モル当
り、10-4〜100モル、好ましくは10-3〜10モルの
割合が有利である。
前述のようにしてマロンアミド誘導体の金属錯
体にベンゼン等の芳香族化合物を包接させる場
合、一般に−50〜120℃、好ましくは0〜80℃の
範囲の温度で行われる。かくして形成された包接
組成物を、それを含有する混合物から分離するに
は、通常、固液分離(例えば濾過、遠心分離、沈
降等)によるか或いは溶液成分を蒸留により蒸発
除去する方法が好ましく利用できる。いずれの方
法であつてもその操作温度は−50〜120℃、好ま
しくは0〜80℃の範囲が望ましい。
本発明のマロンアミド誘導体金属錯体と包接組
成物を形成する化合物は、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ピリジン等の芳香環を有する芳香族化
合物であり、ベンゼン環を含有する化合物の他、
複素芳香環を含有する化合物が包含される。これ
らの芳香族化合物は、その芳香環上にパイ電子を
有し、そのパイ電子を介して、本発明によるマロ
ンアミド誘導体金属錯体と包接組成物を形成す
る。本発明のマロンアミド誘導体金属錯体を分離
剤として用いることにより、芳香族化合物と、脂
肪族化合物及び/又は脂環族化合物(例えば、n
−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サン、クロロホルム等)との混合物から、芳香族
化合物を分離することができる。また、0−,m
−,p−キシレンを含む混合物から、m−キシレ
ンを選択的に分離させることができる。
本発明におけるマロンアミド誘導体の金属錯体
はその機能もさることながら、まず安価に合成で
きること、経済的なプロセスを自由に選択しうる
ことなどの有利な点を有している。また、マロン
アミド誘導体の金属錯体と芳香族化合物との包接
組成物は、種々の方法により容易に包接された芳
香族化合物を脱着させることができ、純粋な選択
的な芳香族化合物の分離を行うことができる。
本発明においてマロンアミド誘導体の金属錯体
と芳香族化合物との包接組成物から芳香族化合物
を分離する場合には、種々の方法が採用される
が、例えば、(a)包接組成物を、常圧で80〜250℃、
好ましくは120〜150℃の範囲の温度に加熱するか
減圧下、40〜250℃、好ましくは60〜150℃の範囲
の温度に加熱して包接組成物から芳香族化合物を
分離する方法、(b)包接組成物に例えば、良溶媒で
あるクロロホルム、アセトン等の溶媒を接触させ
て包接組成物から芳香族化合物を分離する方法等
が有利に適用される。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
[実施例] (1)ベンジル、シクロヘキシルメチル、N,N′(8
−キノリル)マロンアミド(一般式(1)において
R1=ベンジル、R2=シクロヘキシルメチル、
R3=8−キノリル)の製造 既にマロンアミド誘導体の製造方法は特願昭63
−25043に示しているが、新規化合物の一例とし
て上記の化合物の製造方法を示す。
80g(50ミリモル)のマロン酸ジエチルと1.2
g(50ミリモル)のNaHとをTHF中加熱還流し
た後、8.9g(50ミリモル)のシクロヘキシルメ
チルブロミドを加え一昼夜還流する。その後、
THFを留去し、ベンゼンで抽出しベンゼン相を
水洗した後無水硫酸マグネシウムで乾燥する。ベ
ンゼンを留去後残留物を124℃/2mmHgで減圧蒸
留することにより、86%のシクロヘキシルメチル
マロン酸ジエチルを得た。
シクロヘキシルメチルマロン酸ジエチル4g
(25ミリモル)をTHFに溶解し0.6g(25ミリモ
ル)のNaHを加え2時間還流後4.3g(25ミリモ
ル)のベンジルブロミドを加え一昼夜還流する。
上記と同様の後処理をしたのち、161℃/0.2mm
Hgで減圧蒸留し、79%の収率でベンジルシクロ
ヘキシルメチル、マロン酸ジエチルを得た。
ベンジル、シクロヘキシルメチルマロン酸ジエ
チル3.5g(10ミリモル)をエタノールー水
(3:1)の混合溶媒中3等量の水酸化ナトリウ
ムを加え一昼夜還流する。溶媒留去後、水に溶解
し、氷冷下濃塩酸を滴下し、白色沈澱物を得た。
白色沈澱物を濾過後減圧乾燥し、シクロヘキサン
により再結晶することにより25g(86%)のベン
ジル、シクロヘキシルメチルマロン酸を得た。
ベンジル、シクロヘキシルメチルマロン酸1.5
g(5ミリモル)に5ml塩化チオニルを加え3時
間還流する。過剰の塩化チオニル留去後、20ml
ベンゼン溶液とし、1.5g(10ミリモル)の8−
アミノキノリンと1g(10ミリモル)のトリエチ
ルアミンを加え5時間還流する。反応後ベンゼン
相を水でよく洗浄し、ベンゼン相を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。ベンゼンを減圧留去後、残
留物をカラムクロマト(シリカゲル、クロロホル
ム)により未反応物や副生成物を除いた後、シク
ロヘキサン溶液から再結晶することによつて1.7
g(63%)のベンジル、シクロヘキシルメチル
N,N′−ビス(8−キノリル)マロンアミドを
得た。
質量分析:計算値54226789(C35H34N4O2)、 実測値5422663 IR (KBr):3380,3320,3250
(NH),1680(C=0)。
(B) N,N′−ビス(8−キノリル)マロンアミ
ド誘導体の金属錯体の製造 (1) ジベンジルN,N′−ビス(8−キノリル)
マロンアミドの銅()錯体 ジベンジルN,N′−ビス(8−キノリル)マ
ロンアミド0.54g(1.0ミリモル)を50mlのエタ
ノールに溶解し、0.6gのCu(OAc)2・H2Oを加
え一昼夜加熱還流する。エタノール留去後クロロ
ホルムを加え不溶の銅塩を濾過し3回水洗した後
無水硫酸マグネシウムで乾燥する。クロロホルム
留去後、得られた黄複色の個体をベンゼンで再結
晶し、100℃5時間真空乾燥することにより0.51
g(85%)の当該マロンアミドとCu()の1:
1錯体を得た。IR:1600cm-1(C=0)融点>
250℃。
(2) ジベンジルN,N′−ビス(8−キノリル)
マロンアミドのニツケル()錯体 前記(B)−(1)と同様にして3当量過剰のNi
(OAc)2・4H2Oと反応させることにより83%の
当該マロンアミドとNi()の1:1錯体を得
た。IR:1605cm-1(C=0)融点>250℃、
1HNMR(CDCI3、ppm):3.50 (4H,singlet,CH2)、6.5〜7.6(18H、
multiplet,芳香環)8.10(2H、doublet、芳香環)
8.90(2H、doublet、芳香環)。
(3) ベンジル、シクロヘキシルメチルN,
N′−ビス(8−キノリル)マロンアミドの
銅()錯体(1)と同様にして0.60g(1ミリ
モル)の当該マロンアミドと0.6gのCu
(OAc)・H2Oと反応させることにより、
0.51g(80%)の当該マロンアミドとCu()
の1:1錯体を得た。IR:1610cm-1(C=
0)、融点230〜232℃ (4) ベンジル、シクロヘキシルメチル N,
N′−ビス(8−キノリル)マロンアミドの
ニツケル()錯体 (1)と同様にして0.06g(1ミリモル)の当該マ
ロンアミドと0.8gのNi(OAc)2・4H2Oと反応さ
せることにより、0.45g(75%)の当該マロンア
ミドとNi()の1:1錯体を得た。IR:
1610cm-1(C=0)、 融点237〜240℃。1HNMR(CDCl3,ppm):1.0〜
1.7(11H,m,cylnhexyl)2.22(2H,d,cH2) 3.23(2H,S,CH2)、6.7〜7.7(13H,m,芳香
環)8.24(2H,d,芳香環)、8.97(2H,d,芳香
環)。
(c) N,N′−ビス(8−キノリル)マロンアミ
ド誘導体の金属錯体の有機化合物包接組成物の
製造 (1) ジベンジルN,N′−ビス(8−キノリル)
マロンアミドの銅()錯体のベンゼンを包
接組成物 当該アミドの1:1銅錯体0.1gをベンゼン中
で加熱溶解し、室温放置で再結晶した。黒色の結
晶が定量的に得られた。この結晶が錯体1モルに
対してベンゼン1.0モルを含むことを熱重量測定
(TGA)、示差走査熱量測定(DSC)により確認
した。TGA:124〜145℃の範囲で11%の重量減
少、これは錯体とベンゼンの比1:1に相当。
DSC:上記温度領域で吸熱ピークが観察された。
重量減少範囲がベンゼンの沸点80℃より40℃以
上高いことから包接化合物であることがわかる。
(2) ジベンジルN,N′−ビス(8−キノリル)
マロンアミドのニツケル()錯体のベンゼ
ン包接組成物 前記(C)−(1)と同様にしてベンゼンを含むNi
()錯体(1:1)が定量的に得られた。確認
は前記のTGA,DSCの他にNMRにより行つた。
TGA:99〜119℃で11%の重量減少、これより錯
体とベンゼンのモル比は1:1。
DSC:この温度領域において吸熱ピーク。
NMR:7.36ppmにベンゼンに基づくピーク。面
積より錯体ベンゼン=1:1であることを確
認。
(3) ジベンジルN,N′−ビス(8−キノリル)
マロンアミドの銅()錯体のピリジン包接
組成物 (1)と同様にしてピリジンより再結晶するとピリ
ジンを含むCu()錯体(1:1)が得られた。
TGA,DSCにより確認された。
TGA:149〜168℃で10%の重量減少、これより
錯体とピリジンのモル比は1:1。
DSC:この温度領域において吸熱ピーク。
(4) ベンゼル、シクロヘキシルメチルN,
N′−ビス(8−キノリル)マロンアミドの
銅()錯体のベンゼン包接組成物 (1)と同様にしてベンゼンで再結晶することによ
り包接化合物を得た。
TGA:123〜130℃で15%の重量減少、これより
錯体とベンゼンの比は1:2。
DSC:この温度領域において吸熱ピーク。
(5) ベンジル、シクロヘキシルメチルN,
N′−ビス(8−キノリル)マロンアミドの
銅()錯体のトルエン包接組成物 (1)と同様にしてベンゼンで再結晶することによ
り、錯体とトルエンの2:1包接化合物を得た。
TGA:83〜98℃で7.0%の重量減少、これより錯
体とトルエンのモル比は2:1。
DSC:この温度領域において吸熱ピーク。
(6) ベンジル、シクロヘキシルメチルN,
N′−ビス)8−キノリル)マロンアミドの
ニツケル()錯体のキシレン包接組成物 (1)と同様にしてo−,m−,p−キシレン
(1:1:1)により再結晶することによりキシ
レン包接化合物を得た。
TGA:99〜109℃で14%の重量減少。これより錯
体とキシレンのモル比は1:1。
DSC:この温度領域で吸熱ピーク。
NMR:キシレンのメチル基のピークの面積比よ
りo−,m−,p−が約1:2:1の割合で含
まれることを確認した。
(7) ベンゼン及びシクロヘキサン混合溶媒中か
らのベンジル、シクロヘキシルメチルN,
N′−ビス(8−キノリル)マロンアミドの
ニツケル()錯体の包接組成物 (1)と同様にしてベンゼンとシクロヘキサンのモ
ル比1:1の混合溶媒より再結晶を行うとベンゼ
ンのみを含む包接化合物を得た。
TGA:102〜115℃で15%の重量減少。
(4)の場合と比べて温度領域が低くなつている
が、NMRよりシクロヘキサンはトレース量しか
含まれておらず、ベンゼンのみが包接されている
ことがわかつた。
(D) 芳香族化合物包接組成物からの芳香族化合物
の分離 前記(B)−(1)〜(7)で得られた包接組成物を真空ポ
ンプにより100℃加熱下減圧(<1mmHg)にして
3時間処理することにより各々の被包接芳香族化
合物を液体窒素トラツプ中に捕収することができ
た。各々の被包接芳香族化合物が完全に脱離した
マロンアミド誘導体の銅()又はニツケル
()錯体は定量的に回収でき、これは各々の被
包接芳香族化合物にさらすことにより再度包接組
成物を形成し、繰返し使用することができた。
[効果] 以上のように、本発明では、ベンゼン、ピリジ
ン、トルエン、キシレン、ピリジン等の芳香等化
合物をいつたんマロンアミド誘導体の金属錯体と
の組成物として分離することができ、その後有機
化合物を回収することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1,R2は水素原子、アルキル基、ベ
    ンジル基、2−フエニルエチル基、3−フエニル
    プロピル基、フエニル基、又はp−メチルフエニ
    ル基、M2+はCu2+,Ni2+の二価重金属イオンを
    示す。) で表わされるマロンアミド誘導体の金属錯体。 2 一般式 (式中、R1,R2は水素原子、アルキル基、ベ
    ンジル基、2−フエニルエチル基、3−フエニル
    プロピル基、フエニル基、又はp−メチルフエニ
    ル基、M2+はCu2+,Ni2+の二価重金属イオンを
    示す。) で表わされるマロンアミド誘導体の金属錯体から
    なる芳香族化合物用分離剤。
JP23485089A 1989-09-08 1989-09-08 マロンアミド誘導体金属錯体及び芳香族化合物用分離剤 Granted JPH0399084A (ja)

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KR100916286B1 (ko) * 2007-12-26 2009-09-10 경희대학교 산학협력단 구아니디니움 바이페닐 2,2’―디일디메탄 술포네이트 숙주분자의 포접능을 이용한 자일렌 이성질체의 선택적분리방법
KR100916287B1 (ko) * 2007-12-26 2009-09-10 경희대학교 산학협력단 구아니디니움 오쏘-터페닐 4,4’―디술포네이트 숙주분자의 선택적 포접능을 이용한 자일렌 이성질체의분리방법
KR100984798B1 (ko) * 2008-06-12 2010-10-04 경희대학교 산학협력단 구아니디니움 2-클로로펜에틸 모노술포네이트 숙주 분자의선택적 포접능을 이용한 자일렌 혼합 용액으로부터파라-자일렌 이성질체의 분리방법
KR100914024B1 (ko) * 2008-06-12 2009-08-28 경희대학교 산학협력단 구아니디니움 4-클로로펜에틸 모노술포네이트 숙주 분자의선택적 포접능을 이용한 자일렌 혼합 용액으로부터파라-자일렌 이성질체의 분리방법

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