JPH06100487A - エーテル化合物の製造方法 - Google Patents

エーテル化合物の製造方法

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JPH06100487A
JPH06100487A JP4279488A JP27948892A JPH06100487A JP H06100487 A JPH06100487 A JP H06100487A JP 4279488 A JP4279488 A JP 4279488A JP 27948892 A JP27948892 A JP 27948892A JP H06100487 A JPH06100487 A JP H06100487A
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JP
Japan
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mmol
alcohol
compound
silica gel
producing
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JP4279488A
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Hisatoyo Kato
久豊 加藤
Masao Yoshida
▲祇▼生 吉田
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱還流などの高温条件を必要とせず、過剰
に原料を用いる必要がない、特に反応性の低い二級アル
コールなどを原料とした場合に適したエーテル化合物の
製造方法の提供を目的とする。 【構成】 相間移動触媒および粉末状の水酸化アルカリ
の存在下にアルコールとハロゲン化アルキルとを反応さ
せる。 【効果】 本発明の製造方法は、アルコールまたはハロ
ゲン化物のいずれか一方を他方に対して大過剰に用いる
ことなく、常温付近での円滑な反応を可能とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は有機合成化学産業の中間
原料として利用されているエーテル化合物の製造方法に
関するものであり、有機合成化学産業において広く利用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】エーテル化合物の製造方法としては、水
素化ナトリウムまたはブチルリチウムなどを用いてアル
コールを金属アルコキシドとした後、ハロゲン化アルキ
ルと反応させるWilliamsonの合成法〔A. W. Williamso
n, J. Am. Chem. Soc., 4, 229(1852), H. O. Kalinows
ki et al., Chem. Ber., 114, 477(1981)〕、および、
相間移動触媒を用いるFreedmanらの合成法〔H. H. Free
dman et al., TetrahedronLett., 38, 3251(1975)〕、
或いはSoula の合成法〔G. Soula, J. Org. Chem.,50,
3717(1985) 〕などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエーテル化合物
の製造方法は、アリルあるいはベンジル型などの活性ハ
ロゲン化物を用いた場合には、良好な結果が得られるの
に対して、脂肪族ハロゲン化物を用いた場合は、加熱還
流などの高温条件を必要とする、あるいは、アルコール
またはハロゲン化物のいずれか一方を他方に対して大過
剰に用いる必要があるなどの解決すべき課題があり、こ
れらの課題は、反応性の低い二級アルコールなどを原料
とした場合、より重大な問題となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を行った結果、アルコールまたは
ハロゲン化物のいずれか一方を他方に対して大過剰に用
いることなく、常温付近で、円滑に反応が進行するエー
テル化合物の製造方法を見い出し、本発明を完成したの
である。
【0005】すなわち、本発明は、相間移動触媒および
粉末状の水酸化アルカリの存在下にアルコールとハロゲ
ン化アルキルとを反応させることを特徴とするエーテル
化合物の製造方法に関するものである。
【0006】本発明の製造方法は、たとえば次のように
容易に実施することができる。すなわち、アルコール、
ハロゲン化アルキル、および相間移動触媒を溶媒に溶解
し、攪拌しながら粉末状の水酸化カリウムあるいは水酸
化ナトリウム等の水酸化アルカリを加えながら反応さ
せ、反応終了後は、溶媒抽出操作等を特に行う必要もな
く、不溶物を濾別し、溶媒を留去した後、蒸留或いはシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーなどの方法で目的と
するエーテル化合物が単離取得できる。
【0007】本発明で用いる粉末状の水酸化アルカリに
は、市販されているフレーク状のものを、アルゴン、窒
素などの不活性ガス雰囲気下で、細かく粉砕したものが
適用され、反応速度に影響する表面積を大きくするよう
に出来るだけ細かくしたものが好ましく、反応系におい
て懸濁状態を良好に保持し得るものが好ましい。又、水
酸化アルカリとしては水酸化カリウムまたは水酸化ナト
リウムが好ましく、特に好ましいものは水酸化カリウム
である。また、用いる量としては、アルコールあるいは
ハロゲン化アルキルのいずれかのモル数の少ない方に対
して過剰量であり、攪拌効率を考慮すると、好ましく
は、20当量以下である。
【0008】相間移動触媒としては、通常の有機合成化
学手法で用いられるものが本発明においても用いられ、
具体的には、四級アンモニウム塩、クラウンエーテル、
アミノポリエーテルなどであり、化合物としては、臭化
テトラブチルアンモニウム、ヨウ化テトラブチルアンモ
ニウム、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩、テトラ
ブチルアンモニウム過塩素酸塩、臭化テトラエチルアン
モニウム、ヨウ化テトラエチルアンモニウム、テトラエ
チルアンモニウム過塩素酸塩、18-クラウン-6、ジベン
ゾ-18-クラウン-6、トリス[2-(2-メトキシエトキシ)エ
チル]アミンである。また、用いる量は、アルコール誘
導体あるいはハロゲン化物のいずれかのモル数の少ない
方に対して0.05当量以上10当量以下が好ましい。
【0009】本発明の製造方法では溶媒を用いることが
でき、溶媒としては本発明の効果を損なうものでなけれ
ばその使用に格別限定されることがなく、アセトニトリ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N-ジメチルホ
ルムアミドおよびこれらの混合物などを例示することが
できる。
【0010】本発明の製造方法において、反応は常温付
近で進行するので、格別に加熱等をする必要はないが、
必要に応じて、0℃から100℃程度で反応させること
も可能である。
【0011】本発明の製造方法で用いられるアルコール
にも格別な限定はないが、本発明は二級アルコールから
エーテル化合物を得る際に特に有効な方法であり、二級
アルコールもしくはそれの誘導体のエーテル化反応に好
ましく用いられる。多価アルコールを原料とする際は、
反応点以外の水酸基にはあらかじめ保護基を導入してお
くのが好ましく、保護基としては塩基性条件下で安定な
ベンジル基または4,4'-ジメトキシトリチル基などを挙
げることができる。また、本発明は1および3−位の水
酸基に保護基を導入したグリセリン誘導体のエーテル化
反応に好ましい方法である。
【0012】ハロゲン化アルキルとしては、炭素数20
以下のパラフィン系化合物の水素の1個ないし2個がハ
ロゲンと置換した化合物、具体的にはブロモペンタン、
ブロモデカン等が挙げられ、またニトリル基等をも有す
るもの、例えばブロモバレロニトリル等があげられ、さ
らにはそれらに相当するハロゲン化アルキル基を有する
化合物を挙げることができる。
【0013】
【作用】相間移動触媒および粉末状の水酸化カリウムま
たは水酸化ナトリウムを併用するアルコールとハロゲン
化アルキルとの反応は、ハロゲン化アルキルの反応性が
低い場合でも、アルコールまたはハロゲン化アルキルの
いずれか一方を他方に対して大過剰に用いなくても、常
温付近で、円滑に進行するという、従来の反応方法では
考えられない作用を示す。
【0014】
【実施例】以下実施例により、本発明の製造方法につい
て、詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定
されるものではない。
【0015】〔実施例1〕1,3-ジベンジルグリセリン6
80mg(2.50mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミ
ド180mg(0.508mmol)および85%粉末状水酸化カ
リウム830mg(12.6mmol)のアセトニトリル12.5ml
懸濁液に90%5-ブロモバレロニトリル0.68ml(5.5
353mmol)を滴下し、室温下で攪拌した。20時間
後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した後、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーによる精製を行い、無色液状の
1,3-ジベンジル-2-(4-シアノブチル)グリセリン692m
gを得た(収率78%)。該化合物の 1H−NMRチャ
ートのケミカルシフト、IRチャートの波数およびシリ
カゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示し
た。1 H−NMR(CDCl3) δ:1.53−2.50(6H,
m) 3.40−3.75(7H,m) 4.47(4H,s) 7.20(10H,s) IR(KBr)cm-1:2870,1450,1370,
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.56(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:1)
【0016】〔実施例2−6〕反応条件を表1の様に変
更して実施例1に準じて反応させた結果を表1に示し
た。表1におけるニトリルの欄のBrはブロモバレロニト
リル、Clはクロロバレロニトリルを示し、数字は当量を
示す。又略称TDA-1 はtris[2-(2-methoxyethoxy)ethyl]
amineを示す。
【0017】
【表1】
【0018】〔比較例1〕テトラブチルアンモニウムブ
ロミドを使用しない以外は実施例1と同様に反応させた
結果を表2に示す。
【0019】〔比較例2〕1,3-ジベンジルグリセリン
1.36g(4.99mmol)のテトラヒドロフラン(THFと略
称)20ml溶液に−78℃で1.27Mのn-ブチルリチウ
ム/ヘキサン溶液4.10ml(5.21mmol)を滴下し、15
分間攪拌した後、90%5-ブロモバレロニトリル0.64
ml(5.21mmol)を滴下した。室温まで昇温した後、N,N-
ジメチルホルムアミド5mlを加え、加熱還流した。48
時間後、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーによる精製を行い、無色液状の
1,3-ジベンジル-2-(4-シアノブチル)グリセリン400m
gを得た(収率23%)。
【0020】〔比較例3〕1,3-ジベンジルグリセリン
1.36g(4.99mmol)のTHF30ml溶液に室温で60
%油性水素化ナトリウム220mg(5.50mmol)を加え、
30分間攪拌した後、90%5-ブロモバレロニトリル
0.68ml(5.50mmol)を滴下した。次に、ジベンゾ-18-
クラウン-6(crown-6と略称)180mg(0.50mmol)を加
え、加熱還流した。3時間後、酢酸エチルで抽出し、以
下比較例2と同様に精製を行い、無色液状の1,3-ジベン
ジル-2-(4-シアノブチル)グリセリン131mg(収率7.
4%)を得た。
【0021】〔比較例4〕1,3-ジベンジルグリセリン
1.36g(4.99mmol)テトラブチルアンモニウムブロミ
ド322mg(1.00mmol)のTHF30ml溶液30ml溶液
に室温で50%水酸化ナトリウム水溶液4mlを加え、攪
拌しながら、90%5-ブロモバレロニトリル0.58ml
(5.50mmol)を滴下した。室温で20時間攪拌した後、
さらに、加熱還流した。7時間後、酢酸エチルで抽出
し、以下比較例2と同様に精製を行い、無色液状の1,3-
ジベンジル-2-(4-シアノブチル)グリセリン240mgを
得た(収率14%)。比較例1〜4の結果を表2に取り
まとめた。
【0022】
【表2】
【0023】〔実施例7〕1,3-ジベンジルグリセリン6
30mg(2.31mmol)、crown-6 を170mg(0.472mmo
l)および、1,5-ジブロモペンタン2.68g(11.7mmol)
のアセトニトリル20ml溶液に85%粉末状水酸化カリ
ウム800mg(12.1mmol)を加え、室温下で攪拌した。
3.5時間後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を行い、無
色液状の1,3-ジベンジル-2-(5-ブロモペンチル)グリセ
リン889mgを得た(収率91%)。該化合物の 1
−NMRチャートのケミカルシフト、IRチャートの波
数およびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を
以下に示した。1 H−NMR(CDCl3) δ:1.20−2.17(6H,
m) 3.20−3.77(9H,m) 4.50(4H,s) 7.24(10H,s) IR(KBr)cm-1:2940,2860,1450,
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.47(ヘキ
サン:酢酸エチル=4::1)
【0024】〔実施例8〕1,3-ジベンジルグリセリン1
1.5g(42.2mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミ
ド6.81g(21.1mmol)および、1,10-ジブロモデカン
61.8g(206mmol)のアセトニトリル100ml溶液に
85%粉末状水酸化カリウム13.6g(206mmol)を加
え、室温下で攪拌した。3.5時間後、不溶物を濾別し、
濾液を濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによる精製を行い、無色液状の1,3-ジベンジル-2-(10
-ブロモデシル)グリセリン17.8gを得た(収率86
%)。1H−NMRおよびIR分析により、標記化合物
であることを確認した。該化合物の 1H−NMRチャー
トのケミカルシフト、IRチャートの波数およびシリカ
ゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示した。1 H−NMR(CDCl3) δ:1.07−2.13(16
H,m) 3.23−3.83(9H,m) 4.51(4H,s) 7.26(10H,s) IR(KBr)cm-1:2930,2850,1450,
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.61(ヘキ
サン:酢酸エチル=4::1)
【0025】〔実施例9〕1,3-ジベンジル-2-(10-ブロ
モデシル)グリセリン8.00g(16.3mmol)、テトラブ
チルアンモニウムブロミド2.63g(8.16mmol)およ
び、1,10-デカンジオール14.2g(81.5mmol)のN,N-
ジメチルホルムアミド75ml溶液に85%粉末状水酸化
カリウム5.38g(81.5mmol)を加え、室温下で攪拌し
た。1.5時間後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を行
い、淡黄色液状の下記式で示される化合物6.36gを
得た(収率67%)。
【0026】
【化1】
【0027】該化合物の 1H−NMRチャートのケミカ
ルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィーの移動度を以下に示した。1 H−NMR(CDCl3) δ:1.00−1.90(32
H,m) 2.23−2.57(1H,br) 3.13−3.80(13H,m) 4.52(4H,s) 7.25(10H,s) IR(KBr)cm-1:3450,2930,2850,
1450,1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.19(ヘキ
サン:酢酸エチル=4::1)
【0028】〔実施例10〕実施例9で得られた化合物
18.1g(30.9mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸
水素塩5.25g(15.5mmol)および、1,10-ジブロモデ
カン46.4g(155mmol)のアセトニトリル150ml溶
液に85%粉末状水酸化カリウム10.2g(155mmol)
を加え、室温下で攪拌した。30時間後、不溶物を濾別
し、濾液を濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによる精製を行い、無色液状の下記式で示される
化合物17.4gを得た(収率70%)。
【0029】
【化2】
【0030】該化合物の 1H−NMRチャートのケミカ
ルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィーの移動度を以下に示した。1 H−NMR(CDCl3) δ:1.07−2.20(48
H,m) 3.17−3.73(17H,m) 4.50(4H,s) 7.23(10H,s) IR(KBr)cm-1:2930,2850,1470,
1450,1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.36(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1)
【0031】〔実施例11〕95%5-ブロモバレロニト
リル5.10g(29.2mmol)、テトラブチルアンモニウム
ブロミド1.93g(5.99mmol)および、1,6-ヘキサンジ
オールを17.7g(150mmol)のN,N-ジメチルホルムア
ミド30ml溶液に85%粉末状水酸化カリウム10.0g
(151mmol)を加え、室温下で攪拌した。4.5時間後、
不溶物を濾別し、濾液を濃縮した後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーによる精製を行い、淡黄色液状の下
記式で示される化合物3.14gを得た(収率53%)。
【0032】
【化3】
【0033】該化合物の 1H−NMRチャートのケミカ
ルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィーの移動度を以下に示した。1 H−NMR(CDCl3) δ:1.07−1.97(13
H,m) 2.10−2.65(2H,m) 3.17−3.83(6H,m) IR(KBr)cm-1:3430,2940,2860,
1120, シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.40(クロ
ロホルム:メタノール=25:1)
【0034】
【発明の効果】本発明で提供されるエーテル化合物の製
造方法は、反応性の低いハロゲン化アルキルを用いた場
合でも、アルコールまたはハロゲン化物のいずれか一方
を他方に対して大過剰に用いることなく、常温付近で、
円滑に反応が進行するという、従来の製造方法より優れ
た効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 255/13 9357−4H // C07B 61/00 300

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相間移動触媒および粉末状の水酸化ア
    ルカリの存在下にアルコールとハロゲン化アルキルとを
    反応させることを特徴とするエーテル化合物の製造方法
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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