JP2003238500A - 含フッ素3級アミン化合物及び含フッ素4級アンモニウム塩の製造方法 - Google Patents

含フッ素3級アミン化合物及び含フッ素4級アンモニウム塩の製造方法

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JP2003238500A
JP2003238500A JP2002033395A JP2002033395A JP2003238500A JP 2003238500 A JP2003238500 A JP 2003238500A JP 2002033395 A JP2002033395 A JP 2002033395A JP 2002033395 A JP2002033395 A JP 2002033395A JP 2003238500 A JP2003238500 A JP 2003238500A
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fluorine
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tertiary amine
compound
amine compound
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JP2002033395A
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Norihito Shiga
紀仁 志賀
Hisayuki Watanabe
久幸 渡邊
Yasuo Kawamura
保夫 河村
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高収率かつ、精製が容易な含フッ素3級
アミン化合物及び含フッ素4級アンモニウム塩の製造方
法の提供。 【解決手段】 含フッ素アルコール化合物(1)をアミ
ン化合物の存在下で2−ニトロベンゼンスルホニルクロ
リドを反応させてフルオロアルキル 2−ニトロベンゼ
ンスルホナート化合物(3)を合成し、これにベンジル
アミン化合物(4)を反応させて含フッ素3級アミン化
合物(5)を合成し、これを塩基性の差を利用して未反
応のベンジルアミン化合物から分離精製することを特徴
とする含フッ素3級アミン化合物の製造方法及び該含フ
ッ素3級アミン化合物から式(7)で表される含フッ素
4級アンモニウム塩の製造方法。 (式中、Rfは炭素数1〜15のフルオロアルキル基を
表し、nは1または2を表し、R1は炭素数1〜10の
アルキル基または2つのR1が結合した−(CH2)4−、
−(CH2)5−を表し、R2は炭素数1〜10を表し、X
はハロゲン原子を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素3級アミ
ン化合物の製造方法に関し、また該含フッ素3級アミン
化合物より得られ含フッ素4級アンモニウム塩の製造方
法に関するものである。
【0002】含フッ素4級アンモニウム塩は、界面活性
剤、消火剤、抗菌剤や相間移動触媒などの用途で使用さ
れる有用なものである。
【0003】
【従来の技術】これまで、アレーンスルホン酸クロリド
とフッ素化アルコールを水酸化ナトリウム存在下で反応
させてスルホン酸エステルを合成し、これにベンジルジ
メチルアミンを反応させて含フッ素3級アミン化合物を
合成する方法が日本化学会誌1983年版 1号 11
2〜117頁、および同誌 1988年版 7号 10
36〜1043頁に報告されているが、工業的製造法と
して必ずしも満足いくものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高収
率かつ、精製が容易な含フッ素3級アミン化合物及び含
フッ素4級アンモニウム塩の製造方法の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意研究を行なった結果、含フッ素ア
ルコール化合物(1)をアミン化合物の存在下で2−ニ
トロベンゼンスルホニルクロリド(2)と反応させてフ
ルオロアルキル 2−ニトロベンゼンスルホナート化合
物(3)を合成し、これにベンジルアミン化合物(4)
を反応させ、生成した含フッ素3級アミン化合物を塩基
性の差を利用して未反応のベンジルアミン化合物(4)
等と分離精製することを見い出し、本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は、式(1)
【0007】
【化13】
【0008】(式中、Rfは炭素数1〜15のフルオロ
アルキル基を表し、nは1または2を表す。)で表され
る含フッ素アルコール化合物をアミン化合物の存在下で
式(2)
【0009】
【化14】
【0010】で表される2−ニトロベンゼンスルホニル
クロリドを反応させて式(3)
【0011】
【化15】
【0012】(式中、Rf及びnは上記と同じ。)で表
されるフルオロアルキル 2−ニトロベンゼンスルホナ
ート化合物を合成し、これに式(4)
【0013】
【化16】
【0014】(式中、R1は炭素数1〜10のアルキル
基または2つのR1が結合した−(CH2)4−、−(CH2)
5−を表す。)で表されるベンジルアミン化合物を反応
させ式(5)
【0015】
【化17】
【0016】(式中、Rf、R1及びnは上記と同じ。)
で表される含フッ素3級アミン化合物を合成し、これを
塩基性の差を利用して未反応のベンジルアミン化合物か
ら分離精製することを特徴とする含フッ素3級アミン化
合物の製造方法に関する。
【0017】また、本発明は、上記方法で得られた含フ
ッ素3級アミン化合物と式(6)
【0018】
【化18】
【0019】(R2は炭素数1〜10のアルキル基、X
はハロゲン原子を表す。)で表されるハロゲン化アルキ
ルとを反応させることを特徴とする式(7)
【0020】
【化19】
【0021】(式中、Rf、R1 、R2及びnは前記と同
じ。)で表される含フッ素4級アンモニウム塩の製造方
法に関する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の含フッ素3級アミンの製
造方法は下記の反応スキームで表される。
【0023】
【化20】
【0024】(式中、Rf、R1 、nは前記と同じ意味
を表す。) 即ち、含フッ素アルコール化合物(1)をアミン化合物
の存在下で2−ニトロベンゼンスルホニルクロリドを反
応させてフルオロアルキル 2−ニトロベンゼンスルホ
ナート化合物(3)を合成し、これにベンジルアミン化
合物(4)を反応させて含フッ素3級アミン化合物
(5)を合成し、これを塩基性の差を利用して未反応の
ベンジルアミン化合物から分離精製することのより含フ
ッ素3級アミン化合物が得られる。次に、具体的に説明
する。
【0025】Rfは炭素数1〜15のフルオロアルキル
基を表すが、具体的には、CF3−、F(CF2)2−、F
(CF2)3−、F(CF2)4−、F(CF2)5−、F(CF2)6
−、F(CF2)7−、F(CF2)8−、F(CF2)9−、F
(CF2)10−、(CF3)2CF−、(CF3)2CF(CF2)2
−、(CF3)2CF(CF2)4−、(CF3)2CF(CF2)
6−、H(CF2)2−、H(CF2)4−、H(CF2)6−、H
(CF2)8−、CF3CHFCF2−及び(CF3)2C(C
3)−等が挙げられる。
【0026】nとしては1または2が挙げられる。置換
基R2としてはメチル基、エチル基、ノルマルプロピル
基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル
基、セカンダリーブチル基、ターシャリーブチル基、ノ
ルマルペンチル基、ノルマルヘキシル基、ノルマルヘプ
チル基、ノルマルオクチル基、ノルマルノニル基及びノ
ルマルデシル基等が挙げられる。また2つのR2が結合
した−(CH2)4−、−(CH2)5−等が挙げられる。
【0027】先ず、式(3)で表されるフルオロアルキ
ル 2−ニトロベンゼンスルホナート化合物の製法につ
いて述べる。使用する含フッ素アルコール化合物(1)
の量としては2−ニトロベンゼンスルホニルクロリドに
対して0.5〜2.0倍モルが挙げられる。使用するアミ
ン化合物の量としては2−ニトロベンゼンスルホニルク
ロリドに対して0.5〜2.0倍モルが挙げられる。
【0028】この際に用いられるアミン化合物の具体例
としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ
プロピルアミン、トリブチルアミン、トリヘキシルアミ
ン及びトリオクチルアミン等が挙げられ、これらのアミ
ン化合物の中でトリエチルアミンが好ましい。
【0029】反応は無溶媒でも行うことができるが、好
ましくは溶媒を用いて行うことができる。使用する溶媒
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン等の芳香族化合物化合物、ヘキサン、ヘプタン、シ
クロヘキサン等の炭化水素化合物、クロロホルム、塩化
メチレン等のハロゲン化炭化水素化合物、ジエチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タン等のエーテル化合物、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン化合物、アセト
ニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、N,N’−ジメチルイミダゾリノン等のアミド化合
物、およびこれらの混合物があげられる。
【0030】反応は大気下でも行うことができるが、好
ましくは窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で行う
ことができる。反応温度としては−100℃から使用す
る溶媒の沸点の範囲が挙げられるが、好ましくは−20
〜60℃が挙げられる。
【0031】反応終了後、有機層を分離、水洗浄し、必
要に応じ蒸留にて精製し、目的物を得る事ができる。
【0032】次に、得られたフルオロアルキル 2−ニ
トロベンゼンスルホナート化合物(3)を合成し、これ
にベンジルアミン化合物(4)を反応させて含フッ素3
級アミン化合物(5)を得る製法について述べる。
【0033】ベンジルアミン化合物(4)の使用量とし
ては、フルオロアルキル 2−ニトロベンゼンスルホナ
ート化合物(3)に対して0.5〜10倍モルが挙げら
れる。反応は通常無溶媒で行うが、溶媒を用いてもよ
く、使用する溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レン及びクロロベンゼン等の芳香族化合物化合物、ヘキ
サン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素化合物、
クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素化
合物、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン及びジメトキシエタン等のエーテル化合物、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン化合物、アセトニトリル、イソブチロニトリル等
のニトリル化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、N
−メチルピロリドン及びN,N’−ジメチルイミダゾリ
ノン等のアミド化合物、およびこれらの混合物があげら
れる。
【0034】反応は大気下でも行うことができるが、好
ましくは窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で行う
ことができる。反応温度としては0℃から反応に使用す
るベンジルアミン化合物(4)の沸点あるいは0℃から
反応に使用する溶媒の沸点の範囲が挙げられる。
【0035】反応終了後、反応混合物を放冷却して析出
した固体を濾別し、母液を蒸留して得られる含フッ素3
級アミン化合物(5)を含む留分に溶媒と2〜5%の塩
酸を加えて抽出、水洗を行うことで残存するベンジルア
ミン化合物(4)を塩酸塩として除去する。
【0036】得られた有機層に10〜38%の塩酸を加
えて含フッ素3級アミン化合物(5)を塩酸塩として水
層に移して、反応副生成物を含んだ有機層と分離する。
ここで得られた水層を水酸化ナトリウム等の塩基でアル
カリ性にして、溶媒で抽出した後、有機層を無水硫酸マ
グネシウム等で乾燥、濾過後、溶媒を留去することで含
フッ素3級アミン化合物(5)が得られる。
【0037】次に本発明の4級アンモニウム塩の製造方
法について述べる。上記のようにして得られた含フッ素
3級アミン化合物(5)と式(6)
【0038】
【化21】
【0039】(R2は炭素数1〜10のアルキル基、X
はハロゲン原子を表す。)で表されるハロゲン化アルキ
ルとを反応させることにより式(7)
【0040】
【化22】
【0041】(式中、Rf、R1 、R2及びnは前記と同
じ。)で表される含フッ素4級アンモニウム塩が合成で
きる。
【0042】ハロゲン化アルキルとしては、アルキル基
の炭素数は1〜10で、ハロゲン原子としてはフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられる。
具体的には、塩化メチル、塩化エチル、塩化プロピル、
塩化イソプロピル、塩化ブチル、塩化イソブチル、塩化
ペンチル、塩化ネオペンチル、塩化ヘキシル、塩化シク
ロヘキシル、塩化ベンジル、塩化置換ベンジル、臭化メ
チル、臭化エチル、臭化プロピル、臭化イソプロピル、
臭化ブチル、臭化イソブチル、臭化ペンチル、臭化ネオ
ペンチル、臭化ヘキシル、臭化シクロヘキシル、臭化ベ
ンジル、臭化置換ベンジル、ヨウ化メチル、ヨウ化エチ
ル、ヨウ化プロピル、ヨウ化イソプロピル、ヨウ化ブチ
ル、ヨウ化イソブチル、ヨウ化ペンチル、ヨウ化ネオペ
ンチル、ヨウ化ヘキシル、ヨウ化シクロヘキシル、ヨウ
化ベンジル及びヨウ化置換ベンジル等が挙げられる。好
ましくは前記のヨウ化アルキル化合物である。
【0043】ハロゲン化アルキルの使用量は含フッ素3
級アミン化合物(5)1モルに対して、0.8〜15モ
ル、好ましくは0.9〜10モルの範囲である。
【0044】反応温度としては0℃から反応に使用する
ハロゲン化アルキル(6)の沸点あるいは0℃から反応
に使用する溶媒の沸点の範囲が挙げられる。
【0045】反応終了後、反応混合物を放冷却して析出
した固体を濾別し、洗浄後、乾燥しすることで、目的の
含フッ素4級アンモニウム塩を得る。
【0046】尚、得られた、含フッ素4級アンモニウム
塩(6)はイオン交換により、陰イオンを変えた含フッ
素4級アンモニウム塩が合成できる(参考例参照)。こ
の場合、例えばヨウ化メチルを用いて上記方法で得た含
フッ素4級アンモニウム塩をイオン交換により塩素イオ
ンに変えることが出来るが、直接、沸点の低い塩化メチ
ル(−24.1℃)を用いて合成するより、容易に反応
が行える。
【0047】以下に実施例を挙げ、本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0048】
【実施例】〔フルオロアルキル 2−ニトロベンゼンス
ルホナート化合物の合成〕 実施例1 1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル 2−ニト
ロベンゼンスルホナートの合成(Rf=H(CF2)4−、
n=1) 窒素雰囲気下、撹拌装置、温度計、滴下ロート二つを付
した500mlの4つ口フラスコに、2−ニトロベンゼ
ンスルホニルクロライド19.95g(0.09mo
l)、塩化メチレン132g(1.554mol)を仕
込み、次いで、滴下ロートにトリエチルアミン10.1
2g(0.1mol)、1H,1H,5H−オクタフル
オロペンタノール23.21g(0.1mol)をそれ
ぞれ仕込んだ。
【0049】撹拌しながら反応液温度が0℃になるよう
にフラスコを冷却し、温度を0℃に保持したまま、約1
0分かけてトリエチルアミンを滴下した。次いで、温度
を0℃に保持したまま、約20分かけて1H,1H,5
H−オクタフルオロペンタノールを滴下し、3時間撹拌
した。
【0050】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
水150mlを添加し、加水分解した。500mlの分
液ロートへ移し、反応液を分液後、水層に塩化メチレン
20ml加え、水層を洗浄する操作を3回行った。得ら
れた塩化メチレン層と有機層とを合わせ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過により無水硫酸マグネシウムを
除去し、エバポレートすることにより塩化メチレンを除
去し、表題化合物を白色固体として39.07g(収率
93.6%)得た。
【0051】液体クロマトグラフィーの測定の結果、ニ
トロベンゼンスルホニルクロライドは全く観測されなか
った。さらに、検出されたピーク全体の面積に対する主
生成物ピークの面積比は99.3%であった。
【0052】実施例2 1H,1H,7H−ドデカフルオロヘプチル 2−ニト
ロベンゼンスルホナートの合成(Rf=H(CF2)6−、
n=1) 窒素雰囲気下、撹拌装置、温度計、滴下ロート二つを付
した1Lの4つ口フラスコに、2−ニトロベンゼンスル
ホニルクロライド42.11g(0.19mol)、塩
化メチレン278g(3.273mol)を仕込み、次
いで、滴下ロートにトリエチルアミン20.24g
(0.20mol)、1H,1H,7H−ドデカフルオ
ロヘプタノール66.42g(0.20mol)をそれ
ぞれ仕込んだ。
【0053】撹拌しながら反応液温度が0℃になるよう
にフラスコを冷却し、温度を0℃に保持したまま、約1
0分かけてトリエチルアミンを滴下した。次いで、温度
を0℃に保持したまま、約40分かけて1H,1H,7
H−ドデカフルオロヘプタノールを滴下し、4時間撹拌
した。
【0054】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
水300mlを添加し、加水分解した。1Lの分液ロー
トへ移し、反応液を分液後、水層に塩化メチレン40m
l加え、水層を洗浄する操作を3回行った。得られた塩
化メチレン層と有機層とを合わせ、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去
し、エバポレートすることにより塩化メチレンを除去
し、表題化合物を淡黄色固体として101.0g(収率
97.7%)得た。
【0055】液体クロマトグラフィーの測定の結果、ニ
トロベンゼンスルホニルクロライドは全く観測されなか
った。さらに、検出されたピーク全体の面積に対する主
生成物ピークの面積比は94.2%であった。
【0056】実施例3 1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノニル 2−ニ
トロベンゼンスルホナートの合成(Rf=H(CF2)
8−、n=1)窒素雰囲気下、撹拌装置、温度計、滴下
ロート二つを付した500mlの4つ口フラスコに、2
−ニトロベンゼンスルホニルクロライド22.94g
(0.104mol)、1H,1H,9H−ヘキサデカ
フルオロノナノール49.69g(0.115mo
l)、塩化メチレン146g(1.719mol)を仕
込み、次いで、滴下ロートにトリエチルアミン11.6
4g(0.115mol)を仕込んだ。
【0057】撹拌しながら反応液温度が0℃になるよう
にフラスコを冷却し、温度を0℃に保持したまま、約1
5分かけてトリエチルアミンを滴下し、6時間撹拌し
た。
【0058】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
水150mlを添加し、加水分解した。500mlの分
液ロートへ移し、反応液を分液後、水層に塩化メチレン
20ml加え、水層を洗浄する操作を3回行った。得ら
れた塩化メチレン層と有機層とを合わせ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過により無水硫酸マグネシウムを
除去し、エバポレートすることにより塩化メチレンを除
去し、表題化合物を白色固体として69.24g(収率
97.6%)得た。
【0059】液体クロマトグラフィーの測定の結果、ニ
トロベンゼンスルホニルクロライドは全く観測されなか
った。さらに、検出されたピーク全体の面積に対する主
生成物ピークの面積比は96.9%であった。
【0060】実施例4 2−(パーフルオロブチル)エチル 2−ニトロベンゼン
スルホナートの合成(Rf=F(CF2)4−、n=2) 窒素雰囲気下、撹拌装置、温度計、滴下ロート二つを付
した500mlの4つ口フラスコに、2−ニトロベンゼ
ンスルホニルクロライド22.16g(0.10mo
l)、塩化メチレン132g(1.554mol)、ト
リエチルアミン10.12g(0.10mol)を仕込
み、次いで、滴下ロートに2−(パーフルオロブチル)エ
タノール26.41g(0.10mol)を仕込んだ。
【0061】撹拌しながら反応液温度が0℃になるよう
にフラスコを冷却し、温度を0℃に保持したまま、約2
0分かけて2−(パーフルオロブチル)エタノールを滴下
し、9時間撹拌した。
【0062】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
水150mlを添加し、加水分解した。500mlの分
液ロートへ移し、反応液を分液後、水層に塩化メチレン
20ml加え、水層を洗浄する操作を3回行った。得ら
れた塩化メチレン層と有機層とを合わせ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過により無水硫酸マグネシウムを
除去し、エバポレートすることにより塩化メチレンを除
去し、表題化合物を白色固体として37.27g(収率
82.9%)得た。
【0063】液体クロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は92.2%であった。また、ニトロベンゼンスル
ホニルクロライドのピーク面積比は5.2%であった。
実施例5
【0064】2−(パーフルオロヘキシル)エチル 2−
ニトロベンゼンスルホナートの合成(Rf=F(CF2)6
−、n=2) 窒素雰囲気下、撹拌装置、温度計、滴下ロート二つを付
した500mlの4つ口フラスコに、2−ニトロベンゼ
ンスルホニルクロライド19.95g(0.09mo
l)、塩化メチレン132g(1.554mol)、ト
リエチルアミン10.12g(0.10mol)を仕込
み、次いで、滴下ロートに2−(パーフルオロヘキシル)
エタノール36.41g(0.10mol)を仕込ん
だ。
【0065】撹拌しながら反応液温度が0℃になるよう
にフラスコを冷却し、温度を0℃に保持したまま、約1
0分かけて2−(パーフルオロヘキシル)エタノールを滴
下し、4時間撹拌した。
【0066】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
水150mlを添加し、加水分解した。500mlの分
液ロートへ移し、反応液を分液後、水層に塩化メチレン
20ml加え、水層を洗浄する操作を3回行った。得ら
れた塩化メチレン層と有機層とを合わせ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過により無水硫酸マグネシウムを
除去し、エバポレートすることにより塩化メチレンを除
去し、表題化合物を白色固体として48.95g(収率
99.0%)得た。
【0067】液体クロマトグラフィーの測定の結果、ニ
トロベンゼンスルホニルクロライドは全く観測されなか
った。さらに、検出されたピーク全体の面積に対する主
生成物ピークの面積比は97.8%であった。
【0068】実施例6 2−(パーフルオロオクチル)エチル 2−ニトロベンゼ
ンスルホナートの合成(Rf=F(CF2)8−、n=2) 窒素雰囲気下、撹拌装置、温度計、滴下ロート二つを付
した500mlの4つ口フラスコに、2−ニトロベンゼ
ンスルホニルクロライド19.95g(0.09mo
l)、塩化メチレン132g(1.554mol)、2
−(パーフルオロオクチル)エタノール46.41g
(0.10mol)を仕込み、次いで、滴下ロートにト
リエチルアミン10.12g(0.10mol)を仕込
んだ。
【0069】撹拌しながら反応液温度が0℃になるよう
にフラスコを冷却し、温度を0℃に保持したまま、約1
5分かけて2−(パーフルオロオクチル)エタノールを滴
下し、4時間撹拌した。
【0070】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
水150mlを添加し、加水分解した。500mlの分
液ロートへ移し、反応液を分液後、水層に塩化メチレン
20ml加え、水層を洗浄する操作を3回行った。得ら
れた塩化メチレン層と有機層とを合わせ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過により無水硫酸マグネシウムを
除去し、エバポレートすることにより塩化メチレンを除
去し、表題化合物を白色固体として57.16g(収率
97.8%)得た。
【0071】液体クロマトグラフィーの測定の結果、ニ
トロベンゼンスルホニルクロライドは全く観測されなか
った。さらに、検出されたピーク全体の面積に対する主
生成物ピークの面積比は99.5%であった。 〔含フッ素3級アミン化合物の合成〕
【0072】実施例7 ジメチル1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルア
ミンの合成(Rf=H(CF2)4−、n=1) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した300mlの4つ口フラスコに、実施例1で合
成した1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル 2
−ニトロベンゼンスルホナート38.83g(0.09
3mol)、ジメチルベンジルアミン40.56g
(0.30mol)を仕込んだ。
【0073】撹拌しながら反応液温度が還流温度(15
0〜160℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を
150〜160℃に保持したまま、9時間撹拌した。
【0074】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に10%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しずつ
加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてきた。
これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去し、エバポ
レートすることによりエーテルを除去し、表題化合物を
無色液体として1.31g(収率5.4%)得た。
【0075】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は95.0%であった。
【0076】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CDCl3,δppm):2.40(6H,s),2.89(2H,t,J=15.4H
z),6.07 (1H,tt,J1=52.9Hz,J2=6.1Hz).
【0077】実施例8 ジメチル1H,1H,7H−ドデカフルオロヘプチルア
ミンの合成(Rf=H(CF2)6−、n=1) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した300mlの4つ口フラスコに、実施例2で合
成した1H,1H,7H−ドデカフルオロヘプチル 2
−ニトロベンゼンスルホナート99.96g(0.19
33mol)、ジメチルベンジルアミン81.13g
(0.5799mol)を仕込んだ。
【0078】撹拌しながら反応液温度が還流温度(15
0〜160℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を
150〜160℃に保持したまま、45時間撹拌した。
【0079】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に10%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しずつ
加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてきた。
【0080】これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除
去し、エバポレートすることによりエーテルを除去し、
表題化合物を無色液体として22.57g(収率32.
5%)得た。
【0081】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は93.7%であった。
【0082】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CDCl3,δppm):2.43(6H,s),3.00(2H,t,J=15.5H
z),6.04(1H,tt,J1=51.2Hz,J2=6.0Hz).
【0083】実施例9 ジメチル1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノニル
アミンの合成(Rf=H(CF2)8−、n=1) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した300mlの4つ口フラスコに、実施例3で合
成した1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノニル
2−ニトロベンゼンスルホナート24.69g(0.0
4mol)、ジメチルベンジルアミン16.23g
(0.12mol)を仕込んだ。
【0084】撹拌しながら反応液温度が還流温度(15
0〜160℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を
150〜160℃に保持したまま、6時間撹拌した。
【0085】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に10%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。
【0086】この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しず
つ加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてき
た。これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去し、エ
バポレートすることによりエーテルを除去し、表題化合
物を無色液体として0.81g(収率4.4%)得た。
【0087】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は69.0%であった。
【0088】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CDCl3,δppm):2.45(6H,s),2.99(2H,t,J=15.7H
z),6.07(1H,J1=51.8Hz,J2=5.5Hz).
【0089】実施例10 ジメチル2−(パーフルオロブチル)エチルアミンの合成
(Rf=F(CF2)4−、n=2) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した100mlの4つ口フラスコに、実施例4で合
成した2−(パーフルオロブチル)エチル 2−ニトロベ
ンゼンスルホナート17.97g(0.04mol)、
ジメチルベンジルアミン21.63g(0.16mo
l)を仕込んだ。
【0090】撹拌しながら反応液温度が還流温度(13
0〜140℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を
130〜140℃に保持したまま、5時間撹拌した。
【0091】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に10%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。
【0092】この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しず
つ加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてき
た。これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去し、エ
バポレートすることによりエーテルを除去し、表題化合
物を無色液体として0.84g(収率7.2%)得た。
【0093】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、目
的物以外のピークは全く検出されなかった。1H−NM
Rの測定値は以下の通りであった。1 H-NMR(CDCl3,δppm):1.72(2H,m),2.88(6H,s),2.59(2H,
t,J=8.4Hz)
【0094】実施例11 ジメチル2−(パーフルオロヘキシル)エチルアミンの合
成(Rf=F(CF2)6−、n=2) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した200mlの4つ口フラスコに、実施例5で合
成した2−(パーフルオロヘキシル)エチル 2−ニトロ
ベンゼンスルホナート43.94g(0.08mo
l)、ジメチルベンジルアミン43.27g(0.32
mol)を仕込んだ。
【0095】撹拌しながら反応液温度が還流温度(14
0〜150℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を
140〜150℃に保持したまま、6時間撹拌した。
【0096】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に10%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。
【0097】この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しず
つ加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてき
た。これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去し、エ
バポレートすることによりエーテルを除去し、表題化合
物を無色液体として9.48g(収率30.3%)得
た。
【0098】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は91.8%であった。
【0099】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CDCl3,δppm):1.81(2H,m),2.24(6H,s),2.59(2H,
t,J=7.5Hs)
【0100】実施例12 ジメチル2−(パーフルオロオクチル)エチルアミンの合
成(Rf=F(CF2)8−、n=2) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した200mlの4つ口フラスコに、実施例6で合
成した2−(パーフルオロオクチル)エチル 2−ニトロ
ベンゼンスルホナート19.48g(0.03mo
l)、ジメチルベンジルアミン24.34g(0.18
mol)を仕込んだ。
【0101】撹拌しながら反応液温度が還流温度(11
0〜120℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を
110〜120℃に保持したまま、12時間撹拌した。
【0102】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に35%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。
【0103】この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しず
つ加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてき
た。これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去し、エ
バポレートすることによりエーテルを除去し、表題化合
物を無色液体として2.69g(収率18.2%)得
た。
【0104】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は59.5%であった。
【0105】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.79(2H,m),3.18(6H,s),3.68(2
H,t,J=1.2Hz)
【0106】実施例13 ジメチル2−(パーフルオロデシル)エチルアミンの合成
(Rf=F(CF2)10−、n=2) 窒素雰囲気下、磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器
を付した200mlの4つ口フラスコに、2−(パーフ
ルオロデシル)エチル 2−ニトロベンゼンスルホナー
ト49.95g(0.06mol)、ジメチルベンジル
アミン81.13g(0.60mol)撹拌しながら反
応液温度が還流温度(90〜100℃)になるようにフ
ラスコを加熱し、温度を90〜100℃に保持したま
ま、17時間撹拌した。
【0107】反応終了後、反応混合物を放冷すると固体
が析出した。これを瀘別した後、母液の蒸留により、目
的物である含フッ素3級アミンを含む低沸点化合物群と
ジメチルベンジルアミン(沸点183℃)とを分留し
た。得られた留去液にエーテルを加え、3%塩酸水で洗
うことにより微量に含まれるジメチルベンジルアミンを
塩酸塩化して水相を除去した。塩酸水層をエーテル20
mlで3回洗浄し、エーテル層に加えた。次いで、エー
テル層に15%塩酸水を加えふりまぜ、今度は含フッ素
3級アミンを塩酸塩化して、反応副生物を含む有機層を
除去した。
【0108】この塩酸水層に水酸化ナトリウムを少しず
つ加えてアルカリ性にしていくと油状物質が現れてき
た。これをエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、濾過により無水硫酸マグネシウムを除去し、エ
バポレートすることによりエーテルを除去し、表題化合
物を無色液体として1.58g(収率18.2%)得
た。
【0109】ガスクロマトグラフィーの測定の結果、検
出されたピーク全体の面積に対する主生成物ピークの面
積比は59.5%であった。1H−NMRの測定値は以
下の通りであった。
【0110】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.85 (2H,m),3.41 (6H,s),3.86
(2H,t,J=7.9Hz). 〔含フッ素4級アンモニウム塩合成〕
【0111】実施例14 (Rf=H(CF2)4−、n=1、R3=CH3−、X=
I) 磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器を付した30m
lの二口フラスコに、実施例7で合成した含フッ素3級
アミン0.52g(0.002mol)、ヨウ化メチル
2.85g(0.02mol)を仕込んだ。
【0112】撹拌しながら反応液温度が還流温度(45
℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を45℃に保
持したまま、8時間撹拌した。反応終了後、フラスコ温
度を室温に戻し、析出した固体を瀘別した後、ジエチル
エーテル5mlで5回洗浄した。洗浄した固体を乾燥
し、表題化合物を白色固体として0.68g(収率8
5.0%)得た。1H−NMRの測定値は以下の通りで
あった。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):3.62 (9H,s),4.39 (2H,t,J=15.
8Hz),6.08 (1H,tt,J1=51.8Hz,J2=4.8Hz).
【0113】実施例15 (Rf=H(CF2)6−、n=1、R3=CH3−、X=
I) 磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器を付した200
mlの二口フラスコに、実施例8で合成した含フッ素3
級アミン22.57g(0.063mol)、ヨウ化メ
チル89.20g(0.628mol)を仕込んだ。
【0114】撹拌しながら反応液温度が還流温度(45
℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を45℃に保
持したまま、10時間撹拌した。
【0115】反応終了後、フラスコ温度を室温に戻し、
析出した固体を瀘別した後、ジエチルエーテル5mlで
5回洗浄した。洗浄した固体を乾燥し、表題化合物を白
色固体として29.72g(収率94.4%)得た。
【0116】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):3.63 (9H,s),4.37 (2H,t,J=16.
8Hz),6.05 (1H,tt,J1=52.2Hz,J2=4.7Hz).
【0117】実施例16 (Rf=H(CF2)8−、n=1、R3=CH3−、X=
I) 磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器を付した10m
lの二口フラスコに、実施例9で合成した含フッ素3級
アミン0.56g(0.0012mol)、ヨウ化メチ
ル1.74g(0.012mol)を仕込んだ。
【0118】撹拌しながら反応液温度が還流温度(45
℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を45℃に保
持したまま、7時間撹拌した。反応終了後、フラスコ温
度を室温に戻し、析出した固体を瀘別した後、ジエチル
エーテル5mlで5回洗浄した。洗浄した固体を乾燥
し、表題化合物を白色固体として0.90g(収率12
3.0%)得た。
【0119】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):3.60 (9H,s),4.38 (2H,t,J=16.
2Hz),6.04 (1H,tt,J1=51.6Hz,J2=3.8Hz).
【0120】実施例17 (Rf=F(CF2)4−、n=2、R3=CH3−、X=
I) 磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器を付した30m
lの二口フラスコに、実施例10で合成した含フッ素3
級アミン0.84g(0.0029mol)、ヨウ化メ
チル3.59g(0.0289mol)を仕込んだ。
【0121】撹拌しながら反応液温度が還流温度(45
℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を45℃に保
持したまま、16時間撹拌した。反応終了後、フラスコ
温度を室温に戻し、析出した固体を瀘別した後、ジエチ
ルエーテル5mlで5回洗浄した。洗浄した固体を乾燥
し、表題化合物を白色固体として1.16g(収率9
2.8%)得た。
【0122】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.80 (2H,m),3.36 (9H,s),3.81
(2H,t,J=8.4Hz).
【0123】実施例18 (Rf=F(CF2)6−、n=2、R3=CH3−、X=
I) 磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器を付した30m
lの二口フラスコに、実施例11で合成した含フッ素3
級アミン8.56g(0.0219mol)、ヨウ化メ
チル31.21g(0.219mol)を仕込んだ。
【0124】撹拌しながら反応液温度が還流温度(45
℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を45℃に保
持したまま、16時間撹拌した。反応終了後、フラスコ
温度を室温に戻し、析出した固体を瀘別した後、ジエチ
ルエーテル5mlで5回洗浄した。洗浄した固体を乾燥
し、表題化合物を白色固体として4.35g得た。
【0125】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.85 (2H,m),3.42 (9H,s),3.87
(2H,t,J=7.9Hz).
【0126】実施例19 (Rf=F(CF2)8−、n=2、R3=CH3−、X=
I) 磁気撹拌子、温度計、ジムロート冷却器を付した30m
lの二口フラスコに、実施例12で合成した含フッ素3
級アミン4.48g(0.0091mol)、ヨウ化メ
チル7.80g(0.0547mol)を仕込んだ。
【0127】撹拌しながら反応液温度が還流温度(45
℃)になるようにフラスコを加熱し、温度を45℃に保
持したまま、7時間撹拌した。反応終了後、フラスコ温
度を室温に戻し、析出した固体を瀘別した後、ジエチル
エーテル5mlで5回洗浄した。洗浄した固体を乾燥
し、表題化合物を白色固体として4.35g得た。
【0128】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.86 (2H,m),3.42 (9H,s),3.87
(2H,t,J=8.1Hz). 〔イオン交換 参考例〕
【0129】参考例1 (Rf=H(CF2)4−、n=1、R3=CH3−、X=C
l) 磁気撹拌子を備えた200mlのナスフラスコに、実施
例14で得たヨウ化アンモニウム塩1.16g(0.0
029mol)、イオン交換樹脂アンバーライト(Amber
lite)IRA−400(米国ローム・アンド・ハース社
製)14.5ml、蒸留水72.5mlを仕込んだ。
【0130】反応液温度を室温(20〜25℃)に保持
したまま、14時間撹拌した。反応終了後、濾過により
イオン交換樹脂を除去し、イオン交換樹脂は蒸留水10
mlで5回洗浄した。エバポレートすることにより水を
除去した後、真空乾燥し、表題化合物を白色固体として
0.99g得た。
【0131】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):3.59 (9H,s),4.32 (2H,t,J=15.
6Hz),6.07 (1H,tt,J1=51.9Hz,J2=4.8Hz).
【0132】参考例2 (Rf=H(CF2)6−、n=1、R3=CH3−、X=C
l) 磁気撹拌子を備えた500mlのナスフラスコに、実施
例15で得たヨウ化アンモニウム塩5.01g(0.0
10mol)、イオン交換樹脂アンバーライト(Amberli
te)IRA−400(米国ローム・アンド・ハース社
製)50ml、蒸留水250mlを仕込んだ。
【0133】反応液温度を室温(20〜25℃)に保持
したまま、16時間撹拌した。反応終了後、濾過により
イオン交換樹脂を除去し、イオン交換樹脂は蒸留水25
mlで5回洗浄した。エバポレートすることにより水を
除去した後、真空乾燥し、表題化合物を白色固体として
4.01g得た。
【0134】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):3.59 (9H,s),4.34 (2H,t,J=15.
7Hz),6.06 (1H,tt,J1=51.7Hz,J2=5.2Hz).
【0135】参考例3 (Rf=F(CF2)4−、n=2、R3=CH3−、X=C
l) 磁気撹拌子を備えた50mlのナスフラスコに、実施例
17で得たヨウ化アンモニウム塩0.43g(0.00
099mol)、イオン交換樹脂アンバーライト(Amber
lite)IRA−400(米国ローム・アンド・ハース社
製)5ml、蒸留水25mlを仕込んだ。
【0136】反応液温度を室温(20〜25℃)に保持
したまま、16時間撹拌した。反応終了後、濾過により
イオン交換樹脂を除去し、イオン交換樹脂は蒸留水5m
lで5回洗浄した。エバポレートすることにより水を除
去した後、真空乾燥し、表題化合物を白色固体として
0.35g得た。
【0137】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.83 (2H,m),3.37 (9H,s),3.83
(2H,t,J=8.1Hz).
【0138】参考例4 (Rf=F(CF2)6−、n=2、R3=CH3−、X=C
l) 磁気撹拌子を備えた300mlのナスフラスコに、、実
施例18で得たヨウ化アンモニウム塩2.67g(0.
005mol)、イオン交換樹脂アンバーライト(Amber
lite)IRA−400(米国ローム・アンド・ハース社
製)25ml、蒸留水125mlを仕込んだ。
【0139】反応液温度を室温(20〜25℃)に保持
したまま、15時間撹拌した。反応終了後、濾過により
イオン交換樹脂を除去し、イオン交換樹脂は蒸留水1
2.5mlで5回洗浄した。エバポレートすることによ
り水を除去した後、真空乾燥し、表題化合物を白色固体
として2.09g得た。
【0140】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.80 (2H,m),3.37 (9H,s),3.82
(2H,t,J=7.5Hz).
【0141】参考例5 (Rf=F(CF2)8−、n=2、R3=CH3−、X=C
l) 磁気撹拌子を備えた300mlのナスフラスコに、実施
例19で得たヨウ化アンモニウム塩4.31g(0.0
068mol)、イオン交換樹脂アンバーライト(Amber
lite)IRA−400(米国ローム・アンド・ハース社
製)34ml、蒸留水170mlを仕込んだ。
【0142】反応液温度を室温(20〜25℃)に保持
したまま、24時間撹拌した。反応終了後、濾過により
イオン交換樹脂を除去し、イオン交換樹脂は蒸留水15
mlで5回洗浄した。エバポレートすることにより水を
除去した後、真空乾燥し、表題化合物を白色固体として
3.81g得た。
【0143】1H−NMRの測定値は以下の通りであっ
た。1 H-NMR(CF3CO2D,δppm):2.84 (2H,m),3.38 (9H,s),3.84
(2H,t,J=8.4Hz).
【0144】
【発明の効果】本発明方法によれば、抗菌剤や相間移動
触媒などの用途で使用される含フッ素4級アンモニウム
塩等の合成原料として有用な含フッ素3級アミン化合物
を容易に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H006 AA02 AC52 AD16 AD30 BB11 BB12 BB15 BB16 BB20 BB21 BC10 BC31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、Rfは炭素数1〜15のフルオロアルキル基を
    表し、nは1または2を表す。)で表される含フッ素ア
    ルコール化合物をアミン化合物の存在下で、式(2) 【化2】 で表される2−ニトロベンゼンスルホニルクロリドを反
    応させて式(3) 【化3】 (式中、Rf及びnは上記と同じ。)で表されるフルオ
    ロアルキル 2−ニトロベンゼンスルホナート化合物を
    合成し、これに式(4) 【化4】 (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基または2つ
    のR1が結合した−(CH2)4−、−(CH2)5−を表
    す。)で表されるベンジルアミン化合物を反応させるこ
    とを特徴とする式(5) 【化5】 (式中、Rf、R1及びnは上記と同じ。)で表される含
    フッ素3級アミン化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 含フッ素3級アミン化合物を塩基性の差
    を利用して未反応のベンジルアミン化合物から分離精製
    することを特徴とする請求項1記載の含フッ素3級アミ
    ン化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】 nが2である請求項1または請求項2記
    載の含フッ素3級アミン化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 アミン化合物がトリエチルアミンである
    請求項1ないし請求項3の何れかに記載の含フッ素3級
    アミン化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 式(1) 【化6】 (式中、Rfは炭素数1〜15のフルオロアルキル基を
    表し、nは1または2を表す。)で表される含フッ素ア
    ルコール化合物をアミン化合物の存在下で、式(2) 【化7】 で表される2−ニトロベンゼンスルホニルクロリドを反
    応させて式(3) 【化8】 (式中、Rf及びnは上記と同じ。)で表されるフルオ
    ロアルキル 2−ニトロベンゼンスルホナート化合物を
    合成し、これに式(4) 【化9】 (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基または2つ
    のR1が結合した−(CH2)4−、−(CH2)5−を表
    す。)で表されるベンジルアミン化合物を反応させ式
    (5) 【化10】 (式中、Rf、R1及びnは上記と同じ。)で表される含
    フッ素3級アミン化合物を得、次いで得られた含フッ素
    3級アミンと式(6) 【化11】 (R2は炭素数1〜10のアルキル基、Xはハロゲン原
    子を表す。)で表されるハロゲン化アルキルと反応させ
    ることを特徴とする式(7) 【化12】 (式中、Rf、R1 、R2及びnは前記と同じ。)で表さ
    れる含フッ素4級アンモニウム塩の製造方法。
  6. 【請求項6】 含フッ素3級アミン化合物を塩基性の差
    を利用して未反応のベンジルアミン化合物から分離精製
    することを特徴とする請求項5記載の含フッ素4級アン
    モニウム塩の製造方法。
  7. 【請求項7】 nが2である請求項5または請求項6記
    載の含フッ素4級アンモニウム塩の製造方法。
  8. 【請求項8】 アミン化合物がトリエチルアミンである
    請求項5ないし請求項7の何れかに記載の含フッ素4級
    アンモニウム塩の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095463A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Tosoh Corp 第四級アンモニウム塩の回収方法
JP2018070608A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 三洋化成工業株式会社 含フッ素脂肪族アミン塩酸塩の製造方法
JP2018070611A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 三洋化成工業株式会社 含フッ素脂肪族アミン塩酸塩の製造方法

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JP2010095463A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Tosoh Corp 第四級アンモニウム塩の回収方法
JP2018070608A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 三洋化成工業株式会社 含フッ素脂肪族アミン塩酸塩の製造方法
JP2018070611A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 三洋化成工業株式会社 含フッ素脂肪族アミン塩酸塩の製造方法

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