JPH0543581U - 電子機器ユニツトの取付構造 - Google Patents

電子機器ユニツトの取付構造

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JPH0543581U
JPH0543581U JP9399991U JP9399991U JPH0543581U JP H0543581 U JPH0543581 U JP H0543581U JP 9399991 U JP9399991 U JP 9399991U JP 9399991 U JP9399991 U JP 9399991U JP H0543581 U JPH0543581 U JP H0543581U
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JP
Japan
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mounting plate
pair
housing
electronic device
guided
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JP9399991U
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義人 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子機器ユニットが取り付けられ筐体に取り付
けられた取付板が筐体に対して振動することのない電子
機器ユニットの取付構造の提供。 【構成】電子機器ユニット55が取り付けられた取付板57
の一端側に設けられた舌片57c が筐体42に設けられた嵌
合部72の穴部72a に挿入され他端側がねじ61で筐体42に
固定される電子機器ユニットの取付構造において、取付
板57に設けられた一対の被ガイド部57a ,57a は互いに
広がる方向に傾斜させられ、かつ筐体42に設けられた一
対のガイド部69,69の先端が被ガイド部57a ,57a の内
側壁面57fに当接し得る距離が一対の被ガイド部57a ,5
7a 間に開けられ、筐体42の所定の面42a から穴部72a
の上縁までの距離は、ガイド部69の高さと取付板57の板
厚の和よりも小さい寸法となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、取付板を介して装置筐体に取り付けられる電子機器ユニットの取付 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7乃至図14に複数のプリント配線板及び電源ユニットが筐体内に収納されて 構成される従来の電子機器を示す。
【0003】 この電子機器1の筐体は、図8に示す如く、本体2、カバー3及びスイッチ取 付板5にて構成されており、これらは板金加工にて形成されている。
【0004】 本体2にはプリント配線板7の収納部9が設けられており、この収納部9に設 けられたマザーボード11には複数のプリント配線板7がコネクタ12を介して接続 されている。また、本体2には、収納部9の横部に電源収納部14が設けられてお り、電源ユニット15等が取り付けられた取付板17はこの電源収納部14内に挿入さ れて本体2の底面2aに取り付けられる。スイッチ取付板5には各種スイッチ19が 取り付けられており、電源収納部14の背部側において本体2にねじ止めされる。 また、カバー3は、断面「コ」字形に形成されており、収納部9,14を覆う状態 で本体2にねじ止めされる。
【0005】 本体2に対する電源ユニット(電子機器ユニット)15等の取り付けは図9乃至 図14に示す構造となっている。
【0006】 取付板17は金属板にて形成されており、図9に示す如く、両側縁が屈曲させら れることにより、被ガイド部17a ,17a が下方へ向けて設けられている。また、 取付板17の一端側には舌片17b が突出させられており、他端側には止めねじ21挿 入用の穴部17c が形成されている。この取付板17の上面には、電源ユニット15、 電子部品23、端子盤24がねじ25にて固定されており、これらの電源ユニット15等 や前述したマザーボード11、スイッチ19はケーブル27を介して電気的に接続され る。
【0007】 一方、本体2の底面2aには、取付板17の被ガイド部17a をガイドするガイド部 29,29、舌片17b が挿入される角穴30a が形成された嵌合部30が立設されると共 に、ねじ21と螺合するねじ穴が形成されたスタッド32が設けられている。ガイド 部29,29、嵌合部30は本体底面2aの一部を切り欠いて屈曲させることにより形成 されている。そして、この本体2に対する取付板17の取り付けは、ガイド部29, 29の外側に被ガイド部17a を位置付けた状態で取付板17を本体底面2aに載置し、 ガイド部29,29を案内として取付板17をスライドして舌片17b を角穴30a に挿入 し、止めねじ21をスタッド32に捩じ込んで取付板17の他端側をスタッド32に固定 することによりなされる。
【0008】 この従来の取付構造によると、取付板17の他端側は止めねじ25にて本体2に固 定されているので、輸送時等に筐体に振動が加わっても、図10に示す矢印Y方向 については取付板17が本体2に対して微振動することはない。しかしながら、ガ イド部29,29の外側に被ガイド部17a ,17a を容易に位置付けるために、図11に 示す如く、ガイド部29,29間の外側距離L1よりも被ガイド部17a ,17a の内側 距離L2を大きくしており、図12に示す如く、ガイド部29と被ガイド部17a との 間には隙間S1が生じていた。同様に、角穴30a に対して舌片17b を容易に挿入 できるように、角穴30a は舌片17b よりも大きくされており、舌片17b と角穴 30a との間には隙間S2,S3が生じていた。そのため、図10に示すX,Z方向 には、筐体が振動すると、取付板17は筐体本体2に対して微振動することになり 、振動が増幅し、電源ユニット15等を破損する場合があった。
【0009】 また、図9に示す如く、本体底板2aには、ガイド部29,29及び嵌合部30を形成 するための穴2bが開いているので、この穴2bから筐体内に害虫が侵入するという 不具合もあった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の電子機器ユニットの取付構造では、電子機器の筐体が振動 すると、この筐体に取り付けられた取付板が筐体に対して振動するので振動が増 幅し、この取付板に取り付けられた電子機器ユニットが破損する場合があった。
【0011】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、電子機器 ユニットが取り付けられた取付板が筐体に対して振動することのない電子機器ユ ニットの取付構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案では、一端側に舌片が突出させられ一対の被ガイド部が一方の面側から 突出させられて前記舌片の突出方向と並行に設けられ他方の面に電子機器ユニッ トが取り付けられる弾性を有する取付板と、穴部が形成された嵌合部及び一対の ガイド部が所定の面に立設されこの一対のガイド部の外側に前記一対の被ガイド 部が位置付けられ前記穴部に前記舌片が挿入された状態の前記取付板の他端側が ねじ止めされる筐体とを具備する電子機器の取付構造において、 前記一対の被ガイド部はその先端側が互いに広がる方向に傾斜させられると共 に、前記一対の被ガイド部間の距離は前記一対のガイド部の外側に前記一対の被 ガイド部を位置付けたときに前記夫々の被ガイド部の内側壁面が前記一対のガイ ド部の夫々の先端に当接する寸法とされ、 前記所定の面から前記穴部の上縁までの距離は前記被ガイド部を前記ガイド部 に当接させたときの前記取付板の他方の面から前記所定の面までの距離以下の寸 法とされている。
【0013】
【作用】
本考案では、筐体の嵌合部に形成された穴部に取付板の舌片を挿入し取付板を 筐体のガイド部に向けて移動させると、筐体の所定の面から前記穴部の上縁まで の距離が被ガイド部の内側壁面をガイド部に当接させたときの取付板の他方の面 から筐体の所定の面までの距離以下の寸法となっているので、まず舌片が穴部の 上縁に当接する。そして、取付板の基端側を筐体にねじ止めすると、このねじ止 め時の力により、一対の被ガイド部は外側に押し広げられながらその内側壁面が ガイド部の先端と当接する。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図6を参照して説明する。
【0015】 図1(a) は図6のI-I 線断面図、図1(b) は図6のII-II 線断面図、図2は電 子機器の斜視図、図3は電子機器の分解斜視図、図4は電子機器の筐体に対する 電源ユニット等の取り付けを説明する分解斜視図、図5は筐体に対する取付板の 取付けを説明する要部側面図、図6は電源ユニット等が筐体に取り付けられた状 態の斜視図である。
【0016】 本考案に係る電子機器41の筐体は、図2及び図3に示す如く、本体42、カバー 43及びスイッチ取付板45にて構成されており、従来例同様、これらは板金加工に て形成されている。
【0017】 筐体本体42には、プリント配線板47の収納部49が設けられており、この収納部 49に設けられたマザーボード51には複数のプリント配線板47がコネクタ52を介し て接続されている。また、本体42には、収納部49の横部に電源収納部54が設けら れており、電源ユニット55等が取り付けられた取付板57はこの電源収納部54内に 挿入されて本体42の底面42a に取り付けられる。
【0018】 スイッチ取付板45には各種スイッチ49が取り付けられており、電源収納部54の 背部側において本体42にねじ止めされる。また、カバー43は断面「コ」字形に形 成されており、収納部49,54を覆う状態で本体42にねじ止めされる。
【0019】 筐体本体42に対する電源ユニット(電子機器ユニット)55等の取り付けは、図 1、図4乃至図6に示す構造となっている。
【0020】 取付板57は金属板にて形成されており、図1及び図4に示す如く、両側縁が屈 曲させられることにより、被ガイド部57a ,57a が下面(一方の面)57b 側に設 けられている。この被ガイド部57a ,57a は、図1(b) に示す如く、その先端側 が互いに広がる方向に傾斜させられている。また、取付板57の一端側には舌片 57c が突出させられており、他端側には止めねじ61挿入用の穴部57d が形成され ている。この取付板57の上面(他方の面)57e には、電源ユニット55、電子部品 62、端子板64がねじ65にて固定されており、これらの電源ユニット等や前述した マザーボード51、スイッチ49はケーブル67を介して電気的に接続されている。
【0021】 一方、本体42の底面(所定の面)42a には、取付板57の被ガイド部57a ,57a をガイドするガイド部69,69及びこのガイド部69,69とで角形を形成する立上部 70,70が設けられている。これらガイド部69,69及び立上部70,70は本体底面 42a の一部を角形に切り欠いて角形周縁を屈曲させることにより形成されている 。また、取付板57の一端側と対応する位置には、舌片57c が挿入される角形の穴 部72a が形成された嵌合部72が設けられ、取付板57の挿入穴57d と対応する位置 には、止めねじ61と螺合するねじ穴が形成されたスタッド73が設けられている。 そして、図1に示す如く、一対のガイド部69,69は、その外側距離14 は被ガイ ド部57a ,57a の根元部分における内側距離13 と同じか若干大きくされ、高さ 12 は被ガイド部57a の高さ15 と同じか若干大きくされている。また、筐体本 体42の底面42a から穴部72a の上縁までの高さ11 は、ガイド部69の高さ12 と 取付板57の板厚tの和よりも小さい寸法とされている。
【0022】 次に上記筐体本体42に対する取付板57の取り付けにつき説明す。
【0023】 筐体本体42に対する取付板57の取り付けは、図5に示す如く、取付板57の舌片 57c を筐体本体42の穴部72a に挿入して矢印方向へ取付板57を移動し取付板57の 他端側を止めねじ61によりスタッド73に固定することによりなされる。
【0024】 この場合に、前述した如く、穴部72a の上縁までの高さ11 はガイド部69の高 さ12 と取付板57の板厚tの和より大きいので取付板57の舌片57c は穴部57b の 上縁に密着させられる(図1(a))。また、取付板57の被ガイド部57a ,57a は、 ねじ止め時の力により、外側に若干押し広げられながらガイド部69の先端に内側 壁面57f が当接させられる。従って、取付板57は、図6に示す矢印X、Y、Zの 三方向のすべてについて筐体本体42に固定された状態となり、筐体本体42が外力 で振動した場合であっても、取付板57が筐体本体42に対して微振動することはな い。
【0025】 また、ガイド部69,69を設けるために本体底面42a に形成された穴部42b は、 立上部70,70、被ガイド部57a ,57a 及び取付板57の下面57b で覆われた状態と なるので、この穴部42b から筐体内に害虫が侵入することもない。 尚、取付板に設けられる被ガイド部は上記実施例の如く板金を折曲げて形成し たものに限定されず、板状部材に別体の板状部材を取付けて構成したものであっ てもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の取付構造では、取付板の一端側から突出する舌片 を筐体側の穴部に挿入し他端側を筐体にねじ止めすると、舌片は穴部の上縁に密 着し、取付板側の一対の被ガイド部の内側壁面は筐体側の一対のガイド部の先端 と密着した状態となるので、取付板はすべての方向について筐体に固定された状 態となる。従って、外力により筐体が振動した場合に取付板が筐体に対して微振 動することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る取付構造の作用を説明
する図であり、(a)は図6のI-I 線断面図、(b) は図6
のII-II 線断面図である。
【図2】本考案の一実施例に係る電子機器の斜視図。
【図3】上記電子機器の分解斜視図。
【図4】上記電子機器の筐体に電源ユニット等を取り付
ける状態を示した分解斜視図。
【図5】上記筐体に対する取付板の取り付けを説明する
要部側面図。
【図6】上記筐体に電源ユニット等が取り付いた状態の
斜視図。
【図7】従来の電子機器の斜視図。
【図8】上記電子機器の分解斜視図。
【図9】上記電子機器の筐体に電源ユニット等を取り付
ける状態を示す分解斜視図。
【図10】上記筐体に電源ユニット等が取り付いた状態
の斜視図。
【図11】図10のXI-XI 線断面図。
【図12】図11の円部A拡大図。
【図13】図10のXIII-XIII 線断面図。
【図14】図13の円部B拡大図。
【符号の説明】
42 筐体本体 42a 所定の面 55 電子機器ユニット 57 取付板 57a 被ガイド部 57b 一方の面 57c 舌片 57e 他方の面 57f 内側壁面 61 ねじ 69 ガイド部 72 嵌合部 72a 穴部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に舌片が突出させられ一対の被ガ
    イド部が一方の面側から突出させられて前記舌片の突出
    方向と並行に設けられ他方の面に電子機器ユニットが取
    り付けられる弾性を有する取付板と、穴部が形成された
    嵌合部及び一対のガイド部が所定の面に立設されこの一
    対のガイド部の外側に前記一対の被ガイド部が位置付け
    られ前記穴部に前記舌片が挿入された状態の前記取付板
    の他端側がねじ止めされる筐体とを具備する電子機器の
    取付構造において、 前記一対の被ガイド部はその先端側が互いに広がる方向
    に傾斜させられると共に、前記一対の被ガイド部間の距
    離は前記一対のガイド部の外側に前記一対の被ガイド部
    を位置付けたときに前記夫々の被ガイド部の内側壁面が
    前記一対のガイド部の夫々の先端に当接する寸法とさ
    れ、 前記所定の面から前記穴部の上縁までの距離は前記被ガ
    イド部を前記ガイド部に当接させたときの前記取付板の
    他方の面から前記所定の面までの距離以下の寸法とされ
    ていることを特徴とする電子機器ユニットの取付構造。
JP9399991U 1991-11-15 1991-11-15 電子機器ユニツトの取付構造 Withdrawn JPH0543581U (ja)

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Effective date: 19960208