JPH0543347U - デイスクプレーヤ - Google Patents

デイスクプレーヤ

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JPH0543347U
JPH0543347U JP11167091U JP11167091U JPH0543347U JP H0543347 U JPH0543347 U JP H0543347U JP 11167091 U JP11167091 U JP 11167091U JP 11167091 U JP11167091 U JP 11167091U JP H0543347 U JPH0543347 U JP H0543347U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い勝手のよい面白味のあるディスク再生を
行うことができるディスクプレーヤを提供する。 【構成】 CD再生部50は、再生スイッチ26によっ
て再生動作が指示されれば、ドアスイッチ22の開閉の
状態にかからわず再生動作を行う。しかし、再生動作中
にドアスイッチ22が開となったときは、これがドアス
イッチ検出部52Aによって検出され、所定時間後にド
アオープン信号出力部54が駆動されてドアオープン信
号がCD再生部50に出力されその再生動作が停止す
る。また、他の態様によれば、再生動作中にドアスイッ
チ22が閉の状態となると、これがドアスイッチ検出部
52Aで検知されるとともに、停止指示部52Bによっ
てCD再生部50に停止指示が行われる。更に、同一デ
ィスクを再生する場合には、前回のプログラミング情報
が利用され、再度その入力を行う必要はない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、CD(Compact Disk)などを再生するディスクプレーヤにかかり、 特にそのドア開閉やディスク再生の制御の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクプレーヤ,たとえばCDプレーヤは、たとえば図6に概略を示すよう な構成となっている。この例は、CDラジカセ(CDプレーヤ,ラジオ付きカセ ットプレーヤ)におけるCDプレーヤの例である。同図において、CDプレーヤ 10は、ラジカセ本体12の上部中央に設けられている。CD(図示せず)がセ ットされるターンテーブル14,光ピックアップ16,スピンドルモータ,信号 再生部などは、ラジカセ本体12側に設けられている。
【0003】 また、CDプレーヤ10にはドア(蓋)18が設けられており、開閉ボタン2 0を押すとドア18が開いて図示のようなCDをセットできる状態となる。この ドア18には、ラジカセ本体12との間にドアスイッチ22が設けられている。 このドアスイッチ22は、ドア18の閉動作に伴って移動するシャッタ24でフ ォトセンサに入力する光を遮断することによって、ドア18の開閉状態が検出で きるようになっている。
【0004】 CDを聞こうとするときは、開閉ボタン20が押されてドア18を開く。そし て、ターンテーブル14に所望のCDをセットしてドア18を閉じる。すると、 ドアスイッチ22では、シャッタ24によってフォトセンサに対する光入射が遮 断されてドア18の閉じたことが確認される。これによって、CDの再生が可能 な状態となる。その後、再生ボタン26が押されると、CDの再生が開始される 。必要があれば、ボタン28,30その他(図示せず)を押して早送り,早戻り ,一時停止などの動作が行われる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のCDプレーヤは、ドア18が閉の場合にのみCDの再生な どの動作を行うことができるように構成されており、ドア18が開の状態で再生 動作などを行うことはできない。
【0006】 ところが、実際の使用においては、たとえば、 (1)ドア18の開いた状態で再生ボタン26を押し、CDが回転するのを確認 してからドア18を閉めるようにしたい, (2)ドア18を開いたときのCDの回転停止動作を視覚的に確認したい, などの要望がある。
【0007】 また、特に最近では、時計内部の歯車などが外部から見えるようにするなど装 置内部の機械的な構造を見せるようにしたデザイン傾向が好まれており、CDプ レーヤにおいてもCDのレーベル面の回転が外部から見えるようにした動きのあ る再生動作が求められている。
【0008】 更に、かかるディスクの再生制御において、一度再生したディスクを再び再生 するような場合に、前回の再生時に行ったリジューム(再生がストップされたと ころから再生をスタートする機能),プログラム(いずれか希望のものを選択し て再生する機能),エディット(カセットテープへのダビングを録音時間などを 考慮して行う機能),リピート(あるものを繰り返し再生する機能)などのTO C(Table of Contents,目次)に基づく再生動作を再び続行したい場合がある 。ところが、従来は一連の再生動作毎にディスクのTOCが読み込まれて前回の プログラミング情報が失われるので、前記プログラムなどをやり直す必要が生ず る。
【0009】 たとえば、リピートの動作を指示して再生を行った後、同じディスクを再びプ レーヤにセットして同様のリピート動作を行うときでも、そのリピートの動作指 示処理を再び行う必要がある。
【0010】 本考案は、これらの点に着目したもので、ディスクの再生動作とドアの開閉, あるいはTOCに基づくプログラミング再生の制御を改良し、使い勝手のよい面 白味のあるディスク再生を行うことができるディスクプレーヤを提供することを 、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の1つは、ディスクをターンテーブル上にセットするときに開かれるド アの開閉状態を示すドアスイッチと、ディスク再生手段を駆動する駆動制御手段 とを有するディスクプレーヤにおいて、前記駆動制御手段は、再生が指示された ときに前記ドアスイッチの状態にかかわらず前記ディスク再生手段を再生駆動す る再生駆動手段を有することを特徴とする。 他の考案は、前記ディスクプレーヤにおいて、再生動作中にドアスイッチが閉 の状態を示したときに前記ディスク再生手段の駆動を停止する停止指示手段を備 えたことを特徴とする。
【0012】 更に他の考案は、ディスクから読み取られたTOC情報及び必要な場合に入力 されるプログラミング情報がメモリ手段に格納されており、それらの情報に基づ いて駆動制御手段によりディスク再生手段が駆動されるディスクプレーヤにおい て、前記駆動制御手段は、再生対象のディスクが前回と異なるときにTOC情報 を書き換えるとともに、TOC情報のが書き換えられた場合であって対応するプ ログラミング情報が入力されないときに前回のプログラミング情報を消去するメ モリ制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】
本考案によれば、再生が指示されれば、ドアスイッチの開閉の状態にかかわら ず、すなわちドアが開,閉いずれの状態にあってもディスクの再生動作が行われ る。また、他の考案によれば、再生動作中にドアスイッチが閉,すなわちドアが 閉じられたときはディスクの再生動作は停止する。
【0014】 更に他の考案によれば、今回再生されるディスクのTOC情報が前回と異なる ときにはその書き換えが行われ、プログラミング情報も前回のものは消去される 。しかし、前回と同じCDを再生するときは、特に入力がない限り、前回におけ るTOC情報及びプログラミング情報に基づいて今回の再生動作が行われる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案によるディスクプレーヤの実施例について、添付図面を参照しな がら説明する。なお、以下の実施例の外観的な構成は上述した従来例と同様であ るので、図6の符号のうち同一又は相当するものを適宜以下の説明に用いる。
【0016】 <第1実施例> 最初に、図1(A)及び(B),並びに図2を参照しながら、本考案の第1実 施例について説明する。図1(A)には、第1実施例の主要部が示されている。 同図において、光ピックアップ,信号処理部,サーボ制御部などを含むCD再生 部50には、駆動制御部52が接続されている。そして更にCD再生部50と駆 動制御部52の間には、上述したドアスイッチ22,再生ボタン26,ドアオー プン信号出力部54が各々接続されている。
【0017】 これらのうち、駆動制御部52はマイクロコンピュータなどによって構成され ており、ドアスイッチ22,再生ボタン26その他のスイッチやボタンなどの操 作に応じてCD再生部50に駆動指示を行なってその動作制御を行う機能を有し ている。この駆動制御部52には、同図(B)に示すように特にドアスイッチ検 出部52Aが設けられており、これによってドアスイッチ22の開閉の状態が検 出されるようになっている。
【0018】 次に、ドアオープン信号出力部54は、ドアスイッチ検出部52Aにおけるド ア開の検出動作に基づいて駆動されてドアオープン信号を出力するものである。 本実施例では、ドアスイッチ22の開の状態がドアスイッチ検出部52Aで検出 された時点から所定時間ΔT,たとえば数秒経過後にドアオープン信号出力部5 4が駆動されるようになっている。このドアオープン信号がCD再生部50に入 力されると、実行中の動作が停止するようになっている。
【0019】 更に、本実施例では、再生ボタン26が押されると、CD再生部50において 再生動作が行われるようになっている。また、再生動作中に再生ボタン26が押 されると、再生動作が停止するように構成されている。
【0020】 次に、図2のフローチャートを参照しながら、本実施例の動作について説明す る。なお、このフローチャートに示す動作は、CDプレーヤ全体の動作の一部と して実行されるものである。
【0021】 まず、通常の一般的な動作について説明する。最初に、開閉ボタン20が押さ れてドア18が開けられ(ステップS1)、所望のディスクがセットされる(ス テップS2)。そして、通常はその後ドア18が閉められ(ステップS3)、再 生ボタン26が押されるとCD再生部50においてセットされたCDの再生が実 行される(ステップS4,S5)。
【0022】 この再生状態で開閉スイッチ20が押されてドア18が開となると(ステップ S6)、ドアスイッチ22も開の状態となり、これはドアスイッチ検出部52A によって検出されることになる。すると、ΔT秒後にドアスイッチ検出部52A からドアオープン信号出力部54に駆動信号が出力され、ドアオープン信号がC D再生部50に対して出力されることになる。このため、CD再生部50では、 CDの再生動作が停止する(ステップS7)。
【0023】 すなわち、ドア18が開いてからΔT秒後にCDの回転が停止することになる 。従って、ドア18を開いたときに、CDの回転停止動作を視覚的に確認するこ とが可能となる。
【0024】 次に、ドア18が開の状態で再生動作を行う場合について説明する。この場合 には、ドア18が開の状態で再生ボタン26が押される(ステップS3,S8) 。すると、上述した場合と同様にしてCDの再生が実行される(ステップS9) 。この再生実行後、仮にドア18が閉められたとすると(ステップS10)、こ れがドアスイッチ検出部52Aで検知される。しかし、この場合はドアオープン 信号出力部54が駆動されてドアオープン信号が出力されることはないので、C Dの再生動作はそのまま継続される(ステップS11)。
【0025】 その後、ドア18が開けられると(ステップS12)、ドアスイッチ22も開 の状態となり、これがドアスイッチ検出部52Aによって検出される。すると、 ドアオープン信号出力部54が駆動されてドアオープン信号がΔT秒後にCD再 生部50に供給され、CDの再生動作は停止することになる(ステップS13) 。以後、必要があれば次のCDがセットされて同様の動作が繰り返される。
【0026】 以上のような本実施例の動作をまとまると、次のようになる。 (1)CDのセット後、ドア18の開閉状態にかかわらず再生ボタン26が押さ れれば再生動作が実行される。従って、ドア開の状態でCDの回転を見ながら再 生を楽しむことが可能となる。 (2)ドア18が開の状態で再生を行ってその後ドア18を閉めても、再生動作 は継続される。従って、CDの再生が行われたことを確認してドア18を閉める ことができる。 (3)ドア18を開けたときは、ΔT秒後に再生動作が停止する。従って、ドア 18を開けた後にCDの回転停止を確認することができる。
【0027】 <第2実施例> 次に、図1(A)及び(C),並びに図3を参照しながら、本考案の第2実施 例について説明する。なお、上述した実施例と同様叉は相当する構成部分には同 一の符号を用いる(第3実施例についても同様)。 本実施例では、図1(C)に示すように、駆動制御部52においてドアスイッ チ検出部52Aに停止指示部52Bが特に接続されている。そして、ドアスイッ チ検出部52Aでドアスイッチ22によってドア18が閉となったことが検出さ れたときに検出信号が停止指示部52Bに出力されるようになっている。
【0028】 また、停止指示部52Bは、ドアスイッチ検出部52Aからの検出信号がCD 再生部50の再生動作中に入力された場合に、その動作の停止指示をCD再生部 50に対して行う機能を有している。 次に、図3のフローチャートを参照しながら、本実施例の動作について説明す る。なお、図3の各ステップ中、前記第1実施例と同様の動作については、同一 の符号が用いられている。
【0029】 まず、ステップS1〜S7の動作は、上述した第1実施例と同様である。次に 、ドア18が開の状態で再生ボタン26が押されると、第1実施例の場合と同様 にしてCDの再生が実行される(ステップS3,S8,S9)。ここで、ドア1 8が閉められたとすると(ステップS10)、ドアスイッチ22も閉の状態とな り、これがドアスイッチ検出部52Aによって検出される。すると、検知信号が ドアスイッチ検出部52Aから停止指示部52Bに対して供給される。
【0030】 他方、この状態ではCD再生部50で再生動作が行われている。このため、停 止指示部52BからCD再生部50に対して停止指示が行われることになる。こ の指示により、CD再生部50では再生動作が停止される(ステップS20)。
【0031】 前記第1実施例では、再生動作中にドア18が閉じても再生動作は継続される のに対し、第2実施例では再生動作が停止される。すなわち、ドア18の開状態 で再生中に再生動作を停止したい場合にはドア18を閉めればよく、別途再生動 作停止を指示する必要がない。
【0032】 なお、以上いずれの実施例においても、フローチャートには示していないが、 再生ボタン26を再生動作中に押すと再生動作は停止される。また、その他のボ タン28,30が操作された場合も、同様に該当する動作が実行される。これら の動作は、一般的なCDプレーヤと同様である。
【0033】 <第3実施例> 次に、図4を参照しながら本考案の第3実施例について説明する。上述した第 1,第2実施例は、ドア開閉とディスク再生の制御に関するものであるが、本実 施例はディスク再生とTOC情報やプログラミング情報の制御に関するものであ る。同図中、(A)は本実施例を前記第1実施例に適用した場合であり、(B) は本実施例を前記第2実施例に適用した場合である。
【0034】 これらの図において、上述した駆動制御部52には、ドアスイッチ検出部52 Aや停止指示部52B(同図(B)参照)とともに、プログラミング情報メモリ 52C,TOCメモリ52D,メモリ制御部52Eが特に設けられている。これ らのうち、プログラミング情報メモリ52Cは、上述したリジューム,プログラ ム,エディット,リピートなどのプログラミング情報を各々格納するためのメモ リである。TOCメモリ52Dは、ディスクに記録されているTOC情報を格納 するためのメモリである。
【0035】 また、メモリ制御部52Eは、再生動作が指示されたときにTOCメモリ52 Dに格納されているTOC情報とセットされているディスクのTOC情報とを比 較して照合するとともに、プログラミング情報の書き換えの有無を判別する機能 を有している。
【0036】 次に、以上のように構成された第3実施例の動作について、図5のフローチャ ートを参照しながら説明する。なお、同図のフローチャートは、前記実施例のフ ローチャートに対してステップS30〜S37が付加されたものである。ステッ プS30,S31は、ステップS2に続いて実行され、ステップS32〜S37 はステップS4,S8に続いて実行される。また、メモリ52C,42Dには、 前回再生が行われたCDに関するプログラミング情報及びTOC情報が各々格納 されているものとする。
【0037】a.CDが前回と交換されたとき 最初に、前回再生されたCDと異なるCDを再生する場合の動作について説明 する。まず、上述した実施例と同様にして、次の異なるCDがプレーヤにセット される(ステップS2)。そしてその後、必要があればプログラミング情報のセ ットが行われる(ステップS30,S31)。これによって、プログラミング情 報メモリ52Cに格納されていた前回再生時の情報が消去され、新しいプログラ ミング情報が格納される。
【0038】 次に、再生ボタン26が押されると(ステップS4(S8))、CD再生部5 0によってセットされているCDのTOCが参照され、そのTOC情報が駆動制 御部52のメモリ制御部52Eに供給される。他方、TOCメモリ52Dには前 回再生されたCDのTOC情報が格納されており、これがメモリ制御部52Eに 供給されている。
【0039】 メモリ制御部52Eでは、それらのTOC情報の照合が行われる(ステップS 32)。この動作では、CDが交換されているので両者は一致しない(ステップ S33)。このため、メモリ制御部52EによってTOCメモリ52D内のTO C情報が消去され、代わりに現在セットされているCDのTOC情報が格納され る(ステップS34)。
【0040】 次に、メモリ制御部52Eでは、ステップS31によってプログラミング情報 が入力されたかどうかが判別される(ステップS35)。その結果、入力されて いないとき、すなわち前回再生CDのプログラミング情報がそのまま残っている ときは、プログラミング情報メモリ52Cにおける情報の消去が行われる(ステ ップS36)。そして、その後駆動制御部52によって、TOCメモリ52Dの TOC情報に基づいてCD再生部50が駆動され、CDの再生が行われる(ステ ップS5(S9))。
【0041】 他方、プログラミング情報が入力されたとき、すなわち今回再生のCDに対応 してプログラミング情報が入力されたときは、メモリ52C,52Dに各々格納 されているプログラミング情報及びTOC情報に基づいてCDの再生が実行され る(ステップS35,S5(S8))。
【0042】b.前回再生のCDが再びセットされたとき 前回と同じCDを同じプログラミングで再生するときは、ステップS30,S 31のプログラミング情報の入力動作は必要とされない。メモリ制御部52Eで は、上述したようにしてTOCの照合が行われる(ステップS32)。この動作 では、同一CDの再生であるためTOCは一致することになる(ステップS33 )。このため駆動制御部52では、メモリ52C,52Dに各々格納されている プログラミング情報及びTOC情報に基づいてCD再生部50の駆動制御が行わ れる(ステップS5(S9))。
【0043】 以上のように、前回と同様のCDを再生するときは、プログラミング情報を再 度入力しなくても前回と同様の再生動作が行われる。 なお、同一CDの再生であっても、前回と異なるプログラミング情報に基づい て動作させたい場合がある。このときは、ステップS30,S31で所望のリピ ート,エディットなどのプログラミング情報を入力すればよい。これによって、 プログラミング情報メモリ52C内の情報の書き換えが行われ、CDはメモリ5 2C,52Dのデータに基づいて再生されることになる。
【0044】 <他の実施例> なお、本考案は、何ら上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次のも のも含まれる。 (1)回路構成は同様の作用を奏するように種々設計変更が可能である。たとえ ば、前記実施例において駆動制御部52にドアオープン信号出力部54を含める ようにして、全体をマイクロコンピュータで構成するようにしてもよい。 (2)また、前記実施例中ドアオープンのΔT秒後に動作を停止する機能は、必 要に応じて行うようにしてよい。
【0045】 (3)前記第3実施例において、前回及び今回の再生にかかるCDのTOCを比 較することとしたが、TOCについては無条件に今回セットされているCDのT OC情報をTOCメモリ52Dに格納して前回のものを書き換えるようにしても よい。 (4)前記第3実施例では、ドアの開閉に伴う制御とTOC及びプログラミング に伴う制御とを組み合わせて行ったが、TOC及びプログラミングに伴う制御を 単独で行ってもよい。 (5)更に、本考案は、CD以外のディスクについても同様に適用可能である。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるディスクプレーヤによれば次のような効果 がある。 (1)ドアが開いた状態で再生動作を行なうことができるようにしたので、ディ スクのレーベル面の回転を外部から見ながら再生を楽しむことができる。 (2)また、再生動作中にドアを閉めるとディスクの再生を停止することとした ので、別途再生動作停止を指示する必要がない。
【0047】 (3)同一CDを再び再生するような場合には、前回のプログラミング情報によ る再生が行われるので、プログラミング情報を再度入力セットする手間が省かれ て使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるディスクプレーヤの実施例の主要
部を示す構成図である。
【図2】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】第2実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
【図4】第3実施例の主要部を示す構成図である。
【図5】第3実施例の動作の主要部を示すフローチャー
トである。
【図6】CDラジカセにおけるCDプレーヤの一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10…CDプレーヤ、12…ラジカセ本体、14…ター
ンテーブル、16…光ピックアップ、18…ドア、20
…開閉ボタン、22…ドアスイッチ、24…シャッタ、
26…再生ボタン、28,30…ボタン、50…CD再
生部(ディスク再生手段)、52…駆動制御部(駆動制
御手段)、52A…ドアスイッチ検出部(再生駆動手
段)、52B…停止指示部(停止指示手段)、52C…
プログラミング情報メモリ(メモリ手段)、52D…T
OCメモリ(メモリ手段)、52E…メモリ制御部(メ
モリ制御手段)、54…ドアオープン信号出力部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをターンテーブル上にセットす
    るときに開かれるドアの開閉状態を示すドアスイッチ
    と、ディスク再生手段を駆動する駆動制御手段とを有す
    るディスクプレーヤにおいて、前記駆動制御手段は、再
    生が指示されたときに前記ドアスイッチの状態にかかわ
    らず前記ディスク再生手段を再生駆動する再生駆動手段
    を有することを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 ディスクをターンテーブル上にセットす
    るときに開かれるドアの開閉状態を示すドアスイッチ
    と、ディスク再生手段を駆動する駆動制御手段とを有す
    るディスクプレーヤにおいて、前記駆動制御手段は、再
    生が指示されたときに前記ドアスイッチの状態にかかわ
    らず前記ディスク再生手段を再生駆動する再生駆動手段
    と、再生動作中にドアスイッチが閉の状態を示したとき
    に前記ディスク再生手段の駆動を停止する停止指示手段
    とを備えたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 ディスクから読み取られたTOC情報及
    び必要な場合に入力されるプログラミング情報がメモリ
    手段に格納されており、それらの情報に基づいて駆動制
    御手段によりディスク再生手段が駆動されるディスクプ
    レーヤにおいて、前記駆動制御手段は、再生対象のディ
    スクが前回と異なるときにTOC情報を書き換えるとと
    もに、TOC情報が書き換えられた場合であって対応す
    るプログラミング情報が入力されないときに前回のプロ
    グラミング情報を消去するメモリ制御手段を備えたこと
    を特徴とするディスクプレーヤ。
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