JPH0543267U - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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Publication number
JPH0543267U
JPH0543267U JP9430691U JP9430691U JPH0543267U JP H0543267 U JPH0543267 U JP H0543267U JP 9430691 U JP9430691 U JP 9430691U JP 9430691 U JP9430691 U JP 9430691U JP H0543267 U JPH0543267 U JP H0543267U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
sensor
roller
time
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP9430691U
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English (en)
Inventor
貢一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で挿入カードが搬送ローラや対向ロ
ーラと衝突するのを防止し、しかもカード搬送をカード
が搬送ローラ位置に到達するタイミングでスタートさせ
ることによりカード搬送制御を効率よく行う。 【構成】カード挿入口12から挿入される磁気カードを
第1センサ30で検出し、続いて第2センサ31で検出
する。そしてこの各センサ間を磁気カードが移動する時
間t0 をタイマでカウントする。また内部メモリから第
1センサと第2センサとの距離L0 及び第2センサと第
1搬送ローラ17との距離L1 を読出し、磁気カードが
第2センサから第1搬送ローラに到達するまでの時間t
1 を、t1=(L1 /L0 )×t0 により求める。そし
て第2センサが磁気カードを検出した後t1 時間が経過
するタイミングでモータ13を回転駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気カード等のカード搬送を行うカード搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のカード搬送装置としては例えば特開昭57−127967号公 報のものが知られている。これは図3に示すように、第1センサ1と第2センサ 2を挿入口3とシャッタ4との間に配置し、挿入口3から第1センサ1までの距 離をL3 、挿入口3から第2センサ2までの距離をL1 、挿入口3からシヤッタ 4までの距離をL2 とし、カードの長さをLとすると、L1 <L、L1 <L2 、 L3 <L1 の関係となるようにL1 ,L2 ,L3 を設定している。そしてカード の挿入前にはピンチローラ5が固定プーリ6から離間されており、この状態でカ ードが挿入口3から挿入され、その挿入されたカードを第1センサ1及び第2セ ンサ2が検出すると、シャッタソレノイド7が動作してシャッタ4を開放すると 共にピンチローラ5を固定プーリ6側に下降させ、カードをピンチローラ5と固 定プーリ6で挾持して送込むようになっている。 このような制御が行われるものでは挿入されたカードがピンチローラ5や固定 プーリ6と衝突することがなくカードの破損や変形等を防止できることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこの従来装置は、シャッタソレノイド7によりピンチローラ5及びシャ ッタ4を上下動させているため、構成が複雑化し、コスト高となる問題があった 。
【0004】 そこで本考案は、簡単な構成で挿入カードが搬送ローラや対向ローラと衝突す るのを防止でき、しかもカード搬送をカードが搬送ローラ位置まで挿入された時 点でスタートさせることができカード搬送制御を効率よくできるカード搬送装置 を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、カード挿入口から挿入されたカードを搬送ローラと対向ローラとで 挾持して後方のカード搬送部に送込むカード搬送装置において、カード挿入口近 傍に配置された第1センサと、搬送ローラのカード挿入口側近傍に設けられた第 2センサと、カード挿入口から挿入されたカードが第1センサで検出されてから 第2センサで検出されるまでの時間t0 をカウントし、第1のセンサと第2のセ ンサとの距離L1 と第2のセンサと搬送ローラとの距離L2 からカードが第2セ ンサで検出された後搬送ローラに到達するまでの時間t1 を、t1 =(L1 /L 0 )×t0 により求め、その時間t1 の経過後に搬送ローラと対向ローラの駆動 を開始させる制御手段を設けたものである。
【0006】
【作用】
このような構成の本考案においては、カードをカード挿入口から挿入すると、 先ず第1センサがカードを検出し、続いて第2センサがカードを検出する。そし てカードが第1センサから第2センサに到達するまでの時間t0 をカウントする 。これによりt1 =(L1 /L0 )×t0 の演算を行ってカードが第2センサに 到達後搬送ローラの位置に到達するまでの時間を求め、カードが搬送ローラの位 置に到達するタイミングで搬送ローラと対向ローラの駆動を開始させる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。なお、本実施例は本考案を 磁気カード記録再生装置に適用したものについて述べる。
【0008】 図1において11は筐体で、この筐体11の一端側にはカード挿入口12が設 けられている。前記筐体11の内部にはカード挿入口12側にモータ13とこの モータ13の回転軸に取付けられた第1プーリ14が設けられている。そして前 記モータ13の隣には同一回転軸に第2、第3プーリ15,16及び第1搬送ロ ーラ17が設けられ、その隣には同一回転軸に第4、第5プーリ18,19及び 磁気ヘッド対向ローラ20が設けられ、さらにその隣には同一回転軸に第6プー リ21及び第2搬送ローラ22が設けられている。
【0009】 前記第1搬送ローラ17には第1対向ローラ23が対向配置され、前記磁気ヘ ッド対向ローラ20には磁気ヘッド24が対向配置され、前記第2搬送ローラ2 2には第2対向ローラ25が対向配置されている。
【0010】 前記第1プーリ14と第2プーリ15には第1搬送ベルト26が架設され、前 記第3プーリ16と第4プーリ18には第2搬送ベルト27が架設され、前記第 5プーリ19と第6プーリ21には第3搬送ベルト28が架設されている。
【0011】 前記カード挿入口12から挿入された磁気カードは前記第1搬送ローラ17と 第1対向ローラ23との間、前記磁気ヘッド対向ローラ20と磁気ヘッド24と の間及び前記第2搬送ローラ22と第2対向ローラ25との間を搬送路として搬 送されるようになっている。なお、前記筐体11の他端側には磁気カードが突出 できるように長孔29が開けられている。
【0012】 前記筐体11内のカード挿入口12近傍には磁気カードの挿入を検出する第1 センサ30が配置され、その第1センサ30よりも距離L0 隔てた位置には同じ く磁気カードの挿入を検出する第2センサ31が配置されている。そして前記第 1搬送ローラ17は前記第2センサ31から距離L1 隔てた位置に配置されてい る。前記磁気ヘッド対向ローラ20と第2搬送ローラ22との間には磁気カード を検出する第3センサ32が配置されている。
【0013】 図2は回路構成を示すブロック図で、マイクロプロセッサ等を内蔵した制御装 置41を設け、この制御装置41からモータ駆動回路42にオン/オフ信号、回 転方向信号及びブレーキオン/オフ信号を供給し、そのモータ駆動回路42によ り前記モータ13を正逆転制御するようになっている。そして前記モータ13の 回転をエンコーダ43で検出し、そのエンコーダ43からのパルス信号を前記制 御装置41の計数部41aに供給すると共に前記モータ駆動回路42に供給して いる。 前記制御装置41はまた記録再生回路44を制御し、前記磁気ヘッド24に対 して記録及び再生動作を行なわせるようになっている。 前記各センサ30,31,32のカード検出信号をそれぞれセンサ制御回路4 5,46,47を介して前記制御装置41に供給している。
【0014】 前記制御装置41は、内部にタイマを設け、前記第1センサ30からカード検 出信号を取込むとタイマを動作させ、この状態で続いて前記第2センサ31から カード検出信号を取込むとタイマのカウント時間t0 を内部メモリに格納するよ うになっている。そして内部メモリに予め設定されている前記距離L0 とL1 と から磁気カードが第2センサ31から第1搬送ローラ17に到達するまでの時間 t1 を、t1 =(L1 /L0 )×t0 により求め、磁気カードが前記第2センサ 31に到達した後t1 時間経過するタイミングで前記モータ13の動作を開始さ せるようになっている。
【0015】 このような構成の実施例においては、カード挿入口12から磁気カードを挿入 すると先ず磁気カードの先端が第1センサ30で検出される。これにより制御装 置41のタイマが時間カウントを開始する。続いて磁気カードの先端が第2セン サ31で検出されると、タイマのカウント時間t0 を読取り、内部メモリから第 1センサ30と第2センサ31との距離L0 及び第2センサ31と第1搬送ロー ラ17との距離L1 を読出し、磁気カードが第2センサ31から第1搬送ローラ 17に到達するまでの時間t1 を、t1 =(L1 /L0 )×t0 により求める。 しかして制御装置41は改めてタイマにより時間カウントを開始させ、そのカウ ント時間がt1 になるタイミングでモータ駆動回路42を制御してモータ13を 回転駆動する。こうして磁気カードが第1搬送ローラ17に到達するタイミング でモータ13が回転を開始することになる。
【0016】 これにより第1搬送ローラ17が回転し、第1対向ローラ23も回転する。ま た磁気ヘッド対向ローラ20、第2搬送ローラ22及び第2対向ローラ25も回 転する。しかして磁気カードは第1搬送ローラ17と第1対向ローラ23の回転 によりその各ローラ17,23に挾持されて後方に搬送される。そして磁気カー ドの磁気ストライプに対して磁気ヘッド24により情報の記録あるいは再生が行 われる。
【0017】 このように第1、第2の2つのセンサ30,31を設けるのみの簡単な構成で 磁気カードを第1搬送ローラ17や第1対向ローラ23に衝突させずに搬送路に 送込むことができる。しかもモータ13の回転を開始させるタイミングは磁気カ ードが第1搬送ローラ17に到達するタイミングとなっているので、モータ13 を無駄無く回転開始させることができ、カード搬送制御を効率よくできる。
【0018】 なお、前記実施例ではタイマに磁気カードが第1センサ30から第2センサま での時間t0 をカウントさせた後、再度時間t1 をカウントさせるようにしたが 必ずしもこれに限定されるものではなく、タイマに連続してt0 +t1 時間をカ ウントさせてモータ13の回転を開始させるようにしてもよい。 なお、前記実施例は本考案を磁気カード記録再生装置に適用したものについて 述べたが必ずしもこれに限定されるものでないのは勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、簡単な構成で挿入カードが搬送ローラや 対向ローラと衝突するのを防止でき、しかもカード搬送をカードが搬送ローラ位 置まで挿入された時点でスタートさせることができカード搬送制御を効率よくで きるカード搬送装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略構成図。
【図2】同実施例における要部ブロック図。
【図3】従来例を示す構成図。
【符号の説明】
12…カード挿入口、13…モータ、17,22…搬送
ローラ、20,23,25…対向ローラ、41…制御装
置、30,31…センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード挿入口から挿入されたカードを搬
    送ローラと対向ローラとで挾持して後方のカード搬送部
    に送込むカード搬送装置において、前記カード挿入口近
    傍に配置された第1センサと、前記搬送ローラのカード
    挿入口側近傍に設けられた第2センサと、前記カード挿
    入口から挿入されたカードが前記第1センサで検出され
    てから第2センサで検出されるまでの時間t0 をカウン
    トし、前記第1のセンサと第2のセンサとの距離L1 と
    前記第2のセンサと搬送ローラとの距離L2 から前記カ
    ードが第2センサで検出された後前記搬送ローラに到達
    するまでの時間t1 を、t1 =(L1 /L0 )×t0 に
    より求め、その時間t1の経過後に前記搬送ローラと対
    向ローラの駆動を開始させる制御手段を設けたことを特
    徴とするカード搬送装置。
JP9430691U 1991-11-18 1991-11-18 カード搬送装置 Pending JPH0543267U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9430691U JPH0543267U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 カード搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9430691U JPH0543267U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 カード搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0543267U true JPH0543267U (ja) 1993-06-11

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ID=14106594

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JP9430691U Pending JPH0543267U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 カード搬送装置

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