JPH11167608A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH11167608A
JPH11167608A JP33134297A JP33134297A JPH11167608A JP H11167608 A JPH11167608 A JP H11167608A JP 33134297 A JP33134297 A JP 33134297A JP 33134297 A JP33134297 A JP 33134297A JP H11167608 A JPH11167608 A JP H11167608A
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JP
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information recording
driving force
recording medium
reproducing apparatus
card
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JP33134297A
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English (en)
Inventor
Takeshi Togawa
剛 外川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置への情報記録媒体の挿入や排出を簡単な構
成で確実に検出できる情報記録再生装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】本発明に係る情報記録再生装置は、ユーザ
がカード5を押すことによってカード5に与えられる駆
動力を、ゴムローラ11、搬送ローラシャフト10、ス
プリングピン14、突起部13a、Gギヤ13及び中継
ギヤ30によって、モータ40の出力軸41に伝達可能
に構成し、この駆動力によってモータ40に発生する起
電力を検出する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップ、光学
式記録部、磁気記録部等の記録領域を有する情報記録媒
体に対して、情報の記録及び/又は再生を行う情報記録
再生装置に関し、特に、装置への情報記録媒体の挿入及
び排出を検出する構成を備えた情報記録再生装置に関す
る。なお、情報の記録及び/又は再生を行うとは、記録
又は再生のうち少なくとも一方を行うことを意味する。
【0002】
【従来の技術】従来、装置への情報記録媒体の挿入や装
置からの情報記録媒体の排出を検出するセンサを備えた
情報記録再生装置は、例えば、特開平7−130152
号公報に開示されている。この情報記録再生装置におい
ては、挿入排出口付近に設けられたセンサー(ホールI
C)でシャッタ部材の回転を検知することで、装置への
情報記録媒体の挿入や排出を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報記録再生装置では、情報記録媒体の先端が挿入排出
口近傍の所定位置を通過する際に検出信号を発生するた
め、一旦排出した情報記録媒体を抜き取らずに押し込ん
だ場合には、情報記録媒体の挿入を検出できないという
問題点があった。そして、この検出のための別センサを
必要とするため、装置が複雑になったり、コストも上昇
するという問題点があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
た発明であり、装置への情報記録媒体の挿入や排出を簡
単な構成で確実に検出することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る情報記録再生装置は、情
報記録媒体を装置内へ挿入及び装置内から排出するため
の駆動力を生成する電磁駆動手段と、該電磁駆動手段の
駆動力を情報記録媒体へ伝達して情報記録媒体の搬送を
行うと共に、情報記録媒体の移動による駆動力を前記電
磁駆動手段に伝達可能に構成した駆動力伝達手段と、前
記駆動力伝達手段により前記電磁駆動手段に伝達され
る、情報記録媒体の移動による駆動力を検出する検出手
段とを備えたことを特徴とする。そして、情報記録媒体
を装置内へ挿入する際または装置内から排出する際に、
前記駆動力伝達手段により前記電磁駆動手段に伝達され
る情報記録媒体の移動による駆動力を利用して、情報記
録媒体の挿入や排出を検知するようにした。
【0006】また、請求項12記載の発明に係る情報記
録再生装置は、挿入排出口から挿入される情報記録媒体
に対して情報の記録及び/又は再生を行う情報記録再生
装置において、前記挿入排出口に設けられたシャッタ
と、前記シャッタ近傍に設けて前記シャッタが開いたこ
とを検出するシャッタセンサと、情報記録媒体を装置内
へ挿入及び装置内から排出するための駆動力を生成する
電磁駆動手段と、該電磁駆動手段の駆動力を情報記録媒
体へ伝達して情報記録媒体の搬送を行うと共に、情報記
録媒体の移動による駆動力を前記電磁駆動手段に伝達可
能に構成した駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段を
介して伝達される情報記録媒体の移動による駆動力よっ
て、前記電磁駆動手段に発生する起電力を検出する検出
手段と、装置外から装置内へ情報記録媒体を挿入する場
合は、前記シャッタセンサの出力から前記電磁駆動手段
を制御し、装置から排出中の情報記録媒体をそのまま再
挿入する場合は、前記検出手段の出力から前記電磁駆動
手段を制御する制御手段とを備えたとを特徴とする。そ
して、装置外から装置内へ情報記録媒体を挿入する場合
は、シャッタセンサの出力から電磁駆動手段を制御し、
装置から排出中の情報記録媒体をそのまま再挿入する場
合は、検出手段の出力から電磁駆動手段を制御するの
で、新たなセンサを設けることなく、情報記録媒体の再
挿入を確実に検知できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る情報記
録再生装置の構成について、図1,図2を参照して説明
する。図1は、本実施の形態に係る情報記録再生装置の
ローディングユニット100の斜視図、図2は、ローデ
ィングユニット100に含まれる搬送ローラユニット1
10の構成を示す図である。
【0008】図2に示すように搬送ローラユニット11
0は、搬送ローラシャフト10、搬送ローラシャフト1
0に挿通固定されたゴムローラ11,11、搬送ローラ
シャフト10に回動可能に設けられたフランジブッシュ
12及びGギヤ13、搬送ローラシャフト10の一方の
端部近傍に設けられた貫通穴15に嵌挿されているスプ
リングピン14から構成されている。Gギヤ13には、
軸方向に突起部13aが設けられている。図1に示すよ
うに、搬送ローラユニット110は、モータ40、シャ
ッタ50、従動ローラシャフト20等と共にローディン
グベース1に配置され、ローディングユニット100を
構成する。
【0009】モータ制御回路(図示せず)によりその駆
動を制御されるモータ40の出力軸41にはギヤ42が
挿通固定されており、ギヤ42は、ギヤ30aとギヤ3
0bを有する中継ギヤ30が、ギヤ42とギヤ30aと
の噛み合いによって回転する。さらに中継ギヤ30の回
転は、ギヤ30bとGギヤ13との噛み合いにより伝達
され、Gギヤ13が回転する。Gギヤ13と搬送ローラ
シャフト10とは、相対的な1周以内の回転により、G
ギヤ13に設けられた突起部13aと搬送ローラシャフ
ト10に嵌挿されたスプリングピン14とが係合して、
回転が伝達されるよう構成されている。
【0010】以下、図3〜図5を参照して情報記録再生
装置へのカードのローディング動作について説明する。
図3〜図5は、カードをローディングする際の動作を説
明するための情報記録再生装置の透視側面図であり、図
3は、カード挿入待ち(ローディング待機)の状態を示
す図、図4は、カードの挿入が開始された状態を示す
図、図5は、カードが装置内へ搬送される状態を示す図
である。
【0011】図3に示すように、ローディング待機状態
では、カードを排出した後のため、突起部13aとスプ
リングピン14とは係合したままの状態となっている。
カード載置台を備えたシャトル6は、ローディングユニ
ット100と少し離れた位置で待機している。
【0012】挿入排出口3からカード5が挿入される
と、図4に示すように、カード5の先端部に押されてシ
ャッタ50が回動する。このシャッタ50の開動作をシ
ャッタセンサ60が検出して検出信号をシャトル制御回
路(図示せず)及びモータ制御回路に出力する。シャト
ル制御回路及びモータ制御回路はこの信号を受信する
と、シャトル駆動手段(図示せず)を制御してシャトル
6を図4に示す所定位置に移動させると共に、モータ4
0を反時計周りに回転させ始める。モータ40が反時計
周りに回転すると、出力軸41に固着されたギヤ42が
反時計方向に回転するので、ギヤ42とギヤ30aの噛
み合いにより中継ギヤ30が時計周りに回転する。中継
ギヤ30の回転はギヤ30bとGギヤ13との噛み合い
により伝達され、Gギヤ13が反時計周りに回転する。
【0013】Gギヤ13が約一周回転すると、図5に示
すようにGギヤ13の突起部13aとスプリングピン1
4とが係合し、Gギヤ13の回転が搬送ローラシャフト
10に伝達される。そして、搬送ローラシャフト10に
挿通固定されたゴムローラ11,11が反時計方向に回
転することによって、ゴムローラ11,11と従動ロー
ラシャフト20の従動ローラ21,21にカード5を挟
持させて装置内へと搬送する。
【0014】ここで、Gギヤ13とスプリングピン14
は、図3〜図5を参照すれば明らかなように、Gギヤ1
3が一回転する前に係合し、シャッタ50の回動をシャ
ッタセンサ60が検出してから、カード5先端がゴムロ
ーラ11及び従動ローラ21に到達する前にゴムローラ
11及び従動ローラ21が回転を始める為、カード5先
端がゴムローラ11及び従動ローラ21に到達すれば直
ぐに搬送され始めるので、ユーザに違和感を与えること
はない。
【0015】カード5が装置内へ搬送されシャトル6に
裁置されると、シャトル6が図4に示すローディング待
機位置よりも図中左方向へ移動し、データの記録再生の
ための往復搬送範囲に到達すれば、カード5へのデータ
の記録再生が可能となる。
【0016】次に、図6〜図8を参照して、装置からカ
ード5をイジェクトする際の動作を説明する。図6は、
イジェクトのためシャトル6を移動させている状態を示
す図、図7は、シャトル6がイジェクトの位置に到達し
た状態を示す図、図8は、カード5のイジェクトが終了
した状態を示す図である。
【0017】カードをイジェクトする際には、イジェク
ト指令を受けたシャトル制御回路が、シャトル制御手段
を制御し、データの記録再生のための往復搬送範囲に位
置していたシャトル6を、図6に示すように図中右方向
へ移動させる。このとき、所定位置を通過する際に、モ
ータ制御回路がモータ40を時計回りに回転させ始め
る。
【0018】その結果、Gギヤ13は図6の位置から時
計方向に回動し、Gギヤ13の突起部13aは、Gギヤ
13が約一周回転するとスプリングピン14と係合す
る。そして、シャトル6が図6に示す位置から図7に示
す位置まで移動する間に、Gギヤ13が一周以上回転す
るようモータ40は制御される。したがって、カード5
先端がゴムローラ11及び従動ローラ21に到達すると
きには、搬送ローラシャフト10が図中時計方向に回転
し始めているので、直ぐにカード5は装置外へ向けて搬
送される。
【0019】モータ制御回路には、イジェクト動作を開
始してからモータを静止させる迄の時間が設定してあ
り、ユーザがカードを引き抜くのに適当な図8の位置ま
でカードが搬送されれば、モータ40を静止させる。こ
の時、カード5はゴムローラ11及び従動ローラ21に
よって挟持された状態にある。
【0020】続いて、図9〜図12を参照して、イジェ
クト後にカードを引き抜く際及び再びそのまま挿入させ
る際の動作を説明する。図9は、イジェクト後に再びそ
のままカードを挿入する状態を示す図、図10は、イジ
ェクト後にカードを引き抜く状態を示す図、図11
(a)は、モータ40の端子に発生する逆起電力を示す
図、図11(b)は比較器200の出力信号を示す図、
図12は、モータ40の駆動信号を生成する回路を表わ
すブロック図である。
【0021】ユーザがカードを抜き取らないで同じカー
ドを再び装置に入れようとするときは、ユーザがカード
5の後端を軽く押す、すなわちユーザがカード5に駆動
力を与えると、カードの挿入が開始される。このとき、
スプリングピン14とGギヤ13の突起部13aとは、
図9に示すように係合した状態にある。したがって、ユ
ーザがカード5の後端部を押せば、図9に矢印で示すよ
うに、カード5が図中左方向へ移動し、ゴムローラ1
1,11が反時計回りに回転する。よって、搬送ローラ
シャフト10が反時計周りに回転し、Gギヤ13も反時
計回りに回転するので、中継ギヤ30を介してモータ4
0の出力軸41が反時計回りに回転する。
【0022】出力軸41が反時計回りに回転するので、
このときモータ40の端子には図11(a)に示すよう
な逆起電力が発生する。図12に示す比較器200は、
この逆起電力と所定値(比較レベル)とを比較して、図
11(b)に示す2値化した検出信号を生成する。図1
2に示すモータ制御回路210は、この検出信号がハイ
レベルになったことを検知するとシャッタセンサ60か
らの出力信号も参照して、ローディング動作を開始させ
るよう、モータ40を制御する。つまり、イジェクト後
のカード5を抜き取らずに再挿入する際には、比較器2
00の出力信号によりモータ40を駆動させる。また、
シャトル制御回路は、比較器200の出力信号がハイレ
ベルになれば、シャトルを制御して、ローデイング動作
を開始させる。
【0023】このように制御すれば、イジェクト後のカ
ードを引き抜かずにそのままカード5を再挿入させた場
合でも、確実にカードの挿入を検知して、ローディング
動作を実現することができる。
【0024】次に、イジェクト後のカード5を、ユーザ
がそのまま引き抜く際について、図10を参照して説明
する。このとき、図10に示すようにカード5はゴムロ
ーラ11及び従動ローラ21によって挟持されており、
ユーザがカードを引き抜けば、搬送ローラシャフト10
が時計回りに回転する。しかし、スプリングピン14と
Gギヤ13の突起部13aとは、搬送ローラシャフト1
0が反時計回りに回転する際に動力を伝える位置関係に
あるため、搬送ローラシャフト10が時計回りにおよそ
1回転する間は、スプリングピン14と突起部13aと
は係合しない。つまり、およそ1回転のする間は、ユー
ザがカード5を引き抜くことで発生する駆動力の伝達
が、搬送ローラシャフト10とGギヤ13間でスポイル
され、モータ40の出力軸41にはこの駆動力が伝達さ
れない。ここで、駆動力の伝達をスポイルするとは、駆
動力を一定量だけ伝達しないことを意味する。
【0025】本実施の形態に係る情報記録再生装置にお
いては、イジェクト後にゴムローラ11及び従動ローラ
21に挟持されているカード5を、ゴムローラ11及び
従動ローラ21に挟持されない位置まで引き抜く距離よ
りも、ゴムローラ11の円周長を長く構成してある。例
えば、通常のカードの長辺の長さが約85.6mmであ
るから、イジェクト後にカード長辺方向の略中央部がΦ
14のゴムローラによって挟持される構成であれば、ゴ
ムローラの円周長14×π≒44がカードを引き抜く距
離85.6/2=42.8よりも長いので、上記条件を
満たせる。また、イジェクト時にこの関係よりもカード
が多く突出するようにカード排出時間を設定しても良い
し、ゴムローラの直径を変更しても良い。
【0026】本実施の形態では、突起部13a及びスプ
リングピン14が1個のみの場合を説明しているが、突
起部13aを複数個、またはスプリングピン14を複数
個、若しくは両方を複数個としても、カード5を引き抜
く際の搬送ローラシャフト10が時計回りに回転する間
に、突起部13aとスプリングピン14とが係合しない
ように構成すれば良い。
【0027】このような構成によれば、カードの引き抜
きに伴って搬送ローラシャフト10が時計周りに1回転
するまでに、カード5が引き抜かれるので、Gギヤ13
の突起部13aとスプリングピン14とが係合すること
はない。
【0028】また、ユーザがカードを引き抜くことによ
り、カードとの係合によって半開き状態にあったシャッ
タ50が付勢バネ51によって図中反時計回りに回転し
て、図3に示すようなシャッタを閉じた状態となる。こ
のとき、シャッタセンサ60がこの動きを検知して、検
出信号を出力するので、この信号によりシャトル制御回
路がシャトル駆動手段を制御して、シャトル6を図3に
示す待機位置へ移動させ、装置は再びカード挿入待ちの
状態となる。
【0029】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、幾多の変形、応用が可能である。
例えば、Gギヤ13を搬送ローラシャフト10に挿通固
定して、ユーザがカード5に与える駆動力を常時モータ
40の出力軸41に伝達可能に構成しても良い。この場
合、イジェクト後にカード5をそのまま引き抜く際及び
そのまま挿入する際、どちらの場合にもモータ40に起
電力が発生するが、起電力の向きを検出すれば、カード
5の装置内への挿入及び排出を区分して検知できる。
【0030】さらに、本実施の形態ではモータ40の端
子に発生する起電力を検出することで、ユーザが情報記
録媒体に与える駆動力を検出しているが、モータ40の
出力軸41にエンコーダを設けて検出するようにしても
良い。
【0031】さらに、本実施の形態では情報記録媒体と
してカード状の情報記録媒体を用いているが、本発明に
係る情報記録媒体はカード状情報記録媒体に限定される
ものではなく、装置内への情報記録媒体の挿入及び装置
内からの排出をモータなどの電磁駆動手段を用いて行う
ものであれば本発明を適用可能である。例えば、光ディ
スクなどのディスク状の情報記録媒体にも適用できる。
また、情報記録媒体への記録方式も何ら限定されず、光
記録、磁気記録、光磁気記録など何れの方式にも適用可
能である。
【0032】さらに、本実施の形態では、通常のカード
の挿入時にシャッタセンサ60の出力からカードの挿入
を検知し、イジェクト後のカードを再挿入する際には比
較器200の出力からカードの挿入を検知してローディ
ング動作を行わせているが、全てのカードの挿入を比較
器200の出力から検知するように構成しても良い。こ
の場合、シャッタセンサ60は必要なくなり、さらに装
置構成を簡素化できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】情報記録媒体を装置内へ挿入する際または
装置内から排出する際に情報記録媒体に与えられる駆動
力を利用して、情報記録媒体の挿入や排出を検出するの
で、簡単な構成で装置への情報記録媒体の挿入や排出を
確実に検出できる。
【0035】また、装置への挿入排出時に情報記録媒体
に与えられる駆動力によりモータなどの電磁駆動手段に
発生する起電力を検出するよう構成すれば、新たなセン
サ等を必要とせず、特に簡単な構成で情報記録媒体の挿
入や排出を検知できる。
【0036】また、情報記録媒体を装置内へ挿入する際
に情報記録媒体に与えられる駆動力を検出するよう構成
すれば、情報記録媒体の装置内への挿入を確実に検知す
ることができる。
【0037】また、情報記録媒体を装置内から排出する
際に情報記録媒体に与えられる駆動力を検出するよう構
成すれば、情報記録媒体の装置内からの排出を確実に検
知することができる。
【0038】また、情報記録媒体に与えられる駆動力の
電磁駆動手段への伝達を所定量スポイルするよう構成す
れば、情報記録媒体を装置内へ挿入する際に情報記録媒
体に与えられる駆動力を検出するよう構成したり、情報
記録媒体を装置内から排出する際に情報記録媒体に与え
られる駆動力を検出するよう構成することができ、装置
への情報記録媒体の挿入や排出を確実に検出できる。
【0039】また、電磁駆動手段の駆動力を情報記録媒
体へ伝達及び情報記録媒体の移動による駆動力を前記電
磁駆動手段へ伝達するためのシャフト及びギヤにおい
て、ギヤをシャフトに回動自在に設け、相対的な1周以
内の回転により係合して互いに駆動力を伝達可能となる
ようにシャフト及びギヤに係合部をそれぞれ設ければ、
駆動力の伝達をスポイルすることが可能となる。
【0040】また、装置からイジェクトされたカードを
そのまま引きぬく際には、ユーザによる駆動力の電磁駆
動手段への伝達をスポイルし、そのまま再度挿入する際
にはユーザによる駆動力を電磁駆動手段へ伝達するよう
に構成すれば、確実にカードの再挿入を検知することが
できる。
【0041】また、装置外から装置内へ情報記録媒体を
挿入する場合は、シャッタセンサの出力から電磁駆動手
段を制御し、装置から排出中の情報記録媒体をそのまま
再挿入する場合は、検出手段の出力から電磁駆動手段を
制御するよう構成すれば、新たなセンサを設けることな
く、情報記録媒体の再挿入を確実に検知できる
【図面の簡単な説明】
【図1】ローディングユニットの斜視図である。
【図2】搬送ローラユニットの構成を示す図である。
【図3】ローディング動作を説明するための情報記録再
生装置の透視側面図である。
【図4】ローディング動作を説明するための情報記録再
生装置の透視側面図である。
【図5】ローディング動作を説明するための情報記録再
生装置の透視側面図である。
【図6】イジェクト動作を説明するための情報記録再生
装置の透明斜視図である。
【図7】イジェクト動作を説明するための情報記録再生
装置の透明斜視図である。
【図8】イジェクト動作を説明するための情報記録再生
装置の透明斜視図である。
【図9】イジェクト後にカードを再挿入する動作を説明
するための情報記録再生装置の透明斜視図である。
【図10】イジェクト後にカードを引き抜く動作を説明
するための情報記録再生装置の透明斜視図である。
【図11】(a)はモータの端子に発生する逆起電力示
す図、(b)は比較器の出力信号を示す図である。
【図12】比較器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 挿入排出口 5 カード 6 シャトル 11 ゴムローラ 13 Gギヤ 20 従動ローラシャフト 21 従動ローラ 30 中継ギヤ 40 モータ 41 出力軸 42 ギヤ 50 シャッタ 60 シャッタセンサ 100 ローディングユニット 110 搬送ローラユニット 200 比較器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体を装置内へ挿入及び装置内か
    ら排出するための駆動力を生成する電磁駆動手段と、 該電磁駆動手段の駆動力を情報記録媒体へ伝達して情報
    記録媒体の搬送を行うと共に、情報記録媒体の移動によ
    る駆動力を前記電磁駆動手段に伝達可能に構成した駆動
    力伝達手段と、 前記駆動力伝達手段により前記電磁駆動手段に伝達され
    る、情報記録媒体の移動による駆動力を検出する検出手
    段とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は、前記電磁駆動手段から発
    生する起電力を検出する検出手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記情報記録媒体の移動による駆動力は、
    ユーザが情報記録媒体に与える駆動力であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記駆動力伝達手段は、情報記録媒体を装
    置内へ挿入する際に情報記録媒体に与えられる駆動力を
    前記検出手段が検出するよう駆動力を伝達することを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の情
    報記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記駆動力伝達手段は、情報記録媒体を装
    置内から排出する際に情報記録媒体に与えられる駆動力
    を前記検出手段が検出するよう駆動力を伝達することを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の
    情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記駆動力伝達手段は、駆動力の伝達を所
    定量スポイルするスポイル手段を有することを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれか1項記載の情報記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】前記スポイル手段は、シャフトと、該シャ
    フトに回動自在に設けられたギヤと、その両者の相対的
    な1周以内の回転により係合して互いに駆動力を伝達可
    能にする、前記シャフト及び前記ギヤにそれぞれ設けら
    れた係合部からなることを特徴とする請求項6記載の情
    報記録再生装置。
  8. 【請求項8】前記係合部は、前記シャフト及び前記ギヤ
    のそれぞれ1箇所のみに設けられていることを特徴とす
    る請求項7記載の情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】前記スポイル手段は、情報記録媒体の搬送
    方向は一定で、情報記録媒体搬送のための駆動力が、前
    記電磁駆動手段による駆動力からユーザによる駆動力に
    切り替わる際に、駆動力の伝達を所定量スポイルするこ
    とを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項記
    載の情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】前記情報記録媒体はカード状記録媒体で
    あることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか
    1項記載の情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】挿入排出口から挿入される情報記録媒体
    に対して情報の記録及び/又は再生を行う情報記録再生
    装置において、 前記挿入排出口に設けられたシャッタと、 前記シャッタ近傍に設けて前記シャッタが開いたことを
    検出するシャッタセンサと、 情報記録媒体を装置内へ挿入及び装置内から排出するた
    めの駆動力を生成する電磁駆動手段と、 該電磁駆動手段の駆動力を情報記録媒体へ伝達して情報
    記録媒体の搬送を行うと共に、情報記録媒体の移動によ
    る駆動力を前記電磁駆動手段に伝達可能に構成した駆動
    力伝達手段と、 前記駆動力伝達手段を介して伝達される情報記録媒体の
    移動による駆動力よって、前記電磁駆動手段に発生する
    起電力を検出する検出手段と、 装置外から装置内へ情報記録媒体を挿入する場合は、前
    記シャッタセンサの出力から前記電磁駆動手段を制御
    し、装置内に一部が保持された状態の情報記録媒体をそ
    のまま再挿入する場合は、前記検出手段の出力から前記
    電磁駆動手段を制御する制御手段とを備えたとを特徴と
    する情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】前記駆動力伝達手段は、駆動力の伝達を
    所定量スポイルするスポイル手段を有することを特徴と
    する請求項11記載の情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】前記スポイル手段は、シャフトと、該シ
    ャフトに回動自在に設けられたギヤと、その両者の相対
    的な1周以内の回転により係合して互いに駆動力を伝達
    可能にする、前記シャフト及び前記ギヤにそれぞれ設け
    られた係合部からなることを特徴とする請求項12記載
    の情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】前記スポイル手段は、情報記録媒体の搬
    送方向は一定で、情報記録媒体搬送のための駆動力が、
    前記電磁駆動手段による駆動力からユーザによる駆動力
    に切り替わる際に、駆動力の伝達を所定量スポイルする
    ことを特徴とする請求項12又は請求項13記載の情報
    記録再生装置。
JP33134297A 1997-12-02 1997-12-02 情報記録再生装置 Withdrawn JPH11167608A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020067892A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 三菱重工機械システム株式会社 カード処理装置、料金収受機、カード処理方法、プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020067892A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 三菱重工機械システム株式会社 カード処理装置、料金収受機、カード処理方法、プログラム

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