JP2020067892A - カード処理装置、料金収受機、カード処理方法、プログラム - Google Patents

カード処理装置、料金収受機、カード処理方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カードが挿入されている間にカード処理装置内部の記憶部に記録した処理対象データに不正にアクセスされて読み出されることを防止するカード処理装置を提供する。【解決手段】挿入されたカードの記憶部に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録する。カードのカード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理をカードの記憶部に対して行う。カードの排出前に記録された処理対象データを消去する。一方、挿入されたカードの強制排出の動作を検知し、カードを強制排出する。この時、強制排出の動作が検知された場合に、カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去する。【選択図】図1

Description

本発明は、カード処理装置、料金収受機、カード処理方法、プログラムに関する。
通常、有料道路の料金所内には、ICカード(クレジットカード等)による支払いに対応するため、カード処理装置(ICカードリーダ;ICCR)が設置されている。ICカードリーダは、挿入口から挿入されたICカードを内部に引き込んで搬送するための搬送機構を有している。
上述のようなカード処理装置は挿入されたカードの記憶部に記録されているデータのうち必要な処理対象データを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録する処理を行っている。このようなカード処理装置の技術として、磁気カードリーダライタが情報読み取り時の場合に磁気カードを本体内部に取り込むと、その磁気カードから情報を読み取り、読み取った情報をRAMに記憶するものがある(特許文献1参照)。特許文献1の技術では、外部装置と通信を行ってRAMに記憶した読み取り情報を送信した後、外部装置との通信が完了すると、RAMから読み取り情報の消去を開始し、その後、磁気カードを本体内部から排出することが記載されている。
このようにすることで特許文献1の技術は、磁気カードの排出時や排出後、つまり磁気カードの返却時や返却後に、読み取り情報がRAMから消去中であるか、あるいは消去されているので、RAMに記憶した読み取り情報が第三者に漏洩するのを防止することができる。
特開2004−280308号公報
ところで上述のようなカード処理装置は、カードが挿入されている間にカード処理装置内部の記憶部に記録した処理対象データに不正にアクセスされて読み出される可能性が考えられる。
そこでこの発明は、上述の課題を解決するカード処理装置、料金収受機、カード処理方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、カード処理装置(1)は、挿入されたカードの記憶部(T2)に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部(11)に記録する記録処理部(104)と、前記カードの前記カード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理を前記カードの記憶部に対して行う読み込み処理部(102、103)と、前記カードの排出前に前記記録された前記処理対象データを消去する消去処理部(105)と、挿入された前記カードを強制排出する強制排出部(107)と、前記強制排出部による前記強制排出の動作を検知する強制排出検知部(106)と、を備え、前記消去処理部(105)は、前記強制排出の動作が検知された場合に、前記カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去することを特徴とする。
このようにすることで、カードが挿入されている間にカード処理装置内部の記憶部に記録した処理対象データに不正にアクセスされて読み出されることを防止することができる。
上述のカード処理装置によれば、前記強制排出検知部は、前記カードを搬送するモータ(M)の起電力に基づいて前記カードの強制排出の動作を検知してよい。
このようにすることで、内部に搬送されたカードの不正な取り出しを検知し、その検知に基づいて処理対象データを消去することができる。
上述のカード処理装置によれば、前記強制排出検知部は、前記カードを搬送するモータの起電力が、当該モータの制御されるタイミングではないタイミングにおいて所定の電圧でない場合に、前記カードの強制排出の動作を検知してよい。
このようにすることで、内部に搬送されたカードの不正な取り出しを検知し、その検知に基づいて処理対象データを消去することができる。
上述のカード処理装置によれば、前記強制排出検知部は、前記カードを搬送するモータの回転に基づいて前記カードの強制排出の動作を検知してよい。
このようにすることで、内部に搬送されたカードの不正な取り出しを検知し、その検知に基づいて処理対象データを消去することができる。
本発明の第2の態様によれば、料金収受機は、上記のカード処理装置を備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、カード処理方法は、データ読み書き装置の記録処理部が、挿入されたカードの記憶部に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録し、データ読み書き装置の読み込み処理部が、前記カードの前記カード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理を前記カードの記憶部に対して行い、データ読み書き装置の消去処理部が、前記カードの排出前に前記記録された前記処理対象データを消去し、データ読み書き装置の強制排出部が、挿入された前記カードを強制排出し、データ読み書き装置の強制排出検知部が、前記強制排出部による前記強制排出の動作を検知し、前記消去処理部は、前記強制排出の動作が検知された場合に、前記カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去することを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、プログラムは、カード処理装置のコンピュータを、挿入されたカードの記憶部に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録する記録処理手段、前記カードの前記カード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理を前記カードの記憶部に対して行う読み込み処理手段、前記カードの排出前に前記記録された前記処理対象データを消去する消去処理手段、挿入された前記カードを強制排出する強制排出手段、前記強制排出手段による前記強制排出の動作を検知する強制排出検知手段、として機能させ、前記消去処理手段は、前記強制排出の動作が検知された場合に、前記カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去することを特徴とする。
本発明によれば、カードが挿入されている間にカード処理装置内部の記憶部に記録した処理対象データに不正にアクセスされて読み出されることを防止することができる。
本実施形態に係る料金収受機の全体構成を示す図である。 本実施形態に係るカード処理装置の構造を示す図である。 本実施形態に係る制御部の機能構成を示す図である。 本実施形態に係る強制排出検知機構の第一の例を示す図である。 本実施形態に係る強制排出検知機構の第二の例を示す図である。 本実施形態に係る処理対象データのデータ例を示す図である。 本実施形態に係るカードTの搬送例を示す図である。 本実施形態に係る制御部の処理フローを示す第一の図である。 本実施形態に係る制御部の処理フローを示す第二の図である。
以下、本実施形態に係るカード処理装置について、図1〜図9を参照しながら説明する。
(料金収受機の全体構成)
図1は、本実施形態に係る料金収受機の全体構成を示す図である。
本実施形態に係る料金収受機1Aは、有料道路(高速道路)の料金所に設置されている。具体的には、図1に示すように、料金収受機1Aは、料金所における車線Lの路側(アイランド)に設置される。車線Lを走行する車両の運転者(有料道路の利用者)は、この料金収受機1Aとの間で料金収受処理を行う。料金収受機1Aは外部装置2と通信ネットワークを介して接続される。
図1に示すように、料金収受機1Aは、ICカード(クレジットカード等)による支払いを可能とするため、カード処理装置1を内蔵している。カード処理装置1は、料金収受処理に際し、利用者が有するICカードに記録された情報の読み出し及び書き込みを行う、いわゆるリーダライタ装置である。料金収受機1Aは、カード処理装置1を通じて読み出されたICカードに対し、利用日時、走行履歴、収受金額等を含む利用明細情報を記録する。
なお、料金収受機1Aは、有料道路の本線上に設けられた通常の料金所だけでなく、例えば、サービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設けられた料金所(いわゆるスマートインターチェンジ)に設置されていてもよい。
また、他の実施形態においては、料金収受機1Aは利用者が直接操作するタイプの料金収受機(料金自動収受機)ではなく、有人ブースに待機する収受員によって操作されるタイプの料金収受機であってもよい。
料金収受機1Aは、カード処理装置1から読み出した処理対象データを外部装置2へ送信する。外部装置2は処理対象データを用いて各種処理を行うコンピュータである。
(カード処理装置の構造)
図2は、本実施形態に係るカード処理装置の構造を示す図である。
図2に示すように、カード処理装置1は、制御部10と、記録媒体11と、搬送機構120と、磁気ヘッド121と、ICコンタクト122と、を備えている。
制御部10は、カード処理装置1全体の動作を司るプロセッサであり、例えば、予め読み込まれたプログラムに従って動作することで後述する種々の機能を発揮する。
記録媒体11は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等であって、カード処理装置1に内蔵された記憶デバイスである。
搬送機構120は、挿入口Iから挿入されたカードTを内部に引き込んで、各種処理を可能な位置に搬送する駆動機構である。搬送機構120は、各種処理を完了したカード型媒体を挿入口Iまで戻す搬送も行う。搬送機構120の構造については後述する。
磁気ヘッド121は、カードTに付されている磁気ストライプT1から磁気データを読み取るための機構である。磁気ヘッド121は、カードTが搬送機構120によって搬送されている間に、磁気ストライプT1から磁気データを読み取る。
ICコンタクト122は、カードTに搭載されているICチップT2と電気的接点をとるデバイスである。カードTが搬送機構120によって適切な位置に搬送されることでICコンタクト122の位置とICチップT2の位置とが整合し、電気的接点が形成される。
なお、以下の説明において、カードTは、ICカードのみに限定されない。本実施形態においては、カードTは、カード処理装置1の搬送機構120が搬送可能な規格サイズ(例えば、縦54mm、横85mm、厚さ0.76mm)程度に形成されたカードであれば、如何なる態様のものが含まれる。即ち、カードTには、その種類によっては磁気ストライプT1、ICチップT2の一方又はその両方を具備しないものも含まれる。
次に、搬送機構120の構造について説明する。
搬送機構120は、挿入口Iから挿入されたカードTを料金収受機1Aの内部側(図2の+X方向)に引き込むように搬送動作を行う。なお、以下の説明において、搬送機構120が形成するカードTの搬送経路のうち、挿入口Iに近い側を「上流側」とも表記し、挿入口Iから離れている側(ICコンタクト122に近い側)を「下流側」とも表記する。
図2に示すように、搬送機構120は、DCモータMと、プーリPと、3個の搬送ローラR1、R2、R3と、押さえローラRpと、平ベルトである2個の搬送ベルトB1、B2と、を有して成る。
DCモータMは、制御部10からの指令信号に基づいて回転動作する。DCモータMの動力は、プーリPを通じて搬送ローラR3に伝達される。
3個の搬送ローラR1、R2、R3は、挿入口IからカードTの搬送方向(±X方向)に沿って配置されている。各搬送ローラR1、R2、R3は、2個の搬送ベルトB1、B2によって連結されている。
搬送ベルトB1は、搬送ローラR1と搬送ローラR2とを連結するゴム製の平ベルトであり、搬送ベルトB2は、搬送ローラR2と搬送ローラR3とを連結するゴム製の平ベルトである。上述のDCモータMによって搬送ローラR3が回転すると、その動力が搬送ベルトB2及び搬送ベルトB1を通じて搬送ローラR2、R1を回転させる。
挿入口Iから挿入されたカードTは、各搬送ローラR1、R2、R3を連結しながら回転移動する平ベルト(搬送ベルトB1、B2)の面との摩擦を通じて搬送される。
また、図2の下段に示すように、搬送ローラR1、搬送ローラR2の上側(+Z方向側)には押さえローラRpが設けられている。押さえローラRpは、搬送ベルトB1、B2上を移動するカードTを、搬送ローラR1、搬送ローラR2との間で厚さ方向(±Z方向)に挟み込みながら回転する。これにより、カードTのカード面が歪んでいたり反っていたりする場合であっても、当該歪み、反りを矯正しながら搬送することができる。
搬送機構120は、更に、カードTの搬送経路上の異なる地点に配置された4個の検知センサS1、S2、S3、S4を有している。
各検知センサS1〜S4は、各々の場所にカードTが存在しているか否かを検知可能とする。例えば、検知センサS1〜S4は、高さ方向(±Z方向)に並べられた投光素子と受光素子との対からなり、この投光素子と受光素子との間にカードTが存在する場合、投光素子から投光される検知光が受光素子に到達しなくなる。したがって、その検知センサ(S1〜S4)が配されている地点にカードTが存在することを把握できる。なお、検知センサS1〜S4の具体的な態様は上記に限定されない。
検知センサS1は、搬送経路のうち最も上流側(−X方向側)に配置される。検知センサS1は、挿入口IにカードTが挿入されたか否かを検知するためのセンサである。即ち、制御部10は、利用者によって挿入口IにカードTが差し込まれ、検知センサS1がカードTの存在を検知したことを契機としてDCモータMを回転駆動させる。DCモータMが回転駆動すると、搬送ベルトB1との摩擦によってカードTが内部(+X方向)に引き込まれる。
検知センサS2は、検知センサS1の下流側に配置される。また、検知センサS3は、検知センサS2の更に下流側に配置される。検知センサS2及び検知センサS3は、主に、搬送機構120の搬送動作に異常がないか否かを検知するために設けられている。例えば、搬送機構120によるカードTの搬送中に“カード詰まり”などが発生することが想定される。このような不具合を想定して、制御部10は、検知センサS2でカードTが検知されてから一定時間内に検知センサS3でカードTが検知されなかった場合、“カード詰まり”が発生したものみなし、係員等に向けて異常の通報を行う。
検知センサS4は、最も下流側(+X方向側)に配置される。検知センサS4は、検知センサS3の検知信号との組み合わせで、カードTが目的の位置(即ち、ICコンタクト122とICチップT2との間で電気的接点を得ることができる位置)に到達したか否かを判断するために設けられている。具体的には、制御部10は、検知センサS3、S4の両方が「オン」の状態(カードTを検知している状態)から、検知センサS3のみが「オフ」の状態(カードTを検知していない状態)に遷移した場合に、カードTが目的の位置に到達したものと判断する。
(制御部の機能構成)
図3は、本実施形態に係る制御部の機能構成を示す図である。
図3に示すように、制御部10は、センサ情報取得部100、モータ制御部101、磁気データ取得部102、ICチップ処理部103、記録処理部104、消去処理部105、強制排出検知部106、強制排出部107、監視部108、外部装置連携部109としての機能を発揮する。
センサ情報取得部100は、検知センサS1〜S4(図2参照)の各々から検知信号を受け付けて、当該検知信号が示す情報(「オン」又は「オフ」)を判定する。
モータ制御部101は、DCモータMの動作を制御する。例えば、センサ情報取得部100が検知センサS1から「オン」の検知信号を受け付けた場合、モータ制御部101は、DCモータMを正転させる制御を行う。これにより、挿入口Iに差し込まれたカードTが内部に引き込まれる。また、ICチップ処理部103(後述)がカードTに対する一連の読み出し処理及び書き込み処理を完了した場合、モータ制御部101は、DCモータMを逆転させる制御を行う。これにより、ICチップ処理部103による一連の読み出し、書込み処理が完了したカードTが挿入口Iに戻される。
磁気データ取得部102は、磁気ヘッド121(読み込み処理部)を通じてカードTに付された磁気ストライプT1に記録されている磁気データを読み出して取得する。
ICチップ処理部103(読み込み処理部)は、ICコンタクト122を通じてカードTに付されたICチップT2に対する読み出し、書き込み処理を行う。ICチップ処理部103は、更に、ICコンタクト122を通じて通電を試み、その結果に基づいて、カードTにICチップT2が搭載されているか否かを判定する処理も行う。
磁気ヘッド121やICチップ処理部103は、カードTのカード処理装置1内部への搬送完了後に、読み込み処理をカードTの磁気ストライプT1やICチップT2(記憶部)に対して行う読み込み処理部の一例である。
記録処理部104は、挿入されたカードの磁気ストライプT1やICチップT2(記憶部)に記録されているデータを読み取ってカード処理装置1内部の記録媒体11に記録する処理を行う。
消去処理部105は、カードTの排出前に記録媒体11に記録された処理対象データを消去する処理を行う。なお消去処理部105は、強制排出の動作が検知された場合に、カード処理装置内部の記録媒体11に記録された処理対象データを消去する。強制排出の動作とは、カードに対する取り出し行為等の強制移動の検知、モータが回されて誘導起電力が発生したことの検知、モータの軸に回転計を取り付けて回転数が異常値であった場合の検知や、手が挿入されてカバーが開いたなどの外部機器による異常検知、上位装置からの排出指令などを含む排出動作の検知などの、通常の排出動作とは異なる不正なカードの排出動作やその予兆を示す。手が挿入されてカバーが開いたなどの外部機器による異常検知は不正なカードの排出動作の予兆を示す。
強制排出検知部106は、カードTの強制排出の動作を検知する。
強制排出部107は、挿入されたカードTを強制排出する。
監視部108はモータを監視する。
外部装置連携部109は、外部装置2との間で処理対象データや各種命令の送受信を行う。
図4は強制排出検知機構の第一の例を示す図である。
図4で示すようにカード処理装置1の制御部10に備わる監視部108が電圧監視部1081である場合の例を示している。モータMはモータ制御部101の制御により制御される。電圧監視部1081はモータ制御部101がモータMを制御するタイミングと、モータMに結線する電力線の電圧を監視する。電圧監視部1081はモータMが制御されるタイミングでないタイミングにおいてモータMに繋がる電力線の電圧が所定の電圧でない場合にはカードTの不正な取り出しであることを示す不正検知信号を強制排出検知部106へ出力する。一例としては、カードTの不正な取り出しによりモータMが回転すると、これにより起電力が発生する。電圧監視部1081はモータMが制御されるタイミングでないタイミングにおいてモータMに繋がる電力線の電圧が所定値とは異なる起電力による電圧を検出すると不正検知信号を強制排出検知部106へ出力する。これにより強制排出検知部106は強制排出の動作を検知する。
図5は強制排出検知機構の第二の例を示す図である。
図5で示すようにカード処理装置1の制御部10に備わる監視部108が回転監視部1082である場合の例を示している。この場合、モータMにロータリエンコーダ110が接続される。ロータリエンコーダ110はモータMの回転による信号を出力する。回転監視部1082はモータMが制御されるタイミングでないタイミングにおいてロータリエンコーダ110から信号を受信すると不正検知信号を強制排出検知部106へ出力する。一例としては、カードTの不正な取り出しによりモータMが回転すると、これによりロータリエンコーダ110が信号を出力する。回転監視部1082はモータMが制御されるタイミングでないタイミングにおいてロータリエンコーダ110からの信号を検出すると不正検知信号を強制排出検知部106へ出力する。強制排出検知部106はこのように強制排出の動作を検知してもよい。
(処理対象データの例)
図6は、処理対象データのデータ例を示す図である。
挿入口IからカードTが挿入され、カードTが内部へ搬送されると、磁気データ取得部102は取得した磁気データ(磁気ストライプT1に記録された磁気データ)を、またICチップ処理部103は読み取ったICチップT2に記録されている記録データを、記録処理部104へ出力する。記録処理部104はこれらのデータを処理対象データDとして記録媒体11へ記録する。
図7は、本実施形態によるカードTの搬送例を示す図である。
図7(a)、(b)は共に、搬送機構120がカードTを下流側(+X方向側)に搬送している状態を示している。
図7(a)は、検知センサS2がオン状態(カードTを検知している状態)からオフ状態(カードTを検知していない状態)に遷移した直後の状態を示している。また、図7(b)は、検知センサS3がオン状態(カードTを検知している状態)からオフ状態(カードTを検知していない状態)に遷移した直後の状態を示している。検知センサS3がオフ状態となり、検知センサS4がオン状態の際、カード処理装置1はカードTが目的の位置(即ち、ICコンタクト122とICチップT2との間で電気的接点を得ることができる位置)に到達したと判定することができる。
(制御部の第一の処理)
図8は本実施形態に係る制御部の処理フローを示す第一の図である。
図8に示す処理フローは、挿入口I(図2)にカードTが挿入された時点から開始される。
制御部10のセンサ情報取得部100が検知センサS1(図2)によってカードTの挿入が検知されると、センサ情報取得部100は、検知センサS1,S2から出力される検知信号を取得する(ステップS100)。外部装置連携部109はS1,S2からカードTの検知信号を取得すると外部装置2にS1,S2からの検知信号を送信する(ステップS101)。外部装置2はS1,S2における検知信号を受信すると引き込み指令をカード処理装置1へ送信する。制御部10のモータ制御部101は、引き込み指令を受信する(ステップS102)。するとモータ制御部101は、DCモータM(図2)を制御して搬送機構120によるカードTの搬送を開始する(ステップS103)。
磁気データ取得部102は、搬送機構120がカードTを搬送している間に、磁気ヘッド121を通じて磁気データの読取処理を行う(ステップS104)。記録処理部104は読み取った磁気データを処理対象データDとして記録媒体11に記録する(ステップS105)。モータ制御部101の制御によりカードTはさらにカード処理装置1の内部(+X方向)に引き込まれる。そしてセンサ情報取得部100は、検知センサS3、その後検知センサS4から出力される検知信号を順次取得する。
制御部10は検知センサS3からの検知信号の取得後、検知センサS4からの検知信号を取得する(ステップS106)。外部装置連携部109は検知センサS3,S4の検知信号を継続して外部装置2へ送信する(ステップS107)。外部装置2は検知センサS3,S4の検知信号の取得後、継続してそれら検知信号を取得し、さらに検知センサS3からの検知信号の取得が無くなり、検知センサS4からの検知信号のみが取得できるような状態において、カードTが目的の位置(即ち、ICコンタクト122とICチップT2との間で電気的接点を得ることができる位置)に到達したと判定する。すると外部装置2はカード処理装置1に対して目的位置到達信号を送信する。
制御部10のICチップ処理部103は外部装置連携部109を介して目的位置到達信号を受信する(ステップS108)。するとICチップ処理部103はICコンタクト122を介してカードTに搭載されているICチップT2から処理対象データを読み取る。ICチップ処理部103は処理対象データを記録処理部104へ出力する。記録処理部104はICチップT2から読み取った処理対象データDを記録媒体11に記録する(ステップS109)。
外部装置連携部109は磁気ヘッド121を通じて読み取った処理対象データDと、ICチップT2から読み取った処理対象データDとを外部装置2へ送信する(ステップS110)。外部装置2は処理対象データDを受信する。外部装置2は処理対象データDを用いた処理を行う。外部装置2による処理対象データDを用いた処理とは、例えば課金処理などである。外部装置2は処理対象データDを用いた処理が完了するとカードTの排出命令をカード処理装置1へ送信する。
カード処理装置1の消去処理部105は、排出命令を、外部装置連携部109を介して取得する(ステップS111)。消去処理部105は記録媒体11に処理対象データDが残らないよう、当該記録媒体11に記録されている処理対象データDを消去する(ステップS112)。これによりカードTの排出後に処理対象データDに不正にアクセスすることが防止できる。モータ制御部101は所為対象データDの消去が完了すると、モータ制御部101は排出命令に基づいてカードTが上流側(−X方向側)に搬送されるようモータMを制御する(ステップS113)。
(制御部の第二の処理)
図9は本実施形態に係る制御部の処理フローを示す第二の図である。
上述の第一の処理フローと並行して制御部10は第二の処理フローで示す処理を行う。
制御部10の強制排出検知部106は繰り返し強制排出の検知を行う。具体的には、図4、図5で示したように、強制排出検知部106は監視部108(電圧監視部1081または回転監視部1082)から不正検知信号を受信したかを判定する。強制排出検知部106は不正検知信号を受信した場合には強制排出の動作を検知したと判定する(ステップS201)。カード処理装置1は電圧監視部1081や回転監視部1082以外の構成を備えて強制排出の検知を行ってもよい。例えば、カード処理装置1がカードTの挿入口Iに、カードTに外部から触れることが出来ないよう隔離するシャッターを設ける。カード処理装置1はカードTが内部(+X方向)に引き込まれている際に、シャッターの開を検知するスイッチ機構がシャッターの開に基づいて開信号を出力するものとする。このような場合に強制排出検知部106はが開信号を受信し、この開信号に基づいて強制排出の検知を行うようにしてもよい。
強制排出検知部106は強制排出の動作を検知すると消去処理部105に処理対象データDの消去を指示する。消去処理部105は記録媒体11に処理対象データDが残らないよう、当該記録媒体11に記録されている処理対象データDを消去する(ステップS202)。これによりカードTの強制排出などの不正が検知された場合に、処理対象データDに不正にアクセスすることが防止できる。
また強制排出検知部106は強制排出部107に強制排出の検知信号を出力する。強制排出部107はモータ制御部101に排出指示を行う。するとモータ制御部101はカードTが上流側(−X方向側)に搬送されるようモータMを制御する(ステップS203)。
(作用、効果)
以上の処理により記録媒体11への不正なアクセスが試みられる動作を検知した場合には記録媒体11に記録されている処理対象データを消去することで、処理対象データDに不正にアクセスすることが防止できる。
なお、上述の各実施形態においては、上述した制御部10の各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。更に、制御部10は、それぞれ、1台のコンピュータで構成されていても良いし、通信可能に接続された複数のコンピュータで構成されていてもよい。
以上のとおり、本発明に係るいくつかの実施形態を説明したが、これら全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A 料金収受機
1 カード処理装置
2 外部装置
10 制御部
100 センサ情報取得部
101 モータ制御部
102 磁気データ取得部
103 ICチップ処理部
104 記録処理部
105 消去処理部
106 強制排出検知部
107 強制排出部
108 監視部
109 外部装置連携部
110 ロータリエンコーダ
I 挿入口
M DCモータ
R1、R2、R3 搬送ローラ
Rp 押さえローラ
B1、B2 搬送ベルト
P プーリ
S1、S2、S3、S4 検知センサ
T カード
T1 磁気ストライプ
T2 ICチップ

Claims (7)

  1. 挿入されたカードの記憶部に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録する記録処理部と、
    前記カードの前記カード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理を前記カードの記憶部に対して行う読み込み処理部と、
    前記カードの排出前に前記記録された前記処理対象データを消去する消去処理部と、
    挿入された前記カードを強制排出する強制排出部と、
    前記強制排出部による前記強制排出の動作を検知する強制排出検知部と、
    を備え、
    前記消去処理部は、前記強制排出の動作が検知された場合に、前記カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去する
    カード処理装置。
  2. 前記強制排出検知部は、前記カードを搬送するモータの起電力に基づいて前記カードの強制排出の動作を検知する
    請求項1に記載のカード処理装置。
  3. 前記強制排出検知部は、前記カードを搬送するモータの起電力が、当該モータの制御されるタイミングではないタイミングにおいて所定の電圧でない場合に、前記カードの強制排出の動作を検知する
    請求項2に記載のカード処理装置。
  4. 前記強制排出検知部は、前記カードを搬送するモータの回転に基づいて前記カードの強制排出の動作を検知する
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のカード処理装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載のカード処理装置を備える料金収受機。
  6. カード処理装置の記録処理部が、挿入されたカードの記憶部に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録し、
    前記カード処理装置の読み込み処理部が、前記カードの前記カード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理を前記カードの記憶部に対して行い、
    前記カード処理装置の消去処理部が、前記カードの排出前に前記記録された前記処理対象データを消去し、
    前記カード処理装置の強制排出部が、挿入された前記カードを強制排出し、
    前記カード処理装置の強制排出検知部が、前記強制排出部による前記強制排出の動作を検知し、
    前記消去処理部は、前記強制排出の動作が検知された場合に、前記カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去する
    カード処理方法。
  7. カード処理装置のコンピュータを、
    挿入されたカードの記憶部に記録されているデータを読み取ってカード処理装置内部の記憶部に記録する記録処理手段、
    前記カードの前記カード処理装置内部への搬送完了後に、読み込み処理を前記カードの記憶部に対して行う読み込み処理手段、
    前記カードの排出前に前記記録された前記処理対象データを消去する消去処理手段、
    挿入された前記カードを強制排出する強制排出手段、
    前記強制排出手段による前記強制排出の動作を検知する強制排出検知手段、として機能させ、
    前記消去処理手段は、前記強制排出の動作が検知された場合に、前記カード処理装置内部の記憶部に記録された処理対象データを消去する
    プログラム。
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