JP2020154549A - 媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020154549A
JP2020154549A JP2019051154A JP2019051154A JP2020154549A JP 2020154549 A JP2020154549 A JP 2020154549A JP 2019051154 A JP2019051154 A JP 2019051154A JP 2019051154 A JP2019051154 A JP 2019051154A JP 2020154549 A JP2020154549 A JP 2020154549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
processing unit
card
contact portion
chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019051154A
Other languages
English (en)
Inventor
山本 哲也
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
敦志 飯田
Atsushi Iida
敦志 飯田
貴 古賀
Takashi Koga
貴 古賀
弘康 梅林
Hiroyasu Umebayashi
弘康 梅林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Priority to JP2019051154A priority Critical patent/JP2020154549A/ja
Publication of JP2020154549A publication Critical patent/JP2020154549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

【課題】ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】媒体処理ユニットは、ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、挿入される媒体の種類を判別する判別部と、ICチップに接触可能なコンタクト部と、コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、挿入部から第一処理部に向かう搬送方向に媒体を搬送する搬送機構と、を備える。媒体処理ユニットは、判別された種類に応じて、コンタクト部を上下方向に移動させる。【選択図】図7

Description

本発明は、媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
近年、ICチップを有するカード(クレジットカード等)といったカードによる支払いに対応するため、カード処理装置(ICカードリーダ;ICCR)を、例えば有料道路の料金所内に設置することが知られている。
他方、支払いに際して、カード以外の媒体を処理することも知られている。
例えば、特許文献1には、搬送される通行券を処理する通行券処理装置を備える有料道路の料金収受機が開示されている。
特開2003−256885号公報
特許文献1のような料金収受機にカード処理装置が設けられる場合、カードの挿入部と通行券の挿入部とが別々に設けられることがある。このため、カードの取り扱いの利便性が低下することがある。
この発明は、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
第一の態様は、ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部(10)と、挿入される前記媒体の種類を判別する判別部(72)と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部(211)と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構(25)と、を備える第一処理部(20)と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構(80)と、を備え、判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させる媒体処理ユニット(2)である。
本態様によれば、媒体処理ユニットは、カードのICチップに接触可能なコンタクト部の上下方向の移動を、挿入された媒体の種類に関連させる。
このため、媒体処理ユニットは、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、コンタクト部を接触させる必要のある媒体にのみコンタクト部を接触させることができる。
例えば、媒体処理ユニットは、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、ICチップを有するカードにのみコンタクト部を接触させることができる。
その結果、媒体処理ユニットにおいて、異なる処理を行う媒体の搬送路を共通にでき、ICチップを有するカードの挿入部を、ICチップを有するカード以外の媒体と共用することができる。
したがって、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい。
例えば、媒体処理ユニットにおいて、複数種類の媒体Tの挿入口を一つにすることも可能であり、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい。
第二の態様は、前記媒体の外形を検知する外形検知部(40)をさらに備え、前記判別部が、検知した前記外形に基づき前記種類を判別する第一の態様の媒体処理ユニットである。
本態様によれば、挿入された媒体の外形の違いによって、媒体の種類を判別することができる。このため、カードと、カードと外形の異なる媒体、例えば通行券と、を判別し、外形に応じた処理をすることができる。
第三の態様は、前記媒体が通行券を含み、前記搬送機構により前記第一処理部を通過して搬送された前記通行券を処理する第二処理部(50)をさらに備える第一又は第二の態様の媒体処理ユニットである。
本態様によれば、カードに加えて、第一処理部を通過させて通行券を処理することができる。
このため、媒体処理ユニットにおいて、カードの挿入部を、通行券と共用することができる。
したがって、ICチップを有するカードと通行券との取り扱いの利便性が低下しにくい。
第四の態様は、前記コンタクト部が、前記カードの前記搬送方向の下流側の先端に当たる突起部(212)を備える第1から第3のいずれかの態様の媒体処理ユニットである。
本態様によれば、コンタクト部の移動にあわせて突起部がカードの先端に当たる。例えば、コンタクト部の下降にあわせて突起部がカードの先端に当たる。
このため、媒体処理ユニットは、コンタクト部を接触させる際にカードが存在すべき位置で突起部によりカードの位置決めをすることができる。
第五の態様は、前記第一処理部が、前記突起部を通じて、前記カードに従動しながら前記コンタクト部を押し下げて前記ICチップに接触させるスロープ機構(30)を備え、前記上下方向駆動機構が、前記スロープ機構を上下方向に移動可能とし、判別された前記種類に応じて、前記突起部が前記媒体の前記搬送方向の下流側の先端に当たらない位置に前記スロープ機構を移動させる第四の態様の媒体処理ユニットである。
本態様によれば、媒体処理ユニットは、媒体の種類に応じて、突起部によりICチップにコンタクト部を接触させることができる。さらに、媒体処理ユニットは、媒体の種類に応じて、突起部を媒体の先端に当たらない位置に移動させることができる。
このため、媒体処理ユニットは、媒体の種類に応じて、ICチップにコンタクト部を接触させることも、コンタクト部を通過させて媒体を搬送させることもできる。
第六の態様は、ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備える媒体処理ユニットに挿入される、前記媒体の種類を判別する判別部と、判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させる指令を前記上下方向駆動機構に送る指令部(73)と、を備える制御装置(70)である。
本態様によれば、制御装置は、カードのICチップに接触可能なコンタクト部の上下方向の移動を、挿入された媒体の種類に関連させる。
このため、制御装置は、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、コンタクト部を接触させる必要のある媒体にのみコンタクト部を接触させることができる。
例えば、制御装置は、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、ICチップを有するカードにのみコンタクト部を接触させることができる。
その結果、媒体処理ユニットにおいて、異なる処理を行う媒体の搬送路を共通にでき、ICチップを有するカードの挿入部を、ICチップを有するカード以外の媒体と共用することができる。
例えば、媒体処理ユニットにおいて、複数種類の媒体Tの挿入口を一つにすることも可能である。
したがって、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい。
第七の態様は、ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備える媒体処理ユニットに挿入される、前記媒体の種類を判別するステップと、判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させるステップと、を含む制御方法である。
本態様によれば、制御方法は、カードのICチップに接触可能なコンタクト部の上下方向の移動を、挿入された媒体の種類に関連させる。
このため、制御方法は、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、コンタクト部を接触させる必要のある媒体にのみコンタクト部を接触させることができる。
例えば、制御方法は、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、ICチップを有するカードにのみコンタクト部を接触させることができる。
その結果、媒体処理ユニットにおいて、異なる処理を行う媒体の搬送路を共通にでき、ICチップを有するカードの挿入部を、ICチップを有するカード以外の媒体と共用することができる。
例えば、媒体処理ユニットにおいて、複数種類の媒体Tの挿入口を一つにすることも可能である。
したがって、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい。
第八の態様は、ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備える媒体処理ユニットのコンピュータに、挿入される前記媒体の種類を判別するステップと、判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させるステップと、を実行させるプログラムである。
本態様によれば、プログラムを実行させた媒体処理ユニットは、カードのICチップに接触可能なコンタクト部の上下方向の移動を、挿入された媒体の種類に関連させる。
このため、プログラムを実行させた媒体処理ユニットは、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、コンタクト部を接触させる必要のある媒体にのみコンタクト部を接触させることができる。
例えば、プログラムを実行させた媒体処理ユニットは、搬送路上を通過する媒体の種類に応じて、ICチップを有するカードにのみコンタクト部を接触させることができる。
その結果、媒体処理ユニットにおいて、異なる処理を行う媒体の搬送路を共通にでき、ICチップを有するカードの挿入部を、ICチップを有するカード以外の媒体と共用することができる。
例えば、媒体処理ユニットにおいて、複数種類の媒体Tの挿入口を一つにすることも可能である。
したがって、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい。
本発明によれば、ICチップを有するカードの取り扱いの利便性が低下しにくい。
一実施形態に係る料金収受機の全体構成を示す図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの構造を示す図である。 一実施形態に係る第一処理部の構造を示す図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの側面図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの下面図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの側面図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットのブロック図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係る媒体処理ユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係るコンタクトユニットの動作を示す図である。 一実施形態に係る制御方法のフローチャートである。 一実施形態に係る制御装置のハードウェア構成を示す図である。
以下、一実施形態に係る媒体処理ユニットについて、図を参照しながら説明する。
(料金収受機の全体構成)
図1は、一実施形態に係る料金収受機1の全体構成を示す図である。
本実施形態に係る料金収受機は、有料道路(高速道路)の料金所に設置されている。
具体的には、図1に示すように、料金収受機1は、料金所における車線Lの路側(アイランド)に設置される。車線Lを走行する車両Aの運転者(有料道路の利用者)は、この料金収受機1との間で料金収受処理を行う。
料金収受機1の正面1Aは、通過する車両Aの側面を向いている。
なお、以下、車線Lの延びる方向をX方向、車線Lの幅方向をY方向、上下方向をZ方向ともいう。
特に車両Aの進入する方向を+X方向、料金収受機1の正面1Aが向く方向を+Y方向、上方向を+Z方向ともいう。
図1に示すように、料金収受機1は、媒体処理ユニット2を備える。
媒体処理ユニット2は、通行券を受け付けて、その通行券に応じた課金額を支払うために、ICチップを有するカード(以下「ICカード」ともいう。)を受け付ける。
ここで、通行券とは、有料道路の料金収受施設等で一般的に用いられる通行券であって、乗継券を含む。
本実施形態において、通行券は、料金収受に必要な情報を読み書き可能な磁気ストライプが付された紙製の媒体である。
本実施形態において、ICカードは、クレジットカード機能を有する。ICカードは、プラスチック製の媒体である。ICカードの厚さは、通行券の厚さより大きい。ICカードの長手方向の長さは、通行券の長手方向の長さより小さい。ICカードの短手方向の長さは、通行券の短手方向の長さとほぼ同じである。
また、ICカードのICチップは、内部に利用日時、走行履歴、収受金額等を含む利用明細情報を記録できる記録媒体である。
さらに、ICカードには、ICチップとは別に、内部に個人情報等が記録された記録媒体が搭載されている。
なお、料金収受機1は、有料道路の本線上に設けられた通常の料金所だけでなく、例えば、サービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設けられた料金所(いわゆるスマートインターチェンジ)に設置されていてもよい。
また、他の実施形態においては、料金収受機1は利用者が直接操作するタイプの料金収受機(料金自動収受機)ではなく、有人ブースに待機する収受員によって操作されるタイプの料金収受機であってもよい。
(媒体処理ユニットの構造)
図2は、一実施形態に係る媒体処理ユニット2の構造を示す図である。
媒体処理ユニット2は、挿入部10と、第一処理部20と、搬送機構80と、を備える。
媒体処理ユニット2は、外形検知部40と、第二処理部50と、筐体60と、制御装置70と、をさらに備える。
図2に示すように、媒体処理ユニット2には、媒体Tが挿入される。本実施形態では、媒体Tとして、ICチップCPと磁気ストライプMAとを有するICカードTAや磁気ストライプMBを有す通行券TBが挿入される。
挿入部10は、媒体Tが挿入可能な開口を有している。
挿入部10の開口は、X方向に延びている。
媒体Tは、長手方向がY方向を向き、短手方向がX方向を向く姿勢で、挿入部10に挿入される。
挿入部10の開口のX方向の長さは、媒体Tの短手方向の長さよりやや大きい。
例えば、挿入部10の開口のX方向の長さは、ICカードTAの短手方向の長さ及び通行券TBの短手方向の長さのうち大きい方の長さより、やや大きい。
例えば、挿入部10は、シャッター11を備えてもよい。
シャッター11は、挿入部10の開口を閉じて、媒体Tが挿入できないように規制する。
筐体正面60Aは、料金収受機1を正面1Aと同様に、+Y方向を向いている。
挿入部10は、媒体処理ユニット2の筐体60のうち、筐体正面60Aに設けられている。
車線Lを走行する車両Aが料金収受機1を通過する際、運転者が媒体Tを挿入部10に挿入することができるように、媒体処理ユニット2は、料金収受機1に設けられている。
例えば、筐体正面60Aは、料金収受機1の正面1Aとほぼ面一であってもよい。
搬送機構80は、±Y方向に延びる搬送路Wに沿って媒体Tを搬送する。
搬送機構80は、挿入部10から挿入された媒体Tを筐体60の内部に引き込んで、各種処理を可能にする適切な位置に媒体Tを搬送する。搬送機構80は、各種処理を完了した媒体Tを挿入部10まで戻す搬送も行う。
以下、搬送路Wの延びる方向であるY方向を、搬送方向ともいう。
搬送路Wの幅方向であるX方向を、搬送幅方向ともいう。
搬送路Wのうち、挿入部10に近い側を「上流側」ともいい、挿入部10から離れている側を「下流側」ともいう。
すなわち、搬送機構80は、挿入部10から第一処理部20に向かう搬送方向(−Y方向)に媒体Tを搬送する。
本実施形態の場合、搬送機構80は、媒体Tを料金収受機1の内部(図1に示す−Y方向)に引き込むように搬送動作を行う。
逆に、搬送機構80は、第一処理部20から挿入部10に向かう搬送方向(+Y方向)に媒体Tを搬送することもできる。
搬送機構80は、搬送ローラ81、搬送ベルト82、回転軸83、及びモータ84と、押さえローラ85と、を備える。
搬送ローラ81は、挿入部10から−Y方向に複数並んでいる。
各搬送ローラ81は、X方向に延在する回転軸83に支持されている。
回転軸83は、筐体60に回転自在に支持されている。
モータ84は、制御装置70からの指令信号に基づいて回転動作する。モータ84の動力は、プーリ、ギヤ等を通じて、搬送ローラ81が固定された回転軸83に伝達される。
複数の搬送ローラ81は、搬送ベルト82によって連結されている。
押さえローラ85は、搬送ベルト82上を移動する媒体Tを、搬送ローラ81との間で厚さ方向(±Z方向)に挟み込みながら回転する。
搬送機構80は、複数設けられてもよい。例えば、搬送機構80は、第一処理部20及び第二処理部50の各処理部に設けられてもよい。
第一処理部20は、ICカードTAを処理する。第一処理部20の詳しい構造は後示する。
第二処理部50は、通行券TBを処理する。
第二処理部50は、磁気リードヘッド51と、磁気ライトヘッド52と、プリンタヘッド53と、センサ群54と、を備える。
磁気リードヘッド51は、通行券TBに付されている磁気ストライプMBから磁気データを読み取る。
磁気ライトヘッド52は、磁気ストライプMBに磁気データを記録する。
プリンタヘッド53は、通行券TBの表面に表示データを印字する。
センサ群54は、通行券TBを検知する。
本実施形態において、第一処理部20と第二処理部50とは、搬送方向に並べられている。
第二処理部50は、第一処理部20の下流側に設けられている。
第二処理部50は、下流側へ向かって搬送され、第一処理部20を通過する媒体Tを内部に受け入れる。
逆に、第一処理部20は、第二処理部50から上流側に向かって搬送される媒体Tを内部に受け入れる。
外形検知部40は、媒体Tの外形を検知する。
例えば、外形検知部40は、第一センサ41と、第二センサ42と、第三センサ43と、第四センサ44と、第五センサ45と、第六センサ46と、第七センサ47と、を備える。
第一センサ41は、媒体Tの短手方向の長さを検知する。
例えば、第一センサ41は、搬送路Wの+X側と−X側の両側に設けられた一対の透過式フォトセンサであってもよい。各透過式フォトセンサは、Z方向に検知光を投光し、透過光を検出することにより、検知光上の媒体Tの有無を検知する。
具体的には、各透過式フォトセンサは、Z方向に並べられた投光素子と受光素子との対からなる。投光素子と受光素子との間に媒体Tが存在する場合、投光素子から投光される検知光が受光素子に到達しなくなる。したがって、各透過式フォトセンサが配されている地点に媒体Tが存在するか否かが把握できる。
その場合、第一センサ41は、各透過式フォトセンサが設けられている搬送路Wの+X側と−X側との各場所に、媒体Tが存在しているか否かを検知する。これにより、第一センサ41は、媒体Tの短手方向の長さが所定長さ以上か未満かを検知する。
なお、第一センサ41の具体的な態様は上記に限定されない。
第二センサ42は、媒体Tの厚さを検知する。
例えば、第二センサ42は、挿入部10に最も近い搬送ローラ81の回転軸83に設けられている。第二センサ42は、回転軸83のZ方向の位置を検知する反射型フォトセンサであってもよい。
挿入部10に最も近い搬送ローラ81を媒体Tが通過する際に、第二センサ42は、媒体Tの厚さに関連して変動する回転軸83のZ方向の位置を検知する。これにより、第二センサ42は、媒体Tの厚さを検知できる。
なお、第二センサ42の具体的な態様は上記に限定されない。
第三センサ43〜第七センサ47は、媒体Tの長手方向の長さを検知する。
本実施形態では、第三センサ43〜第七センサ47に第一センサ41を加えて、媒体Tの長手方向の長さが検知される。
第三センサ43〜第七センサ47は、各々の場所に媒体Tが存在しているか否かを検知可能とする透過式フォトセンサである。例えば、第三センサ43〜第七センサ47の各透過式フォトセンサは、Z方向に検知光を投光し、透過光を検出することにより、検知光上の媒体Tの有無を検知する。
具体的には、各透過式フォトセンサは、Z方向に並べられた投光素子と受光素子との対からなり、第一センサ41の各透過式フォトセンサと同様に構成される。
その場合、第三センサ43〜第七センサ47及び第一センサ41は、各透過式フォトセンサが設けられている搬送路WのY方向との各場所のうち、どの位置に媒体Tが存在しているか否かを検知する。これにより、媒体Tの長手方向の長さを検知する。
なお、第三センサ43〜第七センサ47の具体的な態様は上記に限定されない。
(第一処理部の構造)
第一処理部20は、搬送機構80により搬送されるICカードTAを処理する。
図3に示すように、第一処理部20は、コンタクトユニット21と、上下方向駆動機構25と、処理部本体26、磁気ヘッド27と、を備える。
磁気ヘッド27は、ICカードTAに付されている磁気ストライプMAから磁気データを読み取るための機構である。磁気ヘッド27は、ICカードTAが搬送機構80によって搬送されている間に、磁気ストライプMAから磁気データを読み取る。
(コンタクトユニットの構造)
コンタクトユニット21は、コンタクト部211と、突起部212と、を備える。
コンタクトユニット21は、スロープ機構30と、をさらに備えてもよい。
コンタクト部211は、ICチップCPに接触可能である。
コンタクト部211は、ICカードTAに搭載されているICチップCPと電気的接点をとるデバイスである。ICカードTAが搬送機構80によって適切な位置に搬送されることでコンタクト部211の位置とICチップCPの位置とが整合し、電気的接点が形成される。
なお、ICカードTAは、媒体処理ユニット2の搬送機構80が搬送可能な規格サイズ(例えば、縦54mm、横85mm、厚さ0.76mm)程度に形成されたカードである。また、ICカードTAには、磁気ストライプMAが設けられていなくてもよい。
突起部212は、Z方向に延びており、搬送路Wに交差することが可能である。その際、搬送されたICカードTAに対し、突起部212は、−Y方向の下流側の先端であるICカードTAの先端に当たる。これにより、突起部212は、第一処理部20内にICカードTAを止めることができる。
(上下方向駆動機構の構造)
上下方向駆動機構25は、スロープ機構30を介して、コンタクト部211及び突起部212を上下方向に移動させることができる。
例えば、上下方向駆動機構25は、連結棒251と、ソレノイド252と、回動部253と、ばね254と、固定軸255と、を備える。
ソレノイド252は、励磁されることにより、Y方向に延びる連結棒251を−Y方向に引っ張る。ソレノイド252は、処理部本体26に対し、固定されている。
固定軸255は、X方向に延びている。固定軸255は、処理部本体26に対し、固定されている。
連結棒251は、Y方向に延びる磁性体の棒である。連結棒251は、例えば鉄棒である。連結棒251は、処理部本体26に対し、Y方向に移動可能に固定されている。
連結棒251は、ソレノイド252から遠い側(+Y方向側)に端部251aを有する。
例えば、連結棒251は、Y方向に延びる途中において、YZ平面内で屈曲可能であってもよい。
ばね254は、ほぼ−Y方向に端部251aに向かって延びており、ほぼY方向に伸縮可能である。
ばね254は、+Y方向側に端部254a、−Y方向側の端部254bを有する。
ばね254の端部254aは、処理部本体26に対し、固定されている。
ばね254の端部254bは、ばね254の伸縮範囲内でY方向に移動可能である。
回動部253は、第一部分253aと、第二部分253bと、第三部分253cと、を有する。
第一部分253aは、回動部253のうち、下部分の一部分である。
第一部分253aは、固定軸255に対し、YZ平面内において回動可能に固定されることにより、支点として作用する。
第二部分253bは、回動部253のうち、上部分である。
第二部分253bには、連結棒251の端部251aが、YZ平面内において回動可能に固定されている。
第二部分253bには、ばね254の端部254bが固定されている。
これにより、第二部分253bは、ソレノイド252の磁力、又はばね254の張力により、YZ平面内において回動部253を回動させることができる。
第三部分253cは、回動部253のうち、下部分の他の一部分である。
本実施形態では、第三部分253cは、第一部分253aより−Y方向側の一部分である。
第三部分253cには、スロープ機構30のベース部318が固定されている。
これにより、第三部分253cは、スロープ機構30を、固定軸255を中心にYZ平面内において揺動させることができる。
ベース部318を揺動させれば、スロープ機構30に設けられている部品のうち、固定軸255より−Y方向側に設けられている部分を、上下方向に揺動させることができる。
本実施形態では、コンタクト部211及び突起部212は、スロープ機構30に設けられており、固定軸255より−Y方向側に設けられている。このため、スロープ機構30が揺動することによって、コンタクト部211及び突起部212は上下方向に移動する。
ソレノイド252が励磁されると、ソレノイド252の磁力により、図3に示すように、連結棒251は−Y方向に移動する。その際、第二部分253bは−Y方向に移動するため、−X方向側からみて、回動部253は、時計回りに回動し、コンタクト部211及び突起部212を下方向に移動させる。
これにより、コンタクト部211は搬送路Wに近づき、突起部212は、媒体Tが通過する搬送路Wと交差する。
逆にソレノイド252が非励磁になると、ばね254の張力により、第二部分253bは+Y方向に移動する。その際、−X方向側からみて、回動部253は、反時計回りに回動し、スロープ機構30、コンタクト部211、及び突起部212を上方向に移動させる。
このとき、回動部253は、突起部212が搬送方向の下流側の先端である媒体Tの先端に当たらない位置にスロープ機構30を移動させる。
これにより、コンタクト部211及び突起部212は搬送路Wから離れる。また、突起部212は搬送路Wと交差する位置から交差しない位置に移動する。
(スロープ機構の構造)
図4及び図5に示すように、スロープ機構30は、ベース部318に加え、移動部319、をさらに備える。
移動部319は、ベース部318の下側において搬送方向に移動可能に固定されている。
移動部319には、コンタクト部211及び突起部212が固定されている。
媒体Tが挿入されていない待機状態において、移動部319は、図4に示す待機位置に位置する。待機位置において、移動部319に設けられているコンタクト部211は、媒体Tが通過する搬送路Wから離れている。また、待機位置において、移動部319に設けられている突起部212は、媒体Tが通過する搬送路Wと交差している。
媒体Tのうち、ICカードTAが目的の位置に到達した状態において、移動部319は、図6に示す移動位置に位置する。移動位置において、コンタクト部211は、ICカードTAのICチップCPに接触する。
ベース部318は、ベース部本体320と、一対のガイド部321と、を備える。
ベース部本体320は、回動部253の第三部分253cに固定されている。
一対のガイド部321は、ベース部本体320の搬送幅方向の両端に、搬送方向に延在するように設けられている。
ガイド部321は、ベース部本体320の下面320aのX方向両端辺から、下方(−Z方向)に突出するように形成されている。
各ガイド部321には、後述するスロープ軸323が走行する傾斜面328が形成されている。
移動部319は、押圧部322と、4つのスロープ軸323と、を備える。
移動部319は、Y方向に移送可能に固定されている。
押圧部322は、一対のガイド部321間に配置されている。
各スロープ軸323は、押圧部322から搬送幅方向に突出している。
4つのスロープ軸323のうち、2つのスロープ軸323は、互いにY方向に並び、押圧部322から+X方向に突出している。
4つのスロープ軸323のうち、残りの2つのスロープ軸323は、互いにY方向に並び、押圧部322から−X方向に突出している。
押圧部322は、矩形板状をなしている。押圧部322の下側の板面には、コンタクト部211が固定されている。
スロープ軸323は、押圧部322の各々の側面322aに2つずつ形成されている。
押圧部322の下側の板面には、突起部212が固定されている。
突起部212は、押圧部322の下流側の端部から、下方(−Z方向)に突出している。
ガイド部321は、移動部319が下流側に移動するにしたがって、移動部319がICカードTAに近づくように案内する。
各ガイド部321は、傾斜面328と、ガイド突起329と、規制部330と、を備える。
スロープ軸323は、傾斜面328に沿って走行する。
規制部330は、スロープ軸323の下流側への移動を規制する。
傾斜面328、ガイド突起329、及び規制部330は、各々のスロープ軸323に対して形成されている。
傾斜面328は、下流側に向かうにしたがって搬送路W(挿入されたICカードTA)に近づくように傾斜している。
ガイド突起329は、移動部319が待機位置に位置する際に、スロープ軸323を保持するとともに、移動部319が下流側に移動する際にスロープ軸323が傾斜面328から離れるのを防止する。
突起部212は、挿入されたICカードTA(搬送路W)と干渉するように形成されている。すなわち、挿入部10から挿入されて、搬送路Wに沿って下流側へ搬送されるICカードTAは、突起部212に接触する。ICカードTAはさらに搬送され、突起部212を下流側に押すことにより、移動部319は待機位置から下流側に移動する。
規制部330は、ICカードTAの移動に伴い移動する移動部319が適切な位置である移動位置で停止するように形成されている。すなわち、移動部319が下流側に向かって移動し、スロープ軸323が規制部330によって下流側への移動が規制されると、ICカードTAが適切な位置に配置される。
また、傾斜面328は、移動部319の待機位置において、コンタクト部211とICカードTAとの間に所定の隙間が生じ、移動部319の移動位置において、コンタクト部211とICカードTAのICチップCPが接触するように形成されている。
また、コンタクト部211は、移動部319が移動位置に位置しているときに、コンタクト部211の位置とICチップCPの位置とが整合し、電気的接点が形成されるように配置されている。
スロープ機構30は、引っ張りコイルバネ326と、コイル支持部327と、をさらに備える。
コイル支持部327は、ベース部本体320に固定されている。
移動部319は、コイル支持部327に、引っ張りコイルバネ326を介して接続されている。
移動部319は、引っ張りコイルバネ326によって上流側に引っ張られている。
スロープ機構30によれば、挿入されたICカードTAが突起部212を下流側に移動させることによって、押圧部322のスロープ軸323が傾斜面328に沿って走行し、突起部212に接続された押圧部322がICカードTAに向かって下降する。スロープ軸323が規制部330に突き当たって、移動部319が移動位置に配置されると、ICカードTAが適切な位置に配置されて、押圧部322に配置されたコンタクト部211がICカードTAのICチップCPに接触する。
(制御装置)
制御装置70は、媒体処理ユニット2全体の動作を司るプロセッサであり、例えば、予め読み込まれたプログラムに従って動作することで後述する種々の機能を発揮する。
図7に示すように、制御装置70は、CPU71を備える。
CPU71は、判別部72と、指令部73と、を機能的に備える。
判別部72は、挿入される媒体Tの種類を判別する。
判別部72は、外形検知部40で検知した外形に基づき媒体Tの種類を判別する。
本実施形態では、判別部72は、挿入される媒体TがICカードTAか、否かを判別する。
上述のように、ICカードTAと通行券TBとは、厚さ及び長手方向の長さが異なる。
このため、外形検知部40で検知した媒体Tの厚さ及び長手方向の長さの少なくともいずれかにより、判別部72は、ICカードTAか、否かを判別できる。
例えば、判別部72は、検知した媒体Tの厚さが所定の厚さより大きい場合、ICカードTAと判別し、それ以外(所定の厚さ以下)の場合、通行券TBと判別してもよい。
例えば、判別部72は、検知した媒体Tの厚さが所定の厚さより大きい場合、ICカードTAと判別し、それ以外(所定の厚さ以下)の場合、ICカードTAではないと判別してもよい。
指令部73は、判別部72において判別された媒体Tの種類に応じて、コンタクト部211を上下方向に移動させる指令を上下方向駆動機構25に送る。
本実施形態では、指令部73は、ICカードTAと判別された場合、コンタクト部211を下方向に移動させる指令を上下方向駆動機構25に送る。
上下方向駆動機構25は、コンタクト部211を下方向に移動させる指令を受けなければ、ソレノイド252を非励磁とし、ばね254の張力により、スロープ機構30を上方向に移動させ、コンタクト部211及び突起部212を上方向に移動させる。
これにより、コンタクト部211及び突起部212は搬送路Wから離れる。また、突起部212は搬送路Wと交差する位置から交差しない位置に移動する。
なお、本実施形態では、媒体Tが挿入されていない初期状態において、指令部73は、上下方向駆動機構25に、コンタクト部211を下方向に移動させる指令を送らない。
このため、初期状態において、スロープ機構30を上方向に移動され、コンタクト部211及び突起部212を上方向に移動されている。
上下方向駆動機構25は、コンタクト部211を下方向に移動させる指令を受けると、ソレノイド252を励磁し、スロープ機構30を下方向に移動させ、コンタクト部211及び突起部212を下方向に移動させる。
これにより、コンタクト部211は搬送路Wに近づき、突起部212は媒体Tが通過する搬送路Wと交差する。
(動作)
まず、媒体Tとして、通行券TBが挿入され、続いてICカードTAが挿入された場合について説明する。
図8に示すように、第一センサ41は、通行券TBの短手方向の長さ(幅)を検知する。
続いて、図9に示すように、第二センサ42は、通行券TBの厚さを検知する。
例えば、第三センサ43で通行券TBが検知されるタイミングで、第二センサ42は、通行券TBの厚さを検知する。
ここでは、判別部72により、通過している媒体TがICカードTAではないと判別される。
このため、図10に示すように、コンタクト部211及び突起部212は、初期状態、すなわち搬送路Wから離れた位置に維持される。また、突起部212は、初期状態、すなわち搬送路Wと交差する位置から交差しない位置に維持される。
続いて、図11に示すように、第三センサ43〜第七センサ47に第一センサ41を加えて、媒体Tの長手方向の長さが検知される。
その後、通過している媒体TはICカードTAではないと判別されているので、通行券TBは、コンタクト部211及び突起部212を通過し、第二処理部50へと搬送され、第二処理部50に処理される。
続いて、図12に示すように、ICカードTAが挿入される。
その際、第一センサ41は、ICカードTAの短手方向の長さ(幅)を検知する。
続いて、図13に示すように、第二センサ42は、ICカードTAの厚さを検知する。
例えば、第三センサ43でICカードTAが検知されるタイミングで、第二センサ42は、ICカードTAの厚さを検知する。
ここでは、判別部72により、通過している媒体TがICカードTAであると判別される。
このため、図14に示すように、コンタクト部211及び突起部212は、下方向に移動される。
これにより、コンタクト部211は搬送路Wに近づき、突起部212は媒体Tが通過する搬送路Wと交差する。
続いて、図15に示すように、第三センサ43〜第七センサ47に第一センサ41を加えて、媒体Tの長手方向の長さが検知される。
その後、ICカードTAが下流側へ搬送されることにより、図16に示すように、−Y方向の下流側の先端であるICカードTAの先端TAaが突起部212に当たり、突起部212を下流側へ移動させる。
突起部212が下流側へ移動すると、図16に示すように、スロープ機構30により、コンタクト部211がICカードTAのICチップCPに近づく。
さらに突起部212が下流側へ移動すると、図17に示すように、コンタクト部211は、ICカードTAのICチップCPに接触する。
(制御方法)
媒体処理ユニット2の各部の制御方法を説明する。
本実施形態では、制御装置70によって各部の制御を行う。
図18に示すように、媒体処理ユニット2に媒体Tが挿入されると、制御装置70は、媒体Tの短手方向の長さ(幅)DWを検知させる(ST01)。
ST01の実施に続いて、制御装置70は、媒体Tの短手方向の長さ(幅)DWが所定以上か否かを判定する(ST02)。
媒体Tの短手方向の長さ(幅)DWが所定以上でなければ(ST02:No)、制御装置70は、媒体Tが異常であると判定する(ST03)。
媒体Tの短手方向の長さ(幅)DWが所定以上であれば(ST02:Yes)、制御装置70は、挿入部10から挿入された媒体Tを筐体60の内部に引き込ませる(ST04)。
ST04の実施に続いて、制御装置70は、媒体Tの厚さDtを検知させる(ST05)。
ST05の実施に続いて、制御装置70は、媒体Tの種類を判別する(ST06)。
本実施形態では、媒体Tの厚さDtが、
1)Dt<D1
2)D1≦Dt<D2
3)D2≦Dt<D3
4)3)D3≦Dt
のうち、いずれのケースか判別する。
ST06の実施の結果、ケース1)又は3)と判別された場合、制御装置70は、媒体Tは異常であると判定する(ST07)。
ケース1)の場合、例えば、媒体Tは処理対象外の可能性がある。
ケース3)の場合、例えば、ICカードTAと通行券TBとが、2枚同時に挿入された可能性がある。
ST06の実施の結果、ケース2)と判別された場合、制御装置70は、媒体Tの厚さDtの変動が、所定範囲内か否か判定する(ST08)。
媒体Tの厚さDtの変動が、所定範囲内でない場合(ST08:No)、制御装置70は、媒体Tは異常であると判定する(ST09)。この場合、例えば、ICカードTAと通行券TBとが、2枚同時に挿入された可能性がある。
媒体Tの厚さDtの変動が、所定範囲内である場合(ST08:Yes)、制御装置70は、媒体Tの長手方向の長さDLを検知させる(ST10)。
ST10の実施に続いて、制御装置70は、媒体Tの長手方向の長さDLが、所定範囲内か否か判定する(ST11)。
媒体Tの長手方向の長さDLが、所定範囲内でない場合(ST11:No)、制御装置70は、媒体Tは異常であると判定する(ST12)。この場合、例えば、媒体Tは処理対象外の可能性がある。
媒体Tの長手方向の長さDLが、所定範囲内である場合(ST11:Yes)、制御装置70は、媒体Tを通行券TBと判別し、媒体Tを第二処理部50内へ搬送させ、処理させる(ST13)。
ST06の実施の結果、ケース4)と判別された場合、制御装置70は、媒体Tの長手方向の長さDLを検知させる(ST14)。
ST14の実施に続いて、制御装置70は、媒体Tの長手方向の長さDLが所定範囲内か否かを判定する(ST15)。
媒体Tの長手方向の長さDLが、所定範囲内でない場合(ST15:No)、制御装置70は、媒体Tは異常であると判定する(ST16)。この場合、例えば、媒体Tは処理対象外の可能性や、ICカードTAと通行券TBとが2枚同時に挿入された可能性がある。
媒体Tの長手方向の長さDLが、所定範囲内である場合(ST15:Yes)、制御装置70は、媒体TをICカードTAとし、コンタクト部211を上下方向に移動させる(ST17)。
本実施形態では、コンタクト部211及び突起部212を下方向に移動させる(ST17)。
ST17の実施に続いて、制御装置70は、媒体Tを第一処理部20内へ搬送させ、処理させる(ST18)。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、媒体処理ユニット2は、ICカードTAのICチップCPに接触可能なコンタクト部211の上下方向の移動を、挿入された媒体Tの種類に関連させる。
このため、媒体処理ユニット2は、搬送路上を通過する媒体Tの種類に応じて、コンタクト部211を接触させる必要のある媒体Tにのみコンタクト部211を接触させることができる。
例えば、媒体処理ユニット2は、搬送路上を通過する媒体Tの種類に応じて、ICカードTAのICチップCPにのみコンタクト部211を接触させることができる。
その結果、媒体処理ユニット2において、異なる処理を行う媒体Tの搬送路を共通にでき、ICカードTAの挿入部を、ICカードTA以外の媒体Tと共用することができる。
したがって、ICカードTAの取り扱いの利便性が低下しにくい。
例えば、媒体処理ユニット2において、複数種類の媒体Tの挿入口を一つにすることも可能である。
したがって、ICチップCPを有するICカードTAの取り扱いの利便性が低下しにくい。
支払いに際して、複数種類の媒体Tに対し、媒体処理ユニットに、もし複数の挿入口を設ける構成とすると、例えば、以下のような課題が生じる。
1.挿入すべき媒体Tが複数種類ある場合、各挿入口を確認する時間が増加し、サービスタイムが悪化する。
2.挿入すべき媒体Tが複数種類ある場合、対応しない挿入口への誤挿入が発生することがあり、サービスタイムが悪化する。
3.複数種類の媒体を扱うためにユニットが増えるので、収容する装置(媒体処理ユニット)が大きくなってしまう。
4.複数の挿入口に利用者の手が届かない場合、支払いに際して、利用者が自動車を動かして移動する時間が必要となり、サービスタイムが悪化する。
これに対し、本実施形態の媒体処理ユニット2によれば、媒体処理ユニット2において、ICカードTAの挿入部を、ICカードTA以外の媒体Tと共用することができる。
例えば、本実施形態の媒体処理ユニット2によれば、複数種類の媒体Tの挿入口を一つにすることができる。
このため、本実施形態の媒体処理ユニット2によれば、これらの課題を解決することが可能となる。
また、本実施形態によれば、挿入された媒体Tの外形の違いによって、媒体Tの種類を判別することができる。このため、ICカードTAと、ICカードTAと外形の異なる媒体T、例えば通行券TBと、を判別し、外形に応じた処理をすることができる。
また、本実施形態によれば、ICカードTAに加えて、第一処理部20を通過させて通行券TBを処理することができる。
このため、媒体処理ユニット2において、ICカードTAの挿入部10を、通行券TBと共用することができる。
したがって、ICチップCPを有するICカードTAと通行券TBとの取り扱いの利便性が低下しにくい。
また、本実施形態によれば、コンタクト部211の移動にあわせて突起部212がICカードTAの先端TAaに当たる。
例えば、コンタクト部211の下降にあわせて突起部212がICカードTAの先端TAaに当たる。
このため、媒体処理ユニット2は、コンタクト部211を接触させる際にカードが存在すべき位置で突起部212によりICカードTAの位置決めをすることができる。
また、本実施形態によれば、媒体処理ユニット2は、媒体Tの種類に応じて、突起部212によりICチップCPにコンタクト部211を接触させることができる。さらに、媒体処理ユニット2は、媒体の種類に応じて、突起部212を媒体Tの先端に当たらない位置に移動させることができる。
このため、媒体処理ユニット2は、媒体の種類に応じて、ICチップCPにコンタクト部211を接触させることも、コンタクト部211を通過させて媒体Tを搬送させることもできる。
また、本実施形態によれば、媒体処理ユニット2は、ソレノイド252の非励磁状態において、コンタクト部211、及び突起部212が上方向に移動されているように構成している。
もし、ソレノイド252の非励磁状態において、コンタクト部211、及び突起部212が下方向に移動されているように構成すると、通行券TBの引き込み時や通行券TBの収納時の度に、ソレノイド252を励磁する必要がある。
例えば、媒体処理ユニット2は、第二処理部50内において、磁気データへの記録や表示データの印字行う際、引き込まれた通行券TBを、一旦、第一処理部20を経由して挿入部10へ搬送し、再び第二処理部50へ通行券TBを引き込む場合がある。
このような場合、再びソレノイド252を励磁して、コンタクト部211、及び突起部212は、上方向に移動させる必要がある。
これに対し、ソレノイド252の非励磁状態において、コンタクト部211、及び突起部212が上方向に移動されているように構成すると、ソレノイド252が非励磁状態となっていても、コンタクト部211、及び突起部212は上方向に移動している。このため、引き込まれた通行券TBを、一旦、第一処理部20を経由して挿入部10へ搬送する場合に、再びソレノイド252を励磁する必要がない。
このため、ソレノイド252の非励磁状態において、コンタクト部211、及び突起部212が上方向に移動されているように構成すれば、ソレノイド252の励磁回数を抑制することができる。
変形例として、例えば、ソレノイド252の励磁回数に制約がない場合においては、媒体処理ユニット2は、ソレノイド252の非励磁状態において、コンタクト部211、及び突起部212が下方向に移動されているように構成されてもよい。
この場合、指令部73は、通行券TBと判別された場合、コンタクト部211を上方向に移動させる指令を上下方向駆動機構25に送る。これにより、媒体処理ユニット2は、コンタクト部211、及び突起部212を上方向に移動させる。
本実施形態では、スロープ機構30を設けて、コンタクト部211、及び突起部212を上下方向に移動させているが、変形例として、スロープ機構30及び突起部212は設けられなくてもよい。この場合、媒体処理ユニット2は、コンタクト部211のみを上下方向に移動させる。
本実施形態では、第一センサ41及び第三センサ43〜第七センサ47により、媒体Tの長手方向の長さが検知されている。変形例として、第一センサ41及び第三センサ43〜第七センサ47のうち、いずれか複数のセンサによって、媒体Tの長手方向の長さが検知されてもよい。
本実施形態では、媒体Tの厚さによって、媒体Tの種類を判別しているが、挿入された媒体Tを判別できれば、どのように判別してもよい。変形例として、媒体Tの長手方向の長さによって、媒体Tの種類を判別してもよい。他の変形例として、挿入された媒体Tに記憶又は表示された媒体Tの種類の情報を読み取ることによって、媒体Tの種類を判別してもよい。
なお、上述の実施形態においては、制御装置70の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の実施形態において、制御装置70の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図19は、制御装置70が備えるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図19に示すように、制御装置70が備えるコンピュータは、上述のCPU(Central Processing Unit)71に加えて、メモリ75と、記憶/再生装置76と、IO I/F(Input Output Interface)77と、通信I/F(Interface)78と、を備える。
メモリ75は、制御装置70で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等の媒体である。
記憶/再生装置76は、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F77は、制御装置70と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F78は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置(例えば、クレジットカード会社の決済処理用のサーバである上位装置)との間で通信を行うインタフェースである。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1 料金収受機
1A 正面
2 媒体処理ユニット
10 挿入部
11 シャッター
20 第一処理部
21 コンタクトユニット
25 上下方向駆動機構
26 処理部本体
27 磁気ヘッド
30 スロープ機構
40 外形検知部
41 第一センサ
42 第二センサ
43 第三センサ
44 第四センサ
45 第五センサ
46 第六センサ
47 第七センサ
50 第二処理部
51 磁気リードヘッド
52 磁気ライトヘッド
53 プリンタヘッド
54 センサ群
60 筐体
60A 筐体正面
70 制御装置
72 判別部
73 指令部
75 メモリ
76 記憶/再生装置
77 IO I/F
78 通信I/F
80 搬送機構
81 搬送ローラ
82 搬送ベルト
83 回転軸
84 モータ
85 押さえローラ
211 コンタクト部
212 突起部
251 連結棒
251a 端部
252 ソレノイド
253 回動部
253a 第一部分
253b 第二部分
253c 第三部分
254a 端部
254b 端部
255 固定軸
318 ベース部
319 移動部
320 ベース部本体
320a 下面
321 ガイド部
322 押圧部
322a 側面
323 スロープ軸
326 コイルバネ
327 コイル支持部
328 傾斜面
329 ガイド突起
330 規制部
A 車両
CP ICチップ
L 車線
MA 磁気ストライプ
MB 磁気ストライプ
T 媒体
TA ICカード
TAa 先端
TB 通行券
W 搬送路

Claims (8)

  1. ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、
    挿入される前記媒体の種類を判別する判別部と、
    前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、
    前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備え、
    判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させる媒体処理ユニット。
  2. 前記媒体の外形を検知する外形検知部をさらに備え、
    前記判別部が、検知した前記外形に基づき前記種類を判別する
    請求項1に記載の媒体処理ユニット。
  3. 前記媒体が通行券を含み、
    前記搬送機構により前記第一処理部を通過して搬送された前記通行券を処理する第二処理部をさらに備える
    請求項1又は2に記載の媒体処理ユニット。
  4. 前記コンタクト部が、前記カードの前記搬送方向の下流側の先端に当たる突起部を備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の媒体処理ユニット。
  5. 前記第一処理部が、前記突起部を通じて、前記カードに従動しながら前記コンタクト部を押し下げて前記ICチップに接触させるスロープ機構を備え、
    前記上下方向駆動機構が、前記スロープ機構を上下方向に移動可能とし、
    判別された前記種類に応じて、前記突起部が前記媒体の前記搬送方向の下流側の先端に当たらない位置に前記スロープ機構を移動させる
    請求項4に記載の媒体処理ユニット。
  6. ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備える媒体処理ユニットに挿入される、前記媒体の種類を判別する判別部と、
    判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させる指令を前記上下方向駆動機構に送る指令部と、
    を備える制御装置。
  7. ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備える媒体処理ユニットに挿入される、前記媒体の種類を判別するステップと、
    判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させるステップと、
    を含む制御方法。
  8. ICチップを有するカードを含む、媒体が挿入される挿入部と、前記ICチップに接触可能なコンタクト部と、前記コンタクト部を上下方向に移動可能とする上下方向駆動機構と、を備える第一処理部と、前記挿入部から前記第一処理部に向かう搬送方向に前記媒体を搬送する搬送機構と、を備える媒体処理ユニットのコンピュータに、
    挿入される前記媒体の種類を判別するステップと、
    判別された前記種類に応じて、前記コンタクト部を上下方向に移動させるステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2019051154A 2019-03-19 2019-03-19 媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム Pending JP2020154549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019051154A JP2020154549A (ja) 2019-03-19 2019-03-19 媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019051154A JP2020154549A (ja) 2019-03-19 2019-03-19 媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020154549A true JP2020154549A (ja) 2020-09-24

Family

ID=72559037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019051154A Pending JP2020154549A (ja) 2019-03-19 2019-03-19 媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020154549A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002150228A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Tamura Electric Works Ltd Icカード用接点接触装置およびそれを利用したカード処理装置
JP2016057741A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 三菱重工業株式会社 媒体処理装置、媒体処理ユニット及び媒体処理方法
JP2017182756A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 薄型媒体搬送装置、料金自動収受機、薄型媒体の状態特定方法及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002150228A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Tamura Electric Works Ltd Icカード用接点接触装置およびそれを利用したカード処理装置
JP2016057741A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 三菱重工業株式会社 媒体処理装置、媒体処理ユニット及び媒体処理方法
JP2017182756A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 薄型媒体搬送装置、料金自動収受機、薄型媒体の状態特定方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7435023B2 (en) Printing apparatus and printing method
US8292176B2 (en) Card processing device
JP3855804B2 (ja) カード回収装置を備えたカード処理装置
CN101960524B (zh) 读卡器及其处理方法
JP6424328B2 (ja) カード処理装置
CN101329794A (zh) 记录介质处理装置
JP2016115091A5 (ja)
JP6281406B2 (ja) 厚み検出装置及び媒体取引装置
US6598794B1 (en) Data media processing device
JP2020154549A (ja) 媒体処理ユニット、制御装置、制御方法、及びプログラム
JP6424366B2 (ja) カード処理装置
EP0580137B1 (en) Medium processing apparatus for collectively outputting a plurality of mediums
JP2007265136A (ja) 媒体発行装置
JP2006163767A (ja) カード発行機
JP5687913B2 (ja) カードスタッカのフル検出器を備えたカード処理装置
JP3605109B2 (ja) カード処理装置
JP5677886B2 (ja) カードスタッカを備えたカード処理装置
JP2659419B2 (ja) カード類処理装置における不良カード等回収装置
JP7235528B2 (ja) カード処理装置、料金機械、カード処理方法、及びプログラム
JP7254523B2 (ja) カード処理装置
JP2000076390A (ja) カード発券機
JP2012159906A (ja) 収納カード繰り出し機構を備えたカード処理装置
JP7365125B2 (ja) カード処理装置、料金機械、カード処理方法、及びプログラム
KR100371412B1 (ko) 비접촉식 정액권 및 일회권을 이용한 지하철 요금 징수시스템
JP3145613B2 (ja) カード取扱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20211111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230919