JPH0543172A - 建設工事用リフト - Google Patents

建設工事用リフト

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JPH0543172A
JPH0543172A JP20272391A JP20272391A JPH0543172A JP H0543172 A JPH0543172 A JP H0543172A JP 20272391 A JP20272391 A JP 20272391A JP 20272391 A JP20272391 A JP 20272391A JP H0543172 A JPH0543172 A JP H0543172A
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JP
Japan
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carrier
support
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towers
tower
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JP20272391A
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Yoshitada Etsuhara
良忠 越原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持タワーの継ぎ足し・解体が搬器を用いて
容易に行える構成の建設工事用リフトである。 【構成】 ガイドレール11を備えた支持タワー10が2
基、所要間隔で並列に立設され、この両支持タワーの前
側面に沿って各々装架される昇降フレーム21を介して1
台の搬器20が吊索で吊下げ装架されている。この搬器20
の荷台26下部には、各支持タワー10のガイドレール11に
直交させて荷扱い作業時に搬器20を固定できるレールク
ランプ機構30が付設されている。前記両支持タワー10,
10間の空間部に荷台床28が張り出すようにして付設さ
れ、この荷台床28には伸縮自在なブーム41を備えたポス
トクレーン40が設けられて、両支持タワーのタワーセグ
メントの各支持タワーに対する継ぎ足し・解体ができる
ように構成されている。 【効果】 支持タワーを小型化して、搬器による搬送と
搬器搭載のポストクレーンによる支持タワーの継ぎ足
し、解体が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設工事用リフトに関す
るもので、特にロープ吊下げ式の搬器にポストクレーン
が搭載されて、支持タワーの継ぎ足し・解体ができる機
構を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設工事現場において建設中の建
造物躯体などに支持され立設されるガイドレールに沿わ
せ、ロープ駆動によって搬器が昇降自在に吊下げられる
形式の建設工事用リフトにあっては、周知のようにガイ
ドレールを付設された支持タワーの組立操作が必要で、
この操作は別個の装置、例えばトラッククレーンなどを
用意して組立作業が行われている。
【0003】しかしながら、近時建造物の建設高さが従
来よりも高くなり、それに伴ってこの建設工事用リフト
の揚程も当然高くなり、そのために支持タワーの組立も
今までのように地上からの組立操作が困難になってき
た。
【0004】そこで設置されている建設工事用リフト自
体の昇降機能を利用して、支持タワーのセグメントを運
び上げ、継ぎ足し作業を行わせる試みが提案されてい
る。例えば、特公昭59−17020号公報によって知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、建設工事用
リフトとしての揚程が従来のものに比べて高くなると、
当然搬器の昇降を案内支持するために支持タワーも、そ
の断面強さを高める必要が生じる。このようなことは支
持タワーの大型化に通じることになる。したがつて、支
持タワーのセグメントも重量的に大となり、公知の手段
では支持タワーの接続、あるいは解体に際して取り扱い
が困難である。
【0006】前述のようにリフトの搬器に支持タワーの
セグメントを搭載して上部に運び、順次支持タワーの継
ぎ足しを行うクライミング方式を採用するには、支持タ
ワーを大型化すると、そのタワーセグメントの取扱上多
くの困難がある。 まず、(1) タワーセグメントが大型化することで重量が
重くなって高所で搬器上から継ぎ足される支持タワー上
に、このタワーセグメントを移行させるには安定性に欠
け、危険が伴う。 (2) タワーセグメントが大型化すると、従来採用されて
いるような搬器搭載の小型クレーンを用いて移動させる
には、その小型クレーンの搭載位置について搬器の構造
上アンバランスになり、搬器の構造についても不都合が
生じる。
【0007】本発明では、このような問題点を解決し
て、高揚程の工事用リフトとして支持タワーの継ぎ足
し、解体が合理的に、かつ安全に行い得る工事用リフト
の提供を目的とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、吊索によって昇降駆動される搬器を備え
た建設工事用リフトにおいて、ガイドレールを備えた支
持タワーは2基所要の間隔を置いて並列して立設され、
この両支持タワーの各前側面にそれぞれ搬器の昇降フレ
ームが配され、搬器の荷台は前記両昇降フレームにて支
持されるとともに、その両昇降フレーム間で両支持タワ
ー間に荷台床が張り出すように設けてあり、荷台下部の
適所に、各支持タワーのガイドレールに直交して直線作
動機により操作されるレールクランプ機構が配設され、
前記両支持タワー間に張り出された荷台床上にブーム伸
縮型のポストクレーンが立設されていることを特徴とす
る建設工事用リフトである。
【0009】
【作用】このように構成された本発明の建設工事用リフ
トでは、並列して立設された2基の支持タワーの各前側
面に沿わせて1台の搬器が昇降自在に配されるようにさ
れたことで、支持タワーのタワーセグメントが小型化さ
れ、揚程を高めるために支持タワーを継ぎ足す場合、搬
器に積んで運び上げて、この運び上げたタワーセグメン
トを荷台に搭載立設の伸縮型のポストクレーンによって
左右の既設支持タワー上に振り分けて移し、継ぎ足し作
業ができる。なお、この支持タワーの継ぎ足し作業に際
しては、荷台下部適所に配設のレールクランプ機構を作
動させて昇降フレームを支持タワーに一時固定させ、安
定状態で作業できる。もちろん、支持タワーの解体時に
は継ぎ足し時と逆の操作で行われる。
【0010】また、支持タワーの継ぎ足し・解体に際し
て搬器吊下げ用支持枠体(連台)は、従来公知の手段に
よってタワーセグメントの継ぎ足し・撤去の1段ごとに
搬器搭載のポストクレーンによってガイドレールに沿わ
せて所要位置に移し変えて固定させることができる。
【0011】搬器の荷台には、支持タワーのタワーセグ
メントを積んで昇降させる場合や大形の物品を積んだ場
合、昇降時の安定を保つために、被搬送物保持フレーム
を立設させてあることが好ましい。あるいは、タワーセ
グメントを積んで安定保持させるための保持台を荷台上
に仮設できるようにしておくことが好ましい。
【0012】
【実施例】以下本発明の建設工事用リフトを一実施例に
ついて図面に基づき説明すれば、次の通りである。
【0013】図1に示すのは、本発明建設工事用リフト
の全体概要図である。図2に示すのは本発明建設工事用
リフトの要部正面図である。図3は本発明建設工事用リ
フトの要部平面図である。図4は搬器の中央縦断面図で
ある。
【0014】この建設工事用リフトは、図1に示される
ように、2基の支持タワー10,10が所要の間隔を置いて
構造物に支持させて並列に立設される。この両支持タワ
ー10,10はいずれも前側面両脇にガイドレール11,11が
付設されている。この両支持タワー10,10の前側に、各
支持タワー10,10頂部に付設の搬器吊下げ用支持枠体1
5,15上の滑車16,16を巡って図示されない地上部設置
の巻上げ機により駆動される吊索17,17で、各支持タワ
ー10のガイドレール11に沿って昇降自在な昇降フレーム
21,21を介して1台の搬器20が装架されている。
【0015】支持タワー10は、図3に示されるように断
面長方形で両側前部にH形断面のガイドレール11,11が
それぞれ付設され、所定長さに枠組構成されている。な
お、この支持タワー10を構成するタワーセグメント12の
後側面所定位置に、図4で示されるように下向き開放の
切込み14' を形成された係止片14が突設されている。
【0016】搬器20は、図1乃至図4で示されているよ
うに、前記各支持タワー10,10の前面に架装される2基
の昇降フレーム21,21と、これら両昇降フレーム21,21
にて支持される1個の荷台26と、両昇降フレーム21,21
間で、前記両支持タワー10,10の間に突き出すように荷
台26から張り出す荷台床28と、荷台26の昇降フレーム21
側を除く三面の縁部に設けられる昇降可能な手摺り27,
27',27'とで、構成されている。このような搬器20は、
両支持タワー10,10の上頂部に、それぞれガイドレール
11に沿って上下方向に移設可能に取り付けられた各搬器
吊下げ用支持枠体(連台)15上の滑車16を巡って垂下さ
れる各吊索17によって、各昇降フレーム21が吊下げら
れ、例えば地上階に設置される図示されない巻き上げ機
によって両吊索17,17が同調して昇降駆動されるように
なっている。
【0017】前記各昇降フレーム21は同一構造のもの
で、両脇の上部と下部とに前後方向と左右方向とのガイ
ドローラ22,22がそれぞれ対称に付設されて、支持タワ
ー10のガイドレール11,11に接して転動案内される。ま
た、頂部に配された吊滑車23の支持部材24は梃子リンク
作動型レールクランプ式の安全装置25が連結されてい
る。
【0018】また、この昇降フレーム21の各下部もしく
は荷台26を支持している荷台フレーム26' に、両支持タ
ワー10,10の一方のガイドレール11,11に対向させてレ
ールクランプ機構30がそれぞれ付設されている。このレ
ールクランプ機構30の一例を示すと、図5(a)(b)によっ
て表されるような構成になっている。このレールクラン
プ機構30は、支持タワー10のガイドレール11を直線作動
機32(具体例では油圧シリンダ)によって停止位置でク
ランプさせる操作片33とこれに対向して把持受け片34と
が、組み合わされたものである。図中符号31は支持フレ
ームで角筒状に形成され、ブラケット35で所定位置のフ
レーム(昇降フレームまたは荷台フレーム26' )に取り
付けられている。36は直線作動機の取付部材で可動的に
配されている。32' は直線作動機32の進退するロッド
(例えばピストンロッド)、37,37' はクランプシュー
で可撓性を有するもので形成されている。
【0019】荷台26は前述のように、両昇降フレーム2
1,21の前側にて支持され、荷台フレーム26' によって
剛性が与えられている。この荷台26の三側辺には、いず
れも動力によって上下動されて開放できる手摺り27,2
7' ,27' が付設されている。この各手摺り27,27',2
7'の昇降駆動は公知の手段(例えば手摺り枠を緊張する
索によって上下動させる方式、あるいはラックピニオン
噛み合い駆動による方式など)によって操作されるよう
になっている。
【0020】さらに、この荷台26における昇降フレーム
21,21間で、両支持タワー10,10間の空間部に張り出し
て荷台床28が付設され、この荷台床28の中央位置(これ
に限定されない)に、ポストクレーン40が立設されてい
る。このポストクレーン40はブーム伸縮型のもので起伏
自在であり、かつこのポストクレーン40のブーム41は荷
台26全体が作業半径内に収まるように伸長できるように
なっている。また、ポスト42は少なくともタワーセグメ
ント12の全長より高く設定されている。前記荷台床28は
補強材28' によって補強されポストクレーン40を安定支
持できるようになっている。
【0021】このようなポストクレーン40の立設位置の
前側(支持タワー10が構築物に支持される側と反対側)
位置には、被搬送物保持フレーム50が立設されている。
この被搬送物保持フレーム50は、少なくともタワーセグ
メント12(図4参照)の全長より短く前記ポストクレー
ン40の旋回部43よりも低い高さに設定されていることが
好ましい。また、この被搬送物保持フレーム50の上頂部
には、前記タワーセグメント12の背面適所に設けられて
いる係止片14の切込み14' 部が係合できる横部材51を設
けてある。52は被搬送物保持フレームの補強部材であ
る。
【0022】前記被搬送物保持フレーム50が立設された
位置の前側荷台26上には、嵌め込み部29を設けて、この
嵌め込み部29にタワーセグメント12を受支できる保持台
が着脱可能に配されている。
【0023】このように構成された本発明の建設工事用
リフトは、構築物の建設工事現場において、所要の昇降
路に立設され、通常の搬器20の昇降は両昇降フレーム2
1,21が、同調して駆動される吊索17,17にて吊下げら
れてガイドレール11,11に沿って昇降される。この搬器
20の昇降に際して、ポストクレーン40はそのブーム41を
最短に収縮させて行われる。この状態にすると、ブーム
41が搬器20の昇降範囲内に収まるので、昇降路からはみ
出さず支障なく昇降できる。
【0024】搬器20が目的作業階位置に昇降移動して、
荷台26と作業階の被搬送物受渡し位置との間での移載作
業時には、手摺り27,27' ,27' のうち必要なものをそ
の開閉用の駆動手段によって降ろせば、手摺り基部に沿
わせて配設されている踏み板(図示省略)が荷台26と作
業階床との間に渡されて被搬送物の移載作業が安全に行
える。この場合、必要に応じてレールクランプ機構30の
直線作動機32を駆動させて、操作片33と把持受け片34に
よりガイドレール11のフランジ部を把持させることで、
荷台26が支持タワー10,10に仮固定され、安全に移載作
業ができる。また、ポストクレーン40を運転してブーム
41を伸長させずに荷台26上に積載の重い被搬送物を吊上
げ、例えば運搬車(図示せず)を荷台26上に乗り込ませ
て移し替えるような作業ができる。
【0025】リフトの揚程を高くするために支持タワー
10,10を継ぎ足す場合には、例えば地上階において、予
め準備されたタワーセグメント12を、ポストクレーン40
を操作して搬器20の荷台26上に積み込む。このタワーセ
グメント12を荷台26上に積み込むに際して、ポストクレ
ーン40のポスト42前位置にて荷台26上に立設されている
被搬送物保持フレーム50の前側面に、タワーセグメント
12を添わせるように摺るとともに、そのタワーセグメン
ト12背面に付設の係止片14を、図4で示されるように被
搬送物保持フレーム50上頂部の横部材51に係合させて荷
台26上に縦置きさせる。このようにすれば、タワーセグ
メント12が倒れることなく荷台26上に積んで安定状態で
運ぶことができる。
【0026】なお、この被搬送物保持フレーム50に添わ
せてタワーセグメント12を積むにあたり、荷台26上にタ
ワーセグメント12の保持台55を配置して、この保持台55
上にタワーセグメント12の下端面を受支させるようにす
れば、一層安定性が増すことになる。
【0027】支持タワー10の継ぎ足し操作に際しては、
搬器20を最上昇させ、まずレールクランプ機構30を作動
させて搬器20を支持タワー10,10に対して固定させる。
次いで図6で示されるように、ポストクレーン40を運転
して、荷台26上のタワーセグメント12を吊上げ、左右い
ずれかの既設支持タワー10上に積み重ね、継ぎ足し作業
を行う。一方の支持タワー10に対してのタワーセグメン
ト12の継ぎ足しが終われば、レールクランプ機構30を逆
作動させてレールクランプを解き、搬器20を次のタワー
セグメント12積み込みのため、一旦地上階に下降させ
て、前記要領で新たなタワーセグメント12を積み込み、
最上部まで運び上げて、ポストクレーン40によって他方
の既設支持タワー10上にタワーセグメント12を積み重ね
て継ぎ足し作業を行う。
【0028】このタワーセグメント12に荷台26上から継
ぎ足し位置までの吊込み操作は、ポストクレーン40のブ
ーム41が伸縮自在で、かつ起伏できるから、簡単に行え
る。また、このクレーン操作時には搬器20がレールクラ
ンプ機構30によって両支持タワー10,10に対して固定さ
れ、タワーセグメント12は2基の支持タワー10,10によ
って搬器の昇降を安定保持できるようにされているの
で、支持タワー10の強度を維持できる範囲で小形軽量化
されて、支障なく吊込みができる。
【0029】タワーセグメント12を両支持タワー10,10
に1段づつ継ぎ足した後は、搬器吊下げ用支持枠体15
を、ポストクレーン40によって吊下げた状態で、支持タ
ワー10から公知の固定手段を解いてそのまま1段分上昇
させて上部で再び前記固定手段によって支持タワー10に
固着させる。この要領で両支持タワー10,10上部に搬器
吊下げ用支持枠体15を移設させることで、タワーセグメ
ント121段分揚程を高めることができる。もちろん、揚
程が高められる分吊索17は巻上げ機(図示せず)から繰
り出されていて支障ないようにされる。
【0030】このような操作が行われる間、搬器20は少
なくとも2組のレールクランプ機構30によって既設の支
持タワー10,10部分に固定されているとともに、2基の
支持タワー10,10の一方づつで搬器吊下げ用支持枠体15
の移設を行わせることになるので、落下の危険はない。
したがって、継ぎ足し操作を続けて行い揚程を一挙に高
くする場合は、1段づつ前記要領で継ぎ足し操作を繰り
返すことによって行い得る。もちろん、この間所要回各
吊索17の繰り出し延長を行わせる。
【0031】次にこの建設工事用リフトを解体するに際
しては、搬器20を支持タワー10,10のタワーセグメント
12の1段分が解体可能な位置まで上昇させて、レールク
ランプ機構30を作動させて支持タワー10,10に固定さ
せ、その後に搬器吊下げ用支持枠体15,15をそれぞれタ
ワーセグメント12の1段分下降させて移設させる。この
操作は、搬器20吊下げ用支持枠体15の固定手段を解いて
ポストクレーン40により吊下げながら行われる。搬器吊
下げ用支持枠体15,15の下方移設に応じて吊索17,17は
巻上げ機側で巻取らせ、搬器20の昇降に支障なきように
される。
【0032】搬器吊下げ用支持枠体15,15を1段下げて
移設後に、最上部のタワーセグメント12を接続部から外
し、ポストクレーン40によって荷台26上の被搬送物保持
フレーム50に添わせるように積み込み、前述の継ぎ足し
操作時同様係止片14を前記被搬送物保持フレーム50上頂
部の横部材51に係合させ安定状態にした後、レールクラ
ンプ機構30による固定を解いて地上階まで運び降ろす。
地上での荷台26から他の運搬車などへのタワーセグメン
ト12の移し替えは、搬器20上のポストクレーン40によっ
て行うことができる。このような操作を繰り返し、上部
から順次支持タワー10,10を解体することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の建設工事用リフトは、高揚程で
使用するには大型化して重量が重くなる支持タワーを、
小型軽量化されたもので2基並列させて立設し、この両
支持タワーの前側面に沿わせて1台の搬器が昇降できる
構成としたことで、高揚程での使用に際して、セルフク
ライミング方式で支持タワーを継ぎ足し、高所への被搬
送物の搬送ができるようになった。さらに、並列設置さ
れた2基の支持タワーの前側面に沿わせて搬器が昇降で
きる構成になっているから荷台を大きくすることが可能
になった。加えて、ポストクレーンを搭載して荷台上と
他の位置との間で被搬送物の扛重操作ができるので、被
搬送物の移載作業に際して重量物の取扱が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明建設工事用リフトの全体概要図である。
【図2】本発明建設工事用リフトの要部正面図である。
【図3】本発明建設工事用リフトの要部平面図である。
【図4】搬器の中央断面図である。
【図5】レールクランプ機構の一具体例を示し、(a) は
平断面図、(b) は縦断面図を表している。
【図6】支持タワーのタワーセグメントを継ぎ足す操作
の要領を示す概要図である。
【符号の説明】
10 支持タワー 11 ガイドレール 12 タワーセグメント 14 係止片 14’ 係止片の切込み 15 搬器吊下げ用支持枠体 16 滑車 17 吊索 20 搬器 21 昇降フレーム 22,22’ ガイドローラ 23 吊滑車 24 吊滑車の支持部材 25 安全装置 26 荷台 26’ 荷台フレーム 27,27’ 手摺り 28 荷台床 30 レールクランプ機構 31 支持フレーム 32 直線作動機 33 操作片 34 把持受け片 40 ポストクレーン 41 ブーム 42 ポスト 43 旋回部 50 被搬送物保持フレーム 51 横部材 55 タワーセグメントの保持台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊索によって昇降駆動される搬器を備え
    た建設工事用リフトにおいて、 ガイドレールを備えた支持タワーは2基所要の間隔を置
    いて並列して立設され、この両支持タワーの各前側面に
    それぞれ搬器の昇降フレームが配され、搬器の荷台は前
    記両昇降フレームにて支持されるとともに、その両昇降
    フレーム間で両支持タワー間に荷台床が張り出すように
    設けてあり、荷台下部の適所に、各支持タワーのガイド
    レールに直交して直線作動機により操作されるレールク
    ランプ機構が配設され、前記両支持タワー間に張り出さ
    れた荷台床上にブーム伸縮型のポストクレーンが立設さ
    れていることを特徴とする建設工事用リフト。
  2. 【請求項2】 前記搬器の荷台上に、被搬送物保持フレ
    ームが立設されている請求項1に記載の建設工事用リフ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記被搬送物保持フレーム立設位置の前
    側荷台上には、タワーセグメントの仮受け台が着脱可能
    に設けられている請求項1に記載の建設工事用リフト。
JP20272391A 1991-08-13 1991-08-13 建設工事用リフト Pending JPH0543172A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200212833Y1 (ko) * 2000-09-15 2001-02-15 박대규 컨테이너의 적재 및 반출장치
KR102301009B1 (ko) * 2020-03-30 2021-09-13 김윤호 지브 크레인을 포함하는 리프트

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200212833Y1 (ko) * 2000-09-15 2001-02-15 박대규 컨테이너의 적재 및 반출장치
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