JPH0542995Y2 - - Google Patents

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JPH0542995Y2
JPH0542995Y2 JP126688U JP126688U JPH0542995Y2 JP H0542995 Y2 JPH0542995 Y2 JP H0542995Y2 JP 126688 U JP126688 U JP 126688U JP 126688 U JP126688 U JP 126688U JP H0542995 Y2 JPH0542995 Y2 JP H0542995Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、斜めローラ装置を用い、用紙搬送路
内での用紙のサイドレジストレーシヨンを行う装
置に関し、特に、大サイズの原稿等に対して、斜
めローラによる搬送力の不足分をアシストローラ
によつて補助させ、湾曲搬送路内での搬送の作用
を安定して行い得るようにする装置に関する。
(従来の技術) 複写機等の装置においては、用紙や原稿を搬送
する際に、その用紙の側面を基準面に沿つて位置
決めし、次の工程での取扱が容易に行われ得るよ
うにしている。このような搬送装置は、例えば、
自動原稿送り装置における湾曲搬送路等におい
て、従来より一般に用いられている手段である。
上記自動原稿送り装置においては、例えば、特
開昭60−208746号公報等に示されるように、複写
機本体の上部に設けた原稿トレイと、プラテンと
の間に湾曲原稿搬送路を形成し、該原稿トレイか
ら取出した原稿を湾曲原稿搬送路内で搬送する途
中で、斜めローラ機構によつて該原稿に対してサ
イドレジストレーシヨンの動作を行い、プラテン
上に送り込む際にその前端部と側部とが正確に位
置決め出来るようにしている。
したがつて、上記したように原稿のレジストレ
ーシヨンが行なわれることによつて、プラテン上
に送り込まれた原稿は、該プラテン上に設けた複
写位置に正確に停止され、画像読取り装置による
走査に際して、原稿のズレ等が発生することを防
止出来、良好な状態でのコピーを得ることが出来
るものとなる。
上記したような原稿搬送路内での原稿の斜め送
りを行うための手段は、例えば、特公昭55−
20222号公報等に示されているように、原稿搬送
路を挟んで上下に対向して、斜めローラとピンチ
ローラとを配置しており、その両ローラによつて
原稿をサイドガイドに向けて斜め送りし、該原稿
をガイドに沿つて搬送するようなことが行われ
る。
上記した従来例の装置を具体例で説明すると、
第4図に示される自動原稿送り装置1において
は、複写機本体のプラテン5の上部分をカバーす
るようにして設けられるもので、該プラテン5の
上部分で原稿の搬送を行うために、搬送ベルト6
を設けている。
また、自動原稿送り装置1の上面に設けられる
原稿トレイ2と、プラテン上のベルト搬送装置6
との間に湾曲搬送路10を設け、原稿トレイ2か
ら給紙装置によつて送り出される原稿3を搬送ロ
ーラ4によつて、湾曲搬送路10内で搬送する途
中で斜めローラ装置20により斜め送りを行い、
原稿3の側部がサイドガイドに摺動する状態で、
原稿に対するレジストレーシヨンの作用を行わせ
るようにしている。
そして、湾曲搬送路10内を搬送されてくる原
稿に対して、その先端レジストレーシヨンを行う
ゲート17を設け、ゲート17により一旦停止さ
れた原稿に対して、複写機本体の画像読取り装置
の走査状態に応じて、ゲートが開かれるとともに
レジローラ16による送りが行われ、原稿をプラ
テン上に搬送するようにされている。
さらに、上記自動原稿送り装置においては、湾
曲搬送路10の上端部とプラテンへの導入部分と
を短絡する反転路18を設けておき、両面原稿の
場合に、片面の画像の走査が終了した原稿を、反
転路18を介して反転してその裏面をプラテンに
対応させてセツトし、その裏面の画像の読取りの
動作を行い得るようにすることが出来るようにな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような自動原稿送り装
置において、斜めローラ装置を湾曲搬送路のサイ
ドガイド側の側部に設けているものであり、該斜
めローラ装置を小サイズの原稿(B5、A4サイ
ズ)に合せて設ける場合には、大サイズの原稿
(例えばB4、A3サイズ)に対する搬送力が不足
することになる。そして、大サイズの原稿に対し
ては、前記したような搬送力が不足することによ
つて、レジずれ等が発生したり、設定された速度
で搬送が行なわれない等のトラブルが発生しやす
いものとなる。
それとは反対に、斜めローラ装置を大サイズの
原稿に合せて設定すると、斜めローラによるサイ
ドガイドに向けての搬送力が大きくなるので、小
サイズの原稿に対しては、サイドガイドに向けて
強く押圧することになるために、原稿が座屈を生
じたりすることがあり、原稿搬送路内でのトラブ
ルの発生する原因ともなりやすいものである。
また、上記したような湾曲原稿搬送路内での斜
め送りの場合に、厚い紙に対しては、用紙を湾曲
させる作用による抵抗が大きいために、斜めロー
ラ装置による斜め送りの力が有効に作用せずに、
レジストレーシヨンの作用が十分に発揮され得な
いことがある。
これに対して、薄い紙の場合には、サイドガイ
ドに用紙が押圧される際の力が、紙の耐久力より
も大きくなるために、該用紙のサイドガイドに押
圧される側面が座屈を生じてしまい、用紙の搬送
が正確に行われ得ない等の問題が発生する。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来より用いられて
いる装置の欠点を解消するもので、斜めローラに
加えてアシストローラを配置し、大サイズの原稿
に対しては、該アシストローラが送りの作用を補
助出来るように構成することによつて、湾曲搬送
路内での搬送と、レジストレーシヨンの作用を良
好な状態で行い得るようにする装置を提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案の自動原稿送り装置は、用紙を基準面に
沿わせながら用紙搬送路内を搬送し、停止ゲート
によつて停止させ、次の工程に向けて搬出するた
めに、湾曲搬送路部分に斜めローラ装置を設けて
なる用紙搬送装置に関する。
本考案の装置においては、原稿搬送路の側部に
設けたサイドガイドに向けて、原稿を斜め送りす
るための斜めローラ装置を設けるとともに、該斜
めローラ装置の側部に対してアシストローラを配
置し、大サイズの原稿に対する送りの補助を行う
ようにし、該アシストローラは斜めローラ装置と
同様に原稿を斜め送りするローラと、該ローラに
対して原稿を軽く押圧するシート状の部材とによ
り構成され、斜めローラ装置とともに原稿に対す
る搬送の作用を行い得るように構成している。
したがつて、上記した本考案の自動原稿送り装
置は、上記したように構成されることにより、大
サイズの原稿に対しては、斜めローラ装置とアシ
ストローラとが共同して搬送の作用を行い得るも
のとすることが出来、湾曲搬送路内での大サイズ
の原稿の搬送を良好に行うことが出来るものとな
る。
また、小サイズの原稿に対しては、斜めローラ
装置のみが単独で作用するものとなるので、該小
サイズの原稿に対する搬送を強い力で行うことが
なく、原稿に無理な力が作用しないので、原稿の
搬送とレジストレーシヨンの作用が良好に行われ
得るものとなる。
(実施例) 図示された例に従つて、本考案の自動原稿送り
装置の構成を説明する。
本考案が適用される自動原稿送り装置は、前記
した第4図に示されるような装置であるが、第1
図には自動原稿送り装置に設けられる湾曲搬送路
10の構成を示している。この図示される湾曲搬
送路10においては、原稿搬送路を両側一対のガ
イド板11,11aによつて構成しており、この
2つのガイド板11,11aの間で原稿の案内を
行うようにしている。
また、本考案の湾曲搬送路10においては、そ
の原稿搬送路の一方の側部に、サイドガイド14
を配置しており、このサイドガイド14として、
第2図に示されるような構成の内側に溝14aを
設けたものを用い、原稿の側部を溝14aの奥の
部分に摺動させる状態で搬送作用を行うようにす
る。
本考案の湾曲搬送路10には、従来より用いら
れている斜めローラ装置の場合と同様にして、両
側のガイド板に設けた孔12から、斜めローラ2
1とピンチローラ22とを原稿搬送路に向けて突
出させ、両ローラの間に原稿をニツプした状態
で、その搬送と斜め送りの動作を行うようにす
る。
さらに、本考案の湾曲搬送路10には、第2図
に示されるように、斜めローラ装置20から所定
の距離離した状態で、アシストローラ25を設け
ている。このアシストローラ25は、第3図に詳
細に示されるように、ガイド板11aに設けた孔
12aから、ローラが原稿搬送路に向けて突出さ
れており、該ローラ25に対して押圧部材26が
接触するようになつている。また、本考案のアシ
ストローラ25は、原稿搬送路に対して斜めロー
ラ21と同じ方向に傾斜した状態で設けられてお
り、それらの2つの斜めローラによつて、大サイ
ズの原稿に対する搬送作用を行うものとなる。
この押圧部材26は、マイラー(プラスチツク
フイルムの商品名)のような比較的薄いプラスチ
ツク製のフイルム等を用いることが出来るもの
で、該押圧部材26の基部をガイド板11に設け
た切り起こし部13に固定し、他端部をローラに
接触させるようにして配置している。
なお、上記アシストローラ25は、斜めローラ
21と同様に、発泡ウレタン等によつて形成され
たローラ部材を用いるもので、該ローラに対し
て、比較的弱い力で押圧部材26を押圧させるよ
うにすることによつて、両者の間にニツプされる
原稿に対する搬送力を比較的小さく設定してい
る。
そして、湾曲搬送路10内を搬送される原稿
を、該アシストローラ25と押圧部材26によつ
て挟持する状態に設定することによつて、斜めロ
ーラ装置20と共同して、大サイズの原稿に対し
て斜め送りと、搬送作用を行い得るようにするも
のとなる。
また、本考案の湾曲搬送路10においては、第
2図に示されるように、斜めローラ装置20がサ
イドガイド14に近接した位置に設けられてお
り、A4、B5サイズ等のような小サイズの原稿に
対しては、該斜めローラ装置20が単独で搬送作
用を行うようにされているが、アシストローラ2
5は、該小サイズの原稿の巾から離れた位置に設
けられており、B4、A3等のような大サイズの原
稿に対して、その送りの作用を行い得るように設
けている。
つまり、上記した本考案の2つのローラ装置に
おいては、斜めローラ装置20が、従来の装置の
場合と同様に、原稿に対する斜め送りと、搬送力
とを発揮出来るようにしているが、アシストロー
ラの場合には、それ自体が強力な搬送力を発揮出
来ないものとなつており、斜めローラ装置による
送り作用を補助する作用のみを行うことになる。
そして、本考案の装置においては、小サイズの
原稿に対しては、第2図に示されるように、斜め
ローラ装置によつてサイドガイド14に向けて斜
め送りの動作を行い、大サイズの原稿に対して
は、斜めローラ装置とアシストローラとによつて
斜め送りの動作を行う。
なお、本考案の上記した実施例においては、原
稿の搬送を行う場合について説明しているが、本
考案の斜めローラ装置は原稿搬送路のみでなく、
用紙搬送路にも適用が可能であり、それによつ
て、原稿が大小いずれのサイズの場合でも、その
レジストレーシヨンの作用を良好に行い得るもの
として構成することが出来るものとなる。
(考案の効果) 本考案の自動原稿送り装置は、上記したような
構成を有するものであるから、原稿のサイズがど
のようなものであつても、正確に斜め送りと搬送
の作用を行い得るものとすることが出来る。
また、本考案の装置は、湾曲搬送路内でアシス
トローラにより搬送する力が比較的小さいのであ
るから、湾曲搬送路内での2組のローラ装置の搬
送力が原稿に悪影響を及ぼすことがなく、原稿を
安定した状態で搬送出来るものとすることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の湾曲搬送路の斜視図、第2図
は第1図におけるX−X線での断面図、第3図は
第2図におけるY−Y線での断面図であり、第4
図は従来より用いられている自動原稿送り装置の
説明図である。 図中の符号、1……自動原稿送り装置、10…
…湾曲搬送路、14……サイドガイド、16……
レジローラ、17……ゲート、20……斜めロー
ラ装置、21……斜めローラ、22……ピンチロ
ーラ、23……ピンチアーム、25……アシスト
ローラ、26……押圧部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 用紙を基準面に沿わせながら用紙搬送路内を搬
    送し、停止ゲートによつて停止させ、次の工程に
    向けて搬出するために、斜めローラ装置を設けて
    なる用紙搬送装置において、 原稿搬送路の側部に設けたサイドガイドに向け
    て、原稿を斜め送りするための斜めローラ装置を
    設けるとともに、該斜めローラ装置の側部に対し
    てアシストローラを配置し、大サイズの原稿に対
    する送りの補助を行うように構成し、 該アシストローラは斜めローラと同様に原稿を
    斜め送りするローラと、該ローラに原稿を軽く押
    圧するシート状の部材とにより構成され、斜めロ
    ーラ装置と共に原稿に対する搬送作用を行い得る
    ようにすることを特徴とする自動原稿送り装置。
JP126688U 1988-01-11 1988-01-11 Expired - Lifetime JPH0542995Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP126688U JPH0542995Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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JP126688U JPH0542995Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01106460U JPH01106460U (ja) 1989-07-18
JPH0542995Y2 true JPH0542995Y2 (ja) 1993-10-28

Family

ID=31201009

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP126688U Expired - Lifetime JPH0542995Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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