JPH0542849A - 車両用シートのエアサスペンシヨン装置 - Google Patents

車両用シートのエアサスペンシヨン装置

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JPH0542849A
JPH0542849A JP20066791A JP20066791A JPH0542849A JP H0542849 A JPH0542849 A JP H0542849A JP 20066791 A JP20066791 A JP 20066791A JP 20066791 A JP20066791 A JP 20066791A JP H0542849 A JPH0542849 A JP H0542849A
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洋一 土屋
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光司 金平
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AITESU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートクッションを設定基準高さに維持で
き、且つ上方及び下方の不感帯域を個々に大小自由に設
定できるエアサスペンション装置を提供する。 【構成】 シートクッションをリンク機構3と共に支え
る空気ばねに給排気する給・排気弁6をロアフレーム1
に固定し、この給・排気弁6の弁切替機構30として、
ガイド軸31と、これに摺嵌したカム32と、このカム
32をシートクッションの上下動に連動してガイド軸3
1に沿って前後に往復動せしめる連結部材33と、この
カム32を後方の移動に伴い回動せしめ給気弁の弁棒7
を押して開弁させる第1の突部34と、カム32を前方
の移動に伴い回動せしめ排気弁の弁棒8を押して開弁さ
せる第2の突部35とを備え、カム32は給・排気弁の
いずれかを開くとその開弁状態を維持しガイド軸に沿っ
て復帰動して中立位置付近で弁棒の付勢力により元に回
動復帰して閉弁させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自動車等の車両用
シートをリンク機構と空気ばねを用いて支持する車両用
シートのエアサスペンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用シートのエアサスペンシ
ョン装置は、車両の床上に固定されるロアフレームと、
この上方に配しシートクッションを支持するアッパーフ
レームとの間に、リンク機構と空気ばねを設け、この空
気ばねの内部作用圧力でアッパーフレーム上のシートク
ッションに生じる荷重を支持するようにしている。
【0003】この種のエアサスペンション装置では、着
座する人の体重いかんにかかわらず静止状態ではシート
クッションを設定基準高さに維持し、しかも走行中の振
動に応じ適当なサスペンションストロークを確保して最
適な緩衝性能を得るように、空気ばねの内部空気圧を自
動制御するようにしている。
【0004】この代表的な車両用シートのエアサスペン
ション装置としては、例えば特開昭54−97924号
公報に示されているようなものがある。これを第10図
及び第11図により簡単に説明する。図中1は車両の床
上に固定される枠状のロアフレーム、2はこのロアフレ
ーム1の上方に配し車両用シートのシートクッション
(図示せず)を支持する枠状のアッパーフレームであ
る。このアッパーフレーム2とロアフレーム1との間に
該アッパーフレーム2を上下動可能に支持するリンク機
構3が組み付けられている。
【0005】このリンク機構3は、それぞれ左右一対ず
つのリンクバー3a,3bを枢支ピン3cでX状に枢着
すると共に、これらリンクバー3a,3bの各上下端に
それぞれ左右に亘る連結シャフト3d,3eを設け、こ
れら前方に配する上下の連結シャフト3dの両端は前記
アッパーフレーム2とロアフレーム1の左右枠部材の前
端寄りに回動可能に連結し、後方に配する連結シャフト
3eの両端はアッパーフレーム2とロアフレーム1の左
右枠部の後端寄りに転動コロ3fを介し前後動可能に摺
合している構成である。
【0006】また、前記ロアフレーム1とアッパーフレ
ーム2間には空気ばね5が設けられ、この空気ばね5の
内部作用圧でシートクッションからアッパーフレーム2
にかかる荷重を支えている。
【0007】この空気ばね5にコンプレッサー等の給気
源(図示せず)から給気させたり該空気ばね5内部の空
気を排気したりする給・排気弁6が、前記ロアフレーム
1から上方に突出したブラケット9を介して略前向きの
状態に取付け固定されている。この給・排気弁6は図1
1に示す如く一個のケーシングに常閉式の給気弁と排気
弁とを内蔵した構成で、その給気弁と排気弁との各々の
弁棒7,8が所定の間隔を存して同一面側に並列的に突
出され、その弁棒7,8が個々に押し込められることに
より給気弁及び排気弁が開き、その押し込み力を解除す
ると、内蔵した弁ばねの付勢によりそれぞれ閉弁状態に
自動復帰する。
【0008】この給・排気弁6を開閉せしめる弁切替機
構として一個のカム10が備えられている。このカム1
0は第11図に示す如く一枚の略扇形板状をなし、この
前端側頂角部と反対の後端側上下部に盛り上がったカム
面10a,10bを有している。このカム10が前端部
頂角部を前記リンク機構3の一方の前下がり状態のリン
クバー3a下端の連結シャフト3dに回動可能に嵌合し
て取付けられている。また、このカム10の途中には前
記シャフト3dを中心とする円弧状の長穴10cが設け
られ、この長穴10cに前記リンクバー3aから突設し
たピン12が遊嵌され、このピン12がリンクバー3a
と一緒に上下動して、そのピン12が長穴10c内での
空走距離xを過ぎるとカム10が連動して上下に回動す
るようになっている。
【0009】このような構成の車両用シートのエアサス
ペンション装置では、体重の重い着座者が座ったり、自
動車の走行振動による荷重で、シートクッションが予め
設定した基準高さから下降した場合、第11図の状態か
らリンクバー3aがピン12と共に下方に回動し、その
ピン12が長穴10c内での空走距離xを過ぎると、初
めてカム10が連動して押し下げ回動せしめられる。こ
れで上部のカム面10aが給・排気弁6の弁棒7を押し
込んで給気弁を開き、給気源からの圧縮空気を空気ばね
5に供給し、この空気ばね5の内部作用圧の増加により
アッパーフレーム2を押し上げてシートクッションを上
昇させる。この上昇中には弁棒7がカム面10aに押し
込められたままで、すぐに給気弁が閉じ込められること
なく、リンクバー3aと共にピン12が長穴10c内の
空走距離xをすぎてから即ち、シートクッションが設定
基準高さに戻る寸前でカム10が上方に回動し、上部の
カム面10aが弁棒7から外れて給気弁が閉じ、空気ば
ね5への給気が止まってシートクッションが設定基準高
さに復帰保持される。
【0010】また、前記とは逆に、着座者が座席から離
れたり、自動車の走行振動により、シートクッションが
設定基準高さから上昇した場合には、第11図の状態か
らリンクバー3aとピン12と共にカム10が連動して
上方に前記空走距離xに相当する角度以上に回動する
と、この下部のカム面10bが給・排気弁6の弁棒8を
押し込んで排気弁を開き、空気ばね5内の圧縮空気を排
出する。これで空気ばね5の内部作用圧が減少してアッ
パーフレーム2がシートクッションと共に下降する。こ
の下降中には弁棒8がカム面10bに押し込められたま
まで、直ぐに排気弁は閉じることがなく、リンクバー3
aと共にピン12が長穴10c内の空走距離xを過ぎて
から即ち、シートクッションが設定基準高さに戻る寸前
でカム10が下方に回動し、その下部のカム面10bが
弁棒8から外れて排気弁が閉じ、空気ばね5内からの排
気が止まってシートクッションが設定基準高さに復帰保
持される。
【0011】つまり、この車両用シートのエアサスペン
ション装置では、シートクッションが設定基準高さから
下降或いは上昇すると、これにリンク機構3のリンクバ
ー3aを介してピン12が上下動し、このピン12がカ
ム10の長穴10c内での空走距離xを過ぎると、その
ピン12にカム10が連動して空気ばね5の給・排気弁
6を動作せしめる構成である。逆に言えばシートクッシ
ョンが設定基準高さから前述の空走距離xに見合った範
囲内で上下動しても、空気ばね5は制御されない所謂不
感帯域として設定され、その上下の不感帯域ではサスペ
ンション装置本来の働きである緩衝動作を行い、シート
クッションが上下の不感帯域を越えると、空気ばね5を
制御してシートクッションを設定基準高さに戻す構成で
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した構
成の従来の車両用シートのエアサスペンション装置で
は、シートクッションの設定基準高さから上方及び下方
のそれぞれの不感帯域がピン12と長穴10cとの空走
距離xにより定められ、そのピン12の径寸法や長穴1
0cの長さ寸法を変更すれば、上下の不感帯域を等しく
拡大・縮小することがある程度可能である。しかしなが
ら、上下の不感帯域を個々に調整することはできない。
【0013】つまり、ピン12と長穴10cとの寸法関
係を変更しただけでは、設定基準高さから上方の不感帯
域を下方の不感帯域に関係なく狭めたり広げたり、或い
は下方の不感帯を上方の不感帯域に関係なく狭めたり広
げたりする設定はできず、両者等しく変化してしまう。
そうかと言って、カム10の上下のカム面10a,10
b間の距離を前記空走距離xと関係なくに変更すると、
シートクッションが上下の不感帯域を越えた場合に設定
基準高さに復帰できない不都合が生じる。このために設
計の自由度が少なく、車両の種類や走行状態などの多種
多様な諸条件或いは運転者の好み等に応じ、それぞれに
最適な緩衝作用を得るような設定ができず、着座者に不
快感や疲労感を与える場合があった。
【0014】例えば、トラックやオフロード車など車両
走行中にシートに着座している人は路面等から振動や衝
撃を受けるが、悪路走行などで下からの突き上げる力、
所謂底づき発生は、着座者にとって特に不快となり疲労
が増長する。これを設定基準高さ並びに上方の不感帯域
の幅を変えずに軽減するには、下方の不感帯域の幅を独
自に狭く設定しなければならないが、その調整が出来な
い問題があった。
【0015】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、シートクッションを着座者の体重等に
かかわらず常に設定基準高さに維持できると共に、その
シートクッションの設定基準高さから上方及び下方それ
ぞれの不感帯域を個々に狭めたり広げたり自由に設定す
ることができ、車両の種類や走行状態などの多種多様な
諸条件或いは運転者の好み等に応じ、それぞれ最適な緩
衝作用が得られる設定が可能で、走行振動による着座者
の不快感や疲労感を軽減できるようになる車両用シート
のエアサスペンション装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用シートの
エアサスペンション装置は、前記目的を達成するため
に、ロアフレームと、このロアフレームの上方に配され
車両用シートのシートクッションを支持するアッパーフ
レームと、前記ロアフレームに対しアッパーフレームを
上下動可能に支持するリンク機構と、前記アッパーフレ
ームに生じる荷重を支える空気ばねと、前記空気ばねに
給気源から給気させたり該空気ばね内部から排気したり
する常閉式の給・排気弁と、前記シートクッションの上
下動に連動して前記給・排気弁を選択的に開く弁切替機
構とを備え、この弁切替機構による給・排気弁の開閉に
より空気ばね内圧を制御してシートクッションを設定基
準高さに復帰せしめる構成で、
【0017】前記弁切替機構は、前記給・排気弁と固定
関係の位置に設けたガイド軸と、このガイド軸に往復動
並びに回動自在に設けられたカムと、前記シートクッシ
ョンの上下動に常に連動して前記カムをガイド軸に沿い
往復動せしめる連結部材と、シートクッションの設定基
準高さからの下降に伴い連結部材を介しカムがガイド軸
に沿って中立位置から一方にある距離以上移動すると該
カムを回動せしめて前記給気弁を開かせる第1の突部
と、シートクッションの設定基準高さからの上昇に伴い
連結部材を介しカムがガイド軸に沿い中立位置から他方
にある距離以上移動すると該カムを回動せしめて前記排
気弁を開かせる第2の突部とを備え、
【0018】かつ前記カムは、前記突部により回動して
前記給・排気弁のいずれかを開くと、その開弁状態を維
持したまま連結部材によりガイド軸に沿って復帰動し、
中立位置付近で前記給・排気弁のいずれかの弁棒の付勢
力により元に回動復帰して閉弁させる構成としたことを
特徴とする。
【0019】
【作用】前記構成の車両用シートのエアサスペンション
装置によれば、シートクッションと共にアッパーフレー
ムがリンク機構を介し上下動すると、この動きに弁切替
機構の連結部材が連動してカムをガイド軸に沿って往復
動せしめる。この際、シートクッションの上下動が設定
基準高さからある範囲以内であれば、即ちカムがガイド
軸に沿って中立位置から一方或いは他方にある距離以上
に移動しなければ、そのカムが第1或いは第2の突部に
触れないので回動せしめられることがなく、給・排気弁
が閉じたままでいる。
【0020】つまり、シートクッションが設定基準高さ
から上下動しても、これに連結部材を介して連動するカ
ムが第1及び第2の突部に触れない範囲では、給・排気
弁が閉じたままで、空気ばねに対する給・排気が一切行
われず、所謂不感帯域となって、その空気ばねがシート
クッションの上下振動の緩衝を行う。
【0021】ここで体重の重い人が座るなどして、シー
トクッションが設定基準高さから前述の不感帯域を越え
て下降すると、これに伴い連結部材を介しカムがガイド
軸に沿って中立位置から一方にある距離以上に移動し、
このカムが第1の突部に触れて回動せしめられ、一方の
弁棒を押し込んで給気弁を開く。これで給気源からの圧
縮空気が空気ばねに供給され、この空気ばねの内部作用
圧が増加してアッパーフレームを押し上げ、シートクッ
ションを上昇復帰させる。
【0022】このシートクッションの上昇復帰中には、
カムが一方の弁棒を押し込んだままで、即ち給気弁を開
いた状態を維持し、そのままカムが連結部材に連動して
ガイド軸に沿って復帰動し、その間、給気源から圧縮空
気が空気ばねに供給し続けられる。そして、シートクッ
ションが空気ばねにより押し上げられて設定基準高さの
寸前まで上昇すると、カムが中立位置付近に復帰動して
給・排気弁のいずれかの弁棒の付勢力により元に回動復
帰し、これで前記一方の弁棒が突出して始めて給気弁が
閉じ、空気ばねへの圧縮空気の供給が止まってシートク
ッションが元の設定基準高さに復帰保持される。
【0023】逆に、シートクッションが設定基準高さか
ら前述の不感帯域を越えて上昇すると、これに伴い連結
部材を介してカムがガイド軸に沿って中立位置から他方
にある距離以上に移動し、このカムが第2の突部に触れ
て回動せしめられ、他方の弁棒を押し込んで排気弁を開
く。これで空気ばね内の圧縮空気が排出され、この空気
ばねの内部作用圧が減少してアッパーフレームと共にシ
ートクッションが下降復帰する。
【0024】このシートクッションの下降復帰中も、カ
ムが他方の弁棒を押し込んだままで、即ち排気弁を開い
た状態を維持し、そのままカムが連結部材に連動してガ
イド軸に沿って復帰動し、その間、空気ばね内の排気を
続ける。そして、シートクッションが設定基準高さの寸
前まで下降すると、カムが中立位置付近に復帰動して給
・排気弁のいずれかの弁棒の付勢力により元に回動復帰
し、これで前記他方の弁棒が突出して始めて排気弁が閉
じ、空気ばね内からの排気が止まってシートクッション
が元の設定基準高さに復帰保持される。
【0025】こうした構成の車両用シートのエアサスペ
ンション装置においては、弁切替機構のカムを回動せし
める第1及び第2の突部の各々の設定位置を変更すれ
ば、カムがガイド軸に沿って中立位置から一方或いは他
方に移動して該第1或いは第2の突部に触れて回動する
までの各々の距離を変更できるので、シートクッション
の設定基準高さから上方及び下方それぞれの不感帯域を
個々に狭めたり広げたり自由に設定することが可能とな
る。しかもその第1及び第2の突部の設定位置を個々に
変更しても、カムが給・排気弁のいずれかを一度開いた
後は、その開弁状態をカムが維持したまま連結部材によ
りガイド軸に沿って中立位置付近まで復帰動し、そこで
カムが給・排気弁のいずれかの弁棒の付勢力により元に
回動復帰して閉弁動作させるので、シートクッションを
確実に設定基準高さに復帰保持できる。
【0026】このために、シートクッションを着座者の
体重等にかかわらず常に設定基準高さに維持できる上
に、そのシートクッションの設定基準高さから上方及び
下方それぞれの不感帯域を個々に狭めたり広げたり自由
に設定することができ、車両の種類や走行状態などの多
種多様な諸条件或いは運転者の好み等に応じ、それぞれ
最適な緩衝作用が得られる設定が可能で、走行振動によ
る着座者の不快感や疲労感を軽減できるようになる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図9によ
り説明する。なお、図中図10及び図11に示した構成
と重複するものには同一符号を付して説明の簡略化を図
る。
【0028】まず、図3は車両用シートのエアサスペン
ション装置の一部断面した側面図で、従来と略同様に車
両の床上Aに固定されるロアフレーム1と、このロアフ
レーム1の上方に配し車両用シートのシートクッション
(図示せず)を支持するアッパーフレーム2と、前記ロ
アフレーム1に対しアッパーフレーム2を上下動可能に
支持するリンク機構3と、前記アッパーフレーム2に生
じる荷重を支える空気ばね5と、前記空気ばね5にコン
プレッサー等の給気源(図示せず)から給気させたり該
空気ばね5内部の空気を排気したりする給・排気弁6
と、前記シートクッションが設定基準高さから上下動し
て所定の不感帯域を越えると前記給・排気弁6を選択的
に開いて空気ばね5の内圧を制御することにより該シー
トクッションを設定基準高さに復帰せしめる弁切替機構
30とが備えられている。なお、このエアサスペンショ
ン装置では前記ロアフレーム1とアッパーフレーム2と
の間に介在してショックアブソーバ20が備えられてい
ている。
【0029】前記給・排気弁6は図1及び図2に示す如
く前述同様に一個のケーシングに常閉式の給気弁と排気
弁とを内蔵した構成で、その給気弁と排気弁との各々の
弁棒7,8が所定の間隔を存して同一側面に並列的に突
出され、それらの弁棒7,8が個々に押し込められるこ
とにより給気弁及び排気弁が開き、その押し込み力を解
除すると弁ばねの付勢により各々閉弁状態に自動復帰す
る構成である。
【0030】この給・排気弁6はシートクッションの上
下動に伴い互いに相対的に変位を生じる2つの部材の一
方に取付固定されている。即ち、図1乃至図3に示す如
く、前記ロアフレーム1の後部ー側隅部に取付ベース2
1を介し水平状態で横向きに取付固定されている。この
給・排気弁6の一方の接続口6aにはコンプレッサー等
の給気源(図示せず)と連通する配管22が接続され、
他方の接続口6bには前記空気ばね5と連通する配管2
3が接続されている。なお図1中6cは多孔質部材より
構成された排気口である。
【0031】前記取付ベース20は図1乃至図3に示す
如く一枚の薄板鋼板を打ち抜き成形したもので、後端に
折曲フランジ20aを突設し、これを前記ロアフレーム
1の後端枠部材1aに下側から接合してボルト25によ
り止め付けると共に、前端両側部をロアフレーム1の左
右枠部材1b相互間に横架したビーム1c上に載せてボ
ルト26により止め付けることで水平に固定されてい
る。この取付ベース20の上面の他側前端寄り部に台形
状の盛上がり台座部20bが一体に形成され、この台座
部20b上面に前記給・排気弁6が2本のねじ27によ
り締め付け固定されている。またこの取付ベース20の
ー側寄り部に前後一対の軸受片20c,20dが切り起
こしにより立設されている。
【0032】前記弁切替機構30は、前記給・排気弁6
を制御して空気ばね5の内部作用圧を増減することで、
図3に示す如くシートクッションの基準高さYを設定す
ると共に、その設定基準高さYから上方不感帯域Bと下
方不感帯域Cをそれぞれ設定するものである。
【0033】即ち、この弁切替機構30は、図1及び図
2に示す如く、前記給・排気弁6と固定関係の位置に設
けたガイド軸31と、このガイド軸31に往復動並びに
回動自在に設けられたカム32と、シートクッションの
上下動に常に連動して前記カム32をガイド軸31に沿
い往復動せしめる連結部材33と、前記カム32をこの
往復動途中で回動せしめる第1の突部34及び第2の突
部35とを備えた構成である。
【0034】前記ガイド軸31は、一本の丸棒状のもの
で、前記取付ベース20の軸受片20c,20dに前後
端を嵌合することで、前記給・排気弁6のー側面(弁棒
7,8を並列的に突出している側面)と所定間隔を存し
て平行に前後に長く亘り固定されている。
【0035】前記カム32は、図1及び図2に示す如く
厚肉な長方体状のもので、基端部に前後に貫通した丸孔
32aを有し、この丸孔32aをガイド軸31に摺嵌す
ることで前記給・排気弁6と対向する状態で横向きに配
して前後方向に往復動並びに上下方向に回動自在に設け
られてる。
【0036】また、このカム32は図4乃至図6に単独
で示す如く、先端に前記給・排気弁6の弁棒7,8の相
互間距離と略等しい前後方向幅を有するヘッド部32b
を一体に有している。このヘッド部32bは、給・排気
弁6側に対向する先端面側に稜線を挟んで互いに上下に
くの字状に傾斜して配する上側斜面32cと下側斜面3
2dとを有すると共に、これらの前後方向両端に配する
面取り斜面32e,32fを有する構成である。
【0037】前記上側斜面32cは図1及び図7に示す
如くカム32が水平状態のままガイド軸31に沿って前
後動しても給・排気弁6の弁棒7,8に接触しないよう
にするための逃げ面である。下側斜面32dは図2及び
図8・図9に示す如くカム32がガイド軸31を中心に
上方に回動した時に略鉛直状態となって前記給・排気弁
6の弁棒7,8のいずれか一方を押し込むための面であ
る。この下側斜面32dで弁棒を一旦押し込むと、当該
弁棒のばねによる付勢力で該下側斜面32dが突っ張ら
れてカム32の下方への回動復帰が阻止され、当該弁棒
の押し込み状態を維持する。前記前後方向両端の面取り
斜面32e,32fはカム32の復帰動に伴い前記給・
排気弁6のばねにより付勢されている弁棒7,8のいず
れかと係合して該カム32を下方に回動復帰させるため
の面である。
【0038】また、前記カム32の下面基端側には傾斜
したストッパ面32gが形成され、このストッパ面32
gがカム32の上方への回動に伴い取付ベース20上面
に当接して、該カム32のそれ以上の上方への回動を規
制するようになっている。またカム32は前後動途中で
前記第1の突部34及び第2の突部35上に楽に乗り上
げられるように、下面前後縁部に傾斜面32hを有して
いる。
【0039】前記連結部材33は、図1乃至図3に示す
如く、後端にコ字形部材33aを有した一本の連結棒3
3bと、この連結棒33bの前端に直交する状態に締結
された連結レバー33cとを備えてなる。この連結レバ
ー33cの先端が前記カム32の基端部に形成したスリ
ット32i内に差し込まれて該カム32と一緒にガイド
軸31に対し前後動可能に摺嵌されている一方、連結棒
33b後端のコ字形部材33aが前記X状リンク機構3
のリンクバー3b下端の連結シャフト3eに騎乗状態に
係合されている。
【0040】それら連結レバー33cとスリット32i
との間や、コ字形部材33aと連結シャフト3eとの間
には、前後方向の遊隙がなく、それらコ字形部材33a
付き連結棒33bと連結レバー33cとにより前記シー
トクッションの上下動に伴うリンク機構3の連結シャフ
ト3eの前後動が常にそのまま遊び無くカム32に伝え
られるようになっている。
【0041】前記第1の突部34及び第2の突部35
は、図1及び図7乃至図9に示す如く、前記取付ベース
20上面の給・排気弁6とガイド軸31との相互間位置
にそれぞれ略半球形状の小山のように突き出されたもの
である。この第1の突部34はカム32がガイド軸31
に沿って中立位置(給・排気弁6の弁棒7,8相互中間
位置)Zから後方にある距離D以上移動すると図8に示
す如く該カム32を押上回動せしめ、第2の突部36は
カム32がガイド軸31に沿い中立位置Zから前方にあ
る距離E以上移動すると図9に示す如く該カム32を回
動せしめるように、両者相互に該中立位置Zから各々前
後方向に適当距離ずつ離間した位置に設定されている。
【0042】而して、前述した車両用シートのエアサス
ペンション装置によれば、図3に示す如く、自動車の走
行振動等により、シートクッションがアッパーフレーム
2と共にリンク機構3を介し上下動すると、そのリンク
機構3の下側後部の連結シャフト3eがロアフレーム1
に対し前後動する。この連結シャフト3eの前後動に図
1に示す弁切替機構30の連結部材33のコ字形部材3
3aと連結棒33bと連結レバー33cとが遊びなく常
に連動して、前記シートクッションの上下動に見合った
距離ずつカム32をガイド軸31に沿って前後方向に往
復動せしめる。
【0043】この際、シートクッションの上下動が図3
に示す設定基準高さYから上下の不感帯域B,Cの範囲
以内であれば、前記カム32がガイド軸31に沿って図
7に示す中立位置Zから前後方向に距離E,D以上に移
動せず、そのカム32が第1の突部24或いは第2の突
部25に触れないので上方に回動せしめられることがな
い。つまり、カム32が中立位置Zから距離E,Dの範
囲以内で前後動しても、そのカム32は図1及び図7に
示す如く水平状態のままで、この先端ヘッド部32bの
上側斜面32cが給・排気弁6の弁棒7,8に接触せず
にその下側に逃げた状態にあり、その給・排気弁6を閉
じたままにしている。
【0044】これにて、シートクッションが設定基準高
さYから上下動しても、上下の不感帯域B,Cの範囲内
では、給・排気弁6が閉じたままで、空気ばね5に対す
る給・排気が一切行われず、その空気ばね5がシートク
ッションの上下振動の緩衝を行う。
【0045】ここで、体重の重い人が座るなどして、シ
ートクッションが設定基準高さYから前述の下方の不感
帯域Cを越えて下降すると、これに伴いリンク機構3の
連結シャフト3と共に弁切替機構30の連結部材33を
介しカム32が図8に示す如くガイド軸31に沿って中
立位置Zから後方に距離D以上に移動せしめられる。こ
れにてカム32が下面後縁部の傾斜面32hを介し第1
の突部34に触れて乗り上がるようにしてガイド軸31
を中心に上方に回動せしめられ、このカム32の先端ヘ
ッド部32bの下側斜面32dが鉛直状態に上昇して給
・排気弁6の給気弁の弁棒7を押し込み、給気弁を開
く。これで給気源からの圧縮空気が空気ばね5に供給さ
れ、この空気ばね5の内部作用圧が増加してアッパーフ
レーム2を押し上げて、シートクッションを上昇復帰さ
せる。
【0046】このシートクッションの上昇復帰中には、
前記カム32が弁棒7を一旦押し込んだことにより、そ
の弁棒7のばねによる付勢力で突っ張られて、第1の突
部34の有無に関係なく、下方への回動復帰が阻止され
る。これでカム32は下側斜面32dで弁棒7を押し込
んだまま摺接しながら、シートクッションの上昇復帰に
連結部材33を介し連動してガイド軸31に沿って前方
に復帰動する。その間、給気弁が開いたままであるの
で、給気源から圧縮空気が空気ばね5に供給し続けられ
る。そして、シートクッションが空気ばね5により押し
上げられて設定基準高さYの寸前まで上昇すると、カム
32が連結部材33を介し連動して中立位置Z付近に復
帰動する。そこでカム32のヘッド部32の前後端の面
取り斜面32e,32fのいずれかが前記給・排気弁6
の弁棒7,8のいずれかに接合し、その弁棒の付勢力に
よりカム32が強制的に下方に回動復帰せしめられる。
このカム32の下方への回動復帰と同時に前記弁棒7が
ばね付勢力により突出して始めて給気弁が閉じ、空気ば
ね5への圧縮空気の供給が止まってシートクッションが
元の設定基準高さYに復帰保持される。
【0047】逆に、シートクッションが設定基準高さY
から前述の不感帯域を越えて上昇すると、図2及び図9
に示す如く、カム32が前述同様に連結部材33を介し
てガイド軸31に沿い中立位置Zから前方に距離E以上
に移動する。これでそのカム32が第2の突部35に触
れて乗り上がるようにして上方に回動せしめられ、弁棒
8を押し込んで排気弁を開く。これにて空気ばね5内の
圧縮空気が排出され、この空気ばね5の内部作用圧が減
少してアッパーフレームと共にシートクッションが下降
復帰する。
【0048】このシートクッションの下降復帰中も、前
述同様にカム32が弁棒8のばね付勢力により第2の突
部35の有無に関係なく上方に回動した状態を維持し、
該カム32が弁棒8を押し込んだまま、即ち排気弁を開
いた状態のまま、連結部材33に連動してガイド軸31
に沿って後方に復帰動し、その間、空気ばね5内の排気
を続ける。そして、シートクッションが設定基準高さY
の寸前まで下降すると、カム32が中立位置Z付近に復
帰動して、この前後両端の面取り斜面32e,32fの
いずれかが前記給・排気弁6の弁棒7,8のいずれかに
接合し、その弁棒の付勢力によりカム32が強制的に下
方に回動復帰せしめられる。このカム32の下方への回
動復帰により前記弁棒8がばね付勢力により突出して始
めて排気弁が閉じ、空気ばね5内からの排気が止まって
シートクッションが元の設定基準高さYに復帰保持され
る。
【0049】こうした構成の車両用シートのエアサスペ
ンション装置においては、前記弁切替機構30の第1の
突部34及び第2の突部35の各々の取付ベース21に
対する設定位置を変更すれば、カム32が中立位置Zか
ら前後動して該第1の突部34或いは第2の突部35に
触れて上方に回動するまでの各々の移動距離D,Eが変
わり、これに伴いシートクッションの設定基準高さYか
ら上方及び下方それぞれの不感帯域B,Cが個々に大小
変化することになる。従って第1の突部34及び第2の
突部35の各々の設定位置を変更することで、シートク
ッションの設定基準高さYから上方及び下方それぞれの
不感帯域B,Cを個々に狭めたり広げたり自由に設定す
ることが可能となる。
【0050】しかも、その第1の突部34及び第2の突
部35の設定位置を個々に変更しても、カム32が一度
上方に回動して給・排気弁6の弁棒7,8のいずれかを
押し込んで開弁した後は、その弁棒の付勢力によりカム
32が前記突部34,35の有無に関係なく上方に回動
した状態に保持されたままガイド軸31に沿って中立位
置Z付近まで復帰動し、その中立位置Z付近でカム32
が給・排気弁6の弁棒7,8のいずれかの付勢力により
下方に回動復帰して閉弁動作させるので、シートクッシ
ョンを確実に設定基準高さYに復帰保持できる。
【0051】このために、シートクッションを着座者の
体重等にかかわらず常に設定基準高さYに維持できる上
に、そのシートクッションの設定基準高さYから上方の
不感帯域をBと下方の不感帯域Cとを各々個々に狭めた
り広げたり自由に設定することができ、車両の種類や走
行状態などの多種多様な諸条件或いは運転者の好み等に
応じ、それぞれ最適な緩衝作用が得られる設定が可能
で、走行振動による着座者の不快感や疲労感を軽減でき
るようになる。
【0052】なお、本考案は前記実施例のみに限定され
ることなく、例えば給・排気弁6を取付ける部材と、弁
切替機構30の連結部材33を連動させる部材とは、シ
ートクッションの上下動に伴い相対変位を生じるアッパ
ーフレーム2やロアフレーム1やリンク機構3のリンク
バーなどのいずれか2つの部材を適宜選択できる。その
他、本考案の要旨を逸脱しない範囲であれば種々変更可
である。
【0053】
【考案の効果】本考案の車両用シートのエアサスペンシ
ョン装置は、前述の如く構成したから、シートクッショ
ンを着座者の体重等にかかわらず常に設定基準高さに維
持できると共に、そのシートクッションの設定基準高さ
から上方及び下方それぞれの不感帯域を個々に狭めたり
広げたり自由に設定することができ、車両の種類や走行
状態などの多種多様な諸条件或いは運転者の好み等に応
じ、それぞれ最適な緩衝作用が得られる設定が可能で、
走行振動による着座者の不快感や疲労感の軽減に大いに
役立つ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用シートのエアサスペンション装
置の一実施例を示す給・排気弁と弁切替機構との関係を
示す要部斜視図。
【図2】同上要部の排気弁の開動作状態の斜視図。
【図3】同上実施例のエアサスペンション装置の略全体
の断面図。
【図4】同上実施例のカム単独の斜視図。
【図5】同上実施例の(a)はそのカム先端面図、
(b)はカム平面図、(c)はカム側面図。
【図6】図5(c)のX−X線に沿うカムの断面図。
【図7】(a)は同上実施例のカムが下方に回動して給
・排気弁を閉じている状態の平面図、(b)は同状態を
一部断面して後方から見た図。
【図8】(a)は同上実施例のカムが上方に回動して給
気弁を開いている状態の平面図、(b)は同状態を一部
断面して後方から見た図。
【図9】(a)は同上実施例のカムが上方に回動して排
気弁を開いている状態の平面図、(b)は同状態を一部
断面して後方から見た図。
【図10】従来例を示す車両用シートのエアサスペンシ
ョン装置の斜視図。
【図11】同上従来例の給・排気弁と弁切替機構の関係
を示す拡大側面図。
【符号の説明】
1…ロアフレーム、2…アッパーフレーム、3…リンク
機構、5…空気ばね、6…給・排気弁、7,8…弁棒、
30…弁切替機構、31…ガイド軸、32…カム32、
33…連結部材33、34…第1の突部、35…第2の
突部、B,C…不感帯域、D,E…カム移動距離、Y…
シートクッション設定基準高さ、Z…カム中立位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアフレームと、このロアフレームの上
    方に配され車両用シートのシートクッションを支持する
    アッパーフレームと、前記ロアフレームに対しアッパー
    フレームを上下動可能に支持するリンク機構と、前記ア
    ッパーフレームに生じる荷重を支える空気ばねと、前記
    空気ばねに給気源から給気させたり該空気ばね内部から
    排気したりする常閉式の給・排気弁と、前記シートクッ
    ションの上下動に連動して前記給・排気弁を選択的に開
    く弁切替機構とを備え、この弁切替機構による給・排気
    弁の開閉により空気ばね内圧を制御してシートクッショ
    ンを設定基準高さに復帰せしめる車両用シートのエアサ
    スペンション装置において、 前記弁切替機構は、前記給・排気弁と固定関係の位置に
    設けたガイド軸と、このガイド軸に往復動並びに回動自
    在に設けられたカムと、前記シートクッションの上下動
    に常に連動して前記カムをガイド軸に沿い往復動せしめ
    る連結部材と、シートクッションの設定基準高さからの
    下降に伴い連結部材を介しカムがガイド軸に沿って中立
    位置から一方にある距離以上移動すると該カムを回動せ
    しめて前記給気弁を開かせる第1の突部と、シートクッ
    ションの設定基準高さからの上昇に伴い連結部材を介し
    カムがガイド軸に沿い中立位置から他方にある距離以上
    移動すると該カムを回動せしめて前記排気弁を開かせる
    第2の突部とを備え、 かつ前記カムは、前記突部により回動して前記給・排気
    弁のいずれかを開くと、その開弁状態を維持したまま連
    結部材によりガイド軸に沿って復帰動し、中立位置付近
    で前記給・排気弁のいずれかの弁棒の付勢力により元に
    回動復帰して閉弁させる構成としたことを特徴とする車
    両用シートのエアサスペンション装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180028115A (ko) * 2016-09-08 2018-03-16 현대자동차주식회사 차량용 시트의 서스펜션 및 이에 구비되는 댐핑력 조절 장치
CN108930826A (zh) * 2017-05-24 2018-12-04 慈溪市维克多自控元件有限公司 一种记忆高度阀、气囊座椅及汽车

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