JPH0542310Y2 - - Google Patents

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JPH0542310Y2
JPH0542310Y2 JP6549887U JP6549887U JPH0542310Y2 JP H0542310 Y2 JPH0542310 Y2 JP H0542310Y2 JP 6549887 U JP6549887 U JP 6549887U JP 6549887 U JP6549887 U JP 6549887U JP H0542310 Y2 JPH0542310 Y2 JP H0542310Y2
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JP
Japan
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plastic pipe
gaskets
sealing member
sides
gasket
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JP6549887U
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JPS63171787U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプラスチツクパイプの流体漏れを確実
に防止し得る端末部に関するものである。
〔従来技術〕
従来のプラスチツクパイプの端末部は、第3図
に示すように、プラスチツクパイプ1の端部の外
側に挿着される端末部本体2と、プラスチツクパ
イプ1の端部と端末部本体2との間に介在される
シール部材3と、シール部材3を締め付けるシー
ル部材押え4とよりなり、シール部材3は、1個
の断面台形状のガスケツト3aをその長辺面がプ
ラスチツクパイプ側を向き、且つその短辺面が端
末部本体側を向くように配置して構成されてい
る。なお、5はプラスチツクパイプ1とガスケツ
ト3間の接触圧が低下するのを防止するために、
プラスチツクパイプ1の端部の内側に挿着される
インターロツク管又は直管からなる補強スリーブ
管、6はシール部材押え4を端末部本体2に取り
付けるための固定ボルトである。
〔従来技術が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなプラスチツクパイプ
の端末部では、プラスチツクパイプ1とガスケツ
ト3aとの接触圧により、期間経過につれて、プ
ラスチツクパイプ1が圧縮クリープ変形し、前記
接触圧が低下して、プラスチツクパイプ1を流れ
る内部流体が前記端末部からリークすることがあ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決し、前記流体のリ
ークを確実に防止し得るようにしたプラスチツク
パイプの端末部を提供するもので、プラスチツク
パイプの端部の外側に挿着される端末部本体と、
プラスチツクパイプの端部と端末部本体との間に
介在されるシール部材と、プラスチツクパイプの
端部の内側に挿着される補強スリーブ管と、シー
ル部材を締め付けるシール部材押えとよりなるプ
ラスチツクパイプの端末部において、前記シール
部材は少なくとも3個の断面台形状のガスケツト
からなり、これらガスケツトを、両側のガスケツ
トの長辺面がプラスチツクパイプ側を向き、且つ
両側のガスケツトに挟まれた中央のガスケツトの
長辺面が端末部本体側を向くように、交互に反対
向きに配列したことを特徴とするものである。
〔作用〕
このように前記シール部材が少なくとも3個の
断面台形状のガスケツトからなり、これらガスケ
ツトを、両側のガスケツトの長辺面がプラスチツ
クパイプ側を向き、且つ両側のガスケツトに挟ま
れた中央のガスケツトの長辺面が端末部本体側を
向くように、交互に反対向きに配列させると、ガ
スケツトをシール部材押えで締め付けたとき、両
側の各ガスケツトとプラスチツクパイプ間の接触
圧が、両側の各ガスケツトに挟まれた中央のガス
ケツトとプラスチツクパイプ間の接触圧より大き
くなり、プラスチツクパイプはクリープ変形した
とき、2ケ所の凹部間に凸部が生じる。この凸部
がクリープ変形するときのパイプ材料の溜めの役
目をし、プラスチツクパイプとシール部材のガス
ケツトとの接触圧の低下を軽減する結果、輸送流
体の漏れを防止する。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を図面により詳細に説明
すると、第1図において、10は本考案に係わる
プラスチツクパイプの端末部を示し、この端末部
10は、プラスチツクパイプ11の端部の外側に
挿着される端末部本体12と、プラスチツクパイ
プ11の端部と端末部本体12との間に介在され
るシール部材13と、プラスチツクパイプ11と
シール部材13間の接触圧が低下するのを防止す
るために、プラスチツクパイプ11の端部の内側
に挿着されるインターロツク管又は直管で構成さ
れた補強スリーブ管15と、シール部材13を締
め付けるシール部材押え14とよりなる。補強ス
リーブ管15は、プラスチツクパイプ11内と予
めインターロツク管が挿着されているような場合
は、これで代用してもよいことはいうまでもな
い。シール部材13は、3個の断面台形状のガス
ケツト13a,13b,13cからなり、これら
ガスケツト13a,13b,13cを、両側のガ
スケツト13a,13cの長辺面がプラスチツク
パイプ側を向き、且つ両側のガスケツト13a,
13cに挟まれた中央のガスケツト13bの長辺
面が端末部本体側を向くように、交互に反対向き
に配列したものである。なお、16はシール部材
押え14を端末部本体12に取り付けるための固
定ボルトである。
このように前記シール部材13が3個の断面台
形状のガスケツト13a,13b,13cからな
り、これらガスケツトを、両側のガスケツト13
a,13cの長辺面がプラスチツクパイプ11側
を向き、且つ両側のガスケツト13a,13cに
挟まれた中央のガスケツト13bの長辺面が端末
部本体12側を向くように、交互に反対向きに配
列させると、シール部材13のガスケツト13
a,13b,13cをシール部材押え14で締め
付けたとき、両側の各ガスケツト13a,13c
とプラスチツクパイプ11間の接触圧が、両側の
各ガスケツト13a,13cに挟まれた中央のガ
スケツト13bとプラスチツクパイプ11間の接
触圧より大きくなり、プラスチツクパイプ11は
クリープ変形したとき、2ケ所の凹部間に凸部が
生じる(第2図参照)。この凸部がクリープ変形
するときのパイプ材料の溜めの役目をし、プラス
チツクパイプ11とシール部材13のガスケツト
との接触圧の低下を軽減する結果、輸送流体の漏
れを防止する作用をする。
なお、前記実施例は、シール部材13のガスケ
ツトを3個使用した例であるが、同様に5個また
はそれ以上使用して前記実施例のように各ガスケ
ツトを交互に反対向きに配列してもよい。また断
面台形状のガスケツトの長辺面が端末部本体側を
向いたガスケツトは、ガスケツトの長辺面がプラ
スチツクパイプ側を向いた他のガスケツトの材質
と異なるより硬度の大きい材質(金属でもよい)
で構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案は、プラスチツクパイプ
の端部と端末部本体との間に介在されるシール部
材が、少なくとも3個の断面台形状のガスケツト
からなり、これらガスケツトを、両側のガスケツ
トの長辺面がプラスチツクパイプ側を向き、且つ
両側のガスケツトに挟まれた中央のガスケツトの
長辺面が端末部本体側を向くように、交互に反対
向きに配列したものであるから、プラスチツクパ
イプとシール部材のガスケツトとの接触圧の低下
が軽減され、輸送流体の漏れを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す半部縦断面
図、第2図はシール部材を締め付けた状態を示す
説明図、第3図は従来例の端末部を示す半部縦断
面図である。 10……プラスチツクパイプの端末部、1,1
1……プラスチツクパイプ、2,12……端末部
本体、3,13……シール部材、3a,13a,
13b,13c……ガスケツト、4,14……シ
ール部材押え、5,15……補強スリーブ管、
6,16……固定ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクパイプの端部の外側に挿着される
    端末部本体と、プラスチツクパイプの端部と端末
    部本体との間に介在されるシール部材と、プラス
    チツクパイプの端部の内側に挿着される補強スリ
    ーブ管と、シール部材を締め付けるシール部材押
    えとよりなるプラスチツクパイプの端末部におい
    て、前記シール部材は少なくとも3個の断面台形
    状のガスケツトからなり、これらガスケツトを、
    両側のガスケツトの長辺面がプラスチツクパイプ
    側を向き、且つ両側のガスケツトに挟まれた中央
    のガスケツトの長辺面が端末部本体側を向くよう
    に、交互に反対向きに配列したことを特徴とする
    プラスチツクパイプの端末部。
JP6549887U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0542310Y2 (ja)

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JP6549887U JPH0542310Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS63171787U JPS63171787U (ja) 1988-11-08
JPH0542310Y2 true JPH0542310Y2 (ja) 1993-10-25

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