JPH0542306B2 - - Google Patents

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JPH0542306B2
JPH0542306B2 JP62055440A JP5544087A JPH0542306B2 JP H0542306 B2 JPH0542306 B2 JP H0542306B2 JP 62055440 A JP62055440 A JP 62055440A JP 5544087 A JP5544087 A JP 5544087A JP H0542306 B2 JPH0542306 B2 JP H0542306B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M11/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
    • D06M11/83Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with metals; with metal-generating compounds, e.g. metal carbonyls; Reduction of metal compounds on textiles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/16Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling the spray area
    • B05B12/20Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated
    • B05B12/24Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated made at least partly of flexible material, e.g. sheets of paper or fabric
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、不織布において、顔料の有無に伴う
着色または無着色の液体をトラツプする方法、お
よび前記方法を実施するための組成物に関する。
次の説明は、主として、車両の分野について行
なうが、この方法が、液体をトラツプしようとす
るあらゆる分野に適用しうることは言うまでもな
い。
(従来の技術と問題点) 自動車製造時において、車体塗装は、浴浸漬法
か、囲い中での吹付け法によつて行なわれてい
る。しかし、通常、多少の修正は欠かせず、それ
を、圧力下での霧化方式とか、その他のスプレー
方式によつて行なつている。その際、車体補修作
業の場合のように、補修部分にペンキをかける必
要がある。その場合、隣接面にスプレーがかから
ないよう対策を講じなければならない。
スプレーによるこのような塗装作業では、塗装
されるべき面を正確に画定し、かつ隣接面を保護
しておかなければならない。
この準備作業は、いわゆる「マスキング」と呼
ばれ、処理するべき対象に、シールドを、接着テ
ープにより貼りつけて固定し、塗装するべき面を
区画する。このマスキングは、例えば、自動車全
体を完全に保護しうるカバーを用いて実施され
る。
この種のカバーは、本出願人によるフランス国
特許第PV46310号明細書に記載の如く、個々の面
部(ドア、ウイング、フロントフードなど)に再
塗装をなしうるパネルを含んでいる。
軟質紙からなるシールドを、板金上で裁断され
るパネルの縁部に施し、処理されるべき面を正確
に画定する。シールドは、その外周全体が接着さ
れているため、本体の残りの面へペンキがまわる
のを防止する。
また、作業者にも、スプレーにかからないよう
にするため、通常、特別の作業衣が使用される。
カバーおよび作業衣をつくるために使用される
材料は、いろいろあるが、いずれも高価であるた
め、数回にわたり使用される。しかし再使用する
と、次のような重大な問題点がある。
カバーおよび保護衣には、ペンキの汚れや微粒
子がつく。それは、乾くとぽろぽろはげる。その
カバーや保護衣を再使用すると、ペンキの薄片が
スプレーの中に入り込んで、車体へ一緒に吹き付
けられてしまう。
ペンキが乾くと、薄片が表面をでこぼこにして
しまうので、これは、絶対に避けなければならな
い。
使用される保護材料は、直接かかるスプレーに
は有効であるが、ペンキがいつたん乾燥すると、
それを保護させておくことができず、はげ落ちて
しまう。
上記の問題点は、通常、マスキング用シールド
を広くしたり、作業衣を頻繁に洗濯することによ
つて克服されている。しかし、それらは、一時的
に予防手段にしか過ぎない。
他の解決法として、強力な吹収力を有する材料
が使用される。その好適な材料は、ポリプロピレ
ン繊維からなる不織布である。それは、スポツト
やペンキの液体粒子をよく吸収するが、ペンキを
吸着すると、柔軟性を失つてしまう。材料の柔軟
性は、再使用する上で、大切な条件ではあるが、
また、非常に剥離し易いという問題点もある。
剥離すると、使用後、接着テープをはがすたび
に、可成りの量の繊維が、テープにあよつてはぎ
取られて、材料が次第に駄目になつてしまう。
このような剥離を防止するため、不織布の繊維
の上に保護膜を施こすことは、吸収力を低下させ
てしまうという理由から、不可能である。
本発明の目的は、上で述べた問題点を解決する
方法、およびそれを実施例するための組成物を提
供することである。上記目的およびそれ以外の目
的は、以下の説明により、当業者には明白となる
と思う。
(発明の要約) 本発明は、繊維からなる不織布において、顔料
の有無に伴う着色または無着色の液体をトラツプ
する方法、および前記方法を実施するための組成
物に関し、かつ次の特徴を有している。
前記不織布は、表面若しくはその近傍の繊維
が、金属で被覆され、かつばらばらの状態を維持
しうるように、少なくとも一つの面と内層の一部
に、真空下で金属粒子をスプレーにより付着させ
て、金属化される。
金属スプレーは、アルミニウム・スプレーを用
い、真空下にて水銀蒸気中で行なわれる。トラツ
ピングの第2段階は、前記不織布の対向面で行な
われる。
不織布の2つの側は、同様に金属化するのがよ
い。一方の側だけを金属化し、他の側は、液体に
対し不透過性のプラスチツクフイルとしてもよ
い。あるいは、一方の側だけを金属化し、他の側
は、ライニングを形成するようにして、第1の不
織布と同じ第2の層としての非金属化不織布によ
り被覆してもよい。
繊維は、ポリプロピレンが好ましく、また、プ
ラスチツクフイルムは、押出しポリエチレンが好
ましい。
(実施例) 以下、本発明の好適実施例を、添付の図面を参
照して、詳細に説明する。
図に示すように、不織布1は、からみ合つた繊
維9からなつている。これらの繊維は、好ましく
は、ポリプロピレンであるが、これは必須用件で
はなく、この種のあらゆる材料を使用することが
できる。
液体のトラツプは、次の要領で達成される。
不織布の第1側(説明の都合上、上面2と呼
ぶ。)に、真空下で金属粒子をスプレーする。吹
付ける金属の量は、繊維間の空隙4を詰まらせ
ず、各繊維の表面をコートする程度、つまり、金
属化された繊維3が、金属によつて互いにくつつ
き合わないようにしなければならない(第4図参
照)。
金属は、不織布の層の一部だけに施され、下面
5には施さない。
このように金属化された不織布は、処理前後
で、可撓性が殆ど変わらない。
真空下での金属化は、好ましくは、水銀蒸気中
で、アルミニウムをスプレーして行なわれる。30
〜80g/m2のポリプロピレンに、0.5〜1g/m2
の量を吹付けることにより、よい結果が得られ
る。
反対側、即ち下面5に、第2の保護コーテイン
グを施すことによつて、トラツプを有利に行なう
ことができるが、これは不可欠ではない。
第2の保護コーテイングは、異なるものとして
実施される。
希薄なエーロゾル(「フオツグ」)の粒子のトラ
ツプが、処理されるべき面から取り除かれる面の
側方を保護するようになつている場合、第2の保
護コーテイングは、第1側のものと同じ金属化層
が、下面5に設けられる。
液体粒子7は、金属化されていない不織布の一
部6における2つの金属化面の間でトラツプされ
る。
処理されるべき面の近傍で、シールドにスプレ
ーが行なわれる際のように、トラツプが、大量の
ペイントに対してなされる場合、第2の保護コー
テイングは、下面5に設けられるか、または接着
されるプラスチツクの薄層8とする。
液体は、金属化面とプラスチツク層との間でト
ラツプされる。この層8は、トラツプ用の素材全
体が可撓性を保ちうるように、不透過性で、かつ
可撓性を有し、しかも薄くて軽くなければならな
い。
ポリエチレンの押出フイルムを使用するのが好
ましいが、薄い不透過性フイルムが得られるな
ら、どのようなものでも使用できる。
もし、希薄粒子(フオツグ)、または滴下物に
よるスポツトから作業者を保護したい場合には、
第2の保護コーテイングは、未処理で、しかも下
面5に当接される不織布の第2層となる。この第
2層は、保護衣のライニングに相当する。
液体は、第1の不織布層6内と、第2の不織布
10の第2層12内でトラツプされる。この場
合、2つの層は、必ずしも隣接させる必要はな
く、2つの層の間に空間を設けてもよい。
個片の縁部を、接着、縫合若しくは溶接する
か、他のあらゆる手段で固定して、完成される。
本発明により液体トラツプは、次のように機能
する。
液体が頂面2に落下すると、それは、金属化繊
維3に当たり、そこを通過し、次第に、非金属化
繊維6の方向へ移動して行く。そこで、液体は、
非金属化繊維内層6によつて吸収されるため、外
面2から消失する。
このように、液体が外面2から消失するため、
面2の金属性は、殆どそのままの状態を維持す
る。
液体の量が少ない(例えば、ペンキエーロゾル
の粒子)と、金属化繊維と接触し、粒子は、繊維
を通過して、漸次、繊維の周りに集結し、肉眼で
は殆ど見えないほどの非常に小さい水滴を形成す
る。粒子は、繊維上には広がらず、しかも、繊維
間の空隙を埋めない。粒子は、集結し、かえつ
て、金属化繊維間の空隙には液体がない状態とな
る。
滴状物が、繊維の周りに付着したまま乾燥すれ
ば、そこから分離しないため、不織布は元の外面
を取り戻す。従つて、滴は確実にトラツプされ
る。
液体の量が増加すると、液体は、不織布の厚さ
方向へ移動し続け、非金属化繊維6にぶつかる。
繊維6は液体を吸着し、従つて、液体は、反対の
下面5に至らない。たとえ、繊維6が飽和してい
たとしても、液体は、層全体を通過する性質があ
り、従つて、外面に到達する。これが、本発明に
より第2のトラツプ要素を設けた理由である。
第2の金属化面の場合、液体の粒子は、金属化
されているこれらの新しい繊維には、最早や吸着
されず、直ちに、それらの周りで小滴になつて凝
集する。このトラツプ方法は、少量の液体に対し
て用いるのが好ましい。
不透過性フイルムによるトラツプの場合、材料
の層内に吸着されない液体は、フイルムにぶつか
り、それを通過せず、そこで広がる。数層のペン
キを不織布にスプレーしうることが、経験的に分
かつた。
スプレーを行なう都度、液体は、上面2の下へ
移動し、非金属化層6で吸着され、かつ不透過性
フイルム8のところで止まり、そこで、液体は広
がるとともに、乾燥する。上面は、金属性の外観
と、可撓性とを維持していた。
2重層によるトラツプの場合、液体(例えば、
ペンキ・スポツト)は、金属化層を通過し、不織
布の非金属化層の部分的に吸着される。通常、こ
の第1層で十分であるが、液体が多い場合、未処
理不織布の第2層は、このような形式のトラツプ
の下面11に液体が少しも現われないよう、相当
な量を吸着する。従つて、作業者の皮膚若しくは
衣服は、完全に保護される。これにより、保護衣
を有利につくることができる。
本発明による液体トラツプ方法は、他の目的も
達成しうる。特に、不織布は、たとえ液体に浸さ
れた後でも、常時、可撓性を保持している。
不透過性フイルムを用い、テストを行なつたと
ころ、5層のペンキがのつた後でも、不織布は可
撓性を持ち、かつ堅くならなかつた。このような
可撓性は、金属化繊維3が、常に互いに離された
ままになつており、また、繊維間の空隙4に液体
が詰まらないことになるものと見做すことができ
る。
一方、非金属化層において、液体は、繊維17
に吸着されると同時に、前記層中に拡散し、従つ
て、ブロツクにはならない。
金属化面は剥離しにくい。マスキングのために
使用されている接着テープを取り外す際、テープ
は、金属化繊維をもつてくることなく剥がれ、し
かも、金属化繊維に接着剤を残すようなことも絶
対ない。
接着テープを貼る前とか、取り外した後でも、
金属化面は、同じ状態になつている。従つて、マ
スキング作業を行なう際、数回にわたり、同じ状
態で不織布を使用できる。
外面は、金属性の状態を保ち、受ける液体の顔
料スポツトは、殆ど目に見えず、ぼやけたものと
なる。
本発明のトラツプ方法は、車体、車両などのペ
ンキ修正作業を行なう際、被覆13を形成した
り、作業用の保護衣服をつくるのに、有利に応用
しうる。
被覆13は、両側でペンキをトラツプしうるよ
うにつくるのが好ましい。
本発明の方法の第1実施例の場合、両側に同じ
保護性を与えるため、両面の金属化処理で十分で
ある。不透過性フイルムによる第2実施例の場
合、トラツプ性を可逆的にさせるため、不透過性
フイルムのいずれかの側に上面に、金属化不織布
層を設ければ十分である。
このようにしてから、不織布を裁断し、例え
ば、フードとか屋根14の上で折り畳むと、下面
は、上面となつて露出するので、スプレーをかけ
ることができる。
カバーパネルには、ジツパーとかスライド式フ
アスナー16を取り付けるのと、マスキングが簡
単になるので、有利である。このようにして、自
動車20をすつぽり覆うカバーを使用することが
可能である。
スライド式フアスナーにより、ペンキがかけら
れるべき板金に対応するパネルを開放することが
でき、かつ、特別のシールドを使用せず、接着テ
ープ15を、開いたパネルの縁部や、このように
画定されたボデイーに直接貼りつけて、マスキン
グを行なう。
マスキング作業における時間の節約は、非常に
顕著である。例えば、車のドア枠を修正する際、
ドアは、開けておかなければならない、車の内部
は保護しなければならない。
一般に、マスキングは、紙からなる軟パネルを
使つて行なわれている。しかも、ドアに対応する
スペースを完全に塞ぐのは、厄介である。通常、
その作業に、少なくとも20分はかかる。本発明に
よるカバーを使用すれば、この作業は、数分に短
縮される。
以上、特に、ペンキのトラツプ処理を例に挙げ
て、トラツプ方法を説明してきたが、本発明によ
る方法は、この説明に限定されることなく、着色
顔料の如何を問わず、他の液体、特にワニス、グ
ルー、またはその他の化学製品に対しても適用で
きる。
本発明による方法は、液体の粒子が材料から分
離するのを防止したり、また、保護されるべき面
に付着するのを防止するために使用するのが好ま
しい。しかし、本発明は、全く異なる使い方、例
えば、装飾材料としても利用できる。
金属化面は、常に液体がない状態になつている
ので、入射光線は、繊維の周りに凝集している液
体、または不透過性フイルムにトラツプされてい
る液体の小滴を肉眼で感知することができないよ
う、前記面で反射し、従つて、金属的外観だけが
目に映る。
光が、液体の位置している不織布の下面を照ら
す場合、上面は、トラツプされた液体の顔料によ
る色合いの金属的外観を呈する。
従つて、トラツプ作用を、室内装飾とか、室内
の配色にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるトラツプ方法に係る組
成物を示す図である。第2図は、本発明の第1の
実施例によるトラツプ方法に係る組成物を示す図
である。第3図は、本発明の第2の実施例による
トラツプ方法に係る組成物を示す図である。第4
図は、本発明の方法による液体トラツプの様子を
示す詳細図である。第5図は、本発明による方法
の使用例を示す図である。 1……不織布、2……上面、3……繊維、4…
…空隙、5……下面、6……一部、7……液体粒
子、8……薄層、9……繊維、10……第2の不
織布、11……下面、12……第2層、13……
被覆、14……屋根、15……接着テープ、16
……フアスナー、17……繊維、20……自動
車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維からなる不織布において、着色または無
    着色の液体をトラツプする方法であつて、 前記不織布の少なくとも一つの面、および内層
    の一部に、真空下で金属粒子をスプレー式に施
    し、かつ前記面の表面若しくはその近傍における
    繊維に、前記金属粒子を被覆して金属層を形成さ
    せ、その際、前記繊維が、ばらばらの状態を保つ
    ようにさせる段階を含むことを特徴とする液体の
    トラツプ方法。 2 第2の液体トラツプ層を、一方の金属層に対
    向する不織布の面に設けることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の液体のトラツプ方法。 3 両面に金属粒子を被覆して、金属層を形成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の液体のトラツプ方法。 4 第2の液体トラツプ層が、液体不透過性のプ
    ラスチツクフイルムからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の液体のトラツプ方
    法。 5 不織布の繊維が、ポリプロピレンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の液体
    のトラツプ方法。 6 プラスチツクフイルムが、押出ポリエチレン
    であることを特徴とする特許請求の範囲第4項に
    記載の液体のトラツプ方法。 7 第2の不織布を、金属層の対向面に隣接させ
    て設けることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の液体のトラツプ方法。 8 着色または無着色の液体をトラツプするため
    の組成物であつて、 繊維からなり、かつ第1および第2の面を有す
    る不織布と、 金属粒子のコーテイング とを含み、 前記金属粒子は、前記不織布の少なくとも一つ
    の面、および内層の一部に真空下で施され、それ
    により、前記面の表面若しくはその近傍における
    繊維には、金属粒子がコートされて金属層が形成
    され、かつ前記繊維は、ばらばらの状態を保つよ
    うにしてあることを特徴とする液体トラツプ用組
    成物。 9 一方の金属層に対向する不織布の面に、第2
    の液体トラツプ層を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第8項に記載の液体トラツプ用組成
    物。 10 両面に金属粒子を被覆して、金属層を形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第8項に記
    載の液体トラツプ用組成物。 11 第2の液体トラツプ層が、液体不透過性の
    プラスチツクフイルムからなることを特徴とする
    特許請求の範囲第9項に記載の液体トラツプ用組
    成物。 12 不織布の繊維が、ポリプロピレンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の液
    体トラツプ用組成物。 13 プラスチツクフイルムが、押出ポリエチレ
    ンであることを特徴とする特許請求の範囲第11
    項に記載の液体トラツプ用組成物。 14 第2の不織布を、少なくとも一つの金属層
    の対向面に隣接させて設けることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項に記載の液体トラツプ用組成
    物。 15 着色または無着色の液体をトラツプするた
    めの組成物であつて、 繊維からなり、かつ第1および第2の面を有す
    る不織布と、 金属粒子の第1コーテイングと、 第2コーテイング とを含み、 前記金属粒子は、前記不織布の前記第1の面、
    およびその内層の一部に真空下で施され、それに
    より、前記面の表面若しくはその近傍における繊
    維に、金属粒子を、30〜80g/m2のポリプロピレ
    ンに対し0.5〜1g/m2の量でコートして、金属
    層を形成し、かつ前記繊維は、ばらばらの状態を
    保ちうるようになつており、 前記第2コーテイングは、前記第2の面に貼り
    合わせられ、かつ、第2の金属層、液体不透過性
    押出ポリエチレン、および別の不織布よりなる群
    から選択されることを特徴とする液体トラツプ用
    組成物。
JP62055440A 1986-03-12 1987-03-12 液体のトラツプ方法および液体トラツプ用組成物 Granted JPS62227468A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8603498A FR2595731B1 (fr) 1986-03-12 1986-03-12 Procede de piegeage de liquides
FR8603498 1986-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62227468A JPS62227468A (ja) 1987-10-06
JPH0542306B2 true JPH0542306B2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=9333035

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