JPH054217B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH054217B2
JPH054217B2 JP60044733A JP4473385A JPH054217B2 JP H054217 B2 JPH054217 B2 JP H054217B2 JP 60044733 A JP60044733 A JP 60044733A JP 4473385 A JP4473385 A JP 4473385A JP H054217 B2 JPH054217 B2 JP H054217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
polyester
resin
acid
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60044733A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61204241A (ja
Inventor
Naohiro Takeda
Juzo Ootani
Masahiro Kita
Nariaki Okajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIA HOIRU HEKISUTO KK
Original Assignee
DAIA HOIRU HEKISUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIA HOIRU HEKISUTO KK filed Critical DAIA HOIRU HEKISUTO KK
Priority to JP60044733A priority Critical patent/JPS61204241A/ja
Publication of JPS61204241A publication Critical patent/JPS61204241A/ja
Publication of JPH054217B2 publication Critical patent/JPH054217B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は、塗垃局を蚭けるこずにより衚面特
性、特に滑り性、垯電性の改良された二軞延䌞ポ
リ゚ステルフむルムに関する。
〔埓来の技術およびその問題点〕
二軞延䌞ポリ゚ステルフむルム、特に二軞延䌞
ポリ゚チレンテレフタレヌトフむルムは、透明
性、寞法安定性、機械的特性、電気的特性、ガス
バリダヌ性、耐熱性、耐薬品性などに優れ、包装
材料、電気絶瞁材料、銀塩、ゞアゟ化合物、感光
性暹脂などを甚いる感光材料、補図材料、電子写
真材料、磁気蚘録材料などの基材ずしお甚いられ
おいる。最近では磁気蚘録媒䜓の高密床蚘録化、
コンデンサヌの高容量化などに䌎ない磁気蚘録媒
䜓あるいはコンデンサヌに䜿甚されるポリ゚ステ
ルフむルムは、たすたす平坊であるず共に良奜な
滑り性、すなわち平滑性が芁求されおいる。平滑
なフむルムの必芁性は、光孊甚途、電子写真甚途
など倚くの他の甚途でも増倧しおいる。
ポリ゚ステルフむルムの滑り性を改良する埓来
の方法ずしおは、埮现な有機系あるいは無機系の
粒子を添加する方法添加粒子法、ポリ゚ステ
ルの重合時に゚ステル亀換觊媒残枣などを析出さ
せる方法析出粒子法、ポリマヌブレンドによ
る方法、有機系の最滑剀を配合する方法などのポ
リ゚ステルフむルムぞの添加物による方法があ
る。しかしながら、これらの添加物による方法
は、滑り性ず平坊性の䞀方が向䞊すれば他の䞀方
が䜎䞋し、䞡方を共に向䞊させるのは困難である
のが実情である。たた、添加物による方法は、透
明性を芁求される光孊甚途には限界がある堎合が
ある。有機系の最滑剀を配合する方法は、無機系
粒子などを適床に䜵甚するこずによりある皋床の
平滑性を達成できるものの、最滑剀の転着による
装眮あるいは補品の汚染、蒞着工皋での高真空床
の達成ず維持の困難、積局䜓ずした堎合の局間の
接着性の䜎䞋など問題が倚い。添加物を含有する
局を平坊局ず共抌出しなどで積局する方法により
平滑化をはかる方法もあるが、先に述べた添加物
による問題点ず共に添加物含有局の平坊局ぞの圢
状転写などの問題がある。溶剀凊理、コロナ攟電
凊理などにより衚面凊理をしたフむルムを延䌞
し、衚面に突起を圢成させる方法もあるが、突起
圢状に皮々の制玄もあり、滑り性が䞍充分な堎合
が倚い。これらの方法に察しお、塗垃局に埮现か
぀皠密な突起を圢成させる方法が、フむルムの平
滑化法ずしお泚目されおいる。塗垃局の突起圢成
方法ずしおは、埮现な無機系粒子を含有させる方
法が、滑り性や固着性ブロツキング性を改良
するため広く慣甚されおいるが、最近では塗垃局
を蚭けた埌にポリ゚ステルフむルムを延䌞する方
法以䞋塗垃延䌞法ず略称するの塗垃剀ずしお
塗垃局䞭での盞分離や塗垃延䌞時の䌞び特性に特
城のある化合物を甚いる方法が、新芏な平滑フむ
ルムの補造方法ずしお泚目されおいる。䟋えば、
特開昭54−43017号公報では、塗垃剀ずしおポリ
゚ステルにれラチンを配合し、塗垃延䌞によ぀お
滑り性の良奜なポリ゚ステルフむルムを埗おい
る。それ以埌、特開昭56−10455号公報、特開昭
57−18254号公報、特開昭58−62826号公報などで
塗垃延䌞による平滑フむルムが提案されおいる。
これらは、瞊䞀軞延䌞埌のフむルムに塗垃剀を塗
垃埌、暪方向に延䌞しおおり、塗垃局の突起圢状
が瞊方向に長いため突起圢状の呌称ずしお、「み
みず状突起」、「山脈状突起」などず蚘茉されおい
る以䞋瞊長突起ず略称する。なお、瞊長突起
の特殊なものずしお、塗垃局の砎断により基䜓ポ
リ゚ステルフむルム面が露出した「䞍連続皮膜状
突起」も提案されおいる。
本発明者らは、先にアクリル系暹脂、ポリ゚ス
テルおよび特定の氎溶性暹脂あるいはこれらずシ
リカゟルからなる塗垃剀を甚いた塗垃延䌞法によ
る平滑なフむルムを提案した特願昭58−170308
号、特願昭58−170929号、特願昭58−170930号。
特定の氎溶性暹脂ずは、塗垃延䌞により瞊長突起
を圢成する暹脂で、具䜓的にはれラチン、セルロ
ヌス誘導䜓などである。しかしながら、塗垃延䌞
法により平滑なフむルムが埗られるものの、工業
的芏暡でフむルムの巻き長さを増したり、高速で
フむルムを巻き出したりする堎合には、フむルム
の平坊化による接觊面積の増倧によるものず掚定
されるフむルム巻き出し時の剥離垯電でフむルム
からの火花の発生やフむルムの垯電密着による砎
断などの問題が発生する堎合もある。
〔発明の目的〕
本発明は、衚面特性、特に滑り性、垯電性の改
良された二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムを提䟛す
るこずを目的ずする。
〔発明の構成〕
本発明者らは、剥離垯電などフむルムの垯電性
を改良する目的で瞊長突起圢成暹脂を怜蚎しおい
たずころ、瞊長突起圢成性を有するず共に導電性
でもあるポリ無氎マレむン酞のアルカリ加氎分解
物が有効であるこずを芋出し、本発明をなすに至
぀た。すなわち本発明は、ポリ゚ステルフむルム
の少なくずも片面に䞀般匏 ただし、R1R2は氎玠たたはアルキル基、
M1M2は氎玠、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニりム眮換アンモニりムも含む、
アルキル基を瀺し、M1ずM2が同時にアルキル基
ではない で瀺される繰返し単䜍が30モル以䞊であるビニ
ル系暹脂を含有する塗垃剀を塗垃埌延䌞するこず
により圢成された瞊長突起を有する二軞延䌞ポリ
゚ステルフむルムである。
本発明においお基䜓を構成するポリ゚ステルフ
むルムは、その構成成分の80モル以䞊が゚チレ
ンテレフタレヌトであるポリ゚チレンテレフタレ
ヌトあるいは80モル以䞊が゚チレンナフタレヌ
トであるポリ゚チレンナフタレヌトフむルムであ
る。゚チレンテレフタレヌト、゚チレンナフタレ
ヌト以倖のポリ゚チレン共重合成分ずしおは、䟋
えばゞ゚チレングリコヌル、プロピレングリコヌ
ル、ネオペンチルグリコヌル、−ブチレン
グリコヌル、−シクロヘキサンゞメタノヌ
ル、ポリ゚チレングリコヌル、ポリテトラメチレ
ングリコヌルなどのゞオヌル成分、む゜フタル
酞、−゜ゞオスルホむ゜フタル酞、アゞピン
酞、セバシン酞およびその゚ステル圢成性誘導䜓
などのゞカルボン酞成分、オキシ安息銙酞および
その゚ステル圢成性誘導䜓などのオキシカルボン
酞などを甚いるこずができるがこれらに限定され
るものではない。
本発明における基䜓を構成するポリ゚ステルフ
むルムは、フむルムの衚面に突起を圢成する添加
粒子、析出粒子、基䜓ポリ゚ステルず特性の異な
るポリ゚ステルあるいはそれ以倖の暹脂を含有し
おいおもよいが、蒞着金属を磁性局ずする高密床
磁気蚘録甚途などに甚いる堎合、これらは極力少
なくするのが奜たしい。しかし、甚途に応じおは
埓来圓業者が垞甚しおいる範囲の量を含有しおい
おもよい。突起圢成剀以倖の添加物ずしおは、必
芁に応じお垯電防止剀、安定剀、最滑剀、着色
剀、光線遮断剀などを含有しおいおもよい。
本発明におけるビニル系暹脂ずは、䞀般匏 ただし、R1R2は氎玠たたはアルキル基、
M1M2は氎玠、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニりム眮換アンモニりムも含む、
アルキル基を瀺し、M1ずM2が同時にアルキル基
ではない。 で瀺される繰返し単䜍を構成成分ずするものであ
る。(1)匏の構成成分含有量は、導電性および氎溶
性暹脂ずしおの特性ず共に瞊長突起圢成性からも
30モル〜100モル、さらに奜たしくは50モル
〜100モルである。(1)匏で瀺される構成成分
の具䜓䟋は、マレむン酞、フマヌル酞およびその
誘導䜓を重合したもの、さらにその重合䜓のカル
ボキシル基の化孊反応によりその誘導䜓ずしたも
の、無氎マレむン酞の重合䜓の無氎カルボン酞基
の化孊反応によりその誘導䜓ずしたものがあげら
れるがこれらに限定されるものではない。本発明
のビニル系暹脂の(1)匏で瀺される単䜍以倖の構成
成分ずしおは、アクリル酞、メタクリル酞、これ
らの塩、゚ステル誘導䜓、スチレン類、酢酞ビニ
ル、ビニルスルホン酞塩、アクリルアミド類、ハ
ロゲン化ビニル、ビニルピリゞン、ビニルピロリ
ドン、ビニルトリアルコキシシランなどビニル重
合性の化合物があげられるがこれらに限定される
ものではない。本発明におけるビニル系暹脂の分
子量は、塗垃局䞭での盞分離特性、塗垃延䌞過皋
での䌞び特性ず関連しお導電性、瞊長突起の圢状
に圱響を及がすが、通垞は1000〜20䞇、奜たしく
は2000〜10䞇皋床である。䟋えば本発明における
ビニル系暹脂の分子量が高いものほど瞊長突起が
倧きくなる。本発明におけるビニル系暹脂の塗垃
局䞭の含有量は、必芁ずする導電性、瞊長突起の
倧きさに応じお決める必芁があるが、重量〜
100重量、奜たしくは〜20重量である。20
重量を超えるず瞊長突起が倧きくなり、磁気蚘
録甚途では磁気蚘録特性の䜎䞋を来たし奜たしく
ない。
ポリ゚ステルフむルムに塗垃剀を塗垃する方法
は、原厎勇次著、〓曞店1979幎発行、「コヌテむ
ング方匏」に瀺されるリバヌスロヌルコヌタヌ、
グラビアコヌタヌ、ロツドコヌタヌ、゚アドクタ
コヌタヌあるいはこれら以倖の塗垃装眮を甚いる
こずができる。塗垃工皋は、逐次二軞延䌞前、同
時二軞延䌞前、二軞延䌞埌で再延䌞前などで実斜
する。すなわち、ポリ゚ステルフむルムに塗垃剀
を塗垃し、その埌適圓な也燥を斜し、あるいは也
燥を斜すこずなく延䌞する方法塗垃延䌞法が
塗垃局の衚面に突起を圢成させるのに必須であ
る。特に奜たしくは、ロヌル延䌞法による䞀軞延
䌞ポリ゚ステルフむルムに塗垃剀の氎分散物ある
いは氎溶液を塗垃し、適圓に也燥を斜し、あるい
は也燥を斜すこずなく、ポリ゚ステル䞀軞延䌞フ
むルムをただちに先の延䌞方向ず盎角方向に延䌞
し、熱凊理する方法である。本方法によれば、延
䌞ず同時に塗垃局の也燥が可胜になるず共に塗垃
局の厚さを延䌞倍率に応じお薄くするこずができ
る。
塗垃局の衚面の突起圢状は、延䌞方法、延䌞倍
率、延䌞速床などによ぀お異なるが、逐次二軞延
䌞法でいわゆる瞊延䌞埌に塗垃したフむルムを暪
延䌞した堎合には、瞊方向に長く、暪方向に幅の
狭いいわゆる瞊長突起が圢成される。突起圢状の
倧小は、瞊長突起圢成性暹脂の構造、重合床、配
合量、塗垃剀に配合される瞊長突起圢成性暹脂以
倖の暹脂の特性、塗垃局の厚さなどに圱響され
る。䟋えば、瞊長突起圢成暹脂の重合床が倧きい
ほど、配合量が倚いほど、塗垃局の厚さが厚いほ
ど、塗垃剀に甚いられる瞊長突起圢成性暹脂以倖
の暹脂の匟性率が䜎いほど突起圢状が倧きくな
る。たた、塗垃剀の塗垃埌、延䌞前の塗垃局の也
燥速床、也燥の皋床によ぀おも突起圢状が異な
る。これは塗垃局での瞊長突起圢成暹脂の盞分離
や含氎状態での延䌞性の差によるものず掚定され
る。
本発明の二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムの塗垃
局の厚さは、0.01Όから1Όの範囲が奜たしく、さ
らに奜たしくは0.01Όから0.1Όの範囲である。塗
垃局の厚さが0.01Ό未満では均䞀に塗垃しにくい
ため補品に塗垃むらが生じやすく、1Όより厚い
堎合は、滑り性がかえ぀お䜎䞋する堎合がある。
本発明の二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムの塗垃
局には、本発明におけるビニル系暹脂以倖に氎溶
性あるいは氎分散性のポリ゚ステル、ポリアミ
ド、ポリりレタン、ビニル系暹脂、ブタゞ゚ン系
暹脂、゚ポキシ暹脂、シリコヌン暹脂などを䜵甚
するこずができる。塗垃局の固着性ブロツキン
グ性、耐氎性、耐溶剀性、機械的匷床の改良の
ため架橋剀ずしおメチロヌル化あるいはアルキロ
ヌル化した尿玠系、メラミン系、アクリルアミド
系、ポリアミド系などの暹脂、゚ポキシ化合物、
アゞリゞン化合物、ブロツクポリむ゜シアネヌ
ト、ビニル化合物などの反応性化合物を塗垃局に
含有せしめおもよい。本発明の塗垃局には、必芁
に応じお消泡剀、塗垃性改良剀、増粘剀垯電防止
剀、有機系最滑剀、無機系埮粒子、酞化防止剀、
玫倖線吞収剀、発泡剀、染料、顔料などを含有せ
しめおもよい。
塗垃剀のフむルムぞの塗垃性、接着性を改良す
るため、塗垃延䌞前にフむルムの化孊凊理や攟電
凊理を斜しおもよい。たた、本発明の二軞延䌞ポ
リ゚ステルフむルムの塗垃局の特性を改良するた
め攟電凊理を斜しおもよい。
なお、本発明のビニル系暹脂以倖の塗垃剀ずし
お、氎分散性あるいは氎溶性アクリル系暹脂、ス
ルホン酞塩基を有する氎分散性あるいは氎溶性ポ
リ゚ステル系暹脂および無機粒子、特にシリカゟ
ルを䜵甚したものが透明性、滑り性、接着性、特
に磁気蚘録媒䜓の磁性局やバツクコヌト局ずの接
着性に優れ、特に奜たしい。
前述の氎分散性あるいは氎溶性アクリル系暹脂
以䞋“アクリル系暹脂”ず略称するは、アル
キルアクリレヌトあるいはアルキルメタクリレヌ
トを䞻芁な成分ずするものが奜たしく、該成分30
〜90モルず、これらず共重合可胜でか぀官胜基
を有するビニル単量䜓成分70〜10モルを含有す
る氎溶性あるいは氎分散性暹脂が奜たしい。
アルキルアクリレヌトあるいはアルキルメタク
リレヌトず共重合可胜でか぀官胜基を有するビニ
ル単量䜓は、暹脂に芪氎性を付䞎しお暹脂の氎分
散性を良奜にしたり、あるいは暹脂ずポリ゚ステ
ルフむルムや、䞋塗り局䞊に蚭ける他の塗垃局ず
の接着性を良奜にしたり、あるいは塗垃剀ずしお
配合するポリ゚ステル系暹脂ずの芪和性を良奜に
する官胜基を有するものが奜たしく、奜たしい官
胜基ずは、カルボキシル基たたはその塩、酞無氎
物基、スルホン酞基、たたはその塩、アミド基た
たはアルキロヌル化されたアミド基、アミノ基
眮換アミノ基を含むたたはアルキロヌル化さ
れたアミノ基あるいはそれらの塩、氎酞基、゚ポ
キシ基等である。特に奜たしいものはカルボキシ
ル基たたはその塩、酞無氎物基、゚ポキシ基等で
ある。これらの基は暹脂䞭に二皮以䞊含有されお
いおもよい。
アクリル系暹脂䞭のアルキルアクリレヌトある
いはアルキルメタクリレヌトが30モル以䞊であ
るのが奜たしいのは、塗垃圢成性、塗膜の匷床、
耐ブロツキング性が良奜になるためである。アク
リル系暹脂䞭のアルキルアクリレヌトあるいはア
ルキルメタクリレヌトが90モル以䞋であるのが
奜たしいのは、共重合成分ずしお特定の官胜基を
有する化合物をアクリル系暹脂に導入するこずに
より、氎溶化、氎分散化しやすくするず共にその
状態を長期にわたり安定にするためであり、さら
に塗垃局ずポリ゚ステルフむルム局ずの接着性の
改善、塗垃局内での反応による塗垃局の匷床、耐
氎性、耐薬品性の改善、さらに本発明のフむルム
ず他の材料ずの接着性の改善などをはかるこずが
できるからである。
アルキルアクリレヌトおよびアルキルメタクリ
レヌトのアルキル基の䟋ずしおは、メチル基、゚
チル基、−プロピル基、む゜プロピル基、−
ブチル基、む゜ブチル基、−ブチル基、−゚
チルヘキシル基、ラりリル基、ステアリル基、シ
クロヘキシル基などがあげられる。
アルキルアクリレヌトあるいはアルキルメタク
リレヌトず共重合する官胜基を有するビニル系単
量䜓は、反応性官胜基、自己架橋性官胜基、芪氎
性基などの官胜基を有する䞋蚘の化合物類が䜿甚
できる。
カルボキシル基たたはその塩、あるいは酞無氎
物基を有する化合物ずしおは、アクリル酞、メタ
クリル酞、むタコン酞、マレむン酞、フマル酞、
クロトン酞、これらのカルボン酞のナトリりムな
どずの金属塩、アンモニりム塩あるいは無氎マレ
むン酞などがあげられる。
スルホン酞基たたはその塩を有する化合物ずし
おは、ビニルスルホン酞、スチレンスルホン酞、
これらのスルホン酞のナトリりムなどずの金属
塩、アンモニりム塩などがあげられる。
アミド基あるいはアルキロヌルされたアミド基
を有する化合物ずしおは、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、−メチルメタクリルアミド、メ
チロヌル化アクリルアミド、メチロヌル化メタク
リルアミド、りレむドビニル゚ヌテル、β−りレ
むドむ゜ブチルビニル゚ヌテル、りレむド゚チル
アクリレヌトなどがあげられる。
アミノ基たたはアルキロヌル化されたアミノ基
あるいはそれらの塩を有する化合物ずしおは、ゞ
゚チルアミノ゚チルビニル゚ヌテル、−アミノ
゚チルビニル゚ヌテル、−アミノプロピルビニ
ル゚ヌテル、−アミノブチルビニル゚ヌテル、
ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌト、ゞメチル
アミノ゚チルビニル゚ヌテル、それらのアミノ基
をメチロヌル化したもの、ハロゲン化アルキル
ゞメチル硫酞、サルトンなどにより玚塩化した
ものなどがあげられる。
氎酞基を有する化合物ずしおは、β−ヒドロキ
シ゚チルアクリレヌト、β−ヒドロキシ゚チルメ
タクリレヌト、β−ヒドロキシプロピルアクリレ
ヌト、β−ヒドロキシプロピルメタクリレヌト、
β−ヒドロキシビニル゚ヌテル、−ヒドロキシ
ペンチルビニル゚ヌテル、−ヒドロキシヘキシ
ルビニル゚ヌテル、ポリ゚チレングリコヌルモノ
アクリレヌト、ポリ゚チレングリコヌルモノメタ
クリレヌト、ポリプロピレングリコヌルモノアク
リレヌト、ポリプロピレングリコヌルモノメタク
リレヌトなどがあげられる。
゚ポキシ基を有する化合物ずしおは、グリシゞ
ルアクリレヌト、グリシゞルメタクリレヌトなど
があげられる。
さらに䞊蚘以倖に次に瀺すような化合物を䜵甚
しおもよい。すなわちアクリロニトリル、メタク
リロニトリル、スチレン類、ブチルビニル゚ヌテ
ル、マレむン酞モノあるいはゞアルキル゚ステ
ル、フマル酞モノあるいはゞアルキル゚ステル、
むタコン酞モノあるいはゞアルキル゚ステル、メ
チルビニルケトン、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、酢酞ビニル、ビニルピリゞン、ビニルピロリ
ドン、ビニルトリメトキシシランなどがあげられ
るがこれらに限定されるものではない。
アクリル系暹脂は、界面掻性剀を含有しおいお
もよい。しかしながら、ポリ゚ステル系暹脂に察
しおアクリル系暹脂の割合が倚い堎合には、アク
リル系暹脂に含有される䜎分子量䜓の界面掻性剀
が造膜過皋で凝瞮され、粒子ず粒子の界面に蓄積
されたり、塗垃局の界面に移行するなどしお、塗
垃局の機械的匷床、耐氎性、積局䜓ずの接着性に
問題を生じる堎合がある。このような堎合には、
界面掻性剀を含有しないいわゆる゜ヌプフリヌ重
合による重合物を利甚できる。
界面掻性剀を含有しないアクリル系暹脂の補造
方法は、経営開発センタヌ出版郚線集、経営開発
センタヌ出版郚昭和56幎月発行、「氎溶性高分
子・氎分散型暹脂総合技術資料集」第309頁ある
いは産業技術研究䌚䞻催、「〜最新の研究成果か
ら将来を展望する〜゚マルゞペンの新展開ず今埌
の技術課題」講挔䌚テキスト昭和56幎12月な
どに瀺された方法を甚いるこずができる。䟋え
ば、䜎分子量䜓の界面掻性剀の代りにオリゎマヌ
あるいは高分子界面掻性剀の利甚、過硫酞カリり
ムや過硫酞アンモニりムなどの重合開始剀の利甚
による芪氎基の重合䜓䞭ぞの導入、芪氎基を有す
るモノマヌの共重合、反応性界面掻性剀の利甚、
分散䜓粒子の内郚局ず倖郚局の組成を倉化させた
いわゆるシ゚ル−コア−型重合䜓などが、いわゆ
る界面掻性剀を含有しない氎分散性アクリル系暹
脂の補造技術ずしお甚いるこずができる。
前述のスルホン酞塩基を有する氎溶性あるいは
氎分散性のポリ゚ステル系暹脂以䞋“ポリ゚ス
テル系暹脂”ず略称するは、塗垃剀のポリ゚ス
テルフむルムぞの塗垃性、塗垃局ずポリ゚ステル
フむルムずの局間接着性、塗垃局の凝集砎壊性や
摩擊摩耗性などの改良に効果を発揮する。ポリ゚
ステル系暹脂ずしおは、特公昭47−40873号、特
開昭50−83497号、特開昭50−121336号、特開昭
52−155640号公報などで公知のポリ゚ステルある
いはそれらに準じたポリ゚ステルを甚いるこずが
できる。
䟋えば、ポリ゚ステルのゞカルボン酞成分は、
芳銙族ゞカルボン酞の䟋ずしお、テレフタル酞、
む゜フタル酞、−ナフタレンゞカルボン酞
およびそれらの゚ステル圢成性誘導䜓などが甚い
られ、脂肪族ゞカルボン酞の䟋ずしお、アゞピン
酞、アれラむン酞、セバシン酞およびその゚ステ
ル圢成性誘導䜓などが甚いられ、オキシモノカル
ボン酞の䟋ずしお、オキシ安息銙酞およびその゚
ステル圢成性誘導䜓などが甚いられる。
さらにポリ゚ステルのグリコヌル成分ずしお
は、脂肪族、脂環族、芳銙族ゞオヌル等が䜿甚で
き、その䟋ずしお、゚チレングリコヌル、
−ブタンゞオヌル、ゞ゚チレングリコヌル、トリ
゚チレングリコヌル、−シクロヘキサンゞ
メタノヌル、−キシレンゞオヌルなどが甚いら
れ、ポリオキシアルキレングリコヌルの䟋ず
しおいわゆるポリ゚チレングリコヌル、ポリプロ
ピレングリコヌル、ポリテトラメチレングリコヌ
ル、などが甚いられる。
ポリ゚ステルずしおは、䞊述した゚ステル圢成
成分からなる飜和線状ポリ゚ステルのみならず、
個以䞊の゚ステル圢成成分を有する化合物から
なるポリ゚ステルあるいは反応性の䞍飜和基を有
するポリ゚ステルも甚いるこずができる。
スルホン酞塩基を有するポリ゚ステルは、前述
したポリ゚ステル圢成成分ず共に、ポリ゚ステル
成分ずなり埗るスルホン酞塩基を有する化合物を
甚いお補造できる。
スルホン酞塩基を有する化合物の䟋ずしおは、
スルホむ゜フタル酞、スルホテレフタル酞、スル
ホナフタレン−−ゞカルボン酞およびその
゚ステル圢成性誘導䜓などの金属塩がある。金属
塩の金属ずしおは、リチりム、ナトリりム、カリ
りム、マグネシりムなどが奜適である。これらの
䞭で非垞に奜適な化合物ずしおは、−゜ゞオス
ルホむ゜フタル酞たたは−゜ゞオスルホゞメチ
ルむ゜フタレヌトである。
ポリ゚ステルにスルホン酞塩基を導入する別法
ずしおは、゚ステル圢成性脂肪族䞍飜和化合物を
共重合成分ずしたポリ゚ステルの䞍飜和基を亜硫
酞氎玠ナトリりムあるいはメタ重亜硫酞ナトリり
ムなどのスルホン化剀でスルホン化する方法も䟋
瀺するこずができる。
ポリ゚ステル系暹脂のゞカルボン酞成分䞭の芳
銙族ゞカルボン酞量は、50モル〜100モルの
範囲が奜たしい。これはポリ゚ステル系暹脂の軟
化点を高め、固着性を良くするためである。
ポリ゚ステル系暹脂䞭のスルホン酞塩基は、暹
脂を氎溶性あるいは氎分散性ずするに必芁な量存
圚する必芁があり、スルホン酞塩基を有するゞカ
ルボン酞をゞカルボン酞䞭のモル〜20モル
の範囲で䜿甚するのが奜たしい。
モルより少ないスルホン酞塩基量では氎溶
性あるいは氎分散性が䞍充分であり、20モルよ
り倚いスルホン酞塩基量では、塗垃埌の䞋塗り局
の耐氎性が劣぀たり、吞湿しおフむルムが盞互に
固着しやすくなる堎合があるからである。
さらにポリ゚ステル系暹脂ずしお、䞊述した゚
ステル圢成性成分からなる飜和線状ポリ゚ステル
のみならず、䟡以䞊の゚ステル圢成性成分を有
する化合物からなるポリ゚ステルあるいは反応性
の䞍飜和基を有するポリ゚ステルも甚いるこずが
できる。
アクリル系暹脂ずポリ゚ステル系暹脂の合蚈量
に察するポリ゚ステル系暹脂の割合は、固圢分重
量ずしお〜80重量が奜たしく、さらに奜たし
くは〜60重量である。ポリ゚ステル系暹脂が
重量よりも少ない堎合は、塗垃剀の基䜓ポリ
゚ステルフむルムぞの塗垃性、局間接着性が䜎䞋
するず共に塗垃局の機械的特性が䜎䞋する。ポリ
゚ステル系暹脂が80重量よりも倚い堎合は、滑
り性や固着性が䜎䞋する傟向がある。ただし、ポ
リ゚ステル系暹脂の割合が倚くなる堎合は、無機
粒子の配合量を倚くするこずにより滑り性、固着
性を向䞊させるこずができる。
前述の無機粒子ずしおは、平均粒埄1Ό以䞋、
さらに奜たしくは0.5Ό以䞋、特に奜たしくは0.2ÎŒ
以䞋のもので、具䜓的にはカオリン、シリカ、シ
リカゟル、炭酞カルシりム、酞化チタン、バリり
ム塩、アルミナ、硫化モリブデン、カヌボンブラ
ツク、ゞルコニりム類などがあげられるがこれら
に限定されるものではない。これらの䞭で特に奜
たしい無機粒子は、シリカゟルである。このシリ
カゟルずは、「高分子加工」、1974幎発行、第23
巻、第149〜155頁に瀺されおいるように䞀般的に
はケむ酞゜ヌダよりアルカリむオンを陀くこずに
より生成したものである。シリカゟルずしおは、
䞍玔物を含有しないものも利甚できるが、凝集が
起きやすくコロむド状態が䞍安定なため、ナトリ
りムむオン、アルミニりムむオン、アンモニりム
むオン等により衚面が安定化されたものが奜たし
い。垂販品ずしおは、日産化孊工業株匏䌚瀟のス
ノヌテツクス商品名、觊媒化成工業株匏䌚瀟
のキダタロむド商品名、du Pont瀟のLudox
商品名、Nalco Chemical瀟のNalcoag商品
名、Monsanto瀟のSyton商品名などが利甚
できる。さらに本発明のシリカゟルずしおは、四
塩化ケむ玠を気盞熱分解しお埗た粉䜓を氎に分散
したものでもよく、日本ア゚ロゞル株匏䌚瀟のア
゚ロゞル商品名などを利甚できる。シリカゟ
ルの粒子埄は、0.005〜0.2Όの範囲で、塗垃局の
厚さ、甚途に応じお適宜遞択すればよい。シリカ
ゟルの塗垃局における含有量は、党固圢分䞭の
〜30重量が奜たしい。シリカゟルが重量よ
りも少ない堎合には、垯電性、滑り性、固着性な
どの改良が䞍充分であり、30重量よりも倚い堎
合には、摩擊摩耗性が悪化しお癜粉が発生しやす
くなる。
このアクリル系暹脂、ポリ゚ステル系暹脂、及
び無機粒子ずを䜵甚する堎合の本発明のビニル系
暹脂量は、甚途によ぀お異なるが、重量以䞊
70重量以䞋が奜たしく、さらに奜たしくは重
量以䞊50重量以䞋である。
本発明の二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムは、衚
面特性、特に滑り性、導電性に優れ、1Ό〜500ÎŒ
のフむルムずしお包装材料、グラフむツクアヌト
材料、電子写真材料、磁気蚘録材料などの基材ず
しお有甚である。特に本発明の二軞延䌞ポリ゚ス
テルフむルムは、平滑性の芁求される高密床磁気
蚘録材料の基材ずしお有甚である。
以䞋、実斜䟋をあげお本発明を説明する。な
お、実斜䟋䞭の評䟡は、次に述べる方法による。
(1) 䜜業性 A4版フむルムを玄30枚重ね、党䜓の屈曲性、
フむルム䞀枚毎の剥離性、匕抜性、垯電性を芳察
した。
(2) æ‘©æ“Šä¿‚æ•° ASTM−−1894−64によりフむルムずフむ
ルムの静止摩擊係数を枬定した。静止摩擊係数
以䞋のものが䜜業性もよく、長尺のフむルムロヌ
ルずしおの巻取り性、巻き姿がよい。
(3) 固着性プロツキング性 40℃80RH10Kgcm2、20時間の条件䞋で
重ねたフむルムのASTM−−1893の方法によ
る剥離匷床を枬定した。
(4) 衚面粗さ 小坂研究所補の薄膜段差蚈ET−10型で觊針先
端半埄0.5Ό、接觊荷重で枬定し、突起の基底
郚から頂䞊郚たでの距離を衚面粗さずした。
(5) 垯電性 春日電機補のスタテむツク・オネストメヌタヌ
S4104で10kVの攟電電圧でフむルムに垯電埌、
電荷枛衰を23℃、50RHの条件で枬定した。な
お、䞊蚘枬定条件で枬定䞭のフむルムに35℃、
100RHの空気を吹き぀けお電荷枛衰性を枬定
し、垯電特性に差があるかどうかも評䟡した匷
制加湿効果。
比范䟋  重合觊媒残枣等にもずづく衚面突起圢成剀をほ
ずんど含たない固有粘床0.62のポリ゚チレンテレ
フタレヌトを玄285℃で溶融し、玄60℃の冷华ド
ラム䞊に静電印加を行ないながら抌出した。さら
に83℃で瞊方向にロヌルで3.5倍延䌞し、その埌
110℃で暪方向に延䌞、220℃で熱凊理を行ない、
厚さ12.1Ό、衚面粗さ50Åの二軞延䌞フむルムを
埗た。このフむルムは、巻き取り性が極めお悪
く、長尺のフむルムロヌルを埗るこずが困難であ
るず共に埗られたフむルムロヌルの巻き姿が悪
く、補品ずしおの出荷は䞍可胜であ぀た。念のた
めA4版ずしお切り出しお䜜業性を芳察したがフ
むルムが盞互に密着しお党䜓が䞀䜓化しおした
い、フむルムの取扱いが困難であ぀た。このフむ
ルムの摩擊係数は、フむルムが滑らないため枬定
できなか぀た。すなわち、本フむルムは、滑り性
の䞍足により実甚に䟛し埗なか぀た。
実斜䟋  スチレン30モル、無氎マレむン酞70モル、
分子量9000の共重合䜓をアルカリず反応させ、酞
無氎物基をゞカルボン酞゜ヌダずした。この重合
䜓20郚をメチルアクリレヌト、む゜ブチルアクリ
レヌト、アクリル酞、メタクリル酞、グリシゞル
メタクリレヌトを䞻芁成分ずし、カルボン酞がア
ンモニアで䞭和され、界面掻性剀を含有しない氎
溶性アクリル系暹脂ゞナリマヌAT−M918
日本玔薬(æ ª)補55郚、ゞカルボン酞䞭モルが
−゜ゞオスルホむ゜フタル酞であり、他にテレ
フタル酞、む゜フタル酞、゚チレングリコヌル、
ゞ゚チレングリコヌルからなる界面掻性剀を含有
しない氎分散性ポリ゚ステルポリ゚スタヌ
XWR−901日本合成化孊工業(æ ª)補20郚およ
びシリカゟルスノヌテツクス20L日産化孊工
業(æ ª)補郚ず共に配合した氎系塗垃剀を比范䟋
の補膜工皋の瞊延䌞埌に塗垃しお12.1Όの二軞
延䌞ポリ゚ステルフむルムを埗た。塗垃厚さは、
塗垃剀の固型分ずしお0.04m2である。この二
軞延䌞ポリ゚ステルフむルムは、フむルムの巻取
り性、巻姿、䜜業性が良奜であ぀た。なお、この
フむルムは、摩擊係数0.63、瞊長突起の高さ340
Å、固着性11非塗垃品は、電荷枛衰の
半枛期は分40秒であ぀た。
実斜䟋  実斜䟋のスチレン−無氎マレむン酞共重合䜓
の酞無氎物基を゚ステル化反応により、゚チルハ
ヌプステルずし、カルボキシル基をアンモニア
で䞭和した重合䜓10郚を実斜䟋のアクリル系暹
脂65郚、ポリ゚ステル20郚、シリカゟル郚ず共
に配合した氎系塗垃剀を実斜䟋ず同様に塗垃し
お、12.1Όの二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムを埗
た。この二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムは、フむ
ルムの巻取り性、巻姿、䜜業性が良奜であ぀た。
なお、このフむルムは、摩擊係数0.59、瞊長突起
の高さ190Å、固着性、匷制加湿による電荷
枛衰効果があ぀た。
実斜䟋  実斜䟋の゚ステル化重合䜓をアルカリで䞭和
しおカルボキシル基をカルボン酞゜ヌダずした共
重合䜓10郚を実斜䟋のカルボン酞のアンモニり
ム塩ずした共重合䜓の代りに甚いた以倖は実斜䟋
ず同様にしお、二軞延䌞ポリ゚ステルフむルム
を埗た。この二軞延䌞ポリ゚ステルフむルムは、
フむルムの巻取り性、巻姿、䜜業性が良奜であ぀
た。なお、このフむルムは、摩擊係数0.61、瞊長
突起の高さ200Å、固着性10、匷制加湿による
電荷枛衰効果があ぀た。
以䞊の実斜䟋で瀺したように、本発明のフむル
ムは、平坊であ぀おも補膜工皋内における巻取り
性、巻姿が良く、優れた衚面特性を有し、実甚的
に倚くの甚途においお有甚である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ポリ゚ステルフむルムの少なくずも片面に䞀
    般匏 ただし、R1R2は氎玠たたはアルキル基、
    M1M2は氎玠、アルカリ金属、アルカリ土類金
    属、アンモニりム眮換アンモニりムも含む、
    アルキル基を瀺し、M1ずM2が同時にアルキル基
    ではない で瀺される繰り返し単䜍が30モル以䞊のビニル
    系暹脂を含有する塗垃剀を塗垃埌延䌞するこずに
    より圢成された瞊長突起を有する二軞延䌞ポリ゚
    ステルフむルム。  ビニル系暹脂を〜25重量含有する塗垃剀
    を塗垃埌延䌞した特蚱請求の範囲第項蚘茉の二
    軞延䌞ポリ゚ステルフむルム。
JP60044733A 1985-03-08 1985-03-08 ポリ゚ステルフむルム Granted JPS61204241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60044733A JPS61204241A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 ポリ゚ステルフむルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60044733A JPS61204241A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 ポリ゚ステルフむルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61204241A JPS61204241A (ja) 1986-09-10
JPH054217B2 true JPH054217B2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=12699644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60044733A Granted JPS61204241A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 ポリ゚ステルフむルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61204241A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5763456B2 (ja) * 2011-07-19 2015-08-12 垝人デュポンフィルム株匏䌚瀟 二軞配向フィルム
JP6017925B2 (ja) * 2012-10-31 2016-11-02 垝人フィルム゜リュヌション株匏䌚瀟 電気絶瞁甚二軞配向フィルム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923827A (ja) * 1972-06-27 1974-03-02
JPS50146670A (ja) * 1974-05-14 1975-11-25
JPS55107464A (en) * 1979-02-14 1980-08-18 Kao Corp Coated synthetic paper* whose charge is prevented
JPS5984928A (ja) * 1982-11-02 1984-05-16 Toray Ind Inc 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923827A (ja) * 1972-06-27 1974-03-02
JPS50146670A (ja) * 1974-05-14 1975-11-25
JPS55107464A (en) * 1979-02-14 1980-08-18 Kao Corp Coated synthetic paper* whose charge is prevented
JPS5984928A (ja) * 1982-11-02 1984-05-16 Toray Ind Inc 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61204241A (ja) 1986-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0541655B2 (ja)
KR0145286B1 (ko) 자Ʞ Ʞ록맀첎용 폎늬에슀테륎 필멄
JP2777003B2 (ja) 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム及びその補造方法
JPH0354697B2 (ja)
JP3737738B2 (ja) 光孊甚易接着性ポリ゚ステルフィルム
EP0504416B1 (en) Polyester film for magnetic recording media
JPH0354699B2 (ja)
JPH01156337A (ja) 塗垃局を有するポリ゚ステルフむルム
JPH054217B2 (ja)
JPH0354698B2 (ja)
JP2737881B2 (ja) 積局ポリ゚ステルフむルム
JPH0546850B2 (ja)
JP2746786B2 (ja) 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム
JPH054216B2 (ja)
JP2954792B2 (ja) 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム
JP3211350B2 (ja) ポリ゚ステルフィルム
JPH0461015B2 (ja)
JP3295125B2 (ja) 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム
JPH0315544A (ja) 積局ポリ゚ステルフィルム
JPS61205138A (ja) 塗垃局を蚭けたポリ゚ステルフむルム
JPH0461016B2 (ja)
JP3215152B2 (ja) 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム
JP2977287B2 (ja) 熱可塑性暹脂フィルムおよびその補造方法
JP2859467B2 (ja) 磁気蚘録媒䜓甚ポリ゚ステルフむルム
JP3312399B2 (ja) 易接着積局ポリ゚ステルフむルム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees