JPH0542098A - 内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造 - Google Patents
内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造Info
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- JPH0542098A JPH0542098A JP3205354A JP20535491A JPH0542098A JP H0542098 A JPH0542098 A JP H0542098A JP 3205354 A JP3205354 A JP 3205354A JP 20535491 A JP20535491 A JP 20535491A JP H0542098 A JPH0542098 A JP H0542098A
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- JP
- Japan
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- distal end
- tip
- stopper
- node ring
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】挿入部先端の硬質部が短くて、しかも内蔵物を
通すためのスペース制限が小さい内視鏡の湾曲操作ワイ
ヤの取付構造を提供することを目的とする。 【構成】遠隔的に進退操作される操作ワイヤ12の先端
部にその側方に突出するストッパ13を設けると共に、
屈曲自在に形成された湾曲部3の先端に連結された先端
部本体1の外周面に軸方向に沿って溝15を形成し、そ
の溝15内に上記操作ワイヤ12の先端部分を嵌入して
上記ストッパ13を上記先端部本体1の外周面から突出
させると共に、上記湾曲部3を形成する最先端の節輪7
を上記先端部本体1の後端部外周に嵌合させて固定し、
その節輪7を切り欠いて形成した凹部20に上記ストッ
パ13を係合させた。
通すためのスペース制限が小さい内視鏡の湾曲操作ワイ
ヤの取付構造を提供することを目的とする。 【構成】遠隔的に進退操作される操作ワイヤ12の先端
部にその側方に突出するストッパ13を設けると共に、
屈曲自在に形成された湾曲部3の先端に連結された先端
部本体1の外周面に軸方向に沿って溝15を形成し、そ
の溝15内に上記操作ワイヤ12の先端部分を嵌入して
上記ストッパ13を上記先端部本体1の外周面から突出
させると共に、上記湾曲部3を形成する最先端の節輪7
を上記先端部本体1の後端部外周に嵌合させて固定し、
その節輪7を切り欠いて形成した凹部20に上記ストッ
パ13を係合させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の先端部本体
と湾曲操作ワイヤとの取付構造の改良に関するものであ
る。
と湾曲操作ワイヤとの取付構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】湾曲操作ワイヤの先端側端部は、太径の
内視鏡の場合には、先端部本体に連結された湾曲部の最
先端の節輪に取着されるのが一般的である。しかし、同
様の構造を気管支検査用などの細径の内視鏡に適用しよ
うとすると、内視鏡の挿入部先端の硬質部(全く屈曲し
得ない部分)の長さが長くなり過ぎるので、操作ワイヤ
を先端部本体に取り付けることになる。
内視鏡の場合には、先端部本体に連結された湾曲部の最
先端の節輪に取着されるのが一般的である。しかし、同
様の構造を気管支検査用などの細径の内視鏡に適用しよ
うとすると、内視鏡の挿入部先端の硬質部(全く屈曲し
得ない部分)の長さが長くなり過ぎるので、操作ワイヤ
を先端部本体に取り付けることになる。
【0003】しかし細径の内視鏡の場合には、使用され
る操作ワイヤの直径が細くて、操作ワイヤと先端部本体
とでは熱容量が著しく異なるので、銀ロー付けによって
操作ワイヤを先端部本体に直接固着しようとすると、操
作ワイヤに熱が加わりすぎ、操作ワイヤがなまってその
強度が著しく低下し、操作中に切断してしまう等の事故
の原因になる。
る操作ワイヤの直径が細くて、操作ワイヤと先端部本体
とでは熱容量が著しく異なるので、銀ロー付けによって
操作ワイヤを先端部本体に直接固着しようとすると、操
作ワイヤに熱が加わりすぎ、操作ワイヤがなまってその
強度が著しく低下し、操作中に切断してしまう等の事故
の原因になる。
【0004】そこで従来は、操作ワイヤの先端にストッ
パを設け、そのストッパを湾曲部の最先端の節輪の前端
部に当接させたり、先端部本体の外周面に形成した凹部
内に嵌め込んでいた(特開昭62−186836号、特
開昭62−227312号)。
パを設け、そのストッパを湾曲部の最先端の節輪の前端
部に当接させたり、先端部本体の外周面に形成した凹部
内に嵌め込んでいた(特開昭62−186836号、特
開昭62−227312号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】湾曲部の最先端の節輪
と先端部本体との嵌合長さは、最小限の長さを必ず確保
しなければならない。しかし、操作ワイヤ先端に設けた
ストッパを最先端の節輪の前端部に当接させるようにし
たものは、ストッパと節輪とが内視鏡の挿入部の軸方向
(長手方向)に直列に並ぶことになるので、さらにスト
ッパの長さ分だけ内視鏡の挿入部先端の硬質部の長さが
長くなって体腔内への挿入性が悪くなる欠点があった。
と先端部本体との嵌合長さは、最小限の長さを必ず確保
しなければならない。しかし、操作ワイヤ先端に設けた
ストッパを最先端の節輪の前端部に当接させるようにし
たものは、ストッパと節輪とが内視鏡の挿入部の軸方向
(長手方向)に直列に並ぶことになるので、さらにスト
ッパの長さ分だけ内視鏡の挿入部先端の硬質部の長さが
長くなって体腔内への挿入性が悪くなる欠点があった。
【0006】また、先端部本体の外周面に形成した凹部
内にストッパを嵌め込むようにしたものは、先端部本体
にストッパを嵌め込める大きさの孔(凹部)を穿設しな
ければならないので、その分だけ、内視鏡に挿通される
イメージガイドファイバ、鉗子チャンネルその他の各種
内蔵物を通すためのスペースが制限されて、内視鏡とし
ての機能が低下する欠点があった。
内にストッパを嵌め込むようにしたものは、先端部本体
にストッパを嵌め込める大きさの孔(凹部)を穿設しな
ければならないので、その分だけ、内視鏡に挿通される
イメージガイドファイバ、鉗子チャンネルその他の各種
内蔵物を通すためのスペースが制限されて、内視鏡とし
ての機能が低下する欠点があった。
【0007】そこで本発明は、挿入部先端の硬質部が短
くて、しかも内蔵物を通すためのスペース制限が小さい
内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造を提供することを目
的とする。
くて、しかも内蔵物を通すためのスペース制限が小さい
内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造は、遠
隔的に進退操作される操作ワイヤの先端部にその側方に
突出するストッパを設けると共に、屈曲自在に形成され
た湾曲部の先端に連結された先端部本体の外周面に軸方
向に沿って溝を形成し、その溝内に上記操作ワイヤの先
端部分を嵌入して上記ストッパを上記先端部本体の外周
面から突出させると共に、上記湾曲部を形成する最先端
の節輪を上記先端部本体の後端部外周に嵌合させて固定
し、その節輪を切り欠いて形成した凹部に上記ストッパ
を係合させたことを特徴とする。
め、本発明の内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造は、遠
隔的に進退操作される操作ワイヤの先端部にその側方に
突出するストッパを設けると共に、屈曲自在に形成され
た湾曲部の先端に連結された先端部本体の外周面に軸方
向に沿って溝を形成し、その溝内に上記操作ワイヤの先
端部分を嵌入して上記ストッパを上記先端部本体の外周
面から突出させると共に、上記湾曲部を形成する最先端
の節輪を上記先端部本体の後端部外周に嵌合させて固定
し、その節輪を切り欠いて形成した凹部に上記ストッパ
を係合させたことを特徴とする。
【0009】また、遠隔的に進退操作される操作ワイヤ
の先端部にその側方に突出するストッパを設けると共
に、屈曲自在に形成された湾曲部を形成する最先端の節
輪の内周面に外方に突出する溝を軸方向に沿って形成
し、その溝内に上記操作ワイヤの先端部分を嵌入して上
記ストッパを上記先端部本体の外周面から突出させると
共に、上記最先端の節輪を上記先端部本体の後端部外周
に嵌合させて固定し、その節輪を切り欠いて形成した凹
部に上記ストッパを係合させたことを特徴とする。
の先端部にその側方に突出するストッパを設けると共
に、屈曲自在に形成された湾曲部を形成する最先端の節
輪の内周面に外方に突出する溝を軸方向に沿って形成
し、その溝内に上記操作ワイヤの先端部分を嵌入して上
記ストッパを上記先端部本体の外周面から突出させると
共に、上記最先端の節輪を上記先端部本体の後端部外周
に嵌合させて固定し、その節輪を切り欠いて形成した凹
部に上記ストッパを係合させたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例の側面断面図、図2はそのII−II断面
図、図3は III−III 断面図である。
発明の一実施例の側面断面図、図2はそのII−II断面
図、図3は III−III 断面図である。
【0011】先端部本体1には、対物レンズ2などが内
蔵されている。この先端部本体1は、内視鏡の挿入部先
端に形成されて遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部3の
先端に連結されている。先端部本体1には、イメージガ
イドファイバ4、ライトガイドファイバ5、鉗子チャン
ネル6などのいわゆる内蔵物の先端が各々取着されてお
り、それら内蔵物は、湾曲部3内を後方に引き通されて
いる。
蔵されている。この先端部本体1は、内視鏡の挿入部先
端に形成されて遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部3の
先端に連結されている。先端部本体1には、イメージガ
イドファイバ4、ライトガイドファイバ5、鉗子チャン
ネル6などのいわゆる内蔵物の先端が各々取着されてお
り、それら内蔵物は、湾曲部3内を後方に引き通されて
いる。
【0012】湾曲部3は、互いに回動自在に連結された
多数の節輪7,8と、その外周に被覆された金属細線製
の網状管10と、さらにその外周に被覆されたゴムチュ
ーブ製の外皮11とにより構成されている。そして、網
状管10の先端は先端部本体1の外周に緊縛接着によっ
て固着され、外皮11の先端は先端部本体1の外周に緊
縛して接着固定されている。
多数の節輪7,8と、その外周に被覆された金属細線製
の網状管10と、さらにその外周に被覆されたゴムチュ
ーブ製の外皮11とにより構成されている。そして、網
状管10の先端は先端部本体1の外周に緊縛接着によっ
て固着され、外皮11の先端は先端部本体1の外周に緊
縛して接着固定されている。
【0013】12は、公知の操作装置(図示せず)によ
り遠隔的に進退操作される上下一対の操作ワイヤであ
り、この操作ワイヤ12の先端部は小さく外方に向けて
直角に折り曲げられていて、その端部には、図4及び図
5にも示されるような、ストッパ片13が銀ロー付けに
よって固着されている。このストッパ片13は、最先端
の節輪7とほぼ同じ厚さと曲率半径を有する、四角形の
ステンレス鋼板製の小片である。
り遠隔的に進退操作される上下一対の操作ワイヤであ
り、この操作ワイヤ12の先端部は小さく外方に向けて
直角に折り曲げられていて、その端部には、図4及び図
5にも示されるような、ストッパ片13が銀ロー付けに
よって固着されている。このストッパ片13は、最先端
の節輪7とほぼ同じ厚さと曲率半径を有する、四角形の
ステンレス鋼板製の小片である。
【0014】一方、先端部本体1の後半部の周面には、
操作ワイヤ12を嵌入し得る程度の深さの浅い溝15
が、軸方向に沿って、周面の上下に各々形成されてい
る。そして、その溝15内に操作ワイヤ12が嵌入され
て後方に引き出されており、ストッパ片13は先端部本
体1の外周面に接している。
操作ワイヤ12を嵌入し得る程度の深さの浅い溝15
が、軸方向に沿って、周面の上下に各々形成されてい
る。そして、その溝15内に操作ワイヤ12が嵌入され
て後方に引き出されており、ストッパ片13は先端部本
体1の外周面に接している。
【0015】先端部本体1の外周には、最先端の節輪7
が後方から嵌着されており、この節輪7は、複数の係止
ピン16によって先端部本体1に係止されている。最先
端の節輪7には、図6に示されるように、ストッパ片1
3を嵌め込むことができる大きさの凹部20が前端縁側
から切り欠かれて、上下2カ所に操作ワイヤ12と位置
を合わせて形成されている。そして、ストッパ片13
は、ちょうどその凹部20内に嵌め込まれるように配置
されている。
が後方から嵌着されており、この節輪7は、複数の係止
ピン16によって先端部本体1に係止されている。最先
端の節輪7には、図6に示されるように、ストッパ片1
3を嵌め込むことができる大きさの凹部20が前端縁側
から切り欠かれて、上下2カ所に操作ワイヤ12と位置
を合わせて形成されている。そして、ストッパ片13
は、ちょうどその凹部20内に嵌め込まれるように配置
されている。
【0016】したがって、操作ワイヤ12が基端部側か
ら牽引されると、ストッパ片13が凹部20の底縁20
aに当接し、先端部本体1及び最先端の節輪7が操作ワ
イヤ12の基端部側に向かって引張られて、湾曲部3が
屈曲する。
ら牽引されると、ストッパ片13が凹部20の底縁20
aに当接し、先端部本体1及び最先端の節輪7が操作ワ
イヤ12の基端部側に向かって引張られて、湾曲部3が
屈曲する。
【0017】このように構成された実施例によれば、ス
トッパ片13は、最先端の節輪7と直列に並ばずに、最
先端の節輪7に囲まれて配置される。したがって、先端
部本体1と最先端の節輪7との間に最小限必要な嵌合長
さLを確保すれば、ストッパ片13を配置するために先
端部本体1又は節輪7を長く形成する必要はない。ただ
し、図1に示されるようにストッパ片13のある部分で
は、先端部本体1と最先端の節輪7との嵌合長さが短く
なるが、それはごく部分的なことなので、先端部本体1
と最先端の節輪7とは安定した状態でがたつき無く連結
することができる。
トッパ片13は、最先端の節輪7と直列に並ばずに、最
先端の節輪7に囲まれて配置される。したがって、先端
部本体1と最先端の節輪7との間に最小限必要な嵌合長
さLを確保すれば、ストッパ片13を配置するために先
端部本体1又は節輪7を長く形成する必要はない。ただ
し、図1に示されるようにストッパ片13のある部分で
は、先端部本体1と最先端の節輪7との嵌合長さが短く
なるが、それはごく部分的なことなので、先端部本体1
と最先端の節輪7とは安定した状態でがたつき無く連結
することができる。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば節輪を切り欠いて形成される凹部2
0は、ストッパ片13よりもある程度余裕をもった幅広
の形状でもよいし、凹部20の深さがストッパ片13の
長さよりも短くても長くてもよい。また、図7に示され
るように、凹部20を最先端の節輪7に孔状に穿設して
もよい。一方、ストッパ片13はどのような形状でもよ
く、操作ワイヤ12の先端部分自体を加工して形成して
もよい。
のではなく、例えば節輪を切り欠いて形成される凹部2
0は、ストッパ片13よりもある程度余裕をもった幅広
の形状でもよいし、凹部20の深さがストッパ片13の
長さよりも短くても長くてもよい。また、図7に示され
るように、凹部20を最先端の節輪7に孔状に穿設して
もよい。一方、ストッパ片13はどのような形状でもよ
く、操作ワイヤ12の先端部分自体を加工して形成して
もよい。
【0019】図8ないし図12は本発明の第3の実施例
を示しており、図8に示されるように、操作ワイヤ12
の先端部分を挿通するための溝115を最先端の節輪7
側に形成したものであり、図9ないし図11に示される
ように、先端部本体1側には溝は全く形成されていな
い。
を示しており、図8に示されるように、操作ワイヤ12
の先端部分を挿通するための溝115を最先端の節輪7
側に形成したものであり、図9ないし図11に示される
ように、先端部本体1側には溝は全く形成されていな
い。
【0020】即ち、溝115は、最先端の節輪7の周壁
を部分的に軸方向に沿って外方に突出させることによっ
て、最先端の節輪7の内周面に形成されている。そし
て、ストッパ片113は、図12に示されるように、最
先端の節輪7の溝115部の断面形状に合わせて形成さ
れている。
を部分的に軸方向に沿って外方に突出させることによっ
て、最先端の節輪7の内周面に形成されている。そし
て、ストッパ片113は、図12に示されるように、最
先端の節輪7の溝115部の断面形状に合わせて形成さ
れている。
【0021】このように、溝115を最先端の節輪7側
に形成することによって、先端部本体1側には溝を全く
形成しないで済ませることができる。なお、この場合に
も、図13に示されるように、凹部20を最先端の節輪
7に孔状に穿設してもよい。また、図14ないし図16
に示されるように、溝15,115を先端部本体1と最
先端の節輪7の両方にまたがって形成して、そこに操作
ワイヤ12の先端部分を挿通してもよい。
に形成することによって、先端部本体1側には溝を全く
形成しないで済ませることができる。なお、この場合に
も、図13に示されるように、凹部20を最先端の節輪
7に孔状に穿設してもよい。また、図14ないし図16
に示されるように、溝15,115を先端部本体1と最
先端の節輪7の両方にまたがって形成して、そこに操作
ワイヤ12の先端部分を挿通してもよい。
【0022】このように、最先端の節輪7側に溝115
を形成した場合には、図17に示されるように、湾曲部
3の他の節輪8にも同様の断面形状の溝215を形成し
て、その溝215内に操作ワイヤ12を引き通してもよ
く、図18に示されるように、最先端の節輪7以外の節
輪8には内方に突出するワイヤガイド315だけを部分
的に形成して、そこを操作ワイヤ12が走行するように
してもよい。
を形成した場合には、図17に示されるように、湾曲部
3の他の節輪8にも同様の断面形状の溝215を形成し
て、その溝215内に操作ワイヤ12を引き通してもよ
く、図18に示されるように、最先端の節輪7以外の節
輪8には内方に突出するワイヤガイド315だけを部分
的に形成して、そこを操作ワイヤ12が走行するように
してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付
構造によれば、先端部本体に嵌合固定される湾曲部の最
先端の節輪を切り欠いて形成した凹部に、操作ワイヤの
先端部分に設けたストッパを係合させるようにしたこと
により、ストッパを最先端の節輪と軸方向に直列に並べ
る必要がなくなり、挿入部の先端硬質部長を短く形成す
ることができるので、体腔内への挿入性が良く、しかも
先端部本体に形成する溝は、操作ワイヤだけが通る断面
積を有していれば足りるので、イメージガイドファイバ
や鉗子チャンネル等内蔵物を挿通するためのスペースを
ほとんど制限せず、内視鏡として優れた機能を保有する
ことができる。
構造によれば、先端部本体に嵌合固定される湾曲部の最
先端の節輪を切り欠いて形成した凹部に、操作ワイヤの
先端部分に設けたストッパを係合させるようにしたこと
により、ストッパを最先端の節輪と軸方向に直列に並べ
る必要がなくなり、挿入部の先端硬質部長を短く形成す
ることができるので、体腔内への挿入性が良く、しかも
先端部本体に形成する溝は、操作ワイヤだけが通る断面
積を有していれば足りるので、イメージガイドファイバ
や鉗子チャンネル等内蔵物を挿通するためのスペースを
ほとんど制限せず、内視鏡として優れた機能を保有する
ことができる。
【0024】さらに、溝を最先端の節輪側に形成すれ
ば、内蔵物を挿通するためのスペースを全く制限しない
ようにすることができる。
ば、内蔵物を挿通するためのスペースを全く制限しない
ようにすることができる。
【図1】実施例の内視鏡の側面断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1におけるIII−III断面図である。
【図4】実施例の操作ワイヤとストッパ片の斜視図であ
る。
る。
【図5】実施例の操作ワイヤとストッパ片の斜視図であ
る。
る。
【図6】実施例の最先端の節輪の斜視図である。
【図7】第2の実施例の最先端の節輪の斜視図である。
【図8】第3の実施例の最先端の節輪の斜視図である。
【図9】第3の実施例の内視鏡の側面断面図である。
【図10】図9におけるX−X断面図である。
【図11】図9におけるXI−XI断面図である。
【図12】第3の実施例の操作ワイヤとストッパ片の斜
視図である。
視図である。
【図13】第4の実施例の最先端の節輪の斜視図であ
る。
る。
【図14】第5の実施例の内視鏡の側面断面図である。
【図15】図14におけるXV−XV断面図である。
【図16】図14におけるXVI−XVI断面図である。
【図17】操作ワイヤを後方に引き通すための構造を例
示する斜視図である。
示する斜視図である。
【図18】操作ワイヤを後方に引き通すための構造を例
示する斜視図である。
示する斜視図である。
1 先端部本体 3 湾曲部 7 最先端の節輪 12 操作ワイヤ 13 ストッパ片 15 溝 20 凹部 113 ストッパ片 115 溝
Claims (2)
- 【請求項1】遠隔的に進退操作される操作ワイヤの先端
部にその側方に突出するストッパを設けると共に、屈曲
自在に形成された湾曲部の先端に連結された先端部本体
の外周面に軸方向に沿って溝を形成し、その溝内に上記
操作ワイヤの先端部分を嵌入して上記ストッパを上記先
端部本体の外周面から突出させると共に、上記湾曲部を
形成する最先端の節輪を上記先端部本体の後端部外周に
嵌合させて固定し、その節輪を切り欠いて形成した凹部
に上記ストッパを係合させたことを特徴とする内視鏡の
湾曲操作ワイヤの取付構造。 - 【請求項2】遠隔的に進退操作される操作ワイヤの先端
部にその側方に突出するストッパを設けると共に、屈曲
自在に形成された湾曲部を形成する最先端の節輪の内周
面に外方に突出する溝を軸方向に沿って形成し、その溝
内に上記操作ワイヤの先端部分を嵌入して上記ストッパ
を上記先端部本体の外周面から突出させると共に、上記
最先端の節輪を上記先端部本体の後端部外周に嵌合させ
て固定し、その節輪を切り欠いて形成した凹部に上記ス
トッパを係合させたことを特徴とする内視鏡の湾曲操作
ワイヤの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205354A JPH0542098A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205354A JPH0542098A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542098A true JPH0542098A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16505482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205354A Pending JPH0542098A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 内視鏡の湾曲操作ワイヤの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542098A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213508A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Fujinon Corp | 内視鏡のアングルワイヤ固定構造 |
JP2010029488A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Hoya Corp | 内視鏡 |
JP2018196492A (ja) * | 2017-05-23 | 2018-12-13 | オリンパス株式会社 | 内視鏡におけるワイヤの固定構造 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP3205354A patent/JPH0542098A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213508A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Fujinon Corp | 内視鏡のアングルワイヤ固定構造 |
JP2010029488A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Hoya Corp | 内視鏡 |
JP2018196492A (ja) * | 2017-05-23 | 2018-12-13 | オリンパス株式会社 | 内視鏡におけるワイヤの固定構造 |
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