JPH0542032Y2 - - Google Patents

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JPH0542032Y2
JPH0542032Y2 JP1985111704U JP11170485U JPH0542032Y2 JP H0542032 Y2 JPH0542032 Y2 JP H0542032Y2 JP 1985111704 U JP1985111704 U JP 1985111704U JP 11170485 U JP11170485 U JP 11170485U JP H0542032 Y2 JPH0542032 Y2 JP H0542032Y2
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JP
Japan
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paper
adhesive
layer
paper tube
outer edge
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JP1985111704U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は合成樹脂クロスサンドイツチ紙層による
紙袋に関するものである。
「従来の技術」 紙層間に合成樹脂クロス層を介在させた複合シ
ートを紙筒に整形する際、同シートの両端部にク
ロス層露出部を形成し、この露出部を衝合して非
水溶性粘着剤で接着するものであつた。ところが
この衝合部は第6図に示すように内側露出部の外
端aが外側露出部から若干ずれて非接着襞状部分
bが何うしても形成される。この襞状部分bは第
10図に示すように表裏切断端7,8間の開口部
端に至つている。そのため第10図折畳線cから
同開口部を紙筒に折畳貼着封緘すると第8図及び
第9図に示すように上記襞状部分に進入した粉粒
体13は襞状部分bに沿つて上記封緘部を経て外
部に漏出するものであつた(第9図)。そしてこ
の襞状部分bに接着剤を塗布すると接着剤が襞状
部分bから袋内に漏出し、漏出した接着剤が紙筒
の対向内面を接着させてしまい不良品となる欠陥
があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は上記合成樹脂クロス層を紙層間にサンド
イツチ状に介在させた複合シートによる紙筒の胴
貼部の上記襞状部分が漏出トンネルとなることを
防止し粉粒体の漏出を防止すると共に紙筒の対向
内面の接着を防止することを目的とするものであ
つた。
「問題点を解決するための手段」 本案は紙層間に合成樹脂クロス層を介在させて
なる複合シートの両端部に上記クロス層を露出
し、このクロス層露出部を衝合貼着して両襞付紙
筒の胴貼部を形成し、同紙筒の表裏切断端を階段
切断して開口部を形成し、同開口部を紙筒に折畳
貼着して底貼部を形成する紙袋において、紙筒の
最内面側紙層が上記クロス層露出部から延長さ
れ、同延長部とこれに衝合する紙層とを同延長部
の幅内に介在させた内容物進入防止用接着剤によ
つて接着させ、該延長部の外端縁を襞状となり、
かつ上記表裏切断端の間では同延長部の少なくと
も外端縁まで上記接着剤の幅を拡大したことを特
徴とするクロスサンドイツチ紙袋によつて構成さ
れる。
「作用」 従つて紙袋の上記開口部を開いて一定量の粉粒
体を一度に投入し、同開口部を折畳線から紙筒表
面に折畳み同開口部に塗布した接着剤によつて同
開口部を紙筒の表面に接着封緘する。袋内に収容
された粉粒体は胴貼部の上記延長部に進入しよう
とするが内容物進入防止用接着剤に阻止されて延
長部の奥部に進入することなく延長部外端縁の襞
状部内を封緘部に移動しようとするが折畳線附近
で拡大した上記接着剤によつて底貼部12では襞
状部が閉塞されているため同襞状部内の粒子は阻
止されて袋外に漏出することはない。又上記内容
物進入防止用接着剤は上記延長部の外端縁を襞状
となし、その内側に該延長部の幅内に介在させて
あるため同接着剤によつて袋の対向内面が接着す
ることもないし、上記拡大接着剤は延長部の外端
縁から外に進出しても開口部に進出するため袋の
対向内面に影響はない。
「実施例」 紙層2,2′間に合成樹脂クロス層3′を合成樹
脂フイルムで接着して複合シートが形成され、同
シートの両端部に上記クロス層3′を露出し、ク
ロス層露出部3,3を形成し、これらを対面衝合
させてホツトメルト又はゴム系接着剤で接着して
両襞9,9を有する紙筒1の胴貼部10を形成す
る。そして胴紙筒1の表裏切断端7,8を階段切
断して開口部11を形成し、同開口部11に接着
剤を塗布し紙筒表面に折畳貼着して底貼部12
(第4図)を形成する。上記胴貼部10の内側で
は紙筒1の最内面側紙層2が上記クロス層露出部
3から延長され、同延長部4とこれに衝合する紙
層5との間に同延長部4の幅内(同延長部4の外
端縁4′よりも内側)に内容物進入阻止用接着剤
6を介在させる。そして同接着剤6を上記表裏切
断端7,8の間では延長部4の少くとも外端縁
4′まで拡大6′するものであつて外端縁4′から
外側に拡大接着剤6′が進出しても差支えない。
「効果」 本案は上述のように構成したので紙袋内に密封
した粉粒体13が上記進入防止用接着剤6より内
部に進入するおそれがなくたとえ延長部4の外端
縁4′に形成された襞状部に沿つて移動しても底
貼部12において外端縁4′まで拡大した接着剤
6′によつて阻止されて袋外に漏出すおそれがな
く、かつ袋内では進入防止用接着剤6は延長部4
の外端縁4′の襞状部内の上記幅内にあるため袋
の対向内面が接着するおそれがなく品質良好なク
ロスサンドイツチ紙袋が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のクロスサンドイツチ紙袋の胴貼
部を展開した正面図、第2図は第1図A−A線に
よる横断面図、第3図は第1図B−B線による縦
断面図、第4図は封緘状態縦断面図、第5図は紙
筒の正面図、第6図は従来のクロスサンドイツチ
紙袋の胴貼部を展開した正面図、第7図は第6図
C−C線による横断面図、第8図は第6図D−D
線による縦断面図、第9図は第8図の封緘状態縦
断面図、第10図は従来の紙筒の正面図である。 1……紙筒、2……最内面側紙層、3……クロ
ス層露出部、4……延長部、5……衝合紙層、6
……内容物進入防止用接着剤、7,8……表裏切
断端、4′……外端縁、6′……拡大接着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙層間に合成樹脂クロス層を介在させてなる複
    合シートの両端部に上記クロス層を露出し、この
    クロス層露出部を衝合貼着して両襞付紙筒の胴貼
    部を形成し、同紙筒の表裏切断端を階段切断して
    開口部を形成し、同開口部を紙筒に折畳貼着して
    底貼部を形成する紙袋において、紙筒の最内面側
    紙層が上記クロス層露出部から延長され、同延長
    部とこれに衝合する紙層とを同延長部の幅内に介
    在させた内容物進入防止用接着剤によつて接着さ
    せ、該延長部の外端縁を襞状となし、かつ上記表
    裏切断端の間では同延長部の少くとも外端縁まで
    上記接着剤の幅を拡大したことを特徴とするクロ
    スサンドイツチ紙袋。
JP1985111704U 1985-07-20 1985-07-20 Expired - Lifetime JPH0542032Y2 (ja)

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JPS6219943U JPS6219943U (ja) 1987-02-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517080A (ja) * 1974-05-30 1976-01-21 Maegerle Karl

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144782U (ja) * 1974-09-28 1976-04-02

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JPS517080A (ja) * 1974-05-30 1976-01-21 Maegerle Karl

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JPS6219943U (ja) 1987-02-06

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