JPH0541965B2 - - Google Patents

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JPH0541965B2
JPH0541965B2 JP58028599A JP2859983A JPH0541965B2 JP H0541965 B2 JPH0541965 B2 JP H0541965B2 JP 58028599 A JP58028599 A JP 58028599A JP 2859983 A JP2859983 A JP 2859983A JP H0541965 B2 JPH0541965 B2 JP H0541965B2
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JP
Japan
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output signal
pupil
focus detection
image
light
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JP58028599A
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JPS59155809A (ja
Inventor
Yoshiaki Horikawa
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/582,736 priority patent/US4633073A/en
Priority to DE3406460A priority patent/DE3406460C2/de
Publication of JPS59155809A publication Critical patent/JPS59155809A/ja
Publication of JPH0541965B2 publication Critical patent/JPH0541965B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、顕微鏡やカメラ等の光学系の自動焦
点検出装置特に物体像を複数の素子から成る光電
変換装置で受けて各素子からその受光量を表わす
出力信号を得、該出力信号に基づいて合焦検出を
行う自動焦点検出装置に関するものである。
この種従来の自動焦点検出装置として、例えば
二像合致方式のものには、三角測量を応用した距
離計式のものや瞳を通る光束を分割して二つの像
を得るTTL方式のものがあり、いずれも二つの
像の合致を検出するのに二つの像についてデジタ
ル的に相関を求め、その相関値の極値をもつて合
致となし且つその合致まで二つの像の相対移動量
をもつて像の位相差量とするものであつた。
第1図はその一例を示しており、図示しないイ
メージセンサーにより撮られた二つの像のデータ
A,Bはサンプルホールド回路、A−D変換器
(いずれも図示せず)等を通つてリング状のシフ
トレジスタ1a,1bに夫々記憶される。この例
では画像データを128ビツト構成としている。両
画像データA,Bが夫々シフトレジスタ1a,1
bに格納されると、続いて差の絶対値を求める回
路2により各ビツト毎の差の絶対値が求められ、
更に加算器3によつてそれらの和が求められて二
つの像の相関値となる。次に、クロツクCLから
のパルスによりシフトレジスタ1bの画像データ
Bが1ビツト分移動されて再び回路2、加算器3
により相関値が求められる。このようにして、ク
ロツクCLにより次々と一方の画像データを移動
させるたびに相関値が求められ、更にピークデイ
テクタ4によつて相関値の極値が求められ、極値
を検出した位置が合焦位置となる。又、極値の場
合のクロツク数がカウンタ5によつて求められ、
このクロツク数即ちシフトレジスタ1bの画像デ
ータBの移動量が二つの画像の位相差量となり、
これからデフオーカスの方向と量を知ることが出
来る。
ところが、この装置はイメージセンサで得た画
像データをそのまま用いているので、光学系の偏
心や瞳の偏心等で二つの画像データの光量が不均
等になつた場合や、瞳分割器と瞳との位置がずれ
て二つの画像データの光量分布が不均一になつた
場合、更には光電変換装置の各絵素の特性のバラ
ツキによつて二つの画像データにアンバランスが
生じた場合等に、誤つた合焦が行なわれたり更に
は合焦不能となるなとの問題があつた。
本発明は上記問題点に鑑み、二像合致方式ある
いは像位相差方式等と呼ばれている物体を表わす
二つの像の相対位置関係を検出することにより合
焦検出を行なうタイプの自動焦点検出装置におい
て、複数の絵素から成る光電変換装置の各絵素毎
の出力信号の大きさのバラツキを少なくし、より
高精度の合焦検出を行なうことができるようにし
たものである。すなわち、本発明は、結像レンズ
の瞳の一部の領域を通過する光束と他の一部の領
域を通過する光束とにより夫々形成される物体像
を個別に複数の絵素から成る光電気変換装置で受
け、各絵素からその受光量を表わす出力信号を
得、該出力信号に基いて前記各物体像の相対的位
置関係を検出することにより合焦検出を行なうよ
うにした自動焦点検出装置において、前記光電変
換装置に前記結像レンズを介して一様な光を当て
てその際の各絵素からの出力信号の逆数を求める
手段と、該逆数を各絵素毎に合焦検出のための出
力信号に乗じて該出力信号を補正する手段と、該
補正された出力信号に基いて合焦検出を行なう検
出手段とを備えているか、あるいは、光電変換装
置に前記結像レンズを介して一様な光を当てた際
の該光電変換装置から得られる各絵素毎の出力信
号の大きさの不均一性を補正するための各絵素毎
の補正データを記憶する手段と、前記光電変換装
置から得られる合焦検出のための出力信号を各絵
素毎に前記補正データにより補正するための演算
を行なう手段と、該補正された出力信号に基いて
合焦検出を行なう検出手段とを備えていることを
特徴とするものである。以下第2図乃至第14図
に示した一実施例に基づきこれを説明すれば、第
2図は本実施例に用いられる瞳分割法の原理を示
しており、aにおいて、6は結像レンズ、7は結
像レンズ6の前側で瞳の近傍に配設された開口7
aを有する遮光板、8は像面であり、合焦時には
像面8上に像Qが結像されるが、非合焦時には前
ピン,後ピンに対応して像Qに関して各々光軸O
に垂直な方向で反対方向にずれた位置にボケた像
Q1,Q2が像面8上に形成される。bは遮光板7
の開口7aを光軸Oに関して反対側に移動させた
場合を示しており、合焦時には像面8上に像
Q′が結像されるが、非合焦時には各々前ピン、
後ピンに対応してボケた像Q1′,Q2′が像面8上に
形成される。従つて、遮光板7の開口7aを例え
ばaの位置からbの位置へ移動させると、合焦時
には像Q及びQ′が同じ位置にあつて移動しない
が、前ピンの場合には像はQ1からQ1′の位置へ移
動し、また後ピンの場合にはQ2からQ2′の位置へ
移動する。そして、8の像面上にいわゆるイメー
ジセンサーを設けることにより像の状態を測定で
きる。
以上のことから、前ピン、後ピンの判別とその
時の非合焦の量を夫々像の移動方向とその量(す
なわち位相差)から知ることができる。
第3図は上記原理を顕微鏡に用いた場合の実施
例の全体図であり、51は光源、52はコンデン
サーレンズである。53はステージで、この上に
標本をのせて観察を行なう。54は対物レンズ、
55は焦点検出系へ光を導くビームスプリツタ
ー、56は接眼レンズに光の一部を導くプリズ
ム、57は接眼レンズである。58は写真用接眼
レンズ、59はフイルムである。ここまでは、普
通の顕微鏡と何ら異なるところは無い光学系であ
る、60はビームスプリツター55からの光を検
出光学系に導くリレーレンズ、61はリレーレン
ズと共に対物レンズ54の瞳の像を所定の位置に
形成するためのレンズ、62は前記瞳の像の位置
に置かれる瞳分割器である。63は結像レンズ
で、これを通る光をフイルター64を介してイメ
ージセンサー65上に結像させる。66は瞳分割
器駆動回路、67はステージ駆動回路であり、そ
れぞれマイクロコンピユータ70によつて制御さ
れる。68はイメージセンサー駆動回路、69は
イメージセンサー65からの画像データをマイク
ロコンピユータ70に入力するインターフエイス
回路である。71は自動焦点動作を行なつたり、
合焦表示や不可能表示を行なうコンソールであ
る。相関の演算や合焦の判定等は全てマイクロコ
ンピユータ70が行なつている。相関の演算は最
近開発され市場に出ている計算専用LSIを用いる
と良い。
次に各部分の動作について詳述する。第4図は
二つの像を形成する為に瞳を通る光束を分割する
瞳分割器の具体的な二つの例を示しており、aは
ガラス基板に遮光部分(斜線部)を設け且つ軸O
を中心に回転させることにより瞳9を半分ずつ交
互に開閉するようにしたものであり、bは開口部
10を有した扇形のもので軸Oを中心に左右に回
転させることにより瞳9を半分ずつ交互に開閉す
るようになつている。aの場合は、DCモータ等
によつて回転させつつ回転する瞳分割器による同
期信号に応じてイメージセンサーで撮像する方法
に適している。bはマイクロコンピユータ等の制
御装置に従つて瞳分割器を動かしながらそれと同
期してイメージセンサーで撮像する方法に適して
いる。かくして、以上の様な瞳分割器によつて第
3図におけるa,bの状態を作り出し、そのa,
bの状態それぞれの場合の画像データをイメージ
センサーによつて得ることが可能となる。
又、一般に合焦の対象となる被写体や標本は視
野の中心にあるとは限らないので、イメージセン
サーは視野の中心だけでなくなるべく広範囲にわ
たつていることが望ましい。しかし、視野全体を
カバーしようとするとイメージセンサーの素子数
を増やす必要がある。これは合焦精度を一定に保
つためには素子のピツチをある程度の大きさにし
なければならないところからくる。
この点について以下説明する。第5図は二つの
像の位相差量とデフオーカス量との関係を示す図
である。こゝでは、説明を簡単にする為に点像を
考える。13は光学系の光軸であり、後側開口数
がNA′の光学系によつて点像11が形成されてい
るとする。今デフオーカス量δdの位置にイメー
ジセンサー12があるとすると、二つの像11
A,11BはSpだけ位相差をもつて形成される
から、δdとSpの関係は δd=Sp/NA′ (1) となる。今10×の対物レンズを用いた場合の合焦
精度を考える。10×対物レンズのNAを0.40とす
るとNA′は0.04となり、(1)式から δd=25Sp (2) が導かれる。一方、10×対物レンズの焦点深度t
は t=ε/NA′ (3) で表わされる(εは許容錯乱円である)から、ε
=0.05mm(20本/mmの分解能に相当)とすれば、 t=1.25mm (4) となる。この焦点深度以内の合焦検出精度が必要
であるから、 δd=t/2 (5) として δd=0.625mm (6) よつて Sp=25μm (7) となる。この程度の像の位相差量を精度良く求め
るには、イメージセンサー12のダイオードアレ
イのピツチがやはり25μm程度である必要があ
る。以上の様に合焦精度の要求からイメージセン
サー12のピツチが決定される。この場合仮に
128個のダイオードアレイを有するイメージセン
サーを用いたとすると、イメージセンサーがカバ
ーする範囲は128×0.025=3.2mmとなり、これは
視野数21(視野が直径21mm)に比べて非常に小さ
く、合焦の対象となる被写体をイメージセンサー
の位置(一般的には中心)に移動させて合焦を行
う必要が生じる。
第6図は本実施例に使用したイメージセンサー
とそこにおける処理方法を示したものである。本
実施例は512個のフオトダイオードアレイを有す
るイメージセンサーを使用しているが、このイメ
ージセンサーによると512×0.025=12.8mmとな
り、視野のかなりの部分をカバーすることができ
る。しかし、全ての絵素からの出力信号を用いて
相関演算すると非常に演算時間が長くなるし、意
味も無い。そこで512ビツトを128ビツトの五つの
ブロツクa〜dに分け、その内最もコントラスト
の高いブロツクで相関の演算を行なう。
ここで、コントラスト計算方法の一例について
説明する。一般にコントラスト坪価の評価関数と
しては、f(x)をセンサーのxビツト目の出力とし
た場合 C= 〓x |f(x)−f(x+1)| 又は、 C= 〓x (f(x)−f(x+1))2 が知られている。本実施例の場合、コントラスト
の変化を精度良く知る必要のあるコントラスト法
による焦点合わせとは異なり、各ブロツク間の相
対的コントラスト強度を知れば良いから、必ずし
も隣りのビツトの差を計算する必要はない。例え
ば C= 〓′x |f(x)−f(x+5)| とする( 〓′x はxを4つおきに計算するという意
味である。)と、例えばAブロツクの計算は C=184 〓′x=64 |f(x)−f(x+5)| =|f(64)−f(69)|+……+|f(184)−
f(188)| となり、差の絶対値を31回計算しながら加算すれ
ば良いことになる。従来の計算法なら121回必要
となる。
尚、ここで5ビツト隣りの値との差の絶対値を
4ビツトおきに計算しているのは、ただ単に隣り
の値の差の絶対値を4ビツトおきに計算するより
もコントラストの感度を良くするためである。こ
の点に関し、例えば第7図に示したイメージセン
サー上の光の強度分布lに基づき比較計算を行つ
てみる。この図で、横軸はフオトダイオードアレ
イの各絵素、縦軸は光強度を表わす出力信号の大
きさを示している。本実施例の場合は C=|f(64)−f(69)|+|f(68)−f(73)
| =|13−30|+|25−60|=52 となるのに対し、従来の場合は C′=|f(64)−f(65)|+|f(68)−f(69
)| =|13−14|+|25−30|=6 となることから、本実施例の方が従来の場合より
コントラスト感度が良くなつている。
更に、計算量を少なくする為にXビツト隣りの
値との差を求め、これをYビツトおきに計算する
場合は、X>Yが好ましい。本実施例はX=5>
4=Yである。
なお、上記関数fに用いるデータは、物体像1
1A,11Bに対応する画像データA,Bのどち
らか一方で良い。
かくして、以上の様な方法でブロツクa,b,
……,eのコントラストを計算してその内の一番
コントラストの良いものを選ぶが、ここで第6図
から明らかなようにブロツクaとbが128〜192ビ
ツトで重なつているので、無駄な計算をしないよ
うに64〜128ビツト、128〜192ビツト、192〜256
ビツトのコントラストを各々計算し、ブロツクa
のコントラストは64〜128ビツトと128〜192ビツ
トのコントラストの和、ブロツクbのコントラス
トは128〜192ビツトと192〜256ビツトのコントラ
ストの和としても良い。尚、ブロツクa,b,
c,d,eが各々の半分ずつ重なり合つているの
は、ブロツクの境界に画像強度変化の著しい部分
がある場合でもその変化を含んだブロツクを設定
できるようにする為である。例えばブロツクa,
cの境界すなわち192ビツト近辺に画像強度変化
の著しい部分があつた場合、ブロツクaあるいは
ブロツクcでは情報を全て使うことは出来ない
が、ブロツクbが設定されていれば情報の全てが
ブロツクbに含まれることになり都合が良い。コ
ントラストを求める演算は相関の演算に比べて非
常に短時間で済むので、本実施例の演算時間は
128ビツトだけの相関演算時間+α程度の時間で
済む。又、両側のそれぞれ64ビツトにブロツクを
設定していないのは、イメージセンサーが一定の
大きを有せざるを得ないためイメージセンサーに
写る画像データは単に位置がずれているだけでな
く周辺部分が異なつており、そのまま相関演算を
行うと誤差が生じてしまうからである。
以上のように処理を行なえば、必ずしも合焦さ
せるべき被写体や標本が視野の中心になくとも被
写体のある部分(ブロツク)が自動的に選ばれて
焦点検出が行われる。以上のことは特に固定的な
ブロツクを定めておく必要はなく、視野の大部分
をカバーするように配設されたイメージセンサー
の数多くのフオトダイオードアレイの中から、相
関演算に必要なフオトダイオードアレイを含んだ
部分をコントラスト等で選べば良い。また観察用
の視野中にマーク等を設け手動で設定するように
しても良い。この様にすると視野中に立体的な標
本があつても、あるいはゴミがあつても、使用者
の合わせたい被写体に焦点を合わせることができ
る。
次に、全体の動作について説明する。まず、第
3図のイメージセンサ65から瞳分割器の動作に
同期して時分割的に得られる二つの物体像を表わ
す二つの画像データA及びBはインターフエイス
69を通してマイクロコンピユータ70のメモリ
ーに格納される。そして、五つのブロツクの内最
もコントラストの高いブロツクが選択され、その
ブロツクの画像データによつて相関が演算され
る。仮に第6図のブロツクaを選択したとして話
を進める。
相関演算はメモリに格納された二つの画像に対
応する画像データAと画像データBとを相対的に
1ビツトずつずらしながら計算し、何ビツト分ず
らしたら画像が重なつたかを判定して像の位相差
量を求める。相関の式は、例えば R(δ)=191x=64 ABS{fA(x)−fB(x+δ)} (8) となり、ABSは絶対値を表わし、関数fA(x),fB(x)
は夫々画像データA,Bのxビツト目の値を表わ
している。そして、一組の関数fA,fBについてδ
を変えていつてR(δ)が最小となる時のδ即ちδ′を
位相差としている。又、この例では−64≦δ≦64
としている。このδの範囲は合焦点近くでは狭く
することができるので、演算時間の短縮となる。
実際のδの値はイメージセンサーの1ビツトご
との値しかとらないので、さらに精度良く検出す
る為には相関の離散的な値をカーブフイツテイン
グ等により特定の関数で近似し、その関数の極小
値を与えるδの値を求めることで1ビツト以下の
精度で像の位相差を求める(第8図)。あるいは
R(δ)が最小の時のδ即ちδ′とその前後の三点o,
p,qを用いて二次曲線近似を行ない、その頂点
の位置から位相差を求めるようにしても良い(第
9図)。
以上の結果、視野の多くの部分をカバーし且つ
合焦の精度を維持しながら、演算時間をほとんど
増加させないで済む。
上記の例ではδが−64〜64の範囲にあり、この
範囲のデフオーカス量は(6)式から0.625×64=40
mmとなり、対物側では40/102=0.4=400μmであ
るからデフオーカス量が±400μmとなる。これ
以上の広い範囲のデフオーカス量を検出範囲に入
れようとする場合、δの範囲を増やすことが考え
られるが、これは計算量が増大し好ましくない。
またその様にデフオーカス量が大きい場合に上記
の様な精度の高い計算をしても意味が無い。
そこで、本実施例では画像データとして取込ん
だデータの内の数ビツトごとのデータを用いてコ
ントラストや相関の計算を実行している。具体的
には5ビツトおきにデータを用いるとすると、画
像メモリ中のデータf(0),f(1),f(2),……,
f(510),f(511)の内のf(0),f(5),f(10),…
…,f(505),f(510)が使用するデータになる
と考えれば良い。実際には計算の際に5ビツトお
きのデータを用いるに過ぎない。例えば(8)式は R(δ)=64n=0 |fA(96−4n)−fB(96+4n+δ)| (9) の様になる。この場合は、デフオーカス量が大き
く像もぼやけて低周波成分しかないから、ブロツ
ク分けは行なつていないが、必要に応じてブロツ
ク分けをしてもよい。この場合のδの変化量も5
つおきに計算するから、δの範囲を例えば−200
≦δ≦200とした場合でも相関計算の回数は81回
となり少なくて済む。検出範囲は±1.25mmとな
る。
以上の様に、画像データを数ビツトおきに用い
ることにより計算量を増やすことなく検出範囲を
広げられる。この様にデフオーカス量の大きい時
は数ビツトごとの計算により焦点位置の近くに合
わせ、その後に前述の精度を考えた計算を行なう
と、合焦可能範囲が広く且つ合焦精度の良い自動
焦点検出を行なうことが出来る。
さらにデフオーカス量が大きい場合には、画像
データからコントラスト(計算量が少なくて済
む)だけを計算しつつステージを移動し、コント
ラストが一定の値になつてから相関による焦点合
わせを行なうようにすると良い。またこれは、コ
ントラストが一定以上ないと相関計算が誤つた像
位相差を計算する恐れもあるので、それより低い
コントラストの場合は計算しないなどの判断に用
いてもよい。
尚、カメラ等対物光学系を移動して焦点合わせ
を行なう装置の場合は、光学系を駆動するのは言
うまでもない。
上記の実施例の場合、瞳を通る光束を分割して
二つの像を得るので、光学系の偏芯や瞳の偏芯等
で画像データAとBの光量が異なる場合がある。
特に合焦系をアタツチメント形式にすると影響が
出やすい。また瞳位置に瞳分割器が無い場合に
は、第10図のように画像データAとBで光量に
むらが出来る。第11図は光量むらを模式的に説
明する図である。aの場合、瞳と瞳分割器が一致
しているから各像高h,i,jに対する瞳面上の
有効開口の大きさは全てaに等しい。ところが、
bの場合のように瞳分割器が瞳から外れると、各
像高h,i,jに対する瞳面上の有効開口の大き
さがb,c,aのように互いに異なることとな
り、それに応じてイメージセンサ上の場所に応じ
て入射光量が不均一となり、光量むらが生じる。
以上のような光量差や光量むらがあると、画像
データAとBの二つの像の相似性が悪化し、相関
処理結果の精度が著しく低下することになる。そ
こで補正が必要となる。補正の一つの例は、イメ
ージセンサーの固定パターンノイズの除去によく
用いられている方法で、あらかじめ均一な光でイ
メージセンサーを露光しその画像データを得る。
入射光が均一であることにより画像データは固定
パターンノイズそのものであるから、その逆数に
よつて補正係数をつくれば、その後画像データに
補正係数をかけることにより固定パターンノイズ
の影響を除くことができる。本実施例の場合、合
焦光学系を通した均一な光で画像データA及びB
を得ると画像データAとBは偏芯等により第11
図の様に光量むらのあるデータとなつている。従
つて、その逆数等によつて補正係数をつくり同様
な処理を行なえば、光量むらの影響を除くことが
出来る。光量差がある場合もその光学系を通して
同様な処理を行なえば同様な効果を得ることがで
きる。付随的にはイメージセンサーの固定パター
ンノイズの除去にもなる。均一光で露光した画像
データを得る具体的方法としては、ステージ53
上に試料をおかない状態でイメージセンサから出
力信号を得るようにする方法が簡単である。
以上のように、上記の補正には一度均一光によ
るデータ入力を行なう必要がある。これはめんど
うな操作ではないが、それでも補正用のデータ入
力を行ないたくない場合は計算によつて補正する
ことも出来る。第12図はそれを説明する図で、
x軸をセンサーアレイの並び方向にy軸を画像デ
ータの強度の方向に夫々とつてある。画像データ
A,Bの値は、第11図の説明でもわかる通りあ
る一定の傾きをもつ直線と考えることが出来る。
それぞれをlA,lBとする。画像データlAの傾きを
βAとすると、画像データlAの式は、IAをlAの光量
の平均として、 y=βAX+IA となる。ここで傾きβAは光量によつて変化する
が、βA=IA/kとなる定数kを導入することにより、 kから求めることが出来る。kはその光学系の特
性により決まるもので、あらかじめ測定しておけ
ば良い。画像データA,Bの光量の平均をIall
すると、イメージセンサ上の場所(即ち、素子の
位置)xにおける補正係数α(x)は α(x)=Iall/IA/Kx+IA=Iall/IA・1/x/k
+1 となり、これによつて光量差の補正及び光量むら
の補正ができる。
以上の様に、均一光を用いたりあるいは計算す
ることで、光学系の偏芯あるいは瞳の偏芯の影響
や瞳と瞳分割器が一致していない影響を補正し除
去することが出来る。その結果、合焦の精度が向
上し、検出範囲も拡がる。更には合焦点検出部を
アタツチメント形式にしても使用出来る。最も大
きな効果としては、瞳位置の異なる各種各倍率の
対物レンズが使用出来ることである。
また、顕微鏡のように多くの種類の対物レンズ
を用いるとそれぞれの対物レンズにより瞳位置が
違うので、瞳分割器を瞳位置に全ての対物レンズ
について正しく設置することが難しい。この不具
合の解決法の一つとして瞳分割器を復数個設ける
ことが考えられる。復数の瞳分割器をそれぞれの
対物レンズの瞳位置に設けることにより瞳と瞳分
割器とを一致させる。一つの瞳分割器を使用して
いる場合、他の瞳分割器が瞳をけらないように構
成されているのは言うまでもない。例えば第13
図のように第4図と同じ瞳分割器を二枚連結した
ものを用いてもよい。
第3図において、フイルター64は赤外カツト
フイルター或いはバンドパスフイルターであつ
て、イメージセンサー及び光源51等の分光感
度、分光分布が比視感度と異なるので、そのこと
による焦点ずれの現象を防ぐ役目をする。
以上のような自動焦点装置の制御、演算処理を
行う場合、マイクロコンピユータ及び演算処理ユ
ニツトによる方法が最も設計容易で安価である。
これについて、第14図のフローチヤートで説明
を補足する。これは最も基本的な場合を示してい
る。合焦が開始されると、まず顕微鏡の状態が合
焦動作に適した状態になつているかをチエツク
し、対物レンズの種類、倍率を判別する。これ
は、光量むら補正の場合対物レンズの種類及び倍
率によつてパラメータが異なり、像位相差量をス
テージ移動量に変換する変換の係数も倍率によつ
て違うからである((1)式参照)。次に、イメージ
センサーからfA及びfBのデータを得てメモリに格
納する。その後、光量むらを補正し、再びメモリ
に格納する。合焦開始時は焦点が大きくずれてい
ることがあるので、5ビツトおきの相関演算でお
およその焦点位置を決定する((9)式参照)。そし
て、相関により求めた像位相差量をステージ移動
量に変換しステージを移動する。そこで再びfA
fBのデータを得、補正を行なう。次にコントラス
ト評価によりブロツクを決定する。コントラスト
が一定値以上なければ相関による結果の信頼性が
少ないので、もう一度5ビツト相関を行ないステ
ージを焦点位置に近づける。数回行なつてもコン
トラストが上がらない場合は試料のコントラスト
が低すぎるので不可能表示を行なう。コントラス
トが一定以上あれば、決定されたブロツクで相関
を計算し、ステージを移動して合焦する。合焦の
確認としてもう一度、fA,fBを得、相関を計算す
る。ここで像位相差量が焦点深度内の値であれば
合焦であり、ステージを移動しない。もし焦点深
度外であればもう一度同じ動作を繰り返す。
以上は最も基本的な動作を説明したもので、実
際のプログラムには試料が無かつた場合とは機械
が故障した場合のフエイル・セイフ等も考慮され
ている。
また5ビツト相関から1ビツト相関に移る場合
の判定に像位相差量を用いてもよい。前例の場合
−200≦δ≦200の範囲を5つおきに計算している
が、相関R(δ)が最小値をとるδが−200≦δ′≦200
ならばその分ステージを移動した後に1ビツト相
関に移る。この場合判定条件を−180≦δ′≦180の
ように計算したδの範囲より小さめに設定するほ
うがよい。これはデフオーカス量が大きい場合に
は雑音等で誤つて最小値をとるδ′を決定すること
があるからである。
第15図は第二実施例として中央処理装置以外
をハードウエアで構成した例の制御・演算回路を
示している。これについて説明すれば、まずコン
ソール71からの合焦開始信号により瞳分割器駆
動回路66が働き画像データAをイメージセンサ
ー65により得る。イメージセンサー65は瞳分
割器62と同期してセンサー駆動回路68により
撮像を開始する。この時、蓄積型イメージセンサ
ーの場合は(一般に固体撮像素子はこの型)、一
度以前に蓄積された信号を消去する為にカラ読み
出しを行なう。イメージセンサー65から連続し
て読み出される画像データAはサンプルホールド
回路31、A/Dコンバータ32、スイツチ回路
33を通つて第一メモリ34に記憶される。そし
て、図示していないメモリにあらかじめ記憶され
ている補正係数データによつて画像データAは補
正されて再び第一メモリ34に記憶される。補正
係数データはあらかじめ均一光を入射して画像セ
ンサーで撮像した前述の画像データの逆数にその
時の画像データA,Bの平均値を掛けたものであ
る。512ビツトのイメージセンサーの場合を考え
る。画像データA,Bは両方合わせると0〜1023
ビツトまで合計1024個となる。画像データAは0
〜511ビツト、画像データBは512〜1023ビツトと
する。試料が無い状態での均一光で得た画像デー
タのnビツト目の値をxoとすると、nビツト目の
補正係数koとなる。尚、補正係数として第21項に記載したα
(x)を用いても良いことは言うまでもない。
次に、画像データAが第一メモリ34に格納さ
れると、瞳分割器62は画像データBを取る状態
になり画像データBは画像データAと同様にして
第二メモリ35に補正されて格納される。第一メ
モリ34に格納されたデータは第6図に示したブ
ロツクごとにコントラスト判別器36に送られ、
コントラストの高さにより用いるべきブロツクが
決定される。ブロツクbのコントラストが最も高
い場合にはアドレス指定回路37に128が与えら
れる。アドレスシフト回路38には初期値−32が
入つており、アドレス指定回路37が第一メモリ
34の128を指定すると、アドレスシフト回路3
8は第二メモリ35の96を指定する。そして画像
データfA(128)とfB(96)が減算器39に入力さ
れ、絶対値回路40を経て|fA(128)−fB(96)|
の演算が行なわれる。そして、加算器41を経て
メモリ42に格納される。以上が終ると、アドレ
ス指定回路37はメモリ34の129を指定し、ア
ドレスシフト回路38はメモリ35の97を指定
し、以後同様に演算され|fA(129)−fB(97)|は
加算器41によつて前のデータ|fA(128)−fB
(96)|に加えられてメモリ42に格納される。以
後第一メモリ34のアドレス255まで繰り返され、
相関演算 R(−32)=255x=128 ABS{fA(x)−fB(x−32)} が完了する。この計算が完了すると、アドレスシ
フト回路38の値は−31になり、 R(−31)=255x=128 ABS{fA(x)−fB(x−31)} が計算される。そして、これはアドレスシフト回
路38の値が31になるまで続き、全体の相関演算 R(δ)=255x=128 ABS{fA(x)−fB(x+δ)} −32≦δ
≦31 が行なわれる。続いて中央処理装置43によりメ
モリ42内のR(δ)を比較し、R(δ)が最小となる
δを見つけて像の位相差量とする。それに従つて
ステージ駆動回路67を駆動しピントを合わせ
る。
尚、デフオーカス量が大きく−32≦δ≦31の位
相差量では不足な場合は、アドレス指定回路37
は第一メモリ34の128を指定し且つアドレスシ
フト回路38の初期値は−64となる。そして、そ
れぞれの相関演算が終るごとに2ずつ増え、 R(−64)=|fA(128)−fB(128−64)|+|fA
(130)−fB(130−64)|+…… ……+|fA(382)−fB(382−64)| R(−62)=…… 〓 R(60)=…… という計算が行なわれる。これは画像データを1
ビツトおきに用いたことに相当し、同じ計算量で
像位相差の検出範囲が二倍になつている。但し合
焦精度は1/2になる。
以上のように像位相差を計算しステージ駆動回
路67を駆動してピントを合わせるが、ピントを
正確に合わせる為上記動作を数回繰り返しても良
い。尚、コンソール71では合焦開始や合焦表示
を行なう。
上述の如く、本発明による自動焦点検出装置
は、イメージセンサーから得た出力信号を補正係
数で補正し、装置の構成に起因する光量むらを取
り除いた信号で焦点検出を行なうようにしている
ので、正確な合焦検出を行うことが出来る。
尚、上記実施例では結像レンズの瞳の異なる位
置を通つて形成される二つの物体像を時分割的に
1つの光電変換装置で受けるものを説明したが、
これに限らず、二つのイメージセンサを備え二つ
の物体像を夫々別のイメージセンサで受けるよう
にした自動焦点検出装置にも本発明を適用し得る
のは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動焦点検出装置の要部回路を
示す図、第2図は本発明による自動焦点検出装置
の一実施例に用いられる瞳分割法の原理を示す
図、第3図は上記実施例の全体図、第4図は上記
実施例に用いられる瞳分割器の具体例を示す正面
図、第5図は二つの像の位相差量とデフオーカス
量との関係を示す図、第6図は上記実施例のイメ
ージセンサーとそこにおける処理方法を示す図、
第7図はイメージセンサー上の光の強度分布の一
例を示す図、第8図及び第9図は合焦点付近にお
ける精度の良い位相差計算法を示す図、第10図
は上記実施例における画像データの光量むらを示
す図、第11図は光量むらを模式的に説明する
図、第12図は光量むらの補正方法を示す図、第
13図は他の瞳分割器の斜視図、第14図は上記
実施例のコンピユータによる制御及び演算処理方
法を示すフローチヤート、第15図は他の実施例
の制御・演算回路を示す図である。 51…光源、52…コンデンサーレンズ、53
…ステージ、54…対物レンズ、55…ビームス
プリツター、56…プリズム、57…接眼レン
ズ、58…写真用接眼レンズ、59…フイルム、
60…リレーレンズ、61…レンズ、62…瞳分
割器、63…結像レンズ、64…フイルター、6
5…イメージセンサー、66…瞳分割器駆動回
路、67…ステージ駆動回路、68…イメージセ
ンサー駆動回路、69…インターフエイス回路、
70…マイクロコンピユータ、71…コンソー
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結像レンズの瞳の一部の領域を通過する光束
    と他の一部の領域を通過する光束とにより夫々形
    成される物体像を個別に複数の絵素から成る光電
    変換装置で受け、各絵素からその受光量を表わす
    出力信号を得、該出力信号に基いて前記各物体像
    の相対的位置関係を検出することにより合焦検出
    を行なうようにした自動焦点検出装置において、
    前記光電変換装置に前記結像レンズを介して一様
    な光を当ててその際の各絵素からの出力信号の逆
    数を求める手段と、該逆数を各絵素毎に合焦検出
    のための出力信号に乗じて該出力信号を補正する
    手段と、該補正された出力信号に基いて合焦検出
    を行なう検出手段とを備えていることを特徴とす
    る自動焦点検出装置。 2 結像レンズの瞳の一部の領域を通過する光束
    と他の一部の領域を通過する光束とにより夫々形
    成される物体像を個別に複数の絵素から成る光電
    変換装置で受け、各絵素からその受光量を表わす
    出力信号を得、該出力信号に基いて前記各物体像
    の相対的位置関係を検出することにより合焦検出
    を行なうようにした自動焦点検出装置において、
    前記光電変換装置に前記結像レンズを介して一様
    な光を当てた際の該光電変換装置から得られる各
    絵素毎の出力信号の大きさの不均一性を補正する
    ための各絵素毎の補正データを記憶する手段と、
    前記光電変換装置から得られる合焦検出のための
    出力信号を各絵素毎に前記補正データにより補正
    するための演算を行なう手段と、該補正された出
    力信号に基いて合焦検出を行なう検出手段とを備
    えていることを特徴とする自動焦点検出装置。
JP58028599A 1983-02-24 1983-02-24 自動焦点検出装置 Granted JPS59155809A (ja)

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