JPH0541643A - クロツク障害検出方式 - Google Patents

クロツク障害検出方式

Info

Publication number
JPH0541643A
JPH0541643A JP19662891A JP19662891A JPH0541643A JP H0541643 A JPH0541643 A JP H0541643A JP 19662891 A JP19662891 A JP 19662891A JP 19662891 A JP19662891 A JP 19662891A JP H0541643 A JPH0541643 A JP H0541643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
toggle signal
signal
toggle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19662891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Katori
雅之 香取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP19662891A priority Critical patent/JPH0541643A/ja
Publication of JPH0541643A publication Critical patent/JPH0541643A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通のクロック発生回路からクロックを供給
される複数の装置において、クロック位相障害を含むク
ロック障害を検出することのできるクロック障害検出方
式を提供することを目的とする。 【構成】 各装置に、自装置のクロックに応じてトグル
信号を発生する回路と他装置のクロックに応じてトグル
信号を発生する回路と、両回路からの各トグル信号を比
較し比較結果によってクロック障害を検出する回路とを
設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通のクロック発生装
置からクロックを供給されて動作する複数の装置におけ
るクロック障害を検出する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のクロック障害検出方式の一
例を示す。図5において、2台の装置10Aおよび10
Bが共通のクロック発生回路1からクロックを供給され
ている。各装置10Aおよび10Bは、それぞれ、クロ
ック分配回路11によって、クロック発生回路1から供
給されるクロック信号を各内部回路に分配すると同時に
カウンタ回路12に入力する。
【0003】装置10Aおよび10Bの各カウンタ回路
12は、それぞれ、クロック信号をカウントし、各カウ
ント結果を比較回路13へ出力する。比較回路13は二
つの入力を比較することによりクロックの歯抜け、外来
雑音等によるクロストーク等のクロック障害の検出を行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような複数の装
置10Aおよび10Bが共通のクロック発生装置1から
クロックを供給される場合に、共通のクロック発生装置
1と各装置10Aおよび10Bとの間の各クロックケー
ブルの長さが所定の値でない場合や、クロックコネクタ
の障害によりクロック信号の電位が安定しない場合に
は、各装置10Aおよび10Bの間のクロックの位相が
変る位相差障害を起こすことになる。
【0005】従来の検出方式ではこのようなクロックの
位相差障害を検出できないという欠点があった。本発明
は上記従来技術の欠点を除去し、クロックの歯抜け障害
やクロストーク障害だけでなく、クロックの位相差障害
も検出することができるクロック障害検出方式を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるクロック障
害検出方式は、共通のクロック発生装置からクロック信
号を供給されて動作する複数の装置において、各々の装
置は、クロック発生装置から供給されたクロック信号を
自装置内のレジスタに分配するとともに、クロック信号
をバッファリングして他装置へ出力するクロック分配回
路と、クロック分配回路からクロック信号を受け、第1
のトグル信号を発生するトグル信号発生回路と、他装置
から入力されるクロック信号によって動作し、自装置の
トグル信号発生回路からの第1のトグル信号を入力し、
第2のトグル信号を発生するトグル信号受信回路と、ト
グル信号発生回路からの第1のトグル信号とトグル信号
受信回路からの第2のトグル信号とを比較し、比較結果
によりクロック障害の検出を示す信号を発生する比較回
路とを備えて構成される。
【0007】
【作用】上記構成により、共通のクロック発生回路から
クロック信号を供給されている複数の装置の各々におい
ては、クロック分配回路は自装置内の一般回路およびト
グル信号発生回路のレジスタへクロックを分配すると共
に他の装置のトグル信号受信回路へクロック信号を送信
する。
【0008】トグル信号発生回路は自装置のクロック分
配回路からのクロック信号によって第1のトグル信号を
発生し、これをトグル信号受信回路および比較回路へ出
力する。トグル信号受信回路は、他装置のクロック分配
回路からのクロックと自装置のトグル信号発生回路から
の第1のトグル信号とによって第2のトグル信号を発生
し、これを比較回路へ出力する。
【0009】比較回路は第1および第2のトグル信号を
比較し、比較結果によってクロックの障害を示す信号を
発生する。
【0010】本発明では、自装置のクロック分配回路か
ら供給されるクロックに比して他装置から入力されるク
ロックはパス径路が長いため、両者の間には位相差があ
るが、トグル信号発生回路とトグル信号受信回路との間
でレーシングが起らないように適切な設計を行う。
【0011】いずれの装置においてもクロック位相障害
が発生していないときは、自系と他系のクロックの位相
は広がらず、従って、トグル信号発生回路とトグル信号
受信回路との間でレーシングは起らない。
【0012】しかしながら、複数装置の内のいずれかの
装置でクロック位相障害が発生すると、いずれかの装置
で自系クロックと他系クロックの位相差が拡がることに
なり、この装置の中のトグル信号発生回路とトグル信号
受信回路との間でレーシングが発生する。
【0013】この時、比較回路において、トグル信号発
生回路の状態とトグル信号受信回路の状態との間の一致
(不一致)の関係がくずれることになり、クロック位相
障害が検出される。
【0014】クロック歯抜け障害の場合はトグル信号受
信回路の状態が変らないで、トグル信号発生回路の状態
のみが変ることになるため検出可能である。クロストー
ク障害の場合は、クロック位相差障害と同様にトグル信
号発生回路とトグル信号受信回路との間でレーシングが
起ることになるため、検出可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。図1は、本発明の実施例の構成を示す。図におい
て、1はクロック発生回路、2Aおよび2Bは、クロッ
ク発生回路1から、それぞれ、クロックAおよびクロッ
クBを供給されて動作する装置Aおよび装置Bである。
【0016】各装置2Aおよび2Bは同一の構成のクロ
ック障害検出システムを有する。クロック障害検出シス
テムは、クロック分配回路3、トグル信号発生回路4、
トグル信号受信回路5、および比較回路6からなる。
【0017】クロック分配回路3は、クロック発生回路
1から供給されるクロックを入力し、それをトグル信号
発生回路4および比較回路6へ分配すると共に他装置の
トグル信号受信回路5へ供給する。
【0018】トグル信号発生回路4はフリップフロップ
(FF)からなりクロック分配回路3からクロック信号
を受け取り、クロックの1サイクル毎に値が変化するト
グル信号を出力する。
【0019】トグル信号受信回路5はFFからなり、他
装置のクロック分配回路3から供給されるクロックを入
力し、自装置のトグル信号発生回路4からのトグル信号
を1サイクル遅らせたトグル信号を出力する。
【0020】比較回路6はクロック分配回路3からのク
ロックで動作し、トグル信号発生回路4からのトグル信
号とトグル信号受信回路5からのトグル信号とを比較
し、両者が一致した時にクロック障害の検出を示すエラ
ー信号を出力する。
【0021】以下、図1の回路の動作について図2〜図
4を参照して述べる。図2、3および4は、それぞれ、
クロック位相差障害、クロック歯抜け障害、およびクロ
ストーク障害の検出の例を示す。
【0022】図2、3、および4において、(A)は装
置2Aのクロック分配回路3の出力であるクロックA
A,(B)は装置2Bから装置2Aへ供給されるクロッ
クBA,(C)は装置2Aのトグル信号発生回路4から
出力されるトグル信号A、(D)はトグル信号受信回路
5から出力されるトグル信号AR、(E)は装置2Aの
比較回路6から出力されるエラー信号を示す。
【0023】図2は装置2BのクロックBにおいて位相
差障害が発生し、クロックBの位相が遅れた場合のタイ
ムチャートを示す。図中、2τ目においてクロックBの
位相が遅れたためにクロックBAの位相が遅れ、クロッ
クAAとクロックBAとの間の位相差が拡がる。
【0024】その結果、トグル信号発生回路4とトグル
信号受信回路5との間でレーシングが起り、3τ目にト
グル信号Aとトグル信号ARとの一致が検出され、エラ
ー信号が出力される。
【0025】図3は、装置2BのクロックBにおいて歯
抜け障害発生した場合のタイムチャートを示す。図中、
2τ目においてクロックBが歯抜けになったためにクロ
ックBAが歯抜けになり、装置2Aのトグル信号受信回
路5が動作しない。このため、3τ目において比較回路
6でトグル信号Aとトグル信号ARとの一致が検出さ
れ、エラー信号が出力される。
【0026】図4は、装置2BのクロックBにおいてク
ロストーク障害が発生した場合のタイムチャートを示
す。図中、2τ目において、クロックBにクロストーク
が起きたためにクロックBAに2個のクロックパルスが
印加され、後ろのクロックにより、装置2Aのトグル信
号受信回路5はトグル信号Aの2τ目の値を取り込むこ
とになる。このことは、図2の場合と同じ状態になり、
3τ目において比較回路6からエラー信号が出力され
る。
【0027】上述のように、本実施例のクロック障害検
出方式は、クロック歯抜けおよびクロストーク障害だけ
でなく、クロックの位相差障害も検出することができ
る。本実施例では装置を二個としたが、これに限るもの
ではなく、複数の装置に対して適用可能であることはい
うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、共通のクロック発生回
路からクロックを供給されて動作する複数の装置におい
て、クロック系の歯抜け障害、クロストーク障害だけで
なく、位相障害も検出することができ、障害発生時の原
因究明に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の回路のクロック位相差障害の場合の動作
を示す図である。
【図3】図1の回路のクロック歯抜け障害の場合の動作
を示す図である。
【図4】図1の回路のクロストーク障害の場合の動作を
示す図である。
【図5】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 クロック発生回路 2A 装置A 2B 装置B 3 クロック分配回路 4 トグル信号発生回路 5 トグル信号受信回路 6 比較回路 11 クロック分配回路 12 カウンタ回路 13 比較回路 FFAA、FFAB、FFAC、FFBA、FFBB、
FFBC フリップフロップ COMPA、COMPB 比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のクロック発生装置からクロック信
    号を供給されて動作する複数の装置において、 各々の装置は、前記クロック発生装置から供給されたク
    ロック信号を自装置内のレジスタに分配するとともに、
    クロック信号をバッファリングして他装置へ出力するク
    ロック分配回路と、 前記クロック分配回路からクロック信号を受け、第1の
    トグル信号を発生するトグル信号発生回路と、 他装置から入力されるクロック信号によって動作し、自
    装置の前記トグル信号発生回路からの第1のトグル信号
    を入力し、第2のトグル信号を発生するトグル信号受信
    回路と、 前記トグル信号発生回路からの第1のトグル信号と前記
    トグル信号受信回路からの第2のトグル信号とを比較
    し、比較結果によりクロック障害の検出を示す信号を発
    生する比較回路とを備えることを特徴とするクロック障
    害検出方式。
JP19662891A 1991-08-06 1991-08-06 クロツク障害検出方式 Withdrawn JPH0541643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19662891A JPH0541643A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 クロツク障害検出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19662891A JPH0541643A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 クロツク障害検出方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0541643A true JPH0541643A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16360927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19662891A Withdrawn JPH0541643A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 クロツク障害検出方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031060A2 (en) * 2007-09-03 2009-03-12 Nxp B.V. Clock supervision unit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031060A2 (en) * 2007-09-03 2009-03-12 Nxp B.V. Clock supervision unit
WO2009031060A3 (en) * 2007-09-03 2009-05-07 Nxp Bv Clock supervision unit
US8909971B2 (en) 2007-09-03 2014-12-09 Nxp B.V. Clock supervision unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950003948A (ko) 다중 주파수출력 클럭 발생기 시스템
US4686677A (en) Apparatus and method for detecting time-related faults
JPH0541643A (ja) クロツク障害検出方式
US11138054B2 (en) Clock fractional divider module, image and/or video processing module, and apparatus
JPH01205237A (ja) 同期機能不全検出
JPH07283727A (ja) 位相同期検出器
JP2735673B2 (ja) Pnパターン検出器
JP3329081B2 (ja) Dutの良否判定回路
JPH04306917A (ja) クロック分配装置
JPS597974B2 (ja) ル−プ伝送システムの同期装置
JP2751831B2 (ja) クロック出力監視方法及びクロック出力監視回路
JP3036223B2 (ja) クロック乗換回路
JPS63310211A (ja) クロック障害検出回路
JP2806854B2 (ja) バスの同期チェック装置
JPS62213337A (ja) フレ−ム同期保護方式
JPS606143B2 (ja) 入力デ−タ状変検出回路
JPH05236026A (ja) デジタル信号監視回路
JPH11144468A (ja) アドレス遷移検出回路
JPS604328A (ja) 集積回路
JPH0628054A (ja) 異常監視回路
JPH01220557A (ja) クロックダウン検出回路
JPH05313780A (ja) クロック信号異常検出回路
JPS62202238A (ja) クロツク障害検出回路
JPH05167647A (ja) 障害検出機能を有する速度変換装置
JPS6257051A (ja) 多重系の相互同期方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112