JPH0541602B2 - - Google Patents

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JPH0541602B2
JPH0541602B2 JP63209797A JP20979788A JPH0541602B2 JP H0541602 B2 JPH0541602 B2 JP H0541602B2 JP 63209797 A JP63209797 A JP 63209797A JP 20979788 A JP20979788 A JP 20979788A JP H0541602 B2 JPH0541602 B2 JP H0541602B2
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JP
Japan
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halitosis
film
water
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oral
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Juichi Hisae
Hitoshi Takayanagi
Yoshihiro Sawai
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Kyukyu Pharmaceutical Co Ltd
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Kyukyu Pharmaceutical Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0208Tissues; Wipes; Patches

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は口腔内に直接貼付することにより口臭
を消すことができる口腔粘膜貼付型口臭防止剤に
関するものである。 (従来の技術) 従来使用されている口臭防止剤の剤型として液
剤、練薬、噴霧剤、トローチ剤、丸剤がある。液
剤、練薬は口腔内洗浄後の処理に難点があり、い
つ、どこでも使えるという訳ではない。噴霧剤、
トローチ剤、丸剤においては、携帯し易く、使い
易いが、噴霧剤は持続性がない。さらにトローチ
剤、丸剤においては、違和感がある為、会話等に
支障を生じ、かみくだかれ、飲み込まれたりし易
く、効き目がすぐなくなる欠点がある。以上のこ
とより従来品では持続性はのぞめない。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記の問題点を解決するものであ
り、その目的とするところは、口腔内で発生する
口臭を長時間にわたり防止する手段を提供するこ
とにある。更に本発明の目的は、口臭を防止する
有効成分を水溶性高分子物質中に含有せしめた口
腔粘膜貼付型口臭防止剤を提供することにある。 (課題を解決するための手段) そこで本発明者らは鋭意研究を重ね、どのよう
な剤形がこの種の用途には最適であるかを検討し
たところ、口腔内の粘膜に付着し、容易に剥落し
ないこと、敏感な箇所であるため可能な限り違和
感をおぼえない形態、性状であること、持続性及
び徐放性があることなどが必要で、この条件をみ
たすものはフイルム状の製剤であるとの結論に達
した。 またフイルム状製剤に含有させる口臭防止の有
効成分としては矯味、矯臭及び消臭効果を発揮す
るものである必要がある。 本発明は口臭防止の有効成分を水溶性高分子物
質中に含有せしめ、それを単一又は複数のフイル
ム層とした製剤にすることにより、口臭を持続的
に防止させることを達成せしめた。 有効成分はa、b、2成分からなり、a成分と
してはl−メントール、dl−カンフル、ハツカ
油、ウイキヨウ油、アセンヤク、カンゾウ、クロ
ロフイリン誘導体、ケイヒ、コシヨウ、シユクシ
ヤ、シヨウキヨウ、チヨウジ、トウガラシ、dl−
メントール、ヒヤクソウ、モツコウ、ヤクチ、リ
ユウノウ、ニクズク、チヨウジ油、ケイヒ油、サ
フラン、ローズ油、抹茶が挙げられる。そしてこ
れらa成分の少なくとも1種を含有させることが
できる。これらは主として矯味、矯臭効果を発揮
し、各有効成分の含有比率は重量比で0.1〜5%
が適切である。 また他の有効成分であるb成分としてはフラボ
ノイド、塩化セチルピリジニウム、塩酸クロルヘ
キシジン、塩化デカリニウム、グルコン酸クロル
ヘキシジンが挙げられる。そしてこれらb成分の
少なくとも1種を含有させることができる。これ
らは主として消臭効果を発揮するもので、各有効
成分の含有比率は重量比で0.01〜5%が良い。上
記有効成分はa成分については0.1%、b成分に
ついては0.01%が下限であり、それら以下では稀
薄に過ぎ所期の口臭防止効果が得られない。ま
た、5%を越えても効果の向上は期待できない。
なお矯味、矯臭効果を主とする有効成分と、消臭
効果を主とする有効成分とは薬理上問題がない限
り併用することができる。 以上のような口臭防止の有効成分は水溶性フイ
ルム中に均一に混合、分散させることが必須不可
欠であり、同フイルムに塗布若しくは埋設させた
だけでは本発明の目的は達成できない。 前記水溶性フイルムは主に口腔内から胃内で溶
けるものを指称する。使用可能な高分子物質とし
ては、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カ
ルボキシメチルセルロース、デンプン、キサンタ
ンガム、カラヤガム、アルギン酸ナトリウム、メ
チルセルロース、カルボキシビニルポリマー、カ
ンテン、ヒドロキシプロピルセルロースがあげら
れ、これらの少なくとも1種を主体に構成され
る。上記中、ヒドロキシプロピルセルロースにつ
いては、高粘度ヒドロキシプロピルセルロース
(以下“HPC−H”と記す)と低粘度ヒドロキシ
プロピルセルロース(以下“HPC−L”と記す)
の両者をその特性に応じて適切に使用するとよ
い。 このように水溶性フイルムは可食性であること
が必要である。そして製剤としてはあまり厚くな
らないことが望ましい。具体的には水溶性フイル
ムの溶解速度と薬効の持続及び違和感等とのかね
合いからその厚さが決定される。薄過ぎるとフイ
ルム剤にもよるが早く溶けすぎるので15μm以上
が良い。一方最大厚さは個人差があるけれども、
製剤状態で400μm以下、より好ましくは330μm
以下が良く、それ以上になると多数の者が違和感
を覚えるようになる。 有効成分を薄いフイルム中に均一に含有させか
つ剤厚を制御するには、前記成分及び薄層フイル
ムを形成可能な物質を溶解、或いは混合分散せし
める溶媒の選定も重要である。 この種の溶媒は、当該製剤が口腔内に使用され
体内に入ることから、人体に対して有害な作用を
有するものであつてはならないのは当然である。
また、展延後溶媒を留去することから、ある程度
比熱の小さいもの、さらに、溶媒量についても溶
媒留去の点で出来るだけ少ない量で、必要な薬物
量を溶解せしめる溶媒でなければならない。 以上の点を考慮した結果、本発明では溶媒を
水、エタノール、塩化メチレンに限定し、その上
で貼付剤を形成するために必要な諸成分を選定す
ることとしたもので、それによつて剤厚が15〜
330μmであつて、効力が持続して充分な効果を
発揮し得る有用な製剤を得ることが可能になつ
た。 本発明製剤を調製するに当つては、水溶性フイ
ルムの可塑剤としてマクロゴール400、グリセリ
ン等を使用するとよい。水溶性フイルム層の調製
には溶媒として水、エタノールや塩化メチレンを
使用するとよい。 なお、水溶性フイルムは溶解速度の差により速
溶性のものと遅溶性のものに区別し、これらを
夫々単独で、或いは適宜組合せて本発明口臭防止
剤を構成する。 (発明の効果) 以上の如く構成された本発明の口臭防止剤にお
いて、有効成分は水溶性フイルム中に含有されて
いるので、このフイルムが口腔内で溶けるにした
がつて、有効成分もそれが貼付された部分より口
腔内全域に拡散し作用するので効果が確実であ
る。 特に本発明における水溶性フイルムはその全体
が貼付部分の形状に適応して口腔内粘膜に付着す
るので、フイルムに薬物を埋設したり塗布したも
のに対して、口腔内全域へ効果の及ぶのが早い。
そうした構造的特徴と的確な薬効が相乗し口腔内
の臭味に対して速やかな矯臭作用によるマスキン
グ、或いは消臭作用により、口臭を消すことがで
きる。そして、本発明において速溶性フイルム層
と遅溶性フイルム層とを組合せた複数層とした場
合は、溶解時間が延長され、長時間に亘り口臭防
止作用が持続する。 本発明の口臭防止効果及び持続性を客観的に明
らかにするために、ガスクロマトグラフイーによ
る分析をこころみた。口臭に含まれると考えられ
る揮発性悪臭物質として、メチルメルカプタンを
選び、1度マウスウオツシユで口腔内を洗浄後、
人工口臭10mlで1分間うがいし、吐きだした直後
に各口臭防止剤を投与する。そして経時的に呼気
のヘツドスペースガスをガスクロマトグラフイー
によつて分析した。その結果を次表及び第6図に
示す。
【表】 以上の結果より本発明(実施例33)以外のもの
はいずれも20分間前後で効果がなくなり、再び人
工口臭が復活することを確認出来た。しかし本発
明によるものは、20分で60%のメチルメルカプタ
ンを消臭しかつその状態で2時間持続した。 以上のように本発明のものは有効成分を水溶性
フイルムに含有させた構成を有し、顕著な矯臭、
矯味及び消臭作用により口臭を防止することがで
き、しかも薄いフイルム状で口腔粘着に付着して
いるため違和感も起らず、即効性と持続性により
実用上優れた効果を発揮した。 (実施例) 次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれに
特定されるものではない。 図面は、水溶性フイルムが単層の速発溶解性フ
イルム1のみからなるもの(第1図)、遅発溶解
性の単層フイルム2のみからなるもの(第2図)、
前記両フイルム1,2の複層フイルムからなるも
の(第3図)及び中心の遅発溶解性フイルム2の
外層に速発溶解層1,1を貼合した3層の積層フ
イルムとした例(第4図)を示す。いずれのフイ
ルム1,2も、口腔内粘膜3に密着するとそこに
接着するが、他の面は常時唾液が作用するため接
着性を喪失した状態になる(第5図)。速発溶解
性フイルムは即効効果を、遅発溶解フイルムは持
続効果を夫々得るために設けられるが、両者とも
ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキ
シメチルセルロース、デンプン、キサンタンガ
ム、カラヤガム、アルギン酸ナトリウム、メチル
セルロース、カルボキシビニルポリマー、カンテ
ン、ヒドロキシプロピルセルロース等から選ばれ
た少なくとも1種からなる口腔内可溶性フイルム
によつて構成され、各成分の比率等によつて溶解
時間の遅速が調整される。 なお各有効成分はフイルム全体に含有されてい
る。 実施例 1 速発溶解性フイルム(接着層);有効成分とし
て第1表実施例1に示すl−メントール2.5重量
部、ハツカ油2.0重量部、ウイキヨウ油1.0重量部
を、HPC−H10重量部、HPC−L30重量部、ポ
リビニルピロリドン(PVP)44.5重量部、可塑剤
であるマクロゴール400 10重量部と共にエタノー
ル1000重量部に溶解させ、展延乾燥後厚さ約
122μmの単層フイルムより成る口腔粘膜貼付型
口臭防止剤を形成した。 実施例 2乃至8 有効成分及びフイルム形成成分を第1表の実施
例2乃至8に示す成分比率にしたがつて変えたも
のについて、実施例1と同法により7種の単層フ
イルムより成る口腔粘膜貼付型口臭防止剤を形成
した。それらの剤厚は夫々第1表下欄に示した通
りである。但し、実施例6の溶媒は水1000重量部
に、実施例7の溶媒は塩化メチレン1000重量部に
変えてある。 以上の実施例1乃至8に示した速発溶解性フイ
ルムの口臭防止剤を口腔内粘膜に貼付して実用性
を評価したところ、この群の口臭防止剤は口腔粘
膜に異和感なく全面付着し、最後まで剥離せずに
口臭を消す作用を発揮し、約30〜40分経過後完全
に溶解した。 実施例 9 遅発溶解性フイルム(接着層);有効成分とし
て第2表実施例9に示すl−メントール2.0重量
部、ハツカ油2.0重量部、ウイキヨウ油0.5重量部
を、HPC−H40重量部、HPC−L20重量部、
PVP35.5重量部と共にエタノール1000重量部に溶
解させ、展延乾燥後厚さ25.4μmの単層フイルム
より成る口腔粘膜貼付型口臭防止剤を形成した。 実施例 10乃至16 有効成分及びフイルム形成成分を第2表の実施
例10〜16に示す成分比率にしたがつて変えたもの
について実施例9と同法により7種の単層フイル
ムより成る口腔粘膜貼付型口臭防止剤を形成し
た。それらの剤厚は夫々第2表下欄に示した通り
である。 以上の実施例9乃至16に示した遅発溶解性フイ
ルム製口臭防止剤を口腔内粘膜に貼付して実用性
を評価したところ、この群の口臭防止剤も口腔粘
膜に異和感なく全面付着し、最後まで剥離せずに
口臭を消す作用を発揮し、約40分〜60分経過後完
全に溶解した。 実施例 17〜24 実施例1によつて形成した厚さ約122μmの速
発溶解性フイルム(接着層)に、実施例9の成分
比率にしたがつて混合溶解したものを展延し、乾
燥後厚さ約25μmの遅発溶解性フイルム層を形成
した。以上により速発溶解性フイルムと遅発溶解
性フイルムより成る厚さ約147μm複層の口腔粘
膜貼付型口臭防止剤を形成した(第3表)。 以下順に第1表の実施例2の速発溶解性フイル
ムと第2表の実施例10の遅発溶解性フイルムより
成る厚さ約177μmの複層フイルムから実施例8
と実施例16までを、第3表上段に示す如く組合せ
た複層フイルムより成る口腔粘膜貼付型口臭防止
剤を形成した。 以上の実施例17乃至24の成分の組合せと剤厚は
第3表上段右欄に示してある。これらの複層の口
臭防止剤を口腔粘膜に付着して実用性を評価した
ところ、口臭を消す効果を発揮する時間について
著しい延伸が見られ、その時間は略剤厚に比例す
ることが確かめられた。しかし、実施例20のもの
は剤厚が396μmと基準にした330μmを越えたた
め口腔内違和過を訴える者が見られた。 実施例 25〜32 実施例1の速発溶解性フイルムを、実施例9の
遅発溶解性フイルムの両面に展延し、夫々のフイ
ルム厚を合計した厚さ約269μmの3層の口腔粘
膜貼付型口臭防止剤を形成した(実施例25)。 また第3表下段に示す成分の組合せにより3層
の口臭防止剤を形成した。この群の口臭防止剤は
前2群のものに比較して有効時間が著しく長くな
り1時間を越えるものも現れた(実施例27、28)
が、同時にそれらは違和感も顕著になり、実用に
適さないものと判断された。 実施例 33〜37 この群の実施例はフラボノイド以下5種を消臭
効果のある有効成分として含有するものであり、
水溶性フイルムは実施例1〜8と同様速発溶解性
フイルム(但し、実施例33は遅発溶解性フイルム
を用いている。しかし遅発溶解性フイルムとの組
合せ(実施例33は速溶性フイルムとの組合せ)も
当然可能である。 実施例33は有効成分として第4表に示す通りフ
ラボノイド1.0重量部をHPC−40重量部、HPC−
L20重量部、PVP39重量部と共にエタノール1000
重量部に溶解させ、展延乾燥後厚さ約200μmの
単層フイルムより成る口腔粘膜貼付型口臭防止剤
を形成した例である。 実施例34は有効成分として塩化セチルピリジニ
ウム、同35は塩化クロルヘキシジン、同36は塩化
デカリニウム、同37はグルコン酸クロルヘキシジ
ンを夫々含有するほか製法は上記と同じである。 実施例 38〜42 矯味、矯臭効果を有するl−メントール以下の
有効成分と、消臭効果を有するフラボノイド以下
の有効成分を併用した例を第5表に示す。水溶性
フイルムは実施例34〜37と同様速発溶解性フイル
ム(但し実施例38は遅発溶解性フイルム)を用い
ているが、これも遅発溶解性フイルムと組合せ
(実施例38は速溶性フイルムとの組合せ)が可能
である。 実施例38はフラボノイドとl−メントール、ハ
ツカ油を有効成分とした例、同39以下も第5表に
示す通りの各有効成分を含有させて本発明に係る
口臭防止剤を形成した例であり、前記と同様の製
法により製造することができる。 実施例1〜8と実施例9〜16の組合せと同様
に、実施例9〜16と実施例34〜37及び実施例39〜
42の組合せ、又実施例1〜8と実施例33、38の組
合せについても実施し、殆んど全てを検討した
が、概して良好な結果が得られた。 尚、実施例8、16及び39中「クロロ」とあるの
はクロロフイリン誘導体を示す。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る口腔粘膜付型口臭防止剤に
関するもので第1図乃至第5図はいずれも断面構
造を示す拡大断面図、第6図は本発明の口臭防止
効果を示すグラフである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 口臭防止効果を有する有効成分を含有し、口
    腔粘膜に付着する水溶性高分子物質より成るフイ
    ルム状の口腔粘膜貼付型口臭防止剤であつて、前
    記有効成分としてl−メントール、dl−カンフ
    ル、ハツカ油、ウイキヨウ油、アセンヤク、カン
    ゾウ、クロロフイリン誘導体、ケイヒ、コシヨ
    ウ、シユクシヤ、シヨウキヨウ、チヨウジ、トウ
    ガラシ、dl−メントール、ヒヤクソウ、モツコ
    ウ、ヤクチ、リユウノウ、ニクズク、チヨウジ
    油、ケイヒ油、サフラン、ローズ油、抹茶から選
    ばれた少なくとも1種からなるa成分及び/又は
    フラボノイド、塩化セチルピリジニウム、塩化ク
    ロルヘキシジン、塩化デカリニウム、グルコン酸
    クロルヘキシジンから選ばれた少なくとも1種か
    らなるb成分を含有することを特徴とする口腔粘
    膜貼付型口臭防止剤。 2 各有効成分の含有比率が、重量比でa成分に
    ついては0.1〜5%、b成分については0.01〜5
    %である請求項第1項記載の口腔粘膜貼付型口臭
    防止剤。 3 有効成分の他に、防腐剤、人口甘味料その他
    の食品添加物を含有した請求項第1項記載の口腔
    粘膜貼付型口臭防止剤。 4 水溶性高分子物質が、ポリビニルピロリド
    ン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリアク
    リル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロー
    ス、デンプン、キサンタンガム、カラヤガム、ア
    ルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、カルボ
    キシビニルポリマー、カンテン、ヒドロキシプロ
    ピルセルロースから選ばれた少なくとも1種であ
    る請求項第1項記載の口腔粘膜貼付型口臭防止
    剤。 5 水溶性フイルムが、単一層からなる請求項第
    1項記載の口腔粘膜貼付型口臭防止剤。 6 水溶性フイルムが、複数層からなる請求項第
    1項記載の口腔粘膜貼付型口臭防止剤。 7 複数層からなる水溶性フイルムの少なくとも
    一層が他の層よりも溶解速度が遅い遅発溶解性フ
    イルムより成ることを特徴とする請求項第6項記
    載の口腔粘膜貼付型口臭防止剤。 8 剤厚即ち水溶性フイルムの厚さが15〜330μ
    mである請求項第1項記載の口腔粘膜貼付型口臭
    防止剤。
JP63209797A 1988-08-24 1988-08-24 口腔粘膜貼付型口臭防止剤 Granted JPH0259513A (ja)

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