JPS63280014A - 口臭防止用貼付剤組成物 - Google Patents

口臭防止用貼付剤組成物

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JPS63280014A
JPS63280014A JP11558587A JP11558587A JPS63280014A JP S63280014 A JPS63280014 A JP S63280014A JP 11558587 A JP11558587 A JP 11558587A JP 11558587 A JP11558587 A JP 11558587A JP S63280014 A JPS63280014 A JP S63280014A
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JP
Japan
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water
cyclodextrin
patch
bad breath
soluble
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JP11558587A
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English (en)
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Takashi Kishi
岸 高司
Masaharu Iwakawa
岩川 正治
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は9口臭を長時間にわたり防止し得る口臭防止用
貼付剤組成物に関する。
(従来の技術) 口臭を防止するには、歯を磨(こと、うがいをすること
などのように口腔内を清浄化する方法が−aに採用され
ている。さらに、殺菌剤や臭気成分吸収物質を含有させ
た歯磨、うがい液、チューインガムなどを使用する方法
も知られている。特開昭53−15467号公報には、
歯磨、うがい液、チューインガムなどのなかに臭気成分
吸収物質としてサイクロデキストリンを含有させること
が開示されている。
上記方法により口臭が除去され得るが、その効果は一時
的である。特に歯槽膿漏のように病的な原因に起因する
口臭の場合は、はとんど効果がないか1口臭防止効果の
持続時間が極めて短時間であるという欠点を有する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、そ
の目的とするところは、歯槽膿漏などに起因する強度の
口臭であっても長時間(少なくとも2時間)にわたり防
臭効果を持続させ得る手段を提供することにある。′本
発明の他の目的は2口臭の臭気成分を吸収しうる物質を
含有し1口腔内に貼付可能な口臭防止用貼付剤を調製し
うる組成物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の口臭防止用貼付剤組成物は、水溶性で。
少なくとも吸水時には柔軟性を有し、かつ口腔粘膜に粘
着性を有する保形性基剤;およびサイクロデキストリン
および/またはサイクロデキストリン誘導体を含有し、
そのことにより上記目的が達成される。
本発明の組成物に含有されるサイクロデキストリンおよ
び/またはサイクロデキストリンBff4R体は、臭気
成分を吸収する臭気成分吸収剤として作用する。サイク
ロデキストリンとしては、6員環構造を有するα型サイ
クロデキストリン、7員環構造を有するβ型サイクロデ
キストリンおよび8員環構造を有するγ型サイクロデキ
ストリンのいずれもが使用され得る。これらのサイクロ
デキストリンの他、サイクロデキストリン誘導体9例え
ばサイクロデキストリンの側鎖がマルトースで置換され
たマルトース置換サイクロデキストリンも使用され得る
。上記マルトース分子はサイクロデキストリン1分子に
複数個置換されていてもよい。
サイクロデキストリンおよびサイクロデキストリン誘導
体はその2種以上が混合して用いられてもよい。サイク
ロデキストリンおよび/またはサイクロデキストリン誘
導体は2組成物中に3重量%以上の割合で1通常5〜5
0重景%の割合で含有される。過少であると口臭防止効
果が得られない。
組成物に含有される基剤としては、水溶性で。
少なくとも吸水時には柔軟性を有し、かつ口腔粘膜のよ
うな濡れた粘膜表面に粘着性を有する保形性基、剤が用
いられる。このような基剤は9通常。
水溶性でか、つ生理学的に不活性な高分子化合物と。
該高分子化合物に相溶し生理学的に不活性な保水性軟化
剤とから主としてなる。この基剤は、サイクロデキスト
リンやその誘導体を溶解もしくは分散させることが可能
である。基剤に用いられる高分子化合物としては、 (
局方)カルボキシビニルポリマー、ポリ (メタ)アク
リル酸、ポリ (メタ)アクリル酸アルカリ酸金属塩(
例えばナトリウム塩)、(メタ)アクリル酸を主成分と
する共重合体((メタ)アクリル酸エステル、酢酸ビニ
ルなどを含む共重合体)、上記共重合体のアルカリ金属
塩、 (ポリ)ビニルピロリドンを主成分とする共重合
体((メタ)アクリル酸エステル、酢酸ビニルなどを含
む共重合体)、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸
共重合体、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重
合体アルカリ金属塩。
プルラン、高分子量デキストラン、カルボキシメチル化
デンプン、カルボキシメチルセルロース。
カルボキシメチルセルロースアルカリ金属塩、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ポリビニルアルコールなどがある。
基剤に含有される保水性軟化剤は、上記水溶性高分子化
合物を軟化させ、適度な粘着性を付与する働きを有する
。このような軟化剤としては、グリセリン、ジグワセリ
ン。トリグリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン/
プロピレングリコール、ソルビトール、ソルビタン・ポ
リエチレングリコール、グリセリンモノアルキルエステ
ル、マルチトール、低分子量デキストラン、塩化マグネ
シウムなどがある。上記高分子化合物および軟化剤は、
それぞれ2種以上混合して用いられ得る。
上記水溶性高分子化合物と軟化剤との割合は。
該水溶性高分子化合物や軟化剤の種類、得られる基剤が
必要とされる水溶性の度合などにより異なるが2両者の
重量比は2通常、 as’: 15〜15 : 85の
範囲である。軟化剤が低粘度の液体で吸水性が大きい物
質である場合には、軟化剤の相対量を減じ。
上記高分子化合物:軟化剤の重量比を60 : 40以
下とするのが好ましい。このような低粘度で吸水性の高
い軟化剤としては、グリセリン、グリセリン系化合物、
低重合度ポリエチレングリコール(n(重合度)=4以
下)などが挙げられる。逆に。
軟化剤の粘度が高く、吸水性がそれ程高くない物質であ
る場合には、軟化剤の相対量を増加させ。
上記高分子化合物:軟化剤の重量比を60 : 40以
上とするのが好ましい、このような比較的高粘度で低吸
水性の軟化剤としては、高重合度ポリエチレングリコー
ル(n=7以上)、ポリグリセリン(n−5以上)、マ
ルチトールなどが挙げられる。
この他、マルトースで置換されたサイクロデキストリン
を使用する場合には、該マルトース置換サイクロデキス
トリンが水溶性高分子化合物を軟化させる機能を有する
ため、上記グリセリンなどの軟化剤を減じることができ
る。
本発明の組成物は、上記基剤とサイクロデキストリンお
よび/またはサイクロデキストリン誘導体とで主として
構成されるが、必要に応じてこの他に各種添加剤が含有
され得る。添加剤としては例えば、薬効成分、充填剤、
界面活性剤、保存料。
香料9着色料2着味料が挙げられる。さらに9組成吻合
体の水に体する溶解性の度合を調節(短時間のうちに溶
解しないように適度の難溶性を付与)する目的で多価金
属塩などの架橋剤を加えて高分子成分をわずかに架橋さ
せることも可能である。
上記添加剤は、その総量が組成物全体の30重重量以下
、架橋剤は3重量以下となるように配合される。
上記組成物を混合・成形して得られる口臭防止用貼付剤
の形状は特に限定されず、目的に応じて所望の形状とさ
れる0口腔粘膜表面に貼付するためには1例えば、薄葉
体状とするのが好適である。
この薄葉体状貼付剤の面積や厚みも目的に応じて決めら
れるが5例えば、厚みが0.1〜3日で面積が0.3〜
3cslの貼付剤が好適である。
貼付剤の製法も特に限定されず1例えば次の方法により
製造される。まず、上記水溶性高分子化合物、軟化剤、
サイクロデキストリンおよび/またはサイクロデキスト
リン誘導体、および必要に応じて上記添加剤や架橋剤を
含有する溶液を調製する。溶媒としては、水、アルコー
ル、水−アルコ−7L/混液などが用いられる。別に剥
離性台紙(またはフィルム)を準備し、この台紙表面に
上記溶液を流延・乾燥し、これを適宜の大きさに裁断す
る。使用時には1台紙上から薄葉体状の貼付剤が剥離さ
れる。上記剥離性台紙上に水溶液の塗工が困難である場
合には9例えば次の方法が採用される。まず9本発明に
使用される水溶性高分子化合物のうちアルコールに可溶
なポリマー(ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニ
ルピロリドンなど)を選択し、このポリマーのアルコ−
ル溶液を調製する。このアルコール溶液を剥離性台紙上
に薄く塗工しく通常乾燥後の厚みが5〜50μ耐。
乾燥させる。この上から本発明の組成物を含む水溶液を
塗工・乾燥させる−0このような方法で得られる薄葉体
状貼付剤は、その片面がサイクロデキストリンおよび/
またはサイクロデキストリン誘導体を含有しない水溶性
高分子化合物で覆われた形態となる。
(作用) このようにして得られる貼付剤は、それ自体が柔軟であ
り口腔粘膜表面に粘着性を有する。もしくは、水を吸収
したときに柔軟性と粘着性とが付与され9口腔粘膜表面
に接着可能となる。このような貼付剤が口腔粘膜に貼付
されると5口臭の主成分と考えられているメルカプタン
類をはじめとする各種臭気成分が、貼付剤中のサイクロ
デキストリンやサイクロデキストリン誘導体の分子に吸
収され、無臭化する。この吸収効果は、臭気成分がサイ
クロデキストリン環に包接されることに起因すると考え
られる。貼付剤は9口臭の発生源が歯槽膿漏のように限
られた部位である場合には。
その部位またはその周辺に貼付される。この場合には2
口臭の発生源からの臭気成分が直接吸収される。しかし
、貼付部位と口臭の発生源とが離れている場合にも、貼
付剤の基剤が溶解して徐々に放出されるサイクロデキス
トリンやその誘導体により臭気成分が吸収されて、消臭
効果が発揮される。
この貼付剤は全体として水溶性であるが、上記のように
適当な基剤が使用されているため、短時間のうちに口腔
内で溶解することはなく、ある程度の保形性を有する。
そして1口腔内部で完全に溶解するまでの間9口腔粘膜
表面によくなじみ。
良好な状態で粘着状態を維持することが可能である。こ
のような本貼付剤を用いると1口腔粘膜表面に貼着して
いる間は臭気成分の吸収効果が得られる。口臭防止の有
効時間は、■貼付剤に含有されるサイクロデキストリン
やその誘導体の含有率を調節すること、および■基剤の
組成により水溶性の度合を調節し、それにより口腔粘膜
上での保持時間を制御することにより調整され得る。貼
付剤の有効時間は1通常、2時間以上である。
本発明の組成物を用いた貼付剤は、その調製が容易であ
り、目的に応じて所望の形状とサイズとを有する貼付剤
が得られる。貼付剤はそれ自体が粘着性を有するか、も
しくは水を吸収して粘着性を有するようになるため2口
腔粘膜に対しての貼付が容易である。しかも3人体に対
して無害であるため2口腔粘膜を損傷したり副作用を示
すことがない。
゛ (実施例) 以下に本発明を実施例につき説明する。
実1皿上 (A)貼付剤の調製: 水溶性高分子化合物 軟化剤 サイクロデキストリン 上記組成物のうちポリマルトトリオースは水−アルコー
ル混液(重量比95:5)に溶解させて25%溶液とし
、カルボキシビニルポリマーは3%水溶液とし、そして
マルチトールは80%水溶液とした。これらの溶液を混
合し9次いで、残りの成分を加え、ホモミキサーで混合
・攪拌し、均一な混合溶液を得た。
表面がシリコーン処理されたPETフィルム(厚す50
μm)の該処理表面にヒドロキシプロピルセルロース(
日本曹達;)IPc−M)のアルコール溶液を。
その乾燥後の厚さが約10μmとなるように塗工した。
その塗工後の表面に、上記混合溶液を塗工・乾燥し、厚
さが約170μmの上記組成物のN(サイクロデキスト
リン含有層)を形成した。PETフィルム上に形成され
た層の厚みは合計で180μmとなる。
このようにして得られた貼付剤は、柔軟性を有し、上記
サイクロデキストリン含有層はそれ自身で口腔粘膜に粘
着し得る粘着性を有していた。この貼付剤は、目的に合
わせた形状に裁断し、  PETフィルムから剥離する
ことにより目的個所に貼付して使用される。
(B)貼付剤の性能評価=(八)項で得られた貼付2剤
を5wX15mの大きさに裁断し1強度の口臭を有する
歯槽膿漏患者に患部周辺の歯肉部(左上歯外側)粘膜に
貼付した。このとき、貼付剤は、サイクロデキストリン
含有層側の表面が歯肉部と接触するように貼付された。
この患者の口臭の度合を、下記の特開昭61−1498
61号公報に記載された方法により、唾液中のメルカプ
タン濃度を測定することにより判定した。メルカプタン
濃度は貼付剤の貼付前(平常時)、貼付直後(0時間後
)。
1.0時間後、2.0時間後、3.0時間後、4.0時
間後、5.0時間後、および6.0時間後に測定された
貼付剤は、貼付後約3.5時間で自然に溶解して消失し
た。別に9口腔内疾病を持たず特に強い口臭が認められ
ない健常者についても同様の方法で試験を行った。それ
ぞれの結果を第2図に示す(A:健常者、B:歯槽膿漏
患者)。
口声渭  法および″ン:4,4”−ビスジメチルアミ
ノジフェニルカルボニウムイオン(BDC” )(口臭
の悪臭成分であるメルカプタン類と反応して退色する)
を含浸させた濾紙片を固定したプラスチックストリップ
(試験片)を調製する。この試験片に、唾液を微量(約
20μm)滴下し、その退色の程度を反射光度測定器(
波長540nm)で測定する。あらかじめ既知濃度のメ
ルカプタン溶液発明者らは1口臭の官能評価の基準を次
のθ〜3とし、それぞれのサンプルについて上記方法で
メルカプタン濃度を測定した。口臭官能検査値とメルカ
プタン濃度との関係を第1図に示す。
0:無〜低臭、低度の許容できる臭い。
1:低〜中低度臭、中低度の口臭、大部分は許容性、一
部不快臭有り。
2:中〜強い悪臭、中および強い口臭、大部分は不快臭
3:強い悪臭、不快な(強い)口臭。
通常、悪臭であると感知される口臭の限界は。
官能試験値1〜2の間と考えられる。この範囲に相当す
るメルカプタン濃度は、第1図を参照すると18〜28
ppmである。
第2図を参照すると9本実施例においては、歯る。この
低下したメルカプタン濃度のレベルは官能試験値1〜2
に相当し、許容し得る程度の口臭となっていることがわ
かる。健常人(A)の場合は。
もともとメルカプタン濃度が低いが、貼付剤の貼付によ
りさらにメルカプタン濃度が低く押さえられ、結果とし
てほとんど口臭が感じられない状態となった。
1隻m (A)貼付剤の調製: 水溶性高分子化合物化合物 軟化剤 サイクロデキストリン誘導体 上記組成のうち、ポリビニルピロリドンは25%水溶液
に、カルボキシメチルセルロースナトリウムは2%水溶
液に、そして、マルチトールは80%水溶液とした。そ
れぞれの水溶液を混合し、さらに残りの成分を加え、実
施例1と同様にホモミキサーを用いて混合・攪拌し、混
合溶液を得た。この混合溶液を用い、実施例1(^)項
に準じて貼付剤の調製を行った。得られた貼付剤は1.
実施例1の場合と同様に柔軟で、それ自身が粘着性を有
しており5口腔粘膜表面に貼付することが可能である。
(B)貼付剤の性能評価:本実施例(A)項で得られた
貼付剤を用い、実施例1(B)項と同様に性能評価を行
った。その結果を第2図に示す。本貼付剤は、貼付後、
自然溶解により消失するまで約4時間にわたり口腔粘膜
表面に保持されていた。第2図から1本貼付剤は、実施
例1の貼付剤とほぼ同等の効果を有することが明らかで
ある。
実施拠主 (A)貼付剤の調製: 軟化剤 トリグリセリン            35上記組成
のうち、ポリビニルピロリドンは24%エタノール溶液
に、ヒドロキシプロピルセルロースは10%エタノール
溶液に、トリグリセリンは50%エタノール溶液とした
。これらの溶液を混合し。
さらに残りの成分を加えてホモミキサーで攪拌し。
サイクロデキストリンが均一に分散したエタノール分散
液を得た。この分散液を、実施例1で使用したのと同様
のPETフィルム上に流延・乾燥し。
約160μmの厚みの層を形成した。得られた貼付剤は
、柔軟性を有するが、乾燥時にはほとんど粘着性を持た
ない。しかし、湿度の高い雰囲気下に置かれた場合や水
が付与された場合には吸湿して軟化し9強力な粘着性を
有するようになり、粘膜表面に貼付することが可能とな
る。
CB)貼付剤の性能評価二本実施例(A)項で得られた
貼付剤の片方の表面に少量の水を付与して粘着性を与え
た後、これを用いて実施例1(B)項に準じて評価を行
った。その結果を第2図に示す。
本貼付剤は、貼付後、自然溶解により消失するまで約3
時間にわたり口腔粘膜表面に保持されていた。第2図か
ら2本貼付剤は、実施例1の貼付剤とほぼ同等の効果を
有することが明らかである。
(発明の効果) 本発明によれば、このように、長時間にわたり口臭を防
止し得る口臭防止用貼付剤組成物が得られる。この組成
物を用いた貼付剤を使用すると。
例えば歯槽膿漏などで病的な原因に起因する強度の口臭
も長時間にわたり効果的に抑制される。
4、 ′  の  ゛なi″l 第1図は2口臭官能検査の数値と唾液中のメルカプタン
濃度との関係を示すグラフ、そして第2図は本発明の組
成物を用いて得られる貼付剤を口腔内へ貼付したときの
貼付時間と唾液中のメルカプタン濃度との関係を示すグ
ラフである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性で、少なくとも吸水時には柔軟性を有し、か
    つ口腔粘膜に粘着性を有する保形性基剤、および サイクロデキストリンおよび/またはサイクロデキスト
    リン誘導体、 を含有する口臭防止用貼付剤組成物。 2、前記基剤が、水溶性でかつ生理学的に不活性な高分
    子化合物と、生理学的に不活性な保水性軟化剤とから主
    としてなる特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3、前記サイクロデキストリンがα型、β型、およびγ
    型サイクロデキストリンのうちの少なくとも1種であり
    ;前記サイクロデキストリン誘導体が1個以上のマルト
    ースを分子側鎖に有するα型、β型およびγ型サイクロ
    デキストリンのうちの少なくとも1種である、特許請求
    の範囲第1項に記載の組成物。 4、前記サイクロデキストリンおよび/またはサイクロ
    デキストリン誘導体が3重量%以上の割合で含有される
    特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
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Cited By (4)

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