JP2015182959A - 臭気抑制水溶性フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】臭気抑制水溶性フィルム1は、臭気機能性成分15を含有しデンプンを主成分として形成される水溶性基材フィルム部10と、水溶性基材フィルム部の片面11にデンプンを主成分として形成される水溶性保護フィルム部21を備える。さらに、臭気抑制水溶性フィルム2は、臭気機能性成分15を含有しデンプンを主成分として形成される水溶性基材フィルム部10と、水溶性基材フィルム部の両面11,12にデンプンを主成分として形成される水溶性保護フィルム部21を備え、水溶性保護フィルム部に臭気機能性成分と異なる臭気成分16を含有する。
【選択図】図1
Description
実施例及び比較例にて使用した物理加工デンプンの作成に際し、ワキシーコーンスターチ(日本食品化工株式会社製:ワキシースターチ)を原料とした。ワキシーコーンスターチに適量の水を加え、ミニクッカー(株式会社ノリタケカンパニーリミテド製)により10%濃度の糊化液とした。次に、超音波分散機GSD1200CVP(株式会社ギンセン製)を用い、周波数20kHz、出力1200Wの条件の下、約50℃の液温を維持しながらデンプン糊化液に超音波照射し、粘度が約0.3Pa・sになるまで微分散化した。得られた液状物を乾燥機内に入れて100℃の熱風に晒して乾燥し物理加工デンプンの粉末状物を得た。後出の表中、「物理加工デンプン」と表記する。
前出のワキシーコーンスターチに対し、耐熱性α−アミラーゼ(天野エンザイム株式会社製:クライスターゼT−5)を添加し、同ミニクッカーを用いて酵素処理により液化した。これらの液化物をスプレードライヤにより噴霧乾燥し、デンプン部分分解物を得た。当該デンプン部分分解物はいわゆるデキストリンに相当する。当該酵素処理では、反応途中の試料を分取し、デキストロース当量及び分子量分散度を測定しながら実施した。
〈臭気機能性成分〉
下記の市販の香料、精油、フラグレンスを使用した。
人参エキス:株式会社アイリード製
ヒノキオイル:株式会社ウッディライフ製
ハッカ油:大洋製薬株式会社製,食品添加物ハッカ油
ヒバオイル:株式会社ウッディライフ製
プラセンタエキス:株式会社アイリード製
ハッカ油:大洋製薬株式会社製,食品添加物ハッカ油
ゆず油:株式会社ウテナ製
ラベンダー:株式会社クナイプジャパン製,クナイプバスエッセンス
ローズマリー: 同上
ホップ&バレリアン: 同上
ハマメリス&カレンデュラ: 同上
バニラエッセンス:株式会社セリア製
バレイショデンプン(株式会社扇カネ安食品本舗製)、粉末寒天(和光純薬工業株式会社製)、グリセリン(大洋製薬株式会社製)を使用した。また、臭気抑制水溶性フィルムを作成する際の塗工用の基台として、ポリエチレンテレフタレートフィルム(フタムラ化学株式会社製,FE2001)(以下、PETシートと称する。)を使用した。
〈実施例1〉
物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の基材フィルム原液を調製した。併せて、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の保護フィルム原液も調製した。はじめに基材フィルム原液をPETシート上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、30μmの水溶性基材フィルム部を作成した。続いて、保護フィルム原液を乾燥後の水溶性基材フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの水溶性保護フィルム部を作成した。こうして、実施例1の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例2では、基材フィルム原液を実施例1と共通とした。保護フィルム原液を物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、ハッカ油20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%に調製した。その後の水溶性基材フィルム部及び水溶性保護フィルム部の作成方法、厚さは実施例1と同様とした。こうして、実施例2の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例3では、基材フィルム原液を物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、ヒノキオイル20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%に調製した。保護フィルム原液は実施例1と共通とした。その後の水溶性基材フィルム部及び水溶性保護フィルム部の作成方法、厚さは実施例1と同様とした。こうして、実施例3の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例4では、基材フィルム原液を実施例3と共通とした。保護フィルム原液を実施例2と共通とした。その後の水溶性基材フィルム部及び水溶性保護フィルム部の作成方法、厚さは実施例1と同様とした。こうして、実施例4の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例5では、基材フィルム原液を物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、ヒバオイル30重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%に調製した。保護フィルム原液は実施例1と共通とした。はじめに保護フィルム原液をPETシート上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第1水溶性保護フィルム部を作成した。次に、基材フィルム原液を第1水溶性保護フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、30μmの水溶性基材フィルム部を作成した。そして、保護フィルム原液を水溶性基材フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第2水溶性保護フィルム部を作成した。こうして、実施例5の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例6では、第1水溶性保護フィルム部及び水溶性基材フィルム部は実施例5と共通とした。第2水溶性保護フィルム部に際し、バレイショデンプン48重量部、グリセリン32重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の保護フィルム原液(バレイショデンプン組成)を調整した。そこで、当該保護フィルム原液(バレイショデンプン組成)を乾燥後の水溶性基材フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第2水溶性保護フィルム部を作成した。こうして、実施例6の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例7では、第1水溶性基材フィルム部及び水溶性基材フィルム部は実施例5と共通とした。第2水溶性保護フィルム部に際し、ワキシーコーンスターチ48重量部、グリセリン32重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の保護フィルム原液(ワキシーコーンスターチ組成)を調整した。そこで、当該保護フィルム原液(ワキシーコーンスターチ組成)を乾燥後の水溶性基材フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第2水溶性保護フィルム部を作成した。こうして、実施例7の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例8は水溶性基材フィルム部を2層とし、これに水溶性保護フィルム部を備える3層構造とした。まず、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第1基材フィルム原液を調製した。併せて、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、ヒバオイル30重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第2基材フィルム原液を調製した。なお、保護フィルム原液は実施例1と共通とした。
実施例9も水溶性基材フィルム部を2層とし、これに水溶性保護フィルム部を備える3層構造とした。まず、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第1基材フィルム原液を調製した。併せて、バレイショデンプン48重量部、グリセリン32重量部、ヒバオイル30重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第2基材フィルム原液を調製した。なお、保護フィルム原液は実施例1と共通とした。第1水溶性基材フィルム部、第2水溶性基材フィルム部、水溶性保護フィルム部の形成は、実施例8に準じ同様の器具を用い、同一の厚さとした。こうして、実施例9の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
実施例10も水溶性基材フィルム部を2層とし、これに水溶性保護フィルム部を備える3層構造とした。まず、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第1基材フィルム原液を調製した。併せて、ワキシーコーンスターチ48重量部、グリセリン32重量部、ヒバオイル30重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第2基材フィルム原液を調製した。なお、保護フィルム原液は実施例1と共通とした。第1水溶性基材フィルム部、第2水溶性基材フィルム部、水溶性保護フィルム部の形成は、実施例8に準じ同様の器具を用い、同一の厚さとした。こうして、実施例10の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
比較例1では、基材フィルム原液を実施例1と共通とした。実施例1と同様の方法により水溶性基材フィルム部のみの層構成とし、比較例1の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
比較例2では、基材フィルム原液を実施例3と共通とした。実施例1と同様の方法により水溶性基材フィルム部のみの層構成とし、比較例2の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
比較例3では、基材フィルム原液を物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、ヒノキオイル20重量部、ハッカ油7重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の基材フィルム原液に調製した。同基材フィルム原液をPETシート上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、30μmの水溶性基材フィルム部を作成した。こうして、比較例3の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
比較例4では、酵素処理デンプン48重量部、グリセリン32重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%のフィルム原液に調製した。同フィルム原液をPETシート上にバーコーターを用いて塗工して乾燥した。しかしながら、一様に乾燥することも剥離もできず、評価に供することができなかった。
比較例5では、基材フィルム原液及び第1保護フィルム部用の保護フィルム原液は実施例1と共通とした。第2保護フィルム用の保護フィルム原液は比較例4と共通とした。はじめに第1保護フィルム部用の保護フィルム原液をPETシート上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第1水溶性保護フィルム部を作成した。次に、基材フィルム原液を第1水溶性保護フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、30μmの水溶性基材フィルム部を作成した。そして、第2保護フィルム部用の保護フィルム原液を水溶性基材フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥した。しかしながら、一様に乾燥することができず、また、水溶性基材フィルム部が塗工時に溶解する等の不具合が生じ、均質な形態のフィルムに仕上がらなかった。そのため、評価に供することができなかった。
比較例6では、基材フィルム原液及び第1保護フィルム部用の保護フィルム原液は実施例1と共通とした。第2保護フィルム用の保護フィルム原液は粉末寒天48重量部、グリセリン32重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度10%として調製した。はじめに第1保護フィルム部用の保護フィルム原液をPETシート上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第1水溶性基材フィルム部を作成した。次に、基材フィルム原液を第1水溶性保護フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、30μmの水溶性基材フィルム部を作成した。そして、第2保護フィルム部用の保護フィルム原液を水溶性基材フィルム部上にバーコーターを用いて塗工して乾燥し、10μmの第2水溶性保護フィルム部を作成した。こうして、比較例6の臭気抑制水溶性フィルムを作成した。
比較例7は水溶性基材フィルム部を2層とした。まず、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第1基材フィルム原液を調製した。併せて、酵素分解デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス30重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第2基材フィルム原液を調製した。
比較例8は水溶性基材フィルム部を2層とし、これに水溶性保護フィルム部を備える3層構造とした。まず、粉末寒天48重量部、グリセリン32重量部、ヒバオイル30重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度10%の第2基材フィルム原液を調製した。併せて、物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、人参エキス20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の第1基材フィルム原液を調製した。なお、保護フィルム原液は実施例1と共通とした。
実施例21ないし32は実施例1、2等と同様の2層構造とした。実施例21を例に取ると、水溶性基材フィルム部のために物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、臭気機能性成分(プラセンタエキス)20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の基材フィルム原液を調製した。併せて、水溶性保護フィルム部のために物理加工デンプン48重量部、グリセリン32重量部、臭気成分(ゆず油)20重量部、及び脱イオン水を混合して、最終的に固形分濃度30%の保護フィルム原液を調製した。その後の水溶性基材フィルム部及び水溶性保護フィルム部の作成方法、厚さは実施例1と同様とした。
比較例9,10は実施例21ないし32の対比の位置付けとして作成した。比較例9は実施例21の水溶性基材フィルム部のみのフィルムとして作成した。比較例10は実施例27の水溶性基材フィルム部のみのフィルムとして作成した。
実施例及び比較例に基づいて作成した臭気抑制水溶性フィルムについて、10名の評価者にそれぞれのフィルムの臭気を嗅いでもらった。なお、水溶性保護フィルム部を片面のみに備える例については、当該水溶性保護フィルム部を介して臭気を嗅いでもらった。そして、臭気抑制水溶性フィルムの発する臭気の印象の聞き取りを行った。
強く不快な臭気を感じる。 … 0点
不快な臭気を感じる。 … 1点
僅かに不快な臭気を感じる。 … 2点
不快ではないものの臭気を感じる。 … 3点
ほぼ不快な臭気を感じない。 … 4点
不快な臭気を感じない。 … 5点
次述の実施例及び比較例に基づいて作成した臭気抑制水溶性フィルムについて、各フィルムを1cm四方の正方形に裁断し試験片とした。これを皿に取り、同試験片の中心に、約20℃(室温に相当)の脱イオン水を1mL滴下した。そして、滴下直後から試験片が溶解するまでに要した時間を計測した。要した時間に応じて4段階の評価を行った。
5秒以上30秒未満で溶解した試験片は、良好な溶解であるとして「B」の評価とした。
30秒以上60秒未満で溶解した試験片は、溶解可能であるとして「C」の評価とした(用途に応じては使用可能)。
溶解に60秒以上要した試験片または溶解不能の試験片は、難溶不良「D」の評価とした。
実施例及び比較例について、臭気の印象、官能評価の点数、溶解性の良否、作成し易さの観点を踏まえて総合的に3段階の良否評価を行った。非常に優良なフィルムの例を「A」とした。これに続く良の評価のフィルムの例を「B」とした。最後に、使用不可の評価のフィルムを「C」とした。
表1の実施例1ないし4と、表4の比較例1ないし3との対比から、水溶性基材フィルム部に水溶性保護フィルム部を備えたことによって、臭気の低減が大幅に可能となった。従って、水溶性のフィルムを複層化の利点は大きい。また、実施例2,4のように水溶性保護フィルム部にマスキング目的の臭気成分を含有することによって、臭気のマスキング効果がよりいっそう高まった。
10 水溶性基材フィルム部
11 第1表面
12 第2表面
15 臭気機能性成分
16 臭気成分(第1臭気成分)
17 臭気成分(第2臭気成分)
21 水溶性保護フィルム部(第1水溶性保護フィルム部)
22 水溶性保護フィルム部(第2水溶性保護フィルム部)
Claims (5)
- 臭気機能性成分を含有しデンプンを主成分として形成される水溶性基材フィルム部と、
前記水溶性基材フィルム部の片面にデンプンを主成分として形成される水溶性保護フィルム部とを備えた
ことを特徴とする臭気抑制水溶性フィルム。 - 臭気機能性成分を含有しデンプンを主成分として形成される水溶性基材フィルム部と、
前記水溶性基材フィルム部の両面にデンプンを主成分として形成される水溶性保護フィルム部とを備えた
ことを特徴とする臭気抑制水溶性フィルム。 - 前記水溶性保護フィルム部に前記臭気機能性成分と異なる臭気成分が含有される請求項1または2に記載の臭気抑制水溶性フィルム。
- 前記デンプンがワキシースターチである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の臭気抑制水溶性フィルム。
- 前記デンプンが、デンプンの糊化物に超音波を照射して低分子量化した物理加工デンプンである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の臭気抑制水溶性フィルム。
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2014
- 2014-03-20 JP JP2014058245A patent/JP2015182959A/ja active Pending
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