JPH0541602A - 円偏波及び直線偏波共用一次放射器 - Google Patents
円偏波及び直線偏波共用一次放射器Info
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- JPH0541602A JPH0541602A JP19647691A JP19647691A JPH0541602A JP H0541602 A JPH0541602 A JP H0541602A JP 19647691 A JP19647691 A JP 19647691A JP 19647691 A JP19647691 A JP 19647691A JP H0541602 A JPH0541602 A JP H0541602A
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- circular
- phase circuit
- phase
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 円偏波、及び直線偏波を使用している衛星か
らの電波を共に受信可能な、円偏波及び直線偏波共用一
次放射器を提供することを目的とする。 【構成】 円形導波管2の一端を開口部1とし、他端を
終端面5とし、開口部1側から終端面5に向かって順
に、第1位相回路(金属塊3及び4)と、回転式の第2
位相回路(誘電体板7)と、方形導波管9とを設けて、
円偏波を受ける場合、第1位相回路で直線偏波に変換
し、誘電体板7を前記直線偏波の2つの偏波成分間の位
相が変化しない向きとして、方形導波管9から信号を出
力し、直線偏波を受ける場合、同直線偏波の2つの偏波
成分間に対して第1位相回路で発生させた位相差を、誘
電体板7を回転させて、同相にして方形導波管9から直
線偏波の一方の信号を出力し、前記位相差が約180度
となるように、誘電体板7を回転させて、方形導波管9
から直線偏波の他方の信号を出力するようにしている。
らの電波を共に受信可能な、円偏波及び直線偏波共用一
次放射器を提供することを目的とする。 【構成】 円形導波管2の一端を開口部1とし、他端を
終端面5とし、開口部1側から終端面5に向かって順
に、第1位相回路(金属塊3及び4)と、回転式の第2
位相回路(誘電体板7)と、方形導波管9とを設けて、
円偏波を受ける場合、第1位相回路で直線偏波に変換
し、誘電体板7を前記直線偏波の2つの偏波成分間の位
相が変化しない向きとして、方形導波管9から信号を出
力し、直線偏波を受ける場合、同直線偏波の2つの偏波
成分間に対して第1位相回路で発生させた位相差を、誘
電体板7を回転させて、同相にして方形導波管9から直
線偏波の一方の信号を出力し、前記位相差が約180度
となるように、誘電体板7を回転させて、方形導波管9
から直線偏波の他方の信号を出力するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円偏波を使用している
衛星放送(BS)と、直線偏波を使用している通信衛星
(CS)とを、共に受信可能とした円偏波及び直線偏波
共用一次放射器に関する。
衛星放送(BS)と、直線偏波を使用している通信衛星
(CS)とを、共に受信可能とした円偏波及び直線偏波
共用一次放射器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のBS及びCS共用アンテナは図1
1(A)に示すように、同一リフレクタ20にBS用の
一次放射器21とCS用の一次放射器22を並べて取り
付け、リフレクタ20の焦点をずらせて、リフレクタ2
0の一端の焦点にBS用の一次放射器21が位置するよ
うにし、リフレクタ20の他端の焦点にCS用の一次放
射器22が位置するようにして、リフレクタ20の向き
を各々の衛星の向きにして、BSの電波及びCSの電波
を受信するようにしていた。
1(A)に示すように、同一リフレクタ20にBS用の
一次放射器21とCS用の一次放射器22を並べて取り
付け、リフレクタ20の焦点をずらせて、リフレクタ2
0の一端の焦点にBS用の一次放射器21が位置するよ
うにし、リフレクタ20の他端の焦点にCS用の一次放
射器22が位置するようにして、リフレクタ20の向き
を各々の衛星の向きにして、BSの電波及びCSの電波
を受信するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、リフレクタの
焦点がずらせてあるため各々の一次放射器で得られる利
得が低下するといった問題点があり、また、同一リフレ
クタに2個の一次放射器を取り付けているため、構造が
複雑となるといった問題点もあった。本発明は、BSと
CS用に共用できる一次放射器とし、図11(B)に示
すように一次放射器24をリフレクタ23の焦点に配置
して、BSを受信するときにはリフレクタ23を放送衛
星の方向に向け、CSを受信するときにはリフレクタ2
3を通信衛星の方向に向けて、BSの電波とCSの電波
が同一の一次放射器24で受信できるようにすることに
より、構造が簡単で価格の安い、経済的な受信システム
を提供することを目的とする。
焦点がずらせてあるため各々の一次放射器で得られる利
得が低下するといった問題点があり、また、同一リフレ
クタに2個の一次放射器を取り付けているため、構造が
複雑となるといった問題点もあった。本発明は、BSと
CS用に共用できる一次放射器とし、図11(B)に示
すように一次放射器24をリフレクタ23の焦点に配置
して、BSを受信するときにはリフレクタ23を放送衛
星の方向に向け、CSを受信するときにはリフレクタ2
3を通信衛星の方向に向けて、BSの電波とCSの電波
が同一の一次放射器24で受信できるようにすることに
より、構造が簡単で価格の安い、経済的な受信システム
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の一実施
例を示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠
き斜視図であり、同図に示すように、一端を電磁波が導
入し得る開口部1とし、他端に終端面5を設けた円形導
波管2において、同円形導波管2の内部の開口部1側か
ら終端面5に向かって順に、固定式の第1位相回路(図
1においては、金属塊3及び4)と、回転式の第2位相
回路(図1においては、誘電体板7)とを設け、前記第
2位相回路と前記終端面5の間に円形導波管の内部に導
入された電磁波の出力手段(図1においては、方形導波
管9)を設けて、円偏波の電磁波が導入された場合は、
前記第1位相回路で直線偏波に変換し、前記第2位相回
路を回転させて前記直線偏波の直交する2つの偏波成分
間の位相が変化しない向きとして、前記出力手段から信
号を取り出し、直線偏波が導入された場合は、水平及び
垂直偏波の内どちらか一方に対しては、同直線偏波の直
交する2つの偏波成分間に対して前記第1位相回路で発
生させた位相差を、前記第2位相回路を回転させて同相
となる向きとして、前記出力手段から信号を取り出し、
直線偏波の他方に対しては、前記位相差が、前記第1位
相回路と前記第2位相回路とで約180度となるよう
に、前記第2位相回路を回転させて、前記出力手段から
信号を取り出すようにしている。
例を示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠
き斜視図であり、同図に示すように、一端を電磁波が導
入し得る開口部1とし、他端に終端面5を設けた円形導
波管2において、同円形導波管2の内部の開口部1側か
ら終端面5に向かって順に、固定式の第1位相回路(図
1においては、金属塊3及び4)と、回転式の第2位相
回路(図1においては、誘電体板7)とを設け、前記第
2位相回路と前記終端面5の間に円形導波管の内部に導
入された電磁波の出力手段(図1においては、方形導波
管9)を設けて、円偏波の電磁波が導入された場合は、
前記第1位相回路で直線偏波に変換し、前記第2位相回
路を回転させて前記直線偏波の直交する2つの偏波成分
間の位相が変化しない向きとして、前記出力手段から信
号を取り出し、直線偏波が導入された場合は、水平及び
垂直偏波の内どちらか一方に対しては、同直線偏波の直
交する2つの偏波成分間に対して前記第1位相回路で発
生させた位相差を、前記第2位相回路を回転させて同相
となる向きとして、前記出力手段から信号を取り出し、
直線偏波の他方に対しては、前記位相差が、前記第1位
相回路と前記第2位相回路とで約180度となるよう
に、前記第2位相回路を回転させて、前記出力手段から
信号を取り出すようにしている。
【0005】
【作用】本発明は上記した構成により、円偏波を使用し
ている放送衛星(BS)と、直線偏波を使用している通
信衛星(CS)の電波とを円偏波及び直線偏波共用一次
放射器で受けて受信するようにしている。図1は本発明
の一実施例を示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の
一部切欠き斜視図であり、同図において、管軸から上部
方向に向かう軸をY軸とし、管軸から左部方向に向かう
軸をX軸とし、各々反対方向に向かう軸を−Y軸と−X
軸(図示せず)とする(以下、図2〜図10において同
じ)。放送衛星と通信衛星は静止軌道が異なるため、受
信時は各々の衛星の向きにアンテナを向けるため、円偏
波と直線偏波の電波は同時に円偏波及び直線偏波共用一
次放射器に入ってくることはない。
ている放送衛星(BS)と、直線偏波を使用している通
信衛星(CS)の電波とを円偏波及び直線偏波共用一次
放射器で受けて受信するようにしている。図1は本発明
の一実施例を示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の
一部切欠き斜視図であり、同図において、管軸から上部
方向に向かう軸をY軸とし、管軸から左部方向に向かう
軸をX軸とし、各々反対方向に向かう軸を−Y軸と−X
軸(図示せず)とする(以下、図2〜図10において同
じ)。放送衛星と通信衛星は静止軌道が異なるため、受
信時は各々の衛星の向きにアンテナを向けるため、円偏
波と直線偏波の電波は同時に円偏波及び直線偏波共用一
次放射器に入ってくることはない。
【0006】従って、先ずCS受信時の作用について次
に説明する。位相器としては、図1に示すように、第1
位相回路(図1においては、金属塊3及び4)と、第2
位相回路(図1においては、誘電体板7)を円形導波管
2の内部の開口部1側から終端面5に向かって順に設け
ており、図4は、円形導波管2に導入された、水平偏波
と垂直偏波の電界分布を示す説明図であり、同図に示す
ように、X軸とY軸を2分する向きに水平偏波Ehが導入
され、また、−X軸とY軸を2分する向きに垂直偏波Ev
が導入されたとする。
に説明する。位相器としては、図1に示すように、第1
位相回路(図1においては、金属塊3及び4)と、第2
位相回路(図1においては、誘電体板7)を円形導波管
2の内部の開口部1側から終端面5に向かって順に設け
ており、図4は、円形導波管2に導入された、水平偏波
と垂直偏波の電界分布を示す説明図であり、同図に示す
ように、X軸とY軸を2分する向きに水平偏波Ehが導入
され、また、−X軸とY軸を2分する向きに垂直偏波Ev
が導入されたとする。
【0007】最初に、円形導波管2に導入された、水平
偏波Eh及び垂直偏波Evに対する信号の出力方法について
説明する。図5(A)〜(D)は、位相器の入出力端に
おける水平偏波Ehと、垂直偏波Evの電界ベクトルの分解
図であり、(A)は水平偏波Ehの位相器の入力端におけ
る電界ベクトル分解図、(B)は垂直偏波Evの位相器の
入力端における電界ベクトル分解図、(C)は水平偏波
Ehの電界ベクトルのY軸成分の位相を180度遅延させ
た、位相器の出力端における電界ベクトル分解図、
(D)は垂直偏波Evの電界ベクトルのY軸成分の位相を
180度遅延させた、位相器の出力端における電界ベク
トル分解図である。
偏波Eh及び垂直偏波Evに対する信号の出力方法について
説明する。図5(A)〜(D)は、位相器の入出力端に
おける水平偏波Ehと、垂直偏波Evの電界ベクトルの分解
図であり、(A)は水平偏波Ehの位相器の入力端におけ
る電界ベクトル分解図、(B)は垂直偏波Evの位相器の
入力端における電界ベクトル分解図、(C)は水平偏波
Ehの電界ベクトルのY軸成分の位相を180度遅延させ
た、位相器の出力端における電界ベクトル分解図、
(D)は垂直偏波Evの電界ベクトルのY軸成分の位相を
180度遅延させた、位相器の出力端における電界ベク
トル分解図である。
【0008】位相器の入力端における水平偏波Ehの電界
ベクトルの分解図は、(A)図に示すように、導入され
た水平偏波の電界ベクトルをEhとすると、同電界ベクト
ルEhは、X軸方向にベクトル成分Ehx を有し、Y軸方向
にベクトル成分Ehy を有する電磁波に分解することがで
き、また、垂直偏波Evの電界ベクトルの分解図は、
(B)図に示すように、導入された垂直偏波の電界ベク
トルをEvとすると、−X軸方向にベクトル成分Evx を有
し、Y軸方向にベクトル成分Evy を有する電磁波に分解
することができる。(A)図に示す水平偏波Ehと、
(B)図に示す垂直偏波Evに対して位相器を使用して、
電界ベクトルのY軸成分の位相を180度遅延させた場
合は、水平偏波Ehの電界ベクトルは(C)図に示すよう
に、X軸方向にベクトル成分Ehx を有し、−Y軸方向に
ベクトル成分−Ehy を有する電磁波にすることができ、
また、垂直偏波Evの電界ベクトルは(D)図に示すよう
に、X軸方向にベクトル成分Evxを有し、−Y軸方向に
ベクトル成分−Evy を有する電磁波にすることができ
る。
ベクトルの分解図は、(A)図に示すように、導入され
た水平偏波の電界ベクトルをEhとすると、同電界ベクト
ルEhは、X軸方向にベクトル成分Ehx を有し、Y軸方向
にベクトル成分Ehy を有する電磁波に分解することがで
き、また、垂直偏波Evの電界ベクトルの分解図は、
(B)図に示すように、導入された垂直偏波の電界ベク
トルをEvとすると、−X軸方向にベクトル成分Evx を有
し、Y軸方向にベクトル成分Evy を有する電磁波に分解
することができる。(A)図に示す水平偏波Ehと、
(B)図に示す垂直偏波Evに対して位相器を使用して、
電界ベクトルのY軸成分の位相を180度遅延させた場
合は、水平偏波Ehの電界ベクトルは(C)図に示すよう
に、X軸方向にベクトル成分Ehx を有し、−Y軸方向に
ベクトル成分−Ehy を有する電磁波にすることができ、
また、垂直偏波Evの電界ベクトルは(D)図に示すよう
に、X軸方向にベクトル成分Evxを有し、−Y軸方向に
ベクトル成分−Evy を有する電磁波にすることができ
る。
【0009】位相器を通り抜けた電磁波の出力手段とし
て、図1に示すように円形導波管2の終端面5側の側面
に方形導波管9を接合し、図4に示すように、円形導波
管2の開口部からみた方形導波管9の円形導波管2の管
軸方向に向かう中心線(図示せず)がY軸と−X軸を2
分する向きに配置すれば、(A)図に示す水平偏波Eh
は、位相器で位相が変わらないようにし(位相差零)、
(B)図に示す垂直偏波Evは、位相器でY軸成分の位相
を180度遅延させて、(D)図に示すような電界分布
にすることにより、方形導波管9で水平偏波Eh、あるい
は垂直偏波Evの信号を取り出すことができる。
て、図1に示すように円形導波管2の終端面5側の側面
に方形導波管9を接合し、図4に示すように、円形導波
管2の開口部からみた方形導波管9の円形導波管2の管
軸方向に向かう中心線(図示せず)がY軸と−X軸を2
分する向きに配置すれば、(A)図に示す水平偏波Eh
は、位相器で位相が変わらないようにし(位相差零)、
(B)図に示す垂直偏波Evは、位相器でY軸成分の位相
を180度遅延させて、(D)図に示すような電界分布
にすることにより、方形導波管9で水平偏波Eh、あるい
は垂直偏波Evの信号を取り出すことができる。
【0010】次に位相器の作用について説明する。図6
(A)〜(D)は、直線偏波に対する位相器の作用につ
いての説明図であり、(A)及び(B)図は、第1位相
回路に使用する金属塊の配置を示しており、(A)図
は、円形導波管2の上下方向に金属塊3及び4を配置し
ており、(B)図は、円形導波管2の左右方向に金属塊
11及び12を配置した構造としている。(C)及び
(D)図は、第2位相回路に使用する円形導波管2の管
軸を中心として回転可能とした誘電体板7を回転させた
位置を示しており、(C)図は垂直の向きとし、(D)
図は水平の向きにしている。この位相回路に、図5
(A)及び(B)に示す、水平偏波Ehと、垂直偏波Evの
電磁波が導入されると、X軸方向のベクトル成分とY軸
方向のベクトル成分の位相速度は、 (A)図の場合、Ehy よりEhx の位相速度が速く、Evy
よりEvx の位相速度が速い。 (B)図の場合、Ehy がEhx より位相速度が速く、Evy
がEvx より位相速度が速い。 (C)図の場合、Ehy よりEhx の位相速度が速く、Evy
よりEvx の位相速度が速い。 (D)図の場合、Ehy がEhx より位相速度が速く、Evy
がEvx より位相速度が速い。
(A)〜(D)は、直線偏波に対する位相器の作用につ
いての説明図であり、(A)及び(B)図は、第1位相
回路に使用する金属塊の配置を示しており、(A)図
は、円形導波管2の上下方向に金属塊3及び4を配置し
ており、(B)図は、円形導波管2の左右方向に金属塊
11及び12を配置した構造としている。(C)及び
(D)図は、第2位相回路に使用する円形導波管2の管
軸を中心として回転可能とした誘電体板7を回転させた
位置を示しており、(C)図は垂直の向きとし、(D)
図は水平の向きにしている。この位相回路に、図5
(A)及び(B)に示す、水平偏波Ehと、垂直偏波Evの
電磁波が導入されると、X軸方向のベクトル成分とY軸
方向のベクトル成分の位相速度は、 (A)図の場合、Ehy よりEhx の位相速度が速く、Evy
よりEvx の位相速度が速い。 (B)図の場合、Ehy がEhx より位相速度が速く、Evy
がEvx より位相速度が速い。 (C)図の場合、Ehy よりEhx の位相速度が速く、Evy
よりEvx の位相速度が速い。 (D)図の場合、Ehy がEhx より位相速度が速く、Evy
がEvx より位相速度が速い。
【0011】従って、金属塊の形状及び長さを選択し、 (A)図の場合、Ehy がEhx に対して90度遅れになる
ように設定すると、EvyもEvx に対して90度遅れにな
る。 (B)図の場合、Ehy がEhx に対して90度進むように
設定すると、Evy もEvxに対して90度進む。 また、誘電体板7の形状及び長さを選択し、 (C)図の場合、Ehy がEhx に対して90度遅れになる
ように設定すると、EvyもEvx に対して90度遅れにな
る。 (D)図の場合、Ehy がEhx に対して90度進むように
設定すると、Evy もEvxに対して90度進む。 (A)〜(D)図において、円形導波管2の開口部1側
からみた方形導波管9の管軸の中心線が、−X軸とY軸
を2分する向きにして、円形導波管2に方形導波管9を
接合しており、方形導波管9に出力される信号は次の通
りとなる。
ように設定すると、EvyもEvx に対して90度遅れにな
る。 (B)図の場合、Ehy がEhx に対して90度進むように
設定すると、Evy もEvxに対して90度進む。 また、誘電体板7の形状及び長さを選択し、 (C)図の場合、Ehy がEhx に対して90度遅れになる
ように設定すると、EvyもEvx に対して90度遅れにな
る。 (D)図の場合、Ehy がEhx に対して90度進むように
設定すると、Evy もEvxに対して90度進む。 (A)〜(D)図において、円形導波管2の開口部1側
からみた方形導波管9の管軸の中心線が、−X軸とY軸
を2分する向きにして、円形導波管2に方形導波管9を
接合しており、方形導波管9に出力される信号は次の通
りとなる。
【0012】第1位相回路が(A)図で、第2位相回路
が(C)図の状態の場合、
が(C)図の状態の場合、
【表1】
【0013】第1位相回路が(A)図で、第2位相回路
が(D)図の状態の場合、
が(D)図の状態の場合、
【表2】
【0014】第1位相回路が(B)図で、第2位相回路
が(C)図の状態の場合、
が(C)図の状態の場合、
【表3】
【0015】第1位相回路が(B)図で、第2位相回路
が(D)図の状態の場合、
が(D)図の状態の場合、
【表4】 従って、第1位相回路の金属塊の配置は、図(A)及
び図(B)の2通りあるが、CSの受信に関しては、誘
電体板7の回転により、水平偏波と垂直偏波を切り換え
て、方形導波管9から出力することができる。
び図(B)の2通りあるが、CSの受信に関しては、誘
電体板7の回転により、水平偏波と垂直偏波を切り換え
て、方形導波管9から出力することができる。
【0016】次にBS受信時の作用について、以下に説
明する。図7(A)〜(E)は、円偏波に対する位相器
の作用についての説明図であり、円偏波は、2つの直交
した直線偏波の合成とみなすことができ、この2つの直
交した直線偏波の振幅が等しく、位相が90度ずれてい
る場合に円偏波となる。(A)図に示す円は、円偏波の
電界ベクトルの軌跡を示しており、X軸とY軸を2分す
る向きに電界ベクトルEを有する円偏波が円形導波管2
に導入されたとすると、円偏波はX軸方向に直線偏波成
分Exを有し、Y軸方向に直線偏波成分Eyとを有する電磁
波として表すことができる。直線偏波成分Exが、直線偏
波成分Eyより位相が遅れている場合、円偏波の電界ベク
トルEは、矢印bの向きに回転し左旋円偏波となり、直
線偏波成分Eyが、直線偏波成分Exより位相が遅れている
場合、円偏波の電界ベクトルEは、矢印aの向きに回転
し右旋円偏波となる。
明する。図7(A)〜(E)は、円偏波に対する位相器
の作用についての説明図であり、円偏波は、2つの直交
した直線偏波の合成とみなすことができ、この2つの直
交した直線偏波の振幅が等しく、位相が90度ずれてい
る場合に円偏波となる。(A)図に示す円は、円偏波の
電界ベクトルの軌跡を示しており、X軸とY軸を2分す
る向きに電界ベクトルEを有する円偏波が円形導波管2
に導入されたとすると、円偏波はX軸方向に直線偏波成
分Exを有し、Y軸方向に直線偏波成分Eyとを有する電磁
波として表すことができる。直線偏波成分Exが、直線偏
波成分Eyより位相が遅れている場合、円偏波の電界ベク
トルEは、矢印bの向きに回転し左旋円偏波となり、直
線偏波成分Eyが、直線偏波成分Exより位相が遅れている
場合、円偏波の電界ベクトルEは、矢印aの向きに回転
し右旋円偏波となる。
【0017】(B)及び(C)図は、第1位相回路に使
用する金属塊の配置を示しており、(B)図は円形導波
管2の上下方向に金属塊3及び4を配置しており、
(C)図は円形導波管2の左右方向に金属塊11及び1
2を配置した構造としている。(D)及び(E)図は、
第2位相回路に使用する円形導波管2の管軸を中心とし
て回転可能とした誘電体板7を回転させた位置を示して
おり、(D)図は、誘電体板7の端面の長手方向の中心
線がX軸とY軸を2分する向きとし、(E)図は、誘電
体板7の端面の長手方向の中心線が−X軸とY軸を2分
する向きとしている。円偏波の2つの直交した直線偏波
成分は、いずれも誘電体板7と平行した伝播状態とはな
らないため、誘電体板7による位相変化は発生しない。
従って、第1位相回路の作用のみを考慮すれば良い。
用する金属塊の配置を示しており、(B)図は円形導波
管2の上下方向に金属塊3及び4を配置しており、
(C)図は円形導波管2の左右方向に金属塊11及び1
2を配置した構造としている。(D)及び(E)図は、
第2位相回路に使用する円形導波管2の管軸を中心とし
て回転可能とした誘電体板7を回転させた位置を示して
おり、(D)図は、誘電体板7の端面の長手方向の中心
線がX軸とY軸を2分する向きとし、(E)図は、誘電
体板7の端面の長手方向の中心線が−X軸とY軸を2分
する向きとしている。円偏波の2つの直交した直線偏波
成分は、いずれも誘電体板7と平行した伝播状態とはな
らないため、誘電体板7による位相変化は発生しない。
従って、第1位相回路の作用のみを考慮すれば良い。
【0018】第1位相回路が(B)図で、第2位相回路
が、(D)か(E)図の状態の場合、
が、(D)か(E)図の状態の場合、
【表5】
【0019】第1位相回路が(C)図で、第2位相回路
が、(D)か(E)図の状態の場合、
が、(D)か(E)図の状態の場合、
【表6】
【0020】従って、円偏波の偏波面が左旋回か、右旋
回かによって、第1位相回路が(B)図のものか、ある
いは(C)図のものかを使い分けを行い、左旋円偏波に
対しては、(B)図のものを選択し、右旋円偏波に対し
ては、(C)図のものを選択することにより、円偏波を
直線偏波に変換することができ、方形導波管9から前記
直線偏波に変換された信号を出力することができる。従
って、円偏波を使用した衛星放送電波と、直線偏波を使
用した通信衛星電波とを、同一の一次放射器で受けて、
方形導波管9から信号を取り出してコンバータに入力
し、コンバータで局部発信周波数を変化させて選局する
ことにより衛星放送、あるいは通信衛星の電波を受信す
ることが可能となる。
回かによって、第1位相回路が(B)図のものか、ある
いは(C)図のものかを使い分けを行い、左旋円偏波に
対しては、(B)図のものを選択し、右旋円偏波に対し
ては、(C)図のものを選択することにより、円偏波を
直線偏波に変換することができ、方形導波管9から前記
直線偏波に変換された信号を出力することができる。従
って、円偏波を使用した衛星放送電波と、直線偏波を使
用した通信衛星電波とを、同一の一次放射器で受けて、
方形導波管9から信号を取り出してコンバータに入力
し、コンバータで局部発信周波数を変化させて選局する
ことにより衛星放送、あるいは通信衛星の電波を受信す
ることが可能となる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す円偏波及び
直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図であり、円
形導波管2の一端をホーン形状として電磁波を効率良く
円形導波管2に導入し得る開口部1とし、円形導波管2
の他端を導入された電磁波を反射せしめる終端面5と
し、開口部1側から終端面5に向かって順に、円形導波
管2の内部に固定式の第1位相回路と、回転式の第2位
相回路を設けている。図1の実施例では第1位相回路と
して金属塊3及び4で構成された90度位相器を使用し
ており、円形導波管2の内部の円形表面の上部及び下部
の対向する円弧が平面になるように金属塊3及び4を取
り付け、円形導波管2の管軸方向に沿った金属塊3及び
4の長さを、円形導波管2の内部を伝播する電磁波のT
E11モードの直交する2つの偏波成分間の位相差を9
0度にできる長さとしている。前記金属塊3及び4は、
どちらか一方のみを使用するようにしても良いが、この
場合は、90度位相器とするため金属塊の円形導波管2
の管軸方向に向かう長さを長くする必要がある。
直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図であり、円
形導波管2の一端をホーン形状として電磁波を効率良く
円形導波管2に導入し得る開口部1とし、円形導波管2
の他端を導入された電磁波を反射せしめる終端面5と
し、開口部1側から終端面5に向かって順に、円形導波
管2の内部に固定式の第1位相回路と、回転式の第2位
相回路を設けている。図1の実施例では第1位相回路と
して金属塊3及び4で構成された90度位相器を使用し
ており、円形導波管2の内部の円形表面の上部及び下部
の対向する円弧が平面になるように金属塊3及び4を取
り付け、円形導波管2の管軸方向に沿った金属塊3及び
4の長さを、円形導波管2の内部を伝播する電磁波のT
E11モードの直交する2つの偏波成分間の位相差を9
0度にできる長さとしている。前記金属塊3及び4は、
どちらか一方のみを使用するようにしても良いが、この
場合は、90度位相器とするため金属塊の円形導波管2
の管軸方向に向かう長さを長くする必要がある。
【0022】金属塊3及び4の表面は略平面状としてい
るが、円形導波管2の内部を伝播する電磁波のTE11
モードの直交する2つの偏波成分間に位相差を発生させ
るためには、X軸方向とY軸方向との内径差を設ければ
良く、金属塊3及び4の表面を平面状とする代わりに、
表面を盛り上げて円形導波管2の開口部1からみた形を
円弧状にしても良く、加工のしやすさによって選択が可
能である。図1の実施例では、第2位相回路として誘電
体板7で構成された90度位相器を使用しており、円形
導波管2の管軸を中心とし誘電体板7を回転させること
ができるようにし、誘電体板7の長手方向の長さを円形
導波管2の内部を伝播する電磁波のTE11モードの直
交する2つの偏波成分間の位相差を90度にできる長さ
としている。
るが、円形導波管2の内部を伝播する電磁波のTE11
モードの直交する2つの偏波成分間に位相差を発生させ
るためには、X軸方向とY軸方向との内径差を設ければ
良く、金属塊3及び4の表面を平面状とする代わりに、
表面を盛り上げて円形導波管2の開口部1からみた形を
円弧状にしても良く、加工のしやすさによって選択が可
能である。図1の実施例では、第2位相回路として誘電
体板7で構成された90度位相器を使用しており、円形
導波管2の管軸を中心とし誘電体板7を回転させること
ができるようにし、誘電体板7の長手方向の長さを円形
導波管2の内部を伝播する電磁波のTE11モードの直
交する2つの偏波成分間の位相差を90度にできる長さ
としている。
【0023】誘電体板7の回転機構としては、円形導波
管2の終端面5の外側に駆動部6を設け、駆動部6とし
ては例えばモータ等を使用し、同モータの回転と連動し
て回転する回転軸8を設けて、誘電体板7の短辺方向の
中心に取り付け、誘電体板7を円形導波管2の管軸を中
心として回転できるようにしている。誘電体板7の短辺
方向の端面の形状は、略V字形の形状としているが、位
相回路としての整合がとれるようであれば、他の形状に
しても良い。また、駆動部6を使用する代わりに、手動
で誘電体板7を回転させるようにしても良い。円形導波
管2の内部に導入された電磁波の出力手段として、第2
位相回路と終端面5の間の円形導波管2の側面に方形導
波管9を接合しており、図2は、図1の正面図であり、
同図に示すように、円形導波管2の開口部1からみた金
属塊3及び4の管軸方向に向かう中心線(図示せず)と
方形導波管9の円形導波管2の管軸方向に向かう中心線
(図示せず)とが約45度の角度をなすように方形導波
管9を接合している。
管2の終端面5の外側に駆動部6を設け、駆動部6とし
ては例えばモータ等を使用し、同モータの回転と連動し
て回転する回転軸8を設けて、誘電体板7の短辺方向の
中心に取り付け、誘電体板7を円形導波管2の管軸を中
心として回転できるようにしている。誘電体板7の短辺
方向の端面の形状は、略V字形の形状としているが、位
相回路としての整合がとれるようであれば、他の形状に
しても良い。また、駆動部6を使用する代わりに、手動
で誘電体板7を回転させるようにしても良い。円形導波
管2の内部に導入された電磁波の出力手段として、第2
位相回路と終端面5の間の円形導波管2の側面に方形導
波管9を接合しており、図2は、図1の正面図であり、
同図に示すように、円形導波管2の開口部1からみた金
属塊3及び4の管軸方向に向かう中心線(図示せず)と
方形導波管9の円形導波管2の管軸方向に向かう中心線
(図示せず)とが約45度の角度をなすように方形導波
管9を接合している。
【0024】図3(A)は、本発明のその他の実施例を
示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜
視図であり、図1に示す実施例との相違は、第1位相回
路として金属塊10及び11で構成された90度位相器
を使用しており、円形導波管の内部の円形表面の左部及
び右部の対向する円弧が平面になるようにして、金属塊
10及び11を取り付けた点であり、その他の部分の構
成は図1の実施例と同様にしている。図3(B)は、図
3(A)の正面図であり、円形導波管2の開口部1から
みた金属塊10及び11の管軸方向に向かう中心線(図
示せず)と方形導波管9の円形導波管2の管軸方向に向
かう中心線(図示せず)とが約45度の角度をなすよう
に方形導波管9を接合している。
示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜
視図であり、図1に示す実施例との相違は、第1位相回
路として金属塊10及び11で構成された90度位相器
を使用しており、円形導波管の内部の円形表面の左部及
び右部の対向する円弧が平面になるようにして、金属塊
10及び11を取り付けた点であり、その他の部分の構
成は図1の実施例と同様にしている。図3(B)は、図
3(A)の正面図であり、円形導波管2の開口部1から
みた金属塊10及び11の管軸方向に向かう中心線(図
示せず)と方形導波管9の円形導波管2の管軸方向に向
かう中心線(図示せず)とが約45度の角度をなすよう
に方形導波管9を接合している。
【0025】図8(A)は、本発明の他の実施例を示
す、円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜
視図であり、図8(B)は同上の正面図である。図1及
び図2に示す方形導波管9の代わりに、励振プローブ1
2を信号取り出し手段として用いている。プローブ12
は、方形導波管9を使用する場合と同様に、第2位相回
路と終端面5の間の円形導波管2の側面に取り付けるよ
うにし、図8(B)に示すように、円形導波管2の開口
部1からみた金属塊3及び4の円形導波管2の管軸方向
に向かう中心線(図示せず)と、プローブ12の円形導
波管2の管軸方向に向かう各々の中心線(図示せず)と
が約45度の角度をなすように円形導波管2に取り付け
ている。プローブ12の円形導波管2の管軸方向に向か
う中心線は、X軸とY軸を2分する向きとしており、X
軸とY軸を2分する向きに平行な電界を有する直線偏波
を電気信号に変換して出力することができ、方形導波管
9を用いた場合と同様に、円形導波管2に導入された電
磁波から信号を取り出すことができる。
す、円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜
視図であり、図8(B)は同上の正面図である。図1及
び図2に示す方形導波管9の代わりに、励振プローブ1
2を信号取り出し手段として用いている。プローブ12
は、方形導波管9を使用する場合と同様に、第2位相回
路と終端面5の間の円形導波管2の側面に取り付けるよ
うにし、図8(B)に示すように、円形導波管2の開口
部1からみた金属塊3及び4の円形導波管2の管軸方向
に向かう中心線(図示せず)と、プローブ12の円形導
波管2の管軸方向に向かう各々の中心線(図示せず)と
が約45度の角度をなすように円形導波管2に取り付け
ている。プローブ12の円形導波管2の管軸方向に向か
う中心線は、X軸とY軸を2分する向きとしており、X
軸とY軸を2分する向きに平行な電界を有する直線偏波
を電気信号に変換して出力することができ、方形導波管
9を用いた場合と同様に、円形導波管2に導入された電
磁波から信号を取り出すことができる。
【0026】図9(A)は、本発明のその他の実施例を
示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜
視図であり、図1において位相回路として使用している
金属塊3及び4の代わりに、他の位相回路を使用するよ
うにしたものであり、(A)図では略長方形の金属板1
3及び14を使用しており、円形導波管2の内部表面の
上部と下部の対向する円弧の中心に取り付け、金属板1
3及び14の短辺方向が円形導波管2の管軸に向かうよ
うにし、円形導波管2の管軸方向に沿った金属板13及
び14の長手方向の長さを、円形導波管2の内部を伝播
する電磁波のTE11モードの直交する2つの偏波成分
間の位相差を90度とすることができる長さとしてい
る。図9(B)は図(A)の正面図であり、同図に示す
ように、円形導波管2の開口部からみた金属板13及び
14の管軸方向に向かう中心線(図示せず)と、方形導
波管9の管軸方向に向かう中心線(図示せず)とが約4
5度の角度をなすように配置している。金属板13及び
14の短辺方向の端面の形状は、段差を中間に設けた形
状としているが、位相器として整合がとれるようであれ
ば他の形状としても良い。また、前記金属板13及び1
4は、どちらか一方のみを使用するようにしても良い
が、この場合は、位相差を90度とするため前記金属板
の長辺方向の長さを長くする必要がある。
示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜
視図であり、図1において位相回路として使用している
金属塊3及び4の代わりに、他の位相回路を使用するよ
うにしたものであり、(A)図では略長方形の金属板1
3及び14を使用しており、円形導波管2の内部表面の
上部と下部の対向する円弧の中心に取り付け、金属板1
3及び14の短辺方向が円形導波管2の管軸に向かうよ
うにし、円形導波管2の管軸方向に沿った金属板13及
び14の長手方向の長さを、円形導波管2の内部を伝播
する電磁波のTE11モードの直交する2つの偏波成分
間の位相差を90度とすることができる長さとしてい
る。図9(B)は図(A)の正面図であり、同図に示す
ように、円形導波管2の開口部からみた金属板13及び
14の管軸方向に向かう中心線(図示せず)と、方形導
波管9の管軸方向に向かう中心線(図示せず)とが約4
5度の角度をなすように配置している。金属板13及び
14の短辺方向の端面の形状は、段差を中間に設けた形
状としているが、位相器として整合がとれるようであれ
ば他の形状としても良い。また、前記金属板13及び1
4は、どちらか一方のみを使用するようにしても良い
が、この場合は、位相差を90度とするため前記金属板
の長辺方向の長さを長くする必要がある。
【0027】図10(A)は、本発明のその他の実施例
を示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き
斜視図であり、図1において位相回路として使用してい
る金属塊3及び4の代わりに、他の位相回路を使用する
ようにしたものであり、(A)図では金属製ビス15及
び16を複数個使用しており、円形導波管2の内部表面
の上部と下部の対向する円弧の中心に、管軸方向に沿っ
て並べて取り付け、各々の金属製ビスの先端が円形導波
管2の管軸に向かうようにし、円形導波管2の管軸方向
に沿って並べて取り付けた長さを、円形導波管2の内部
を伝播する電磁波のTE11モードの直交する2つの偏
波成分間の位相差を90度とすることができる長さとし
ている。図10(B)は図(A)の正面図であり、同図
に示すように、円形導波管2の開口部からみた前記金属
製ビスの管軸方向に向かう中心線(図示せず)と、方形
導波管9の管軸方向に向かう中心線(図示せず)とが約
45度の角度をなすように配置している。前記金属製ビ
スの列を円形導波管2の内部表面の上部と下部の2列と
しているが、どちらか一方の列のみを使用するようにし
ても良いが、この場合は、位相差を90度とするため前
記金属製ビスの列の長さを長くする必要がある。図9及
び図10に示す位相回路を使用しても、図1に使用した
金属塊3及び4と同様の効果を得ることができる。な
お、図1、図8(A)、図9(A)、図10(A)にお
ける17及び18、並びに図3(A)における17及び
19は、切欠き線を示す。
を示す円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き
斜視図であり、図1において位相回路として使用してい
る金属塊3及び4の代わりに、他の位相回路を使用する
ようにしたものであり、(A)図では金属製ビス15及
び16を複数個使用しており、円形導波管2の内部表面
の上部と下部の対向する円弧の中心に、管軸方向に沿っ
て並べて取り付け、各々の金属製ビスの先端が円形導波
管2の管軸に向かうようにし、円形導波管2の管軸方向
に沿って並べて取り付けた長さを、円形導波管2の内部
を伝播する電磁波のTE11モードの直交する2つの偏
波成分間の位相差を90度とすることができる長さとし
ている。図10(B)は図(A)の正面図であり、同図
に示すように、円形導波管2の開口部からみた前記金属
製ビスの管軸方向に向かう中心線(図示せず)と、方形
導波管9の管軸方向に向かう中心線(図示せず)とが約
45度の角度をなすように配置している。前記金属製ビ
スの列を円形導波管2の内部表面の上部と下部の2列と
しているが、どちらか一方の列のみを使用するようにし
ても良いが、この場合は、位相差を90度とするため前
記金属製ビスの列の長さを長くする必要がある。図9及
び図10に示す位相回路を使用しても、図1に使用した
金属塊3及び4と同様の効果を得ることができる。な
お、図1、図8(A)、図9(A)、図10(A)にお
ける17及び18、並びに図3(A)における17及び
19は、切欠き線を示す。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればB
S用及びCS用に共用とした円偏波及び直線偏波共用一
次放射器を使用して、同一次放射器をリフレクタの焦点
に配置し、リフレクタの向きをBS受信のときは放送衛
星の方向にし、CS受信のときは通信衛星の方向にし
て、BS及びCSを受信可能としており、従来のように
同一リフレクタにBS用の一次放射器とCS用の一次放
射器を並べて取り付け、リフレクタの焦点をずらせて、
リフレクタの一端の焦点にBS用の一次放射器を配置
し、リフレクタの他端の焦点にCS用の一次放射器を配
置して、リフレクタの向きを各々の衛星の向きにして、
BSの電波及びCSの電波を受信するようにしたものよ
り、構造が簡単で価格の安い、経済的な受信システムを
提供することができる。
S用及びCS用に共用とした円偏波及び直線偏波共用一
次放射器を使用して、同一次放射器をリフレクタの焦点
に配置し、リフレクタの向きをBS受信のときは放送衛
星の方向にし、CS受信のときは通信衛星の方向にし
て、BS及びCSを受信可能としており、従来のように
同一リフレクタにBS用の一次放射器とCS用の一次放
射器を並べて取り付け、リフレクタの焦点をずらせて、
リフレクタの一端の焦点にBS用の一次放射器を配置
し、リフレクタの他端の焦点にCS用の一次放射器を配
置して、リフレクタの向きを各々の衛星の向きにして、
BSの電波及びCSの電波を受信するようにしたものよ
り、構造が簡単で価格の安い、経済的な受信システムを
提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す円偏波及び直線偏波共
用一次放射器の一部切欠き斜視図である。
用一次放射器の一部切欠き斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】(A)は、本発明のその他の実施例を示す円偏
波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図であ
り、(B)は、正面図である。
波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図であ
り、(B)は、正面図である。
【図4】円形導波管2に導入された、水平偏波と垂直偏
波の電界分布を示す説明図である。
波の電界分布を示す説明図である。
【図5】(A)〜(D)は位相器の入出力端における水
平偏波Ehと、垂直偏波Evの電界ベクトルの分解図であ
る。
平偏波Ehと、垂直偏波Evの電界ベクトルの分解図であ
る。
【図6】(A)〜(D)は直線偏波に対する位相器の作
用についての説明図である。
用についての説明図である。
【図7】(A)〜(E)は円偏波に対する位相器の作用
についての説明図である。
についての説明図である。
【図8】(A)は、本発明の他の実施例を示す、円偏波
及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図であ
り、図1の方形導波管9を使用する代わりに励振プロー
ブ12を使用した例であり、(B)は同上の正面図であ
る。
及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図であ
り、図1の方形導波管9を使用する代わりに励振プロー
ブ12を使用した例であり、(B)は同上の正面図であ
る。
【図9】(A)図は、本発明のその他の実施例を示す円
偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図で
あり、図1の金属塊を使用する代わりに金属板を使用し
た例であり、(B)図は、(A)図の正面図である。
偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図で
あり、図1の金属塊を使用する代わりに金属板を使用し
た例であり、(B)図は、(A)図の正面図である。
【図10】(A)図は、本発明のその他の実施例を示す
円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図
であり、図1の金属塊を使用する代わりに金属製ビスを
使用した例であり、(B)図は、(A)図の正面図であ
る。
円偏波及び直線偏波共用一次放射器の一部切欠き斜視図
であり、図1の金属塊を使用する代わりに金属製ビスを
使用した例であり、(B)図は、(A)図の正面図であ
る。
【図11】リフレクタと一次放射器の配置を示す説明図
であり、(A)図は、従来例を示し、(B)図は、本発
明の実施例を示す。
であり、(A)図は、従来例を示し、(B)図は、本発
明の実施例を示す。
1 開口部 2 円形導波管 3 金属塊 4 金属塊 5 終端面 6 駆動部 7 誘電体板 8 回転軸 9 方形導波管 10 金属塊 11 金属塊 12 励振プローブ 13 金属板 14 金属板 15 金属製ビス 16 金属製ビス 17 切欠き線 18 切欠き線 19 切欠き線 20 リフレクタ 21 一次放射器 22 一次放射器 23 リフレクタ 24 一次放射器
Claims (6)
- 【請求項1】 一端を電磁波が導入し得る開口部とし、
他端に終端面を設けた円形導波管において、同円形導波
管の内部の開口部側から終端面に向かって順に、固定式
の第1位相回路と、回転式の第2位相回路とを設け、前
記第2位相回路と前記終端面の間に円形導波管の内部に
導入された電磁波の出力手段を設けて、円偏波の電磁波
が導入された場合は、前記第1位相回路で直線偏波に変
換し、前記第2位相回路を回転させて前記直線偏波の直
交する2つの偏波成分間の位相が変化しない向きとし
て、前記出力手段から信号を取り出し、直線偏波が導入
された場合は、水平及び垂直偏波の内どちらか一方に対
しては、同直線偏波の直交する2つの偏波成分間に対し
て前記第1位相回路で発生させた位相差を、前記第2位
相回路を回転させて同相となる向きとして、前記出力手
段から信号を取り出し、直線偏波の他方に対しては、前
記位相差が、前記第1位相回路と前記第2位相回路とで
約180度となるように、前記第2位相回路を回転させ
て、前記出力手段から信号を取り出すことを特徴とする
円偏波及び直線偏波共用一次放射器。 - 【請求項2】 前記出力手段が前記円形導波管の内部に
導入された直線偏波の水平及び垂直偏波の内どちらか一
方の電界と結合可能な向きにして、前記円形導波管の側
面に配設した方形導波管、又は励振プローブからなるこ
とを特徴とする請求項1記載の円偏波及び直線偏波共用
一次放射器。 - 【請求項3】 前記第1位相回路が金属塊で構成された
90度位相器からなり、前記円形導波管の内部の円形表
面の少なくとも一方の円弧が平面になるように前記金属
塊を取り付け、円形導波管の管軸方向に沿った前記金属
塊の長さを、円形導波管の内部を伝播する電磁波のTE
11モードの直交する2つの偏波成分間の位相差を90
度とすることができる長さとし、円形導波管の開口部か
らみた前記金属塊の円形導波管の管軸方向に向かう中心
線と、前記出力手段の円形導波管の管軸方向に向かう中
心線とが、約45度の角度をなすように配置したことを
特徴とする請求項1記載の円偏波及び直線偏波共用一次
放射器。 - 【請求項4】 前記第1位相回路が少なくとも1枚の略
長方形の金属板で構成された90度位相器からなり、前
記円形導波管の内壁に前記金属板の短辺方向が円形導波
管の管軸に向かうようにして取り付け、円形導波管の管
軸方向に沿った前記金属板の長さを、円形導波管の内部
を伝播する電磁波のTE11モードの直交する2つの偏
波成分間の位相差を90度とすることができる長さと
し、円形導波管の開口部からみた前記金属板の円形導波
管の管軸方向に向かう中心線と、前記出力手段の円形導
波管の管軸方向に向かう中心線とが、約45度の角度を
なすように配置したことを特徴とする請求項1記載の円
偏波及び直線偏波共用一次放射器。 - 【請求項5】 前記第1位相回路が複数の金属製ビスで
構成された90度位相器からなり、前記円形導波管の内
壁の少なくとも一方に円形導波管の管軸方向に沿って並
べて取り付け、各々の金属製ビスの先端が円形導波管の
管軸に向かうようにし、円形導波管の管軸方向に沿って
並べて取り付けた前記金属製ビスの列の長さを、円形導
波管の内部を伝播する電磁波のTE11モードの直交す
る2つの偏波成分間の位相差を約90度とすることがで
きる長さとし、円形導波管の開口部からみた前記金属製
ビスの円形導波管の管軸方向に向かう中心線と、前記出
力手段の円形導波管の管軸方向に向かう中心線とが、約
45度の角度をなすように配置したことを特徴とする請
求項1記載の円偏波及び直線偏波共用一次放射器。 - 【請求項6】 前記第2位相回路が誘電体板で構成され
た90度位相器からなり、前記円形導波管の管軸を中心
として回転可能とし、同誘電体板の管軸方向に沿った長
さを、円形導波管の内部を伝播する電磁波のTE11モ
ードの直交する2つの偏波成分間の位相差を約90度と
することができる長さとしたことを特徴とする請求項1
記載の円偏波及び直線偏波共用一次放射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19647691A JPH0541602A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 円偏波及び直線偏波共用一次放射器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19647691A JPH0541602A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 円偏波及び直線偏波共用一次放射器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541602A true JPH0541602A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16358436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19647691A Pending JPH0541602A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 円偏波及び直線偏波共用一次放射器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541602A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0711544A2 (en) | 1994-10-18 | 1996-05-15 | Kao Corporation | Dentifrice composition |
| US6592887B2 (en) | 1996-11-11 | 2003-07-15 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | Water soluble film for oral administration with instant wettability |
| US6596298B2 (en) | 1998-09-25 | 2003-07-22 | Warner-Lambert Company | Fast dissolving orally comsumable films |
| US7067116B1 (en) | 2000-03-23 | 2006-06-27 | Warner-Lambert Company Llc | Fast dissolving orally consumable solid film containing a taste masking agent and pharmaceutically active agent at weight ratio of 1:3 to 3:1 |
| US8986735B2 (en) | 2006-03-16 | 2015-03-24 | Novartis Ag | Solid dosage form containing a taste masked active agent |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP19647691A patent/JPH0541602A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0711544A2 (en) | 1994-10-18 | 1996-05-15 | Kao Corporation | Dentifrice composition |
| US6592887B2 (en) | 1996-11-11 | 2003-07-15 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | Water soluble film for oral administration with instant wettability |
| US6709671B2 (en) | 1996-11-11 | 2004-03-23 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | Water soluble film for oral administration with instant wettability |
| US8865202B2 (en) | 1996-11-11 | 2014-10-21 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | Water soluble film for oral administration with instant wettability |
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| US6923981B2 (en) | 1998-09-25 | 2005-08-02 | Warner-Lambert Company | Fast dissolving orally consumable films |
| US7025983B2 (en) | 1998-09-25 | 2006-04-11 | Warner-Lambert Company Llc | Fast dissolving orally consumable films |
| US7407669B2 (en) | 1998-09-25 | 2008-08-05 | Mcneil-Ppc, Inc. | Fast dissolving orally consumable films |
| US7491406B2 (en) | 1998-09-25 | 2009-02-17 | Mcneil-Ppc, Inc. | Fast dissolving orally consumable films |
| US7067116B1 (en) | 2000-03-23 | 2006-06-27 | Warner-Lambert Company Llc | Fast dissolving orally consumable solid film containing a taste masking agent and pharmaceutically active agent at weight ratio of 1:3 to 3:1 |
| US7648712B2 (en) | 2000-03-23 | 2010-01-19 | Mcneil-Ppc, Inc. | Fast dissolving orally consumable films containing a taste masking agent |
| US8986735B2 (en) | 2006-03-16 | 2015-03-24 | Novartis Ag | Solid dosage form containing a taste masked active agent |
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