JPH0541594Y2 - - Google Patents

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JPH0541594Y2
JPH0541594Y2 JP1988008321U JP832188U JPH0541594Y2 JP H0541594 Y2 JPH0541594 Y2 JP H0541594Y2 JP 1988008321 U JP1988008321 U JP 1988008321U JP 832188 U JP832188 U JP 832188U JP H0541594 Y2 JPH0541594 Y2 JP H0541594Y2
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cases
case
piece
coupling member
coupling
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この考案は、複合回路装置に関するものであ
り、特に、結合部位の信号線を結合部材でシール
ドした複合回路装置に関するものである。 [従来の技術] 従来、複数個の回路を信号線を通して相互に結
合し、そして、該複数個の回路は夫々独立してケ
ース内に収納され、更に、ケースを結合部材にて
結合し、或いは該信号線をシールドするようにし
た複合回路装置は特開昭62−66652号公報に開示
されている。而して、該公報に開示されている複
合回路装置の構成は、複数個の高周波モジユール
の入出力端子としてのジヤツク端子を該モジユー
ルの内部に突設し、更に、接続基板に高周波用の
同軸端子と、電波及び低周波用のピン端子を設
け、前記ジヤツク端子を同軸端子とピン端子に嵌
合接続されて成るものである。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の複合回路装置は同軸端子及びピン端
子とをジヤツク端子に嵌合することにより双方の
高周波モジユール(ケース)を結合しているた
め、接合強度が極めて脆弱である。 そこで、複数個の回路を信号線を通して相互に
結合し、該複数個の回路は夫々独立してケース内
に収納された複合回路装置に於て、各ケースの結
合強度を確保するために解決せらるべき技術的課
題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解決
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために提案せら
れたものであり、複数個の回路を信号線を通して
相互に結合し、該複数の回路は夫々独立してケー
ス内に収納され、更にケースを結合部材にて結合
すると共に、該結合部材で前記信号線をシールド
した複合回路装置に於て、結合せられるべき左右
のケースの結合面間に上方から正面視略T字形の
結合部材を嵌着し、更に、該結合部材の上面片の
左右先端部を下方へ折曲して前記ケースの上面に
開穿せられた溝に嵌合すると共に、該結合部材の
上面片の中央部両側に保護片を垂設し、該保護片
にて前記信号線を遮蔽するようにした複合回路装
置を提供するものである。
【作用】
この考案は、正面視略T字形の結合部材を結合
せらるべき左右のケースの結合面間に上方から嵌
着する。而して、該結合部材の上面片の左右先端
部は下方へ折曲されており、そして、この先端部
と対向する位置のケース上面に溝が開穿されてい
るので、該結合部材を左右のケースの結合面間に
上方から嵌着するとき、前記下方へ折曲された先
端部がケース上面に設けた前記溝へ夫々嵌着して
双方のケースを強固に結合させる。又、必要に応
じて該結合部材の上面片にビス孔を開穿すること
もでき、そして、該ビス孔に対峙する部位の左右
のケース上面に螺子孔を設けておけば、該ビス孔
にビスを螺入して結合部材と左右のケースとを螺
着し、結合せらるべき左右のケースの結合強度を
更に増大させることもできる。 又、該結合部材の上面片の中央部には、その両
側に保護片が垂設されているので、該保護片によ
つてケース間を跨架されている信号線(リード端
子)の両側方を遮断することができるので、該信
号線のシールドを為すこともできる。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従
つて詳述する。第1図は衛星放送システムを示し
たものであり、放送用の衛星1からの電波(約
12GHz)をパラボラアンテナ2で受信し、1stダ
ウンコンバータ3によつて約1GHzの高周波に変
換して、「BSチユーナ」と称される衛星放送用チ
ユーナ4へ信号を送つている。この衛星放送用チ
ユーナ4の内部には、前記1stダウンコンバータ
3の後段部に「2ndダウンコンバータ」回路5及
び「FM復調」回路6が設けられており、双方は
別個のケースに収納され同軸線7にて結線されて
いる。そして、「2ndダウンコンバータ」回路5
にて希望する信号の選局及び第2中間周波数への
変更を行い、第2中間周波数をFM復調をし、後
に接続される映像回路、音声回路を通りテレビ受
像機8へ信号を送つている。 第2図及び第3図は「2ndダウンコンバータ」
ケース9及び「FM復調」ケース10を示したも
のであり、双方のケース9及び10内には夫々前
記「2ndダウンコンバータ」回路5及び「FM復
調」回路6が収納されており、IC11,11並
びにトランジスタ12、コイル13,13…、イ
ンダクタ14,14…等の電子部品が基板上の所
定位置に取付けられ、シールド板15,15…で
遮蔽されている。又、前記双方のケース9及び1
0の下面には接続端子16,16…を突設すると
共に、各ケースの両側面に取付片17,17…を
下設して、シヤーシ(図示せず)へ取付可能に形
成してある。そして、夫々のケース9及び10の
図中右側面下部には係合片18,18を突設し、
且つ、左側面下部には係合片19,19を突設す
る。前記係合片18はその先端部が上方に折曲さ
れており、又、係合片19には挿入溝を開穿し
て、前記係合片18の先端部を係合片19へ嵌挿
して係止できるように形成されている。更に、
夫々のケース9及び10の右側面中央部に突片2
0,20を突設し、且つ、左側面中央部の一部を
切り起して平面視弓型状の係止片21,21を突
設する。該係止片21には挿入溝を開穿して、前
記突片20を嵌挿して係止する。 斯くの如く形成された「2ndダウンコンバー
タ」ケース9及び「FM復調」ケース10の夫々
の側面を当接し、前記係合片18の先端部を係合
片19へ嵌挿し、且つ、突片20を係止片21へ
嵌挿して双方のケース9及び10を結合する。然
るとき、「2ndダウンコンバータ」ケース9の結
合面上部から突出された高周波のリード端子22
は、「FM復調」ケース10の結合面上部に挿入
されて基板に接続される。そして、上記「2ndダ
ウンコンバータ」及び「FM復調」双方のケース
9,10の結合面間に、上方から結合部材23を
嵌着する。 この結合部材23は、第5図乃至第7図に示す
ように正面視T字形となつており、上面片24に
はビス孔25,25が開穿され、上面片24の先
端部26,26は下方に折曲されている。更に、
該上面片25の中央部には、その両側に保護片2
7,27が垂設されている。そして、第2図及び
第3図に示すように、該結合部材23の先端部2
6,26を前記ケース9,10上面に開穿された
溝28,28へ挿入して嵌着し、双方のケース9
と10とを結合する。更に、必要に応じて該ケー
ス9,10上面に螺子孔を設けておけば、前記結
合部材23のビス孔25,25からビス(図示せ
ず)を螺入して、該ケース9,10と結合部材2
3を確実に固定させることもできる。 而して、本実施例では「2ndダウンコンバー
タ」及び「FM復調」双方のケース9,10の結
合面を、係合片18,19並びに突片20、係止
片21を夫々係止させ、更に、上方から結合部材
23を嵌着することによつて双方のケース9,1
0を容易に結合することができる。而も、第4図
に示すように該結合部材23の保護片27,27
は強度を増加させると共に、前記高周波のリード
端子22の両側方を遮蔽するためシールド効果を
生じ、信号に雑音が混入せずSN比を向上させる
ことができる。尚、図示はしないが任意数の同一
構造のケースを連結することも可能であり、特に
「2ndダウンコンバータ」及び「FM復調」の回路
に限定することなく、他の回路のケースにも実施
することが可能である。 [考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述したように、
独立して各別のケースに収納された複数個の回路
は信号線を通して相互に結合されるのであるが、
結合せられるべき左右のケースは、正面視略T字
形の結合部材で上方より嵌着せられる。而して、
該結合部材は上面片の左右の先端部が下方へ折曲
され、そして、この先端部が左右の各ケースに設
けられた溝に嵌着するので結合強度は大となる。
又、必要により、該結合部材の上面片とケースの
上面とをビスによつて止着することも可能であ
り、前記結合強度は更に増大する。又、該結合部
材の上面片の中央部には、その両側に保護片が垂
設されているので、該保護片はケース間に跨架さ
れている信号線を遮蔽してシールドすることにな
り、信号伝達の信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示したものであり、第
1図は衛星放送システムを説明する解説図、第2
図は「2ndダウンコンバータ」及び「FM復調」
ケースの正面図、第3図は同平面図、第4図は第
2図のA−A線断面図、第5図は結合部材の正面
図、第6図は同平面図、第7図は同側面図であ
る。 5……「2ndダウンコンバータ」回路、6……
「FM復調」回路、9……「2ndダウンコンバー
タ」ケース、10……「FM復調」ケース、22
……リード端子、23……結合部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の回路を信号線を通して相互に結合し、
    該複数の回路は夫々独立してケース内に収納さ
    れ、更にケースを結合部材にて結合すると共に、
    該結合部材で前記信号線をシールドした複合回路
    装置に於て、結合せられるべき左右のケースの結
    合面間に上方から正面視略T字形の結合部材を嵌
    着し、更に、該結合部材の上面片の左右先端部を
    下方へ折曲して前記ケースの上面に開穿せられた
    溝に嵌合すると共に、該結合部材の上面片の中央
    部両側に保護片を垂設し、該保護片にて前記信号
    線を遮蔽するようにしたことを特徴とする複合回
    路装置。
JP1988008321U 1988-01-26 1988-01-26 Expired - Lifetime JPH0541594Y2 (ja)

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JP1988008321U JPH0541594Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP1988008321U JPH0541594Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JPH01113398U JPH01113398U (ja) 1989-07-31
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816980B2 (ja) * 1979-11-30 1983-04-04 エクスペリメンタルニイ ナウチノ−イスレドバテルスキイ インステイチユ−ト メタルロレズシホ スタンコフ 金属加工機械
JPS6266652A (ja) * 1985-09-19 1987-03-26 Fujitsu Ltd 高周波モジユ−ルの実装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816980U (ja) * 1981-07-23 1983-02-02 アルプス電気株式会社 モジユレ−タ−

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