JPS5927021Y2 - 高周波回路装置のコネクタ−部のア−ス構造 - Google Patents
高周波回路装置のコネクタ−部のア−ス構造Info
- Publication number
- JPS5927021Y2 JPS5927021Y2 JP1980055813U JP5581380U JPS5927021Y2 JP S5927021 Y2 JPS5927021 Y2 JP S5927021Y2 JP 1980055813 U JP1980055813 U JP 1980055813U JP 5581380 U JP5581380 U JP 5581380U JP S5927021 Y2 JPS5927021 Y2 JP S5927021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- terminal
- high frequency
- frequency circuit
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波回路装置のコネクタ一部のアース構造に
関するものであり、コネクターからの信号の漏洩を防止
しコネクター間のアイソレーションを十分に確保するこ
とができる極めて簡単な高周波回路装置のコネクタ一部
のアース構造を提供することを目的とする。
関するものであり、コネクターからの信号の漏洩を防止
しコネクター間のアイソレーションを十分に確保するこ
とができる極めて簡単な高周波回路装置のコネクタ一部
のアース構造を提供することを目的とする。
種々の高周波回路装置のなかで、コネクター間のアイソ
レーションか゛問題となるVTR装置に内装されるブー
スタ装置を1実施例として説明する。
レーションか゛問題となるVTR装置に内装されるブー
スタ装置を1実施例として説明する。
従来のブースタ装置として第1図に示すものがある。
ブースタ装置1は金属性ケース2に増巾9分配、バッフ
ァ、混合の各回路を有する回路基板3を取付けられ、更
にアンテナよりの信号を受けるANT端子4、VTR装
置本体の受信部及びRFコンバータ回路と夫々信号の受
授を行なう1対のモジュレータ端子5,6更にはテレビ
ジョン(TV)受像機へ信号を出力する出力端子7を設
けられている。
ァ、混合の各回路を有する回路基板3を取付けられ、更
にアンテナよりの信号を受けるANT端子4、VTR装
置本体の受信部及びRFコンバータ回路と夫々信号の受
授を行なう1対のモジュレータ端子5,6更にはテレビ
ジョン(TV)受像機へ信号を出力する出力端子7を設
けられている。
ANT端子4(以下アンテナコネクター4という)は第
1図、第2図に示す如く、(但し第2図は上下逆さであ
る)まず樹脂製ベース8を筒状部8a、取付はフランジ
8b(1対の孔8Cを有する)及び円柱部8dを有し形
成しておき、前記筒状部8aに棒状センターコンタクト
9及び筒状アウターコンタク) 10を同心状に嵌合さ
せ、円柱部8a下方に夫々端子部9a及び1対の端子部
10 aを挿通突出せしめてなる。
1図、第2図に示す如く、(但し第2図は上下逆さであ
る)まず樹脂製ベース8を筒状部8a、取付はフランジ
8b(1対の孔8Cを有する)及び円柱部8dを有し形
成しておき、前記筒状部8aに棒状センターコンタクト
9及び筒状アウターコンタク) 10を同心状に嵌合さ
せ、円柱部8a下方に夫々端子部9a及び1対の端子部
10 aを挿通突出せしめてなる。
また円柱部8dを囲むアースラグ11は筒状部11 a
に1対のアースラグ部11b(夫々長円孔11 Cを有
する)及び1対の端子部11 dを形成されており、1
対の端子部11 dを1対の端子部10 aに半田付け
されている。
に1対のアースラグ部11b(夫々長円孔11 Cを有
する)及び1対の端子部11 dを形成されており、1
対の端子部11 dを1対の端子部10 aに半田付け
されている。
このアンテナコネクター4は第1図に示す如く、金属性
ケース2の孔(図示せず)に嵌挿され且つフランジ部8
bをケース2に当接し孔8Cを挿通するネジ12により
締付固定される。
ケース2の孔(図示せず)に嵌挿され且つフランジ部8
bをケース2に当接し孔8Cを挿通するネジ12により
締付固定される。
このときセンターコンタクト9の端子部9a及びアース
ラグ11の端子部11d(アウターコンタクトの端子部
10 aに半田付けされている)が回路基板3を挿通し
て所定のパターンに半田付けされる。
ラグ11の端子部11d(アウターコンタクトの端子部
10 aに半田付けされている)が回路基板3を挿通し
て所定のパターンに半田付けされる。
出力端子7(出力端子コネクター7)もアンテナ端子4
とほぼ同様の構成とされている。
とほぼ同様の構成とされている。
しかるに上記従来例によると、アースラグを用いるので
部品点数が増すと共に、アースラグを形成すること自体
複雑であり、アースラグの半田付は作業も必要であり、
このようなアース構造は複雑であり、コストの上昇にも
つながるという欠点を有している。
部品点数が増すと共に、アースラグを形成すること自体
複雑であり、アースラグの半田付は作業も必要であり、
このようなアース構造は複雑であり、コストの上昇にも
つながるという欠点を有している。
従って上記の欠点を除くために以下本考案の高周波回路
装置のコネクタ一部のアース構造について、従来と同じ
(VTR装置に内装されるブースタ装置を1実施例とし
て第3図及び第4図と共に説明する。
装置のコネクタ一部のアース構造について、従来と同じ
(VTR装置に内装されるブースタ装置を1実施例とし
て第3図及び第4図と共に説明する。
第3図の大略は第1図と同様であり、ブースタ装置31
は金属性ケース32に増巾2分配、バッファ、混合の各
回路を有する回路基板33を取付けられ、更にアンテナ
よりの信号を受けるANT端子34、VTR装置本体の
受信部及びRFコンバータ回路と夫々信号の受授を行な
う1対のモジュレータ端子35.36更にはTV受像機
へ信号を出力する出力端子37を設けられている。
は金属性ケース32に増巾2分配、バッファ、混合の各
回路を有する回路基板33を取付けられ、更にアンテナ
よりの信号を受けるANT端子34、VTR装置本体の
受信部及びRFコンバータ回路と夫々信号の受授を行な
う1対のモジュレータ端子35.36更にはTV受像機
へ信号を出力する出力端子37を設けられている。
ANT端子34及び出力端子37はケース32のコネク
ター取付は面32aに設けられている。
ター取付は面32aに設けられている。
ANT端子34(アンテナコネクター34)は第3図、
第4図に示す如く、(第4図は上下逆さである)円筒状
絶縁材38を被覆された金属からなるアウターコンタク
ト39とこれと同心状にセンターコンタクト40をもっ
て構成される。
第4図に示す如く、(第4図は上下逆さである)円筒状
絶縁材38を被覆された金属からなるアウターコンタク
ト39とこれと同心状にセンターコンタクト40をもっ
て構成される。
アウターコンタクト39は絶縁材38を被覆された円筒
部39 aと下部円筒部39 bをもちこれらの間にこ
れらと一体にフランジ部39 C(1対の孔39 dを
有する)を形成されている。
部39 aと下部円筒部39 bをもちこれらの間にこ
れらと一体にフランジ部39 C(1対の孔39 dを
有する)を形成されている。
センターコンタクト40の下方は端子部40 aとされ
ている。
ている。
このアンテナコネクター34は第3図に示す如く、金属
性ケース32の孔(図示せず)に嵌挿され且つフランジ
部39 Cをケース32に当接し孔39 dを挿通する
ネジ41により締付固定される。
性ケース32の孔(図示せず)に嵌挿され且つフランジ
部39 Cをケース32に当接し孔39 dを挿通する
ネジ41により締付固定される。
センターコンタクト40の端子部40 aは、回路基板
33を挿通して所定のパターンに半田付けされる。
33を挿通して所定のパターンに半田付けされる。
また金属性ケース32のアンテナコネクター34取付は
部の孔(図示せず)の近傍には、金属ケース32より一
体に1対の折り曲げ片42を構成されており、この先端
も端子部40 aと同様に回路基板33を挿通してアー
スパターンに半田付けされる。
部の孔(図示せず)の近傍には、金属ケース32より一
体に1対の折り曲げ片42を構成されており、この先端
も端子部40 aと同様に回路基板33を挿通してアー
スパターンに半田付けされる。
出力端子37(出力端子コネクター37)の部分もアン
テナ端子34の部分と同様に構成されている。
テナ端子34の部分と同様に構成されている。
尚、折り曲げ片42は、第3図中点線で示すようにアン
テナ端子34の部分から出力端子37の部分まで連らな
りシールド板43を形成され、異なる信号帯(例えばU
HF帯とVHF帯)の回路を区画する場合もあり、形状
、数等に限定されるものでなく、第5図及び第6図にそ
の1例を述べる。
テナ端子34の部分から出力端子37の部分まで連らな
りシールド板43を形成され、異なる信号帯(例えばU
HF帯とVHF帯)の回路を区画する場合もあり、形状
、数等に限定されるものでなく、第5図及び第6図にそ
の1例を述べる。
さらに折り曲げ片42は、ケース32と別体なものを形
成し、その本体部をコネクター取付は面32 aとフラ
ンジ部39 Cとの間にはさんで、接続片をアースパタ
ーに接続されるような場合もある。
成し、その本体部をコネクター取付は面32 aとフラ
ンジ部39 Cとの間にはさんで、接続片をアースパタ
ーに接続されるような場合もある。
第5図は複数の折り曲げ片42 aがセンターコンタク
ト40の端子部40 aを囲み所定のものがアースパタ
ーンに半田付けされるもので゛あり、第6図は、センタ
ーコンタクト40の端子部40 aを囲む板状の折り曲
げ片42 bを有するものである。
ト40の端子部40 aを囲み所定のものがアースパタ
ーンに半田付けされるもので゛あり、第6図は、センタ
ーコンタクト40の端子部40 aを囲む板状の折り曲
げ片42 bを有するものである。
本考案は上述のブースタ装置を1実施例として示した如
く、回路部品を有する回路基板を収納する金属性ケース
と、該ケースに取付けられたセンターコンタクト部とア
ウターコンタクト部とを有するコネクターとからなり、
該コネクター取付は部近傍の該ケースのすくなくとも一
部を折り曲げた該回路基板のアースパターンに接続する
ことにより、折り曲げ片を介してアウターコンタクト部
をアースパターンに接続してなる高周波回路装置のコネ
クタ一部のアース構造であり、従来例のようなアースラ
グを用いることがなく部品点数を減じて、簡単な構成と
なして、しかもコネクターからの信号の漏洩を防止しコ
ネクター間のアイソレーションを十分に確保することが
できるものであり、高周波回路装置の性能を十分に発揮
しうるようにしたので実用的な効果が極めて大きい。
く、回路部品を有する回路基板を収納する金属性ケース
と、該ケースに取付けられたセンターコンタクト部とア
ウターコンタクト部とを有するコネクターとからなり、
該コネクター取付は部近傍の該ケースのすくなくとも一
部を折り曲げた該回路基板のアースパターンに接続する
ことにより、折り曲げ片を介してアウターコンタクト部
をアースパターンに接続してなる高周波回路装置のコネ
クタ一部のアース構造であり、従来例のようなアースラ
グを用いることがなく部品点数を減じて、簡単な構成と
なして、しかもコネクターからの信号の漏洩を防止しコ
ネクター間のアイソレーションを十分に確保することが
できるものであり、高周波回路装置の性能を十分に発揮
しうるようにしたので実用的な効果が極めて大きい。
第1図及び第2図はそれぞれ従来のコネクタ一部のアー
ス構造を用いたブースタ装置及びブースタ装置に用いら
れるアンテナコネクターを示す。 また第3図及び第4図は、それぞれ本考案のコネクタ一
部のアース構造を用いた1実施例としてのブースタ装置
及びこのブースタ装置に使用されるアンテナコネクター
を示す。 第5図及び゛第6図は、それぞれ本考案の他の実施例を
示す部分斜視図である。 31:ブースタ装置、32・・・・・・金属性ケース、
33・・・・・・回路基板、34・・・・・・アンテナ
コネクター、37・・・・・・出力端子(出力端子コネ
クター)、39・・・・・・アウターコンタクト、40
・・・・・・センターコンタクト、42,42 a 、
42b・・・・・・折曲げ片。
ス構造を用いたブースタ装置及びブースタ装置に用いら
れるアンテナコネクターを示す。 また第3図及び第4図は、それぞれ本考案のコネクタ一
部のアース構造を用いた1実施例としてのブースタ装置
及びこのブースタ装置に使用されるアンテナコネクター
を示す。 第5図及び゛第6図は、それぞれ本考案の他の実施例を
示す部分斜視図である。 31:ブースタ装置、32・・・・・・金属性ケース、
33・・・・・・回路基板、34・・・・・・アンテナ
コネクター、37・・・・・・出力端子(出力端子コネ
クター)、39・・・・・・アウターコンタクト、40
・・・・・・センターコンタクト、42,42 a 、
42b・・・・・・折曲げ片。
Claims (1)
- 回路部品を有する回路基板を収納する金属性ケースと、
該ケースに取付けられたセンターコンタクト部とアウタ
ーコンタクト部とを有するコネクターとからなり、該ケ
ースのコネクター取付は面に一体的に設けられた接続片
を該回路基板のアースパターンに接続することにより、
該接続片を介してアウターコンタクト部とアースパター
ンとを接続してなる高周波回路装置のコネクタ一部のア
ース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980055813U JPS5927021Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | 高周波回路装置のコネクタ−部のア−ス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980055813U JPS5927021Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | 高周波回路装置のコネクタ−部のア−ス構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56156287U JPS56156287U (ja) | 1981-11-21 |
JPS5927021Y2 true JPS5927021Y2 (ja) | 1984-08-06 |
Family
ID=29650454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980055813U Expired JPS5927021Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | 高周波回路装置のコネクタ−部のア−ス構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927021Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-23 JP JP1980055813U patent/JPS5927021Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56156287U (ja) | 1981-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4160210A (en) | Printed circuit impedance transformation network with an integral spark gap | |
US20010040484A1 (en) | Isolator | |
JPS5927021Y2 (ja) | 高周波回路装置のコネクタ−部のア−ス構造 | |
JP4292683B2 (ja) | 電子機器及びコネクタ | |
JPS6322625Y2 (ja) | ||
JPS5926530Y2 (ja) | アンテナソケツト | |
JP3558852B2 (ja) | コンピュータ用チューナボード及びその製造方法 | |
JPH0218627Y2 (ja) | ||
JP3362269B2 (ja) | 電子機器の回路ユニット | |
JPH0238490Y2 (ja) | ||
JPH0334073Y2 (ja) | ||
JPH06101661B2 (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
JPH0233398Y2 (ja) | ||
JPS6326945Y2 (ja) | ||
JPS6031330Y2 (ja) | ブ−スタ構造 | |
JPH0747825Y2 (ja) | 同軸マイクロストリップ変換器 | |
JPH0210702Y2 (ja) | ||
JPH0246074Y2 (ja) | ||
KR0136126Y1 (ko) | 튜너의 접지 구조 | |
JPH0220859Y2 (ja) | ||
JPS6233370Y2 (ja) | ||
JPS6236360Y2 (ja) | ||
JPH027508Y2 (ja) | ||
JPS5834811Y2 (ja) | Uhf−vhf組合せチュ−ナ | |
JPS6130370Y2 (ja) |