JPH09312523A - 低雑音ダウンコンバータ回路 - Google Patents
低雑音ダウンコンバータ回路Info
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- JPH09312523A JPH09312523A JP8125299A JP12529996A JPH09312523A JP H09312523 A JPH09312523 A JP H09312523A JP 8125299 A JP8125299 A JP 8125299A JP 12529996 A JP12529996 A JP 12529996A JP H09312523 A JPH09312523 A JP H09312523A
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Abstract
部発振器の信号により周波数変換した信号を切り換えて
出力できるダウンコンバータ回路において、2個のMM
ICの使用に伴う信号ラインの交差による高周波特性の
悪影響を解消する。 【解決手段】2入力信号を同時に受信し、その入力信号
を局部発振器の信号により周波数変換した信号を切り換
えて出力できるダウンコンバータ回路において、同じピ
ン配置を有する2個のMMICの入力方向を互いに逆向
きに且つ前記局部発振器に対して対称に配置し、そのM
MICの出力端と後段入力端間を接続コネクタで接続す
る。
Description
アンテナから受信した信号を増幅及び周波数変換して後
段のチューナ回路に出力する低雑音ダウンコンバータ回
路に関するものである。
いう)は受信アンテアで受信した信号、例えば12GH
Z帯の入力信号を低雑音増幅し、1GHZ帯の中間周波
数信号に変換し、後段のチューナ回路に出力するもので
ある。
ダウンコンバータを示すブロック図である。この従来回
路は入力信号(例えば右旋偏波R,左旋偏波L)に対し
て、出力ポート13、14が2つあり、スイッチング回
路10によりL信号入力1或るいはR信号入力2の選
択、切り換えが行える2出力タイプである。
子1に入力されるL信号は低雑音増幅回路(LNA)3で
増幅され、帯域通過フィルタ(B.P.F)5で帯域制限さ
れ、局部発振器9から供給される局部発振周波数信号と
混合回路(ミキサ回路)7で混合されて周波数変換され
る。
低増幅回路(LNA)4で増幅され、帯域通過フィルタ
(B.P.F)6で帯域制限され、局部発振器9から供給さ
れる局部発振周波数信号とミキサ回路8で混合されて周
波数変換される。スイッチング回路10ではミキサ回路
7と8の出力信号を選択切り換えして、中間周波数増幅
器11、12に供給し、それぞれ出力ポート13、14
から出力している。
ブロックで配置された回路パターンを基板上に作成した
場合、L側入力信号系1、3、5とR側信号系2、4、
6は対称に配置でき、且つミキサ回路7と8も対称に配
置が可能である。しかしながら、従来のミキサ回路7、
8、スイッチング回路10及び中間周波数増幅器11、
12の一部をMMIC(マイクロ・モノリシックIC)化
してコストダウンしようとすると、例えば局部発振器9
がLとR信号系で対称とならず、また、信号を接続する
ためのラインが交差するため高周波特性に悪影響が発生
する等の問題がある。
する。図2は、従来回路である図1に示されているミキ
サ回路7、8、スイッチング回路10及び中間周波数増
幅器11、12の一部をMMIC化して、コストダウン
を実現しようとする回路配置である。即ち、図1におけ
るミキサ回路7、8及びスイッチング回路10が図2に
おいてはMMIC15、16で置き替えられている。
号系のMMICに対して対称となっていない。そのため
同じピン配置を有するMMICを使用する場合、MMI
Cを基板上に配置する上で問題が生じる。そして、この
場合、図3に示すa、b、cの信号ラインに問題が発生
する。即ち、これらa、b、cの信号ラインは交差する
ため、信号ラインをマイクロ・ストリップラインで作ら
れた伝送線路にすると、高周波特性に悪影響が現れる。
考えられる。即ち、図4に示すように局部発振器9を2
個設けておき、MMIC15、16からの出力である中
間周波数の出力ラインを交差させる方法である。もう一
つは図5に示すようにMMIC15、16の入力方向を
互いに逆方向に配置し、且つ局部発振器9に対して対称
に配置し、帯域通過フィルタ6の出力端AとMMIC1
6の入力端Bとを同軸線のようなマイクロストリップラ
イン以外の信号ラインで接続し、中間周波数出力ライン
を交差させる方法である。
5ではRF信号ラインを断線するので、特性がとれな
い。また、図4及び図5共に中間周波数出力ラインが交
差するためアイソレーションが取りにくい等、非常に多
くの問題がある。図4及び図5のいづれの場合も実現が
困難である。
なされたものであり、或る所望の回路ブロックがMMI
C化されながら、しかも局部発振器がLとR信号系で対
称に配置され、更に信号ラインが交差しない回路配置を
提供することを目的とする。
め本発明では、水平と垂直偏波或るいは右旋と左旋偏波
等の2入力信号を同時に受信し、該入力信号を局部発振
器の信号により周波数変換した信号を切り換えて出力で
きるダウンコンバータ回路において、同じピン配置を有
する2個のMMICの入力方向を互いに逆向きに且つ前
記局部発振器に対して対称に配置している。
じピン配置を有する2個のMMICの入力方向を互いに
逆向きに且つ前記局部発振器に対して対称に配置し、そ
のMMICの出力端と後段入力端間を接続コネクタで接
続する。
て、同じピン配置を有する2個のMMIC及び後段入力
端を1枚の基板上に配置し、且つその基板の裏面側の全
面アースパターンに更に金属板を添着し、前記2個のM
MICの入力方向を互いに逆向きに且つ前記局部発振器
に対して対称に配置し、中央部が絶縁樹脂で角柱状に被
覆されたコ字型接続コネクタで前記MMICの出力端と
後段入力端間を接続する。
ン配置を有する2個のMMICの入力方向を互いに逆向
きに且つ局部発振器に対して対称に配置するので、MM
ICの出力ラインをマイクロストリップラインで交差す
ることなく、一枚基板上に配置できる。そして、一方の
MMICの出力端と後段入力端の間は接続コネクタで接
続する。従って、高周波特性が非常に良く且つ安定して
おり、しかもコストの安い回路が得られる。
バータ回路の回路ブロック図である。同図において、M
MIC15と16の入力方向は互いに逆方向に配置さ
れ、且つ局部発振器9に対して対称に配置されている。
局部発振器9はMMIC15と16にマイクロストリッ
プラインで交差することなく接続される。MMIC15
及び16の出力はそれぞれA及びBに接続されている。
いては端子AとC、BとDが何らかの方法で接続されれ
ばよいが、この端子AとC、BとDを接続する手段とし
て図7に示す接続コネクタを用いる。
形状であり、位置決めを容易にするため中央部は絶縁性
合成樹脂で四角柱状に被覆されており、信号に悪影響を
与えないようにされている。また、ピンは銅下地メッキ
後、半田付けできるよう半田メッキされている。
ックを配置した基板17とアース強化用金属板18とコ
ネクタ19、20の組立途上を示す斜視図である。帯域
通過フィルタ5、6は基板17上にパターン化されてお
り、基板17上にはMMIC15、16及び局部発振器
9が実装されている。A,B,C,Dは基板17に設け
られたスルーホールであり、基板17の裏面は全面アー
スパターンとなっており、金属板18でアースが強化さ
れている。
Dに対応する位置にスルーホールより十分大きな径の透
孔が設けられている。コネクタ20及び19はそれぞれ
金属板18に設けられた透孔、基板17のスルーホール
A,C及びB,Dを貫通して基板17上で半田付けされ
る。そして、MMIC15と16の出力ラインが交差す
ることはない。
1、22及び23で本体のシャーシ(図示なし)にネジ止
めして固定される。このようにして基板17は本体シャ
ーシと金属板18間に挟み込まれる構造となり、一層高
周波信号に悪影響を与えない構造となっている。コネク
タ19、20の半田付けは基板17の表面でなされる
が、組み込み後の歪みはない。
力端子13、14の双方へ出力する必要があり、上述の
如く、コネクタ19、20という具合に2個必要とした
が、出力ポートが1つの場合にはコネクタは1個で良
い。また、図9に示す如く、コネクタは中央の合成樹脂
部で結合された構造であっても良い。図8では図6の中
間周波数増幅器11、12の入力ライン迄の回路配置に
ついて示してあるが、図2のブロック図に示す低雑音ダ
ウンコンバータ回路の構成まで容易に実現できることは
言うまでもない。
板上に同じピン配置を有する2個のMMICの入力方向
を互いに逆向きに且つ局部発振器に対して対称に配置す
るので、MMICの出力ラインをマイクロストリップラ
インで交差することなく、一枚基板上に配置できる。そ
して、一方のMMICの出力端と後段入力端の間は接続
コネクタで接続する。従って、高周波特性が非常に良く
且つ安定しており、しかもコストの安い回路が得られ
る。
に更に金属板を添着し、中央部が絶縁樹脂で角柱状に被
覆されたコ字型接続コネクタで前記MMICの出力端と
後段入力端の間を接続する場合には、性能はより向上す
ると共に作業性が一層よくなる。
バータのブロック図を示す。
ロック図を示す。
ック図を示す。
ック図を示す。
ック図を示す。
ク図を示す。
す。
クの基板と金属板とコネクタピンとの組立途上の斜視図
を示す。
す。
Claims (3)
- 【請求項1】水平と垂直偏波或るいは右旋と左旋偏波等
の2入力信号を同時に受信し、該入力信号を局部発振器
の信号により周波数変換した信号を切り換えて出力でき
るダウンコンバータ回路において、同じピン配置を有す
る2個のMMICの入力方向を互いに逆向きに且つ前記
局部発振器に対して対称に配置することを特徴とする低
雑音ダウンコンバータ回路。 - 【請求項2】水平と垂直偏波或るいは右旋と左旋偏波等
の2入力信号を同時に受信し、該入力信号を局部発振器
の信号により周波数変換した信号を切り換えて出力でき
るダウンコンバータ回路において、同じピン配置を有す
る2個のMMICの入力方向を互いに逆向きに且つ前記
局部発振器に対して対称に配置し、該MMICの出力端
と後段入力端間を接続コネクタで接続することを特徴と
する低雑音ダウンコンバータ回路。 - 【請求項3】水平と垂直偏波或るいは右旋と左旋偏波等
の2入力信号を同時に受信し、該入力信号を局部発振器
の信号により周波数変換した信号を切り換えて出力でき
るダウンコンバータ回路において、同じピン配置を有す
る2個のMMIC及び後段入力端を1枚の基板上に配置
し、且つ該基板の裏面側の全面アースパターンに更に金
属板を添着し、前記2個のMMICの入力方向を互いに
逆向きに且つ前記局部発振器に対して対称に配置し、中
央部が絶縁樹脂で角柱状に被覆されたコ字型接続コネク
タで前記MMICの出力端と前記後段入力端の間を接続
することを特徴とする低雑音ダウンコンバータ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8125299A JPH09312523A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 低雑音ダウンコンバータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8125299A JPH09312523A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 低雑音ダウンコンバータ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312523A true JPH09312523A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14906654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8125299A Pending JPH09312523A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 低雑音ダウンコンバータ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312523A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999038253A1 (en) * | 1998-01-21 | 1999-07-29 | The Secretary Of State For Defence | Mixer circuit |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8125299A patent/JPH09312523A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999038253A1 (en) * | 1998-01-21 | 1999-07-29 | The Secretary Of State For Defence | Mixer circuit |
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