JPH0541589Y2 - - Google Patents

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JPH0541589Y2
JPH0541589Y2 JP1988019059U JP1905988U JPH0541589Y2 JP H0541589 Y2 JPH0541589 Y2 JP H0541589Y2 JP 1988019059 U JP1988019059 U JP 1988019059U JP 1905988 U JP1905988 U JP 1905988U JP H0541589 Y2 JPH0541589 Y2 JP H0541589Y2
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JP
Japan
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square hole
protrusion
partition plate
shield case
tapered groove
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JP1988019059U
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテレビジヨンチユーナやビデオテープ
レコーダ用変調器等の高周波回路基板を収納する
シールドケースに関するものであり特に仕切板の
ガタが発生しないようにした構造に関する。
〔従来の技術〕
従来例を第3図乃至第5図に示す。先ず第3図
はシールドケース全体斜視図を示しており1,2
は側板、3,4は仕切板である。そして仕切板
3,4は側板1,2とは○イ部においてカシメ手段
によつて固定されている。第4図はそのカシメの
詳細を示す断面図である。先ず側板1には四角状
の穴5,6が穿設され、この四角状穴5,6に対
して仕切板3の側端部に形成された突起7,8が
挿入され、四角状穴5,6から突出した先端部
7′,8′を互に逆方向に折り曲げるようにカシメ
て固定する。第5図はカシメの前後の様子を正面
から見た図で点線は突起7′がカシメられた状態
を示している。ここでC,C′は四角状穴6と突起
7との間のクリアランスを示している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の従来例では仕切板の突起を四角状穴にカ
シメた場合、一夫のカシメについていえば四角状
穴5の一辺にのみ突起の先端部7′が接触するよ
うになつている。(第4図のP点)。このため第5
図に示す矢印A方向に対しては側板と仕切板とは
互に相対的に動きにくい関係になるがB方向に対
して弱くなる。即ち、今仕切板3に対して側板1
をA方向に動かそうとすればP,Qがそれぞれ逆
方向の動きを押えることができるのに対し、B方
向の動きに対してはP点及びQ点の接触がわずか
でも弱くなると自由に動き得る状態となつてしま
う。テレビジヨンチユーナ等においては長年の使
用中には各種の原因でチユーナに振動等が加わつ
てカシメがほんのわずかゆるむことがありこのよ
うな状態になると従来のケースでは接触状態が不
安定になりテレビジヨン映像にノイズが発生する
という問題が生ずる。
〔問題を解決するための手段〕
以上の問題を解決するために、本考案のシール
ドケースは、側板に穿設された四角状穴と、仕切
板の側端部に設けられた嵌合用突起とを備え、前
記四角状穴に前記嵌合用突起が挿入され、前記側
板と前記仕切板とが嵌合されるシールドケースに
おいて、 前記四角状穴の一辺側には、テーパー状溝が設
けられ、前記嵌合用突起は、外径が前記四角状穴
よりも小さく、前記テーパー状溝を設けた前記四
角状穴の一辺側に折り曲げられ、前記テーパー状
溝内にくい込むことを特徴とする。
〔作用〕
上記手段によれば突起は折り曲げられたときに
その一部がテーパー状溝内にくい込んで行き、そ
の際に溝は徐々に狭くなつているので突起はこの
溝に強嵌合される。
〔実施例〕
第1図、第2図に本考案の実施例を示す。従来
例と同じ構成には同一番号を付して説明を省略す
る。図で9,10は四角状穴5,6の開口辺の一
辺側に形成したテーパー状の溝である。そして第
2図でわかる通り突起7の先端部7′を矢印に折
り曲げると突起7はこの溝9内にくい込むように
なり(第1図)A,B両方向に対する側板1と仕
切板3との相対的動きは阻止される。即ち先端
7′を折り曲げるとX,Yの2点で突起の端部が
溝に強嵌合するので少しぐらいの外部振動に対し
てこの嵌合がゆるむことはなくA,B両方向に対
するガタつきは発生しなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によるシールドケースは、
カシメ用突起は折り曲げられることによつて四角
状穴に設けたテーパー状溝に強嵌合させられるの
で外部振動が加わつてもカシメ状態がゆるむこと
がなくガタつきが発生しない。
従つてテレビチユーナに使用した場合に側板と
仕切板との接触不安定によるノイズの発生を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し第1
図は要部断面図、第2図は正面図である。第3図
乃至第5図は従来例を示し、第3図はシールドケ
ースの全体斜視図、第4図は要部断面図、第5図
は正面図である。 1,2……側板、3,4……仕切板、5,6…
…四角状穴、7,8……カシメ用突起、7,8…
…カシメ用突起、9……テーパー状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側板に穿設された四角状穴と、仕切板の側端部
    に設けられた嵌合用突起とを備え、前記四角状穴
    に前記嵌合用突起が挿入され、前記側板と前記仕
    切板とが嵌合されるシールドケースにおいて、 前記四角状穴の一辺側には、テーパー状溝が設
    けられ、前記嵌合用突起は、外径が前記四角状穴
    よりも小さく、前記テーパー状溝を設けた前記四
    角状穴の一辺側に折り曲げられ、前記テーパー状
    溝内にくい込むことを特徴とするシールドケー
    ス。
JP1988019059U 1988-02-16 1988-02-16 Expired - Lifetime JPH0541589Y2 (ja)

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JPH01123399U JPH01123399U (ja) 1989-08-22
JPH0541589Y2 true JPH0541589Y2 (ja) 1993-10-20

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529277U (ja) * 1978-08-17 1980-02-26
JPS618638U (ja) * 1984-06-23 1986-01-18 鹿島建設株式会社 送り装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529277U (ja) * 1978-08-17 1980-02-26
JPS618638U (ja) * 1984-06-23 1986-01-18 鹿島建設株式会社 送り装置

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JPH01123399U (ja) 1989-08-22

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