JPH0346542Y2 - - Google Patents

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JPH0346542Y2
JPH0346542Y2 JP3665485U JP3665485U JPH0346542Y2 JP H0346542 Y2 JPH0346542 Y2 JP H0346542Y2 JP 3665485 U JP3665485 U JP 3665485U JP 3665485 U JP3665485 U JP 3665485U JP H0346542 Y2 JPH0346542 Y2 JP H0346542Y2
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JP
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groove
reinforcing plate
metal reinforcing
plastic
insertion part
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JP3665485U
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JPS61153380U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラスチツクのキヤビネツト等に補
強のために取付ける金属補強板に関するものであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、プラスチツクの取付け部の溝に嵌合
する挿入部を有する金属補強板において、その挿
入部に凸部を形成することにより、嵌合の際の抜
きバリの影響を除去したものである。
〔従来の技術〕
スピーカーを有する機器のキヤビネツト等にプ
ラスチツクがよく使用されているが、このような
プラスチツク・キヤビネツトは大型になると、そ
の天面の強度が弱くなるので補強をする必要が生
じる。
第3図は、その補強方法の1つを示す部分的断
面図である。10は金属補強板、11はその挿入
部、12はその抜きバリ、21はプラスチツク取
付け部(リブ)、22はその溝を示す。金属補強
板10は、板金ステーとも称し、あとで説明する
第1図に示すようにキヤビネツト天面20に対応
する長さを有する。抜きバリ11は、このような
板金ステーを製作する際に生じるもので、先端が
尖つた微小な突起である。プラスチツク・リブ2
1は、キヤビネツト天面20に金属補強板10を
取付けるために設けられたものである。溝22
は、金属補強板10の挿入部11を挿入・嵌合す
るためのもので、その溝の縦幅は挿入部11の厚
さに合わせてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
金属補強板10をプラスチツク・リブ21の溝
22に嵌合する際、金属補強板10の挿入部11
に抜きバリ12があるため、溝22の面が第4図
に示すように抜きバリ12によつて削り取られ、
溝22の幅が大きくなつてしまう。第4図はその
嵌合状態を示す部分的断面図で、同図の23が抜
きバリ12により削り取られた跡を示す。その結
果嵌合ガタが生じ、特にスピーカーを有する機器
においてはこれがビリツキの発生原因となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するため、挿入部
11に抜きバリ12と同一方向にこれより高い凸
部13を形成した(第1図参照)。
〔作用〕
挿入部11に抜きバリ12と同一方向にこれよ
り高い凸部13があるので、溝22の面に抜きバ
リ12が接触せず、プラスチツクが削り取られる
ことはなくなる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の好適な実施例を示す斜視図、
第2図はその嵌合状態を示す部分的断面図であ
る。これらの図において、既に説明した部分には
同じ符号を付してある。20はキヤビネツト天
面、30は金属補強板10を取付けるためのボ
ス、31はネジを示す。13は、本考案により金
属補強板10の挿入部11に形成した凸部であ
る。この凸部13は、抜きバリ12と同じ方向に
且つこれより高く形成する必要がある。図示のよ
うに絞りによつて凸部13を形成するのが最も簡
単であるが、他の方法により形成してもよい。プ
ラスチツク・リブ21はキヤビネツト20の天面
に下方に突出して数か所設けられ、取付け用のボ
ス30はキヤビネツト天面20の左右両端位置に
設けられている。
このように凸部13を形成した金属補強板10
の挿入部11を溝22に挿入・嵌合し、ボス30
にネジ止めして金属補強板10を固定する。第2
図に示すように、金属補強板10の先端下方に突
出した抜きバリ12は凸部13により溝22の面
と接触しないので、溝22の面が削り取られるこ
とはない。しかし、凸部13は溝22の面と接触
するので、嵌合は良好に行なわれ嵌合ガタを生じ
ない。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案によれば、プラス
チツク・キヤビネツトの天面のように補強を必要
とするプラスチツク部分に金属補強板を取付ける
に当たり、プラスチツク取付け部の溝に嵌合する
その挿入部に抜きバリと同方向にこれより高い凸
部を形成したので、溝の面が挿入部の先端に出て
いる抜きバリによつて削り取られることによる嵌
合のガタツキがなくなり、嵌合不十分によるスピ
ーカーのビリツキ発生が緩和される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例を示す斜視図、
第2図はその嵌合状態を示す部分的断面図、第3
図は本考案によらない場合の例を示す部分的断面
図、第4図はその嵌合状態を示す部分的断面図で
ある。 10……金属補強板、11……挿入部、12…
…抜きバリ、13……凸部、21……プラスチツ
ク取付け部、22……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクの取付け部の溝に嵌合する挿入部
    を有する金属補強板であつて、上記挿入部に抜き
    バリと同一方向にこれより高い凸部を形成して上
    記溝に嵌合させるようにしたプラスチツクに取付
    ける金属補強板。
JP3665485U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPH0346542Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3665485U JPH0346542Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JP3665485U JPH0346542Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS61153380U JPS61153380U (ja) 1986-09-22
JPH0346542Y2 true JPH0346542Y2 (ja) 1991-10-01

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ID=30542039

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JP3665485U Expired JPH0346542Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333091Y2 (ja) * 1987-03-20 1991-07-12
JP2834903B2 (ja) * 1991-05-20 1998-12-14 三菱電機株式会社 回路遮断器

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Publication number Publication date
JPS61153380U (ja) 1986-09-22

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