JPH0541450Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541450Y2 JPH0541450Y2 JP9714189U JP9714189U JPH0541450Y2 JP H0541450 Y2 JPH0541450 Y2 JP H0541450Y2 JP 9714189 U JP9714189 U JP 9714189U JP 9714189 U JP9714189 U JP 9714189U JP H0541450 Y2 JPH0541450 Y2 JP H0541450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- clip
- locking
- lamp body
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、合成樹脂レンズを用いたヘツドラン
プのような車両用灯具に関するものである。
プのような車両用灯具に関するものである。
《従来の技術》
従来のこの種の車両用灯具では、第８図および
第９図に示すように、ハウジング２０の前面開口
部２１の外周部にレンズ座面部の挿入凹部２２と
係止部２３とを設け、この挿入凹部２２にレンズ
２４のレンズ座面部２５の端部をホツトメルト２
６を介して挿入してハウジング２０にレンズ２４
を取り付け、レンズ座面部２５の外面部にカマボ
コ形の係止突起２７を設けるとともに、クリツプ
２８の一端部を前記係止部２３に係止するととも
に、クリツプ２８の他端部を前記係止突起２７に
係止してハウジング２０にレンズ２４を取り付け
た構成にしてある。
第９図に示すように、ハウジング２０の前面開口
部２１の外周部にレンズ座面部の挿入凹部２２と
係止部２３とを設け、この挿入凹部２２にレンズ
２４のレンズ座面部２５の端部をホツトメルト２
６を介して挿入してハウジング２０にレンズ２４
を取り付け、レンズ座面部２５の外面部にカマボ
コ形の係止突起２７を設けるとともに、クリツプ
２８の一端部を前記係止部２３に係止するととも
に、クリツプ２８の他端部を前記係止突起２７に
係止してハウジング２０にレンズ２４を取り付け
た構成にしてある。
《考案が解決しようとする課題》
しかしながら、クリツプ２８を係止部２３と係
止突起２７とに引つ掛けてハウジング２０にレン
ズ２４を連結するようにしてあり、この係止突起
２７はカマボコ形であるために、クリツプ２８が
脱落し易く、ハウジング２０とレンズ２４との連
結が確実なものにならなかつた。
止突起２７とに引つ掛けてハウジング２０にレン
ズ２４を連結するようにしてあり、この係止突起
２７はカマボコ形であるために、クリツプ２８が
脱落し易く、ハウジング２０とレンズ２４との連
結が確実なものにならなかつた。
また、第８図に仮想線に示すようにレンズ２４
に庇部２９を形成した場合、係止突起２７がある
ためにレンズ２４のレンズ座面部２５は、矢印の
方向に移動するスライド式の金型で成形すること
ができなかつた。
に庇部２９を形成した場合、係止突起２７がある
ためにレンズ２４のレンズ座面部２５は、矢印の
方向に移動するスライド式の金型で成形すること
ができなかつた。
本考案は上記の事情に鑑み成されたものであつ
て、その目的とするところは、従来のクリツプの
係止に、このクリツプを係止突起に引つ掛けて行
つていたのに比べ、クリツプの脱落がなくなり、
ランプボデーとレンズとの連結が確実なものにな
る車両用灯具を提供することにある。
て、その目的とするところは、従来のクリツプの
係止に、このクリツプを係止突起に引つ掛けて行
つていたのに比べ、クリツプの脱落がなくなり、
ランプボデーとレンズとの連結が確実なものにな
る車両用灯具を提供することにある。
《課題を解決するための手段》
上記の目的を達成するために、本考案は、ラン
プボデーの前面開口部の外周部にレンズ座面部の
挿入凹部と係止部とを設け、この挿入凹部にレン
ズのレンズ座面部の端部を充填材を介して挿入し
てランプボデーにレンズを取り付けた車両用灯具
において、レンズ座面部の外面部にフランジ部を
設けるとともに、このフランジ部に前記レンズ座
面部にたいしてほぼ平行な突起と穴を設け、クリ
ツプの一端部を前記係止部に係止するとともに、
クリツプの他端部を前記突起に係止してランプボ
デーにレンズを取り付けた構成にしてある。
プボデーの前面開口部の外周部にレンズ座面部の
挿入凹部と係止部とを設け、この挿入凹部にレン
ズのレンズ座面部の端部を充填材を介して挿入し
てランプボデーにレンズを取り付けた車両用灯具
において、レンズ座面部の外面部にフランジ部を
設けるとともに、このフランジ部に前記レンズ座
面部にたいしてほぼ平行な突起と穴を設け、クリ
ツプの一端部を前記係止部に係止するとともに、
クリツプの他端部を前記突起に係止してランプボ
デーにレンズを取り付けた構成にしてある。
《作用》
クリツプの脱落をなくし、ランプボデーとレン
ズとの連結を確実なものにする。
ズとの連結を確実なものにする。
《実施例》
以下、本考案の一実施例を第１図乃至第７図に
基づいて説明する。第１図は本考案に係わる車両
用灯具の一実施例の縦断面図である。第１図中１
はランプボデーＤであるハウジング、２は合成樹
脂性のレンズ、３はリフレクターである。ハウジ
ング１は前面開口部４を備えており、ハウジング
１の、前面開口部４側の外周部には断面Ｔ字形状
の突条５が全周に亘つて形成してあり、この突条
５と前半部５ａとハウジング１の前端部１ａとの
間にレンズ座面部の挿入凹部５が形成してあり、
また、突条５の後半部５ｂは係止部６に成されて
いる。
基づいて説明する。第１図は本考案に係わる車両
用灯具の一実施例の縦断面図である。第１図中１
はランプボデーＤであるハウジング、２は合成樹
脂性のレンズ、３はリフレクターである。ハウジ
ング１は前面開口部４を備えており、ハウジング
１の、前面開口部４側の外周部には断面Ｔ字形状
の突条５が全周に亘つて形成してあり、この突条
５と前半部５ａとハウジング１の前端部１ａとの
間にレンズ座面部の挿入凹部５が形成してあり、
また、突条５の後半部５ｂは係止部６に成されて
いる。
前記レンズ２の裏面の外側部にはレンズ座面部
７が形成してあり、このレンズ座面部７の外面に
は、このレンズ座面部７に対してほぼ直角にフラ
ンジ部８が突設してあり、このフランジ部８にほ
ぼ台形状の突起１５とこの突起１５の幅と同じか
もしくはその幅よりやや大き目のスリツト状の穴
９が形成してある。このように構成された突起１
５はレンズ座面部７とほぼ平行に成されている。
レンズ２の外端部にはレンズ２の延長部分よりな
る庇部（ぼろ隠し）１０が設けてある。この庇部
１０とレンズ座面部７とはほぼ同方向に、ハ字状
に開いた状態で相対抗している。
７が形成してあり、このレンズ座面部７の外面に
は、このレンズ座面部７に対してほぼ直角にフラ
ンジ部８が突設してあり、このフランジ部８にほ
ぼ台形状の突起１５とこの突起１５の幅と同じか
もしくはその幅よりやや大き目のスリツト状の穴
９が形成してある。このように構成された突起１
５はレンズ座面部７とほぼ平行に成されている。
レンズ２の外端部にはレンズ２の延長部分よりな
る庇部（ぼろ隠し）１０が設けてある。この庇部
１０とレンズ座面部７とはほぼ同方向に、ハ字状
に開いた状態で相対抗している。
前記レンズ２は金型により成形されるのである
が、この場合、第４図に示すように、前記庇部１
０とレンズ座面部７とはスライド式の金型１１を
用いて白抜き矢印の方向に金型１１を移動して成
形される。この場合、第５図に示すように前記フ
ランジ部８の長さＬに等しい突起部分１６が形成
される。そして、レンズ２の成形時、矢印で示す
成型方向に金型１２を抜くとき、前記突起部分１
６の内側部分イは一緒に抜かれて、フランジ部８
に前記穴９が成形される。
が、この場合、第４図に示すように、前記庇部１
０とレンズ座面部７とはスライド式の金型１１を
用いて白抜き矢印の方向に金型１１を移動して成
形される。この場合、第５図に示すように前記フ
ランジ部８の長さＬに等しい突起部分１６が形成
される。そして、レンズ２の成形時、矢印で示す
成型方向に金型１２を抜くとき、前記突起部分１
６の内側部分イは一緒に抜かれて、フランジ部８
に前記穴９が成形される。
このように成形されたレンズ２のレンズ座面部
７の端部を、ハウジング１の挿入凹部５に挿入
し、充填材であるホツトメルト１３によつてレン
ズ座面部７がハウジング１に取り付けてある。そ
して、側面Ｃ状のクリツプ１４の一端部を前記係
止部６に係止し、クリツプ１４の他端部を前記突
起１５に係止してレンズ２とレンズ座面部７との
連結を確実なものにしている。
７の端部を、ハウジング１の挿入凹部５に挿入
し、充填材であるホツトメルト１３によつてレン
ズ座面部７がハウジング１に取り付けてある。そ
して、側面Ｃ状のクリツプ１４の一端部を前記係
止部６に係止し、クリツプ１４の他端部を前記突
起１５に係止してレンズ２とレンズ座面部７との
連結を確実なものにしている。
このように構成された車両用灯具Ａは車体１７
に取り付けられるが、この場合、前記クリツプ１
４によつて連結された連結部分Ｂおよび車両用灯
具Ａと車体１７との隙間Ｃは前記庇部１０によつ
て隠される。
に取り付けられるが、この場合、前記クリツプ１
４によつて連結された連結部分Ｂおよび車両用灯
具Ａと車体１７との隙間Ｃは前記庇部１０によつ
て隠される。
したがつて、車両用灯具Ａは、前方より見た場
合、前記連結部分Ｂおよび隙間Ｃが見えず外観意
匠が良好になる。
合、前記連結部分Ｂおよび隙間Ｃが見えず外観意
匠が良好になる。
なお、上記の実施例においては、ハウジング１
とリフレクター３とを別体にしたが、ハウジング
１の内面を直接にリフレクターにして、これらを
ランプボデーＤとしても良い。
とリフレクター３とを別体にしたが、ハウジング
１の内面を直接にリフレクターにして、これらを
ランプボデーＤとしても良い。
また、前記穴９は第７図に示すように応力集中
が生じないように突起１５の幅より大きくし、角
部にＲを付けてもよい。
が生じないように突起１５の幅より大きくし、角
部にＲを付けてもよい。
《考案の効果》
以上説明したように、本考案は、ランプボデー
の前面開口部の外周部にレンズ座面部の挿入凹部
と係止部とを設け、この挿入凹部にレンズのレン
ズ座面部の端部を充填材を介して挿入してランプ
ボデーにレンズを取り付けた車両用灯具におい
て、レンズ座面部の外面部にフランジ部を設ける
とともに、このフランジ部に前記レンズ座面部に
たいしてほぼ平行な突起と穴を設け、クリツプの
一端部を前記係止部に係止するとともに、クリツ
プの他端部を前記突起に係止してランプボデーに
レンズを取り付けたから、従来のクリツプの係止
に、このクリツプを係止突起に引つ掛けて行つて
いたのに比べ、クリツプの脱落がなくなり、ラン
プボデーとレンズとの連結が確実なものになる。
の前面開口部の外周部にレンズ座面部の挿入凹部
と係止部とを設け、この挿入凹部にレンズのレン
ズ座面部の端部を充填材を介して挿入してランプ
ボデーにレンズを取り付けた車両用灯具におい
て、レンズ座面部の外面部にフランジ部を設ける
とともに、このフランジ部に前記レンズ座面部に
たいしてほぼ平行な突起と穴を設け、クリツプの
一端部を前記係止部に係止するとともに、クリツ
プの他端部を前記突起に係止してランプボデーに
レンズを取り付けたから、従来のクリツプの係止
に、このクリツプを係止突起に引つ掛けて行つて
いたのに比べ、クリツプの脱落がなくなり、ラン
プボデーとレンズとの連結が確実なものになる。
第１図は本考案の一実施例の縦断面図、第２図
はハウジングの縦断面図、第３図はレンズ座面部
の穴の部分の斜視図、第４図、第５図はレンズの
金型による成形方法の説明図、第６図は第１図
方向からの矢視図、第７図はフランジ部における
穴の他の実施態様を示す斜視図、第８図は従来の
車両用灯具の一部省略した縦断面図、第９図は第
８図方向からの矢視図である。 １……ハウジング、２……レンズ、３……リフ
レクター、５……挿入凹部、６……係止部、７…
…レンズ座面部、８……フランジ部、９……穴、
１５……突起、Ｄ……ランプボデー。
はハウジングの縦断面図、第３図はレンズ座面部
の穴の部分の斜視図、第４図、第５図はレンズの
金型による成形方法の説明図、第６図は第１図
方向からの矢視図、第７図はフランジ部における
穴の他の実施態様を示す斜視図、第８図は従来の
車両用灯具の一部省略した縦断面図、第９図は第
８図方向からの矢視図である。 １……ハウジング、２……レンズ、３……リフ
レクター、５……挿入凹部、６……係止部、７…
…レンズ座面部、８……フランジ部、９……穴、
１５……突起、Ｄ……ランプボデー。
Claims (1)
- ランプボデーの前面開口部の外周部にレンズ座
面部の挿入凹部と係止部とを設け、この挿入凹部
にレンズのレンズ座面部の端部を充填材を介して
挿入してランプボデーにレンズを取り付けた車両
用灯具において、レンズ座面部の外面部にフラン
ジ部を設けるとともに、このフランジ部に前記レ
ンズ座面部にたいしてほぼ平行な突起と穴を設
け、クリツプの一端部を前記係止部に係止すると
ともに、クリツプの他端部を前記突起に係止して
ランプボデーにレンズを取り付けたことを特徴と
する車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9714189U JPH0541450Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9714189U JPH0541450Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337708U JPH0337708U (ja) | 1991-04-11 |
| JPH0541450Y2 true JPH0541450Y2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=31646291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9714189U Expired - Lifetime JPH0541450Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541450Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008096349A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tlv Co Ltd | 温度センサ |
| JP4833090B2 (ja) * | 2007-01-15 | 2011-12-07 | 株式会社テイエルブイ | 温度センサ |
| CN203302906U (zh) * | 2013-06-17 | 2013-11-27 | 金文杰 | 控温式无烟电烤炉 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP9714189U patent/JPH0541450Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337708U (ja) | 1991-04-11 |
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