JPH0541334U - ワイヤハーネスの仮保持装置 - Google Patents
ワイヤハーネスの仮保持装置Info
- Publication number
- JPH0541334U JPH0541334U JP088742U JP8874291U JPH0541334U JP H0541334 U JPH0541334 U JP H0541334U JP 088742 U JP088742 U JP 088742U JP 8874291 U JP8874291 U JP 8874291U JP H0541334 U JPH0541334 U JP H0541334U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- jig
- robot
- locking
- holding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】多数本の電線を所定形状に整形したワイヤハー
ネスを、寸法精度の良いセット板(治具)に仮保持せし
めて、ワイヤハーネスの整形を維持し、この維持状態で
ロボットによるワイヤハーネスの握持作業を行なわせ
る。 【構成】多数本の電線を束ねて予め所望形状に整形され
たワイヤハーネス11における各分岐端部には、電気器
具あるいは他のワイヤハーネスと接続するためのコネク
タ12が接続されている。ワイヤハーネス11を仮保持
せしめるために、寸法精度の良い例えば金属板で形成さ
れた治具14には、ワイヤハーネス11を位置決めする
ための係止ピンに係止される係止孔17を有する係止金
具16が複数個ワイヤハーネス11に取付けてある。
ネスを、寸法精度の良いセット板(治具)に仮保持せし
めて、ワイヤハーネスの整形を維持し、この維持状態で
ロボットによるワイヤハーネスの握持作業を行なわせ
る。 【構成】多数本の電線を束ねて予め所望形状に整形され
たワイヤハーネス11における各分岐端部には、電気器
具あるいは他のワイヤハーネスと接続するためのコネク
タ12が接続されている。ワイヤハーネス11を仮保持
せしめるために、寸法精度の良い例えば金属板で形成さ
れた治具14には、ワイヤハーネス11を位置決めする
ための係止ピンに係止される係止孔17を有する係止金
具16が複数個ワイヤハーネス11に取付けてある。
Description
【0001】
本考案は、多数本の電線が束ねられたワイヤハーネスを例えばロボット等の自 動組立装置によって、車体等に組付けるために使用するワイヤハーネスの仮保持 装置に関するものである。
【0002】
図1は例えば車体に組付けられるワイヤハーネス1の一例を示すものであって 、このワイヤハーネス1は、多数本の電線2が所望の長さに裁断され、かつ所定 の形状に整形されて束ねられたものであり、さらにそれら電線束の先端部には適 宜コネクタ3が接続されているものである。
【0003】
ところがかかる構造のワイヤハーネス1にあっては、特に自動車用として整形 されたワイヤハーネス1は、その長さが1m以上にも及ぶ長尺のものであり、し かも数十本以上の電線が束ねられているものであるためその重量も莫大なものと なっている。
【0004】 従ってこのような大型かつ重いワイヤハーネス1を、例えば自動車の車体へ組 付けるため、整形されたワイヤハーネスを所定位置(ロボットが握持できる場所 )まで移送する間に、そのワイヤハーネスの自重で整形が崩れてしまい、これが 原因でワイヤハーネス1をロボット等により握持させようとするとき、ロボット による握持器が、所定のワイヤハーネス握持部を握かみ得ず、従ってロボットに よるワイヤハーネスの握持移送がなされず、このワイヤハーネスのロボットによ る車体への組付けが不可能となるという問題点があった。
【0005】
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもので、多数本の電線を所定 形状に整形したワイヤハーネスを、寸法精度の良いセット板(治具)に仮保持せ しめて、ワイヤハーネスの整形を維持し、この維持状態でロボットによるワイヤ ハーネスの握持作業を行なわせれば、そのロボットによるワイヤハーネスの所定 位置握持が確実に行なえ、これによりロボットによるワイヤハーネスの組付作業 を確実に行なわせることができるようにしたワイヤハーネスの仮保持装置を提供 することにある。
【0006】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0007】 11は多数本の電線13を束ねて予め所望形状に整形されたワイヤハーネスで あって、このワイヤハーネス11における各分岐端部には、電気器具あるいは他 のワイヤハーネスと接続するためのコネクタ12が接続されている。14は上記 のワイヤハーネス11を仮保持せしめるために、寸法精度の良い例えば金属板で 形成された治具であって、この治具14には上記ワイヤハーネス11を位置決め するための係止ピン15が適所に突設されている。16は、上記係止ピン15に 係止される係止孔17を有する係止金具であって、この係止金具16は前記係止 ピン15の配置位置に対応して複数個の係止金具16がワイヤハーネス11に取 付けている 以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について述べると、予め整形さ れたワイヤハーネス11を、治具14に仮保持せしめるために、このワイヤハー ネス11に係止金具16を取付け、この係止金具16を介してワイヤハーネス1 1を治具14に仮保持せしめる(図4参照)。この状態でワイヤハーネス11を 所定の組付作業位置に搬送せしめれば、ワイヤハーネス11の整形が崩れること なく、所定の位置に搬送できる。
【0008】 かくして治具14と共に搬送されたワイヤハーネス11を、ロボット装置18 により握み、その治具14から取り外して所定の例えば車体等の取付位置へ移動 し、そのワイヤハーネス11の組付けを行なうものであるが、ロボット装置18 により握持使用とするワイヤハーネス11は、治具14により、その整形が、ロ ボット装置18により握持させるに適した位置(形状)に保持されていることか ら、ロボット装置によるワイヤハーネス11の握持が確実になされ、その結果、 ワイヤハーネスの取付作業が正確に行なえロボットによるワイヤハーネスの組付 作業の信頼性も向上される。
【0009】
以上のように本考案は、形状安定性に優れた板材の適所に突設した複数の係止 ピン15を設けた治具14と、上記係止ピンに係止される係止孔17を穿設した 複数個の係止金具16とを有し、該係止金具16を介してワイヤハーネス11を 前記治具14に仮保持せしめるワイヤハーネスの仮保持装置であるから、これに よれば、ロボット装置18により握持使用とするワイヤハーネス11は、治具1 4により、その整形が、ロボット装置18により握持させるに適した位置(形状 )に保持されていることから、ロボット装置によるワイヤハーネス11の握持が 確実になされ、その結果、ワイヤハーネスの取付作業が正確に行なえロボットに よるワイヤハーネスの組付作業の信頼性も向上されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤハーネスのみの斜視図。
【図2】本考案実施例の構造説明図。
【図3】本考案実施例の要部拡大斜視図。
【図4】本考案実施例の作用説明図。
11…ワイヤハーネス 12…コネクタ 13…電線 14…治具 15…係止ピン 16…係止金具 17…係止孔
Claims (1)
- 【請求項1】 形状安定性に優れた板材の適所に突設し
た複数の係止ピン(15)を設けた治具(14)と、上
記係止ピンに係止される係止孔(17)を穿設した複数
個の係止金具(16)とを有し、該係止金具(16)を
介してワイヤハーネス(11)を前記治具(14)に仮
保持せしめることを特徴とするワイヤハーネスの仮保持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP088742U JPH0541334U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ワイヤハーネスの仮保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP088742U JPH0541334U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ワイヤハーネスの仮保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541334U true JPH0541334U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13951373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP088742U Pending JPH0541334U (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ワイヤハーネスの仮保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541334U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0388218A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-12 | Yazaki Corp | ワイヤハーネスの製造方法及びワイヤハーネス用プロテクタ |
JPH03138819A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-13 | Yazaki Corp | ワイヤハーネスの製造方法及びワイヤハーネス用集束具 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP088742U patent/JPH0541334U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0388218A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-12 | Yazaki Corp | ワイヤハーネスの製造方法及びワイヤハーネス用プロテクタ |
JPH03138819A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-13 | Yazaki Corp | ワイヤハーネスの製造方法及びワイヤハーネス用集束具 |
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