JPH0541262Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541262Y2 JPH0541262Y2 JP1985057321U JP5732185U JPH0541262Y2 JP H0541262 Y2 JPH0541262 Y2 JP H0541262Y2 JP 1985057321 U JP1985057321 U JP 1985057321U JP 5732185 U JP5732185 U JP 5732185U JP H0541262 Y2 JPH0541262 Y2 JP H0541262Y2
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- JP
- Japan
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- plunger
- fuel
- control sleeve
- hole
- cut
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 70
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 41
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 41
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/24—Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/36—Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
- F02M59/361—Valves being actuated mechanically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、デイーゼルエンジンに使用される
燃料噴射ポンプに関するものである。
燃料噴射ポンプに関するものである。
(従来の技術)
この種の燃料噴射ポンプとして、例えば実開昭
57−142167号公報に示されているように、プラン
ジヤに制御スリーブを摺動自在に外嵌し、プラン
ジヤと制御スリーブとの相対位置を変えて燃料の
噴射を制御するものは公知となつており、かかる
燃料噴射ポンプの従来例が第5図、第6図に示さ
れている。
57−142167号公報に示されているように、プラン
ジヤに制御スリーブを摺動自在に外嵌し、プラン
ジヤと制御スリーブとの相対位置を変えて燃料の
噴射を制御するものは公知となつており、かかる
燃料噴射ポンプの従来例が第5図、第6図に示さ
れている。
第5図、第6図において、プランジヤ8は、デ
イーゼルエンジンからの回転を受けてプランジヤ
バレル3内で往復動し、このプランジヤ8には制
御スリーブ24が摺動自在に外嵌されている。こ
のプランジヤバレル24には、一端がプランジヤ
8の上方の燃料圧室9に開口する縦孔31と、こ
の縦孔31と連通するようにプランジヤ8の外周
面に形成された傾斜溝40と、この傾斜溝の一端
でプランジヤ8の軸方向に沿つて形成された縦溝
41と、この縦溝41の下端にあつて前記縦孔3
1に接続される横孔42とが形成されている。一
方、制御スリーブ24は、コントロールロツド4
3に係合してこのコントロールロツド43を回動
することにより上下動し、この制御スリーブ24
にはカツトオフポート36が形成されている。し
かして、プランジヤ8を図示しない噴射量調節機
構を介して回動すると、プランジヤ8の横孔42
が制御スリーブ24により閉じられてからプラン
ジヤ8の傾斜溝40が制御スリーブ24のカツト
オフポート36に整合するまでの距離(有効スト
ローク)が変化して噴射量が調節され、コントロ
ールロツド43により制御スリーブ24を上下動
すると、プランジヤ8が上昇し始めてからプラン
ジヤ8の横孔42が制御スリーブ24により閉じ
られるまでの距離(プリストローク)が変化して
噴射タイミングが調節される。プランジヤ8の縦
溝41は無噴射状態を実現するためのもので、プ
ランジヤ8を回動してこの縦溝41とカツトオフ
ポート36とが同一平面内にあるようにすると、
プランジヤ8の横孔42が制御スリーブ24に閉
じられる前に縦溝41とカツトオフポート36が
整合し、燃料圧室9と制御スリーブ24の周囲の
燃料溜り室25とがプランジヤ8の縦孔41、傾
斜溝40及び縦溝41並びに制御スリーブ24の
カツトオフポート36を介して連通し、無噴射状
態とする。
イーゼルエンジンからの回転を受けてプランジヤ
バレル3内で往復動し、このプランジヤ8には制
御スリーブ24が摺動自在に外嵌されている。こ
のプランジヤバレル24には、一端がプランジヤ
8の上方の燃料圧室9に開口する縦孔31と、こ
の縦孔31と連通するようにプランジヤ8の外周
面に形成された傾斜溝40と、この傾斜溝の一端
でプランジヤ8の軸方向に沿つて形成された縦溝
41と、この縦溝41の下端にあつて前記縦孔3
1に接続される横孔42とが形成されている。一
方、制御スリーブ24は、コントロールロツド4
3に係合してこのコントロールロツド43を回動
することにより上下動し、この制御スリーブ24
にはカツトオフポート36が形成されている。し
かして、プランジヤ8を図示しない噴射量調節機
構を介して回動すると、プランジヤ8の横孔42
が制御スリーブ24により閉じられてからプラン
ジヤ8の傾斜溝40が制御スリーブ24のカツト
オフポート36に整合するまでの距離(有効スト
ローク)が変化して噴射量が調節され、コントロ
ールロツド43により制御スリーブ24を上下動
すると、プランジヤ8が上昇し始めてからプラン
ジヤ8の横孔42が制御スリーブ24により閉じ
られるまでの距離(プリストローク)が変化して
噴射タイミングが調節される。プランジヤ8の縦
溝41は無噴射状態を実現するためのもので、プ
ランジヤ8を回動してこの縦溝41とカツトオフ
ポート36とが同一平面内にあるようにすると、
プランジヤ8の横孔42が制御スリーブ24に閉
じられる前に縦溝41とカツトオフポート36が
整合し、燃料圧室9と制御スリーブ24の周囲の
燃料溜り室25とがプランジヤ8の縦孔41、傾
斜溝40及び縦溝41並びに制御スリーブ24の
カツトオフポート36を介して連通し、無噴射状
態とする。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来例においては、
圧送終了時に、戻し燃料が一方に開口の傾斜溝4
0から高速で流出し、制御スリーブ24に当た
り、その反力によりプランジヤ8を一方側(反傾
斜溝40側)に倒してしまう欠点を有していた。
圧送終了時に、戻し燃料が一方に開口の傾斜溝4
0から高速で流出し、制御スリーブ24に当た
り、その反力によりプランジヤ8を一方側(反傾
斜溝40側)に倒してしまう欠点を有していた。
そこで、この考案は、カツトオフ後の戻し燃料
により生じるプランジヤの倒れを防ぐことを課題
とするものである。
により生じるプランジヤの倒れを防ぐことを課題
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、この考案の要旨とするところは、プ
ランジヤに制御スリーブを摺動自在に外嵌し、こ
の制御スリーブと前記プランジヤとの相対位置を
変えて燃料の噴射を制御する燃料噴射ポンプにお
いて、前記プランジヤの上端に一端が開口する縦
孔と、この縦孔に接続されそれぞれの両端がプラ
ンジヤの外周面対向位置に開口の第1の横孔及び
第2の横孔と、この第1の横孔と第2の横孔とが
プランジヤの外周面に開口する開口端間をプラン
ジヤの外周面で接続し、対向する位置に第1及び
第2の傾斜溝とを前記プランジヤに形成すると共
に、前記制御スリーブにカツトオフポートを形成
したことにある。
ランジヤに制御スリーブを摺動自在に外嵌し、こ
の制御スリーブと前記プランジヤとの相対位置を
変えて燃料の噴射を制御する燃料噴射ポンプにお
いて、前記プランジヤの上端に一端が開口する縦
孔と、この縦孔に接続されそれぞれの両端がプラ
ンジヤの外周面対向位置に開口の第1の横孔及び
第2の横孔と、この第1の横孔と第2の横孔とが
プランジヤの外周面に開口する開口端間をプラン
ジヤの外周面で接続し、対向する位置に第1及び
第2の傾斜溝とを前記プランジヤに形成すると共
に、前記制御スリーブにカツトオフポートを形成
したことにある。
(作用)
したがつて、カツトオフ後、第1及び第2の横
孔32,33の両端からと、第1及び第2の傾斜
溝34,35とから高速で戻し燃料が流出する
が、それぞれ対向する位置に設けられているので
戻り燃料の反力もプランジヤに対して均等に受け
ることになり、該プランジヤの倒れが防がれる。
孔32,33の両端からと、第1及び第2の傾斜
溝34,35とから高速で戻し燃料が流出する
が、それぞれ対向する位置に設けられているので
戻り燃料の反力もプランジヤに対して均等に受け
ることになり、該プランジヤの倒れが防がれる。
(実施例)
第1図において、燃料噴射ポンプはデイーゼル
エンジンの本体に直接装着される形式のもので、
例えばアルミニウム合金製のポンプ本体1を有
し、このポンプ本体1にアセンブリ挿入孔2が縦
方向に形成され、このアセンブリ挿入孔2の上部
にプランジヤバレル3が挿入されている。このプ
ランジヤバレル3は例えば焼入れ鋼を素材とし、
上部バレル3aと下部バレル3bとがそれぞれ端
部で溶接等により接合されて構成されている。ま
た、上部バレル3aの上端は取付プレート4がか
しめ等により接合され、この取付プレート4が取
付ボルト5を介してポンプ本体1の上面に固定さ
れており、プランジヤバレル3をポンプ本体1に
吊り下げる形としてある。
エンジンの本体に直接装着される形式のもので、
例えばアルミニウム合金製のポンプ本体1を有
し、このポンプ本体1にアセンブリ挿入孔2が縦
方向に形成され、このアセンブリ挿入孔2の上部
にプランジヤバレル3が挿入されている。このプ
ランジヤバレル3は例えば焼入れ鋼を素材とし、
上部バレル3aと下部バレル3bとがそれぞれ端
部で溶接等により接合されて構成されている。ま
た、上部バレル3aの上端は取付プレート4がか
しめ等により接合され、この取付プレート4が取
付ボルト5を介してポンプ本体1の上面に固定さ
れており、プランジヤバレル3をポンプ本体1に
吊り下げる形としてある。
上部バレル3a及び下部バレル3bのそれぞれ
には、上部バレル3aに形成された凹部6を挟ん
でプランジヤ挿入孔7a,7bが同一軸線上に形
成され、このプランジヤ挿入孔7a,7bにプラ
ンジヤ8が摺動自在に挿入されている。このプラ
ンジヤ8の上方には燃料圧室9が設けられ、この
燃料圧室9は、プランジヤ挿入孔7a、プランジ
ヤ8、弁座体10及び送出弁11に囲まれて構成
されている。弁座体10は、上部バレル3aと該
上部バレル3aにねじ止めされた弁ホルダ12と
の間に挟まれ、この弁座体10に送出弁11が着
座している。送出弁11は、弁ホルダ12との間
に弾装された弁ばね13に押圧されており、燃料
圧室9の圧力が上昇すると弁ばね13に抗してリ
フトし、弁ホルダ12の上端に形成された吐出孔
14から燃料を吐出するようになつている。
には、上部バレル3aに形成された凹部6を挟ん
でプランジヤ挿入孔7a,7bが同一軸線上に形
成され、このプランジヤ挿入孔7a,7bにプラ
ンジヤ8が摺動自在に挿入されている。このプラ
ンジヤ8の上方には燃料圧室9が設けられ、この
燃料圧室9は、プランジヤ挿入孔7a、プランジ
ヤ8、弁座体10及び送出弁11に囲まれて構成
されている。弁座体10は、上部バレル3aと該
上部バレル3aにねじ止めされた弁ホルダ12と
の間に挟まれ、この弁座体10に送出弁11が着
座している。送出弁11は、弁ホルダ12との間
に弾装された弁ばね13に押圧されており、燃料
圧室9の圧力が上昇すると弁ばね13に抗してリ
フトし、弁ホルダ12の上端に形成された吐出孔
14から燃料を吐出するようになつている。
また、プランジヤ8の下端は下部ばね受け15
に係合していると共に、シム16を介してタペツ
ト17に当接している。このタペツト17は、ロ
ーラ18を保持しており、このローラ18が図示
しないカムに当接しエンジンからの駆動力を受け
るようになつている。
に係合していると共に、シム16を介してタペツ
ト17に当接している。このタペツト17は、ロ
ーラ18を保持しており、このローラ18が図示
しないカムに当接しエンジンからの駆動力を受け
るようになつている。
戻しばね19は、下部ばね受け15と上部ばね
受け20との間に弾装され、この戻しばね19に
よりプランジヤ8に戻し力が作用するようになつ
ている。
受け20との間に弾装され、この戻しばね19に
よりプランジヤ8に戻し力が作用するようになつ
ている。
噴射量調節部材21は、下部バレル3bの下部
に回動自在に設けられ、プランジヤ8に形成され
たフエース部8aに軸方向の移動のみを許すよう
係合している。また、この噴射量調節部材21に
はボール状の第1の突起22を介して第1のコン
トロールロツド23が連結されており、この第1
のコントロールロツド23を動かすことにより噴
射量調節部材21を介してプランジヤを回動する
ことができるようになつている。
に回動自在に設けられ、プランジヤ8に形成され
たフエース部8aに軸方向の移動のみを許すよう
係合している。また、この噴射量調節部材21に
はボール状の第1の突起22を介して第1のコン
トロールロツド23が連結されており、この第1
のコントロールロツド23を動かすことにより噴
射量調節部材21を介してプランジヤを回動する
ことができるようになつている。
第2図乃至第4図にも示すように、制御スリー
ブ24は、燃料溜り室25でプランジヤ8に摺動
自在に外嵌されている。燃料溜り室25は、一面
を除いて上部バレル3aの凹部6に囲まれて構成
されていると共に、ポンプ本体1に形成された燃
料入口と燃料戻り口(図示せず)に接続されてい
る。また、この制御スリーブ24は、該制御スリ
ーブ24の外周に周方向の横溝26が形成され、
この横溝26に連結部材27の偏心ピン28が係
合している。連結部材27は、ポンプ本体1に回
動自在に挿入され、一端に偏心ピン28が、他端
のフランジ部分にボール状の第2の突起29がそ
れぞれ設けられ、この第2の突起に第2のコント
ロールロツド30が係合しており、この第2のコ
ントロールロツド30を動かすことにより連結部
材27を介して制御スリーブ24を上下に移動で
きるようになつている。
ブ24は、燃料溜り室25でプランジヤ8に摺動
自在に外嵌されている。燃料溜り室25は、一面
を除いて上部バレル3aの凹部6に囲まれて構成
されていると共に、ポンプ本体1に形成された燃
料入口と燃料戻り口(図示せず)に接続されてい
る。また、この制御スリーブ24は、該制御スリ
ーブ24の外周に周方向の横溝26が形成され、
この横溝26に連結部材27の偏心ピン28が係
合している。連結部材27は、ポンプ本体1に回
動自在に挿入され、一端に偏心ピン28が、他端
のフランジ部分にボール状の第2の突起29がそ
れぞれ設けられ、この第2の突起に第2のコント
ロールロツド30が係合しており、この第2のコ
ントロールロツド30を動かすことにより連結部
材27を介して制御スリーブ24を上下に移動で
きるようになつている。
プランジヤ8には、一端が燃料圧室9に開口す
る縦孔31と、この縦孔31に接続され、且つプ
ランジヤ8の側面に開口する第1及び第2の横孔
32,33と、該第1及び第2の横孔32,33
の開口部間を接続する第1及び第2の傾斜溝3
4,35とが形成されている。縦孔31は、噴射
するための最小の燃料の流量が確保できる程度に
その径が小さく形成されている。また、下方に位
置する第1の横孔32は、噴射始めのタイミング
を決定するためのもので、プランジヤ8が上昇し
て該第1の横孔32を制御スリーブ24が閉じる
時が噴射始めとなる。第2の横孔33は、無噴射
状態を実現するためのものであり、制御スリーブ
24に形成されたカツトオフポート36との関係
において、プランジヤ8を回動して第2の横孔3
3とカツトオフポート36とが同一平面上にある
ようにした場合に、プランジヤ8が上昇して第1
の横孔32を制御スリーブ24が閉じると同時に
第2の横孔33とカツトオフポート36とを連通
させ、無噴射状態とするようになつている。該第
1及び第2の横孔32,33は、互いに直角方向
に形成されていると共に、その両端がプランジヤ
8の外周面に開口している。
る縦孔31と、この縦孔31に接続され、且つプ
ランジヤ8の側面に開口する第1及び第2の横孔
32,33と、該第1及び第2の横孔32,33
の開口部間を接続する第1及び第2の傾斜溝3
4,35とが形成されている。縦孔31は、噴射
するための最小の燃料の流量が確保できる程度に
その径が小さく形成されている。また、下方に位
置する第1の横孔32は、噴射始めのタイミング
を決定するためのもので、プランジヤ8が上昇し
て該第1の横孔32を制御スリーブ24が閉じる
時が噴射始めとなる。第2の横孔33は、無噴射
状態を実現するためのものであり、制御スリーブ
24に形成されたカツトオフポート36との関係
において、プランジヤ8を回動して第2の横孔3
3とカツトオフポート36とが同一平面上にある
ようにした場合に、プランジヤ8が上昇して第1
の横孔32を制御スリーブ24が閉じると同時に
第2の横孔33とカツトオフポート36とを連通
させ、無噴射状態とするようになつている。該第
1及び第2の横孔32,33は、互いに直角方向
に形成されていると共に、その両端がプランジヤ
8の外周面に開口している。
第1の傾斜溝34は、噴射終りを決定するため
もので、制御スリーブ24のカツトオフポート3
6側に形成され、プランジヤ8が上昇してこの第
1の傾斜溝34と制御スリーブ24のカツトオフ
ポート36とが整合すると、燃料圧室9と燃料溜
り室25とがプランジヤ8の縦孔31、第1及び
第2の横孔32,32及び該第1の傾斜溝34並
びに制御スリーブ24のカツトオフポート36と
を介して連通し、噴射終りとなるようにしてあ
る。一方、第2の傾斜溝34は、反カツトオフポ
ート側に形成されて燃料の噴射の制御には関与し
ないが、プランジヤ8の倒れを確実に防止するた
めのものである。即ち、第1の傾斜溝34とカツ
トオフポート36とが整合すると、燃料圧室9の
高圧の燃料がプランジヤ8の縦孔31、第1及び
第2の横孔32,33及び該第1の傾斜溝34並
びに制御スリーブ24のカツトオフポート36と
を介して燃料溜り室25に戻されるが、第1及び
第2の横孔32,33を通過した際には、制御ス
リーブ24の内面に衝突するようになる。したが
つて、横孔32,33の一端のみがプランジヤ8
の外周面に開口するように形成した場合にあつて
は、その高圧の燃料が一面からのみ噴射される形
となるので、その反力を受けてプランジヤ8が倒
れるようになる。そこで、この実施例において
は、横孔32,33の両端がプランジヤ8の外周
面に開口させて上記反力を両側から受けるように
すると共に、第1の傾斜溝34に対応して第2の
傾斜溝35を反対側に形成して両側から均等の反
力を受け、且つその反力を緩和するようにしたも
のである。
もので、制御スリーブ24のカツトオフポート3
6側に形成され、プランジヤ8が上昇してこの第
1の傾斜溝34と制御スリーブ24のカツトオフ
ポート36とが整合すると、燃料圧室9と燃料溜
り室25とがプランジヤ8の縦孔31、第1及び
第2の横孔32,32及び該第1の傾斜溝34並
びに制御スリーブ24のカツトオフポート36と
を介して連通し、噴射終りとなるようにしてあ
る。一方、第2の傾斜溝34は、反カツトオフポ
ート側に形成されて燃料の噴射の制御には関与し
ないが、プランジヤ8の倒れを確実に防止するた
めのものである。即ち、第1の傾斜溝34とカツ
トオフポート36とが整合すると、燃料圧室9の
高圧の燃料がプランジヤ8の縦孔31、第1及び
第2の横孔32,33及び該第1の傾斜溝34並
びに制御スリーブ24のカツトオフポート36と
を介して燃料溜り室25に戻されるが、第1及び
第2の横孔32,33を通過した際には、制御ス
リーブ24の内面に衝突するようになる。したが
つて、横孔32,33の一端のみがプランジヤ8
の外周面に開口するように形成した場合にあつて
は、その高圧の燃料が一面からのみ噴射される形
となるので、その反力を受けてプランジヤ8が倒
れるようになる。そこで、この実施例において
は、横孔32,33の両端がプランジヤ8の外周
面に開口させて上記反力を両側から受けるように
すると共に、第1の傾斜溝34に対応して第2の
傾斜溝35を反対側に形成して両側から均等の反
力を受け、且つその反力を緩和するようにしたも
のである。
尚、カツトオフポート36は、焼入れ鋼から成
る上部バレル3aの凹部6の内面に向けて開口し
ている。したがつて、このカツトオフポート36
から燃料溜り室25に戻る燃料は上部バレル3a
に当たり、アルミニウム合金製のポンプ本体1に
直接当たるのを防止することができ、耐久性が向
上するようにしてある。
る上部バレル3aの凹部6の内面に向けて開口し
ている。したがつて、このカツトオフポート36
から燃料溜り室25に戻る燃料は上部バレル3a
に当たり、アルミニウム合金製のポンプ本体1に
直接当たるのを防止することができ、耐久性が向
上するようにしてある。
上記構成において、第1図に示す状態から図示
しないカムを介してエンジンからの上方への力を
ローラ18が受けると、プランジヤ8の下部ばね
受け15、シム16、タペツト17及びローラ1
8と共に戻しばね19に抗して上昇する。しか
し、この場合は、未だプランジヤ8の第1の横孔
32が燃料溜り室25に開口し、燃料圧室9と燃
料溜り室25とがプランジヤ8の縦孔31と第1
の横孔32を介して連通しているので、燃料圧室
9の圧力が上昇せず、送出弁11は閉じたままで
燃料は圧送されない。
しないカムを介してエンジンからの上方への力を
ローラ18が受けると、プランジヤ8の下部ばね
受け15、シム16、タペツト17及びローラ1
8と共に戻しばね19に抗して上昇する。しか
し、この場合は、未だプランジヤ8の第1の横孔
32が燃料溜り室25に開口し、燃料圧室9と燃
料溜り室25とがプランジヤ8の縦孔31と第1
の横孔32を介して連通しているので、燃料圧室
9の圧力が上昇せず、送出弁11は閉じたままで
燃料は圧送されない。
さらにプランジヤ8が上昇すると、プランジヤ
8の第1の横孔32が制御スリーブ24により閉
じられ、燃料圧室9と燃料溜り室25との連通が
遮断され、燃料圧室9の燃料の圧力が上昇し、送
出弁11が弁ばね13に抗して開かれ、燃料圧室
9の燃料が吐出口14から吐出され始めるように
なり、この時が噴射始めであり、噴射始めまでの
プランジヤ8のリフト量がプリストロークであ
る。
8の第1の横孔32が制御スリーブ24により閉
じられ、燃料圧室9と燃料溜り室25との連通が
遮断され、燃料圧室9の燃料の圧力が上昇し、送
出弁11が弁ばね13に抗して開かれ、燃料圧室
9の燃料が吐出口14から吐出され始めるように
なり、この時が噴射始めであり、噴射始めまでの
プランジヤ8のリフト量がプリストロークであ
る。
さらにプランジヤ8が上昇すると、ついにはプ
ランジヤ8の第1の傾斜溝34が制御スリーブ2
4のカツトオフポート36にかかつて燃料圧室9
と燃料溜り室25とがプランジヤ8の縦孔31、
第1及び第2の横孔32,33及び第1の傾斜溝
34並びに制御スリーブ24のカツトオフポート
36を介して連通し、プランジヤ8の上昇に対し
て燃料圧室9の燃料が燃料溜り室25へ逃げるよ
うになるので、燃料圧室9の圧力が低下し、送出
弁11が閉じるようになり、この時が噴射終りで
あり、噴射始めから噴射終りまでのプランジヤ8
のリフト量が有効ストロークである。この噴射終
わりにあつては、第1の横孔32の両端及び該第
1の横孔32の両端と垂直方向に開口する第2の
横孔33の両端から四方に向けて高圧の燃料が第
1及び第2の傾斜溝34,35に対応する制御ス
リーブ24の内面へ流出し、前述したようにプラ
ンジヤ8の倒れをなくしてプランジヤ8の焼付き
等を防止する。
ランジヤ8の第1の傾斜溝34が制御スリーブ2
4のカツトオフポート36にかかつて燃料圧室9
と燃料溜り室25とがプランジヤ8の縦孔31、
第1及び第2の横孔32,33及び第1の傾斜溝
34並びに制御スリーブ24のカツトオフポート
36を介して連通し、プランジヤ8の上昇に対し
て燃料圧室9の燃料が燃料溜り室25へ逃げるよ
うになるので、燃料圧室9の圧力が低下し、送出
弁11が閉じるようになり、この時が噴射終りで
あり、噴射始めから噴射終りまでのプランジヤ8
のリフト量が有効ストロークである。この噴射終
わりにあつては、第1の横孔32の両端及び該第
1の横孔32の両端と垂直方向に開口する第2の
横孔33の両端から四方に向けて高圧の燃料が第
1及び第2の傾斜溝34,35に対応する制御ス
リーブ24の内面へ流出し、前述したようにプラ
ンジヤ8の倒れをなくしてプランジヤ8の焼付き
等を防止する。
そして、プランジヤ8の上昇行程が終了して下
降行程に入ると、燃料圧室9の圧力がさらに低下
し、プランジヤ8の第1の横孔32が燃料溜り室
25に開口することで燃料溜り室25の燃料が燃
料圧室9に吸入され、燃料溜り室25の不足分が
燃料入口から燃料溜り室25に送られ、再び元の
状態に戻る。
降行程に入ると、燃料圧室9の圧力がさらに低下
し、プランジヤ8の第1の横孔32が燃料溜り室
25に開口することで燃料溜り室25の燃料が燃
料圧室9に吸入され、燃料溜り室25の不足分が
燃料入口から燃料溜り室25に送られ、再び元の
状態に戻る。
噴射量の調節は、第1のコントロールロツド2
3を動かすことにより行う。このコントロールロ
ツド23を動かすと、該コントロールロツド23
に噴射量調節部材21の第1の突起22が係合し
ているので、噴射量調節部材21が回動し、さら
にこの噴射量調節部材21にプランジヤ8のフエ
ース部8aが係合しているので、プランジヤ8が
回動し、プランジヤ8と制御スリーブ24との周
方向の相対位置が変わる。このため、プランジヤ
8の第1の傾斜溝34が制御スリーブ25のカツ
トオフポート36と整合する位置が変化し、有効
ストロークが変わつて噴射量が調節されるもので
ある。この場合、プランジヤ8の第2の横孔33
と制御スリーブ24のカツトオフポート36とが
同一平面上にあるようにプランジヤ8を回動する
と、前述したように無噴射状態となる。
3を動かすことにより行う。このコントロールロ
ツド23を動かすと、該コントロールロツド23
に噴射量調節部材21の第1の突起22が係合し
ているので、噴射量調節部材21が回動し、さら
にこの噴射量調節部材21にプランジヤ8のフエ
ース部8aが係合しているので、プランジヤ8が
回動し、プランジヤ8と制御スリーブ24との周
方向の相対位置が変わる。このため、プランジヤ
8の第1の傾斜溝34が制御スリーブ25のカツ
トオフポート36と整合する位置が変化し、有効
ストロークが変わつて噴射量が調節されるもので
ある。この場合、プランジヤ8の第2の横孔33
と制御スリーブ24のカツトオフポート36とが
同一平面上にあるようにプランジヤ8を回動する
と、前述したように無噴射状態となる。
噴射タイミングの調節は、第2のコントロール
ロツド30を動かすことにより行われる。このコ
ントロールロツド30を動かすと、該コントロー
ルロツド30の連結部材27の第2の突起29に
係合しているので、連結部材27が回動し、この
連結部材27の偏心ピン28が制御スリーブ24
の横溝26に係合しているので、制御スリーブ2
4が上下に変位し、プリストロークが変化して噴
射タイミングが調整されるものである。また制御
スリーブ24も戻り燃料により変形を受け、本願
考案と異なりプランジヤ8に形成の横孔が1つだ
けの場合に力を受ける所が広がつて、該制御スリ
ーブ24の内孔が円錐状となつて傾きやすくエツ
ジ当たりが生じる不都合が発生するが、この考案
では上下に第1の横孔32と第2の横孔33をプ
ランジヤ8に有しているので、カツトオフ後の戻
り燃料が制御スリーブ24の上下に均等に当たる
ので、上下の変形を等しくすることができる。こ
れにより、制御スリーブ24の上下のバランスを
失わせることなく、渋りを発生することがない。
ロツド30を動かすことにより行われる。このコ
ントロールロツド30を動かすと、該コントロー
ルロツド30の連結部材27の第2の突起29に
係合しているので、連結部材27が回動し、この
連結部材27の偏心ピン28が制御スリーブ24
の横溝26に係合しているので、制御スリーブ2
4が上下に変位し、プリストロークが変化して噴
射タイミングが調整されるものである。また制御
スリーブ24も戻り燃料により変形を受け、本願
考案と異なりプランジヤ8に形成の横孔が1つだ
けの場合に力を受ける所が広がつて、該制御スリ
ーブ24の内孔が円錐状となつて傾きやすくエツ
ジ当たりが生じる不都合が発生するが、この考案
では上下に第1の横孔32と第2の横孔33をプ
ランジヤ8に有しているので、カツトオフ後の戻
り燃料が制御スリーブ24の上下に均等に当たる
ので、上下の変形を等しくすることができる。こ
れにより、制御スリーブ24の上下のバランスを
失わせることなく、渋りを発生することがない。
(考案の効果)
以上述べたように、この考案によれば、第1及
び第2の横孔32,33の両端がプランジヤ8の
外周面に対向して四方に開口されているので、プ
ランジヤ8は、カツトオフ後の戻り燃料の制御ス
リーブ24の内面に衝突する反力を四方から均等
に受けると共に、第1の傾斜溝34と第2の傾斜
溝35も対向する位置に形成されているので、戻
り燃料の反力も均等に受けることになり、プラン
ジヤ8の倒れが防がれるものである。
び第2の横孔32,33の両端がプランジヤ8の
外周面に対向して四方に開口されているので、プ
ランジヤ8は、カツトオフ後の戻り燃料の制御ス
リーブ24の内面に衝突する反力を四方から均等
に受けると共に、第1の傾斜溝34と第2の傾斜
溝35も対向する位置に形成されているので、戻
り燃料の反力も均等に受けることになり、プラン
ジヤ8の倒れが防がれるものである。
また、第1の横孔32と第2の横孔33とは、
プランジヤ8に軸方向に位置をずらして形成され
ているから、このプランジヤ8に嵌合している制
御スリーブ24にも、カツトオフ後の戻り燃料が
上下位置均等に当たり、該制御スリーブ24の変
形も上下均等に生じさせることから制御スリーブ
24の変形による不都合である傾きを生じること
も防ぐことができる。
プランジヤ8に軸方向に位置をずらして形成され
ているから、このプランジヤ8に嵌合している制
御スリーブ24にも、カツトオフ後の戻り燃料が
上下位置均等に当たり、該制御スリーブ24の変
形も上下均等に生じさせることから制御スリーブ
24の変形による不都合である傾きを生じること
も防ぐことができる。
第1図はこの考案の一実施例における燃料噴射
ポンプを示す断面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は同上に用いプランジヤと制御スリーブとを示
す斜視図、第5図は従来例を示す縦断面図、第6
図は第5図のC−C線断面図である。 8……プランジヤ、24……制御スリーブ、3
1……縦孔、32……第1の横孔、33……第2
の横孔、34……第1の傾斜溝、35……第2の
傾斜溝、36……カツトオフポート。
ポンプを示す断面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は同上に用いプランジヤと制御スリーブとを示
す斜視図、第5図は従来例を示す縦断面図、第6
図は第5図のC−C線断面図である。 8……プランジヤ、24……制御スリーブ、3
1……縦孔、32……第1の横孔、33……第2
の横孔、34……第1の傾斜溝、35……第2の
傾斜溝、36……カツトオフポート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プランジヤ8に制御スリーブ24を摺動自在に
外嵌し、この制御スリーブ24と前記プランジヤ
8との相対位置に変えて燃料の噴射を制御する燃
料制御ポンプにおいて、 前記プランジヤの上端が開口する縦孔31と、
この縦孔31に接続され、両端がプランジヤ8の
外周面対向位置に開口の第1の横孔32と、この
第1の横孔32から所定間隔を有して前記縦孔3
1に接続され、両端が前記第1の横孔32と垂直
方向に開口の第2の横孔33と、前記第1の横孔
32と第2の横孔33とがプランジヤ8の外周面
に開口する開口端間をプランジヤ8の外周面で接
続し、対向する位置に第1及び第2の傾斜溝3
4,35とを前記プランジヤ8に形成すると共
に、前記制御スリーブ24にカツトオフポート3
6を形成したことを特徴とする燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985057321U JPH0541262Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | |
US06/848,960 US4721442A (en) | 1985-04-17 | 1986-04-07 | Fuel injection pump |
DE3612709A DE3612709C2 (de) | 1985-04-17 | 1986-04-16 | Kraftstoffeinspritzpumpe für eine Brennkraftmaschine |
KR868605139U KR890008767Y1 (en) | 1985-04-17 | 1986-04-17 | Fuel injection pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985057321U JPH0541262Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61173772U JPS61173772U (ja) | 1986-10-29 |
JPH0541262Y2 true JPH0541262Y2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13052311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985057321U Expired - Lifetime JPH0541262Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4721442A (ja) |
JP (1) | JPH0541262Y2 (ja) |
KR (1) | KR890008767Y1 (ja) |
DE (1) | DE3612709C2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3633899A1 (de) * | 1986-10-04 | 1988-04-07 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
DE3644584A1 (de) * | 1986-12-27 | 1988-07-07 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
DE3902670A1 (de) * | 1989-01-30 | 1990-08-02 | Voest Alpine Automotive | Einspritzpumpe fuer dieselmotoren |
US5364243A (en) * | 1989-08-02 | 1994-11-15 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Fuel injection pump |
DE3926166A1 (de) * | 1989-08-08 | 1991-02-14 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer dieselbrennkraftmaschinen |
DE4100093A1 (de) * | 1991-01-04 | 1992-07-09 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen mit last- und/oder drehzahlabhaengigem einspritzverlauf |
US5266014A (en) * | 1991-03-11 | 1993-11-30 | Zexel Corporation | Prestroke adjustment mechanism for fuel injection pump |
JP2004270641A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Yanmar Co Ltd | ディーゼルエンジン |
DE602006018251D1 (de) * | 2006-03-06 | 2010-12-30 | Delphi Technologies Holding | Kraftstoffeinspritzpumpe |
CA2689820A1 (en) * | 2009-01-13 | 2010-07-13 | Miva Engineering Ltd. | Reciprocating pump |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789865U (ja) * | 1980-11-19 | 1982-06-02 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2348282A (en) * | 1941-05-01 | 1944-05-09 | Bendix Aviat Corp | Fuel injection apparatus |
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US2384012A (en) * | 1942-09-22 | 1945-09-04 | Bendix Aviat Corp | Fuel injection apparatus |
US2420164A (en) * | 1944-08-17 | 1947-05-06 | Bendix Aviat Corp | Pump |
AT163537B (de) * | 1946-09-13 | 1949-07-11 | Anton Dipl Ing Dr T Pischinger | Brennstoffeinspritzpumpe |
US2551053A (en) * | 1946-12-06 | 1951-05-01 | Gardiner M Rogers | Fuel pump |
US2810375A (en) * | 1953-04-13 | 1957-10-22 | Nordberg Manufacturing Co | Injection pump for internal combustion engines |
FR1493671A (fr) * | 1966-07-19 | 1967-09-01 | Bosch Gmbh Robert | Perfectionnements apportés aux moyens de régulation de débit des pompes d'injection de combustible |
JPS57142167A (en) * | 1981-02-25 | 1982-09-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Hollow cylindrical core armature for dc motor |
JPS612298Y2 (ja) * | 1981-04-18 | 1986-01-24 | ||
JPS5952175A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | 三菱電機株式会社 | 冷却装置 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP1985057321U patent/JPH0541262Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-04-07 US US06/848,960 patent/US4721442A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-16 DE DE3612709A patent/DE3612709C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-17 KR KR868605139U patent/KR890008767Y1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789865U (ja) * | 1980-11-19 | 1982-06-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3612709C2 (de) | 1994-03-10 |
DE3612709A1 (de) | 1986-10-23 |
JPS61173772U (ja) | 1986-10-29 |
KR890008767Y1 (en) | 1989-12-05 |
US4721442A (en) | 1988-01-26 |
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