JPH0541221U - ノイズフイルタ - Google Patents
ノイズフイルタInfo
- Publication number
- JPH0541221U JPH0541221U JP8920191U JP8920191U JPH0541221U JP H0541221 U JPH0541221 U JP H0541221U JP 8920191 U JP8920191 U JP 8920191U JP 8920191 U JP8920191 U JP 8920191U JP H0541221 U JPH0541221 U JP H0541221U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- ferrite
- substrate
- noise filter
- signal line
- Prior art date
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- Pending
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- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 輻射ノイズの減衰効果を大きくし、基板上の
実装密度を向上させるEMIフィルタを提供することを
目的とする。 【構成】 フェライトビーズ1に、抵抗2がリードワイ
ヤ3を介して接続され基板4に実装することで、パター
ン及びこの信号ラインと接続されるケーブルからの輻射
ノイズレベルを減少させる。
実装密度を向上させるEMIフィルタを提供することを
目的とする。 【構成】 フェライトビーズ1に、抵抗2がリードワイ
ヤ3を介して接続され基板4に実装することで、パター
ン及びこの信号ラインと接続されるケーブルからの輻射
ノイズレベルを減少させる。
Description
【0001】
本考案は、フェライトと抵抗を接続する構造に関するものである。
【0002】
従来の信号ライン用のノイズフィルタは、図6に示す様にフェライトビーズ1 8にリードワイヤ19を通して基板20上の信号パターン21に接続される構造 であった。
【0003】 しかし、フェライトだけのフィルタ効果では、電磁波を減衰させるのは不十分 だという欠点があった。
【0004】 フェライトの成分だけでは、減衰させる信号の遅れ時間が計算できないため、 量産した場合の推定ができないという問題があった。
【0005】
解決しようとしている問題点は、信号ラインに使用するフィルタの減衰量の増 幅が前述の構造ではできない点である。
【0006】 そこで、本考案はこのような問題を解決する為、その目的とするところは、フ ェライトと抵抗を組み合わせることで、信号ラインを伝わるノイズを除去する手 段を提供するところにある。
【0007】
本考案は、信号ラインに挿入するフィルタにおいて、ノイズの減衰量を増大さ せるために、フェライトと抵抗を一体的に組み合わせたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】 図1は、本考案の1実施例を示す斜視図であって、フェライトビーズ1に、抵 抗2がリードワイヤ3を介して接続され、基板4上の信号パターン5に実装され ている。本考案の主体はフェライトビーズと抵抗の組合せた複合部品の構造にあ るので、フェライト材及び抵抗の特性に関する説明は省略する。
【0009】 図2は、図1の断面図であり、メガネ形をしたフェライトビーズ6にリードワ イヤ8を通して、二つの穴の間で抵抗7を接続する。この3部品を一体化したも のを基板8上の信号パターン9に実装する。この場合、フェライトビーズ6の上 部に抵抗7を配置しているため、フェライトビーズ6と抵抗7の接続距離を最短 にでき、リードワイヤによるインダクタンス分を最小にできる。更に基板上での 実装面積をとることもない。
【0010】 図3は、図1の等価回路であり、10はフェライトビーズのインダクタンス成 分であり、11は抵抗成分である。
【0011】 図4の実施例は、フェライトビーズ12と抵抗13がリードワイヤ14を介し て直列に接続したものを一部品として、基板15上のパターン16に実装したも のである。図5は、図4の等価回路であり、17はフェライトビーズのインダク タンス成分であり、18は抵抗成分である。
【0012】 前記二つの実施例において、抵抗の値は、回路上の信号ラインのインピーダン スに合わせて自由に選択できる。例えば、ドライブ電流の大きな信号には高い抵 抗値を接続できるし、またドライブ電流が小さかったり信号の遅延時間の余裕が 少ない場合は低抵抗を接続すればよい。これらより、フェライトと抵抗の複合構 造の部品を挿入することにより、部品自体のノイズ減衰量を増大させ、パターン 及びこの信号ラインと接続されるケーブルからの輻射ノイズを押えることができ る。
【0013】
【考案の効果】 本考案は、フェライトと抵抗を組み合わせた部品を信号ラインに挿入すること で電子装置から輻射される電磁波ノイズを抑制することができる。更に、上記構 造が一部品でできるため、基板上の必要面積も最小にすることができる。
【図1】本考案のノイズフィルタの実施例を示す概要図
である。
である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】図1のノイズフィルタの等価回路図である。
【図4】本考案のノイズフィルタの他の実施例を示す概
要図である。
要図である。
【図5】図4のノイズフィルタの等価回路図である。
【図6】従来のEMIフィルタを示した図である。
1,6,13,20 フェライトビーズ 2,7,14 抵抗 3,8,15,21 リードワイヤ 4,9,16,22 基板 5,10,17,23 信号パターン 11,18 インダクタンス成分 12,19 抵抗成分
Claims (2)
- 【請求項1】 電子装置の信号ラインを伝わるノイズを
除去するためのノイズフィルタにおいて、フェライトビ
ーズと抵抗が一体になっていることを特徴とするノイズ
フィルタ。 - 【請求項2】 第1のフェライトビーズと第2のフェラ
イトビーズの間に抵抗を挿入したことを特徴とする請求
項1記載のノイズフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8920191U JPH0541221U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | ノイズフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8920191U JPH0541221U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | ノイズフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541221U true JPH0541221U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13964104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8920191U Pending JPH0541221U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | ノイズフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541221U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5386107U (ja) * | 1976-12-17 | 1978-07-15 | ||
JPS5386106U (ja) * | 1976-12-17 | 1978-07-15 | ||
JP2015133468A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-07-23 | 三菱電機株式会社 | プリント回路基板 |
EP3211776A2 (en) | 2016-02-29 | 2017-08-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electric motor drive power supply and control circuit and air conditioner |
KR20200144063A (ko) * | 2019-06-17 | 2020-12-28 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 회로 기판, 인덕터 및 무선 장치 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP8920191U patent/JPH0541221U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5386107U (ja) * | 1976-12-17 | 1978-07-15 | ||
JPS5386106U (ja) * | 1976-12-17 | 1978-07-15 | ||
JP2015133468A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-07-23 | 三菱電機株式会社 | プリント回路基板 |
EP3211776A2 (en) | 2016-02-29 | 2017-08-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electric motor drive power supply and control circuit and air conditioner |
KR20200144063A (ko) * | 2019-06-17 | 2020-12-28 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 회로 기판, 인덕터 및 무선 장치 |
US11310908B2 (en) | 2019-06-17 | 2022-04-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Circuit board, inductor, and radio apparatus |
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