JPH0541175A - ヘリツクス形進行波管 - Google Patents
ヘリツクス形進行波管Info
- Publication number
- JPH0541175A JPH0541175A JP19464991A JP19464991A JPH0541175A JP H0541175 A JPH0541175 A JP H0541175A JP 19464991 A JP19464991 A JP 19464991A JP 19464991 A JP19464991 A JP 19464991A JP H0541175 A JPH0541175 A JP H0541175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helix
- metal tape
- inner conductor
- cylindrical coaxial
- wave tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ヘリックス形進行波管のヘリックスの入出力端
部と同軸同軸線路との接続構造の改善である。 【構成】真空容器を形成する外導体5内に、ヘリックス
3がヘリックス支柱4により支持されている。ヘリック
ス3の端部が金属テープ2を介して円柱同軸内導体1の
端部に溶接されている。円柱同軸内導体1の端部は平面
状に金属テープ2の幅に面取りされており、金属テープ
と平面同志で溶接される構造になっている。 【効果】金属テープと円柱同軸内導体の溶接が行い易く
なり、溶接部の強度も従来に比べて増す。また、溶接部
での高周波電力の反射が起こりにくくなり、電気的特性
が従来に比べて改善されるという効果も有する。
部と同軸同軸線路との接続構造の改善である。 【構成】真空容器を形成する外導体5内に、ヘリックス
3がヘリックス支柱4により支持されている。ヘリック
ス3の端部が金属テープ2を介して円柱同軸内導体1の
端部に溶接されている。円柱同軸内導体1の端部は平面
状に金属テープ2の幅に面取りされており、金属テープ
と平面同志で溶接される構造になっている。 【効果】金属テープと円柱同軸内導体の溶接が行い易く
なり、溶接部の強度も従来に比べて増す。また、溶接部
での高周波電力の反射が起こりにくくなり、電気的特性
が従来に比べて改善されるという効果も有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリックス形進行波管
に関し、特に入出力部の構造に関する。
に関し、特に入出力部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリックス形進行波管は、図3に
示すようにヘリックスの入出力端部と同軸線路の接続部
において、ヘリックス3の端部が金属テープ2を介して
円柱同軸内導体1の端部に接合されている。ヘリックス
3及び円柱同軸内導体1にはモリブデンやタングステン
などが使用されており、直接溶接できないため、通常白
金などの材質からなる金属テープ2を介してレーザ溶接
により接続している。
示すようにヘリックスの入出力端部と同軸線路の接続部
において、ヘリックス3の端部が金属テープ2を介して
円柱同軸内導体1の端部に接合されている。ヘリックス
3及び円柱同軸内導体1にはモリブデンやタングステン
などが使用されており、直接溶接できないため、通常白
金などの材質からなる金属テープ2を介してレーザ溶接
により接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のヘリックス形進行波管の入出力端部は、ヘリックスの
端部が金属テープを介して円柱同軸内導体の端部に溶接
により接合されているが、金属テープ側の接合面が平面
なのに対し円柱同軸内導体側の接合面は曲面であるた
め、溶接できる部分の接触面積が小さく溶接作業が困難
であり、溶接部の強度も弱いという問題点があった。
のヘリックス形進行波管の入出力端部は、ヘリックスの
端部が金属テープを介して円柱同軸内導体の端部に溶接
により接合されているが、金属テープ側の接合面が平面
なのに対し円柱同軸内導体側の接合面は曲面であるた
め、溶接できる部分の接触面積が小さく溶接作業が困難
であり、溶接部の強度も弱いという問題点があった。
【0004】また、接合部の金属テープが円柱同軸内導
体の外形から大きくはみ出すために、接合部で高周波電
力の不要な反射が発生し、ヘリックス形進行波管の電気
的特性に悪影響を及ぼすという問題点もあった。
体の外形から大きくはみ出すために、接合部で高周波電
力の不要な反射が発生し、ヘリックス形進行波管の電気
的特性に悪影響を及ぼすという問題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるヘリックス
形進行波管は、金属テープを介してヘリックス端部が接
合される円柱同軸内導体の端部が平面状に面取りされて
いる。
形進行波管は、金属テープを介してヘリックス端部が接
合される円柱同軸内導体の端部が平面状に面取りされて
いる。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例のヘリックス形進行
波管の入出力部の断面図である。真空容器を形成する外
導体5内にヘリックス3がヘリックス支柱4により支持
されている。そしてヘリックス3の端部が金属テープ2
を介して円柱同軸内導体1の端部に接合されている。円
柱同軸内導体1の端部は平面状に金属テープ2の幅に面
取りされており、金属テープ2と平面同志で接合される
構造となっている。
る。図1は、本発明の第1の実施例のヘリックス形進行
波管の入出力部の断面図である。真空容器を形成する外
導体5内にヘリックス3がヘリックス支柱4により支持
されている。そしてヘリックス3の端部が金属テープ2
を介して円柱同軸内導体1の端部に接合されている。円
柱同軸内導体1の端部は平面状に金属テープ2の幅に面
取りされており、金属テープ2と平面同志で接合される
構造となっている。
【0007】図2は本発明の第2の実施例のヘリックス
形進行波管の入出力部の断面図である。図1の第1の実
施例と異なる点は、円柱同軸内導体1の面取り形状が円
柱同軸内導体1の軸方向に対して斜めになっている点で
ある。
形進行波管の入出力部の断面図である。図1の第1の実
施例と異なる点は、円柱同軸内導体1の面取り形状が円
柱同軸内導体1の軸方向に対して斜めになっている点で
ある。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ヘリック
スの入出力端部が円柱同軸内導体の端端に金属テープを
介して同軸線路に接続される構造を有するヘリックス形
進行波管において、金属テープが接合される円柱同軸内
導体の端部を平面状に面取りすることにより、接合面が
平面同志となり、溶接できる部分の接触面積が大きく、
溶接作業が行い易くなり、溶接部の強度も従来に比べて
増すという効果を有する。
スの入出力端部が円柱同軸内導体の端端に金属テープを
介して同軸線路に接続される構造を有するヘリックス形
進行波管において、金属テープが接合される円柱同軸内
導体の端部を平面状に面取りすることにより、接合面が
平面同志となり、溶接できる部分の接触面積が大きく、
溶接作業が行い易くなり、溶接部の強度も従来に比べて
増すという効果を有する。
【0009】また、接合部の金属テープが円柱同軸内導
体の外形から大きくはみ出さず円柱に近い形となるた
め、接合部での高周波電力の反射が起こりにくくなり、
ヘリックス形進行波管の電気的特性が従来に比べて改善
されるという効果をも有する。
体の外形から大きくはみ出さず円柱に近い形となるた
め、接合部での高周波電力の反射が起こりにくくなり、
ヘリックス形進行波管の電気的特性が従来に比べて改善
されるという効果をも有する。
【図1】本発明の第1の実施例の入出力端部の構造を示
し、(a)図は断面図、(b)図は(a)図のA−A’
断面の拡大図である。
し、(a)図は断面図、(b)図は(a)図のA−A’
断面の拡大図である。
【図2】本発明の第2実施例の入出力端部の構造を示
し、(a)図は断面図、(b)図は(a)図のB−B’
断面の拡大図である。
し、(a)図は断面図、(b)図は(a)図のB−B’
断面の拡大図である。
【図3】従来の入出力端部の構造を示し、(a)図は断
面図、(b)図は(a)図のC−C’断面の拡大図であ
る。
面図、(b)図は(a)図のC−C’断面の拡大図であ
る。
1 円柱同軸内導体 2 金属テープ 3 ヘリックス 4 ヘリックス支柱 5 外導体
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘリックスの入出力端部が同軸線路の円
柱同軸内導体の端部に金属テープを介して接続される構
造を有するヘリックス形進行波管において、前記金属テ
ープが接合される円柱同軸内導体の端部が平面状に面取
りされていることを特徴とするヘリックス形進行波管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19464991A JPH0541175A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ヘリツクス形進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19464991A JPH0541175A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ヘリツクス形進行波管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541175A true JPH0541175A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16328025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19464991A Pending JPH0541175A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ヘリツクス形進行波管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030012329A (ko) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | 국방과학연구소 | 조립성이 향상된 진행파관 |
JP2009016240A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Nec Microwave Inc | 進行波管 |
CN106334868A (zh) * | 2016-11-04 | 2017-01-18 | 安徽华东光电产业研究院有限公司 | 用于x波段空间行波管高频系统的焊接工装及定位方法 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP19464991A patent/JPH0541175A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030012329A (ko) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | 국방과학연구소 | 조립성이 향상된 진행파관 |
JP2009016240A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Nec Microwave Inc | 進行波管 |
US7898181B2 (en) | 2007-07-06 | 2011-03-01 | Netcomsec Co., Ltd. | Traveling wave tube |
CN106334868A (zh) * | 2016-11-04 | 2017-01-18 | 安徽华东光电产业研究院有限公司 | 用于x波段空间行波管高频系统的焊接工装及定位方法 |
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