JPS62184739A - 進行波管の製造方法 - Google Patents

進行波管の製造方法

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JPS62184739A
JPS62184739A JP2530286A JP2530286A JPS62184739A JP S62184739 A JPS62184739 A JP S62184739A JP 2530286 A JP2530286 A JP 2530286A JP 2530286 A JP2530286 A JP 2530286A JP S62184739 A JPS62184739 A JP S62184739A
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JP
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conductor
helix
coaxial line
relaying
inner conductor
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JP2530286A
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Hitoshi Hirata
仁 平田
Takezo Yasuzuka
安塚 丈三
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、進行波管のとくに遅波回路構体のヘリック
ス導体と同軸線路の内導体との電気的接続構造に関する
〔発明の技術的背景およびその問題点〕進行波管の本体
は、周知のように電子ビームを放射する電子銃部、その
ビーム下流に設けられた遅波回路構体、さらにその下流
に設けられたコレクタ電極部を有してなる。遅波回路構
体としては、ヘリックス導体を備える構造が広く知られ
ており、その一端部に高周波入力、他端部に高周波出力
用の同軸線路が接続される。そしてこのヘリックス導体
と同軸線路の内導体との接続構造は、従来一般に第3図
に示すような構造を有する。すなわち、細長いステンレ
スのような金属製真空容器11の内側に120度間隔で
3本のべIJ IJアセラミック製ヘリックス支持棒1
2.12・・・が配置され、その内側にモリブデンのよ
うな金属リデンをコイル状に巻いたヘリックス導体13
が支持されて挿入されている。真空容器1ノの端部近く
には、内導体14、外導体ノ5からなる同軸線路16が
、その外導体端部が気密接合されて接続されている。そ
してヘリックス導体13の端部13aと内導体14との
接続にあたっては、内導体先端の孔14aにヘリックス
導体の先端部13mを挿入し、同図を上下逆転した状態
で両者の嵌合部にリング状のろう材17を配置し、高温
加熱してろう接する。あるいはアーク溶接またはレーザ
溶接によシ、電気的および機械的に接続する。
それによシヘリックス導体と同軸線路内導体との接続は
十分得られるが、次のような不都合が発生しやすい。す
なわち、このようにヘリックス導体と内導体とをろう接
すると、ろう材の一部がヘリックス導体の表面に沿って
遅波回路領域部分まで流動する。このように電子ビーム
が通過する遅波回路上のヘリックス導体部分までろう材
が付着していると、進行波管の動作時に電子ビームの一
部がこのヘリックス導体に衝突した際、ろう材を蒸発さ
せてしまい、このろう蒸気が絶縁体からなるヘリックス
支持棒の表面などに付着してしまい、高周波伝送特性を
劣化させる原因になるおそれがある。また溶接による場
合は、溶接によるスグラッ7−や金属蒸気が同様に遅波
回路上のヘリックス導体部分やヘリックス支持棒に付着
するおそれがある。極端な場合は、へIJ ノクス支持
棒の一部が電気的に短絡状態になることも予測される。
それを防止するには、特別の予防策をとらなければなら
ず、とくに寸法がきわめて小さい例えば10GHz以上
の動作周波数用の進行波管では作業性が悪く、信頼性の
高い接続構造が得にくいという不都合がある。
〔発明の目的〕
この発明は、以上のような不都合を解消しろう材や溶接
の金属蒸気などがヘリックス支持棒や遅波回路上のヘリ
ックス導体部分に付着せず、信頼性の高い進行波管を提
供するものである。
〔発明の概要〕
この発明は、ヘリックス導体端部と同軸線路内導体との
間にこのヘリックス導体よシも融点の低い金属からなる
中継導体が介在され、この中継導体と同軸線路内導体と
が溶接により電気的に接続されてなる進行波管である。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照してその実施例を説明する。
なお同一部分は同一符号であられす。
第1図および第2図に示すように、ヘリックス導体の端
部13aと同軸線路内導体14との間に、はぼ5字状に
成形された、ヘリックス13よシも融点の低い白金のよ
うな金属材料からなる中継導体21が介在されて電気的
に接続されている。そして好ましい組立手順に沿って説
明すると、この中継導体2ノは、その一端部21hが、
モリブデン製のヘリックス端部J3&に巻かれてあらか
じめろう接または溶接により電気的に接続されている。
そして中間部は管軸に平行に延長されたうえ、直角に外
方に折シ曲げられて円柱状のまま同軸線路内導体に電気
的に接続されている。すなわち、モリブデンまたは同等
の高融点材料からなる内導体14は、その内方端部に途
中まで穿設された孔14hを有する。またその側壁に横
方向の透孔14bが形成されている。そこで、内導体の
孔74mに、中継導体2ノの円柱状端部21bが挿入さ
れている。この状態で、矢印りで示すようにレーザビー
ムを照射して中継導体端部14bを溶融し、内導体の内
部で溶接する。こうして両者が溶接され、電気的および
機械的に結合される。
このように接続されることにより、融点の低い中継導体
自身が一種のろう材として溶接に寄与し、安定でろう流
れがヘリックスの主要部まで到達せず、信頼性の高い接
合状態が得られる。なお中継導体の材料としては、白金
のほか融点がヘリックス導体よシも低く且つ表面の高周
波伝導度のすぐれた材料であればよい。そしてこのよう
な金属を芯材として表面に銀や白金をめっき層として被
覆したものでもよい。なお同図において、符号ノ8は電
子銃側の電子ビーム入射がディ電極をあられしている。
また、中継導体21の管軸に平行な中間部分は、ヘリッ
クス主要部の内径寸法よりわずか大きい半径寸法の位置
に配置されている。それによシミ子ビームがこの中継導
体に衝突することがなく、この中継導体がビーム衝突で
溶融するおそれがない。
なお以上の実施例は、レーザ溶接であるが、それに限ら
するう接や、アーク溶接などにより中継導体と同軸線路
内導体とを接続してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、接合時のスプラ
ノ/3−が、遅波回路領域のヘリックス導体やヘリック
ス支持棒の表面に流動したり飛散して付着するおそれが
ほとんどなく、遅波回路の高周波特性を劣化させるおそ
れがない。こうして信頼性高い進行波管が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す要部縦断面図、第2図
はその要部を示す拡大斜視図、第3図は従来構造を示す
要部縦断面図である。 ノ3・・・ヘリックス導体、13a・・・ヘリックス導
体端部、J4・・・同軸線路内導体、14h・・・内導
体端部の孔、74b・・・側壁の透孔、L・・・レーデ
ビーム、J6・・・同軸線路、2ノ・・・中継導体。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第 1 区 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘリックス形遅波回路構体のヘリックス導体端部
    に、同軸線路の内導体を電気的に接続してなる進行波管
    において、 上記ヘリックス導体端部と同軸線路内導体との間に前記
    ヘリックス導体よりも融点の低い金属からなる中継導体
    が介在され、この中継導体と上記同軸線路内導体とが溶
    接により電気的に接続されてなることを特徴とする進行
    波管。
  2. (2)同軸線路内導体の端部に孔が形成され、この孔に
    中継導体端部が挿入され、該同軸線路内導体と中継導体
    端部とがろう接または溶接されて電気的に接続されてな
    る進行波管。
JP61025302A 1986-02-07 1986-02-07 進行波管の製造方法 Expired - Lifetime JPH0673280B2 (ja)

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JPH0673280B2 JPH0673280B2 (ja) 1994-09-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030012329A (ko) * 2001-07-31 2003-02-12 국방과학연구소 조립성이 향상된 진행파관
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