JPH03116633A - ヘリックス形進行波管の製造方法 - Google Patents
ヘリックス形進行波管の製造方法Info
- Publication number
- JPH03116633A JPH03116633A JP25428189A JP25428189A JPH03116633A JP H03116633 A JPH03116633 A JP H03116633A JP 25428189 A JP25428189 A JP 25428189A JP 25428189 A JP25428189 A JP 25428189A JP H03116633 A JPH03116633 A JP H03116633A
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- helix
- support rod
- support bar
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Links
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、遅波回路にヘリックスを用いた進行波管の製
造方法に関し、特にヘリックスとへりツクス支持棒聞及
びヘリックス支持棒と真空外囲器間の接合方法に関する
。
造方法に関し、特にヘリックスとへりツクス支持棒聞及
びヘリックス支持棒と真空外囲器間の接合方法に関する
。
ヘリックス形進行波管は、電子ビームを射出する電子銃
、電子銃を捕捉するコレクタ、電子ビームとの連続相互
作用により信号波を増幅させる遅波回路部、遅波回路部
に信号波を損失なく入射させる入力接合部、遅波回路部
から信号波を損失なく負荷に伝達するための出力結合部
、及び電子ビームを集束するための磁界を与える集束装
置からなる。
、電子銃を捕捉するコレクタ、電子ビームとの連続相互
作用により信号波を増幅させる遅波回路部、遅波回路部
に信号波を損失なく入射させる入力接合部、遅波回路部
から信号波を損失なく負荷に伝達するための出力結合部
、及び電子ビームを集束するための磁界を与える集束装
置からなる。
一般に用いられているヘリックス形進行波管の遅波回路
はヘリックス、ヘリックス支持棒及び管状外囲器から構
成されている。
はヘリックス、ヘリックス支持棒及び管状外囲器から構
成されている。
ここで信号波を伝搬させるヘリックスが高周波電流及び
電子ビームにより加熱された際、ヘリックスに生じた熱
がヘリックスからヘリックス支持棒へ、ヘリックス支持
棒から管状外囲器へと熱伝導され、管状外囲器から外部
へと熱放散される。
電子ビームにより加熱された際、ヘリックスに生じた熱
がヘリックスからヘリックス支持棒へ、ヘリックス支持
棒から管状外囲器へと熱伝導され、管状外囲器から外部
へと熱放散される。
特に集束方法が周期永久磁石による場合は、管状外囲器
に隣接して永久磁石及びポールピースを配置する必要が
ある。
に隣接して永久磁石及びポールピースを配置する必要が
ある。
ヘリックス形進行波管の遅波回路におけるヘリックス保
持方法に関する従来技術としては、ステンレス製真空外
囲器の弾性変形を利用しヘリックス及びヘリックス支持
棒を真空外囲器内に保持する方法と、ヘリックスとヘリ
ックス支持棒及びヘリックス支持棒と真空外囲器とを各
々ろう付けして保持する方法等がある。
持方法に関する従来技術としては、ステンレス製真空外
囲器の弾性変形を利用しヘリックス及びヘリックス支持
棒を真空外囲器内に保持する方法と、ヘリックスとヘリ
ックス支持棒及びヘリックス支持棒と真空外囲器とを各
々ろう付けして保持する方法等がある。
上述したヘリックス形進行波管の遅波回路におけるヘリ
ックスをステレス製真空外囲器の弾性変形を利用して保
持する方法は、ヘリックスとヘリックス支持棒間及びヘ
リックス支持棒とステンレス製真空外囲器間の各接触部
の熱抵抗が大きく、ヘリックス形進行波管の出力が大き
くなるにつれてヘリックスの温度が高くなりへリックス
形進行波管の動作が不安定になるという欠点を有してい
る。
ックスをステレス製真空外囲器の弾性変形を利用して保
持する方法は、ヘリックスとヘリックス支持棒間及びヘ
リックス支持棒とステンレス製真空外囲器間の各接触部
の熱抵抗が大きく、ヘリックス形進行波管の出力が大き
くなるにつれてヘリックスの温度が高くなりへリックス
形進行波管の動作が不安定になるという欠点を有してい
る。
このようなヘリックス形進行波管の遅波回路の熱的な脆
弱性を改良するためにヘリックスの支持方法として、ヘ
リックスとへソックス支持棒間及びヘリックス支持棒と
真空外囲器間のろう付が実施されている。しかしながら
ヘリックスのろう付けによる支持方法においても次に示
すような欠点を有している。
弱性を改良するためにヘリックスの支持方法として、ヘ
リックスとへソックス支持棒間及びヘリックス支持棒と
真空外囲器間のろう付が実施されている。しかしながら
ヘリックスのろう付けによる支持方法においても次に示
すような欠点を有している。
ヘリックス形進行波管の遅波回路においては、電子ビー
ムと信号波の速度を一致させることにより信号波を増幅
させるため、ヘリックス・ピッチは高い精度が要求され
る。ヘリックス・ピッチの乱れは、ヘリックス形進行波
管の遅波回路内部の整合特性の劣化を生じさせ、その結
果、ヘソックス形信行波管が発振し動作が不安定になる
。ヘリックスとヘリックス支持棒とのろう付けに際し、
ろう材がヘリックスの幅以上に広がった場合にはヘリッ
クス・ピッチの乱れと同じ影響が生じヘリックス形進行
波管の動作が不安定となる。
ムと信号波の速度を一致させることにより信号波を増幅
させるため、ヘリックス・ピッチは高い精度が要求され
る。ヘリックス・ピッチの乱れは、ヘリックス形進行波
管の遅波回路内部の整合特性の劣化を生じさせ、その結
果、ヘソックス形信行波管が発振し動作が不安定になる
。ヘリックスとヘリックス支持棒とのろう付けに際し、
ろう材がヘリックスの幅以上に広がった場合にはヘリッ
クス・ピッチの乱れと同じ影響が生じヘリックス形進行
波管の動作が不安定となる。
又、ヘリックス、ヘリックス支持棒及び真空外囲器との
ろう付けに際し、ヘリックスと真空外囲器は金属であり
、ヘリックス支持棒はセラミックであるため両者の熱膨
張差が大きく、その結果熱応力によりセラミック製ヘリ
ックス支持棒が折れてしまう。ヘリックス支持棒の折れ
によりヘリックス形進行波管の遅波回路の軸方向の比誘
電率に乱れが生じヘリックス・ピッチ乱れと同じように
整合特性が劣化し、ヘリックス形進行波管の動作が不安
定になる。
ろう付けに際し、ヘリックスと真空外囲器は金属であり
、ヘリックス支持棒はセラミックであるため両者の熱膨
張差が大きく、その結果熱応力によりセラミック製ヘリ
ックス支持棒が折れてしまう。ヘリックス支持棒の折れ
によりヘリックス形進行波管の遅波回路の軸方向の比誘
電率に乱れが生じヘリックス・ピッチ乱れと同じように
整合特性が劣化し、ヘリックス形進行波管の動作が不安
定になる。
本発明は、信号波を伝搬させるためのヘリックスと、こ
のヘリックスを支持するためのヘリックス支持棒と、ヘ
リックスとへソックス支持棒の組合せを囲繞し真空容器
を形成する管状外囲器とを具備したヘリックス形進行波
管の製造方法において、ヘリックスとへソックス支持棒
間及びヘリックス支持棒と真空外囲器間の一方又は両方
を超音波溶接にて接合することを特徴とする。
のヘリックスを支持するためのヘリックス支持棒と、ヘ
リックスとへソックス支持棒の組合せを囲繞し真空容器
を形成する管状外囲器とを具備したヘリックス形進行波
管の製造方法において、ヘリックスとへソックス支持棒
間及びヘリックス支持棒と真空外囲器間の一方又は両方
を超音波溶接にて接合することを特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図であり、ヘリック
ス形進行波管の遅波回路を示すものである。へりックス
1は、信号波を伝搬させるものであり、ヘリックス支持
棒2は、遅波回路であるヘリックスを保持するものであ
り、管状真空外囲器3はヘリックス1及びヘリックス支
持棒2を保持すると同時にヘリックス形進行波管の遅波
回路を真空に維持するものである。ここで、ヘリックス
1とへソックス支持棒2及び、ヘリックス支持棒2と管
状真空外囲器3間の少なくとも一方の接触部は超音波溶
接により接合されている。
ス形進行波管の遅波回路を示すものである。へりックス
1は、信号波を伝搬させるものであり、ヘリックス支持
棒2は、遅波回路であるヘリックスを保持するものであ
り、管状真空外囲器3はヘリックス1及びヘリックス支
持棒2を保持すると同時にヘリックス形進行波管の遅波
回路を真空に維持するものである。ここで、ヘリックス
1とへソックス支持棒2及び、ヘリックス支持棒2と管
状真空外囲器3間の少なくとも一方の接触部は超音波溶
接により接合されている。
信号波は、ヘリックス1の内部を走行する電子ビーム(
図示せず)との連続相互作用により増幅されていく。こ
の時ヘリックス1は信号波により発生する高周波電流及
び電子ビームにより加熱される。ヘリックス1で発生し
た熱は、ヘリックス支持棒2、管状真空外囲器3を経て
外部に放散される。ここで、ヘリックス1とヘリックス
支持棒2の間及び、ヘリックス支持棒2と管状真空外囲
器3との間の少なくとも一方が、超音波溶接されている
ため各々の間の熱抵抗が小さくなり、へリックス1で発
生した熱は効率よく外部へ放散される。
図示せず)との連続相互作用により増幅されていく。こ
の時ヘリックス1は信号波により発生する高周波電流及
び電子ビームにより加熱される。ヘリックス1で発生し
た熱は、ヘリックス支持棒2、管状真空外囲器3を経て
外部に放散される。ここで、ヘリックス1とヘリックス
支持棒2の間及び、ヘリックス支持棒2と管状真空外囲
器3との間の少なくとも一方が、超音波溶接されている
ため各々の間の熱抵抗が小さくなり、へリックス1で発
生した熱は効率よく外部へ放散される。
超音波溶接は、はとんどの同種又は異種材料の接合が可
能であり、溶接強度が大で優れており、接合に要する時
間が短い等の特徴を有している。
能であり、溶接強度が大で優れており、接合に要する時
間が短い等の特徴を有している。
これを遅波回路の製作に用いることによって熱放散が良
く整合特性の良いヘリックス形進行波管が得られる。
く整合特性の良いヘリックス形進行波管が得られる。
以上説明したように本発明は、ヘリックス形進行波管の
遅波回路において、ヘリックス、ヘリックス支持棒及び
、管状真空外囲器の少なくとも二つを超音波溶接するこ
とにより、従来のステンレス製管状真空外囲器の弾性変
形を利用したヘリックスの保持方法の熱伝導の悪さを改
善すると同時に、ヘリックス、ヘリックス支持棒及び管
状真空外囲器の各々を中間金属材料を介在させ、ろう付
けしてヘリックスを保持する方法の整合特性の悪さを改
善できるという効果がある。
遅波回路において、ヘリックス、ヘリックス支持棒及び
、管状真空外囲器の少なくとも二つを超音波溶接するこ
とにより、従来のステンレス製管状真空外囲器の弾性変
形を利用したヘリックスの保持方法の熱伝導の悪さを改
善すると同時に、ヘリックス、ヘリックス支持棒及び管
状真空外囲器の各々を中間金属材料を介在させ、ろう付
けしてヘリックスを保持する方法の整合特性の悪さを改
善できるという効果がある。
第1図は、本発明のへリックス形進行波管の遅波回路の
縦断面図である。 1・・・ヘリックス、2・・・ヘリックス支持棒、3・
・・管状真空外囲器、4・・・超音波溶接部。
縦断面図である。 1・・・ヘリックス、2・・・ヘリックス支持棒、3・
・・管状真空外囲器、4・・・超音波溶接部。
Claims (1)
- 信号波を伝搬させるためのヘリックスと、前記ヘリック
スを支持するためのヘリックス支持棒と、前記ヘリック
スとヘリックス支持棒の組合せを囲繞し真空容器を形成
する管状外囲器とを具備したヘリックス形進行波管の製
造方法において、ヘリックスとヘリックス支持棒間及び
ヘリックス支持棒と真空外囲器間の一方又は両方を超音
波溶接にて接合することを特徴とするヘリックス形進行
波管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25428189A JPH03116633A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ヘリックス形進行波管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25428189A JPH03116633A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ヘリックス形進行波管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116633A true JPH03116633A (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=17262789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25428189A Pending JPH03116633A (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ヘリックス形進行波管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03116633A (ja) |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP25428189A patent/JPH03116633A/ja active Pending
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